JP4911068B2 - ウィンドウガラス破損検出具 - Google Patents

ウィンドウガラス破損検出具 Download PDF

Info

Publication number
JP4911068B2
JP4911068B2 JP2008043402A JP2008043402A JP4911068B2 JP 4911068 B2 JP4911068 B2 JP 4911068B2 JP 2008043402 A JP2008043402 A JP 2008043402A JP 2008043402 A JP2008043402 A JP 2008043402A JP 4911068 B2 JP4911068 B2 JP 4911068B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
breakage
contact
glass
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008043402A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009096448A (ja
JP2009096448A5 (ja
Inventor
恒雄 鈴木
貢 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2008043402A priority Critical patent/JP4911068B2/ja
Priority to US12/812,971 priority patent/US20100289630A1/en
Priority to PCT/JP2008/073336 priority patent/WO2009107308A1/ja
Priority to CN2008801257415A priority patent/CN101925493A/zh
Priority to TW97150634A priority patent/TW200936415A/zh
Publication of JP2009096448A publication Critical patent/JP2009096448A/ja
Publication of JP2009096448A5 publication Critical patent/JP2009096448A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4911068B2 publication Critical patent/JP4911068B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/02Mechanical actuation
    • G08B13/04Mechanical actuation by breaking of glass
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2400/00Electronic control; Electrical power; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
    • E05Y2400/10Electronic control
    • E05Y2400/44Sensors not directly associated with the wing movement
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2800/00Details, accessories and auxiliary operations not otherwise provided for
    • E05Y2800/40Physical or chemical protection
    • E05Y2800/424Physical or chemical protection against unintended use, e.g. protection against vandalism or sabotage
    • E05Y2800/426Physical or chemical protection against unintended use, e.g. protection against vandalism or sabotage against unauthorised use, e.g. keys
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Type of wing
    • E05Y2900/55Windows

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

本発明は、ウィンドウガラス破損検出具に関するものである。
特許文献1において、盗難防止のために車両のウィンドウガラスの割れを検知する装置が開示されている。この装置においては、図25に示すように、ウィンドウガラス200が窓開口部を閉止した全閉位置にあるときに、このウィンドウガラス200を支持するケーブル式ウィンドウレギュレータ210のキャリアプレート211をウィンドウガラス200の閉止方向に付勢する圧縮コイルばね220を設け、ウィンドウガラス200が破損したときに、ウィンドウガラス200に設けたストッパピン205と車体側の係止部206とによる規制が解除され、キャリアプレート211が圧縮コイルばね220によってウィンドウガラス200の全閉位置よりも閉止側に移動することとなり、リミットスイッチ230がこれを検出してウィンドウガラス200の破損を検出する。
特開平11−321564号公報
ところが、ウィンドウガラス200には、通常、強化ガラスが用いられている。このウィンドウガラスに衝撃が加えられた場合、粉々に破損するようになっているが、ウィンドウガラスの一部が粉砕せずに残ることがある。特に、キャリアプレート211付近にウィンドウガラス200が残った場合、上記検出装置では、閉止方向へ動かない時にはウィンドウガラス200の破損が検出されないおそれがあった。
本発明は、このような背景の下になされたものであり、その目的は、ウィンドウガラスの破損に伴いウィンドウガラスが完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラスの破損を確実に検出することができるウィンドウガラス破損検出具を提供することにある。
請求項1に記載のウィンドウガラス破損検出具は、車両のウィンドウガラスに取り付けられ、ウィンドウガラスの破損に伴当該ウィンドウガラスの一部領域粉砕することによりウィンドウガラスの破損検出れ、該検出具は、ウィンドウガラスの面ずれた位置でウィンドウガラス面に接触する状態で、自身の弾性にてガラス面に対し互いに逆方向にウィンドウガラスを付勢ることを要旨とする。
これにより、ウィンドウガラスが破損すると、ウィンドウガラスの強度が低下することによって検出具が付勢力によりウィンドウガラスの一部領域を粉砕し、これによりウィンドウガラスの破損が検出される。よって、ウィンドウガラスの破損に伴いウィンドウガラスが完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラスの破損を確実に検出することができる。
また、ウィンドウガラスの面内でずれた位置で接触する状態で、自身の弾性にてガラス面に対し互いに逆方向に付勢しているので、ウィンドウガラスの破損に伴って(ウィンドウガラスの強度の低下に伴って)ウィンドウガラスを確実に粉砕してウィンドウガラスの破損を確実に検出することができる。
請求項2に記載のウィンドウガラス破損検出具は、車両の開口部を開閉自在なウィンドウガラスでの端部においてウィンドウガラスを挟持して、ウィンドウガラスの破損に伴当該ウィンドウガラスの端部粉砕することによりウィンドウガラスの破損検出れ、該検出具は、板ばね用鋼板を折り曲げて形成された対向する第1部材と第2部材を有し、前記第1部材と第2部材は、それらの間に配置されたウィンドウガラスとウィンドウガラスの面でずれた位置で接触する状態で、互いに接近する方向に付勢されていることを要旨とする。
これにより、ウィンドウガラスの端部に配置した検出具がウィンドウガラスの端部を挟持している。ウィンドウガラスが破損すると、ウィンドウガラスの強度が低下することによって検出具がその挟持力によりウィンドウガラスの端部を粉砕し、これによりウィンドウガラスの破損が検出される。よって、ウィンドウガラスの破損に伴いウィンドウガラスが完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラスの破損を確実に検出することができる。また、ウィンドウガラスが全閉位置にないときも、ウィンドウガラスの破損を検出することができる。
また、板ばね用鋼板を折り曲げて対向させ、対向する部位は、挟んだウィンドウガラスに対し互いに接近する方向に付勢されるとともに、ウィンドウガラスの表面と裏面において違う場所でウィンドウガラスに対し力が加わっているので、ウィンドウガラスの破損に伴って(ウィンドウガラスの強度の低下に伴って)ウィンドウガラスの端部を確実に粉砕してウィンドウガラスの破損を確実に検出することができる。
請求項3に記載のように、請求項2に記載のウィンドウガラス破損検出具において前記第1部材と第2部材を連結する折り曲げ部は、二段に折り曲げられ、二段目の折り曲げ部の幅はウィンドウガラスの厚みよりも狭く、一段目の折り曲げ部においてウィンドウガラスの端面が接すると、板ばね用鋼板を折り曲げて対向させた部位においてウィンドウガラスの端部を確実に挟持することができる。
請求項4に記載のように、請求項2または3に記載のウィンドウガラス破損検出具において前記第1部材におけるウィンドウガラスとの接触部は第2部材におけるウィンドウガラスとの接触部まれるようにウィンドウガラスの面において2箇所に離間し、かつ、第1部材におけるウィンドウガラスの両接触部を含む第1部材のウィンドウガラスと対向する部分第2部材におけるウィンドウガラスとの接触部の周りを包囲していると、第1部材において第2部材におけるウィンドウガラスとの接触部の周りにウィンドウガラスが当接している状態においてウィンドウガラスが押圧されるので、ウィンドウガラスの端部を容易に粉砕して検出具を確実に落下させることができる。
請求項5に記載のように、請求項2〜4のいずれか1項に記載のウィンドウガラス破損検出具において前記第1部材および第2部材の少なくとも一方は、前記ウィンドウガラスと突起にて接触すると、少ない力でウィンドウガラスを粉砕することができる。
請求項6に記載のように、請求項1に記載のウィンドウガラス破損検出具においてウィンドウガラスは車両の開口部を開閉自在であると、ウィンドウガラスが全閉位置にないときも、ウィンドウガラスの破損を検出することができる。
請求項7に記載のように、請求項1または6に記載のウィンドウガラス破損検出具において、前記検出具は、付勢用アーム部と、付勢用アーム部により連結された少なくとも一対の接触部とを備え、前記ウィンドウガラスの片面において前記少なくとも一対の接触部ウィンドウガラスの面でずれた位置で接触する状態で、ガラス面に対し互いに逆方向に付勢されている構成としてもよい。
請求項8に記載のように、請求項1または6に記載のウィンドウガラス破損検出具において前記ウィンドウガラスが貫通孔を備え、前記検出具は、該貫通孔を通してウィンドウガラス両面から挟持して、ウィンドウガラスの第1の面と該第1の面に対向する第2の面で前記貫通孔からの距離が異なる位置で互いに方向に付勢してなる構成としてもよい。
本発明によれば、ウィンドウガラスの破損に伴いウィンドウガラスが完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラスの破損を確実に検出することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、乗用車における右前ドアでの分解斜視図であり、図2は乗用車における右前ドアでの概略正面図である。
図1に示すように、車両ドア1はアウタパネル2とインナパネル3を具備している。アウタパネル2とインナパネル3の間に、強化ガラスからなるウィンドウガラス5が配置されている。ウィンドウガラス5の厚さは3.1mm〜5.0mm程度である。車両ドア1のインナパネル3の内側にはドアトリムが取り付けられている。
車両ドア1の内部には、ウィンドウガラス5を上下動するウィンドウレギュレータ10が収納されている。本実施形態においては、ウィンドウレギュレータ10としてXアーム式ウィンドウレギュレータを用いている。インナパネル3にはドア部品組付穴3aが穿設されており、このドア部品組付穴3aを塞ぐようにモジュラーパネル6が設けられている。
Xアーム式ウィンドウレギュレータ10は、ベースプレート(固定ベース)11を介して、モジュラーパネル6の室外側の面に支持されている。即ち、モジュラーパネル6の室外側の面に固定するベースプレート11には、Xアーム式ウィンドウレギュレータ10のリフトアーム12の軸13が支持されている。ベースプレート11には電動駆動ユニット14が固定されている。リフトアーム12は、図2に示すように軸13を中心とするセクタギヤ(ドリブンギヤ)15を一体に有しており、図1の電動駆動ユニット14は、このセクタギヤ15と噛み合うピニオン16(図2)及びその駆動モータ(図示せず)を備えている。
図2において、リフトアーム12の長さ方向の中間部分には、軸17でイコライザアーム18の中間部分が枢着されている。リフトアーム12とイコライザアーム18の上端部(先端部)にはそれぞれ、ガイドピース(ローラ)19,20が回転及び傾動可能に枢着されており、イコライザアーム18の下端部には、ガイドピース(ローラ)21が枢着されている。
このリフトアーム12のガイドピース19と、イコライザアーム18のガイドピース20とは、ウィンドウガラスブラケット22に移動自在に嵌められ、イコライザアーム18のガイドピース21は、図1のモジュラーパネル6の室外側の面に固定するイコライザアームブラケット(姿勢維持レール)23に移動自在に案内される。
一方、ウィンドウガラス5の下縁にはその前後においてウィンドウガラスホルダ24が固定されている。このウィンドウガラスホルダ24は、予めウィンドウガラス5の下縁に固定され、このウィンドウガラスホルダ24を有するウィンドウガラス5が、アウタパネル2とインナパネル3の隙間から挿入されて、ボルト25によりウィンドウガラスブラケット22に固定されている。
図2に示すように、前後一対のガラスラン26が立設されている。このガラスラン26はゴム材よりなる。レール部材としての前後一対のガラスラン26によりウィンドウガラス5が移動自在に支持されている。即ち、ウィンドウガラス5の前後の端部がガラスラン26に案内されて上下に移動することができるようになっている。
図1の電動駆動ユニット14を介してピニオン16を正逆に駆動すると、セクタギヤ15を介してリフトアーム12が軸13を中心に揺動し、その結果、ウィンドウガラスブラケット22(ウィンドウガラス5)が、イコライザアーム18、ガイドピース19,20,21、イコライザアームブラケット23により略水平状態に保持されながら昇降運動する。このようにウィンドウガラス5が昇降され、ウィンドウガラス5により車両の開口部4が開閉自在となっている。
図2のA−A線での縦断面を図3に示す。図3において、不正侵入防止用の開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置30が車両ドア1の内部に配置されている。破損検出装置30はクリップ40とセンサユニット60を有している。
図4には開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置30の斜視図を示す。図5(a),(b),(c)はクリップ40を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線での断面図、(c)は(a)のB−B線での縦断面図である。図6(a),(b)は開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置30を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図である。
図3において、アウタパネル2とインナパネル3との間にウィンドウガラス5がウェザーストリップ7によりシールされた状態で配置されている。また、インナパネル3の内側にはドアトリム8が配置されている。クリップ40はウィンドウガラス5の下端部に配置され、ウィンドウガラス5を挟んでいる。
クリップ40について、図5に示すように、クリップ40は、一枚の板ばね用鋼板を折り曲げて構成されている。クリップ40は、対向させた第1および第2部材41,42と折り曲げ部(連結部)43を有している。背面側の第1部材41は長方形状をなし、正面側の第2部材42は第1部材41よりも幅狭な正方形状をなしている。背面側の第1部材41と正面側の第2部材42の間にウィンドウガラス5が配置され(図6参照)、第1部材41と第2部材42はウィンドウガラス5に対し互いに接近する方向に付勢されている。
折り曲げ部43は第1部材41と第2部材42を連結している。この折り曲げ部43は、二段に折り曲げられ、二段目の折り曲げ部43bの幅はウィンドウガラス5の厚みよりも狭く、一段目の折り曲げ部43aにおいてウィンドウガラス5の端面が接している(図6参照)。つまり、クリップ40の折り曲げ部43には段差部が形成され、段差部に図6に示すようにウィンドウガラス5の端面が接しており、かつ、ウィンドウガラス5の下端まで嵌らないようになっている(下辺部付近でウィンドウガラス5を挟み込まないようになっている)。
図5において、第1部材41の中央部には長方形状の透孔44が形成されている。透孔44に対応する位置に第2部材42が位置している。第1部材41における左右の上隅には正面側に突出する突起45が形成され、突起45の先端において図6(b)に示すようにウィンドウガラス5の一方の面(裏面5b)と接触している。第2部材42は、図6(a)に示すように第1部材41の透孔44の内部に対応する場所で、図6(b)に示すようにウィンドウガラス5の他の面(表面5a)と接触している。よって、第1部材41におけるウィンドウガラス5との接触部はウィンドウガラス5の面内において2箇所に離間して第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部を挟むように設けられ、かつ、第1部材41におけるウィンドウガラス5との両接触部は第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部の周りにおいてつながっている。つまり、図6(a)に示すように第1部材41におけるウィンドウガラス5と対向する部位は逆凹形状を有し、これによりウィンドウガラス5が破壊されるような形状をなし、ウィンドウガラス5を破壊した後に確実にクリップ40を落下させることが可能となる。第2部材42はウィンドウガラス5に接着されている。
このようにして、ウィンドウガラス5が配置される第1部材41と第2部材42の間において第1部材41と第2部材42がウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、互いに接近する方向に付勢されている。即ち、ウィンドウガラス5の表面5aと裏面5bにおいて違う場所でウィンドウガラス5に対し力が加わる。また、クリップ40はウィンドウガラス5の下端部を所定の力以上で挟持(把持)している。
図4,6に示すように、クリップ40の第2部材42における正面側には永久磁石50が配置されている。
センサユニット60は、図3に示すように、インナパネル3に固定されている。ここで、鉛直方向をX方向とするとともに、水平方向をY方向とする。クリップ40はX方向(鉛直方向)に移動、即ち、落下することになる。
センサユニット60は、第1の磁気センサ(磁気センサ素子)61と、第2の磁気センサ(磁気センサ素子)62と、基板63とを具備している。基板63に第1の磁気センサ(磁気センサ素子)61と第2の磁気センサ(磁気センサ素子)62が上下に離間して配置されている。具体的には磁気センサ61,62は4cm程度離間している。第1の磁気センサ61は、ウィンドウガラス5全閉時の磁石50と同じ高さに配置されている(磁石50に対しY方向に所定の距離だけ離間して配置されている)。一方、第2の磁気センサ62は第1の磁気センサ61よりも下方に位置しており、クリップ40の落下に伴い第2の磁気センサ62の前を磁石50が通過する。
各磁気センサ61,62は磁石50との距離に応じた信号を出力する。図3の状態では、第1の磁気センサ61は磁石50と同じ高さに配置されているので、高出力であり、第2の磁気センサ62は第1の磁気センサ61よりも下方に位置しているので低出力となっている。磁気センサ(磁気センサ素子)61,62としてホールICを挙げることができる。
磁気センサ61,62には図3に示すようにコントローラ70に接続されている。コントローラ70はA/D変換器やマイコンを具備しており、マイコンは磁気センサ61,62からの信号(出力値Vs1,Vs2)をA/D変換したものを取り込むことができ、さらに、マイコンは磁気センサ61,62の出力値(デジタル値)を加算して図11に示す出力信号の和(=Vs1+Vs2)を得る。これにより、図10の各磁気センサ61,62の出力値Vs1,Vs2を単独で用いる場合に比べ広範囲(図11では80mm)において出力レベルが高い信号が得られる。その結果、広範囲において磁石50の位置を検出できる。図3において、コントローラ70には警報装置71が接続されている。
次に、このように構成した開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の作用、即ち、ウィンドウガラス5が壊された(割られた)ときの動作を説明する。
通常時においては、図6に示すように、乗員が車両から離れるときにウィンドウガラス5を全閉または数cmほど少し開いている。コントローラ70は図11のセンサ出力レベルからウィンドウガラス5の位置を検出しており、パーキングブレーキが操作されている時にウィンドウガラス5が全閉または数cm開いているとガラスの割れ検知モードを設定する。一方、ウィンドウガラス5の端部に配置したクリップ40がウィンドウガラス5の端部を挟持している。詳しくは、クリップ40の自身の弾性力にて第1部材41と第2部材42との間にウィンドウガラス5を挟持している。また、センサユニット60のセンサ61の前方に磁石50が位置している。
この状態から、ウィンドウガラス5が破損すると、その強度が低下する。つまり、強化ガラスからなるウィンドウガラス5の一部が破損すると、図7に示すようにウィンドウガラス5のすべてにひびが入り強度が著しく低下する(ガラス割れ時にガラス強度が低下する)。
この強度低下に伴って図8に示すようにクリップ40がその挟持力によりウィンドウガラス5の端部(下端部)を粉砕する。つまり、自身のばね力により強化ガラスからなるウィンドウガラス5が部分的に完全に粉砕される(粉々にされる)。これにより、図9に示すように、クリップ40が落下する。
詳しくは、図7に示すように、第2部材42の付勢力によりウィンドウガラス5が押されてクリップ40の第1部材41に当接する。この状態で図8に示すように、透孔44の周りが支持された状態で第2部材42によりウィンドウガラス5が押圧され、透孔44におけるウィンドウガラス5が粉々に粉砕される(ウィンドウガラス5が逆U字形状に破壊される)。そして、図9に示すように、クリップ40が落下する。
センサユニット60において、ウィンドウガラス5が破損される前においては磁気センサ61,62の出力信号の和(=Vs1+Vs2)は、所定の閾値以上の値を示すが、ウィンドウガラス5の破損に伴いクリップ40が落下すると、磁気センサ61,62の出力信号の和が所定の閾値以上の値を示さなくなる。これにより、クリップ40の落下が検出される。
このようにして、強化ガラスは一部が割れるとすべてにひびが入り強度が著しく低下する特徴を利用して未検知、誤検知を極力少なくすることができる。
また、図2に示すように、ウィンドウガラス5が全閉位置にないときも、ウィンドウガラス5が破損するとクリップ40が落下するため、ウィンドウガラス5の破損を検出することができる。詳しくは、従来(特許文献1)においてはウィンドウガラスの全閉時のウィンドウガラスの移動を検出していたためウィンドウガラスが全閉位置にないときはウィンドウガラスの破損を検出することができなかったが、本実施形態では換気等のためにウィンドウガラスを少し開けてウィンドウガラスが全閉位置にないときもウィンドウガラスの破損を検出することができる。
また、図6のクリップ40は板ばね用鋼板を折り曲げて対向させた第1部材41と第2部材42を有し、ウィンドウガラス5が配置される第1部材41と第2部材42の間において第1部材41と第2部材42がウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、互いに接近する方向に付勢されている。これにより、ウィンドウガラス5の表面5aと裏面5bにおいて違う場所でウィンドウガラス5に対し力が加わっているので、ウィンドウガラス5の破損に伴って(ウィンドウガラス5の強度の低下に伴って)ウィンドウガラス5の端部を確実に粉砕してウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができる。
また、図6のクリップ40の第1部材41におけるウィンドウガラス5との接触部は第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部に対しウィンドウガラス5の面内において離間し、かつ、第1部材41におけるウィンドウガラス5との両接触部は第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部の周りにおいてつながっている。よって、図7に示すように、第1部材41において第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部の周りにウィンドウガラス5が当接している状態においてウィンドウガラス5が押圧される。即ち、第1部材41において、透孔44の周りにおいてウィンドウガラス5を支持した状態で透孔44の内周よりも内部においてウィンドウガラス5を押圧する。これにより、図8に示すように、ウィンドウガラス5の端部を容易に粉砕してクリップ40を確実に落下させることができる。
図3において、センサユニット60によって(磁気センサ61,62の出力値によって)クリップ40の落下を検出することによりウィンドウガラス5の破損が検出されると、コントローラ70は警報装置71を作動して警報を発する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)開閉式ウィンドウガラス破損検出具としての開閉式ウィンドウガラス破損検出用クリップ40は、車両の開口部4を開閉自在なウィンドウガラス5での端部においてウィンドウガラス5を挟持して、ウィンドウガラス5の破損に伴う当該ウィンドウガラス5の端部での粉砕を行って開閉式ウィンドウガラスの破損を検出するために用いられるものであって、かつ、図6に示すように、板ばね用鋼板を折り曲げて対向させた第1部材41と第2部材42を有し、ウィンドウガラス5が配置される第1部材41と第2部材42の間において第1部材41と第2部材42がウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、互いに接近する方向に付勢されている。これにより、ウィンドウガラス5の破損に伴いウィンドウガラス5が完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができるとともに、ウィンドウガラス5が全閉位置にないときもウィンドウガラス5の破損を検出することができる。
詳しくは、図25の場合においては、ウィンドウガラス200が全閉位置にないとき、即ち、換気のためにウィンドウガラス200を少し開けていたときには、上記検出装置はウィンドウガラス200が全閉位置よりも閉止側に変位することを検出する構成のため、ウィンドウガラス200の破損を検出することができなかった。これに対し、本実施形態においてはウィンドウガラス5が全閉位置にないときもウィンドウガラス5の破損を検出することができる。
また、従来技術(特許文献1)においてはレギュレータへの細工が必要であり、信頼性、品質が低下する可能性があるが、本実施形態ではレギュレータへの細工が不要であり、信頼性、品質に優れたものとすることができる。また、従来技術においては構造が複雑であるためコストアップを招きやすいが、本実施形態では簡単な構成とでき、比較的安価に開閉式ウィンドウガラス破損検出装置を提供することができる。
広義には、ウィンドウガラス破損検出具としてのウィンドウガラス破損検出用クリップ40は、車両のウィンドウガラス5に取り付けられ、ウィンドウガラス5の破損に伴うウィンドウガラス5の一部領域での粉砕を行ってウィンドウガラス5の破損を検出するために用いられるものであって、かつ、ウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、自身の弾性にてガラス面(5a,5b)に対し互いに逆方向に付勢している。よって、ウィンドウガラス5が破損すると、ウィンドウガラス5の強度が低下することによってクリップ40が付勢力によりウィンドウガラス5の一部領域を粉砕し、これによりウィンドウガラス5の破損が検出される。よって、ウィンドウガラス5の破損に伴いウィンドウガラス5が完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができる。また、ウィンドウガラス5が全閉位置にないときも、ウィンドウガラス5の破損を検出することができる。また、ウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、自身の弾性にてガラス面に対し互いに逆方向に付勢しているので、ウィンドウガラス5の破損に伴って(ウィンドウガラス5の強度の低下に伴って)ウィンドウガラス5を確実に粉砕してウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができる。
(2)図6に示すごとく、第1部材41と第2部材42を連結する折り曲げ部43は、二段に折り曲げられ、二段目の折り曲げ部43bの幅はウィンドウガラス5の厚みよりも狭く、一段目の折り曲げ部43aにおいてウィンドウガラス5の端面が接する。これにより、ウィンドウガラス5を折り曲げ部の下辺部付近のみで挟み込み、クリップ40のウィンドウガラス5に対する挟持力が弱くなることがなく、板ばね用鋼板を折り曲げて対向させた部位(第1部材41、第2部材42)においてウィンドウガラス5の端部を確実に挟持することができる。
(3)図6に示すごとく、第1部材41におけるウィンドウガラス5との接触部はウィンドウガラス5の面内において2箇所に離間して第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部を挟むように設けられ、かつ、第1部材41におけるウィンドウガラス5との両接触部は第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部の周りにおいてつながっている。これにより、図7のごとく第1部材41において第2部材42におけるウィンドウガラス5との接触部の周りにウィンドウガラス5が当接している状態においてウィンドウガラス5が押圧されるので、ウィンドウガラス5の端部を容易に粉砕してクリップ40を確実に落下させることができる(図8参照)。
(4)図6に示すごとく、第1部材41は、ウィンドウガラス5と突起45にて接触している。これにより、ウィンドウガラス5にひびが入ると、少ない力でウィンドウガラス5を粉砕することができる。即ち、ウィンドウガラス5に効率的に力が掛かる。
本実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
(A)ウィンドウレギュレータとしてXアーム式ウィンドウレギュレータを用いたが、ケーブル式ウィンドウレギュレータを用いてもよい。
(B)駆動手段としてはモータを有するものだけではなく、乗員の手動によるものでもよい。
(C)ウィンドウガラスの破損検出装置を乗用車における右前ドアに適用したが、他の側部ドアに適用してもよいことは云うまでもなく、また、側部ドアの他にも、後部ドアや屋根に設けられた開閉式ガラスルーフに適用してもよい。
(D)センサユニット60は一対の磁気センサ61,62を備えていたが、1つの磁気センサを具備するものであってもよい。
(E)センサユニット60として磁気センサを用いたが、センサとして赤外線センサを用い、クリップ40の第2部材42に赤外線センサと対向するように赤外線反射膜を設けてもよい。即ち、図6での磁石50に代わり赤外線反射膜を設けるとともに、磁気式のセンサユニット60の代わりに赤外線センサを設け、赤外線センサから赤外線を発し、反射膜からの反射光を入射し、反射光の有無によりクリップ40の落下を検出するようにしてもよい。
(F)クリップ40はウィンドウガラス5の下端部に設置したが、これに限ることなく、例えばウィンドウガラス5の側面での下部に設置してもよい。要は、ウィンドウガラスの端部のうちの車両ドア1の内部の目立たない所に設置すればよい。
(G)クリップ40の第2部材42はウィンドウガラス5に接着したが、弾性シートを介在させ、第2部材42がウィンドウガラス5に対して滑らないようにしてもよい。
(H)クリップ40の第1部材41は、ウィンドウガラス5と突起45にて接触する構成としたが、これに限ることなく、第1部材41に突起を設けずに第2部材42に突起を設けてよく、あるいは、第1部材41および第2部材42に突起をそれぞれ設けてもよい。要は、第1部材41および第2部材42の少なくとも一方においてウィンドウガラス5と突起にて接触する構成とすればよい。さらに、第1部材41、第2部材42共に突起を設けない構成としてもよく、ガラス強度が低下した際にクリップ40がウィンドウガラス5の端部を粉砕するような挟持力を有していればよい。
(I)開閉式ウィンドウガラスではなく固定式(嵌め込み式)のウィンドウガラスに取り付けるようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図12には、本実施形態における検出具80とセンサユニット60の斜視図を示す。図12はウィンドウガラス5が割られる前であり、図13はウィンドウガラス5が割られたときを示している。
図14(a),(b),(c)は検出具80を示し、(a)は検出具80をウィンドウガラス5に取り付ける前を示し、(b)は検出具80をウィンドウガラス5に取り付けた状態を示し、(c)はウィンドウガラス5が割られたときを示している。本実施形態の検出具80は、第1の実施形態におけるクリップ40とは異なり、挟持せず、かつ、ウィンドウガラスの片面のみに取り付けられ、ガラス端部でなくとも取り付け可能となっている。
図12において、検出具80は、ウィンドウガラス5の一部領域においてウィンドウガラス5の片面に貼着される。よって、本実施形態では検出具80はウィンドウガラス5の端部でなくてもよい。一方、ウィンドウガラス5の破損に伴う検出具80の少なくとも一部の変位が検出手段としてのセンサユニット60により検出される。
検出具80は、板ばね用鋼板、詳しくは帯板を折り曲げて構成され、第1接触部81と第2接触部82と第3接触部83と第1付勢用アーム部84と第2付勢用アーム部85を有している。第1接触部81は平板状をなし、その左側面から円弧状をなすアーム部84が延び、そのアーム部84の先端には平板状の第2接触部82が連結されている。同様に、第1接触部81の右側面から円弧状をなすアーム部85が延び、そのアーム部85の先端には平板状の第3接触部83が連結されている。第1接触部81には板状の永久磁石55が固定されている。
ここで、図14(a)に示すように、検出具80をウィンドウガラス5に取り付ける前においては第1接触部81がウィンドウガラス5の片面に当接している状態では第2接触部82と第3接触部83がウィンドウガラス5の片面から離間している。
そして、図14(b)に示すように、検出具80の第2接触部82と第3接触部83とを検出具80のばね力に抗してウィンドウガラス5に接着する。すると、検出具80の第2接触部82と第3接触部83は力F1にてウィンドウガラス5の表面5a側へ付勢され、第1接触部81は力F2にてウィンドウガラス5の裏面5b側へ付勢される。この状態では、ウィンドウガラス5の片面においてウィンドウガラス5の面内でずれた位置でウィンドウガラス5のガラス面(5a,5b)に対し互いに逆方向にウィンドウガラス5を付勢している。即ち、互い違いに力F1,F2が加わっている。
この図14(b)に示す状態から、ウィンドウガラス5が破損すると、ウィンドウガラス5の強度が低下することによって検出具80がその付勢力により、図14(c)に示すようにウィンドウガラス5の破損に伴うウィンドウガラス5の一部領域での粉砕を行う。これにより、図13に示すように、検出具80が磁石55と共に落下し、磁石55の落下がセンサユニット60(磁気センサ61,62)により検出される。その結果、ウィンドウガラス5の破損を検出することができる。
また、ウィンドウガラス5の破損に伴いウィンドウガラス5が完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができる。さらに、ウィンドウガラス5が全閉位置にないときも、ウィンドウガラス5の破損を検出することができる。また、ウィンドウガラス5の片面において付勢用アーム部84,85により連結された一対の接触部(接触部81と接触部82、接触部81と接触部83)が、ウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態でガラス面に対し互いに逆方向に付勢しているので、ウィンドウガラス5の破損に伴って(ウィンドウガラス5の強度の低下に伴って)ウィンドウガラス5の一部領域を確実に粉砕してウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができる。
なお、検出具80は、第1接触部81の左右からアーム部84,85を介して接触部82,83が連結されていたが、第1接触部81から1つのアーム部を介して1つの接触部が連結されていてもよい。この場合には、両方の接触部を共にウィンドウガラス5の片面に接着する。あるいは、第1接触部81から3つ以上のアーム部を介して3つ以上の接触部が連結されていてもよい。また、検出具80は、板ばね用鋼板に代わる材料として、他の弾性のある材料、例えば、カーボン製であってもよい。
以上のように本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ウィンドウガラス破損検出具80は、ウィンドウガラス5の片面において付勢用アーム部84(85)により連結された少なくとも一対の接触部(接触部81と接触部82、接触部81と接触部83)がウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、ガラス面に対し互いに逆方向に付勢されている。これにより、ウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、自身の弾性にてガラス面(5a,5b)に対し互いに逆方向に付勢している。この場合には、挟持しなくてもウィンドウガラス5の片面のみに取り付けられ、ウィンドウガラス5の端部でなくとも取り付け可能である。
(2)車両の開口部を開閉自在なウィンドウガラス5に取り付けることにより、ウィンドウガラス5が全閉位置にないときも、ウィンドウガラス5の破損を検出することができる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図15には、本実施形態における検出具90とセンサユニット60の斜視図を示す。図16(a),(b),(c),(d)は検出具90を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は(a)のB−B線での縦断面図である。図17(a)は図16(a)のA−A線での断面図、(b)は図16(a)のC−C線での断面図である。図16,17は検出具90をウィンドウガラス5に取り付けた状態を示し、図18は検出具90をウィンドウガラス5に取り付けた後においてウィンドウガラス5が割られて全体にひびが入ったときを示し、図19,20はウィンドウガラス5が割られて一部領域を粉砕した状態を示す。
図15,図16(a)に示すように、ウィンドウガラス5には貫通孔5cが形成されている。貫通孔5cは上下方向に延びる長穴である。検出具90はウィンドウガラス5の貫通孔5cを貫通する状態で固定され、ウィンドウガラス5の表面5aにおいてプレート部92,93がウィンドウガラス5の表面5aに当接し、また、ウィンドウガラス5の表面5aにおいて磁石56を把持している。
検出具90について、図15に示すように、検出具90は正面側において被検出部材としての永久磁石56を開閉式ウィンドウガラスの非破損時において把持し、破損時には把持を解除することができるようになっている。永久磁石56は四角板状をなし、かつ、左右両側面にコ字状の切り欠き(凹部)56aが形成されている(図19(a)参照)。
図15に示すように、検出具90は、左右方向に延びる一枚の帯板状の板ばね用鋼板を折り曲げて構成されている。検出具90は固定部91とプレート部92,93を有している。固定部91は略コ字状に形成され、ウィンドウガラス5の貫通孔5cに変形して挿入される。プレート部92,93は左右に延びる長方形をなし、固定部91から左右に方向に延びている。図17(b)に示すように、ウィンドウガラス5の裏面5b側において固定部91の係合部91aがウィンドウガラス5の貫通孔5cよりも幅が広くなっており、ウィンドウガラス5の貫通孔5cの縁部で接触している。また、ウィンドウガラス5の表面5a側においてプレート部92,93が、図16(b)、図17(a),(b)において二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に自身のばね力に抗して変形しており、ウィンドウガラス5の表面5aを付勢している。つまり、固定部91の係合部91aとプレート部92,93によりウィンドウガラス5の貫通孔5cを通してウィンドウガラス5の両面から挟持し、かつ、図17(b)において力F3,F4で表したようにウィンドウガラス5の一方の面と他方の面で貫通孔5cからの距離が異なる位置で互いに接近する方向に付勢している。即ち、ウィンドウガラス5に検出具90が取り付けられる前ではプレート部92,93が図17(b)に二点鎖線で示す場所に位置し、ウィンドウガラス5に検出具90が取り付けられると、プレート部92,93が図17(b)に実線で示すようにウィンドウガラス5の表面5a側に変形してウィンドウガラス5の表面5aを付勢する。
図16に示すように、検出具90において永久磁石56を保持するための把持手段としての一対のアーム95,96が設けられている。この一対のアーム95,96によりプレート部92,93と協働して永久磁石56をウィンドウガラスの非破損時において把持し、破損時には把持を解除することができるようになっている。
詳しくは、検出具90において左右方向の中央部には透孔94が形成されている。検出具90において透孔94の左右の側壁から一対のアーム95,96が中央部に向けて突出している。アーム95,96は直線的に延びる帯板状をなし、図17(a)に示すように、先端部において2回折り曲げられている。検出具90をウィンドウガラス5に取り付けた状態で永久磁石56の角部(切り欠き56aでの角部)がアーム95,96の先端の磁石係止部95a,96aに係合して永久磁石56が左右方向および上下方向に移動できないようになっている。即ち、図17(a)において二点鎖線にてウィンドウガラス5に検出具90が取り付けられる前のアーム95,96の位置を表し、取り付けられる前では磁石56から離れた場所に位置する。そして、ウィンドウガラス5に検出具90が取り付けられると、アーム95,96が図17(a)に実線で示すように変形して磁石係止部95a,96aにて磁石55の両側を正面側から固定する。
そして、図18に示すように、ウィンドウガラス5が破損すると、ウィンドウガラス5の強度が低下する。これにより、検出具90がその付勢力により図19,20に示すようにウィンドウガラス5の貫通孔5cの周辺部を粉砕する。これによりウィンドウガラス5の破損が検出できるようになる。
よって、ウィンドウガラス5の破損に伴いウィンドウガラス5が完全に粉砕せずに残るような場合でもウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができる。また、ウィンドウガラス5が全閉位置にないときも、ウィンドウガラス5の破損を検出することができる。
また、検出具90における係合部91aとプレート部92,93とは、ウィンドウガラス5の両面から挟持し、ウィンドウガラス5の一方の面と他方の面で貫通孔5cからの距離が異なる位置で互いに接近する方向に付勢しているので、ウィンドウガラス5の破損に伴って(ウィンドウガラス5の強度の低下に伴って)ウィンドウガラス5の一部領域を確実に粉砕してウィンドウガラス5の破損を確実に検出することができる。
また、ウィンドウガラスが割れると磁石56の把持を解除して磁石56の落下を検出できる。これにより、例えば、検出具90がどこかに引っかかったり検出具90が車体側に固定して(例えばウィンドウガラス5に固定して)検出具90の落下が妨げられたとしもウィンドウガラスの破損を検出することができる。
以上のように本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ウィンドウガラス破損検出具90は、ウィンドウガラス5に設けた貫通孔5cを通してウィンドウガラス5の両面から挟持して、ウィンドウガラス5の一方の面と他方の面で貫通孔5cからの距離が異なる位置で互いに接近する方向に付勢している。これにより、ウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、自身の弾性にてガラス面(5a,5b)に対し互いに逆方向に付勢している。この場合、ウィンドウガラス5の端部でなくとも取り付け可能である。
(2)車両の開口部を開閉自在なウィンドウガラス5に取り付けることにより、ウィンドウガラス5が全閉位置にないときも、ウィンドウガラス5の破損を検出することができる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態を、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図21は、本実施形態における検出具100を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線での断面図である。図22は検出具100について分解した状態での断面図である。本実施形態は第3の実施の形態の変形例であり、ウィンドウガラス5には貫通孔5dが形成されている。貫通孔5dは円形をなしている。
図22に示すように、検出具100は、円弧部101と連結部102と固定部103により構成されている。円弧部101は弾性部材よりなり、円弧状(お椀形)をなしている。円弧部101の内面側の中央部には円筒状の連結部102が固定されている。連結部102の径はウィンドウガラス5の貫通孔5dの径よりも僅かに小さくなっており、連結部102はウィンドウガラス5の表面5a側から貫通孔5dに挿入される。また、円筒状の連結部102の内周面102aは螺刻されている。円弧部101の外周面には磁石57が固定されている。固定部103はネジ構造を有し、頭部103aからネジ部103bが突出している。頭部103aの径はウィンドウガラス5の貫通孔5dの径よりも僅かに大きな径を有している。そして、図22の状態においてウィンドウガラス5の裏面5b側から固定部103のネジ部103bを連結部102の内周面102aに螺入することにより、図21に示すように円弧部101を平らな状態で取り付ける。このとき、図21(a)で力F3,F4が作用して互い違いに力F3,F4が加わる。これにより、ウィンドウガラス5の両面から挟持してウィンドウガラス5の一方の面と他方の面で貫通孔5dからの距離が異なる位置で互いに接近する方向にウィンドウガラス5を付勢している。
そして、図23に示すように、ウィンドウガラス5が破損すると、ウィンドウガラス5の強度が低下する。これにより、検出具100がその付勢力F3,F4により図24に示すようにウィンドウガラス5の貫通孔5dの周辺部を粉砕する。これによりウィンドウガラス5の破損が検出できるようになる。また、検出具100はウィンドウガラス5に接着することなくウィンドウガラス5に取り付けることができる。
以上のように本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ウィンドウガラス破損検出用検出具100は、ウィンドウガラス5に設けた貫通孔5dを通してウィンドウガラス5の両面から挟持して、ウィンドウガラス5の一方の面と他方の面で貫通孔5dからの距離が異なる位置で互いに接近する方向に付勢している。これにより、ウィンドウガラス5の面内でずれた位置で接触する状態で、自身の弾性にてガラス面(5a,5b)に対し互いに逆方向に付勢している。この場合、ウィンドウガラス5の端部でなくとも取り付け可能である。
(2)車両の開口部を開閉自在なウィンドウガラス5に取り付けることにより、ウィンドウガラス5が全閉位置にないときも、ウィンドウガラス5の破損を検出することができる。
第2〜第4の各実施形態において、第1の実施の形態において記述した前記(A)〜(E)および(I)のように実施してもよい。
乗用車における右前ドアでの分解斜視図。 乗用車における右前ドアでの概略正面図。 図2のA−A線での縦断面図。 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の斜視図。 (a)はクリップの正面図、(b)は(a)のA−A線での断面図、(c)は(a)のB−B線での縦断面図。 (a)は開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の正面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 (a)は開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の正面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 (a)は開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の正面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 (a)は開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の正面図、(b)は(a)のA−A線での縦断面図。 各磁気センサの出力特性図。 磁気センサの出力特性図。 第2の実施形態における開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の斜視図。 ウィンドウガラスが割られたときの開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の斜視図。 (a)は検出具をウィンドウガラスに取り付ける前の状態図、(b)は検出具をウィンドウガラスに取り付けた時の状態図、(c)はウィンドウガラスが割られたときの状態図。 第3の実施形態における開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の斜視図。 (a)は検出具の正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は(a)のB−B線での縦断面図。 (a)は図16(a)のA−A線での断面図、(b)は図16(a)のC−C線での断面図。 (a)は検出具の正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は(a)のB−B線での縦断面図。 (a)は検出具の正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は(a)のB−B線での縦断面図。 (a)は図19(a)のA−A線での断面図、(b)は図19(a)のC−C線での断面図。 (a)は第3の実施形態における開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置の検出具の正面図、(b)は(a)のA−A線での断面図。 検出具を分解した状態での断面図 (a)は検出具の正面図、(b)は(a)のA−A線での断面図。 (a)は検出具の正面図、(b)は(a)のA−A線での断面図。 従来技術を説明するための検出装置の正面図。
符号の説明
1…車両ドア、4…開口部、5…ウィンドウガラス、5a…表面、5b…裏面、5c…貫通孔、5d…貫通孔、30…開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置、40…クリップ、41…第1部材、42…第2部材、43…折り曲げ部、43a…一段目の折り曲げ部、43b…二段目の折り曲げ部、45…突起、50…磁石、60…センサユニット、61…第1の磁気センサ、62…第2の磁気センサ、80…検出具、81…接触部、82…接触部、83…接触部、84…付勢用アーム部、85…付勢用アーム部、90…検出具、91…固定部、92…プレート部、93…プレート部、100…検出具、101…円弧部、102…連結部、103…固定部。

Claims (8)

  1. ウィンドウガラス破損検出具であって、車両のウィンドウガラスに取り付けられ、ウィンドウガラスの破損に伴当該ウィンドウガラスの一部領域粉砕することによりウィンドウガラスの破損検出れ、該検出具は、ウィンドウガラスの面ずれた位置でウィンドウガラス面に接触する状態で、自身の弾性にてガラス面に対し互いに逆方向にウィンドウガラスを付勢
    ことを特徴とするウィンドウガラス破損検出具。
  2. ウィンドウガラス破損検出具であって、車両の開口部を開閉自在なウィンドウガラスでの端部においてウィンドウガラスを挟持して、ウィンドウガラスの破損に伴当該ウィンドウガラスの端部粉砕することによりウィンドウガラスの破損検出れ、該検出具は、板ばね用鋼板を折り曲げて形成された対向する第1部材と第2部材を有し、前記第1部材と第2部材は、それらの間に配置されたウィンドウガラスとウィンドウガラスの面でずれた位置で接触する状態で、互いに接近する方向に付勢されている
    ことを特徴とするウィンドウガラス破損検出具。
  3. 前記第1部材と第2部材を連結する折り曲げ部は、二段に折り曲げられ、二段目の折り曲げ部の幅はウィンドウガラスの厚みよりも狭く、一段目の折り曲げ部においてウィンドウガラスの端面が接する
    ことを特徴とする請求項2に記載のウィンドウガラス破損検出具。
  4. 前記第1部材におけるウィンドウガラスとの接触部は第2部材におけるウィンドウガラスとの接触部まれるようにウィンドウガラスの面において2箇所に離間し、かつ、第1部材におけるウィンドウガラスの両接触部を含む第1部材のウィンドウガラスと対向する部分第2部材におけるウィンドウガラスとの接触部の周りを包囲していることを特徴とする請求項2または3に記載のウィンドウガラス破損検出具。
  5. 前記第1部材および第2部材の少なくとも一方は、前記ウィンドウガラスと突起にて接触する
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のウィンドウガラス破損検出具。
  6. ウィンドウガラスは車両の開口部を開閉自在であ
    ことを特徴とする請求項1に記載のウィンドウガラス破損検出具。
  7. 前記検出具は、付勢用アーム部と、付勢用アーム部により連結された少なくとも一対の接触部とを備え、前記ウィンドウガラスの片面において前記少なくとも一対の接触部ウィンドウガラスの面でずれた位置で接触する状態で、ガラス面に対し互いに逆方向に付勢されている
    ことを特徴とする請求項1または6に記載のウィンドウガラス破損検出具。
  8. 前記ウィンドウガラスが貫通孔を備え、前記検出具は、該貫通孔を通してウィンドウガラス両面から挟持して、ウィンドウガラスの第1の面と該第1の面に対向する第2の面で前記貫通孔からの距離が異なる位置で互いに方向に付勢してなる
    ことを特徴とする請求項1または6に記載のウィンドウガラス破損検出具。
JP2008043402A 2007-09-28 2008-02-25 ウィンドウガラス破損検出具 Expired - Fee Related JP4911068B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008043402A JP4911068B2 (ja) 2007-09-28 2008-02-25 ウィンドウガラス破損検出具
US12/812,971 US20100289630A1 (en) 2007-09-28 2008-12-22 Window glass breakage detector
PCT/JP2008/073336 WO2009107308A1 (ja) 2008-02-25 2008-12-22 ウィンドウガラス破損検出具
CN2008801257415A CN101925493A (zh) 2007-09-28 2008-12-22 窗玻璃破损检测设备
TW97150634A TW200936415A (en) 2007-09-28 2008-12-25 Apparatus for detecting breakage of window glass

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007254864 2007-09-28
JP2007254864 2007-09-28
JP2008043402A JP4911068B2 (ja) 2007-09-28 2008-02-25 ウィンドウガラス破損検出具

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009096448A JP2009096448A (ja) 2009-05-07
JP2009096448A5 JP2009096448A5 (ja) 2012-01-26
JP4911068B2 true JP4911068B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=40699838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008043402A Expired - Fee Related JP4911068B2 (ja) 2007-09-28 2008-02-25 ウィンドウガラス破損検出具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20100289630A1 (ja)
JP (1) JP4911068B2 (ja)
CN (1) CN101925493A (ja)
TW (1) TW200936415A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4911069B2 (ja) * 2008-02-25 2012-04-04 株式会社豊田自動織機 ウィンドウガラス破損検出具及び破損検出装置
JP2009280084A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Toyota Industries Corp ウィンドウガラス破損検出用クリップ
CN107366383A (zh) * 2017-08-11 2017-11-21 广东工业大学 一种玻璃面装置
EP3881300A1 (en) * 2018-11-13 2021-09-22 Tyco Fire & Security GmbH Contact sensor with masking detection feature
US11351404B2 (en) * 2019-03-19 2022-06-07 Ford Global Technologies, Llc Vehicle window-breaking apparatus

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3634846A (en) * 1969-04-09 1972-01-11 Max Fogiel Intrusion and fire detection system
US4230918A (en) * 1978-12-08 1980-10-28 General Motors Corporation Vehicle window glass breakage detector
FR2589936B1 (fr) * 1985-11-13 1994-04-08 Soule Dispositif de manoeuvre automatique de porte coulissante sur vehicule guide
US4901053A (en) * 1986-02-28 1990-02-13 Honda Lock Manufacturing Co., Ltd. Anti-theft system for automotive vehicles
FR2598369B1 (fr) * 1986-02-28 1990-07-13 Honda Lock Mfg Co Ltd Ensemble antivol pour vehicule automobile
US5510765A (en) * 1993-01-07 1996-04-23 Ford Motor Company Motor vehicle security sensor system
US5471194A (en) * 1993-03-23 1995-11-28 Aritech Corporation Event detection system with centralized signal processing and dynamically adjustable detection threshold
US5493268A (en) * 1994-04-29 1996-02-20 Lewis, Sr.; Robert J. Anti-carjacking system
US5627509A (en) * 1994-08-29 1997-05-06 Ford Motor Company Glazing unit security system
GB9418402D0 (en) * 1994-09-13 1994-11-02 Rover Group A security system and detector means therefor
JP3143864B2 (ja) * 1997-01-07 2001-03-07 綜合警備保障株式会社 ガラス破壊検出器
JP3531474B2 (ja) * 1998-05-12 2004-05-31 三菱自動車工業株式会社 開閉式ウインドウガラスの破損検出装置
KR100613534B1 (ko) * 1999-05-13 2006-08-16 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 감압 센서, 물체 검지 장치, 및 개폐 장치
US6330764B1 (en) * 1999-11-19 2001-12-18 Larry G. Klosterman Door window mounting and regulator assembly and method for assembly
US7042353B2 (en) * 2003-02-03 2006-05-09 Ingrid, Inc. Cordless telephone system
JP4162543B2 (ja) * 2003-06-10 2008-10-08 セコム株式会社 硝子の破壊検出装置
US7081813B2 (en) * 2003-12-10 2006-07-25 Honeywell International, Inc. Home security system with vehicle interface, and remote vehicle monitor
ATE474985T1 (de) * 2005-04-06 2010-08-15 Easylock Af Marts 2008 Aps Sicherungsmechanismus für fenster und türen
JP4419922B2 (ja) * 2005-07-07 2010-02-24 トヨタ自動車株式会社 盗難防止装置
US7312705B2 (en) * 2005-10-03 2007-12-25 Honeywell International, Inc. Security device with adjustable magnet location
FR2904590A1 (fr) * 2006-08-02 2008-02-08 Aisin Seiki Capteur de detection de cassage de vitre
JP4735631B2 (ja) * 2007-09-28 2011-07-27 株式会社豊田自動織機 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置
JP4506803B2 (ja) * 2007-09-28 2010-07-21 株式会社豊田自動織機 車両用窓ガラスセキュリティシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20100289630A1 (en) 2010-11-18
JP2009096448A (ja) 2009-05-07
CN101925493A (zh) 2010-12-22
TW200936415A (en) 2009-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4911068B2 (ja) ウィンドウガラス破損検出具
JP4506803B2 (ja) 車両用窓ガラスセキュリティシステム
JP4911069B2 (ja) ウィンドウガラス破損検出具及び破損検出装置
JP4735631B2 (ja) 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置
JP2017109736A (ja) スライドドア装置
WO2009142102A1 (ja) ウィンドウガラス破損検出用クリップ
JP2007056522A (ja) スライドドアの挟み込み検出構造
JP2010224968A (ja) 開閉式ウィンドウガラス破損検出装置
WO2009107308A1 (ja) ウィンドウガラス破損検出具
JP4909860B2 (ja) 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置
JP3531474B2 (ja) 開閉式ウインドウガラスの破損検出装置
JP2011102097A (ja) 車両用ウィンドウガラスの破損検出装置
JP2011098602A (ja) 車両用ウィンドウガラスの破損検出装置
JP4871817B2 (ja) 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置
JP5141619B2 (ja) ウィンドウガラス破損検出具
JP5050752B2 (ja) 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置
WO2010067747A1 (ja) 開閉式ウィンドウガラス破損検出装置
JP2009092386A (ja) 位置検出装置
CN101889123B (zh) 门锁
JP3885292B2 (ja) 感圧センサの取付構造
JP2010224969A (ja) 車両用ウィンドウガラス破損検出装置
JP2011165055A (ja) 車両用ウィンドウガラスの破損検出装置
JP2011098603A (ja) 開閉式ウィンドウガラスの破損検出装置
JP2010139272A (ja) 開閉式ウィンドウガラス破損検出装置
JP2011184029A (ja) 車両用ウィンドウガラスの破損検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111202

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20111202

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20111208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120102

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees