JP2009083124A - 射出成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】射出ノズルの押付け力の影響を実質的に無視することができ、それにより、金型の位置精度を向上・安定化して、金型にかかる型締め力を均一にすることのできる射出成形機を提供する。
【解決手段】金型に対する射出ノズルの押付け力負荷方向と、型締め力負荷方向とが交差する射出成形機である。射出ノズルの押付け力が負荷されるとき、金型に対して、押付け力負荷方向と反対の方向に、押付け力を実質的に相殺可能な大きさの相殺力を負荷する相殺力負荷手段を備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、パーティング射出機構を備えた射出成形機に関するものである。
一般に、パーティング射出機構を備えた射出成形機(パーティング射出成形機)では、金型の合わせ目(パーティング部)に射出機構部のノズルを接触させ、押付けて成形する構造になっている。図3に、その一例を概略的に示す。
図3に示すパーティング射出成形機110は、実質的に垂直に設置された4本のタイバー(2本のみ図示)111,111に、下部プラテン112および上部プラテン114が、上下方向に移動可能に取り付けられている。
また、下部プラテン112の上側には下金型113が設置され、上部プラテン114の下側には上金型115が設置されている。そして、図示しない型締め力駆動機構により、下部プラテン112と上部プラテン114とを互いに接近させる方向に型締めするようになっている。
一方、下金型113と上金型115との接合部(パーティング部)の側方には、射出機構(パーティング射出機構)116が、実質的に水平に設置されている。そして、射出機構116のノズル117は、図示しない押付け力駆動機構により、下金型113と上金型115との接合部(パーティング部)に対して、その側方から実質的に水平に押付けるようになっている。
特開平10−80926号公報
しかしながら、上記のようなパーティング射出成形機110は、金型113,115に対する射出ノズル117の押付け力の方向と、金型を型締めする型締め力の方向とが、互いに直交する関係にあるため、つぎのような課題があった。
すなわち、射出ノズル17の押付け力によって、金型113,115に対して横方向の力が加わることになり、これにより、金型113,115が設置されているプラテン112,114、及びプラテンのガイドとなるタイバー111,111にも、横方向に応力が加わることになる。
その結果、金型113,115に対して均一であるべき型締め力が、射出ノズル17の押付け力の影響を受けて、金型113,115に対して不均一に加わることがある。また、射出ノズル17の押付け力の影響を受けて、タイバー111,111が変形し、パーティング面が開いてしまうこともある。いずれにしても、成形精度に悪い影響を及ぼすことは避けられない。
この発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、射出ノズルの押付け力の影響を実質的に無視することができ、それにより、金型の位置精度を向上・安定化して、金型にかかる型締め力を均一にすることのできる射出成形機を提供することを目的とする。
この発明の請求項1に係る光ファイバ射出成形機は、金型に対する射出ノズルの押付け力負荷方向と、型締め力負荷方向とが交差する射出成形機において、前記射出ノズルの押付け力が負荷されるとき、前記金型に対して、前記押付け力負荷方向と反対の方向に、前記押付け力を実質的に相殺可能な大きさの相殺力を負荷する相殺力負荷手段を備えたことを特徴とする。
この発明の請求項2に係る光ファイバ射出成形機は、請求項1記載の射出成形機において、前記射出ノズルの押付け力負荷方向と、前記型締め力負荷方向とが、直交することを特徴とする。
この発明の請求項3に係る光ファイバ射出成形機は、請求項1または請求項2記載の射出成形機において、前記相殺力負荷手段が前記金型に負荷する前記相殺力の大きさは、前記射出ノズルの押付け力と同等またはそれ以下で、前記押付け力を超えない大きさであることを特徴とする。
この発明の請求項4に係る光ファイバ射出成形機は、請求項1〜3のいずれか1項記載の射出成形機において、前記相殺力負荷手段は、前記金型に対して、前記射出ノズルが押し付けられる側面とは反対側の側面に、前記相殺力を負荷することを特徴とする。
この発明の請求項5に係る光ファイバ射出成形機は、請求項2記載の射出成形機において、前記相殺力負荷手段は、前記金型に対して、前記射出ノズルの押付け力負荷軸線の延長上に、前記相殺力を負荷することを特徴とする。
この発明の請求項6に係る光ファイバ射出成形機は、請求項1〜5のいずれか1項記載の射出成形機において、前記相殺力負荷手段は、シリンダを作動させることで前記相殺力を発生可能な流体圧シリンダで構成されたことを特徴とする。
この発明の請求項7に係る光ファイバ射出成形機は、請求項1〜5のいずれか1項記載の射出成形機において、前記相殺力負荷手段は、ボールネジを回転駆動させることで前記相殺力を発生可能なボールネジ機構で構成されたことを特徴とする。
この発明の請求項8に係る光ファイバ射出成形機は、請求項1〜5のいずれか1項記載の射出成形機において、前記相殺力負荷手段は、トグルの姿勢を変化させることで前記相殺力を発生可能なトグル機構で構成されたことを特徴とする。
この発明の請求項9に係る光ファイバ射出成形機は、請求項2または請求項5記載の射出成形機において、前記金型に対して、前記射出ノズルの押付け力負荷方向と、前記型締め力負荷方向とに直交する方向に沿って、おのおの前記相殺力に実質的に相当する大きさでかつ互いに対向する、対となった変形抑制力を負荷する変形抑制力負荷手段を備えたことを特徴とする。
この発明は以上のように、金型に対する射出ノズルの押付け力負荷方向と、型締め力負荷方向とが交差する射出成形機において、射出ノズルの押付け力が負荷されるとき、金型に対して、押付け力負荷方向と反対の方向に、押付け力を実質的に相殺可能な大きさの相殺力を負荷する相殺力負荷手段を備えた構成としたので、相殺力負荷手段が金型に負荷する相殺力によって、金型に対する射出ノズルの押付け力の影響を実質的に無視することができ、それにより、金型の位置精度を向上・安定化して、金型にかかる型締め力を均一にすることができる。
この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明による射出成形機(パーティング射出成形機)の一実施形態を示す概略的説明図である。
この射出成形機(パーティング射出成形機)10は、実質的に垂直に設置された4本のタイバー(2本のみ図示)11,11に、下部プラテン12および上部プラテン14が、上下方向に移動可能に取り付けられている。
また、下部プラテン12の上側には下金型13が設置され、上部プラテン14の下側には上金型15が設置されている。そして、図示しない型締め力駆動機構により、下部プラテン12と上部プラテン14とを互いに接近させる方向に型締めするようになっている。
一方、下金型13と上金型15との接合部(パーティング部)の側方(図1では右側)には、射出機構(パーティング射出機構)16が、実質的に水平に設置されている。そして、射出機構16のノズル(射出ノズル)17は、図示しない押付け力駆動機構により、下金型13と上金型15との接合部(パーティング部)に対して、その側方から実質的に水平に押付けるようになっている。
すなわち、この射出成形機10は、金型13,15に対する射出ノズル17の押付け力負荷方向(図1では水平方向)と、型締め力負荷方向(図1では垂直方向)とが、直交する射出成形機である。
さらに、この射出成形機10は、下金型13と上金型15との接合部(パーティング部)の、射出ノズル17(射出機構16)とは反対側(図1では左側)に、相殺力負荷手段18を備えている。
相殺力負荷手段18は、金型13,15の接合部(パーティング部)の図1では右側に、射出ノズル17の左向きの押付け力が負荷されるとき、金型13,15の接合部(パーティング部)の図1では左側に、射出ノズル17の押付け力を実質的に相殺可能な大きさの右向きの相殺力を負荷するものである。
相殺力負荷手段18が、金型13,15の図1では左側面に負荷する相殺力の大きさは、射出ノズル17が、金型13,15の図1では右側面に負荷する押付け力と同等またはそれ以下で、射出ノズル17の押付け力を超えない大きさである。
相殺力負荷手段18は、金型13,15の図1では左側面に対して、射出ノズル17が金型13,15の図1では右側面に負荷する押付け力の負荷軸線の延長上に、相殺力を負荷することが好ましい。
このような相殺力負荷手段18は、具体的には図示してないが、例えば、シリンダを作動させることで相殺力を発生可能な流体圧シリンダ18aで構成することができる。
すなわち、金型13,15の接合部の図1では左側に、油圧または空圧等の流体圧シリンダ18aを設置しておく。そして、金型13,15の接合部の図1では右側面に、射出ノズル17の左向きの押付け力が負荷されるとき、流体圧シリンダ18aを作動させることで、図1では右向きの相殺力を、金型13,15の接合部の図1では左側面に負荷することができる。
また、相殺力負荷手段18は、具体的には図示してないが、例えば、ボールネジを回転駆動させることで相殺力を発生可能なボールネジ機構18bで構成することができる。このボールネジ機構18bは、ボールネジにサーボモータが取り付けられ、また、圧力センサが取り付けられていることが好ましい。
すなわち、金型13,15の接合部の図1では左側に、ボールネジ機構18bを設置しておく。そして、金型13,15の接合部の図1では右側面に、射出ノズル17の左向きの押付け力が負荷されるとき、それによって図1では左側に押される金型13,15の圧力を圧力センサで検出し、サーボモータを駆動してボールネジを回転駆動させることで、図1では右向きの相殺力を、金型13,15の接合部の図1では左側面に負荷することができる。
さらに、相殺力負荷手段18は、具体的には図示してないが、例えば、トグルの姿勢を変化させることで相殺力を発生可能なトグル機構18cで構成することができる。このトグル機構18cも、圧力センサが取り付けられていることが好ましい。
すなわち、金型13,15の接合部の図1では左側に、トグル機構18cを設置しておく。そして、金型13,15の接合部の図1では右側面に、射出ノズル17の左向きの押付け力が負荷されるとき、それによって図1では左側に押される金型13,15の圧力を圧力センサで検出し、トグル機構18cを作動させることで、図1では右向きの相殺力を、金型13,15の接合部の図1では左側面に負荷することができる。
上記のように構成された射出成形機(パーティング射出成形機)10は、金型13,15の接合部(パーティング部)の図1では右側に、射出ノズル17の左向きの押付け力が負荷されるとき、相殺力負荷手段18が、金型13,15の接合部(パーティング部)の図1では左側に、射出ノズル17の押付け力を実質的に相殺可能な大きさの右向きの相殺力を負荷する。
そのため、射出ノズル17の押付け力によって、金型13,15の接合部に対して加わる左向きの力は、相殺力負荷手段18の相殺力によって、金型13,15の接合部に対して加わる右向きの力と相殺される。
これにより、金型13,15は、射出ノズル17の押付け力の影響を実質的に無視することができ、また、金型13,15が設置されているプラテン12,14、及びプラテン12,14のガイドとなるタイバー11,11も、射出ノズル17の押付け力の影響を実質的に無視することができる。
その結果、金型13,15の位置精度を向上・安定化して、金型13,15にかかる型締め力を均一にすることができる。
なお、上記の実施形態では、金型13,15に対する射出ノズル17の押付け力負荷方向を水平方向とし、型締め力負荷方向を垂直方向としたが、この関係を逆にして、金型13,15に対する射出ノズル17の押付け力負荷方向を垂直方向とし、型締め力負荷方向を水平方向とすることも可能である。
すなわち、竪型の射出成形機にも、横型の射出成形機にも、相殺力負荷手段18を適用することが可能である。
また、金型13,15に対する射出ノズル17の押付け力負荷方向と、型締め力負荷方向との角度関係も、上記の実施形態のように直交に限定されず、適宜の角度をもって交差する関係でも、相殺力負荷手段18を適用することが可能である。
図2は、この発明による射出成形機(パーティング射出成形機)の他の実施形態を示す概略的説明図である。
この射出成形機(パーティング射出成形機)20は、実質的に垂直に設置された4本のタイバー(図示省略)に、下部プラテン(図示省略)および上部プラテン(図示省略)が、上下方向に移動可能に取り付けられている。
また、下部プラテンの上側には下金型23が設置され、上部プラテンの下側には上金型25が設置されている。そして、図示しない型締め力駆動機構により、下部プラテンと上部プラテンとを互いに接近させ、したがって下金型23と上金型25とを互いに接近させる方向に型締めするようになっている。
一方、下金型23と上金型25との接合部(パーティング部)の側方(図2では右側)には、射出機構(パーティング射出機構)26が、実質的に水平に設置されている。そして、射出機構26のノズル(射出ノズル)27は、図示しない押付け力駆動機構により、下金型23と上金型25との接合部(パーティング部)に対して、その側方から実質的に水平に押付けるようになっている。
すなわち、この射出成形機20は、金型23,25に対する射出ノズル27の押付け力負荷方向(図2では水平方向)と、型締め力負荷方向(図2では垂直方向)とが、直交する射出成形機である。
さらに、この射出成形機20は、下金型23と上金型25との接合部(パーティング部)の、射出ノズル27(射出機構26)とは反対側(図2では左側)に、相殺力負荷手段28を備えている。
相殺力負荷手段28は、金型23,25の接合部(パーティング部)の図2では右側に、射出ノズル27の左向きの押付け力が負荷されるとき、金型23,25の接合部(パーティング部)の図2では左側に、射出ノズル27の押付け力を実質的に相殺可能な大きさの右向きの相殺力を負荷するものである。
相殺力負荷手段28が、金型23,25の図2では左側面に負荷する相殺力の大きさは、射出ノズル27が、金型23,25の図2では右側面に負荷する押付け力と同等またはそれ以下で、射出ノズル27の押付け力を超えない大きさである。
相殺力負荷手段28は、金型23,25の図2では左側面に対して、射出ノズル27が金型23,25の図2では右側面に負荷する押付け力の負荷軸線の延長上に、相殺力を負荷することが好ましい。
このような相殺力負荷手段28は、具体的には図示してないが、例えば、シリンダを作動させることで相殺力を発生可能な流体圧シリンダ28aで構成することができる。すなわち、図1に示す流体圧シリンダ18aと同様に構成することができる。
また、相殺力負荷手段28は、具体的には図示してないが、例えば、ボールネジを回転駆動させることで相殺力を発生可能なボールネジ機構28bで構成することができる。すなわち、図1に示すボールネジ機構18bと同様に構成することができる。
さらに、相殺力負荷手段28は、具体的には図示してないが、例えば、トグルの姿勢を変化させることで相殺力を発生可能なトグル機構28cで構成することができる。すなわち、図1に示すトグル機構18cと同様に構成することができる。
さらに加えて、この射出成形機20は、金型23,25に対して、射出ノズル27の押付け力負荷方向(X方向)と、型締め力負荷方向(Y方向)とに直交する方向(Z方向)に沿って、おのおの相殺力に実質的に相当する大きさでかつ互いに対向する、対となった変形抑制力を負荷する変形抑制力負荷手段29(29a,29b)を備えている。
X方向に射出ノズル27の押付け力が負荷され、これと反対方向に相殺力負荷手段28の相殺力が負荷され、Y方向に型締め力が負荷されたとき、金型23,25は、Z方向に沿って拡がるように変形する作用を受ける。この金型23,25の変形を抑制・防止するのが変形抑制力負荷手段29(29a,29b)である。
すなわち、変形抑制力負荷手段29aは、Z方向に沿って図2で前方へ拡がるように変形する金型23,25に対して、後方へ押し込むような変形抑制力を負荷する。一方、変形抑制力負荷手段29bは、Z方向に沿って図2で後方へ拡がるように変形する金型23,25に対して、前方へ押し出すような変形抑制力を負荷するものである。
このような変形抑制力負荷手段29(29a,29b)は、具体的には図示してないが、例えば、シリンダを作動させることで相殺力を発生可能な流体圧シリンダで構成することができる。すなわち、相殺力負荷手段28と同様の流体圧シリンダ28aで構成することができる。
また、変形抑制力負荷手段29(29a,29b)は、具体的には図示してないが、例えば、ボールネジを回転駆動させることで相殺力を発生可能なボールネジ機構で構成することができる。すなわち、相殺力負荷手段28と同様のボールネジ機構28bで構成することができる。
さらに、変形抑制力負荷手段29(29a,29b)は、具体的には図示してないが、例えば、トグルの姿勢を変化させることで相殺力を発生可能なトグル機構で構成することができる。すなわち、相殺力負荷手段28と同様のトグル機構28cで構成することができる。
上記のように構成された射出成形機(パーティング射出成形機)20は、金型23,25の接合部(パーティング部)の図2では右側に、射出ノズル27の左向きの押付け力が負荷されるとき、相殺力負荷手段28が、金型23,25の接合部(パーティング部)の図2では左側に、射出ノズル27の押付け力を実質的に相殺可能な大きさの右向きの相殺力を負荷する。
これと同時に、変形抑制力負荷手段29(29a,29b)が、金型23,25の接合部(パーティング部)の図2では前後に、相殺力に実質的に相当する大きさでかつ互いに対向する変形抑制力を負荷する。
そのため、射出ノズル27の押付け力によって、金型23,25の接合部に対して加わる左向きの力は、相殺力負荷手段28の相殺力によって、金型23,25の接合部に対して加わる右向きの力と相殺される。
また、変形抑制力負荷手段29(29a,29b)による変形抑制力が負荷されることで、金型23,25は、Z方向への変形が抑制・防止される。
これにより、金型23,25は、射出ノズル27の押付け力の影響を実質的に無視することができ、また、金型23,25が設置されているプラテン22,24、及びプラテン22,24のガイドとなるタイバー21,21も、射出ノズル27の押付け力の影響を実質的に無視することができる。
その結果、金型23,25の位置精度を向上・安定化して、金型23,25にかかる型締め力を均一にすることができる。
なお、この実施形態の場合も、図1に示す実施形態の場合と同様に、金型23,25に対する射出ノズル27の押付け力負荷方向を垂直方向とし、型締め力負荷方向を水平方向とすることも可能である。
すなわち、竪型の射出成形機にも、横型の射出成形機にも、相殺力負荷手段28および変形抑制力負荷手段29(29a,29b)を適用することが可能である。
この発明による射出成形機(パーティング射出成形機)の一実施形態を示す概略的説明図である。 この発明による射出成形機(パーティング射出成形機)の他の実施形態を示す概略的説明図である。 従来の射出成形機(パーティング射出成形機)の一例を示す概略的説明図である。
符号の説明
10,20 射出成形機(パーティング射出成形機)
11 タイバー
12 下部プラテン
13,23 下金型
14 上部プラテン
15,25 上金型
16,26 射出機構(パーティング射出機構)
17,27 ノズル(射出ノズル)
18,28 相殺力負荷手段
29(29a,29b) 変形抑制力負荷手段

Claims (9)

  1. 金型に対する射出ノズルの押付け力負荷方向と、型締め力負荷方向とが交差する射出成形機において、
    前記射出ノズルの押付け力が負荷されるとき、前記金型に対して、前記押付け力負荷方向と反対の方向に、前記押付け力を実質的に相殺可能な大きさの相殺力を負荷する相殺力負荷手段を備えたことを特徴とする射出成形機。
  2. 前記射出ノズルの押付け力負荷方向と、前記型締め力負荷方向とが、直交することを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  3. 前記相殺力負荷手段が前記金型に負荷する前記相殺力の大きさは、前記射出ノズルの押付け力と同等またはそれ以下で、前記押付け力を超えない大きさであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の射出成形機。
  4. 前記相殺力負荷手段は、前記金型に対して、前記射出ノズルが押し付けられる側面とは反対側の側面に、前記相殺力を負荷することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の射出成形機。
  5. 前記相殺力負荷手段は、前記金型に対して、前記射出ノズルの押付け力負荷軸線の延長上に、前記相殺力を負荷することを特徴とする請求項2記載の射出成形機。
  6. 前記相殺力負荷手段は、シリンダを作動させることで前記相殺力を発生可能な流体圧シリンダで構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の射出成形機。
  7. 前記相殺力負荷手段は、ボールネジを回転駆動させることで前記相殺力を発生可能なボールネジ機構で構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の射出成形機。
  8. 前記相殺力負荷手段は、トグルの姿勢を変化させることで前記相殺力を発生可能なトグル機構で構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の射出成形機。
  9. 前記金型に対して、前記射出ノズルの押付け力負荷方向と、前記型締め力負荷方向とに直交する方向に沿って、おのおの前記相殺力に実質的に相当する大きさでかつ互いに対向する、対となった変形抑制力を負荷する変形抑制力負荷手段を備えたことを特徴とする請求項2または請求項5記載の射出成形機。
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