JP2009082404A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009082404A
JP2009082404A JP2007255616A JP2007255616A JP2009082404A JP 2009082404 A JP2009082404 A JP 2009082404A JP 2007255616 A JP2007255616 A JP 2007255616A JP 2007255616 A JP2007255616 A JP 2007255616A JP 2009082404 A JP2009082404 A JP 2009082404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cosmetic container
main body
body portion
impact
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007255616A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5165324B2 (ja
Inventor
Hirotsugu Kohara
裕嗣 古原
Takayuki Goto
孝之 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2007255616A priority Critical patent/JP5165324B2/ja
Publication of JP2009082404A publication Critical patent/JP2009082404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5165324B2 publication Critical patent/JP5165324B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

【課題】中皿に対する衝撃力の影響を軽減し得る化粧料容器を提案する。
【解決手段】化粧料を充填、保持する凹部Nを備えた中皿1と、この中皿1を収納する区画凹所Mを備えた本体部分3と、この本体部分3に開閉可能に支持された蓋体4とを備えた化粧料容器において、前記本体部分3の区画凹所Mに、底壁3aとの相互間で隙間tを隔てて配置され、中皿1を載置する設置面を形成する衝撃吸収用のシート5を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、化粧料容器に関するものであり、化粧料が充填された容器としての中皿を、容器の本体部分に形成された区画凹所に確実に配置するとともに、容器の落下等により衝撃が加えられた場合にあってもその衝撃の中皿への影響を極力軽減しよとするものである。
コンパクトの如き化粧料容器は、一般にアイシャドーやアイライナー、ファンデーション等の内容物を塗布具(パフ等)とともに収納できる内部空間を有しており、とくに、内容物については容器の本体部分の継続的な使用を実現する観点から、それを使い切ったのちに新品の内容物を中皿ごと入れ替えすることができるようになっている。

通常、この種の容器に適用される中皿は、容器の本体部分に直接あるいは枠体を介してアンダーカットの如き係合手段にて連係保持されているのが普通であり、容器の本体部分の底壁に設けられた孔を通して中皿を押し上げることにより簡単に取り外すことができるようになっているが、落下等、容器そのものに衝撃が加えられた場合においてはその衝撃がそのまま中皿へも伝達されることとなり、内容物が割れてしまう等の不具合があった。
この点に関する先行技術としては、化粧皿に作用する縦方向及び横方向の衝撃を吸収すべく化粧皿と容器本体の相互間に縦方向弾性部材、横方向弾性部材をそれぞれ配置した化粧料容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-283386号公報
ところで、上記従来の化粧料容器にあっても化粧皿に対する衝撃の吸収機能は未だ十分なものとは言い難く、さらなる改善が求められていた。
本発明の課題は、衝撃吸収性能のより改善された化粧料容器を提案するところにある。
本発明は、化粧料を充填、保持する凹部を備えた中皿と、この中皿を収納する区画凹所を備えた本体部分と、この本体部分に開閉可能に支持された蓋体とを備えた化粧料容器であって、
前記本体部分の区画凹所に、底壁との相互間で隙間を隔てて配置され、中皿を載置する設置面を形成する衝撃吸収用のシートを設けたことを特徴とする化粧料容器である。
また、本発明は、化粧料を充填、保持する凹部を備えた中皿と、この中皿の開口部に開閉可能に合わさりその内部を密封状態に保持する中蓋と、該中皿を中蓋とともに収納する区画凹所を備えた本体部分と、この本体部分に開閉可能に支持された蓋体とを備えた化粧料容器であって、
前記本体部分の区画凹所に、底壁との相互間で隙間を隔てて配置され、中皿を載置する設置面を形成する衝撃吸収用のシートを設けたことを特徴とする化粧料容器である。
上記の衝撃吸収用のシートは、伸縮性を有するメッシュ、フィルム又は発泡部材を適用することができる。
また、上記区画凹所の側壁には、中皿の周壁の複数箇所に弾性接触して該枠体との緩衝を回避するとともに中皿を位置決めを行う舌片を設けるのが望ましい。
中皿は区画凹所でその底壁から浮き上がった状態で収納されており、しかも該中皿を載置するシートは適度に伸縮するので、落下等により容器に衝撃が加えられても中皿に伝達される衝撃は極めて軽減されたものとなる。
枠体の側壁に設けた舌片を中皿の周壁に弾性接触させることにより、中皿の区画凹所に対する正確な位置決めが行える。また、中皿を係止する係止片として作用するので区画凹所における「がたつき」を防止するとともに該区画凹所からの飛び出しを確実に防ぐことができる。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう化粧料容器の実施の形態を断面について示した物である。
図における1は化粧料を充填、保持する中皿である。この中皿1は底部1aと、この底部1aの縁部で一体連結してその内側に凹部Nを形成する周壁1bからなる。
また、2は中皿1の開口部に開閉可能に合わさりその内部を密閉状態に保持する中蓋である。この中蓋2は中皿1の開口部に開閉可能に合わさりその内部を密封状態に保持するものであって(容器の本体部分に枢軸Sを介して揺動可能に連結される。)、その合わせ面には中皿1を押さえるパッキン2aが設けられている。このパッキン2aは容器が衝撃を受けた際にその衝撃が中皿1に伝達するのを軽減するため衝撃吸収性能に優れた発泡シート等が適用される。
また、3は中皿1を中蓋2とともに収納する本体部分である。この本体部分3は底壁3aと、この底壁3aにつながる側壁3bと、側壁3bの上端部で嵌合保持され、その内側に区画凹所Mを形成する枠体3cからなっており、本体部分3には該区画凹所Mに隣接してパフ等の塗布具を収納する収納空間Mが合わせて設けられている。
4は本体部分3に枢軸(図示せず)を介して開閉可能に支持された蓋体であって、その内側面には鏡eが接着固定されている。
さらに、5は枠体3cの下端にインサート成形により一体的に設けられた衝撃吸収用のシートである。このシート5は本体部分3の底壁3aとの相互間で隙間tを隔てて配置されており、その上面が中皿1の設置面となっている。
かかる構成になる化粧料容器は、中皿1が本体部分3の底壁3aから離れた状態におかれており、シート5は伸縮性を有するメッシュやフィルムにて構成されているため容器に衝撃が加えられた場合においても該衝撃はシート5によって効果的に吸収され、中皿1に伝達される衝撃は非常に小さくなる。
中蓋2が中皿1に合わさった状態(収納状態)では、中蓋2を通して衝撃が伝達されるので、その合わせ面には衝撃吸収性能の良好なパッキンを適用するが、中皿1の周壁1bと枠体3cの側壁との間には隙間Kを設けておくのがよく、これによりシート5の伸縮を阻害することがない。
図2は本発明にしたがう化粧料容器の他の実施の形態を示した図であり、図における符号6は枠体3cの側壁に設けられた舌片である。この舌片6は中皿1の周壁1bに弾性接触して中皿1を区画凹所Mにおいて枠体3cとの緩衝を回避するとともにその位置決め(センタリング)を行うものであって、これによりがたつきの防止をも図ることができる。中皿1が円形のものにあっては少なくとも3つの舌片を、また、矩形状のものにあっては少なくとも4つの舌片を設けるのが好ましい。
図3は本発明にしたがう化粧料容器のさらに他の実施の形態を要部について示した図である。シート5は枠体3cにインサート成形あるいは接着剤を用いて貼着するが、所望の強度(接着強度)が得られない場合やインサート成形が困難な場合、あるいは接着剤による貼着が困難な場合には、枠体3cの外側壁で嵌合する内側壁を有し、本体部分3の周壁3bに固定保持できる環状体7を別途に設け、この環状体7の内側壁と枠体3cの外側壁との間でシート5の縁部を挟持する。
中皿1につき高い気密性が要求されない場合にあっては中蓋2は省略することができ、この場合には中皿1を区画凹所M内に安定的に設置しておくために図4に示すような押え部材8を配置する。
図4に示したところの押え部材8は枢軸Sを介して揺動させることができるタイプのものであるが、枠体3c等に直接、装着、固定できる押え部材を適用することも可能(図示せず)であり、この点については限定されない。
中皿に付加される衝撃力の緩和を図り内容物の割れ等を回避し得る化粧料容器が提供できる。
本発明にしたがう化粧料容器の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう化粧料容器の他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう化粧料容器の要部断面図である。 本発明にしたがう化粧料容器の他の実施の形態を示した図である。
符号の説明
1 中皿
2 中蓋
3 本体部分
4 蓋体
5 衝撃吸収用のシート
6 舌片
7 環状体
8 押え部材
M 区画凹所

Claims (5)

  1. 化粧料を充填、保持する凹部を備えた中皿と、この中皿を収納する区画凹所を形成する枠体を備えた本体部分と、この本体部分に開閉可能に支持された蓋体とを備えた化粧料容器であって、
    前記本体部分の区画凹所に、底壁との相互間で隙間を隔てて配置され、中皿を載置する設置面を形成する衝撃吸収用のシートを設けたことを特徴とする化粧料容器。
  2. 化粧料を充填、保持する凹部を備えた中皿と、この中皿の開口部に開閉可能に合わさりその内部を密封状態に保持する中蓋と、該中皿を中蓋とともに収納する区画凹所を形成する枠体を備えた本体部分と、この本体部分に開閉可能に支持された蓋体とを備えた化粧料容器であって、
    前記本体部分の区画凹所に、底壁との相互間で隙間を隔てて配置され、中皿を載置する設置面を形成する衝撃吸収用のシートを設けたことを特徴とする化粧料容器。
  3. 前記衝撃吸収用のシートは、伸縮性を有するメッシュ、フィルム又は発泡部材からなる、請求項1又は2記載の化粧料容器。
  4. 前記衝撃吸収用のシートは、インサート成形により枠体に一体成形されたものである、請求項1〜3の何れかに記載の化粧料容器。
  5. 枠体の側壁に、中皿の周壁の複数箇所に弾性接触して該枠体との緩衝を回避するとともに中皿の位置決めを行う舌片を設けた請求項1〜4の何れかに記載の化粧料容器。
JP2007255616A 2007-09-28 2007-09-28 化粧料容器 Active JP5165324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007255616A JP5165324B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 化粧料容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007255616A JP5165324B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 化粧料容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009082404A true JP2009082404A (ja) 2009-04-23
JP5165324B2 JP5165324B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=40656675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007255616A Active JP5165324B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 化粧料容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5165324B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000325A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Kao Corp 化粧料容器
JP7455474B2 (ja) 2020-04-28 2024-03-26 株式会社吉野工業所 容器製造方法及び容器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0672509U (ja) * 1993-03-25 1994-10-11 吉田工業株式会社 化粧用コンパクト容器
JPH0720108U (ja) * 1993-09-20 1995-04-11 吉田工業株式会社 化粧料容器
JPH09168421A (ja) * 1995-12-18 1997-06-30 Shiseido Co Ltd 気密性容器のシール構造
JPH11244038A (ja) * 1998-03-06 1999-09-14 Shiseido Co Ltd 粉末化粧料用容器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0672509U (ja) * 1993-03-25 1994-10-11 吉田工業株式会社 化粧用コンパクト容器
JPH0720108U (ja) * 1993-09-20 1995-04-11 吉田工業株式会社 化粧料容器
JPH09168421A (ja) * 1995-12-18 1997-06-30 Shiseido Co Ltd 気密性容器のシール構造
JPH11244038A (ja) * 1998-03-06 1999-09-14 Shiseido Co Ltd 粉末化粧料用容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000325A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Kao Corp 化粧料容器
JP7455474B2 (ja) 2020-04-28 2024-03-26 株式会社吉野工業所 容器製造方法及び容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5165324B2 (ja) 2013-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6046317B2 (ja) カプセル化粧品詰め替え構造及び気密機能を持つコンパクトケース
JP6125735B2 (ja) 詰め替え構造を持つワンタッチ開封型コンパクトケース
US10206482B2 (en) Cosmetic container with inner lid
JP5165324B2 (ja) 化粧料容器
JP5639833B2 (ja) コンパクト容器
JP5165318B2 (ja) 化粧料容器
JP5009098B2 (ja) 化粧料容器
JP6125926B2 (ja) 化粧料容器
JP5611704B2 (ja) 化粧料容器
JP2008272246A (ja) 気密コンパクト
JP2014008075A (ja) 化粧料容器
JP2009082398A (ja) 化粧料容器
JP5340572B2 (ja) 化粧料容器
JP6302737B2 (ja) コンパクト容器
JP5198012B2 (ja) コンパクト容器
JP4953902B2 (ja) 気密コンパクト
JP7321640B2 (ja) コンパクト容器
JP5080909B2 (ja) 化粧料容器
JP5767817B2 (ja) 密閉型コンパクト容器
JP3153347U (ja) 底に蓋が着く高台付密閉容器
JP4536414B2 (ja) 化粧料容器
JP5826651B2 (ja) コンパクト容器
JP2008012081A (ja) コンパクト容器
JP2010252984A (ja) 化粧料容器
JP2023035041A (ja) コンパクト容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5165324

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150