JP2009082398A - 化粧料容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】中皿に対する衝撃力の緩和を図るとともに本体部分からの抜け出しを回避し得る化粧料容器を提案する。
【解決手段】化粧料を充填、保持する凹部Nを備えた中皿1と、この中皿1を収納する区画凹所Mを形成する枠体3を備えた本体部分2と、この本体部分2に開閉可能に支持された蓋体4とを備えた化粧料容器において、前記本体部分2の区画凹所Mに、中皿1の周壁1b及び底壁1aを囲撓して本体部分2との相互間に衝撃吸収層を形成するシート5を設ける。該シート5は、底壁2aに沿って配置され中皿1の設置面を形成する床壁5aと、この床壁5aの縁部に一体連結し、枠体3の側壁3cに沿って起立する耳壁5bとにより構成し、該耳壁5bに、その一部分を中皿1の周壁上端部に向けて突出させて該中皿1の抜け出しを防止する切り込みCを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、化粧料容器に関するものであり、化粧料が充填されたレフィル容器としての中皿を、容器の本体部分に形成された区画凹所に確実に配置するとともに、容器の落下等により衝撃が加えられた場合にあってもその衝撃の中皿への影響を極力軽減しよとするものである。
コンパクトの如き化粧料容器は、一般にアイシャドーやアイライナー、ファンデーション等の内容物を塗布具(パフ等)とともに収納できる内部空間を有しており、とくに、内容物については容器の本体部分の継続的な使用を実現する観点から、それを使い切ったのちに新品の内容物を中皿ごと入れ替えすることができるようになっている。
通常、この種の容器に適用される中皿は、容器の本体部分に直接あるいは枠体を介してアンダーカットの如き係合手段にて連係保持されているのが普通であり、容器の本体部分の底壁に設けられた孔を通して中皿を押し上げることにより簡単に取り外すことができるようになっているが、落下等、容器そのものに衝撃が加えられた場合においてはその衝撃がそのまま中皿へも伝達されることとなり、内容物(ドライタイプの化粧料等)が割れてしまう不具合があった。
この点に関する先行技術としては、中皿収納部に、その底面から内周面を連続的に覆うシート状の衝撃吸収部材を配置したコンパクト容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-75542号公報
ところで、上記従来の化粧料容器にあっては、衝撃吸収部材がゲル素材からなっており、その部材に中皿を直接、接着させることにより固定するものであることから、使用頻度が増すに従いその接着力が弱まり、中皿が容器から簡単に外れてしまうことも懸念され、未だ改善の余地が残されていた。
本発明の課題は、衝撃吸収性能を高めるとともに、中皿を容器の本体部分に簡便かつ確実に固定できる新規な化粧料容器を提案するところにある。
本発明は、化粧料を充填、保持する凹部を備えた中皿と、この中皿を収納する区画凹所を形成する枠体を備えた本体部分と、この本体部分に開閉可能に支持された蓋体とを備えた化粧料容器であって、
前記本体部分の区画凹所に、中皿の周壁及び底壁を囲撓して本体部分との相互間に衝撃吸収層を形成するシートを設け、
該シートは、底壁に沿って配置され中皿の設置面を形成する床壁と、この床壁の縁部に一体連結し、枠体の側壁に沿って起立する耳壁からなり、
該耳壁に、その一部分を中皿の周壁上端部に向けて突出させて該中皿の抜け出しを防止する切りこみを設けたことを特徴とする化粧料容器である。
上記の構成になる化粧料容器においてシートは、ゴムやエラストマーの如き軟質材又は発泡部材を適用することができる。
耳壁の一部分を中皿の周壁上端部に向けて突出させることにより、中皿が区画凹所から抜け出そうとして該突出部に付き当たることとなるため簡単に抜け出すことはない。
また、耳壁の一部分を中皿の周壁上端部に突出させることで該中皿の全周にわたって衝撃吸収層で囲撓することができるため衝撃吸収性能のより一層の改善が見込める。本体部分の底壁と周壁との境界には、シートを案内、誘導し、かつ、そのセンタリングを行う環状凸部又は間隔をおいて配列された複数のリブを設けるのが望ましい。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1〜3は本発明にしたがう化粧料容器の実施の形態について示したものであり、図1は平面図(蓋体を取り除き、枠体のフランジを省略した状態で表示してある。)であり、図2は図1のA-A断面図、そして図3は図1のB-B断面図である。
図における符号1は化粧料を充填、保持するレフィルタイプの中皿である。この中皿1は底壁1aと、この底壁1aの縁部で一体連結してその内側に凹部Nを形成する周壁1bからなる。
また、2は中皿1を中蓋2とともに収納する本体部分である。この本体部分2は底壁2aと、この底壁2aにつながる側壁2bからなる。
3は本体部分2の内側に中皿1を収納する区画凹所Mを形成する枠体である。この枠体3は本体部分2の側壁2bにアンダーカットの如き係合手段にて着脱自在に連係する周壁3aと、この周壁3aの上端に一体的連結するフランジ3bからなっており、周壁3aの上部には内側に向かって突出する凸部3cが設けられている(図5参照)。
4は本体部分2に枢軸Sを介して開閉可能に支持された蓋体であって、その内側面には鏡4aが接着固定されている。
5は区画凹所M内に配置され、中皿1の底壁1a、周壁1bを囲撓して本体部分2との相互間に衝撃吸収層を形成するシートである。このシート5は底壁2aに沿って配置され中皿1の設置面を形成する床壁5aと、この床壁5aの縁部に一体連結し、枠体3の周壁3aに沿って起立してその上端がフランジ3bの下面に当接して抜け止めされる耳壁5bからなり、耳壁5bには、図4、図5に示すように、枠体3の周壁3aに沿って起立させた際に、凸部5cとの当接によってその上端部を中皿1の周壁上端部に向けて突出させる切りこみCが形成されている(切り込みCの上側を全て突出させる。)。
さらに6は本体部分2の区画凹所Mに隣接して設けられた凹部である。この凹部6にはパフの如き塗布具7が収納される。
上記の構成になる化粧料容器は、中皿1の周壁1b及び底壁1aの全てが区画凹所M内でシート5によって囲撓されており、容器の本体部分2に衝撃が付加された場合においてもシート5によって衝撃が吸収され中皿1に伝達される衝撃は緩和される。
また、中皿1が区画凹所Mに配置された状態では、その周壁上端部に耳壁5bの一部分が位置しており、これにより中皿1が区画凹所Mから抜け出すのが阻止される。
シート5としてはゴムやエラストマー等の軟質材や発泡部材を適用することができるが、衝撃吸収効果があるものであれば他の部材を用いることも可能であり上記のものには限定されない。
中皿1を本体部分2から取り外すには、図3に示すようにまず、枠体3に設けられた押圧片3dを図中矢印1にしたがって押圧して本体部分2との連係を解除し、次いで本体部分2の底壁2aに設けた貫通孔hを通してピン等を挿入しそのピン等により図中矢印2にしたがって中皿1を押し上げればよい。
ピン等の押し上げ部材を直接中皿1に付き当てることができるようにシート5には開口5cを設けておくのが好ましい。
図6は、本体部分2の底壁2aと側壁2bとの境界にリブ8(環状凸部でもよい。)を間隔をあけて複数個設けた本発明にしたがう化粧料容器の他の実施の形態を示した図である。かかる構成になる化粧料容器においては、リブ8によりシート5の床壁5aと耳壁5bとの境界部分を押さえ付けて折り込みの起点となる部位を明確化することができるので、枠体3を取り付ける前の段階であってもシート5を区画凹所M内に正確に案内、誘導して位置決め(センタリング)することが可能となり、効率的な組み込みが可能となる。
中皿に付加される衝撃力の緩和を図るだけでなく、容器の本体部分に確実に中皿を係止しておくことができる化粧料容器が提供できる。
本発明にしたがう化粧料容器の実施の形態を示した図である。 図1のA-A断面を示した図である。 図1のB-B断面を示した図である。 シートを示した図である。 図1〜3に示した容器の要部の外観斜視図である。 本発明にしたがう化粧料容器の他の実施の形態を示した図である。
符号の説明
1 中皿
2 本体部分
3 枠体
4 蓋体
5 衝撃吸収層を形成するシート
6 凹部
7 塗布具
8 リブ
M 区画凹所

Claims (3)

  1. 化粧料を充填、保持する凹部を備えた中皿と、この中皿を収納する区画凹所を形成する枠体を備えた本体部分と、この本体部分に開閉可能に支持された蓋体とを備えた化粧料容器であって、
    前記本体部分の区画凹所に、中皿の周壁及び底壁を囲撓して本体部分との相互間に衝撃吸収層を形成するシートを設け、
    該シートは、底壁に沿って配置され中皿の設置面を形成する床壁と、この床壁の縁部に一体連結し、枠体の側壁に沿って起立する耳壁からなり、
    該耳壁に、その一部分を中皿の周壁上端部に向けて突出させて該中皿の抜け出しを防止する切りこみを設けたことを特徴とする化粧料容器。
  2. 前記シートは、ゴムやエラストマーの如き軟質材又は発泡部材からなる、請求項1記載の化粧料容器。
  3. 前記本体部分の底壁と周壁との境界に、シートを案内、誘導し、かつ、そのセンタリングを行う環状凸部又は複数のリブを有する、請求好1又は2記載の化粧料容器。
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JP2012016389A (ja) * 2010-07-06 2012-01-26 Key Tranding Co Ltd 化粧料容器

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