JP2009079829A - 冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009079829A JP2009079829A JP2007249248A JP2007249248A JP2009079829A JP 2009079829 A JP2009079829 A JP 2009079829A JP 2007249248 A JP2007249248 A JP 2007249248A JP 2007249248 A JP2007249248 A JP 2007249248A JP 2009079829 A JP2009079829 A JP 2009079829A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- gasket
- refrigerator
- joint portion
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
【解決手段】コーナ部24に接合部32を有するガスケット31が内側周縁に沿って取付けられ、冷蔵庫本体1の開口部を開閉する扉10であって、この扉10の内側のガスケット31の接合部32に対応する位置の近傍に、凸部25a,25b又は凹部28を設けた。
【選択図】図4
Description
従来の冷蔵庫に、熱可塑性樹脂からなる紐状のガスケットを所要長さに切断して端部を斜めに切断し、切断面を熱溶着により接合して四角環状に形成して扉の裏面に取付けるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、ガスケットのコーナ部の接合部は非接合部と比べて弾力性に劣るため、扉の開閉を繰り返えすことにより接合部が潰れた状態に圧縮変形し、接合部の近傍が冷蔵庫本体に密着しなくなり、密着性能が低下して信頼性が損うという問題もあった。
図1は本発明の実施の形態1に係る扉を備えた冷蔵庫の斜視図である。
冷蔵庫本体1には、例えば隔壁で区画された冷蔵室2a、冷凍室2b、野菜室2c,2d等が設けられており、その前面開口部には、例えば冷蔵庫本体1にヒンジ連結された観音開きの扉10,10aや引出し扉10b,10cなどが設けられている。なお、3は冷蔵庫本体1の開口部内周縁に設けられた磁性材料からなるフランジ部であるが、以下の説明では、フランジ部3を含めて冷蔵庫本体と云う。
11は例えば塗装鋼板、ステンレス鋼板等の金属板からなり、両側が冷蔵庫本体1側(以下、内側という)に折り曲げられた断面ほぼコ字状の前面パネルで、上下には例えばポリプロピレン、ABS等の合成樹脂からなる(以下、樹脂製という)キャップ12a,12bが取付けられて、内側に開口するほぼ箱状に形成されている。13は前面パネル11の前面側に設けた樹脂製のハンドルである。
内板21のガスケット取付部23の各コーナ部24には、図4(a)に示すように、すき間26を隔てて、図4(a)に示すように徐々に高くなって内側に突出する凸部25a,25bが一体に設けられている。この凸部25a,25bは、例えば、長さlが20mm、幅wが4mm、高さhが1.5mmで、両者のすき間26は10mm程度である。27はガスケット取付部23の内周側に設けたガスケット係合溝である。
そして、係止部35及び内板当接面33と冷蔵庫本体当接面34との間には、ガスケット31に弾性力を付与するための複数の中空部からなる小部屋36a〜36eが設けられており、冷蔵庫本体当接面34側の小部屋36cには、柔軟性を有するプラスチックマグネット37が挿入されている。
このように構成した扉10は、ヒンジ(図示せず)により冷蔵庫本体1の開口部の側縁部に開閉自在に装着される。
次に、従来の冷蔵庫の扉と、本実施の形態に係る冷蔵庫の扉との比較例について説明する。
本比較例は、扉に凸部が設けられていない従来の扉と本実施の形態に係る扉とを、それぞれ開閉を25万回行って比較したもので、図7は本実施の形態に係る扉10を用いた場合のガスケット31の接合部32の近傍の状態を、図8は従来の扉10aを用いた場合のガスケット31aの接合部32aの近傍の状態を示す。
図から明らかなように、本実施の形態に係る扉10においては、開閉回数が20万回まではすき間がほとんど発生せず、開閉回数が25万回になってもすき間の発生量はきわめて少なく、バラツキもまた少ない。一方、従来の扉は、開閉回数が20万回ですき間が発生し、開閉回数が25万回になると大量のすき間が発生し、その上バラツキが大きいことがわかる。
本例においては、内板21のガスケット取付部23のコーナ部24のガスケット31の接合部32と対応する位置の両側に、すき間26を隔てて楕円形状の凸部25a,25bを設けたものである。
また、図11に示すように、凸部25a,25bを、外周側を高く内周側を低くして、上面を内側に傾斜する傾斜面に形成したものである。このように構成することにより、ガスケット31の外周側縁部をより強く押圧して冷気の漏れをより確実に防止することができる。
さらに、扉10の凸部25a,25bを内板21と一体形成したので、量産時における凸部25a,25bの位置や高さ等のバラツキがほとんどなく、安定した密閉性を得ることができる。
図12は本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の扉の要部を示す説明図である。
実施の形態1では、扉10のガスケット取付部23の各コーナ部24の内側に、すき間26を隔てて両側に凸部25a,25bを設けた場合を示したが、本実施の形態は、扉10のガスケット取付部23の各コーナ部24の内側に連続したほぼL字状の凸部25cを設けたものである。
図14は本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の扉の要部を示す説明図、図15は図14のD−D断面図、図16は扉にガスケットを取付けた状態のコーナ部の説明図、図17は図16のE−E断面で示した作用説明図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
また、扉10のガスケット取付部23の各コーナ部24の近傍を除く全領域に凸部25を設けてもよく、このように構成することにより、扉10を閉じてガスケット31の接合部32に圧縮方向の力が加わった際に、接合部32が逃げる空間を確保することができるので、接合部32にかかる力を大幅に緩和することができ、高い密閉性能を長期にわたって維持することができる。
また、凸部25をガスケット31の接合部32の近傍に貼り付けてもよく、この場合は、ガスケット31の接合部32と凸部25との位置決めが容易であるが、凸部25の剥れやずれ等を防止するための対策が必要である。
Claims (5)
- コーナ部に接合部を有するガスケットが内側周縁に沿って取付けられ、冷蔵庫本体の開口部を開閉する扉であって、
該扉の内側の前記ガスケットの接合部に対応する位置の近傍に、凸部又は凹部を設けたことを特徴とする冷蔵庫の扉。 - 前記凸部を、前記ガスケットの接合部に対応する位置の両側に設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の扉。
- 前記凹部を、前記ガスケットの接合部と対応する位置に設けたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の扉。
- 前記凸部の高さ又は凹部の深さを、前記ガスケットの最大圧縮量の0.02〜1.0倍、好ましくは0.1〜0.6倍としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の冷蔵庫の扉。
- 請求項1〜4のいずれかの扉を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007249248A JP2009079829A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007249248A JP2009079829A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009079829A true JP2009079829A (ja) | 2009-04-16 |
Family
ID=40654710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007249248A Pending JP2009079829A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009079829A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013204901A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4868267U (ja) * | 1971-11-30 | 1973-08-30 | ||
JPS5082458A (ja) * | 1973-11-27 | 1975-07-03 | ||
JPS6155691U (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-14 | ||
JP2004132684A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-04-30 | Tokai Kogyo Co Ltd | 断熱シール材、断熱シール組立体及び保温装置 |
-
2007
- 2007-09-26 JP JP2007249248A patent/JP2009079829A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4868267U (ja) * | 1971-11-30 | 1973-08-30 | ||
JPS5082458A (ja) * | 1973-11-27 | 1975-07-03 | ||
JPS6155691U (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-14 | ||
JP2004132684A (ja) * | 2002-08-09 | 2004-04-30 | Tokai Kogyo Co Ltd | 断熱シール材、断熱シール組立体及び保温装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013204901A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8490333B2 (en) | Sealing gaskets | |
JPH0746019B2 (ja) | 密封ガスケット | |
US20180073800A1 (en) | Refrigerator | |
TWI234636B (en) | Magnetic gasket structure of refrigerator door | |
JP6371151B2 (ja) | 冷却貯蔵庫の扉装置 | |
JP2009079829A (ja) | 冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫 | |
JP2002022349A (ja) | 冷蔵庫扉 | |
JP2014020691A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR20110011344A (ko) | 냉장고용 가스켓 | |
JP5817618B2 (ja) | 冷蔵庫の扉及びこの扉を備えた冷蔵庫 | |
JP6360685B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2005207689A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3145760U (ja) | ゴムタイヤ式チューブ冷凍庫用パッキン | |
JP2000130920A (ja) | 貯蔵庫 | |
JP2008175467A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2005090845A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2020133935A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2004162988A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3869806B2 (ja) | 貯蔵庫の扉装置 | |
JP2006046793A (ja) | 冷蔵庫用扉体 | |
JP2014035121A (ja) | 断熱箱体及びこの断熱箱体を備えた冷蔵庫 | |
JP2018044756A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2005188840A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2006300478A (ja) | 断熱扉 | |
JPH10267515A (ja) | 冷却貯蔵庫のドアシール構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090529 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20100806 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20101104 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110614 |