JP2009078772A - クローラ走行装置のクローラ張力調整装置 - Google Patents

クローラ走行装置のクローラ張力調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 緊張輪の支持を強固に行わせることができながら軽量に得ることができるクローラ走行装置のクローラ張力調整装置を提供する。
【解決手段】 トラックフレーム22の接地転輪24,25,26が位置する横一側方に位置してトラックフレーム22に支持されたガイド部材52と、ガイド部材52にトラックフレーム前後方向に摺動自在に支持された張力調整フレーム51と、張力調整フレーム51の輪体支持部50に回転自在に支持されてクローラベルト29に支持作用する緊張輪27と、張力調整フレーム51をガイド部材52に対して摺動調節する張力調整機構55とを備えている。輪体支持部50に、緊張輪27を両横側で支持する二又形状を備えてある。
【選択図】 図3

Description

本発明は、トラックフレームの横一側方に回転自在に位置した接地転輪を備えられたクローラ走行装置のクローラ張力調整装置に関する。
上記したクローラ緊張装置として、特許文献1に記載されたものを先に開発した。
特許文献1に記載されたクローラ張力調整装置では、トラックフレームの後端に前後スライド可能に挿入したブラケットと、このブラケットに遊転自在に軸支されたテンション輪とを備えている。
テンション輪は、ブラケットを操作軸の回動によってネジ送り移動させることでクローラベルトのテンション調節を行う。
特許文献1に記載されたクローラ張力調整装置では、ブラケットから横一側方に延出した支軸を備え、この支軸の延出端側にテンション輪を支持させることにより、テンション輪をクローラベルトが適切に巻回されるようトラックフレームの接地用転輪が位置する横一側方に位置させている。
特開2005−335614号公報(段落〔0019〕、図3)
旋回時などクローラベルトに強い張力が発生した際、緊張輪の支軸などの支持部材に大きな変形が発生すると、緊張輪のずれ動きが発生してクローラベルトが外れやすくなる。このため、クローラベルトに強い張力が発生しても緊張輪のずれ動きが発生しないよう、緊張輪を強固に支持させる必要がある。上記した従来のクローラ張力調節装置では、緊張輪の支軸が緊張輪の片側だけで支持されており、緊張輪の支持を強固に行われるようにすると、支軸が太くなるなどして重量が増大していた。
本発明の目的は、緊張輪の支持を強固に行わせることができながら軽量に得ることができるクローラ走行装置のクローラ張力調整装置を提供することにある。
本第1発明は、トラックフレームの横一側方に回転自在に位置した接地転輪を備えられたクローラ走行装置のクローラ張力調整装置において、
前記トラックフレームの前記接地転輪が位置する横一側方に位置して前記トラックフレームに支持されたガイド部材と、前記ガイド部材にトラックフレーム前後方向に摺動自在に支持された張力調整フレームと、前記張力調整フレームの輪体支持部に回転自在に支持されてクローラベルトに支持作用する緊張輪と、前記張力調整フレームを前記ガイド部材に対して摺動調節する張力調整機構とを備え、
前記輪体支持部に、前記緊張輪を両横側で支持する二又形状を備えてあることにある。
本第1発明の構成によると、トラックフレームの接地転輪が位置する横一側方に位置したガイド部材を採用したことにより、張力調整フレームの輪体支持部に緊張輪を両横側で支持する二又形状を備えさせながら、緊張輪をクローラベルトが適切に巻回されるようトラックフレームの接地転輪が位置する横一側方に位置させることができる。これにより、緊張輪の支軸を緊張輪の両横側で支持させ、緊張輪の支軸、張力調整フレームなどを従来のものに比してコンパクトなものを採用しても、かつクローラベルトに強い張力が発生しても、緊張輪をずれ動かないように強固に支持させることができる。
従って、クローラベルトが外れるなどの事態が発生しにくいよう緊張輪の支持を強固に行わせながら、緊張輪支持構造の面から軽量化を達成したクローラ張力調整装置を得ることができる。
本第2発明では、前記ガイド部材を、前記緊張輪がガイド部材から離れるほどトラックフレームに対して上昇する状態で前記張力調整フレームを摺動案内するように構成してある。
緊張輪のクローラベルトによる荷重についてみると、クローラベルトの緊張輪よりも上側に位置してトラックフレームに沿った向きになっている部位に発生する張力と、緊張輪よりも下側に位置してトラックフレームに対して傾斜した向きになっている部位に発生する張力との合力がクローラベルトの張力として緊張輪に掛かる。
本第2発明の構成によると、クローラベルトの張力によって緊張輪に掛かる荷重の方向が、張力調整フレームがガイド部材に案内されて移動する方向に沿った方向、あるいはそれに近い方向となり、ガイド部材と張力調整フレームとの間のこじれを発生しにくくしながら張力調整フレームを摺動調節することができる。
従って、ガイド部材と張力調整フレームとの間のこじれが発生しにくくて張力調節をスムーズにかつ軽く行うことができるクローラ張力調節装置を得ることができる。
本第3発明では、前記張力調整機構を、前記張力調整フレームに対して前記トラックフレームが位置する側とは反対側に配置して前記ガイド部材と前記張力調整フレームとにわたって取り付けてある。
本第3発明の構成によると、張力調整機構を、張力調整フレームに対してトラックフレームが位置する側とは反対側からトラックフレームによる障害を受けないで操作することができる。
従って、張力調整機構の操作をトラックフレームの操作障害を受けないで行って張力調節を楽に能率よく行えるよう操作性のよいクローラ張力調整装置を得ることができる。
本第4発明は、前記トラックフレームに、クローラベルトに外れ止め作用するクローラガイドを支持させるガイド取り付け部を設け、
前記ガイド取り付け部に、前記張力調整フレームに支持作用する支持部を備えてある請求項1〜3のいずれか一項に記載のクローラ走行装置のクローラ張力調整装置。
ガイド取り付け部は、クローラガイドを支持することから優れた強度を備えている。これにより、本第4発明の構成によると、ガイド取り付け部を支持手段に利用して張力調整フレームを強固に支持させることができる。
従って、張力調整フレームが強固に支持されてクローラベルトの張力調節をスムーズに行うことができるクローラ張力調節装置を、ガイド取り付け部を支持手段に利用した簡単な構造で得ることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係るクローラ張力調整装置Aが備えられた作業機の側面図である。この図に示すように、この作業機は、左右一対のクローラ走行装置1,1によって自走するように構成され、かつ運転座席2が装備された運転部を備えた走行機体と、この走行機体の機体フレーム3の前部に連結された刈取り部10とを備え、前記機体フレーム3の後部側に機体横方向に並べて設けた脱穀装置4と穀粒タンク5とを備えている。
この作業機は、稲や麦などを収穫する。
すなわち、刈取り部10は、前記機体フレーム3の前部に上下揺動自在に連結された刈取り部フレーム11を備え、この刈取り部フレーム11が油圧シリンダ12によって上下に揺動操作されることにより、刈取り部10の前端部に機体横方向に並んで位置する分草具13が地面近くに下降した下降作業状態と、前記分草具13が地面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降する。
刈取り部10を下降作業状態にして走行機体を走行させると、刈取り部10は、刈取り対象の植立穀稈を各分草具13によって機体横方向に並ぶ複数の引起し装置14のうちの分草具13に対応した引起し装置14に導入して引起し処理し、各引起し装置14によって引起し処理される植立穀稈を一つのバリカン形の刈取り装置15によって刈取り処理し、刈取り装置15からの刈取り穀稈を供給装置16によって脱穀装置4の脱穀フィードチェーン4aの始端部に供給する。
脱穀装置4は、脱穀フィードチェーン4aによって刈取り穀稈の株元側を機体後方向きに挟持搬送し、その刈取り穀稈の穂先側を扱室(図示せず)に供給して脱穀処理する。穀粒タンク5は、脱穀装置4から搬送された脱穀粒を回収して貯留していく。
図2は、前記左側のクローラ走行装置1の側面図である。図3は、前記左側のクローラ走行装置1の平面図である。右側のクローラ走行装置1は、左側のクローラ走行装置1と同じ構成を備えており、右側のクローラ走行装置1の図示を省略する。これらの図に示すように、クローラ走行装置1は、前記機体フレーム3に前後一対の支持アーム20,21を介して連結しているトラックフレーム22と、このトラックフレーム22の前方上方でミッションケース(図示せず)を介して前記機体フレーム3に支持させた駆動回転自在なクローラ駆動輪23と、前記トラックフレーム22の走行機体横外側に位置する方の横側方にトラックフレーム前後方向に並べてトラックフレーム22に支持させた八個の遊転自在な接地転輪24,25,26と、前記八個の接地転輪24,25,26のうちの最もトラックフレーム後端側に位置する接地転輪26の後方上方に位置させてトラックフレーム22の後端部に設けた緊張輪27と、前記トラックフレーム22の上方で前記機体フレーム3に支持させた前後一対の遊転自在なキャリヤローラ28,28とを備え、前記クローラ駆動輪23と前記八個の接地転輪24,25,26と前記緊張輪27と前記前後一対のキャリヤローラ28,28とにわたって巻回されたゴム製のクローラベルト29を備えて構成してある。
前記前側の支持アーム20は、この支持アーム20の基部を機体フレーム3に回転自在に連結している回転支軸20aと、この回転支軸20aの前記支持アーム20が連結している側とは反対側の端部に一体回転自在に設けた連動アーム30とを介して油圧シリンダ31のシリンダロッド31aに連動されている。
すなわち、前側の支持アーム20は、前記油圧シリンダ31によって前記回転支軸20aの軸芯まわりに機体フレーム3に対して上下に揺動操作されてトラックフレーム22の前端側を機体フレーム3に対して昇降操作する。
前記後側の支持アーム21は、この支持アーム21の基部を機体フレーム3に回転自在に連結している回転支軸21aと、この回転支軸21aの前記支持アーム21が連結している側とは反対側の端部に一体回転自在に設けた連動アーム32とを介して油圧シリンダ33のシリンダロッド33aに連動されている。後側の支持アーム21の遊端側は、キャンセルリンク34を介してトラックフレーム22の後端側に連結されている。
すなわち、後側の支持アーム21は、前記油圧シリンダ33によって前記回転支軸21aの軸芯まわりに機体フレーム3に対して上下に揺動操作され、キャンセルリンク34を介してトラックフレーム22の後端側を機体フレーム3に対して昇降操作する。
つまり、左右のクローラ走行装置1,1における前後一対の支持アーム20,21が揺動操作されることにより、走行機体が地面に対して横方向や前後方向に傾斜する。
すなわち、左右のクローラ走行装置1の一方における前後一対の支持アーム20,21が共に上昇あるいは下降揺動するように、かつ、前後一対の支持アーム20,21の上昇あるいは下降ストロークが同一になるように揺動操作されることにより、左右のクローラ走行装置1の一方におけるトラックフレーム22が機体フレーム3に対して平行に上昇あるいは下降し、走行機体の横方向での一端が他端側のクローラ走行装置1による接地点を揺動支点にして地面に対して昇降する。
左右のクローラ走行装置1における前側の支持アーム20と後側の支持アーム21との一方が上昇あるいは下降揺動するように、かつ左右のクローラ走行装置1における支持アーム20,21の上昇あるいは下降ストロークが同一になるように揺動操作されることにより、左右のクローラ走行装置1におけるトラックフレーム22が前端側での接地点を揺動支点にして機体フレーム3に対して上下に揺動するか、あるいは後端側での接地点を揺動支点にして機体フレーム3に対して上下に揺動し、走行機体の前後方向での一端が他端側を揺動支点にして地面に対して昇降する。
次に、前記八個の接地転輪24,25,26のうちの最もトラックフレーム後端側に位置する接地転輪26を最後接地転輪26と称し、前記八個の接地転輪24,25,26のうちの前記最後接地転輪26よりも前方に最後接地転輪26と隣り合って位置する接地転輪25を後接地転輪25と称して説明する。
前記後接地転輪25と前記最後接地転輪26とは、トラックフレーム22に遊転のみ自在に支持されており、トラックフレーム22に対して昇降不能になっている。
前記八個の接地転輪24,25,26のうちの前記最後接地転輪26と前記後接地転輪25とを除く接地転輪24は、隣り合う二個の接地転輪24,24が一つの転輪グループを形成するようグループ分けされ、各転輪グループの二個の接地転輪24,24が纏めて一つの天秤連結部材40によってトラクフレーム22に連結される状態でトラックフレーム22に支持されている。
図3、図4に示すように、前記した各天秤連結部材40は、これの中間部に位置した連結軸41を介してトラックフレーム22に回転自在に支持されている。各転輪グループを形成している二個の接地転輪24,24の一方の接地転輪24は、前記天秤連結部材40の前記連結軸41よりも前端側に位置する部位に遊転自在に支持され、他方の接地転輪24は、前記天秤連結部材40の前記連結軸41よりも後端側に位置する部位に遊転自在に支持されている。
これにより、八個の接地転輪24,25,26のうちの前記最後接地転輪26と前記後接地転輪25とを除く接地転輪24であって、前記各転輪グループを形成している二個の接地転輪24,24は、天秤連結部材40によってトラックフレーム22に取り付けられており、天秤連結部材40の揺動により、前記連結軸41の軸芯を揺動支点にしてトラックフレーム22に対して背反的に昇降する。
クローラ走行装置1は、前記各転輪グループに対応させて設けたクローラガイド42と、前記後接地転輪25と前記最後接地転輪26とに対応させて設けたクローラガイド43とを備えている。
図2、図4に示すように、前記各転輪グループに対応する前記クローラガイド42は、転輪グループの一方の接地転輪24の左右一対の案内輪体部の間と、他方の接地転輪24の左右一対の案内輪体部の間とにわった位置する棒状のカイド本体42aと、このガイド本体42aを前記天秤連結部材40に連結する連結杆42bとを備えて構成してあり、ガイド本体42aによってクローラベルト29の左右の芯金突起29a,29aに係止作用してクローベルト29の外れ止めを行う。各転輪グループに対応するクローラガイド42は、前記ガイド本体42aと前記連結杆42bとを前記天秤連結部材40と共に一体鋳造することによって作製してある。
図4に示すように、前記最後接地転輪26と前記後接地転輪25とに対応する前記クローラガイド43は、後接地転輪25の左右一対の案内輪体部の間と最後接地転輪26の左右一対の案内輪体部の間とにわった位置する棒状のカイド本体43aと、このガイド本体43aをトラックフレーム22が備えるガイド取り付け部44に連結する連結杆43bとを備えて構成してあり、ガイド本体43aによってクローラベルト29の左右の芯金突起29aに係止作用してクローベルト29の外れ止めを行う。このクローラガイド43は、前記ガイド本体43aと前記連結杆43bとを一体鋳造することによって作製してある。
トラックフレーム22の前記ガイド取り付け部44は、トラックフレーム22の横側面に金属ブロックを付設して構成してある。このガイド取り付け部44は、ガイド取り付け部44の端部に三本の連結ボルト45をトラックフレーム22の上下方向と前後方向とに三角配置に並べて装着されることにより、前記クローラガイド43の連結杆43bを支持する。
クローラ走行装置1は、トラックフレーム22の後部に設けた本発明の実施例に係るクローラ張力調整装置Aを備えている。
図3は、本実施例に係るクローラ張力調整装置Aの平面視での構造を示している。図4は、本実施例に係るクローラ張力調整装置Aの側面視での構造を示している。図5は、本実施例に係るクローラ張力調整装置Aの縦断平面図である。図6は、本実施例に係るクローラ張力調整装置Aの縦断側面図である。これらの図に示すように、本実施例に係るクローラ張力調整装置Aは、前記緊張輪27と、この緊張輪27を輪体支持部50で遊転自在に支持する張力調整フレーム51と、この張力調整フレーム51を支持するガイド部材52と、前記輪体支持部50の横側部に突設した係止部53aと前記ガイド部材52に設けた支持部54とにわたって取り付けた張力調節軸55とを備えて構成してある。
前記張力調整フレーム51は、前記輪体支持部50を備える他、この輪体支持部50の基部に一端側が連結された角形鋼管材で成るフレーム本体51aを備えて構成してある。
図9は、前記輪体支持部50の平面図である。図10は、前記輪体支持部50の側面図である。これらの図に示すように、前記輪体支持部50は一対の軸支孔56a,56aを緊張輪27の両横側に分離して位置する配置で備える二又形状になった軸支フォーク56を備えて構成してある。図5に示すように、輪体支持部50は、前記軸支フォーク56によって緊張輪27の支軸27aを緊張輪27の両横側で支持する。すなわち、緊張輪27を両横側で支持する。
前記ガイド部材52は、トラックフレーム22の前記各接地転輪24,25,26が位置する横一側方と同じ横一側方に配置して、トラックフレーム22の前後一対の支持アーム部22a,22aに支持させてあり、張力調整フレーム51をトラックフレーム22の横一側方の適切な位置、すなわち緊張輪27にクローラベルト29が適切に巻回される位置に配置している。
図6,7,8に示すように、前記ガイド部材52の前記張力調整フレーム51が突出している側の端部と、前記張力調整フレーム51とは、トラックフレーム22の前記取り付け部44の上端面で成る支持部44aに下端部が載った仲介部材57を介して前記支持部44aによって下方から受け止め支持されている。前記仲介部材57は、ガイド部材52と張力調整フレーム51との下面に一側面が受け止め作用する上側板金部材57aと、この上側板金部材57aと前記支持部44aとの間に介在する下側板金部材57bとによって構成してある。
前記張力調整フレーム51は、これのフレーム本体51aが前記ガイド部材52に摺動自在に内嵌していることにより、ガイド部材52によって摺動自在に支持され、ガイド部材52の内側面によって摺動案内されてトラックフレーム22の前後方向に摺動する。張力調整フレーム51は、ガイド部材52の取り付け向きによって摺動方向が設定されることにより、緊張輪27がガイド部材52から離れるほどトラックフレーム22に対して上昇する状態で摺動する。すなわち、張力調整フレーム51は、クローラベルト29の緊張輪27よりも上側に位置してトラックフレーム22に沿った向きになっている部位の張力と、緊張輪27よりも下側に位置してトラックフレーム22に対して傾斜した向きになっている部位の張力とによって緊張輪27に掛かる荷重の方向に近い方向に沿って摺動する。
前記張力調整軸55は、ガイド部材52の前記支持部54に設けた調整軸挿通孔のメネジに螺合したネジ軸によって構成してあり、回転操作されると、ガイド部材52に対してトラックフレーム前後方向に移動して輪体支持部50の前記係止部53aに押しあるいは引き作用することにより、張力調節フレーム51をガイド部材52に対して摺動調節する。この張力調整軸55は、張力調整フレーム51に対してトラックフレーム22が位置する側とは反対側に配置されており、クローラ走行装置1の走行機体横外側からトラックフレーム22による操作障害を受けないで操作できる。
要するに、クローラ張力調整装置Aは、張力調整軸55が回転操作されることにより、この張力調整軸55によって張力調整フレーム51をガイド部材52と仲介部材57とに摺動案内させながら移動調節する。このとき、張力調整フレーム51は、クローラベルト29の張力によって緊張輪27に掛かる荷重の方向に近い方向に沿って摺動し、張力調整フレーム51とガイド部材52との間にこじれが発生しにくい状態で摺動する。すると、緊張輪27がトラックフレーム22に対してその後方側に移動調節されてクローラベルト29をより走行装置後方側に押圧することにより、クローラベルト29の緊張力を増大側に調整する。あるいは、緊張輪27がトラックフレーム22に対して前方側に移動調節されてクローラベルト29の押圧を減少させることにより、クローラベルト29の緊張力を減少側に調整する。
図9,10に示すように、前記輪体支持部50は、前記軸支フォーク56と前記係止部53aとを備える他、軸支フォーク56の外周側に設けた上下一対の補強リブ58,58と、前記軸支フォーク56に対して前記係止部53aが位置する側とは反対側に設けた第二係止部53bとを備えている。前記軸支フォーク56と前記係止部53aと前記補強リブ58と前記第二係止部53bとは、ロストワックス鋳造によって一体鋳造されている。
前記第二係止部53bは、張力調整フレーム51が右側のクローラ走行装置1のクローラ張力調整装置Aに装備された際、張力調整軸55を取り付けるものである。
〔別実施例〕
上記した実施例に替え、張力調整フレーム51をグリスシリンダによって摺動調節する構成を採用しても、本発明の目的を達成することができる。従って、張力調整軸55、グリスシリンダなどを総称して張力調整機構55と呼称する。
作業機の側面図 クローラ走行装置の側面図 クローラ走行装置の平面図 クローラ走行装置後部の側面図 クローラ張力調整装置の縦断平面図 クローラ張力調整装置の縦断側面図 クローガイド取り付け構造の平面図 クローガイド取り付け部と仲介部材の斜視図 輪体支持部の平面図 輪体支持部の側面図
符号の説明
22 トラックフレーム
24,25,26 接地転輪
27 緊張輪
29 クローラベルト
43 クローラガイド
44 ガイド取り付け部
44a 支持部
50 輪体支持部
51 張力調整フレーム
52 ガイド部材
55 張力調整機構

Claims (4)

  1. トラックフレームの横一側方に回転自在に位置した接地転輪を備えられたクローラ走行装置のクローラ張力調整装置であって、
    前記トラックフレームの前記接地転輪が位置する横一側方に位置して前記トラックフレームに支持されたガイド部材と、前記ガイド部材にトラックフレーム前後方向に摺動自在に支持された張力調整フレームと、前記張力調整フレームの輪体支持部に回転自在に支持されてクローラベルトに支持作用する緊張輪と、前記張力調整フレームを前記ガイド部材に対して摺動調節する張力調整機構とを備え、
    前記輪体支持部に、前記緊張輪を両横側で支持する二又形状を備えてあるクローラ走行装置のクローラ張力調整装置。
  2. 前記ガイド部材を、前記緊張輪がガイド部材から離れるほどトラックフレームに対して上昇する状態で前記張力調整フレームを摺動案内するように構成してある請求項1記載のクローラ走行装置のクローラ張力調整装置。
  3. 前記張力調整機構を、前記張力調整フレームに対して前記トラックフレームが位置する側とは反対側に配置して前記ガイド部材と前記張力調整フレームとにわたって取り付けてある請求項1又は2記載のクローラ走行装置のクローラ張力調整装置。
  4. 前記トラックフレームに、クローラベルトに外れ止め作用するクローラガイドを支持させるガイド取り付け部を設け、
    前記ガイド取り付け部に、前記張力調整フレームに支持作用する支持部を備えてある請求項1〜3のいずれか一項に記載のクローラ走行装置のクローラ張力調整装置。
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