JP2009077784A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技盤ユニット交換時のコストを抑えるとともに、遊技盤ユニット交換時の作業性を向上させる。
【解決手段】パチンコ機10は、本体12と前面扉14とを備えている。本体12にはガイド通路42が組み込まれ、前面扉14には遊技盤ユニット20が取り付けられている。ガイド通路42は、発射装置から発射された遊技球を遊技盤ユニット20に形成された遊技領域24に案内する。遊技盤ユニット20は、前面扉14の背面に配置されたスライドレール54a、54bに対して着脱自在に設けられている。ガイド通路42は、パチンコ機の機種によらず共用できるので、遊技盤ユニット20を交換する際のコストを抑えることができる。また、遊技盤ユニット20をスライドさせて着脱できるので、遊技盤ユニット20を交換する際の作業性を向上できる。
【選択図】図3
【解決手段】パチンコ機10は、本体12と前面扉14とを備えている。本体12にはガイド通路42が組み込まれ、前面扉14には遊技盤ユニット20が取り付けられている。ガイド通路42は、発射装置から発射された遊技球を遊技盤ユニット20に形成された遊技領域24に案内する。遊技盤ユニット20は、前面扉14の背面に配置されたスライドレール54a、54bに対して着脱自在に設けられている。ガイド通路42は、パチンコ機の機種によらず共用できるので、遊技盤ユニット20を交換する際のコストを抑えることができる。また、遊技盤ユニット20をスライドさせて着脱できるので、遊技盤ユニット20を交換する際の作業性を向上できる。
【選択図】図3
Description
本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置されるパチンコ機に関するものである。
パチンコ機は、遊技球を発射する発射装置が組み込まれた本体枠と、この本体枠に軸着されて開閉自在に保持される前面扉とを備えている。本体枠には、発射装置が発射した遊技球が打ち出される遊技領域を備えた遊技盤(遊技盤ユニット)が取り付けられている。遊技盤は、発射装置から発射された遊技球を遊技領域に案内するためのガイドレール(ガイド部材)と一体に形成されており、ネジ止めされたり、周知のロック機構により係止されるなどして本体枠に取り付けられる。また、遊技盤は、パチンコ機の機種変更などの際には、本体枠から取り外されて仕様の異なるものへと交換される。
特開2000−107366号公報
特開2005−7024号公報
しかしながら、従来のパチンコ機は、ガイドレールごと遊技盤を交換するため、遊技盤交換時にコストがかかってしまうといった問題があった。また、ガイドレールが遊技盤を介して本体枠に取り付けられるため、ガイドレールにがたつきが生じたり、遊技球発射装置とガイドレールとの位置関係がずれたりしてしまい、遊技球を安定して打ち出すことができなくなってしまうといった問題があった。
また、パチンコ機は年々複雑化及び多様化が進んでおり、各種部品の搭載スペースを確保することが困難であるといった問題もあった。さらに、従来のパチンコ機は、遊技盤の着脱作業が煩わしいといった問題があった。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、遊技盤交換時のコストを抑えることのできるパチンコ機を提供することを目的としている。また、本発明は、内部スペースを有効活用し、各種部品の搭載スペースを確保できるパチンコ機を提供することを目的としている。さらに、本発明は、遊技盤交換時の作業性を向上できるパチンコ機を目的としている。
上記目的を達成するために本発明のパチンコ機は、遊技球を流下させる遊技領域を備えたパチンコ機において、遊技球を上方向に発射する発射装置、及び、前記発射装置から発射された遊技球の軌道に沿って上下方向に長く形成され、前記発射装置から発射された遊技球を、左右方向への移動を規制しながら上方向へ案内する遊技球ガイド通路が組み込まれた遊技機本体と、前記遊技領域を視認させる窓部を有し、前記遊技機本体の前面側に軸着されて開閉自在に保持される前面扉と、前記遊技領域が形成され、前記前面扉に着脱自在に設けられた遊技盤ユニットとを備え、前記遊技盤ユニットは、前記遊技領域の前面を画定する前面透明板と、前記遊技領域の後面を画定する後面板、及び、前記遊技領域の周面を画定する枠壁を有し、前記前面透明板の後面に取り付けられる後部桶体とからなり、前記前面透明板は、前面が遊技者と対峙し、後面側に複数の遊技釘が植設されており、前記後部桶体は、前記前面扉を閉じたときに前記遊技球ガイド通路の出口と連通し、前記発射装置から発射された遊技球を前記遊技領域に受け入れるための受け入れ口と、前記遊技領域から遊技球を排出するための排出口とを備えていることを特徴としている。
前記前面扉は、前記遊技盤ユニットの左右両側部をスライド自在に保持する一対のスライドレールを備え、前記遊技盤ユニットは、前記スライドレールと係合するように、前記前面扉の上方から下方へ向けて移動されることで前記前面扉に装着されるとともに、前記前面扉に装着された状態から上方へ向けて移動されることで前記係合が解除されて前記前面扉から取り外されることが好ましい。
また、前記遊技機本体に、各種画像を表示する表示手段を組み込むとともに、前記後面板を介して前記表示手段を視認できるように、前記後面板を透明な材料から形成することが好ましい。
本発明によれば、遊技機本体にガイド部材を組み込んだので、ガイド部材を異なる機種間で共用でき、遊技盤ユニットを交換する際のコストを抑えることができる。また、ガイド部材にがたつきが生じたり、発射装置とガイド部材との位置関係がずれてしまうといった問題を防止して、遊技球を安定して打ち出すことができる。
さらに、本発明によれば、遊技盤ユニットの前面透明板が遊技者と対峙するようにしたので、例えば、前面扉に複層のガラス板を配置し、その背後に遊技領域を形成する場合と比較して、ガラス板を廃止できるだけでなく遊技盤ユニットの搭載位置を前方へずらすことができるので、本体枠内のスペースを有効活用でき、より大型、または、より多くの部品を搭載できる。また、本発明によれば、遊技盤ユニットをスライドさせて着脱できるため、交換時の作業性を向上できる。
図1において、パチンコ機10は、本体(遊技機本体)12と、本体12の前面に軸着されて回動自在に保持される前面扉14とを備えている。本体12は、矩形箱形状に形成され、本体12の内部には、後述する遊技盤ユニット20を組み込むための空間が形成されている。前面扉14は、開口(窓部)16を有する枠形状に形成されており(図3参照)、この開口16から遊技盤ユニット20を構成する前面透明板22が露呈されている。前面透明板22の背後には、遊技領域24が形成されている。遊技領域24には、通常入賞口26、始動入賞口28、大入賞口30、大入賞口30を開閉するアタッカ32などが設けられている。
前面扉14の下方には、発射ハンドル34、受け皿36が設けられている。発射ハンドル34が回動操作されると、遊技領域24に遊技球が打ち出される。遊技領域24に打ち出された遊技球が通常入賞口26、または、始動入賞口28に入賞すると、予め設定された個数の遊技球が賞球として受け皿36に払い出される。また、遊技球が始動入賞口28に入賞すると、当たりまたはハズレを決定する当たり抽選が行われる。当たり抽選の結果は、遊技盤ユニット20の背後に設けられた液晶ディスプレイ(表示手段)38(図2、図3参照)に表示される。当たり抽選に当選すると当たりモードへ移行する。当たりモードでは、アタッカ32が開放されて遊技球を大入賞口30へ遊技球を入賞させることが可能となり、大量の賞球を得ることができる。
図2において、本体12には、前述した液晶ディスプレイ38に加え、発射装置40、ガイド通路42が組み込まれている。また、前面扉14には、遊技盤ユニット20が取り付けられている。周知のように、発射装置40は、カウンタアーム44を備え、発射ハンドル34の回動に応じてカウンタアーム44を揺動させて遊技球を1球ずつ上方へ向けて発射する。
ガイド通路42は、遊技球の背面側への移動を規制する背面板46と、遊技球の左右方向への移動を規制する略円弧状の一対のガイドレール48a、48bとから構成される。
ガイド通路42は、発射装置40から遊技球が打ち出される位置(受け皿36の下方の位置)から、発射装置40から打ち出された遊技球を遊技領域24に投入する位置(本体12の上部の位置)に渡って上下方向に長く形成されている。ガイド通路42は、ガイドレール48aの下端部とガイドレール48bの下端部との間に、発射装置40から発射された遊技球を受け入れるための入口50が形成されている。ガイド通路42は、この入口50が発射装置40の上部に位置するように本体12に固定される。また、ガイド通路42は、ガイドレール48aの上端部とガイドレール48bの上端部との間に、遊技球を排出するための出口52が形成されている。発射装置40から発射された遊技球は、この出口から52から遊技領域24の上部に打ち出される。なお、前面扉14を閉じると、ガイド通路42の前面に遊技盤ユニット20が配置され、ガイド通路42を通る遊技球の前面側への移動は遊技盤ユニット20によって規制されるようになっている。
ガイド通路42は、発射装置40から遊技球が打ち出される位置(受け皿36の下方の位置)から、発射装置40から打ち出された遊技球を遊技領域24に投入する位置(本体12の上部の位置)に渡って上下方向に長く形成されている。ガイド通路42は、ガイドレール48aの下端部とガイドレール48bの下端部との間に、発射装置40から発射された遊技球を受け入れるための入口50が形成されている。ガイド通路42は、この入口50が発射装置40の上部に位置するように本体12に固定される。また、ガイド通路42は、ガイドレール48aの上端部とガイドレール48bの上端部との間に、遊技球を排出するための出口52が形成されている。発射装置40から発射された遊技球は、この出口から52から遊技領域24の上部に打ち出される。なお、前面扉14を閉じると、ガイド通路42の前面に遊技盤ユニット20が配置され、ガイド通路42を通る遊技球の前面側への移動は遊技盤ユニット20によって規制されるようになっている。
図3に示すように、前面扉14の背面には、一対のスライドレール54a、54bが設けられており、遊技盤ユニット20は、このスライドレール54a、54bに対して着脱自在に設けられている。スライドレール54a、54bは、水平方向の断面がL字型であり、上下方向に長く形成されている。スライドレール54a、54bは、L字の先端部が向かい合うように、前面扉14の背面の左右両側部に配置される。また、前面扉14の背面の下端部には、ストッパ56が設けられている。ストッパ56は、水平方向に長い板状に形成され、スライドレール54a、54bの下端部と前面扉14の背面の下端部との間に形成された開口部を塞ぐように設けられている。そして、遊技盤ユニット20は、前面透明板22の左右両側部がスライドレール54a、54bと係合するように、前面扉14の上方から下方へ移動され(スライドレール54a、54bの上端部と前面扉14の背面との間に形成された開口部に前面透明板22が挿入され)、前面透明板22の下端がストッパ56と当接する(前面透明板22の下端がストッパ56上に載置される)ことによって前面扉14に取り付けられる。また、前面扉14に取り付けられた遊技盤ユニット20は、上方へ向けて移動させることで、スライドレール54a、54bとの係合が解除され、前面扉14から取り外すことができる。
図4に示すように、遊技盤ユニット20は、前面透明板22と、前面透明板22の後面に取り付けられる後部桶体60とから構成される。後部桶体60は、略円形の枠壁62及び枠壁62の後面側の開口を塞ぐ後面透明板(後面板)64とからなり、枠壁62の外側面に設けられたフランジ62aが、ネジ66により前面透明板22の後面に固定される。前面透明板22に後部桶体60が取り付けられると、枠壁62の前面側の開口が前面透明板22によって塞がれる。そして、前面透明板22と後部桶体60との間に形成された空間部分により遊技領域が構成される。すなわち、前面透明板22に後部桶体60が取り付けられると、前面透明板22の後面により遊技領域24の前面が画定され、枠壁62の内周面により遊技領域24の周面が画定され、後面透明板64の前面により遊技領域24の後面が画定される。なお、後部桶体60は、スライドレール54a、54b(図2、図3参照)の左右幅の間隔領域内に配置される幅(スライドレール54a、54bの幅よりも狭い幅)に形成されており、前面扉14を開放してネジ66を外すことにより、遊技盤ユニット20を前面扉14に取り付けたまま前面透明板22から後面透明板64を取り外すことができる。こうすることによって、手軽に遊技領域24内のメンテナンスを行えるようにしている。
前面透明板22は、アクリルなどの透明な樹脂から形成されており、後面には、遊技領域24を流下する遊技球の動きに変化を与えるための複数の遊技釘68が植設されている。本実施形態では、前面透明板22として、厚さが19.5mm以上であるとともに、従来のパチンコ機で用いている複層ガラス(例えば、特開平09−099150の請求項1に記載された二枚のガラス板)に相当する厚さのものを用いている。また、本実施形態では、遊技釘68として、長さ33.6mmのものを用い、この遊技釘68の先端部の19.5mmを前面透明板22に埋め込んでいる。なお、前面透明板22の後面に、遊技釘68に加え、遊技領域24を流下する遊技球を一時的に滞在させるステージ役物などを設けてもよい。
枠壁62は、一部が切り欠かれたステンレス板などから形成されており、切り欠き部分が遊技領域24に遊技球を受け入れるための受け入れ口70(図5参照)となっている。受け入れ口70は、枠壁62を貫通するように設けられ、前面扉14を閉じた際にガイド通路42の出口52に対面する。これにより、遊技盤ユニット20とガイド通路42とが連通され、発射装置40から発射された遊技球が遊技領域24に打ち出される。
後面透明板64は、アクリルなどの透明な樹脂から形成されている。また、本実施形態において、後面透明板64は、前面透明板22よりも厚みが薄く形成されている。後面透明板64は、開口(排出口)72、74、76、78が設けられている。開口72、74、76、78は、後面透明板64を貫通するように設けられており、遊技領域24に打ち出された遊技球はこれら開口72、74、76、78から後面透明板64の背後に排出される。
また、図5に示すように、後面透明板64には、役物80、82、84、86が取り付けられている。役物80は、液晶ディスプレイ38を囲むように形成された開口81を備えている。役物82は通常入賞口26を備え、役物84は始動入賞口28及び始動入賞口28に遊技球が入賞し易い開き位置と始動入賞口28に遊技球が入賞し難い閉じ位置との間で開閉される一対の移動部材84a、84bを備え、役物86は、大入賞口30及び大入賞口30を開閉するアタッカ32を備えている。そして、通常入賞口26に入賞した遊技球は開口72(図4参照)から排出され、始動入賞口28に入賞した遊技球は開口74(図4参照)から排出され、大入賞口30に入賞した遊技球は開口76(図4参照)から排出される。また、これらのいずれにも入賞しなかった遊技球は開口(アウト口)78から排出される。
図2、図3に戻り、本体12は、液晶ディスプレイ38の下方部分が、液晶ディスプレイ38の前面から1段窪むように形成されており、この窪みの下端部には、回収口90が設けられている。そして、前面扉14を閉じると、後面透明板64の上部領域が液晶ディスプレイ38の前面近傍に配置されるとともに、後面透明板64の下部領域と本体12との間に遊技球の直径よりもやや広い遊技球流下用の隙間が形成される。後面透明板64の背面側に排出された遊技球は、この遊技球流下用の隙間を通って下方に移動し、回収口90に入って回収される。
以上のように、パチンコ機10では、本体(遊技機本体)にガイド通路(ガイド部材)遊技機本体にガイド部材を組み込んだので、ガイド部材を異なる機種間で共用でき、遊技盤ユニットを交換する際のコストを抑えることができる。また、ガイド部材にがたつきが生じたり、発射装置とガイド部材との位置関係がずれてしまうといった問題を防止して、遊技球を安定して打ち出すことができる。また、パチンコ機10では、遊技盤ユニットをスライドさせて着脱できるようにしたので、遊技盤ユニットを交換する際の作業性を向上できる。
さらに、従来のパチンコ機は、複層ガラスを用い、この複層ガラスの背後に配置された遊技盤(本発明においては後面板)に遊技釘を配置しているので、遊技釘を打ち込めるように遊技盤の厚みを厚くする必要があった。これに対し、本発明は、複層ガラスに代えて透明な樹脂性の前面透明板を用いるようにしたので、複層ガラスに対して厚みを増すことなく前面透明板に遊技釘を設けることができる。これにより、本発明では、後面板に遊技釘を配置する必要がなく、後面板の厚みを薄くすることができる。そして、本願発明によれば、この後面板の厚みを薄くした分を、部品の搭載スペースとして使用できるため、スペース効率がよい。
なお、上記実施形態では、後部桶体を前面透明板にネジ止めする例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、後部桶体を前述した遊技盤ユニットと同様のスライドレールを用いて前面透明板に取り付け、後部桶体をスライドさせることにより前面透明板から着脱できるように構成してもよい。また、後部桶体の一側部をヒンジを介して前面透明板に取り付け、他側部を周知の係止部材を用いて前面透明板に係止してもよい。こうすることで、係止部材の係止を解除して、後部桶体を開放することで遊技領域内のメンテナンスを行うことができるので、よりメンテナンス性が向上する。もちろん、後部桶体全体を開閉式とせずに、後部桶体の一部(例えば、後面板のうち遊技釘と対面する部分)をスライド式や開閉式としてもよい。
また、上記実施形態では、後面板を透明な樹脂製としたが、本発明はこれに限定されるものではない。後面板は、液晶ディスプレイを視認できるように構成されていればよいので、例えば、後面板をベニヤ板などの不透明な材料から形成し、液晶ディスプレイに対応する位置に開口を設けてもよい。
さらに、上記実施形態では、遊技盤ユニットをスライドさせて着脱する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。遊技盤ユニットは、前面扉の背面に着脱自在に設けられていればよいので、例えば、遊技盤ユニットを前面扉の背面にネジ止めしたり、周知の係止部材により係止してもよい。
また、上記実施形態では、遊技釘を前面透明板に設ける例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。遊技釘の一部または全部を後部桶体に設けてもよい。
さらに、上記実施形態では、後面透明板に役物を設ける例で説明をしたが、図6に示すパチンコ機100のように、本体に役物を設けてもよい。なお、図6においては、上述した実施形態と同様の部材については同様の符号を付して説明を省略している。
図6において、パチンコ機100は、本体102に、役物取り付け板104が設けられ、この役物取り付け板104に、上記実施形態と同様の役物80、82、84、86が設けられている。役物取り付け板104は、液晶ディスプレイ38の下方に形成された窪みの前面に配置されており、役物80、82、84、86に入賞した遊技球は、役物取り付け板の背後(窪みの内部)に案内された後、窪みの内部を下方へ向けて移動し、回収口90に入って回収される。また、役物取り付け板104の下端部には、前面扉14を閉じたときに遊技盤ユニット108の開口(アウト口)78と対面し、開口78に入った遊技球を回収口に案内する開口110が形成されている。
他方、遊技盤ユニット108は、後面透明板112に、前述した開口78の他、開口114、116、118が設けられている。開口114は、役物82に対応する形状に形成されている。そして、役物82は、前面扉14を閉じた際に、開口114から遊技領域24内に突出するようになっている。また、開口116は、役物84に対応する形状に形成されており、役物84は、前面扉14を閉じた際に、開口116から遊技領域24内に突出するようになっている。同様に、役物86は、前面扉14を閉じた際に、開口118から遊技領域24内に突出するようになっている。
本例によれば、本体に役物が設けられており、遊技盤ユニットを交換する際に役物を再利用できるので、遊技盤ユニット交換時のコストを抑えることができる。さらに、役物には、入賞を検知するセンサや、可動部材など本体と電気的に接続する必要のある部品が設けられているので、上記実施形態のように遊技盤ユニットに役物が搭載されている場合、ハーネス(配線)などによって本体と遊技盤ユニットとを電気的に接続する必要がある。これに対して本例では、遊技盤ユニットと本体とを電気的に接続する必要がなく、配線を簡略化できるので、コストを抑えることができる。また、ハーネス(配線)の着脱を行うことなく遊技盤ユニットの着脱が可能となるため、遊技盤ユニット交換時の作業性を向上させることができる。
10、100 パチンコ機
12、102 本体(遊技機本体)
16 開口(窓部)
20、108 遊技盤ユニット
22 前面透明板
38 液晶ディスプレイ(表示手段)
40 発射装置
42 ガイド通路
52 出口
54a、54b スライドレール
56 ストッパ
60 後部桶体
62 枠壁
64、112 後面透明板(後面板)
68 遊技釘
70 受け入れ口
72、74、76、78 開口(排出口)
12、102 本体(遊技機本体)
16 開口(窓部)
20、108 遊技盤ユニット
22 前面透明板
38 液晶ディスプレイ(表示手段)
40 発射装置
42 ガイド通路
52 出口
54a、54b スライドレール
56 ストッパ
60 後部桶体
62 枠壁
64、112 後面透明板(後面板)
68 遊技釘
70 受け入れ口
72、74、76、78 開口(排出口)
Claims (3)
- 遊技球を流下させる遊技領域を備えたパチンコ機において、
遊技球を上方向に発射する発射装置、及び、前記発射装置から発射された遊技球の軌道に沿って上下方向に長く形成され、前記発射装置から発射された遊技球を、左右方向への移動を規制しながら上方向へ案内する遊技球ガイド通路が組み込まれた遊技機本体と、
前記遊技領域を視認させる窓部を有し、前記遊技機本体の前面側に軸着されて開閉自在に保持される前面扉と、
前記遊技領域が形成され、前記前面扉に着脱自在に設けられた遊技盤ユニットとを備え、
前記遊技盤ユニットは、
前記遊技領域の前面を画定する前面透明板と、
前記遊技領域の後面を画定する後面板、及び、前記遊技領域の周面を画定する枠壁を有し、前記前面透明板の後面に取り付けられる後部桶体とからなり、
前記前面透明板は、
前面が遊技者と対峙し、後面側に複数の遊技釘が植設されており、
前記後部桶体は、
前記前面扉を閉じたときに前記遊技球ガイド通路の出口と連通し、前記発射装置から発射された遊技球を前記遊技領域に受け入れるための受け入れ口と、
前記遊技領域から遊技球を排出するための排出口とを備えていることを特徴とするパチンコ機。 - 前記前面扉は、前記遊技盤ユニットの左右両側部をスライド自在に保持する一対のスライドレールを備え、
前記遊技盤ユニットは、前記スライドレールと係合するように、前記前面扉の上方から下方へ向けて移動されることで前記前面扉に装着されるとともに、前記前面扉に装着された状態から上方へ向けて移動されることで前記係合が解除されて前記前面扉から取り外されることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。 - 前記遊技機本体に、各種画像を表示する表示手段を組み込むとともに、
前記後面板を介して前記表示手段を視認できるように、前記後面板を透明な材料から形成したことを特徴とする請求項1または2記載のパチンコ機。
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JP2007247701A JP2009077784A (ja) | 2007-09-25 | 2007-09-25 | パチンコ機 |
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JP2007247701A JP2009077784A (ja) | 2007-09-25 | 2007-09-25 | パチンコ機 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014008291A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014008292A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2019130026A (ja) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 株式会社浅間製作所 | 遊技機 |
-
2007
- 2007-09-25 JP JP2007247701A patent/JP2009077784A/ja not_active Withdrawn
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