JP2009077592A - 接地用具 - Google Patents
接地用具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009077592A JP2009077592A JP2007246212A JP2007246212A JP2009077592A JP 2009077592 A JP2009077592 A JP 2009077592A JP 2007246212 A JP2007246212 A JP 2007246212A JP 2007246212 A JP2007246212 A JP 2007246212A JP 2009077592 A JP2009077592 A JP 2009077592A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- gripping
- conductive member
- shaft
- grounding tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims abstract description 12
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 55
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 47
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 36
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 14
- 239000003550 marker Substances 0.000 claims description 14
- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 12
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 11
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 11
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 11
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 11
- 241000722921 Tulipa gesneriana Species 0.000 description 8
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- YLZOPXRUQYQQID-UHFFFAOYSA-N 3-(2,4,6,7-tetrahydrotriazolo[4,5-c]pyridin-5-yl)-1-[4-[2-[[3-(trifluoromethoxy)phenyl]methylamino]pyrimidin-5-yl]piperazin-1-yl]propan-1-one Chemical class N1N=NC=2CN(CCC=21)CCC(=O)N1CCN(CC1)C=1C=NC(=NC=1)NCC1=CC(=CC=C1)OC(F)(F)F YLZOPXRUQYQQID-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
【解決手段】絶縁棒11と、把持機構と、開放抑制機構と、ロック機構とを備え、導電部材を把持して電流を接地へ逃がす接地用具である。把持機構は、導電部材を把持する一対の把持片(固定把持片12、可動把持片13)を有し、開放抑制機構(突起149、カムネジ溝129、受圧部131)は、把持機構が開放する方向(図の時計回り)に可動把持片13が回転することを抑制する。またロック機構(ロック機構本体15、スリット状孔122、回転防止スリット142)は、導電部材が把持機構の適正位置に把持されない限り開放抑制機構の動作を制限する。
【選択図】図1
Description
フック型の接地用具では、第一軸部が固定把持片の先端側に設けられ、固定把持片と可動把持片とで形成される開口部が絶縁棒側に開口する。従って、フック型を使用して導電部材を把持するときは、導電部材を引っ掛けるようにして導電部材を把持機構に嵌め込む。ここで、把持機構の可動把持片の先端には、導電部材を引っ掛けて、導電部材を把持機構の開口部に案内する爪部を設けることが好ましい。爪部に引っ掛けられた導電部材は、可動把持片の外形に沿わせることで、開口部に案内される。
チューリップ型の接地用具では、第一軸部が、固定把持片の絶縁棒側に設けられ、固定把持片と可動把持片とで形成される開口部が、固定把持片の先端側に開口する。従って、このチューリップ型を使用して導電部材を把持するときは、チューリップ型をした把持機構を導電部材に押しつけるようにして、導電部材を把持機構に嵌め込む。ここで、把持機構の固定把持片の先端には、導電部材を引っ掛けて、導電部材を把持機構の開口部に案内する爪部を設けることが好ましい。爪部に引っ掛けられた導電部材は、固定把持片の外形に沿わせることで、開口部に案内される。
実施例1では、フック型の接地用具を説明する。図1は、フック型接地用具の概略構成図である。フック型接地用具1は、絶縁棒11と、導電部材を把持する一対の把持片を有する把持機構と、導電部材を把持した把持機構が開放することを抑制する開放抑制機構と、開放抑制機構の動作を制限するロック機構とを備える。なお、図1には示していないが、従来のフック型接地用具と同様に、把持機構には接地線を介してアース側金具が接続されている。
絶縁棒11は、作業者が本発明の接地用具1を操作するために握る部分である。図1ではその先端部側の一部についてのみ図示しているが、図示していない部分については、特許文献1に記載の公知の構成により伸縮自在に構成されている。
固定把持片12は、図2(A)に示すように、筒部12cと、筒部12cの径方向に突出するように設けられる把持部12gとを有し、図1に示すように絶縁棒11の先端に固定されている。
可動把持片13は、図2(B)に示すように、把持部13gと連結部13jとを有する。把持部13gは、同一形状を有する2枚の板状部材が、紙面奥側と手前側とで互いに対向するように配置されており(図面上は、一枚だけ示す)、この板状部材が連結部13jにより連結されて可動把持片13を構成している。この可動把持片13の把持部13gを構成する板状部材の間隔は、この板状部材の間に固定把持片12の把持部12gの一部を収納することができるような間隔になっている(図1および図2を合わせて参照)。
ロック機構本体15は、図2(C)に示すように、その中間部であって固定把持片12と対向する部分に受け部153が形成されている。受け部153は、導電部材に接触したときに導電部材を損傷しないように滑らかな曲線部で構成される凹状の部分である。
貫通軸14は、固定把持片12の貫通孔121に貫通させることができる棒状の部材である。貫通軸14には、貫通孔121内に配置したときに、スリット状孔122に対応する位置に回転防止スリット142が設けられている。回転防止スリット142は、貫通軸14の軸線に直交するように貫通軸14を貫通する矩形状の孔である。この回転防止スリット142よりも先端側(図面の左側)が、先端部141である。
このような構成を備える実施例1のフック型接地用具1によれば、図3(A)のような把持機構が導電部材9を半噛みした状態では、開放抑制機構を構成する貫通軸14の回転防止スリット142にロック機構本体15の一部が挿通されているので貫通軸14を回転させることができない。換言すれば、図3(B)のように導電部材9が適正位置に把持されない限り、貫通軸14の回転防止スリット142にロック機構本体15が位置し続けるため、貫通軸14を回転させること、即ち、開放抑制機構を動作させることができない。従って、導電部材9を半噛み状態で締め付けることがなくなり、作業者の感電事故を防止することができる。
本変形例では、実施例1と異なる開放抑制機構を備えるフック型接地用具を図4に基づいて説明する。本例の接地用具は、具体的には、カム溝の形状が異なる。このカム溝の構成以外は、実施例1と同様であるため、ここでは相違点についてのみ説明する。
実施例2では、チューリップ型の接地用具を説明する。図5は、チューリップ型接地用具の概略構成図である。チューリップ型接地用具2は、フック型接地用具と同様に、絶縁棒21と、把持機構と、開放抑制機構と、ロック機構とを備える。なお、図5には示していないが、従来のチューリップ型接地用具と同様に、把持機構には接地線を介してアース側金具が接続されている。
絶縁棒21は、作業者が本発明の接地用具2を操作するために握る部分である。図5(A)ではその先端部側の一部についてのみ図示しているが、図示していない部分については、実施例1と同様に伸縮自在に構成されている。
固定把持片22は、図6(A)に示すように、基部22bと、把持部22gと、連結部22jとを有する。
可動把持片23は、図6(B)に示すように、把持部23gと連結部23jとを有する。具体的には、可動把持片23は、同一形状を有する2枚の板状部材が、紙面奥側と手前側とで互いに対向するように配置されて形成される把持部23gを(図面上は、一枚だけ示す)、連結部23jにより連結することで構成される。この可動把持片23の把持部23gを構成する板状部材の間隔は、可動把持片23の一部が固定把持片22の板状部材の間に収納できるような間隔になっている。
ロック機構本体25は、図6(C)に示すように本体片251と、この本体片251に対して第三軸部63を介して回転自在に支持されるロック片255を有する。ロック機構本体25は、ロック機構本体25を可動把持片23に対して回転自在に支持する第二軸部62を配置可能な軸孔62cが設けられている。
回転体24は、固定把持片22の筒部22cを収納可能な筒部24cと、筒部24cの径方向外方に延設される円板部24dとを有する。筒部24cにはボルト軸を挿通可能な挿通孔247が設けられており、回転体24は、絶縁棒21に対しては回転しないが、固定把持片22に対しては回転するように、ボルトで固定把持片22の筒部22cに取り付けられている。
このような構成を備える実施例2のチューリップ型接地用具2によれば、回転体24の回転防止孔245にロック片255が差し込まれた状態のときには回転体24を回転させることができない。即ち、導電部材9が適正位置に把持されない限り、回転防止孔245にロック片255が差し込まれた状態で維持されるため、回転体24を回転させること、即ち、開放抑制機構を動作させることができない。従って、導電部材9を半噛み状態で締め付けることがなくなり、作業者の感電事故を防止することができる。
本変形例では、実施例2のチューリップ型接地用具とは異なる形状のロック機構本体と、回転体とを有するチューリップ型接地用具を図8に基づいて説明する。本例の接地用具は、ロック機構本体と回転体の一部の構成以外は、実施例2の接地用具と共通するため、相違点についてのみ説明する。なお、同一符号を付した部分は、実施例2と同一の機能を有しているため、説明を省略する。
本例の接地用具3のロック機構本体35は、実施例2の接地用具と異なり、第二軸部64を介して固定把持片22に回転自在に支持されている。このロック機構本体35は、図示しないねじりバネにより固定把持片22に対する位置が維持され、導電部材が受け部253を押圧しない限り回転しない。
本例の回転体34は、実施例2の回転防止孔の代わりに回転防止スリット345を有している。回転防止スリット345は、回転体34の中心に対して径方向外方に開口するスリットであり、前述のロック片部355が差し込まれる部分である。
さらに、本変形例では、実施例2のチューリップ型接地用具に備わる回転体に耐摩耗部材を設けたチューリップ型接地用具を図9に基づいて説明する。本例の接地用具は、回転体のガイド溝がガイド片との摺接により損傷しないように回転体に耐摩耗部材を設ける。なお、耐摩耗部材の構成以外は、実施例2と同一であるので、回転体の説明のみを以下に行う。
本例では、さらに、実施例1で説明した接地用具を改良したフック型の接地用具について説明する。なお、実施例1同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
本例の接地用具における受圧部132は、底部を有する筒体132bと、筒体132bに嵌め込まれる押圧片132cと、筒体132bの内部に配置され、押圧片132cを筒体132bから出る方向に押圧する圧縮バネ132sとからなる。筒体132bは、可動把持片13のうち、爪部135とは反対の端部に設けられ、固定把持片12と可動把持片13との間に導電部材9を配置したときに、筒体132b開口部(押圧片が突出している部分)が、貫通軸14の先端に対向するようになっている。また、押圧片132cは、フランジ座を有しており、筒体132bから抜け出ないようになっている。さらに、圧縮バネ132sは、一端が筒体132bの底部に、他端が押圧片132cのフランジ座に当接している。つまり、本例の受圧部132は、接地用具で導電部材9を把持したときに、押圧片132cと貫通軸14の先端とが対向配置されて、押圧片132cが貫通軸14を押圧するようになっている。この構成により、絶縁棒11を回転させて貫通軸14を進出させたときに、貫通軸14の先端に押圧された押圧片132cが筒体132bの内部に押し込まれ、圧縮バネ132sが圧縮される。圧縮された圧縮バネ132sは、筒体132bの底部を押圧して、可動把持片13を紙面の反時計回りに回転させるので、導電部材9が把持機構で締め付けられる。
本例の接地用具は、開放抑制機構を構成するカム溝128に摺動する突起148と、突起148がカム溝128のどの位置にあるのかを目視にて確認し易くする動作状況確認板126とを具える。以下、カム溝128、突起148および動作状況確認板126の構成について図11を参照して詳細に説明する。
本例の接地用具では、実施例1に対して、さらに固定把持片に接地線を連結する接続台座の形状を変更した。具体的には、本例の接地用具には、固定把持片12の根元側であって、動作状態確認板126の近傍に、固定把持片12から垂直に伸びる垂直片が設けられ、この垂直片に連続して垂直片に対して斜めに伸びるように接続台座124が設けられている(図10参照)。さらに、接続台座124の端部から垂直片とほぼ平行になるように接地線ガイド孔125を有する部分が設けられている。垂直片の高さは、カム溝128から突出する突起148の高さよりも高く、接続台座124の接地線ガイド孔125側が、垂直片側よりも高い位置にあり、貫通軸14の軸線に対して傾いて形成されている。また、接地線ガイド孔125の絶縁棒側端部がカム溝128を跨ぎ越している。このような構成により、接続台座124にボルト締めされ、接地線ガイド孔125を通る接地線の引き出し方向が、把持機構から離れる方向に規定される。つまり、図10の接地用具に接地線を取り付けた場合、接地線は、貫通軸14の径方向外方に一旦離れた後、湾曲して紙面下方に垂れ下がることになるので、この接地線が、突起148に接触して絶縁棒11の回転を阻害することがないし、把持機構の開口部に嵌まり込んで導電部材9の把持を阻害することもない。また、この接地線の引き出し方向の規定により、接地線の接続箇所近傍の視界を確保することができるので、突起148が適正位置まで回転しているかどうかや、把持機構の開口部に導電部材9が案内されているかどうかなどの目視による確認を容易にできる。
11 絶縁棒 51 第一軸部 52 第二軸部 81,82 ねじりバネ
12 固定把持片 12g 把持部 12c 筒部
121 貫通孔 122 スリット状孔 123 凹部 124 接続台座
125 接地線ガイド孔 126 動作状況確認板 m1,m2 マーカー
127 座面筒 128,129 カム溝 128x,128y 凹部 51a 軸孔
129b,129c カム溝
129b1,129c1 第一横溝 129b2,129c2 縦溝 129b3,129c3 第二横溝
13 可動把持片 13g 把持部 13j 連結部
131 受圧部 133 凹部 135 爪部 51b 軸孔 52b 軸孔
132 受圧部 132b 筒体 132c 押圧片 132s 圧縮バネ
14 貫通軸 141 先端部 142 回転防止スリット
143 フランジ座 148,149 突起 14s 圧縮バネ
15 ロック機構本体 153 受け部 155 当て止め部 52c 軸孔
2 チューリップ型接地用具
21 絶縁棒 61 第一軸部 62 第二軸部 91,92 ねじりバネ
22 固定把持片 22b 基部 22g 把持部 22j 連結部
22c 筒部 22r ロック片ガイド部 222 ロック片ガイド孔
223 凹部 61a 軸孔 71 ねじりバネ支持部
224 接地台座 225 接地線ガイド孔 226 爪部
23 可動把持片 23g 把持部 23j 連結部
232 本体挿通孔 233 凹部 234 ガイド片 61b 軸孔 62b 軸孔
24 回転体 24c 筒部 24d 円板部
241 スリット 242 ガイド溝 243,244 空隙部 245 回転防止孔
246 耐摩耗部材 247 挿通孔
25 ロック機構本体 251 本体片 253 受け部 255 ロック片
62c 軸孔 72 ねじりバネ支持部 63 第三軸部
3 チューリップ型接地用具
34 回転体 345 回転防止スリット
35 ロック機構本体 355 ロック片部 64 第二軸部
4 フック型の接地用具
401 絶縁棒 402 固定把持片 403 可動把持片 404 接地線
405 アース側金具 406 ボルト軸 407 受圧部
5 チューリップ型の接地用具
501 絶縁棒 502 固定把持片 503 可動把持片 504 接地線
505 アース側金具 506 ボルト軸 507 受圧部
9 導電部材 bj ボールジョイント
Claims (14)
- 導電部材を把持して導電部材に流れる電流を接地へ逃がす接地用具であって、
絶縁棒と、
絶縁棒の先端に回転自在に設けられ、導電部材を把持する一対の把持片を有する把持機構と、
絶縁棒の回転を利用して、導電部材が把持機構の適正位置に把持された状態から把持機構の開放を抑制する開放抑制機構と、
開放抑制機構の動作を制限するロック機構とを備え、
このロック機構は、導電部材が把持機構の適正位置に把持されていないときに把持機構と絶縁棒とを係合して絶縁棒と把持機構の相対的回転を規制し、導電部材が把持機構の適正位置に把持されたときに把持機構と絶縁棒との係合を解除して絶縁棒と把持機構の相対的回転を許容するロック機構本体を有することを特徴とする接地用具。 - 把持機構は、絶縁棒の先端に接続される固定把持片と、固定把持片に設けられた第一軸部を介して回転自在に支持される可動把持片とを備え、
開放抑制機構は、絶縁棒に固定され、絶縁棒を回転させることにより把持機構に対して回転する回転部と、回転部の回転により動作して把持機構が開放する方向に可動把持片が回転することを抑制する抑制機構部とを備え、
ロック機構は、固定把持片または可動把持片のいずれかに設けられた第二軸部を介して回転自在に支持されるロック機構本体と、ロック機構本体の一部であって把持機構に把持された導電部材に押圧される受け部と、ロック機構本体の一部が差し込まれることで回転部の回転を防止する回転防止孔とを備え、
導電部材が把持機構の適正位置に把持されていないときは、ロック機構本体の一部が回転防止孔に差し込まれて、
導電部材が把持機構の適正位置に把持されたときは、導電部材に押圧されて回転したロック機構本体が回転防止孔から外れるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の接地用具。 - 第一軸部が固定把持片の先端側に設けられ、固定把持片と可動把持片とで形成される開口部が絶縁棒側に開口し、
開放抑制機構における回転部は、固定把持片を貫通し、固定把持片に対して進退自在に構成された貫通軸を有し、
抑制機構部は、貫通軸の外周に設けられる突起と、この突起が係合する摺動溝と、可動把持片に設けられて、導電部材が把持機構の適正位置に把持されたときに貫通軸の軸線と交わる面を有する受圧部とを有し、
貫通軸を回転させて突起を摺動溝に沿って移動させたときに、把持機構から導電部材が外れるような可動把持片の回転を、貫通軸の先端と受圧部との当接により防止することができる位置まで貫通軸を軸方向に進出させるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の接地用具。 - ロック機構における回転防止孔は、貫通軸にロック機構本体の一部を差し込み可能な位置に設けられ、
固定把持片と可動把持片との間で導電部材が適正位置に把持されたときに、導電部材に押圧されて回転したロック機構本体が、回転防止孔から抜けるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の接地用具。 - 貫通軸と固定把持片のそれぞれに突片を設け、これら突片の位置関係により、絶縁棒の回転状態を把握できるように構成したことを特徴とする請求項3または4に記載の接地用具。
- 受圧部は、貫通軸の先端を押圧する弾性部材を有することを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の接地用具。
- 導電部材の把持・締め付け操作の邪魔にならないよう、固定把持片に接続される接地線の引き出し方向を規定するために、接地線の取り付け面が、この取り付け面に接続された接地線の軸線が貫通軸の軸線に対して傾くように形成されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の接地用具。
- 摺動溝は、接地用具の手元側から先端側に向かって螺旋状に伸びるカム溝であり、このカム溝の終端部および中間部に、突起が嵌まり込んで貫通軸の進出位置を維持する凹部を有することを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載の接地用具。
- 第一軸部が、固定把持片の絶縁棒側に設けられ、固定把持片と可動把持片とで形成される開口部が、固定把持片の先端側に開口し、
開放抑制機構における回転部は、絶縁棒の先端に設けられて、絶縁棒を回転させることにより把持機構に対して回転可能な回転体を有し、
抑制機構部は、可動把持片に設けられて回転体側に延びるガイド片と、回転体に設けられ、回転体の回転中心に対して径方向へのガイド片の移動を許容するスリットと、このスリットに連続して回転体の回転中心に対して円周方向に延びるガイド溝とを有し、
回転体を回転させてガイド片をガイド溝に配置することで可動把持片の回転を抑制するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の接地用具。 - 抑制機構部におけるガイド溝の外縁部がスリットから離れるほど回転体の回転中心に対して径方向内方または外方に寄っており、回転体を回転させてガイド片をガイド溝に沿って移動させたときに、ガイド片を回転中心に対して径方向内方または外方に移動させることで可動把持片を回転させ、導電部材を締め付けるように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の接地用具。
- ロック機構における回転防止孔は、回転体のうち、ロック機構本体の一部を差し込むことができる位置に設けられ、
固定把持片と可動把持片との間で導電部材が適正位置に把持されたときに、受け部を介して導電部材に押圧されたロック機構本体が回転し、ロック機構本体が回転防止孔から抜けるように構成されていることを特徴とする請求項9または10に記載の接地用具。 - 回転体は、ガイド溝におけるガイド片の適正な配置位置を示すマーカーを有することを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載の接地用具。
- ガイド片が摺動溝に配置されたときに、ガイド片に当接するように回転体に対して着脱自在に取り付けられる耐摩耗部材を設けたことを特徴とする請求項9〜12のいずれか一項に記載の接地用具。
- 固定把持片の先端に、導電部材を引っ掛けて、導電部材を開口部に案内する爪部を設けたことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の接地用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007246212A JP4953133B2 (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | 接地用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007246212A JP4953133B2 (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | 接地用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009077592A true JP2009077592A (ja) | 2009-04-09 |
JP4953133B2 JP4953133B2 (ja) | 2012-06-13 |
Family
ID=40612025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007246212A Active JP4953133B2 (ja) | 2007-09-21 | 2007-09-21 | 接地用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4953133B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103078266A (zh) * | 2011-10-26 | 2013-05-01 | 上海市电力公司 | 一种用于剔除架空线路上异物的刀具 |
CN113922111A (zh) * | 2021-09-15 | 2022-01-11 | 徐宁 | 多功能距离报警接地装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02104579A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-04-17 | Shell Internatl Res Maatschappij Bv | エチレンオキシドを製造する方法 |
JPH07123552A (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-12 | Chubu Electric Power Co Inc | 接地器具 |
JPH11346409A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Tohoku Electric Power Co Inc | 着脱・脱落防止装置 |
JP2000278830A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-06 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 接地用具 |
JP2002262421A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | East Japan Railway Co | 電線接地用フック金具 |
-
2007
- 2007-09-21 JP JP2007246212A patent/JP4953133B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02104579A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-04-17 | Shell Internatl Res Maatschappij Bv | エチレンオキシドを製造する方法 |
JPH07123552A (ja) * | 1993-10-18 | 1995-05-12 | Chubu Electric Power Co Inc | 接地器具 |
JPH11346409A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Tohoku Electric Power Co Inc | 着脱・脱落防止装置 |
JP2000278830A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-06 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 接地用具 |
JP2002262421A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | East Japan Railway Co | 電線接地用フック金具 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103078266A (zh) * | 2011-10-26 | 2013-05-01 | 上海市电力公司 | 一种用于剔除架空线路上异物的刀具 |
CN113922111A (zh) * | 2021-09-15 | 2022-01-11 | 徐宁 | 多功能距离报警接地装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4953133B2 (ja) | 2012-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4953134B2 (ja) | 接地用具 | |
US8534614B2 (en) | Device for holding systems and aircraft or spacecraft | |
EP3118400A1 (en) | Vehicle door handle | |
JP2009039055A (ja) | 鳥害防止具 | |
JP2013062960A (ja) | 間接活線用張線装置 | |
JP4953133B2 (ja) | 接地用具 | |
JP5937165B2 (ja) | 張力緩和装置 | |
US8528173B2 (en) | Shockproof, quick-action closure for an end fitting | |
JP6136044B1 (ja) | 接地用具、及び、これを用いたアースフック | |
JP2014032746A (ja) | 高圧引下線用コネクタ | |
KR20190000956U (ko) | 클램프와 절연애자 체결기구 | |
JP5886346B2 (ja) | 電線被覆剥取器 | |
JP5960233B2 (ja) | 間接活線工事用コッター及び間接活線工事用アダプタ | |
CA3080595C (en) | Wedge clamp for securing safety guards around industrial equipment | |
JP5562718B2 (ja) | 補助グリップ、及び当該補助グリップを装着した共用操作棒 | |
JP2021175221A (ja) | 接地金具 | |
JP5903145B1 (ja) | 間接活線工具用保護カバーおよび間接活線工具 | |
JP6746814B1 (ja) | 工具落下防止器具のフック外れ防止金具及びその使用方法 | |
JP2017163763A (ja) | 先端工具および作業方法 | |
AU2014100036A4 (en) | Lock fitting for a circuit protection device | |
JP5797696B2 (ja) | 間接活線工具用アダプタ | |
JP2017099145A (ja) | 間接活線工事用先端工具 | |
KR20190018219A (ko) | 클램프와 절연애자 체결기구 | |
JPH0888913A (ja) | 電線締付型機器の取付工具 | |
JP2010124622A (ja) | 間接活線作業用工具及び間接活線作業用先端工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100325 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120302 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4953133 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |