JP2009076838A - サーミスターチップおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気的性能に優れ、体積が小さく、かつ材料コストの低いサーミスターチップとその製造方法を提供する。
【解決手段】基板と第1電極と第2電極とサーミスター層と第1バッファー層とを含む。基板が第1表面を有するサーミスターチップが開示される。第1電極が第1表面上に配置される。第1バッファー層が少なくとも第1電極の一部を被覆し、かつサーミスター層が少なくとも第1バッファー層を被覆する。第1バッファー層の融点がサーミスター層の焼結温度および第1電極の融点よりそれぞれ高く、かつ第1電極が第1バッファー層ならびにサーミスター層によって電気的に接続される。第2電極と第1電極とが間隔をあけて設置され、かつサーミスター層に電気的に接続される。また、サーミスターチップの製造方法も提供される。
【選択図】図2A

Description

この発明は、サーミスターチップおよびその製造方法に関し、特に、バッファー層(buffer layer)を備えたサーミスターチップ(thermistor chip)およびその製造方法に関する。
サーミスターチップの電気抵抗値は、温度変化に従って変化する。サーミスターチップは、その電気抵抗値の温度変化に従う状態により、主に電気抵抗値と温度とが反比例変化する負温度係数(negative temperature coefficient = NTC)サーミスターチップと、電気抵抗値と温度とが正比例変化する正温度係数(positive temperature coefficient = PTC)サーミスターチップとの2種類に分けることができる。
図1において、従来のサーミスターチップ100は、基板(substrate)110と、第1電極(electrode)120と、第2電極130と、サーミスター層(thermistor layer)140と、2つの外部電極(external electrode)150,150と、2つの背面電極(back electrode)160,160と、保護層(protective layer)170とを含む。基板110は、第1表面112と、第1表面112に対向する第2表面114と、第1表面112および第2表面に連続する1つの端面116,116とを備える。第1電極120および第2電極130が基板110の第1表面112上に配置され、これらの背面電極160,160が基板110の第2表面114上に配置され、サーミスター層140が第1表面112上に配置され、かつ第1電極120および第2電極130に電気的に接続される。サーミスター層140は、第1電極120の一部ならびに第2電極130の一部を被覆する。保護層170は、第1電極120の一部と第2電極130の一部とサーミスター層140とを被覆する。これらの外部電極150,150がそれぞれ第1表面112上の第1電極120および第2電極130からそのうち1つの端面116,116を経て延伸され、かつ第2表面114上のこれらの背面電極160,160に電気的に接続される。
しかしながら、従来の厚膜プロセス(thick film process)および焼結プロセス(sintering process)を採用して製造されるサーミスターチップは、その製造工程において多数回の印刷および焼結ステップを必要とする。第1電極120ならびに第2電極130の材質が銀であり、かつ銀の融点がサーミスター層140を形成する時の焼結温度(sintering temperature)に接近し過ぎるため、サーミスター層140が焼結プロセスを経て形成される時、第1電極120および第2電極130が銀マイグレイト(silver migrate)を引き起こして銀の一部分がサーミスター層140内に拡散し、電気抵抗値が温度変化に従う性質ならびに全体の電気的性能(electrical performance)に影響を及ぼすことになる。
現在、サーミスター層140の厚さT1(つまりサーミスター層140の基板110から離れた第3表面142と基板110の第1表面112との距離)を増加させること、または第1電極120ならびに第2電極130の材質を銀パラジウム合金に改めることによって、上記した問題を改善している。しかし、サーミスター層140の厚さT1を増加させることは、サーミスターチップ100の体積を増大させることになる。また、銀マイグレイトを抑制するために採用される銀パラジウム合金は、第1電極120および第2電極130中の重量パーセントが15%〜30%を必要とするものであり、パラジウムの材料コストが比較的高価なので、全体のコストを増大させる。
<発明の目的>
そこで、この発明の目的は、その電気的性能が優れたサーミスターチップを提供することにある。また、この発明の別な目的は、体積が小さく、かつコストの低いサーミスターチップを提供することにある。
この発明の更なる目的は、製造するサーミスターチップの電気的性能が優れたサーミスターチップの製造方法を提供することにある。この発明の更に他の目的は、製造するサーミスターチップの体積が小さく、かつコストの低いサーミスターチップの製造方法を提供することにある。
この発明は、サーミスターチップを提供するものであって、このサーミスターチップが基板と第1電極と第2電極とサーミスター層と第1バッファー層とを含む。第1電極が第1表面上に配置される。第1バッファー層が少なくとも第1電極の一部を被覆し、かつサーミスター層が少なくとも第1バッファー層を被覆する。第1バッファー層の融点がサーミスター層の焼結温度および第1電極の融点よりそれぞれ高く、かつ第1電極が第1バッファー層ならびにサーミスター層によって電気的に接続される。第2電極と第1電極とが間隔をあけて設置され、かつサーミスター層に電気的に接続される。
この発明の実施形態において、上記した第1バッファー層の融点は、摂氏1400度(℃)より高いか又は等しく設定されている。
この発明の実施形態において、上記した第1バッファー層の材質がニッケル、プラチナ、ルテニウムまたは少なくとも前記した1種類の金属を含む合金を包括する。
この発明の実施形態において、上記した第1電極の材質が銀を含み、かつ第1電極中の銀の重量パーセントが85%以上である。
この発明の実施形態において、上記した第1バッファー層の厚さが、1000Å〜3000Åの間にあるものである。
この発明の実施形態において、上記したサーミスター層が厚膜プロセスを利用して形成され、第1バッファー層が薄膜プロセスまたは厚膜プロセスを利用して形成されるものである。
この発明の実施形態において、上記したサーミスター層の焼結温度が摂氏850度(℃)および摂氏950度(℃)の間にあるものである。
この発明の実施形態において、上記したサーミスター層が更にガラス保護層(glass protective layer)および重合体保護層(polymer protective layer)を含み、そのうち、ガラス保護層が少なくともサーミスター層を被覆し、重合体保護層が少なくともガラス保護層を被覆するものである。
この発明の実施形態において、上記した第1電極が第1表面上に直接配置され、第1バッファー層の一端が第1電極の一部を直接被覆し、第1バッファー層の他端が延伸されて第1表面の一部を直接被覆し、サーミスター層の一端が第1バッファー層を直接被覆し、サーミスター層の他端が延伸されて第1表面の一部を直接被覆し、第2電極の一端がサーミスター層の一部を直接被覆し、第2電極の他端が延伸されて第1表面の一部を直接被覆するものである。
この発明の実施形態において、上記したサーミスターチップが更に第3電極を含み、サーミスター層内に配置する。また、サーミスターチップが更に第3バッファー層を含み、少なくとも第3電極の一部を被覆し、かつ第3バッファー層の融点がサーミスター層の焼結温度および第3電極の融点よりそれぞれ高い。さらに、第3バッファー層の材質がニッケル、プラチナ、ルテニウムまたは少なくとも前記した1種類の金属を含む合金を包括し、前記第3電極の材質が銀を包括するものである。
この発明の実施形態において、上記した第1電極および第2電極が基板の第1表面上にそれぞれ直接配置される。また、サーミスターチップが更に第2バッファー層を含み、少なくとも第2電極の一部を被覆する。サーミスター層が少なくとも第2バッファー層を被覆し、かつ第2バッファー層の融点がサーミスター層の焼結温度および第2電極の融点よりもそれぞれ高い。さらに、第2バッファー層の材質がニッケル、プラチナ、ルテニウムまたは少なくとも前記した1種類の金属を含む合金を包括し、前記第2電極の材質が銀を包括するものである。また、サーミスターチップが更に第4電極を含み、第4電極の一端がサーミスター層の一部を被覆し、かつ第4電極の他端が延伸されて第2電極の一部を被覆するものである。
この発明の実施形態において、上記したサーミスターチップが更に第4電極を含む。第1電極が第1表面の中間位置に直接配置され、第2電極および前記第4電極が間隔をあけてサーミスター層の両端に配置され、第2電極の一端がサーミスター層の一部を被覆し、第2電極の他端が延伸されて第1表面を被覆し、第4電極の一端がサーミスター層の一部を被覆し、かつ第4電極の他端が延伸されて第1表面を被覆する。
この発明は、サーミスターチップの製造方法を提供するものであって、以下のステップを含む。先ず、第1電極を基板の第1表面上に形成する。次に、第1バッファー層を形成して少なくとも第1電極の一部を被覆する。その後、厚膜プロセスおよび焼結プロセスを利用してサーミスター層を形成し少なくとも第1バッファー層を被覆する。第1バッファー層の融点がサーミスター層の焼結温度および第1電極の融点よりそれぞれ高く、かつ第1電極が第1バッファー層およびサーミスター層によって電気的に接続される。その後、第2電極を第1表面上に形成する。第2電極および第1電極が間隔をあけて設置され、サーミスター層に電気的に接続される。
この発明の実施形態において、上記した第1バッファー層の融点が摂氏1400度(℃)より高く又は等しいものである。
この発明の実施形態において、上記した第1バッファー層が薄膜プロセスを利用して形成される。
この発明の実施形態において、上記したサーミスター層の焼結温度が摂氏850度(℃)と摂氏950度(℃)との間にある。
<作用>
サーミスター層とこれらの電極のうち1つとの間にバッファー層を配置することができ、かつバッファー層の融点がサーミスター層の焼結温度および上記バッファー層に被覆された電極の融点よりもそれぞれ高いので、サーミスター層が焼結プロセスを経て形成される時、バッファー層によって上記バッファー層に被覆された電極のサーミスター層内へのマイグレーションを回避することができる。従って、この発明のサーミスターチップの電気抵抗値が温度変化に従って変化する性質が影響を受けにくくなって、設計者の予め設計したニーズを満足させることができる。言い換えれば、この発明のサーミスターチップの電気的性能が比較的優れたものとなる。
上記をまとめれば、この発明のサーミスターチップは、少なくとも以下のうち1つの利点を備えていることである。
1.サーミスター層とこれらの電極のうち1つとの間にバッファー層を配置することができ、かつバッファー層の融点がサーミスター層の焼結温度ならびに上記バッファー層に被覆される電極の融点よりもそれぞれ高いので、サーミスター層が焼結プロセスを経て形成される時、バッファー層により上記したバッファー層に被覆された電極がマイグレーションを発生させてサーミスター層内に拡散されることを回避することができる。従って、この発明のサーミスターチップの電気抵抗値が温度変化に従う性質が影響を受けにくいものとなって、設計者が予め設計するニーズを満足させることができる。言い換えれば、この発明のサーミスターチップの電気的性能が比較的優れている。
2.バッファー層により上記バッファー層に被覆された電極がマイグレーションを発生させてサーミスター層内に拡散されることを回避することができるので、従来技術と比較して、この発明のサーミスター層の厚さを比較的薄くできる。従って、この発明のサーミスターチップの体積を比較的小さくすることができる。
3.バッファー層により上記バッファー層に被覆された電極がマイグレーションを発生させてサーミスター層内に拡散されることを回避することができるので、従来技術と比較して、この発明の電極材質中のパラジウムの重量パーセントを15%〜30%以下にすることができ、甚だしくは銀パラジウム合金の使用を不必要なものとする。従って、この発明のサーミスターチップの材料コストを比較的低くすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、この形態を具体化する実施例について図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施例>
図2Aにおいて、この発明の第1実施例のサーミスターチップ200は、基板210と、第1電極220と、第2電極230と、サーミスター層240と、第1バッファー層250とを含む。基板210が第1表面212を有する。第1電極220と第2電極230とサーミスター層240とが基板210の第1表面212上に配置される。第1電極220と第2電極230とが間隔をあけて設置される。第1電極220が第1バッファー層250によりサーミスター層240と電気的に接続され、かつ第2電極230とサーミスター層240とが電気的に接続される。第1バッファー層250が少なくとも第1電極の一部を被覆し、かつサーミスター層240が少なくとも第1バッファー層250を被覆する。第1バッファー層250の融点がそれぞれサーミスター層240の焼結温度ならびに第1電極220の融点よりも高い。図2Bにおいて、第1実施例のサーミスターチップ200の等価回路を図2Bに示した電気抵抗Rを有する等価回路とする。
図2Aにおいて、この実施例中、第1電極220が第1表面212上に直接配置され、第1バッファー層250の一端が第1電極220の一部を直接被覆し、第1バッファー層250の他端が延伸されて第1表面212の一部を直接被覆する。サーミスター層240の一端が第1バッファー層250上を直接被覆し、サーミスター層240の他端が延伸されて第1表面212の一部を直接被覆する。第2電極230の一端がサーミスター層240の一部を直接被覆し、第2電極230の他端が延伸されて第1表面212の一部を直接被覆する。言い換えれば、第1バッファー層250が第1電極220とサーミスター層240との間に配置され、かつサーミスター層240が第1電極220と第2電極230との間に配置される。
第1バッファー層250がサーミスター層240と第1電極220との間に配置され、かつ第1バッファー層250の融点がそれぞれサーミスター層240の焼結温度および第1電極220の融点よりも高いので、サーミスター層240が焼結プロセス(詳細は下記)を経て形成される時、サーミスター層240は、第1電極220がマイグレーションを発生させてサーミスター層240内に拡散されることを回避することができる。従って、サーミスターチップ200の電気抵抗値が温度変化に従う性質は、影響を受けにくくなって設計者の設計要求を満足できるものとなり、サーミスターチップ200の電気的性能が比較的良いものとなる。しかも、従来技術と比較すると、サーミスター層240の厚さT2(つまりサーミスター層240の基板210から離れた第3表面242および基板210の第1表面212間の距離)を比較的薄くすることができる。従って、サーミスター層240の体積を比較的小さくすることができる。しかも、第1電極220材質中のパラジウムの重量パーセントを従来技術の15%〜30%よりも少なくすることができ、このため、銀パラジウム合金を使用する必要がない。従って、サーミスターチップ200の材料コストを比較的低くすることができる。
この実施例では、第1電極220材質が銀を含み、かつ第1電極220中の銀の重量パーセントを例えば85%以上とし、基板の材質がガラスまたは酸化アルミニウムなどの絶縁材料を含む。サーミスター層240の焼結温度が摂氏850度(℃)と摂氏950度(℃)との間に設定され、かつサーミスター層240の材質がマンガン、コバルト、ニッケル、銅または二酸化ルテニウムを含む。また、第1バッファー層250の融点が摂氏1400度(℃)より高いか等しいものとすることができ、かつ第1バッファー層250の材質がニッケル(Ni)、プラチナ(Pt)、ルテニウム(Ru)または少なくとも前記した1種類の金属を含む合金を包括する。
この実施例のサーミスターチップ200が更にガラス保護層260と重合体保護層270と2つの背面電極280,280と2つの外部電極290,290とを含む。ガラス保護層260が第2電極230の一部と第1バッファー層250とサーミスター層240と第1電極220の一部とを被覆し、かつ重合体保護層270が少なくともガラス保護層260を被覆する。基板210の提供する散熱速度が速いため、通常はサーミスターチップ200のB値を不安定なものにするが、ガラス保護層260の設置により基板210の散熱速度を低下させることができ、サーミスターチップ200のB値不安定現象を改善することができる。
この実施例において、基板210が更に第2表面214と対向する2つの端面216,216を有する。第1表面212が第2表面214に対向し、かつ各端面216,216が第1表面212と第2表面214とを連接する。これらの背面電極280,280が間隔を開けて第2表面214上に配置され、これらの外部電極290,290がこれらの端面216,216上にそれぞれ配置される。また、これらの外部電極290,290の1つがこれらの背面電極280,280の1つに電気的に接続され、かつこれらの外部電極290,290の別な1つが第2電極230とこれらの背面電極280,280の別な1つに電気的に接続される。
以下、サーミスターチップ200の製造方法について説明する。先ず、図3Aにおいて、印刷プロセスまたはスパッタリングプロセスを利用して第1電極220を基板210の第1表面212上に形成する。次に、図3Bにおいて、薄膜プロセス、例えばスパッタープロセスを利用して第1バッファー層250を第1表面212上に形成し、第1バッファー層250の一端が第1電極220の一部を直接被覆するようにし、かつ第1バッファー層250の他端が延伸されて第1表面212の一部を直接被覆する。この実施例中、薄膜プロセスが第1バッファー層250の厚さを約1000〜3000Åに制御するので、第1バッファー層250の設置がサーミスターチップ200の体積を増大させるものとはならない。
その後、図3Cにおいて、厚膜プロセス(例えば印刷プロセス)および焼結プロセスを利用してサーミスター層240を第1バッファー層250と第1表面212の一部上に形成し、サーミスター層240の一端が第1バッファー層250上を直接被覆するようにし、かつサーミスター層240の他端が延伸されて第1表面212の一部を直接被覆するようにする。ここで説明すべきことは、サーミスター層240が予めサーミスター材料を第1バッファー層250および第1表面212の一部上に印刷しておいてから、焼結プロセスによりサーミスター材料を焼結して形成することができることである。再度強調すべきことは、第1バッファー層250の融点がサーミスター層240の焼結温度および第1電極220の融点よりそれぞれ高いので、サーミスター層240が上記した焼結プロセスを経て形成される時、第1バッファー層250によって第1電極220がマイグレーションを発生させてサーミスター層240内へ拡散されることを回避することができる。
それから、図3Dにおいて、印刷またはスパッタープロセスを利用して第2電極230をサーミスター層240の一部および第1表面212の一部上に形成し、第2電極230の一端がサーミスター層240の一部を直接被覆するようにし、かつ第2電極230の他端が延伸されて第1表面212の一部上を直接被覆する。ここまでで、サーミスターチップ200が基本的に完成される。
図3Dに示した第2電極230を形成した後、更に、ガラス保護層260と、重合体保護層270と、これらの背面電極280,280と、これらの外部電極290,290とを形成することができる。次に、図3Eにおいて、印刷プロセスを利用してガラス保護層260を形成し第2電極230の一部と第1バッファー層250とサーミスター層240と第1電極220の一部とを被覆する。次に、印刷プロセスを利用して重合体保護層270を形成し少なくともガラス保護層260を被覆する。その後、図3Fにおいて、印刷プロセスを利用して2つの背面電極280,280を基板210の第2表面214上に形成する。スパッターまたはローラーメッキプロセスを利用して2つの外部電極290,290を基板210の両端面216,216上にそれぞれ形成し、これら外部電極290,290のうち1つを第1電極220およびこれら背面電極280,280のうちの1つに電気的に接続し、かつこれら外部電極290,290のうちの別な1つを第2電極230およびこれら背面電極280,280のうちの別な1つに電気的に接続する。注意すべきことは、これら背面電極280,280もまた第1電極220を基板210の第1表面212に形成する前に、先に印刷方法を利用して基板210の第2表面214上に形成することができることである。
<第2実施例>
図4Aにおいて、この発明の第2実施例が第1実施例と異なる点は、第2実施例のサーミスターチップ300の第1電極320および第2電極330の配置方式であること、およびサーミスターチップ300が更に第2バッファー層350’を含むことである。詳しく言えば、第1電極320と第2電極330とを基板310の第1表面312上にそれぞれ直接配置することができ、かつ第1バッファー層350および第2バッファー層350’が少なくとも第1電極320の一部ならびに少なくとも第2電極330の一部をそれぞれ被覆することである。サーミスター層340が第1バッファー層350と第1表面312の一部と第2バッファー層350’とを被覆する。図4Bにおいて、第2実施例のサーミスターチップ300の等価回路を図4Bに示す電気抵抗Rを備える等価回路とする。
第1バッファー層350の融点がサーミスター層340の焼結温度および第1電極320の融点よりもそれぞれ高く、かつ第2バッファー層350’の融点がサーミスター層340の焼結温度および第2電極330の融点よりもそれぞれ高い。第1バッファー層350および第2バッファー層350’の材質がニッケル、プラチナ、ルテニウムまたは少なくとも前記した1種類の金属を含む合金を包括する。また、第1電極320が第1バッファー層350によってサーミスター層340と電気的に接続され、第2電極330が第2バッファー層350’によってサーミスター層340と電気的に接続される。第1電極320および第2電極330の材質が銀を含み、かつ銀の重量パーセントを85%以上とする。
第1バッファー層350および第2バッファー層350’の配置により、サーミスター層340が焼結プロセスを行う時、第1バッファー層350および第2バッファー層350’がマイグレーションを発生させてサーミスター層340内へ拡散されることを回避できるので、サーミスターチップ300の電気的性能が比較的優れ、体積が比較的小さく、材料コストが比較的低くなる。
<第3実施例>
図5Aにおいて、この発明の第3実施例が第1実施例と異なる点は、第3実施例のサーミスターチップ400が更に第3電極Eおよび第3バッファー層Bを含み、第3電極Eがサーミスター層440内に配置され、かつ第1電極420が第1バッファー層450およびサーミスター層440によって第3電極Eに電気接続されていることにある。第3バッファー層Bが少なくとも第3電極Eの一部を被覆し、かつ第3バッファー層Bの融点がサーミスター層440の焼結温度ならびに第3電極Eの融点よりもそれぞれ高い。図5Bにおいて、第3実施例のサーミスターチップ400の等価回路を図5Bに示した4つの電気抵抗R1,R2,R3,R4を有する等価回路とする。
以下、サーミスターチップ400の製造方法を説明する。先ず、図6Aにおいて、第1電極420を基板410の第1表面412上に形成する。次に、第1バッファー層450を第1表面412上に形成して、第1バッファー層450が第1電極420の一部を被覆するようにする。次に、図6Bにおいて、サブサーミスター層(sub-thermistor layer)440’を第1表面412の一部および第1バッファー層450上に形成して、サブサーミスター層440’が少なくとも第1バッファー層450を被覆するようにする。
その後、図6Cにおいて、第3電極Eをサブサーミスター層440’上に形成する。その後、第3バッファー層Bを少なくとも第3電極Eの一部を被覆するように形成する。そして、別なサブサーミスター層440’’をサブサーミスター層440’上に形成して、第3バッファー層Bを被覆する。サブサーミスター層440’およびサブサーミスター層440’’がサーミスター層440を構成する(compose)。言い換えると、図6Bおよび図6Cに示したステップについて言えば、サーミスター層440を形成する期間に、第3電極Eがサーミスター層440内に埋め込まれる(embed)。また、第3バッファー層Bの材質がニッケル、プラチナ、ルテニウムまたは少なくとも前記した1種類の金属を含む合金を包括し、第3電極Eの材質が銀を包括する。
ここで説明すべきことは、第3電極Eがサブサーミスター層440’’を形成するために必要とされる焼結プロセスを経るだけなので、第3電極Eがサブサーミスター層440’’にマイグレーションする現象を制御することができる。従って、設計者は、また、図6Bに示した第3電極Eを形成するステップの後で、第3バッファー層Bを形成するステップを省略して、図6Cに示したサブサーミスター層440’’が少なくとも第3電極Eを直接被覆するようにすることもできるが、このような形態は図示していない。
その後、図6Dにおいて、第2電極430を第1表面412の一部およびサーミスター層440の一部上に形成し、第2電極430がサーミスター層440の一部および第1表面412の一部を被覆するようにする。次に、ガラス保護層460と重合体保護層470とこれらの背面電極480,480とこれらの外部電極490,490を形成するが、これらの上記構成要素の形成方式は、第1実施例の図3Eおよび関連する記載を参考にすることができるので、ここでは改めて説明しない。
<第4実施例>
図7Aにおいて、この発明の第4実施例のサーミスターチップ500が第2実施例と異なる点は、サーミスターチップ500が更に第3電極E1および第4電極E1’を含むことにある。第1電極520および第2電極530が基板510の第1表面512上に配置される。第1バッファー層550が少なくとも第1電極520の一部を被覆し、かつ第2バッファー層550’が少なくとも第2電極530の一部を被覆する。サーミスター層540が第1バッファー層550と第2バッファー層550’と第1表面512の一部を被覆する。第3電極E1がサーミスター層540内に配置され、かつ第4電極E1’の一端がサーミスター層540の一部を被覆し、第4電極E1’の他端が延伸されて第2電極530の一部を被覆する。図7Bにおいて、第4実施例のサーミスターチップ500の等価回路を図7Bに示した5つの電気抵抗R1,R2,R3,R4,R5を有する等価回路とする。
第1バッファー層550および第2バッファー層550’の配置によって、サーミスター層540が焼結プロセスを行う時、第1バッファー層550および第2バッファー層550’がマイグレーションを発生させてサーミスター層540へ拡散されることを回避することができるので、サーミスターチップ500の電気的性能が比較的優れたものとなり、体積を小さく材料コストを比較的低いものとすることができる。
<第5実施例>
図8Aにおいて、この発明の第5実施例のサーミスターチップ600は、第1電極620と第2電極630と第3電極E2と第4電極E2’とを含む。第2電極630が第4電極E2’とサーミスター層640の両端に間隔を開けて設置される。第1電極620が基板610の第1表面612中間位置に直接配置され、第1バッファー層650が第1電極620を被覆する。サーミスター層640が第1バッファー層650と第1電極620両端の第1表面612の一部を被覆する。第3電極E2がサーミスター層640内に配置される。第2電極630の一端がサーミスター層640の一部を被覆し、第2電極630の他端が延伸されて第1表面612を被覆する。第4電極E2’の一端がサーミスター層640の一部を被覆し、第4電極E2’の他端が延伸されて第1表面612を被覆する。図8Bにおいて、第5実施例のサーミスターチップ600の等価回路を図8Bに示した電気抵抗R1,R2,R3,R4を有する等価回路とする。
以上のごとく、この発明を最良の実施形態および好ましい実施例により開示したが、もとより、この発明を限定するためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均等な領域を基準として定めなければならない。
従来のサーミスターチップを示す要部断面図。 この発明の第1実施例にかかるサーミスターチップを示す要部断面図。 図2Aのサーミスターチップを示す等価回路。 図2Aのサーミスターチップを製造する工程を示す図。 図2Aのサーミスターチップを製造する工程を示す図。 図2Aのサーミスターチップを製造する工程を示す図。 図2Aのサーミスターチップを製造する工程を示す図。 図2Aのサーミスターチップを製造する工程を示す図。 図2Aのサーミスターチップを製造する工程を示す図。 この発明の第2実施例にかかるサーミスターチップを示す要部断面図。 図4Aのサーミスターチップを示す等価回路。 この発明の第3実施例にかかるサーミスターチップを示す要部断面図。 図5Aのサーミスターチップを示す等価回路。 図5Aのサーミスターチップを製造する工程を示す図。 図5Aのサーミスターチップを製造する工程を示す図。 図5Aのサーミスターチップを製造する工程を示す図。 図5Aのサーミスターチップを製造する工程を示す図。 この発明にかかる第4実施例にかかるサーミスターチップを示す要部断面図。 図7Aのサーミスターチップを示す等価回路。 この発明の第5実施例にかかるサーミスターチップを示す要部断面図。 図8Aのサーミスターチップを示す等価回路。
符号の説明
100 サーミスターチップ
110 基板
112 第1表面
114 第2表面
116 端面
120 第1電極
130 第2電極
140 サーミスター層
142 第3表面
150 外部電極
160 背面電極
170 保護層
200,300,400,500,600 サーミスターチップ
210,310,410,510,610 基板
212,312,412,512,612 第1表面
214,314,414,514 第2表面
216 端面
220,320,420,520,620 第1電極
230,330,430,530,630 第2電極
E,E1,E2 第3電極
E1’,E2’ 第4電極
240,340,440,540,640 サーミスター層
440’,440’’ サブサーミスター層
250,350,450,550,650 第1バッファー層
350’,550’ 第2バッファー層
B 第3バッファー層
260,460 ガラス保護層
270,470 重合体保護層
280,480 外部電極
290,490 背面電極
R,R1,R2,R3,R4,R5 電気抵抗

Claims (12)

  1. 第1表面を有する基板と;
    前記第1表面上に配置される第1電極と;
    少なくとも前記第1電極の一部を被覆する第1バッファー層と;
    サーミスター層であって、少なくとも前記第1バッファー層を被覆し、前記第1バッファー層の融点が前記サーミスター層の焼結温度ならびに前記第1電極の融点よりもそれぞれ高く、かつ前記第1電極が前記第1バッファー層および前記サーミスター層によって電気的に接続されるサーミスター層と;
    前記第1電極と間隔をあけて設置され、かつ前記サーミスター層に電気的に接続される第2電極とを含むサーミスターチップ。
  2. 前記第1バッファー層の融点が、摂氏1400度(℃)より高く又は等しい請求項1記載のサーミスターチップ。
  3. 前記第1バッファー層が、ニッケル、プラチナ、ルテニウムまたはこれら材料の少なくとも1種類の金属を含む合金から作られている請求項1記載のサーミスターチップ。
  4. 前記第1電極の材質が銀を含み、かつ前記第1電極中の銀の重量パーセントが85%以上である請求項1記載のサーミスターチップ。
  5. 前記第1バッファー層の厚さが、1000Å〜3000Åの間にある請求項1記載のサーミスターチップ。
  6. さらに、ガラス保護層ならびに重合体保護層を含み、前記ガラス保護層が少なくとも前記サーミスター層を被覆し、前記重合体保護層が少なくとも前記ガラス保護層を被覆する請求項1記載のサーミスターチップ。
  7. 前記第1電極が前記第1表面上に直接配置され、前記第1バッファー層の一端が前記第1電極の一部を直接被覆し、前記第1バッファー層の他端が延伸されて前記第1表面の一部を直接被覆し、前記サーミスター層の一端が前記第1バッファー層を直接被覆し、前記サーミスター層の他端が延伸されて前記第1表面の一部を直接被覆し、前記第2電極の一端が前記サーミスター層の一部を直接被覆し、前記第2電極の他端が延伸されて前記第1表面の一部を直接被覆する請求項1記載のサーミスターチップ。
  8. さらに、第4電極を含み、かつ前記第1電極および前記第2電極がそれぞれ前記基板の前記第1表面上に直接配置され、前記第4電極の一端が前記サーミスター層の一部を被覆し、かつ前記第4電極の別な一端が延伸されて前記第2電極の一部を被覆する請求項1記載のサーミスターチップ。
  9. さらに、第4電極を含み、前記第1電極が前記第1表面の中間位置に直接配置され、前記第2電極および前記第4電極が間隔を開けて前記サーミスター層の両端に配置され、前記第2電極の一端が前記サーミスター層の一部を被覆し、前記第2電極の他端が延伸されて前記第1表面を被覆し、前記第4電極の一端が前記サーミスター層の一部を被覆し、かつ前記第4電極の他端が延伸されて前記第1表面を被覆する請求項1記載のサーミスターチップ。
  10. 第1電極を基板の第1表面上に形成することと;
    第1バッファー層を形成して少なくとも前記第1電極の一部を被覆することと;
    厚膜プロセスおよび焼結プロセスを利用してサーミスター層を形成し少なくとも前記第1バッファー層を被覆し、前記第1バッファー層の融点が前記サーミスター層の焼結温度ならびに前記第1電極の融点よりもそれぞれ高く、かつ前記第1電極を前記第1バッファー層および前記サーミスター層に電気的に接続し;
    第2電極を前記第1表面上に形成し、前記第2電極および前記第1電極を間隔をあけて設置し、かつ前記サーミスター層と電気的に接続することと
    を含むサーミスターチップの製造方法。
  11. 前記第1バッファー層の融点が摂氏1400度(℃)より高い又は等しい請求項10記載のサーミスターチップの製造方法。
  12. 前記第1バッファー層が薄膜プロセスを利用して形成される請求項10記載のサーミスターチップの製造方法。
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