JP2009074635A - カーテンサイドエアバッグ用トリムのためのトリムクリップ - Google Patents

カーテンサイドエアバッグ用トリムのためのトリムクリップ Download PDF

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Abstract

【課題】テザー付きのトリムクリップのボデー固定部に強い引き抜き力が作用しても、ボデー固定部がボデーパネルから抜け外れることがないトリムクリップを提供する。
【解決手段】テザー11を持つトリムクリップ1は、クリップ本体2とピン6から成り、クリップ本体2は、使用前の状態でボデー固定部3とトリム固定部7が直接連結されており、ボデー固定部7は、中空の筒状体に形成された脚部5を有し、脚部には、半径方向外方に弾性的に突き出す第1係止爪30が形成され、ピン6は、トリム固定部7に組み付けられてボデー固定部3に脚部5に挿入され、脚部5の内側の第2係止爪31がピンの棒状部38の係止肩34に係止すると、ピン6の引上げが停止して、第1係止爪の内側への撓みを阻止して、ボデー固定部3がボデーパネル10へ固着されるのを強化する。
【選択図】図13

Description

本発明は、カーテンサイドエアバッグを覆って収容するカーテンサイドエアバッグ用トリムを保持するのに適したトリムクリップに関する。
カーテンサイドエアバッグを覆って収容する、カーテンサイドエアバッグ用トリムを保持するのに適したトリムクリップが、特表2002−519551号公報(特許文献1)に記載されている。このトリムクリップは、ボデーパネルの開口内にスナップ留めされる第1雄型部と、第1雄型部から直線的に反対側に延びた第2雄型部と、トリムにスナップ留めされ且つ自身の中空部分に第2雄型部がスナップ留めされる雌型部品と、第1雄型部と雌型部品を連結する可撓性のストラップ形状のテザーとから構成される。カーテンサイドエアバッグは、例えば、自動車の衝突のときに急激に展開して乗員の頭部等の身体を保護する。特許文献1のトリムクリップは、カーテンサイドエアバッグが急激に展開してその展開力によってトリムがボデーパネルから強い力で離されると、トリムは、トリムに連結された雌型部品にスナップ留めされた第2雄型部が雌型部品から外れ、雌型部品とともに第1雄型部が固定されたボデーパネルから離れるが、そのトリムに連結された雌型部品から延びるテザーによって、トリムの飛び出しが一定範囲に制限されて、乗員の頭部や他の身体に当たるの防止する。
特表2002−519591号公報(国際公開 WO 99/67542号) 特開2001−026248号公報 特開2001−165134号公報
特許文献1のトリムクリップは、テザーがあってトリムの飛び出しが一定範囲に制限されて、乗員の頭部や他の身体に当たるの防止するので好ましい。しかし、ボデー固定部がボデーパネルから外れてしまうと、テザーも一緒にボデーパネルから離れてしまい、トリムの飛び出しを一定範囲に制限できなくなってしまう。従って、ボデー固定部は、どんな強い力が加わってもボデーパネルに取付けられたままに維持されることが望まれる。しかし、特許文献1のトリムクリップのボデー固定部は、錨形状の脚部が強い引き抜き力で引き抜かれたり、脚部の損傷等によってボデー固定部がボデーパネルから抜け外れたりするおそれがあった。
特許文献2は、エアバッグの展開をスムーズにするとともに、ガーニッシュ(すなわちトリム)の外れを防止するピラーガーニッシュ構造を記載している。特許文献2に記載の構造は、ガーニッシュの外れを防止するため、外径を拡径する斜面付き頭部を持つリベットのようなピンをクリップに設け、それによって、クリップからピラーインナーパネルが外れるのを防止している。この構造は、テザー付きのトリムクリップに適用されるものでなく、テザー付きのボデー固定部の抜け外れを阻止するものではない。
特許文献3は、被固定部材を固定対象物から容易に外すことができ、急激な力が加わっても被固定部材の外れを阻止する構造を記載している。この構造は、固定対象物の通孔に固定されるクリップと、クリップの被挿入部にー端が挿入され他端が被固定部材に取付けられ、その他端に拡大頭部を有する挿入ピンとからなり、クリップの被挿入部は、ピン頭部の挿入によりクリップが拡開してピン頭部の反挿入方向への移動を阻止する段部を備えている。これによって、ピンに取付けられた被固定部材がクリップから抜け外れるのを阻止する。この構造も、テザー付きのトリムクリップに適用されるものではなく、テザー付きのボデー固定部の抜け外れを阻止するものではない。
従って、本発明の目的は、テザー付きのトリムクリップのボデー固定部に強い引き抜き力が作用しても、ボデー固定部がボデーパネルから抜け外れることがない、テザー付きのトリムクリップを提供することにある。
かかる目的を達成するため、本発明によれば、トリム固定部とボデー固定部とが一定長さのストラップ形状のテザーによって連結されており、使用前の状態でトリム固定部がボデー固定部に直接連結されている、カーテンサイドエアバッグを覆って収容するカーテンサイドエアバッグ用トリムをボデーパネル等の被取付部材に保持するのに適した、カーテンサイドエアバッグ用トリムのためのトリムクリップであって、ボデー固定部は、被取付部材の取付穴に挿入されて固定される脚部を有し、脚部は、中空の筒状体に形成され、脚部の側面には、半径方向外方に弾性的に突き出る第1係止爪が形成されており、第1係止爪は、脚部が被取付部材の取付穴に挿入されるとき、半径方向外側に突き出た位置から半径方向内側の脚部の中空部に撓む可撓性を有し、脚部の中空部に挿入されるピンを有し、ピンは、トリム固定部に取外し可能に連結される頭部と、ボデー固定部の中空部に挿入されて第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを阻止する大きさの棒状部とを備え、棒状部には、中間位置に第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを許す空間が形成されており、トリム固定部がボデー固定部に直接連結された状態では、ピンは棒状部の空間が第1係止爪を受入れる位置にあって、第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを阻止しない状態にあり、トリム固定部がボデー固定部との連結から外れるように移動すると、トリム固定部の移動によって移動させられたピンは、空間が形成されていない棒状部の端部部分が脚部内で第1係止爪に対応する位置に移動して第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを阻止する、ことを特徴とするトリムクリップが提供される。
上記トリムクリップによって、カーテンサイドエアバッグの展開時の急激で強力な力によってトリム固定部がボデー固定部との連結から外れるように移動すると、トリム固定部の移動によって移動させられたピン棒状部の、空間が形成されていない端部部分が脚部内で第1係止爪に対応する位置に移動して第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを阻止するので、テザー付きのトリムクリップのボデー固定部に強い引き抜き力が作用しても、ボデー固定部がボデーパネルから抜け外れることはない。
上記トリムクリップにおいて、ピンは、頭部と棒状部との間には小径の係止ネックが形成されており、トリム固定部には係止ネックが係合する一対のピン係合爪が形成されて、頭部がトリム固定部に連結される。ボデー固定部とトリム固定部には両者を相互に直接連結する連結手段が設けられ、ボデー固定部の連結手段は第1ロック爪であり、第1ロック爪の間にはトリム固定部の連結手段を収容する受入空間が形成され、トリム固定部の連結手段は、第1ロック爪の受入空間に挿入される第2ロック爪であり、第2ロック爪は、受入空間に挿入することによって第1ロック爪に係合される。
トリム固定部には、第2ロック爪の内側に、一対のピン係合爪が形成されており、ピン係合爪の間の空間に、ピンの係止ネックがスライドして受入れられて、ピンの頭部が、トリム固定部に取外し可能に連結される。トリム固定部は、カーテンサイドエアバッグの展開等の強い力によってボデー固定部から離れるとき、第2ロック爪と第1ロック爪との係合が外れてピンをボデー固定部から引き抜くように作用する。
ボデー固定部の脚部の内側には、ピンの棒状部の空間の、棒状部先端側に形成された係止肩に係止する第2係止爪が形成されており、トリム固定部が、カーテンサイドエアバッグの展開等の強い力によってボデー固定部から離れてピンをボデー固定部から引き抜くように作用するとき、第2係止爪が係止肩に係止して、ピンがボデー固定部に連結された状態に維持され、空間が形成されていない棒状部の端部部分が脚部内で第1係止爪に対応する位置に移動して第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを阻止する。
第2係止爪は、第1係止爪の内側に形成されて脚部の内側に突き出ており、ピンが脚部に挿入された状態において第2係止爪は棒状部の空間に収容されて第1係止爪が第2係止爪とともに半径方向内側へ撓められるのが可能であり、ピンの棒状部が脚部の中空部に挿入されるとき棒状部によって第2係止爪が第1係止爪とともに半径方向外側に撓められるのが可能である。第2係止爪が係止肩に係止してピンがボデー固定部に連結された状態に維持され、更に、トリム固定部がカーテンサイドエアバッグの展開等の強い力によってボデー固定部から離れると、ピン係合爪がピンの係止ネックとの係合から外れ、トリム固定部がボデー固定部から離れる。
脚部の中空部の内壁面には、空間が形成されていないピン棒状部の端部部分が脚部内で第1係止爪に対応する位置にある状態を維持するための突起が形成されている。ピンは、頭部と棒状部との間にピンの半径方向外側に突き出る弾性片を備え、ピンがボデー固定部に挿入されたとき弾性片が変形されてその弾性による復帰力が蓄えられ、ピンに引上げ力が作用するとき復帰力が作用してピンの引上げを補助する。
なお、テザーは、ボデー固定部から離れたトリム固定部に支持されたトリムがカーテンサイドエアバッグの展開を邪魔しないように大きく移動するが、トリムが乗員の頭部等の身体に接しないようにボデー固定部からの移動長さを制限する長さに選定されている。
以下、本発明の1実施形態に係る、カーテンサイドエアバッグ用トリムを保持するのに適した、テザー付きのトリムクリップ1について、図面を参照して説明する。図1〜図3は、製造後の状態であってボデー固定部3にトリム固定部7が組み付けられる前の状態のクリップ本体2を単独で示している。図4〜図6は、クリップ本体2のトリム固定部7に組み付けられてボデー固定部3の脚部5に挿入されるピン6を、単独で示している。図7は、クリップ本体2のトリム固定部7にピン6をスライドによって組み付けるとともに、ピン6が組み付けられたトリム固定部7をピン6とともにボデー固定部3に連結してトリムクリップ1として組み付ける操作を示している。図8〜図10は、使用前の製品状態に組み付けられたトリムクリップ1を示している。トリムクリップ1は、クリップ本体2とピン6の2部品で成り、図8〜図10に示す状態が、使用前の製品となる。更に、図11(A)及び(B)は、トリムクリップ1を用いてトリム9が、被取付部材としてのボデーパネル10に取付けられた状態を示す。図12(A)及び(B)並びに図13(A)及び(B)は、カーテンサイドエアバッグ(図示せず)が展開してトリム9を押上げ、トリム固定部7がボデー固定部3から外される状態を示している。
図1〜図3において、クリップ本体2は、トリム固定部7とボデー固定部3とが一定長さのテザー11によって連結された、プラスチックの一体成形品で成る。ボデー固定部3は、図11のボデーパネル10の取付穴に挿入して取付けられる脚部5を有する。テザー11は、可撓性で靱性のある細長いストラップとして形成されて、その長さが一定に定められている。その長さは、カーテンサイドエアバッグの展開の際、ボデー固定部3から離れたトリム固定部7に支持されたトリム9が、カーテンサイドエアバッグの展開を邪魔しないように大きく移動するが、トリム9が、乗員の頭部等の身体に接しないように、ボデー固定部3からの移動長さを制限する長さに選定される。トリム固定部7は、図2において、下部にトリム支持部13を有し、図11に示すトリム9の内側の支持フレーム14に取付けられる。トリム固定部7のトリム支持部13は、図示の例では、トリム9の一対の支持フレーム14を受入れる一対の係止溝形状に形成されている。トリム支持部13は、トリム9に取付けられる限り、任意の形状又は構成でよい。
ボデー固定部3とトリム固定部7とには、両者を相互に連結する連結手段が設けられている。ボデー固定部3には、図2の正面図に示すように上方にT字形状に延び且つ図1に示すように全体として平面視においてほぼ円環を形成する、4個の第1ロック爪17が形成され、ボデー固定部3の連結手段となっている。各第1ロック爪17は、半径方向外方に撓む可撓性が付与され、トリム固定部7の連結手段の挿入及び係合を確実にしている。第1ロック爪17の内側は、中空に形成されて、トリム固定部7の連結手段が収容されるとともに、ピン6が挿通される。各第1ロック爪17の根元部分は、円形の剛性基板18として形成され、その外周縁には、ボデーパネル10に安定して接面する、円形フランジ19が形成されている。基板18の中央には、図1及び図3に示すように、ピン6が延び出る穴21が形成されている。穴21は、脚部5の中空部22に連続しており、ピン6が穴21及び中空部22に挿入される。
トリム固定部7は、図7に示すように、ボデー固定部3に直接連結されるようにテザー11の中間部分で折曲げられる。ボデー固定部3に直接連結できるように、図2で見て、トリム固定部7の上面には、4個の第1ロック爪17に囲まれた内側空間に挿入されて第1ロック爪17に係止する4個の第2ロック爪23が形成されている。この第2ロック爪23がトリム固定部7の連結手段となる。図1及び図2に示すように、第2ロック爪23は、第1ロック爪17の係止する高さに形成されている。更に、第2ロック爪23には、内側に、ピン6の係止ネック25を受入れて、ピン6をトリム固定部7に連結する、ピン係合爪26が形成されている。ピン係合爪26は、図1に図示のように、平面視において2つの第2ロック爪23をつないで対向するように、一対形成されている。両ピン係合爪26の間には、図1及び図2に図示のように、ピン6の係止ネック25がスライドして収容される空間27が形成されている。この空間27にピン6の係止ネック25が収容されると、ピン6が図7に示すように倒立した状態でトリム固定部7に連結される。各ピン係合爪26の中間には、スリット29が形成されている。スリット29は、ピン6の係止ネック25の位置を定めることの外に、ピン係合爪26を半径方向外方に撓める可撓性を与えており、カーテンサイドエアバッグの展開時にトリム固定部7が強く引上げられてピン6を引き抜くように作用するとき、ピン6の係止ネック25がピン係合爪26から外れるのを可能にしている。
トリム固定部7は、カーテンサイドエアバッグの展開の際に、ボデー固定部3から離れる。第1ロック爪17と第2ロック爪23の連結は、カーテンサイドエアバッグの展開時には、第1ロック爪17が外方に撓んで第2ロック爪23との係合が外れ、トリム固定部7がトリム9とともに、ボデー固定部3から離れる(図13参照)。トリム固定部7の離れる範囲は、テザー11の長さの範囲に制限される。また、トリム固定部7がボデー固定部3から離れるとき、トリム固定部7のピン係合爪26に係合したピン6も一緒にボデー固定部3から離れようとするが、後述のように、ピン6は所定高さ移動した後にはボデー固定部3から抜け出せない構成であり、このピン6によってボデー固定部3もボデーパネル10から外れないので、テザー11によって移動範囲が制限されるトリム固定部7に固定されたトリム9が乗員を傷つけることはない。なお、ピン6の係止ネック25に係合していたピン係合爪26は、スロット29によって外方に撓み、ピン係合爪26がピン6から外されて、トリム固定部7はボデー固定部3から離れる。
ボデー固定部3の脚部5は、ピン6を受入れるように中空の筒状体に形成されている。筒状の脚部5の側面には、半径方向外方に弾性的に突き出る、直径方向に対向した一対の第1係止爪30を有し、基板18に形成されたフランジ19と協働して、ボデー固定部3をボデーパネル10に固定する。各第1係止爪30の内側は、ピン6が通る中空部22として形成されている。更に、各第1係止爪30の内側には、ピン6の中央に形成された空間33によって形成された係止肩34に係合する第2係止爪31が形成されている。ピン6の棒状部の空間33が、第1係止爪30の内側に位置するときは、その空間33に第2係止爪31を受入れており、各第1係止爪30と各第2係止爪31とは、半径方向内側に撓むことができる。ピン6の棒状部38の下端部39が、第2係止爪31とピン6の空間33の係止肩34との係止によって第1係止爪30の内側にあるときは、第1係止爪30は、半径方向外側に突き出た位置に強制され、半径方向内側に撓むことができない。このピン6の位置はボデー固定部3の脚部5のロック位置となる。これによって、ボデー固定部3は、ボデーパネル10に強固に固着され、クリップ本体2又はピン6が破壊しない限り、ボデーパネル10から離れない。なお、脚部5の中空部22の内壁面には、図3に示すように、ピン6がその係止肩34に第2係止爪31と係止した状態を維持するための突起28が一対形成されている。突起28は、トリム固定部7のピン係合爪25との係合から離れたピン6が脚部5から落下するのを阻止するもので、ピン6を上記のロック位置、すなわち、ピン棒状部の端部部分39が脚部5内で第1係止爪30に対応する位置にある状態を維持する。
ピン6は全体としてほぼ棒状のプラスチックの一体成形品で成る。図4〜図6に示すように、ピン6は、頭部35と、頭部直下の小径の係止ネック25と、係止ネック25の下方の一対の弾性片37と、ボデー固定部3の脚部5の中空部22に挿入される棒状部38とから成る。頭部35と係止ネック25とは、トリム固定部7のピン係合爪26に係合してピン6をトリム固定部7に取付けるのに利用される。一対の弾性片37は、必須のものではないが、ピン6に引上げ力が作用したとき、ピン6の引上げを滑らかに行うのを補助する。すなわち、ピン6が図9の状態にボデー固定部3に挿入されたとき、ボデー固定部3の基板18に押付けられて変形させられ、その弾性による復帰力が蓄えられる。図13のようにトリム9がボデーパネル10から離れようとしてトリム固定部7からピン6に引上げ力が作用すると、変形させられた弾性片37の復帰力が作用して、ピン6の引上げを補助する。
ピン6において、棒状部38は、脚部5の中空部22への挿入を阻害しない限り、中空部22の内径に近い外径に形成されている。空間33より下端側の部分39は、他の部分よりやや大径に形成されている。棒状部38の中間の長手方向に延びる空間33は、脚部5の中空部22において内側に突出する第2係止爪31を受入れて、第2係止爪31及び第1係止爪30が中空部22の内側に倒れるのを阻害しない幅と長さに形成されている。また、空間33の下端は、第2係止爪31と係合する係止肩34が形成されている。ピン6にトリム固定部7から引上げ力が作用すると、棒状部38が脚部5の中空部22内を上方に引上げられ、第2係止爪31を受入れた空間33も上方に移動して、空間33の下端の係止肩34が第2係止爪31に係止する。この係止によって、ピン6の引上げは停止させられて、これ以上、ピン6が引上げられることはない。すなわち、係止肩34と第2係止爪31とは、ピン6の引上げのストッパとなる。なお、係止肩34が第2係止爪31に係止する位置の手前で棒状部33の下端部39が脚部5の中空部22の突起28を乗り越えている。これによって、トリム固定部7のピン係合爪26との係合から離れたピン6が脚部5から落下するのを阻止し、ピン6をロック位置に維持する。このロック位置においては、第2係止爪31の部分には空間33は位置しなくなり、下端部39が、第2係止爪31を半径方向外側に押出して第1係止爪30(特に、第1係止爪30の先端)を内側から押出すので、各第1係止爪30は、半径方向外側に突き出た位置に強制されて、半径方向内側には撓むことができない。すなわち、第1係止爪30とフランジ19とによるボデー固定部3をボデーパネル10に固着する強固にされる。これによって、クリップ本体2又はピン6が破壊しない限り、ボデー固定部3は、ボデーパネル10から離れることはない。なお、下端部39は、ロックを強化するように、他の棒状部38よりやや大径に形成されるのが好ましい。
図7に図示のように、ピン6を、クリップ本体2のトリム固定部7の第1ロック爪23の内側のピン係合爪26の空間27に、矢印のようにスライドして、トリム固定部7に倒立状態で組み付ける。次に、ピン6が組み付けられたトリム固定部7を、矢印42に示すように、テザー11の途中で折曲げて、ピン6の棒状部38を、ボデー固定部3の第1ロック爪17の内側及び脚部5の中空部に挿入するとともにに、第2ロック爪23を第1ロック爪17の内側に挿入する。これによって、ピン6がボデー固定部3の脚部5に挿入された状態で、トリム固定部7がボデー固定部3に直接連結される。なお、ピン6の棒状部38を脚部5の中空部22に挿入するとき、第2係止爪31に当接するが、その可撓性により第1係止爪30とともに半径方向外方へ押出されて、その挿入が妨げられることはない。この挿入後、第2係止爪31は、ピン6の棒状部38の空間33に収容される。
図8〜図10は、ピン6がボデー固定部3の脚部5に挿入された状態で、トリム固定部7がボデー固定部3に直接連結された、トリムクリップ1が示されている。このトリムクリップ1が、使用前の製品状態となる。図10に図示のように、ピン6の棒状部38の空間33が第2係止爪31を受入れる位置にあり、第1係止爪30は、半径方向において外側に突き出た位置から内側に撓むのが阻害されない。従って、ボデー固定部3の脚部5をボデーパネル10の取付穴に挿入するのが妨げられない。ピン6の弾性片37は、ピン6が図9の状態にボデー固定部3に挿入されたとき、ボデー固定部3の基板18に押付けられて変形させられ、その弾性による復帰力が蓄えられる。
図11(A)は、トリムクリップ1を用いて、トリム9をボデーパネル10に取付けた様子を示している。図11(B)は、クリップ本体2とピン6の連結関係を示している。図11(A)において、クリップ本体2のトリム固定部7がボデー固定部3に連結され、トリム9の支持フレーム14は、トリム固定部7のトリム支持部13に連結され、ボデー固定部3の脚部5はボデーパネル10の取付穴に挿入されて、第1係止爪30とフランジ19によってボデー固定部3がボデーパネル10に連結されている。図11(B)に図示のように、ピン6は、棒状部38の空間33が第2係止爪31を受入れる位置にあり、第1係止爪30は、半径方向内側に撓むのが阻害されず、ボデー固定部3の脚部5をボデーパネル10の取付穴に挿入するのが妨げられない。図示していないが、折畳まれたカーテンサイドエアバッグが、トリム9の内側とボデーパネル10の間に収容される。
図12(A)及び(B)並びに図13(A)及び(B)を参照して、カーテンサイドエアバッグが急激に展開した場合のトリムクリップ1の作用を説明する。カーテンサイドエアバッグは、自動車の衝突等の場合に乗員の頭部を保護するように急激に展開する。この展開によって、トリム9がボデーパネル10から離れる力が作用してトリム9とともにトリム固定部7がボデー固定部3から離れようとする。この力によって、第1ロック爪17と第2ロック爪23との係合が外れて、トリム固定部7がボデー固定部3からはなれようとする(図12(A))。トリム固定部7が、図13(A)に示すように、ボデー固定部3から離れるが、トリム9の移動は、テザー11の一定長さによって制限されて、そのトリム9が乗員の頭部等の身体に接するのを阻止する。
ピン6の動作について、図12(B)及び図13(B)を参照して説明する。トリム固定部7がボデー固定部3から離れるように移動すると、変形させられた弾性片37の復帰力が作用して、ピン6の引上げを補助する。ピン6が引上げられ方向に移動して、第2係止爪31が、空間33の係止肩34に係合する。この係合によってピン6の引上げが停止してすると、ピン6はそれ以上の引き抜きができなる。係止肩34は第2係止爪31に係止する位置の手前で棒状部38の下端部39が脚部5の中空部22の突起28を乗り越えて、トリム固定部7のピン係合爪25との係合から離れたピン6が脚部5から落下するのを阻止し、ピン6をロック位置に維持する。ロック位置においては、第2係止爪31の部分には空間33は位置しなくなり、下端部39が、第2係止爪31を半径方向外側に押出して第1係止爪30を内側から押出すので、各第1係止爪30は、半径方向外側に突き出た位置に強制されて、半径方向内側には撓むことができない。すなわち、第1係止爪30とフランジ19とによるボデー固定部3をボデーパネル10に固着する強固にされる。これによって、クリップ本体2又はピン6が破壊しない限り、ボデー固定部3はボデーパネル10から離れることはない。ボデー固定部3は、半径方向内側に撓むことのできない第1係止爪30によって、強固にボデーパネル10に固着される。カーテンサイドエアバッグの急激な展開によるトリム9及びトリム固定部7を移動させる力は、テザー11を介してボデー固定部3に伝達されてボデー固定部3をボデーパネル10から外そうとするが、ピン6が作用位置にあるので、ボデー固定部3は、ボデーパネル10から外れることはない。従って、ボデー固定部3は、どんな強い力が加わってもボデーパネル10に取付けられたままに維持される。これによって、トリム9(及びトリム固定部7)が、乗員の頭部等の身体に接するのを確実に阻止する。
本発明の1実施形態に係る、テザー付きのトリムクリップのクリップ本体の平面図である。 図1のクリップ本体の正面図である。 図2のクリップのA−A線断面図である。 本発明の1実施形態に係る、トリムクリップのピンの平面図である。 図4のピンの正面図である。 図5のピンのB−B線断面図である。 本発明の1実施形態に係る、テザー付きのトリムクリップを製品状態に組み付ける前の状態を示す斜視図である。 図7のトリムクリップを製品状態に組み付けた後の平面図である。 図8のトリムクリップのC−C線断面図である。 図9のトリムクリップのD−D線断面図である。 (A)は、図9のトリムクリップを用いてトリムをボデーパネルに取付けた状態を示す断面図、(B)は、(A)のトリムクリップのE−E線断面図である。 (A)は、図11(A)の状態からカーテンサイドエアバッグの急激な展開によってトリムが移動しようとする状態にあるトリムクリップを示す、図9と同様の断面図、(B)は、(A)のトリムクリップのF−F線断面図である。 図12(A)の状態からカーテンサイドエアバッグの急激な展開によってトリムが移動した状態にあるトリムクリップを示す、図9と同様の断面図、(B)は、(A)のトリムクリップのG−G線断面図である。
符号の説明
1 トリムクリップ
2 クリップ本体
3 ボデー固定部
5 脚部
6 ピン
7 トリム固定部
9 トリム
10 ボデーパネル
11 テザー
13 トリム支持部
14 支持フレーム
15 スリット
17 第1ロック爪
18 基板
19 フランジ
21 穴
22 中空部
23 第2ロック爪
25 係止ネック
26 ピン係合爪
27 空間
28 突起
29 スロット
30 第1係止爪
31 第2係止爪
33 棒状部の空間
34 係止肩
35 頭部
37 弾性片
38 棒状部
39 下端部

Claims (11)

  1. トリム固定部とボデー固定部とが一定長さのストラップ形状のテザーによって連結されており、使用前の状態でトリム固定部がボデー固定部に直接連結されている、カーテンサイドエアバッグを覆って収容するカーテンサイドエアバッグ用トリムをボデーパネル等の被取付部材に保持するのに適した、カーテンサイドエアバッグ用トリムのためのトリムクリップであって、
    ボデー固定部は、被取付部材の取付穴に挿入されて固定される脚部を有し、該脚部は、中空の筒状体に形成され、該脚部の側面には、半径方向外方に弾性的に突き出る第1係止爪が形成されており、該第1係止爪は、脚部が被取付部材の取付穴に挿入されるとき、半径方向外側に突き出た位置から半径方向内側の脚部の中空部に撓む可撓性を有し、
    前記脚部の中空部に挿入されるピンを有し、該ピンは、トリム固定部に取外し可能に連結される頭部と、前記ボデー固定部の中空部に挿入されて前記第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを阻止する大きさの棒状部とを備え、前記棒状部には、中間位置に前記第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを許す空間が形成されており、
    トリム固定部がボデー固定部に直接連結された状態では、前記ピンは前記棒状部の前記空間が前記第1係止爪を受入れる位置にあって、該第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを阻止しない状態にあり、
    トリム固定部がボデー固定部との連結から外れるように移動すると、トリム固定部の移動によって移動させられたピンは、前記空間が形成されていない前記棒状部の端部部分が脚部内で前記第1係止爪に対応する位置に移動して該第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを阻止する、
    ことを特徴とするトリムクリップ。
  2. 請求項1に記載のトリムクリップにおいて、前記ピンは、前記頭部と前記棒状部との間には小径の係止ネックが形成されており、トリム固定部には前記係止ネックが係合する一対のピン係合爪が形成されて、前記頭部がトリム固定部に連結される、ことを特徴とするトリムクリップ。
  3. 請求項2に記載のトリムクリップにおいて、ボデー固定部とトリム固定部には両者を相互に直接連結する連結手段が設けられ、ボデー固定部の連結手段は第1ロック爪であり、該第1ロック爪の間にはトリム固定部の連結手段を収容する受入空間が形成され、トリム固定部の連結手段は、第1ロック爪の受入空間に挿入される第2ロック爪であり、該第2ロック爪は、前記受入空間に挿入することによって第1ロック爪に係合される、ことを特徴とするトリムクリップ。
  4. 請求項3に記載のトリムクリップにおいて、トリム固定部には、前記第2ロック爪の内側に、前記一対のピン係合爪が形成されており、該ピン係合爪の間の空間に、前記ピンの係止ネックがスライドして受入れられて、該ピンの頭部が、トリム固定部に取外し可能に連結される、ことを特徴とするトリムクリップ。
  5. 請求項4に記載のトリムクリップにおいて、トリム固定部は、カーテンサイドエアバッグの展開等の強い力によってボデー固定部から離れるとき、第2ロック爪と第1ロック爪との係合が外れて前記ピンを該ボデー固定部から引き抜くように作用する、ことを特徴とするトリムクリップ。
  6. 請求項5に記載のトリムクリップにおいて、前記ボデー固定部の前記脚部の内側には、前記ピンの棒状部の空間の、該棒状部先端側に形成された係止肩に係止する第2係止爪が形成されており、トリム固定部が、カーテンサイドエアバッグの展開等の強い力によってボデー固定部から離れて前記ピンを該ボデー固定部から引き抜くように作用するとき、前記第2係止爪が前記係止肩に係止して、該ピンが前記ボデー固定部に連結された状態に維持され、前記空間が形成されていない前記棒状部の端部部分が脚部内で前記第1係止爪に対応する位置に移動して前記第1係止爪が脚部の半径方向内側に撓むのを阻止する、ことを特徴とするトリムクリップ。
  7. 請求項6に記載のトリムクリップにおいて、前記第2係止爪は、前記第1係止爪の内側に形成されて前記脚部の内側に突き出ており、前記ピンが前記脚部に挿入された状態において前記第2係止爪は前記棒状部の空間に収容されて前記第1係止爪が第2係止爪とともに半径方向内側へ撓められるのが可能であり、前記ピンの棒状部が前記脚部の中空部に挿入されるとき該棒状部によって前記第2係止爪が前記第1係止爪とともに半径方向外側に撓められるのが可能である、ことを特徴とするトリムクリップ。
  8. 請求項6又は7に記載のトリムクリップにおいて、前記第2係止爪が前記係止肩に係止して前記ピンが前記ボデー固定部に連結された状態に維持され、更に、前記トリム固定部がカーテンサイドエアバッグの展開等の強い力によってボデー固定部から離れると、前記ピン係合爪が前記ピンの係止ネックとの係合から外れて、前記トリム固定部が前記ボデー固定部から離れる、ことを特徴とするトリムクリップ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のトリムクリップにおいて、前記脚部の中空部の内壁面には、前記空間が形成されていないピン棒状部の端部部分が脚部内で前記第1係止爪に対応する位置にある状態を維持するための突起が形成されている、ことを特徴とするトリムクリップ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のトリムクリップにおいて、前記ピンは、前記頭部と前記棒状部との間に、該ピンの半径方向外側に突き出る弾性片を備え、前記ピンがボデー固定部に挿入されたとき、該弾性片が変形されてその弾性による復帰力が蓄えられ、ピンに引上げ力が作用するとき前記復帰力が作用してピンの引上げを補助する、ことを特徴とするトリムクリップ。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のトリムクリップにおいて、前記テザーは、ボデー固定部から離れたトリム固定部に支持されたトリムがカーテンサイドエアバッグの展開を邪魔しないように大きく移動するが、該トリムが乗員の頭部等の身体に接しないようにボデー固定部からの移動長さを制限する長さに選定されている、ことを特徴とするトリムクリップ。
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