JP2009073790A - 防蟻剤およびそれを含有する防蟻シート、ならびに防蟻シートを用いた床下の防蟻構造 - Google Patents

防蟻剤およびそれを含有する防蟻シート、ならびに防蟻シートを用いた床下の防蟻構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 安全性の高い天然の殺虫成分のシロアリ駆除力を高めると共に、熱履歴による揮発性を抑制した防蟻剤を実現すること、およびそのような防蟻剤を合成樹脂材料中に混入成形することによってシックハウス症候群を併発することがなくて安全性が高く、しかも不快な化学臭も放散することのない環境衛生に適した防蟻シートを提供すること。
【解決手段】 ヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを本来含有する植物由来の精油に対し、除虫菊抽出エキスを加えると、合成樹脂の成形時の高い熱履歴によってもヒノキチオールおよび精油の蒸散消失が極度に抑制され、そして除虫菊抽出エキスと前記ヒノキチオール含有の植物精油が相乗効果を発揮して強力な防蟻作用を奏する事実を見出し、本発明を完成するに到った。
【選択図】 図1

Description

本発明は、天然の無害な防蟻剤およびそのような無害な防蟻剤を安定に含有する防蟻シート、ならびにその防蟻シートを用いた建物床下の防蟻構造に関する。さらに詳しくは、シックハウス症候群などの弊害を併発させることなく、ヤマトシロアリ、イエシロアリなどによる木材や土壌等の蟻害を防止または抑制することができる天然由来の安全性に優れた防蟻剤およびそれを含有する防蟻シート、ならびに防蟻シートを用いた防蟻構造に関する。
木造を含む木質系住宅の基礎部分は、シロアリの食害を受けやすく、また木材腐朽菌により腐食劣化されやすい。このようなシロアリによる食害や腐朽菌による腐食劣化により、住宅の耐久性が著しく損なわれ、地震や台風などの災害時に住宅が倒壊する危険性が高まる。そのため多くの防蟻・防腐剤が木材自体または土壌に使用されてきた。
防蟻剤としては、古くはその防蟻効力の点で、クロルデンのような塩素系薬剤が多用されたが、環境汚染防止の観点からその使用が禁止された。その後、クロルデンに代わってクロルピリフォスやフェニトロチオン等の有機リン系薬剤が汎用されるようになった。しかしながら、これらの薬剤もまた、人体あるいは魚類に対する毒性があるために、安全性および作業性の面で問題があり、施工後の居住性にも高い安全性と効力を兼ね備えた防蟻剤の早期開発が望まれていた。そこで、ペルメスリン、アレスリン等の比較的人畜に対して低毒性のピレスロイド系薬剤が開発されたが、安定性に欠け効力が持続しないという問題があった。
そこで、本発明者は、嘗て、安全性の高い防蟻・防腐処理剤として、有効成分としてピレスロイド様化合物のシラフルオフェンとヒノキチオールまたはこれを含有する精油とを含有する防蟻・防腐処理剤を提案した(特許文献1)。
これに対し、特許文献2に記載するごとき防虫シートが提案され、同文献2には防虫剤成分を含浸した無機系多孔質粒子を、水系樹脂、多官能モノマー、およびレドックスラジカル開始剤からなるバインダー成分を使用して50℃程度の温度でキュアー・乾燥させてシート状基材に付着させることを特徴とする防虫シートが開示され、防虫剤成分としては除虫菊エキス、唐がらしエキス、ニンニクエキス、チョウジ抽出液、ローレル抽出液、ウィキョウ抽出液、ビシャク抽出液、ショウキョウ抽出液、マスタードオイル、わさびフレーバー、ヒバ油、ヒノキ油、ヒノキチオール、ハッカ油から選ばれる1つまたは複数種の組み合わせからなる天然抽出物が記載されている。
しかして、この特許文献2には同方法による場合には、硬化・乾燥処理の際に熱履歴をしても「レドックスラジカル開始剤を用いているので、室温〜50℃の処理で、多官能モノマー及び、水系樹脂への連鎖移動反応等により架橋し、バインダー成分を硬化させることができ・・・・、従来のようにバインダー成分を硬化させるための熱処理によって、殺虫剤成分が蒸発することなく、また分解、変質等を生じることがない。」とレドックスラジカル開始剤を採択した理由が説明されている(段落[0017]参照)。
特許第3239207号公報 特開平10−286914号公報
本発明は、安全性の高い天然の殺虫成分のシロアリ駆除力を高めると共に、熱履歴による揮発性を抑制した防蟻剤を実現すること、およびそのような防蟻剤を合成樹脂材料中に混入成形することによってシックハウス症候群を併発することがなくて安全性が高く、しかも不快な化学臭も放散することのない環境衛生に適した防蟻シートを提供することを技術的課題とする。
また、本発明は、人体に有害な化学薬剤を全く含有しない天然の植物由来の防蟻成分のみを含有させた防蟻効力の持続性の高い防蟻シートを建物の床下に敷設することにより、健康で安全な建物床下の防蟻構造を提供することを技術的課題とする。
さらに、本発明は、建築物における防蟻シートと基礎との境界における接合部分において、シロアリの侵入を確実に防止できると共に、更に一歩進んで、湿けり易い建築物床下の湿気や臭気を確実に封止することができる防湿と防蟻機能を兼備した建物床下の防蟻構造を提供することを技術的課題とする。
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、ヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを本来含有する植物由来の精油に対し、除虫菊抽出エキスを加えると、合成樹脂の成形時の高い熱履歴によってもヒノキチオールおよび精油の蒸散消失が極度に抑制され、そして除虫菊抽出エキスと前記ヒノキチオール含有の植物精油が相乗効果を発揮して強力な防蟻作用を奏する事実を見出し、本発明を完成するに到った。
かくして、本発明によれば、ヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを含有する植物由来の精油に対し、除虫菊抽出エキスを付加することによって、合成樹脂の成形温度を履歴してもヒノキチオールおよび精油が蒸散消失することのない効力持続性の高い防蟻剤が実現される。
また、本発明によれば、ヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを含有する植物由来の精油に対し除虫菊抽出エキスを付加して得られた防蟻剤を、合成樹脂材料中に0.005〜1.0w%混合して当該樹脂成形温度でシート状に成形した防蟻シートが得られる。
さらに、本発明は、建築物の基礎部分における防蟻構造であって、土またはスラグなどの土壌中に基礎が埋設されている一方、当該土壌上には、ヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを含有する植物由来の精油に対し除虫菊抽出エキスを付加して得られた防蟻剤を0.005〜1.0w%含有する合成樹脂製の防蟻シートを敷設し、この防蟻シートと前記基礎の基部側面との境界における接合部分には充填剤を充填し、当該防蟻シートの端縁を密閉状態に固定するという技術的手段を採用することによって、建物床下の防蟻構造を完成した。
本発明によれば、安全性の高い天然の殺虫成分の防蟻剤のシロアリ駆除力を高めることができるうえに、熱履歴による前記有効成分の蒸散消失も抑制されるので、この防蟻剤を合成樹脂材料中に混入成形することにより、シックハウス症候群を併発することもなくて安全性が高く、しかも不快な化学臭も放散することのない環境衛生に適した防蟻シート
を提供することができる。
また、本発明の防蟻構造は、防蟻シートと基礎との境界における接合部分において、防蟻効果を有するガラス粉を組み合わせたことによって、防蟻シートによる上記効果と相俟って、建築物におけるシロアリの侵入を確実に防止することができる。
本発明を実施するための最良の形態を更に詳細に説明すると、次のとおりである。
『防蟻剤について』
まず、本発明の防蟻剤について説明する。本発明の防蟻剤に用いられる除虫菊抽出エキスとしては、ピレスロイド(pyrethroid)を防虫有効成分とし、天然物、合成物の各種ピレスロイド誘導体のいずれを用いてもよい。ピレスロイドとは除虫菊(Chrysanthemum-cinerariaefolium-Bocquilon)に含まれる有効成分の総称であって、天然に産するピレスロイドは菊酸を共通構造にもっており、ピレトリンI(PyrethrinI)とピレトリンII(PyrethrinII)を主成分とする6種の化合物の混合物である。また、微量成分のピレスロイドとしてシネリンI、シネリンIIあるいはジャスモリンI、ジャスモリンIIも含まれ、いずれもピレトリンと同様な作用を持つことが知られている。一方、ピレトリンの誘導体は合成ピレスロイドと呼ばれ、アレスリンなどが知られている。ピレスロイド類は昆虫類・両生類・爬虫類の神経細胞上の受容体に作用し、脱分極を生じさせる神経毒であるが、哺乳類・鳥類の受容体に対する作用は弱いので、安全性の高い防虫剤として知られている。初期の合成ピレスロイドには菊酸構造が存在したが、現在の合成ピレスロイドには共通化学構造はもはや存在しない。本発明では、ピレトリンIおよび/またはピレトリンIIを10w%以上含有する除虫菊抽出エキスを用いるのが、防蟻効果の点から好ましい。
また、本発明の防蟻剤に用いられるヒノキチオール(別名:β−ツヤプリシン)としては、天然物からの抽出品、合成品を問わず好適に用いることができる。また、ヒノキチオールを含有する精油としては、タイワンヒノキ、ニオイヒバ、ネズコ、アスナロ、オニヒバなどのヒノキ科植物やビャクシンなどに由来する精油が挙げられる。
ここで、精油とは、植物の枝葉、根茎、木皮、果実、つぼみ、樹脂などより発散するにおいの根源であり、揮発性があって、水蒸気蒸留により留出できる油分のことをいう。植物より精油を分離するには、1)水蒸気蒸留法、2)搾法、3)抽出法により行われる。精油類の成分は、植物によって差異があることはもちろん、同じ植物でも生育の程度や採取の季節などによって異なることもある。精油は一般に多数の化合物の複雑な混合物で、具体的には、主として、C10H16、C15H24、C20H32の組成を有するテルペン化合物およびこれらの含酸素化合物(アルコール、アルデヒド、ケトンなど)である。
精油中のヒノキチオールの含有量は1w%以上であるのがシロアリの忌避効果が高いので好ましく、この観点から、精油としては、ヒノキチオールの含有量が高いニオイヒバ、オニヒバ等のヒバ材由来のヒバ油を用いるのが好ましい実施態様である。
本発明の防蟻剤において、除虫菊抽出エキスとヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを含有する精油とは、最も相乗効果を発揮する割合にて配合される。その配合割合は、重量比として1:80〜1:1、好ましくは1:50〜1:1である。
本発明の防蟻剤の剤型としては、使用目的により液剤(例えば乳剤、油剤、水溶剤、水和剤(フロアブル製剤))、固形剤(例えば粉剤、粒剤)、エアゾール剤など種々の剤型が可能であるが、乳剤または油剤が好ましい。以下に、本発明の防蟻剤の各剤型における製法について述べる。
〔乳剤〕
まず、乳剤とする場合には、通常、有効成分を乳化のための乳化剤と混合し、これに有機溶媒と水を加えて製剤化する。また、乳剤を塗布処理した場合の被膜形成のために、乳剤には必要に応じて樹脂エマルションを添加してもよい。乳剤において、有効成分を溶解させる有機溶媒としては、疎水性有機溶媒が好適に用いられるが、例えば、低級アルコール類のような極性の高い有機溶媒では、O/W型(oil-water)の安定なエマルション形成が困難となり、さらに乳化安定性に問題があるので好ましくない。
本発明の防蟻剤を乳剤とする場合に好適に用いられる有機溶媒を下記に例示する。
1)脂肪族炭化水素系n−ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン等
2)芳香族炭化水素系キシレン、トルエン、エチルベンゼン、クメン等
3)エステル系酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸n−ブチル、酢酸アミル等
4)アルコール系イソブタノール、sec−ブタノール、2−エチル−1−ブタノール、イソペンタノール、1−ヘプタノール、1−オクタノール、ネオペンチルアルコール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(MDG)等
5)ケトン系アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルアミルケトン、シクロヘキサノン等
これらの有機溶媒は単独で、あるいは2種以上を混合して用いることができる。
乳化剤としては、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤または両性界面活性剤のいずれも使用できるが、製剤の安定性の点でノニオン系界面活性剤が好ましい。ノニオン系界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(HLB:13.7)が挙げられる。
樹脂エマルションとしては、例えば、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルション(樹脂固形分率40〜50%、平均分子量2,000〜100,000)、ポリ酢酸ビニル・エチレン共重合体樹脂エマルション(樹脂固形分率40〜50%、平均分子量2,000〜100,000)、ポリアクリル酸エステル樹脂エマルション(樹脂固形分率30〜40%、粘度100〜500cPs、平均分子量3,000〜50,000)が挙げられるが、これらに限定されるものでない。
また、乳剤は、製剤を100重量部としたとき、有効成分の合計量が1〜10重量部、乳化剤が該有効成分の合計1重量部に対して少なくとも10重量部、残部を有機溶媒または水、さらには樹脂エマルションとするのが好ましい。これらの乳剤は使用時に、水で所定の倍率(2〜10倍)に希釈して使用される。
〔油剤〕
次に、油剤とする場合には、乳剤で用いる有機溶媒の他、灯油、重油、スピンドル油等の炭化水素溶媒を用いて製剤化する。油剤は、製剤を100重量部としたとき、有効成分の合計量が1〜10重量部、炭化水素溶媒が50〜99重量部程度である。
〔水溶剤〕
また、水溶剤とする場合には、通常、有効成分を例えばアルコール系の有機溶媒に溶解したものを水に溶解させて製剤化する。水溶剤は、製剤を100重量部としたとき、有効成分の合計量が1〜10重量部、残部を有機溶媒と水とするのが好ましい。また、水和剤とする場合は、通常、有効成分を乳化剤や増粘剤等と混合することにより製剤化する。水和剤は、製剤を100重量部としたとき、有効成分の合計量が5〜40重量部、乳化剤または増粘剤が10〜40重量部程度である。
〔粉剤〕
そして、粉剤とする場合には、通常、有効成分を固体希釈剤(例えばカオリン、クレー、ベントナイト、CMC、二酸化チタン、ホワイトカーボン、タルク、木粉、澱粉、デキストリン、シリカゲル粉末、水酸化カルシウムなどのカルシウム塩、無水石膏等)で希釈し、混合粉砕して製剤化する。また、粒剤とする場合には、前記の粉剤を成形して製剤化する。粉剤、粒剤のような固形剤は、製剤を100重量部としたとき、有効成分の合計量が0.1〜5重量部、固体希釈剤が95〜99.9重量部程度である。
〔エアゾール剤〕
更に、エアゾール剤とする場合には、通常、油剤と同じように、有効成分を揮発性の強い有機溶媒に溶解して製剤化する。使用時には、これを噴霧部と弁を備えた気密容器に加圧充填して用いる。
以上のような各剤型に構成される本発明の防蟻剤の使用方法としては、例えば、建築物の床下土壌に散布する方法、木材等の建築材料に注入、塗布、浸漬、噴霧する方法、あるいは、建築物やブロック塀の基礎部分や建築物の床パネル下等に敷設するシートに含有させる方法、発泡断熱材に配合する方法等が挙げられる。
本発明の防蟻剤の使用量は、組み合わせた有効成分により、また使用目的により異なるが、ローラー転写型住宅床用防蟻剤として使用される場合には、通常有効成分量として50〜300mg/m2程度、土壌処理剤として使用される場合には、通常土壌に対して有効成分量として、50〜300mg/kg、好ましくは、100〜150mg/kg程度で充分である。また、建築物やブロック塀の基礎部分や建築物の床パネル下等に敷設するシートに含有させる場合には、シートに対して0.005〜1.0w%、好ましくは0.01〜0.1w%程度、発泡断熱材に配合する場合には、0.005〜0.03w%、好ましくは0.01〜0.015w%程度で充分である。
また、本発明の防蟻剤は、本発明が有する効果を阻害しない限りにおいて、多くの既存の防腐・防蟻・防カビ剤と混合して使用することができる。
『防蟻シートについて』
次に、本発明の防蟻シートについて説明する。本発明の防蟻シートは、前記の防蟻剤を0.005〜1.0w%、好ましくは0.01〜0.1w%の割合で含有して構成されている。シートは、一般に防蟻や防湿の目的で、建築物やブロック塀の基礎部分や建築物の床パネル下等に敷設されている、不織布等の繊維製や合成樹脂製等のいずれのシートも好適に用いることができる。また、シートに防蟻剤を含有させる方法としては、シート製造時に防蟻剤を混合する方法や、シートに防蟻剤を含浸あるいは塗布する方法等が挙げられる。なお、防蟻シートに使用する合成樹脂としては、ポリエステル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂が好ましい。防蟻合成樹脂シートを製造する場合には、本発明の防蟻剤を混合したマスターバッチと樹脂との配合割合を1:10〜1:30とするのが好ましい。また、防蟻合成樹脂シートの成形は、Tダイ押出し成形法やインフレーション成形法等の通常の合成樹脂シート成形法を採用することができる。
本発明の防蟻シートの適用方法としては、後述するが、建築物の建築時に基礎コンクリートを打設する前の地面や打設後のコンクリート面、割栗または砕石作業を施し目つぶし砂利を敷いた上などに敷設したり、建築物やブロック塀などの基礎、建築物の床パネル下などに敷設する方法が挙げられる。
『防蟻構造について』
次に、本発明の建築物の基礎部分における防蟻構造を図1から図8に示す図面に基づいて説明する。本実施形態では、まず、土またはスラグなどの土壌3の中に基礎2を埋設する。この基礎2としては、布基礎やベタ基礎、ブロック塀などがある。
そして、前記土壌3の上には、除虫菊抽出エキスとヒノキチオールまたはこれを含有する精油とを有効成分として含有する防蟻剤が0.005〜1.0w%の割合で含有されて成る防蟻シート1を敷設する。
この際、複数の防蟻シート1・1…を接続するために、適宜、シート接続テープ6を用いることができる。
次いで、防蟻シート1と前記基礎2の基部側面との境界部分には、少なくともガラス粉を混入した充填剤4を充填する。この際、ガラス粉の混入量は、充填剤に対して35〜60w%であり、このガラス粉は、例えば、厚さ0.5mm〜1.5mmの蛍光灯バルブ、液晶用ガラス、自動車用ガラスを破砕して篩分けして大きさ0.5〜5mmの薄片に作製し、充填剤(例えば、シリコーン系やウレタン系のコーキング剤や、ポリエステル系、合成ゴム系、アクリル系の樹脂や合成ラテックスなどのシーリング材、パテなどの接着剤)に加えて攪拌・混合する。このとき、ガラス粉の形状は尖角形状が好ましく、大きさが1mm以下のものの存在率を2%以下とするのが好ましい。
また、ガラスの種類は、高流動性ガラスの破片または廃棄液晶ガラス破片を採用する。この高流動性ガラスの素材としては、無アルカリガラス(比重=2.77以上)を尖った角のある状態に破砕して得た尖角形状の細片を用いる。無アルカリガラスとしては、液晶用ガラスが知られており、スベリ角(安息角)が30°以下のものが適当である。スベリ角が30°以上であると、堆積した細片の幾つかが除去されたとき、除去された部分の透き間が崩壊せずに孔ができ、シロアリが蟻土を運んできて蟻道を築成するおそれがあるからである。
こうして、充填剤4を充填することにより、前記防蟻シート1の端縁を密閉状態に固定することができる(図1参照)。なお、本実施形態では、図2に示すように、土壌3がスラグであっても良いし、更に、防蟻シート1の上に土台コンクリート8を打設してから充填剤4を充填することもできる。
また、本実施形態では、基礎2の基部側面近傍に形成された土壌3の掘削部に防蟻シート1の端縁を折り込み、この折り込んだ端縁の上に充填剤4を充填する(図3参照)。
更にまた、本実施形態では、図4に示すように、敷設した防蟻シート1の上に土台コンクリート8を打設することができる。
また、図5に示すように、敷設された防蟻シート1上の充填剤4の充填箇所において、ガラス粉5を敷設して、その上に充填剤4を充填するように構成することもでき、このガラス粉5によって形成される防蟻バリア層が地面全面を被覆ガードしてシロアリの侵入をより確実に阻止することができる。なお、この場合は、ガラス粉を混入していない充填剤4を用いることもできる。
また、本実施形態では、図6に示すように、基礎2の基部側面近傍に形成された掘削部に充填剤4を充填して、この充填剤4の上に防蟻シート1の端縁を載置し、かつ、これら基礎2と防蟻シート1との境界における接合部分に目張りテープ材7を貼着して封止することができる。
なお、前記同様に、本実施形態では、更に、防蟻シート1および目張りテープ材6の上に土台コンクリート8を打設することができる(図7参照)。図2、図4および図7の防蟻構造において、防蟻シート1の上に吸湿シートを敷設すると、コンクリートの水分が吸収できることから好ましい実施態様である。
また、本実施形態の防蟻構造は、ベタ基礎の施工に採用することもできる。この場合、防蟻シート1を先に敷設してから、捨てコンクリート9を打設し、コンクリート製の基礎2(ベタ基礎)を設置する(図8参照)。さらに、防蟻シート1の上に吸湿シートを敷設してから捨てコンクリート9打設し、コンクリート製の基礎2(ベタ基礎)を設置する(図9参照)と、コンクリートの水分が吸収できることから好ましい実施態様である。
なお、図示しないが、水抜き処理のために防蟻シート1に切り欠きを入れた場合には、充填剤4の使用を行なうことができる。また、切り欠き箇所が大きい場合には、この切り欠き箇所に川砂を敷き、その上にガラス粉を敷設した後、さらに充填剤4(ガラス粉の混入は問わない)を充填することができる。
本発明における防蟻剤を実施例によりさらに詳細に説明する。本実施例では、以下に示す木材防蟻効果確認試験によって本発明品を評価する。なお、これらの実施例により本発明が限定されるものではない。
〔試験条件〕
下記の有効成分および溶剤を混合、撹拌することにより防蟻剤製剤を調製した。
「本発明品」
除虫菊抽出エキス 0.5重量部
ヒバ油(ヒノキチオール2w%含有) 10重量部
ケロシン 89.5重量部
「比較製剤例1」
除虫菊抽出エキス 0.5重量部
ケロシン 99.5重量部
「比較製剤例2」
ヒバ油(ヒノキチオール2w%含有) 10重量部
ケロシン 90重量部
「比較製剤例3」
ヒバ油(ヒノキチオール2w%含有) 20重量部
ケロシン 80重量部
「比較製剤例4」
ヒバ油(ヒノキチオール2w%含有) 50重量部
ケロシン 50重量部
〔試験方法〕
1×1×2cmの供試木材片(アカマツ辺材)に刷毛を用いて製剤例1および比較製剤例1〜4の製剤を100g/m2ずつ塗布し、室温で5日間放置後、60℃で48時間乾燥した。得られた木材片を、規定のアクリル製容器(容器底部を石膏で固めたもので、予め水を含ませた脱脂綿の上に静置してあるもの)の底部中心部にこれを1個ずつ(合計2個)入れ、さらにイエシロアリの職蟻150頭と兵蟻15頭を投入し、28℃の暗所に5日間静置した後の供試木材片の食害の有無を目視で観察した。その結果を以下の〔表1〕に示す。
Figure 2009073790
このように、本発明の防蟻剤には食害が全く無かったが、比較製剤例1〜4に示す組み合わせは、何れのものも食害されていることがわかり、本発明品の組み合わせには、相乗的な効果が認められると云える。
また、本発明においては、除虫菊抽出エキスとヒノキチオールを含有する精油とを併用した場合には、上記のように食害作用を増強するという相乗的な防蟻効果に加え、ヒノキチオールを含有する精油の熱安定性の向上が認められている。
通常、防蟻剤を合成樹脂に含有させて防蟻シートを製造する場合には、160℃〜180℃の熱をかける。本実施例では、防蟻シート中の本発明の防蟻剤の含有量が0.1w%となるように、本発明の防蟻剤を混合したマスターバッチと、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂とを、1:15の割合になるように混合して、Tダイ押出成形法(成形温度:180℃)で本発明の防蟻シートを調製した。こうすることによって、ヒノキチオールを含有する精油は熱安定性が悪く揮発してしまうが、除虫菊抽出エキスと併用した場合には、ヒノキチオールを含有する精油の熱安定性が向上し、揮発が抑制できる。以下に、熱安定性の確認試験の結果について説明する。
まず、除虫菊エキス0.1gとヒバ油0.1gとを秤量ビンに入れた混合系を、160℃に設定した送風乾燥機中に一定時間静置し、残存率を測定した。また、比較試験として、除虫菊エキス0.2g、ヒバ油0.2gをそれぞれ秤量ビンに入れた単独系について、上記と同様の方法で試験を行ない、それぞれの残存率を測定し、除虫菊エキスとヒバ油それぞれの残存率から積算残存率を求めた。
ここで、積算残存率の算定方法について説明する。まず、除虫菊エキス・ヒバ油それぞれを約0.2gずつ秤量し、10分間加熱後の加熱残渣(g)を求める(下記〔表2〕参照)。
Figure 2009073790
次いで、混合系(除虫菊エキス0.1g+ヒバ油0.1g)と合わせるために、仕込量と加熱残渣量それぞれの1/2量を算出する(下記〔表3〕参照)。
Figure 2009073790
そして、下記式により積算残存率(%)を算出する。
Figure 2009073790
即ち、10分間加熱の場合、積算残存率(%)=0.07/0.2089×100=33.5となる。このようにして、混合系の残存率および単独系から求めた積算残存率を〔表4〕に示す。
Figure 2009073790
また、除虫菊エキス、ヒバ油単独系のそれぞれの残存率を〔表5〕に示す。
Figure 2009073790
以上より、本発明の防蟻剤は、除虫菊抽出エキスとヒバ油との相乗効果によって、食害防止および揮発抑制という優れた防蟻効果を有することが確認された。
本発明の実施形態の防蟻構造を表わす説明断面図である。 本発明の実施形態の防蟻構造を表わす説明断面図である。 本発明の実施形態の防蟻構造を表わす説明断面図である。 本発明の実施形態の防蟻構造を表わす説明断面図である。 本発明の実施形態の防蟻構造を表わす説明断面図である。 本発明の実施形態の防蟻構造を表わす説明断面図である。 本発明の実施形態の防蟻構造を表わす説明断面図である。 本発明の実施形態の防蟻構造を表わす説明断面図である。
符号の説明
1 防蟻シート
2 基礎
3 土壌
4 充填剤
5 ガラス粉
6 シート接続テープ
7 目張りテープ材
8 土台コンクリート
9 捨てコンクリート

Claims (15)

  1. ヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを含有する植物由来の精油に対し、
    除虫菊からの抽出エキスを付加して、熱履歴による前記ヒノキチオールおよび精油の揮発を抑制したことを特徴とする防蟻剤。
  2. ヒノキチオールを含有する精油として、タイワンヒノキ、ニオイヒバ、ネズコ、アスナロ、オニヒバなどのヒノキ科植物やビャクシンに由来する精油を単独または複合して用いることを特徴とする請求項1記載の防蟻剤。
  3. 除虫菊抽出エキスが、ピレトリンIまたはピレトリンIIを主成分とする化合物であることを特徴とする請求項1または2記載の防蟻剤。
  4. 除虫菊抽出エキスと、ヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを含有する精油との配合割合が、重量比として1:80〜1:1であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の防蟻剤。
  5. ヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを含有する植物由来の精油に対し除虫菊抽出エキスを付加して得られた防蟻剤を、合成樹脂材料中に0.005〜1.0w%混合してシート状に成形して成ることを特徴とする防蟻シート。
  6. シート基材と防蟻剤とが、シート製造時に防蟻剤を混合されるか、あるいは、シートに防蟻剤を含浸あるいは塗布して作製されていることを特徴とする請求項5記載の防蟻シート。
  7. 建築物の基礎部分における防蟻構造であって、
    土またはスラグなどの土壌中に基礎が埋設されている一方、当該土壌上には、ヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを含有する植物由来の精油に対し、除虫菊抽出エキスを付加して得られた防蟻剤を0.005〜1.0w%含有する合成樹脂製の防蟻シートを敷設し、この防蟻シートと前記基礎の基部側面との境界における接合部分には、充填剤を充填し、当該防蟻シートの端縁が密閉状態に固定したことを特徴とする床下の防蟻構造。
  8. 防蟻シートと前記基礎の基部側面との境界における接合部分に、ガラス粉を配設し、配設されたガラス粉の上に充填剤を充填したことを特徴とする請求項7記載の床下の防蟻構造。
  9. 基礎の基部側面に沿って掘成された掘削溝に防蟻シートの端縁が折り込まれ、この掘削溝に折り込まれた防蟻シートの端縁部と基礎側面との間に充填剤を充填して封止したことを特徴とする請求項7または8記載の床下の防蟻構造。
  10. 基礎の基部側面に沿って掘成された掘削溝に充填剤が充填され、掘削溝に充填された充填剤の上に防蟻シートの端縁を載置し、かつ、これら基礎と防蟻シートとの境界における接合部分には目張りテープ材を貼着して封止したことを特徴とする請求項7〜9の何れか一項に記載の床下の防蟻構造。
  11. 防蟻シートおよび目張りテープ材の上にスラブコンクリートを打設したことを特徴とする請求項10記載の床下の防蟻構造。
  12. 防蟻シートの上にさらに吸湿シートを敷設する請求項11記載の床下の防蟻構造。
  13. 充填剤に少なくともガラス粉が混入されていることを特徴とする請求項7〜12の何れか一項に記載の床下の防蟻構造。
  14. 土またはスラグなどの土壌中に基礎が埋設されている一方、当該土壌上には、ヒノキチオールを添加し又はヒノキチオールを含有する植物由来の精油に対し、除虫菊抽出エキスを付加して得られた防蟻剤を0.005〜1.0w%含有する合成樹脂製の防蟻シートを敷設し、
    この防蟻シートの上には捨てコンクリートを打設し、さらに、その上にコンクリート製のベタ基礎を設置し、前記防蟻シートを密閉状態に固定したことを特徴とする床下の防蟻構造。
  15. 防蟻シートの上にさらに吸湿シートを敷設し、この吸湿シートの上に捨てコンクリートを打設することを特徴とする請求項14記載の床下の防蟻構造。
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