JP2009073514A - 画像形成装置の緩衝包装材 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置本体とその関連部材との同梱が考慮され、緩衝性能を十分に保持した上で、省資源化、コンパクト化が図られた画像形成装置の緩衝包装材を提供する。
【解決手段】画像形成装置1の緩衝包装材20は、上方及び下方に構造物を有する形で本体2に内蔵され、少なくとも本体2前面側に前面開放部16aを有する用紙排出空間である胴内用紙排出部16を設けた画像形成装置1の、この胴内用紙排出部16内に配置されるものであって、胴内用紙排出部16に対して着脱可能であるとともに、胴内用紙排出部16内の上面及び底面に当接し、内部に部材収容空間21を有している。これにより、所謂胴内排出型の画像形成装置1の場合に、その胴内用紙排出部16を利用して、関連部材を、搬送時の衝撃から保護しながら同梱することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置を包装する際に使用される緩衝包装材に関する。
画像形成装置や家庭用電化製品、そしてそれらを構成する機能部材や電子部品等の物品は、通常段ボールなどで構成される包装箱によって包装され、出荷されている。包装箱は、被包装物である物品を段ボール製の箱にすっぽりと収容する形のものが多い。搬送時の衝撃から被包装物を保護するために、緩衝包装材を介して包装箱に被包装物を収容する場合も多い。
単一の包装箱に複数の被包装物を収容したり、包装箱と被包装物との間に間隙を設けて収容したりする場合には、包装箱の内部に、緩衝包装材が配置される。この緩衝包装材は、包装箱内の複数の被包装物が互いに衝突したり、包装箱が衝撃を受けて被包装物が大きく移動し、内壁に衝突したりしないように、緩衝作用をもたらすものである。このようにして緩衝包装材は、包装箱内に収容された被包装物を破損から保護している。
ここで、画像形成装置とその関連部材の包装箱及び緩衝包装材の例を、特許文献1及び2に見ることができる。特許文献1に記載された画像形成装置の運搬装置は画像形成装置本体全体を、特許文献2に記載された梱包材は画像形成装置に内蔵される現像カートリッジを包装している。このようにして、画像形成装置の場合、一般的には、画像形成装置本体とその関連部材とを、別個に包装することが多い。
特開2006−195005号公報(第8−9頁、図1) 特開2001−199476号公報(第3−4頁、図1)
特許文献1及び2に記載された画像形成装置本体とその関連部材である現像カートリッジは、各々別個にして包装されているので、包装が完了した状態全体や包装箱自体がはなはだ大き過ぎるということはなく、緩衝包装材による緩衝作用も期待できる。しかしながら、現像カートリッジについては、比較的大型の部品であるがために、画像形成装置の関連部材であるにもかかわらず、専用の包装箱が必要になる。そして、その専用の包装箱は、画像形成装置への現像カートリッジの装着後、廃棄する必要があり、段ボールに掛かる資源やコストが大幅に増大する恐れがある。これにより、昨今推し進められている省資源化、低コスト化に反することとなる。したがって、画像形成装置本体とその関連部材については、同梱を前提として、被包装物に対する緩衝性能を十分に保持した上で、省資源化、コンパクト化が図られた形で緩衝包装材を構成する必要がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、画像形成装置本体とその関連部材とを同梱することが考慮され、緩衝性能を十分に保持した上で、省資源化、コンパクト化が図られた画像形成装置の緩衝包装材を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、画像形成装置の緩衝包装材において、上方及び下方に構造物を有する形で本体に内蔵され、少なくとも本体前面側に開放部を有する用紙排出空間を設けた画像形成装置の、この用紙排出空間内に配置されるものであって、用紙排出空間に対して着脱可能であるとともに、用紙排出空間内の上面及び底面に当接し、内部に部材収容空間を有することとした。
また、上記構成の画像形成装置の緩衝包装材において、前記部材収容空間は、その前面側に、前方から部材を出し入れ可能な開口部と、この開口部の少なくとも一部を閉鎖可能であるとともに、折り曲げ方向を変えるだけで開放、閉鎖両様の形態をとり得るロック部とを備えることとした。
また、上記構成の画像形成装置の緩衝包装材において、画像形成装置の前記用紙排出空間は、左右いずれか一方の本体側面に側面開放部を有するものであって、前記緩衝包装材は、この側面開放部から外側に突出するとともに、前記本体側面に沿うように上下方向に延びる係止片を備えることとした。
本発明の構成によれば、画像形成装置の緩衝包装材において、上方及び下方に構造物を有する形で本体に内蔵され、少なくとも本体前面側に開放部を有する用紙排出空間を設けた画像形成装置の、この用紙排出空間内に配置されるものであって、用紙排出空間に対して着脱可能であるとともに、用紙排出空間内の上面及び底面に当接し、内部に部材収容空間を有することとしたので、所謂胴内排出型の画像形成装置の場合に、その用紙排出空間を利用して、関連部材を、搬送時の衝撃から保護しながら同梱することができる。これにより、同梱する関連部材に対して別途包装箱を用意する必要がないので、包装箱を構成する段ボールに掛かる資源やコストを、大幅に削減することが可能である。したがって、画像形成装置本体とその関連部材とを同梱することが考慮され、緩衝性能を十分に保持した上で、省資源化、コンパクト化が図られた画像形成装置の緩衝包装材を得ることができる。
また、前記部材収容空間は、その前面側に、前方から部材を出し入れ可能な開口部と、この開口部の少なくとも一部を閉鎖可能であるとともに、折り曲げ方向を変えるだけで開放、閉鎖両様の形態をとり得るロック部とを備えることとしたので、画像形成装置本体から緩衝包装材を取り外すことなく関連部材のみを収納したり、取り出したりすることができ、且つ搬送時などにおいて、関連部材が意図せず部材収容空間から脱落しないようにすることが可能である。これにより、関連部材を、搬送時の衝撃から保護する作用が高められるとともに、緩衝包装材に対する収納、取り出しが簡単になる。したがって、緩衝包装材の緩衝性能を効果的に発揮させながら、画像形成装置の包装、開梱に係る作業性の向上を図ることが可能である。
また、画像形成装置の前記用紙排出空間は、左右いずれか一方の本体側面に側面開放部を有するものであって、前記緩衝包装材は、この側面開放部から外側に突出するとともに、前記本体側面に沿うように上下方向に延びる係止片を備えることとしたので、緩衝包装材の横方向の長さが、用紙排出空間のそれより短い場合、その本体側面から反対側の側面の方に向かって、緩衝包装材が移動するのを防止することができる。さらに、画像形成装置が、この係止片に対応する側面の箇所に、外側に向かって開放可能な開閉カバーを備える場合、係止片を開閉カバーの開放防止部材にすることができる。すなわち、緩衝包装材の横方向の位置を保持する作用が高められるとともに、係止片を、搬送時に開閉カバーが意図せず開放するのを防止する粘着テープの代わりにすることが可能である。これにより、用紙排出空間に対する緩衝作用、及び開閉カバー側の側面に対する緩衝作用を高めることができ、且つ粘着テープを使用する必要がなくなる。したがって、画像形成装置本体とその関連部材とを同梱してコンパクト化を図りながら、緩衝性能と省資源化とをさらに向上させることが可能である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図6に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態に係る画像形成装置の緩衝包装材に関して、緩衝包装材が配置される画像形成装置について、図1及び図2を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は画像形成装置の模型的垂直断面正面図、図2は画像形成装置の外観斜視図である。なお、図1において、実線矢印は用紙の搬送経路及び搬送方向を、一点鎖線矢印はレーザ光Lを示す。
図1に示すように、画像形成装置1の本体2の内部下方には、給紙部である給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3は、その内部に、印刷前のカットペーパー等の用紙Pを積載して収容している。そして、この用紙Pは、図1において給紙カセット3の左上方に向けて、1枚ずつ分離されて送り出される。給紙カセット3は、本体2の正面側から水平に引き出すことが可能である。
本体2の内部であって、給紙カセット3の左方には、第1用紙搬送部4が備えられている。第1用紙搬送部4は、本体2の左側面に沿って略垂直に形設されている。そして、第1用紙搬送部4は、給紙カセット3から送り出された用紙Pを受け取り、本体2の左側面に沿って垂直上方に転写部13まで搬送する。
給紙カセット3の上方であって、第1用紙搬送部4が形設された本体2の左側面とは反対側の側面である右側面の箇所には、手差し給紙部5が備えられている。手差し給紙部5は、図1及び図2に示すように、前後方向に略水平に延びる軸線を中心として、垂直面内で回転可能な手差し給紙トレイ5aを備えている。手差し給紙トレイ5aは、図1において下端に設けられた軸線を中心として、上端を本体2外側に展開することにより、その上面に用紙Pなどを載置することが可能な形態になる。手差し給紙トレイ5aには、給紙カセット3に入っていないサイズの用紙Pや、厚紙、OHPシートのように1枚ずつ送り込みたいものが載置される。手差し給紙トレイ5aは、使用しないとき、図1に示すように閉鎖状態にされる。
手差し給紙部5の左方には、第2用紙搬送部6が備えられている。第2用紙搬送部6は、給紙カセット3のすぐ上方にあって、手差し給紙部5から第1用紙搬送部4まで略水平に延び、第1用紙搬送部4に合流している。そして、第2用紙搬送部6は、手差し給紙部5から送り出された用紙P等を受け取り、略水平に第1用紙搬送部4まで搬送する。
一方、図1及び図2に示すように、画像形成装置1の本体2の上部には画像読み取り部7が、さらにその上方には原稿押さえ8が備えられている。ユーザーが原稿の複写を行う場合には、原稿押さえ8を上方に持ち上げることによって現れる画像読み取り部7上面に備えられたプラテンガラス(図示せず)上に文字や図形、模様等の画像が描かれた原稿を1枚ずつ載置する。そして、原稿を原稿押さえ8でプラテンガラス表面に押さえ付け、画像読み取り部7によって原稿に描かれた画像が読み取られる。
原稿画像の読み取り、すなわち印刷の開始は、本体2の上部であって、画像読み取り部7の正面側に備えられた操作パネル9(図2参照)を用いて実行される。ユーザーは、この操作パネル9から、使用する用紙サイズや拡大縮小、両面印刷の有無といった印刷条件などを入力して設定することが可能である。
なお、操作パネル9は、その背面側、すなわち画像読み取り部7が設けられた箇所との連結に、図2に示すヒンジ機構9aが用いられている。したがって、操作パネル9は、左右方向に略水平に延びる軸線を中心として、その正面側先端を上下に揺動させるように、垂直面内で回転可能である。すなわち、操作パネル9の表面を、適宜傾斜させることができる。このように、身長が比較的低いユーザー、或いは車椅子を使用しているユーザーも、労せず操作パネル9を使用することができるユニバーサルデザインが適用されている。
原稿の画像データの情報は、第2用紙搬送部6の上方であって、本体2の中央部に配置された露光装置10(図1参照)に送られる。露光装置10により、画像データに基づいて制御されたレーザ光Lが、画像形成部11に向かって照射される。
第1用紙搬送部4の上方であって、露光装置10の左方には、画像形成部11及び転写部13が備えられている。画像形成部11では、露光装置10によって照射されたレーザ光Lにより原稿画像の静電潜像が形成され、この静電潜像からトナー像が現像される。トナーは、露光装置10の上方に備えられたトナーコンテナ12から画像形成部11に補給される。画像形成部11で形成されたトナー像は、第1用紙搬送部4によって同期をとって送られてきた印刷前の用紙Pに、転写部13にて転写される。
転写部13の上方には、定着装置14が備えられている。転写部13にて未定着トナー像を担持した用紙Pは、定着装置14へと送られ、熱ローラと加圧ローラとによりトナー像が加熱、加圧されて定着される。
定着装置14の上方には、分岐部15が備えられている。定着装置14から排出された用紙Pは、両面印刷を行わない場合、分岐部15から画像形成装置1の胴内に設けられた用紙排出空間である胴内用紙排出部16(図2参照)に排出される。
分岐部15から胴内用紙排出部16に向かって用紙Pが排出されるその排出口部分は、スイッチバック部17としての機能を果たす。両面印刷を行う場合には、このスイッチバック部17において、定着装置14から排出された用紙Pの搬送方向が切り替えられる。そして、用紙Pは、分岐部15、定着装置14の左方、及び転写部13の左方を通って下方に送られ、再度第1用紙搬送部4を経て転写部13へと送られる。
続いて、上記構成の画像形成装置1の用紙排出空間である胴内用紙排出部16内に配置される緩衝包装材について、図1及び図2に加えて、図3〜図6を用いてその詳細な構成を説明する。図3は緩衝包装材が配置された画像形成装置の外観斜視図、図4は図3に示した緩衝包装材の部分拡大斜視図、図5は図4と同様の緩衝包装材の部分拡大斜視図にして、開口部のロック部を開放形態にした状態を示すもの、図6は緩衝包装材の展開図である。
緩衝包装材の説明に先立って、画像形成装置1の用紙排出空間である胴内用紙排出部16の詳細な構成について説明する。
胴内用紙排出部16は、図1に示すように、画像形成装置1の本体2において、露光装置10やトナーコンテナ12が配置された箇所の上方であって、画像読み取り部7の下方に配置されている。すなわち、胴内用紙排出部16は、上方及び下方に構造物を有する形で本体2に内蔵されているので、本体2側面から外側に突出する形で用紙排出トレイなどを設ける必要がなく、画像形成装置1のコンパクト化に貢献している。
そして、胴内用紙排出部16は、図2に示すように、本体2前面側に前面開放部16aが、右側面に側面開放部16bが設けられた用紙排出空間となっている。印刷が完了した用紙Pは、本体2の前面側、或いは右側面側から胴内用紙排出部16に手を入れ、取り出すことができる。
緩衝包装材20は、図3に示すように、このような用紙排出空間である胴内用紙排出部16に配置される。緩衝包装材20は、胴内用紙排出部16に対してその前方から収納、取り出しが可能であり、その着脱を容易に行うことができる。
緩衝包装材20は、その外形が、略直方体形状をなし、胴内用紙排出部16の内部にぴったりと収まるように形成されている。緩衝包装材20を胴内用紙排出部16内に配置したとき、緩衝包装材20の上面は胴内用紙排出部16内の上面に、緩衝包装材20の底面は胴内用紙排出部16内の底面に当接するようになっている。これにより、緩衝包装材20は、搬送時などの衝撃で、画像読み取り部7の右前面側の箇所が下がるのを抑制している。また、緩衝包装材20は、先端側を上下に揺動可能な操作パネル9が下がるのも抑制している。
緩衝包装材20は、その内部に、部材収容空間21を備えている。この部材収容空間21には、被包装物として、トナーコンテナ(図示せず)などといった画像形成装置1の関連部材を収容することができる。部材収容空間21の前面側には、図4に示すように、開口部22が備えられている。トナーコンテナなどの部材収容空間21への収容物は、開口部22を通して、前面側から出し入れすることが可能である。なお、部材収容空間21の背面側には図示しない緩衝部が設けられており、部材収容空間21の収容物は、背面側から出し入れすることはできない。
部材収容空間21の開口部22には、図4において左下方の角部分に、ロック部23が備えられている。ロック部23は、対応する緩衝包装材20の底面部及び左側面部の箇所を、内側に凸となるように折り目24a〜24cで折り曲げることにより、開口部22の一部を閉鎖することができる。これにより、部材収容空間21の収容物は、ロック部23に引っ掛かり、前方に脱落することがない。
また、ロック部23は、図5に示すように、折り目24a〜24dの折り曲げ方向を変えることにより、図4の状態とは異なる形態をとることができる。すなわち、折り目24a〜24cを緩衝包装材20の底面部及び左側面部に沿うように伸ばし、折り目24dで緩衝包装材20全体の左下角部分に沿うように折り曲げることにより、開口部22が完全な開放状態になる。これにより、部材収容空間21の収容物を、スムーズに出し入れすることができる。
このようにして、ロック部23は、部材収容空間21の開口部22の一部を閉鎖可能であるとともに、折り目24a〜24dの折り曲げ方向を変えるだけで開放、閉鎖両様の形態をとり得る。
一方、緩衝包装材20は、図3に示すように、右側面の箇所に、係止片25を備えている。係止片25は、胴内用紙排出部16の側面開放部16bから外側に突出するとともに、本体2側面に沿うように上下方向に延びる形で、2個設けられている。これら2個の係止片25のうち、下側のものは、手差し給紙部5の手差し給紙トレイ5aの上部に懸かる箇所まで延びている。これにより、緩衝包装材20を胴内用紙排出部16に配置した状態では、手差し給紙トレイ5aを開放しようとしても、係止片25に引っ掛かり、開放することができない。
なお、緩衝包装材20を展開すると、図6に示す展開図となる。緩衝包装材20は、展開した状態において略矩形の板状をなす部材であって、段ボールで構成されている。
上記のように、画像形成装置1の緩衝包装材20は、上方及び下方に構造物を有する形で本体2に内蔵され、少なくとも本体2前面側に前面開放部16aを有する用紙排出空間である胴内用紙排出部16を設けた画像形成装置1の、この胴内用紙排出部16内に配置されるものであって、胴内用紙排出部16に対して着脱可能であるとともに、胴内用紙排出部16内の上面及び底面に当接し、内部に部材収容空間21を有しているので、所謂胴内排出型の画像形成装置1の場合に、その胴内用紙排出部16を利用して、関連部材を、搬送時の衝撃から保護しながら同梱することができる。これにより、同梱する関連部材に対して別途包装箱を用意する必要がないので、包装箱を構成する段ボールに掛かる資源やコストを、大幅に削減することが可能である。したがって、画像形成装置1本体とその関連部材とを同梱することが考慮され、緩衝性能を十分に保持した上で、省資源化、コンパクト化が図られた画像形成装置1の緩衝包装材20を得ることができる。
また、部材収容空間21は、その前面側に、前方から部材を出し入れ可能な開口部22と、この開口部22の少なくとも一部を閉鎖可能であるとともに、折り曲げ方向を変えるだけで開放、閉鎖両様の形態をとり得るロック部23とを備えているので、画像形成装置1の本体2から緩衝包装材20を取り外すことなく関連部材のみを収納したり、取り出したりすることができ、且つ搬送時などにおいて、関連部材が意図せず部材収容空間21から脱落しないようにすることが可能である。これにより、関連部材を、搬送時の衝撃から保護する作用が高められるとともに、緩衝包装材20に対する収納、取り出しが簡単になる。したがって、緩衝包装材20の緩衝性能を効果的に発揮させながら、画像形成装置1の包装、開梱に係る作業性の向上を図ることが可能である。
さらに、画像形成装置1の胴内用紙排出部16は、本体2右側面に側面開放部16bを有するものであって、緩衝包装材20は、この側面開放部16bから外側に突出するとともに、本体2右側面に沿うように上下方向に延びる係止片25を備えているので、緩衝包装材20の横方向の長さが、胴内用紙排出部16のそれより短い場合、その本体2右側面から反対側の側面である左側面の方に向かって、緩衝包装材20が移動するのを防止することができる。さらに、画像形成装置1が、この係止片25に対応する右側面の箇所に、外側に向かって開放可能な開閉カバーである手差し給紙トレイ5aを備えており、係止片25を手差し給紙トレイ5aの開放防止部材にすることができる。すなわち、緩衝包装材20の横方向の位置を保持する作用が高められるとともに、係止片25を、搬送時に手差し給紙トレイ5aが意図せず開放するのを防止する粘着テープの代わりにすることが可能である。これにより、胴内用紙排出部16に対する緩衝作用、及び手差し給紙トレイ5a側の側面に対する緩衝作用を高めることができ、且つ粘着テープを使用する必要がなくなる。したがって、画像形成装置1の本体2とその関連部材とを同梱してコンパクト化を図りながら、緩衝性能と省資源化とをさらに向上させることが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、画像形成装置を包装する際に使用される緩衝包装材において利用可能である。
本発明の実施形態に係る緩衝包装材が配置される画像形成装置の模型的垂直断面正面図である。 図1に示す画像形成装置の外観斜視図である。 緩衝包装材が配置された画像形成装置の外観斜視図である。 図3に示した緩衝包装材の部分拡大斜視図である。 図4と同様の緩衝包装材の部分拡大斜視図にして、開口部のロック部を開放形態にした状態を示すものである。 図3に示した緩衝包装材の展開図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 本体
5 手差し給紙部
5a 手差し給紙トレイ(開閉カバー)
16 胴内用紙排出部(用紙排出空間)
16a 前面開放部(開放部)
16b 側面開放部
20 緩衝包装材
21 部材収容空間
22 開口部
23 ロック部
24a〜24d 折り目
25 係止片

Claims (3)

  1. 上方及び下方に構造物を有する形で本体に内蔵され、少なくとも本体前面側に開放部を有する用紙排出空間を設けた画像形成装置の、この用紙排出空間内に配置されるものであって、用紙排出空間に対して着脱可能であるとともに、用紙排出空間内の上面及び底面に当接し、内部に部材収容空間を有することを特徴とする画像形成装置の緩衝包装材。
  2. 前記部材収容空間は、その前面側に、前方から部材を出し入れ可能な開口部と、この開口部の少なくとも一部を閉鎖可能であるとともに、折り曲げ方向を変えるだけで開放、閉鎖両様の形態をとり得るロック部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の緩衝包装材。
  3. 画像形成装置の前記用紙排出空間は、左右いずれか一方の本体側面に側面開放部を有するものであって、前記緩衝包装材は、この側面開放部から外側に突出するとともに、前記本体側面に沿うように上下方向に延びる係止片を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置の緩衝包装材。
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