JP2009072015A - 回転子とその製造方法および電動機 - Google Patents

回転子とその製造方法および電動機 Download PDF

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健一 平田
Jun Kondo
純 近藤
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Abstract

【課題】永久磁石の位置決め接着固定の際に永久磁石の位置ずれを防止し、生産性が高く、品質の維持、向上が可能な回転子および電動機を提供する。
【解決手段】回転軸と回転軸に固定する鉄心板を積層した鉄心2と、回転軸3に積層される第一鉄板51、第二鉄板52と鉄心外周側面部に固定された永久磁石4を有するもので、第一鉄板51は永久磁石4の端部を支持するための突起部51Tを、第二鉄板52は弾性復元力で永久磁石4の側面を把持することのできる突起部52Vを設けたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、永久磁石を回転子外周面上に固定した例えば同期電動機などの永久磁石付回転子の製造方法およびその回転子を用いた電動機に関する。
永久磁石を用いた同期電動機などの一般的な構造は、図18、図19に示すように、フレームとその内周部に装着された巻線部を有する固定子と、固定子の内円筒部に回転軸に嵌挿固定され、鉄心板を積層した鉄心の表面に永久磁石を装着した回転子と、回転子を回転自在な状態にするために回転軸に装着された軸受と、その軸受を保持するためにフレーム両側に設けたブラケットと、回転数または回転位置などを検出するための検出器などで構成されている。従来、回転子を構成する技術において、鉄心表面に永久磁石を円周方向に等分に位置決め、固定する際、従来技術として、軸に嵌挿固着された積層鉄心の円周上に等間隔に打抜かれ形成された突起を利用し、永久磁石の側面を位置決め当接し、接着固定する方法がとられている(例えば特許文献1)。
図20はその回転子の部分正面図である。図20において、軸に嵌挿固着された積層鉄心の外周部に等間隔に形成された突起の側面に永久磁石の側面を位置決め当接し、接着固定している。
また、他の従来技術として軸の所定部分にプレス加工などにより直接形成された突起を利用し、位置決めし、接着固定する方法などがとられている(例えば特許文献2)。
図21は他の従来技術における回転子の一部を切り開いた正断面図である。図21において、軸に直接形成された突起により永久磁石は位置決め当接され、接着固定されている。
特開平6−98514(図1) 特開平6−245417(図1)
ところが、従来技術では、永久磁石を突起により位置決めする際、永久磁石の円周方向の寸法のバラツキを考慮し、突起部の各一対間の円周方向の寸法を永久磁石の円周方向の寸法よりも幾分大きくしている。この場合、位置決め当接している永久磁石の側面の反対側側面とそれに対向する突起部側面の間には隙間が生じることになる。また、一般的に固定には熱硬化性接着剤を使用する場合が多く、加熱途中に生じる前期熱硬化性接着剤の粘度低下による永久磁石の浮き上がり、位置ずれの発生を防止するためまたは、接着層を均一にするために、加熱する前に、あらかじめ永久磁石の外周を金属バンドなどでバインドするなどして永久磁石を拘束しておく必要がある。
この際、この拘束力により、隙間に起因した永久磁石の位置ずれが生じる場合があり、この場合、バインドを緩めるなどして永久磁石の位置修正を行い、再度バインドで拘束するなどの手直しが必要となり生産性の低下を招き、さらに、位置ずれのまま接着固定した場合には、回転特性が悪化するなどの品質上の問題が発生する。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、バインドなどによる拘束力を永久磁石に付加しなくても永久磁石の位置ずれが生じない状態で接着固定することにより、生産性が高く、品質の向上が可能な回転子および電動機を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1記載の回転子の発明は、回転軸と、前記回転軸に鉄心板を積層した鉄心と、前記鉄心の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心の積層途中または一方側端面に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板を前記鉄心の積層途中に一定間隔をもって少なくとも2枚設けたことを特徴としている。
請求項2記載の回転子の発明は、回転軸と、前記回転軸に鉄心板を積層した鉄心と、前記鉄心の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心の積層途中または一方側端面に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組を少なくとも2組、前記鉄心の積層途中に一定間隔をもって設けたことを特徴としている。
請求項3記載の回転子の発明は、回転軸と、前記回転軸に鉄心板を積層した鉄心と、前記鉄心の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板とを前記鉄心の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記第二鉄板を設けたことを特徴としている。
請求項4記載の回転子の発明は、回転軸と、前記回転軸に鉄心板を積層した鉄心と、前記鉄心の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組と、を前記鉄心の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記一組を設けたことを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項記載の回転子において、少なくとも前記2種類以上の鉄板を設けた鉄心が、周方向に一定の角度ずれた位置にあることを特徴としている。
請求項6記載の回転子の発明は、回転軸と、前記回転軸と一体に形成された鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記第二鉄板を設けたことを特徴としている。
請求項7記載の回転子の発明は、回転軸と、前記回転軸と一体に形成された鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心部の一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側または前記第一鉄板側に鉄心板を設けて成る一体物を前記第一鉄板の隣に設け、前記第二鉄板の両側または反第一鉄板側に鉄心板を設けて成る別の一体物を他方側端部に設けたことを特徴としている。
請求項8記載の回転子の発明は、回転軸と、前記回転軸と一体に形成された鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記一組を設けたことを特徴としている。
請求項9記載の回転子の発明は、回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板とを前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記第二鉄板を設けたことを特徴としている。
請求項10記載の回転子の発明は、回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心部の一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側または前記第一鉄板側に鉄心板を設けて成る一体物を前記第一鉄板の隣に設け、前記第二鉄板の両側または反第一鉄板側に鉄心板を設けて成る別の一体物を他方側端部に設けたことを特徴としている。
請求項11記載の回転子の発明は、回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた設けられた鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記一組を設けたことを特徴としている。
請求項12記載の電動機の発明は、請求項1〜11のいずれか1項記載の回転子を用いて固定子に組み込まれたことを特徴としている。
請求項13記載の回転子の製造方法の発明は、鉄心板を積層した鉄心を回転軸に固定し、前記鉄心外周面に複数枚の永久磁石を等間隔に接着して固定する回転子の製造方法において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心の積層途中または一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板を前記鉄心の積層途中に一定間隔をもって少なくとも2組設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置され、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして設置され、前記永久磁石を接着する際は、前記鉄心の外周面または永久磁石の少なくとも一方に接着剤を塗布し、前記第一鉄板の概凸部に永久磁石の片側端部を当て、前記第二鉄板の突起部間に前記永久磁石を挟み込み、押し当てて位置決めし、前記永久磁石が周方向または軸方向に動かないように保持しながら装着することを特徴としている。
請求項14記載の回転子の製造方法の発明は、鉄心板を積層した鉄心を回転軸に固定し、前記鉄心外周面に複数枚の永久磁石を等間隔に接着して固定する回転子の製造方法において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心の積層途中または一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板を前記鉄心の積層途中に一定間隔をもって少なくとも2組設け、かつ、第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型突起形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込に、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置され、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして設置され、前記永久磁石を接着する際は、前記鉄心の外周面または永久磁石の少なくとも一方に接着剤を塗布し、前記第一鉄板の概凸部に永久磁石の片側端部を当て、前記第二鉄板の突起部間に前記永久磁石を挟み込み、押し当てて位置決めし、前記永久磁石が周方向または軸方向に動かないように保持しながら装着することを特徴としている。
請求項15記載の回転子の製造方法の発明は、鉄心板を積層した鉄心を回転軸に固定し、前記鉄心外周面に複数枚の永久磁石を等間隔に接着して固定する回転子の製造方法において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心の積層途中または一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板を前記第一鉄板に接して設け、かつ他方側端部に別の前記第二鉄板を設け、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして設置され、前記永久磁石を接着する際は、前記鉄心の外周面または永久磁石の少なくとも一方に接着剤を塗布し、前記第一鉄板の概凸部に永久磁石の片側端部を当て、前記第二鉄板の突起部間に前記永久磁石を挟み込み、押し当てて位置決めし、前記永久磁石が周方向または軸方向に動かないように保持しながら装着することを特徴としている。
請求項16記載の回転子の製造方法の発明は、鉄心板を積層した鉄心を回転軸に固定し、前記鉄心外周面に複数枚の永久磁石を等間隔に接着して固定する回転子の製造方法において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概凹型突起形状に成形された第三鉄板とを用い、前記第一鉄板と前記第二鉄板と前記第三鉄板は前記鉄心片側端部に、前記第二鉄板と前記第三鉄板を他方側端部とし、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして設置され、前記永久磁石を接着する際は、前記鉄心の外周面または永久磁石の少なくとも一方に接着剤を塗布し、前記第一鉄板の概凸部に永久磁石の片側端部を当て、前記第二鉄板の突起部間に前記永久磁石を挟み込み、押し当てて位置決めし、前記永久磁石が周方向または軸方向に動かないように保持しながら装着することを特徴としている。
請求項17記載の発明は、請求項13〜16のいずれか1項記載の回転子の製造方法において、少なくとも前記2種類以上の鉄板を設けた鉄心が、周方向に一定の角度ずれた位置に配設したことを特徴としている。
請求項18記載の回転子の製造方法の発明は、回転軸と、前記回転軸と一体に形成した鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記第二鉄板を設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴としている。
請求項19記載の回転子の製造方法の発明は、回転軸と、前記回転軸と一体に形成した鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心部の一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側または前記第一鉄板側に鉄心板を設けて成る一体物を前記第一鉄板の隣に設け、前記第二鉄板の両側または反第一鉄板側に鉄心板を設けて成る別の一体物を他方側端部に設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴としている。
請求項20記載の回転子の製造方法の発明は、回転軸と、前記回転軸と一体に形成された鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記一組を設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴としている。
請求項21記載の回転子の製造方法の発明は、回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた設けられた鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記第二鉄板を設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴としている。
請求項22記載の回転子の製造方法の発明は、回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた設けられた鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心部の一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側または前記第一鉄板側に鉄心板を設けて成る一体物を前記第一鉄板の隣に設け、前記第二鉄板の両側または反第一鉄板側に鉄心板を設けて成る別の一体物を他方側端部に設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴としている。
請求項23記載の回転子の製造方法の発明は、回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた設けられた鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記一組を設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴としている。
請求項24記載の電動機の製造方法の発明は、請求項13〜23のいずれか1項記載の回転子の製造方法を用いた回転子を固定子に組み込むことを特徴としている。
以上のように、請求項1記載の発明によれば、外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板とを設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして設置しているため、永久磁石の端部は第一鉄板の突起部で把持される。
また、第二鉄板の突起部は弾性復元するため、永久磁石側面を確実に把持することができる。そのため永久磁石を装着後、加熱接着時に永久磁石が周方向および軸方向の位置ずれが起こらず、正しく接着固定ができる。
また、永久磁石の外周に金属バンドを巻きつけることなく加熱硬化できるため、高周波誘導加熱を利用できる。したがって、生産性が高く、高品質の回転子および電動機が得られる。
また、請求項2、4、8、11、14、16、20、23記載の発明によれば、第二鉄板の両側を第三鉄板で挟み込んでおり、第二鉄板の突起部は第三鉄板の凹部で鉄心板と隔離されることになり、第二鉄板の突起部が弾性復元する際の突起部の動きに対する接触抵抗が減るため、より安定した弾性復元力を発揮させることが出来る。
また、請求項3記載の発明によれば、鉄板の積層構成が簡素化できるため、プレス工程の制御指令が簡素化でき、段取り時間を短くすることができる。
また、請求項5、17記載の発明によれば、前記3種類の鉄板を有した鉄心の位置を周方向にずらせることができるので、上記効果に加え、スキューを形成することが可能となる。
また、請求項6記載の発明によれば、鉄板の使用枚数を大幅に減らすことができ、積層作業の時間短縮ができる。また、プレス工程の制御指令が簡素化でき、段取り時間を短くすることができる。また、順送金型の必要性がなくなり、初期費用を減らすことができる。
また、請求項7記載の発明によれば、請求項6と同等の効果がある。
また、請求項9、10、11、21、22、23記載の発明によれば、鉄心部を別体にすることにより、製造が容易になり、かつ回転軸の共有化ができる。したがって、回転子、電動機のコスト低下につながる。
以下、本発明の方法の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例1を示す回転子の側面図である。図において、1は回転子、2は鉄心、3は回転軸、4は永久磁石、51は第一鉄板、52は第二鉄板である。なお、図中、同じ機能には同一の符号を付している。本実施例の回転子1は、積層した鉄心2と鉄心2の積層間に第一鉄板51と第二鉄板52を回転軸3に設け、鉄心2の外周に永久磁石4を配置した構造である。
図2は、図1の第二鉄板52部分でのA−A断面を示した矢視図である。
図3は鉄心2、図4は第一鉄板51、図5は第二鉄板52、図6は第二鉄板52の突起部形状の2例で、(a)はV字形状をした突起部52V、(b)はY字形状をした突起部52Yを示している。図7は永久磁石4を第二鉄板52のV字突起部52Vを拡開して嵌め込む手順を示す図である。
第一鉄板51は図4に示すようにプレス加工などにより外周部に概凸形状の突起51Tが成形され、第二鉄板52には図5に示すようにプレス加工などにより外周部にV字形状突起部52V(図6(a))またはY字形状突起部52Y(図6(b)、以下、纏めて「V字突起」という)が一定間隔で形成されている。V字突起52Vの先端と隣りのV字突起52Vの先端との間の間隔は、永久磁石4(図2)の幅寸法より0.2ミリ〜0.5ミリ程度小さくなるように成形されている。
つぎに、本実施例の回転子の製造方法について説明する。
(1) 工程1 鉄心部の製作
複数枚の鉄心2、続けて第一鉄板51、続けて複数枚の鉄心2、続けて第二鉄板52を1枚、続けて複数枚の鉄心2、さらに続けて第二鉄板52を1枚、複数枚の鉄心2を積層寸法が所定の寸法になるように順次積層する。第二鉄板52は一枚ではなく必要に応じ複数枚連続して配置してもよい。この際、第一鉄板51の突起部51Tと第二鉄板52の突起部52Vが軸方向に一直線上に並ばないようにずらして配置するようにする。できれば、第一鉄板51の突起部51Tが第二鉄板52の突起部52Vと周方向隣の突起部52Vのちょうど真中にくるようにする。このように、第一鉄板51の突起部51Tと第二鉄板52の突起部52Vが軸方向に一直線上に並ばないようにずらして配置することで、第一鉄板51の突起部51Tで永久磁石4の一方側端面を受けることができ、永久磁石が軸方向にずれることを防止することができる、といった効果がある。
積層作業は、一枚ずつの鉄心と各鉄板を準じ位置を合わせて行っても良いし、順送金型でプレス抜きしながらカシメて積層しても良い。
(2) 工程2 鉄心部を回転軸3に固定する
工程1で製作した鉄心部を冷間圧入または焼きばめて回転軸3に挿入固定する。
(3) 工程3 鉄心部に永久磁石4を接着する
鉄心部の永久磁石4の取付け面(鉄心2、第一鉄板51、第二鉄板52の外周面)または永久磁石4の内径側の凹面に接着剤を塗布し、永久磁石4を径方向から第二鉄板52の突起52Vをやや開かせながら鉄心部表面に密着するように押し入れる。図7は上記手順を示す図で、(1)において永久磁石4の端部4Aを径方向から第二鉄板52の突起52Vの先端に当てて、(2)永久磁石4を径方向から矢印方向に中心に向けて押し下げると、第二鉄板52の突起52Vの先端が押されて拡開し、(3)永久磁石4は鉄心部に到達する。このとき、第二鉄板52の突起部52Vは、容易に弾性復元することが可能であり、永久磁石4の周方向両端は第二鉄板52の突起52Vと隣の第二鉄板52の突起52Vとの間に挟まれ、径方向にずれないよう固定されることとなる。
また、永久磁石4の軸方向片側端部を第一鉄板51の突起部51T側面に当てるようにすることで、永久磁石4は軸方向にずれないようになる。
この状態で、接着剤を加熱硬化させて、完全に永久磁石4を鉄心部に接着する。接着剤の加熱硬化方法は、炉内加熱、高周波加熱などの方法を用いることが出来る。
実施例1ではこのように、永久磁石4を鉄心部の外周面に接着固定する際、永久磁石4の側面部は第二鉄板52の突起部52Vの弾性復元力で挟まれて保持される。永久磁石4の片側端部は第一鉄板51の突起部51T側面に当たっている状態のため、接着加熱硬化過程で発生する可能性のある永久磁石4の浮き上がりまたは軸方向のずれを防止できるため、接着層の均一化、永久磁石4の接着位置精度向上が可能である。
したがって、接着加熱硬化前の永久磁石4の位置修正などの手間を省くことができる。
また、位置ずれしたままで永久磁石4が固定されことによる品質上の問題発生を防止することができる。
図8は、本発明の実施例2を示す回転子の側面図である。
本実施例は、実施例1で述べた第二鉄板52の両側に第三鉄板53を配置したものである。図9は第三鉄板53の平面図である。第三鉄板53には図9に示すようにプレス加工などにより外周部に概凹形状53Uが形成されている。
つぎに、本実施例の回転子の製造方法について説明する。
(1) 工程1 鉄心部の製作
複数枚の鉄心2、続けて第一鉄板51、続けて複数枚の鉄心2、続けて第三鉄板53、第二鉄板52、第三鉄板53を各1枚、続けて複数枚の鉄心2、さらに続けて第三鉄板53、第二鉄板52、第三鉄板53を各1枚、複数枚の鉄心2を積層寸法が所定の寸法になるように順次積層する。第二鉄板52は一枚ではなく必要に応じ複数枚連続して配置してもよい。この際、第一鉄板51の突起部51Tと第二鉄板52の突起部52Vが軸方向に一直線上に並ばないようにずらして配置するようにする。できれば、第一鉄板51の突起部51Tが第二鉄板52の突起部52Vと突起部52Vのちょうど真中にくるようにする。また、第二鉄板52の突起部52Vと第三鉄板53の概凹部53Uが重なるように位置を合わせる。積層作業は、一枚ずつの鉄心と各鉄板を準じ位置を合わせて行っても良いし、順送金型でプレス抜きしながらカシメて積層しても良い。
工程(2)から(3)は実施例1と同じ方法であるため、説明は省略する。
(2) 工程2 鉄心部を回転軸3に固定する
(3) 工程3 鉄心部に永久磁石4を接着する
このように、回転子を製造することにより実施例1と同じ効果が得られると共に、第二鉄板52の突起部52Vが第三鉄板53の凹部53Uで鉄心板と隔離されることになり、第二鉄板52の突起部52Vが弾性復元する際の突起部52Vの動きに対する接触抵抗が減るため、より安定した弾性復元力を発揮させることが出来る。
図10は、本発明の実施例3を示す回転子の側面図である。
本実施例は、複数枚積層した鉄心2の一方側端部に第一鉄板51、第二鉄板52を連続して配置し、他方側端部に第二鉄板52を配置したものである。
つぎに、本実施例の回転子の製造方法について説明する。
(1) 工程1 鉄心部の製作
第一鉄板51、第二鉄板52を各1枚ずつ、続けて複数枚の鉄心2を、続けて第二鉄板52を1枚積層寸法が所定の寸法になるように順次積層する。この際、第二鉄板52は必要に応じ複数枚配置してもよい。第一鉄板51、第二鉄板52の周方法の配置位置関係は実施例1と同様とする。積層作業は、一枚ずつの鉄心と各鉄板を準じ位置を合わせて行っても良いし、順送金型でプレス抜きしながらカシメて積層しても良い。
工程(2)から工程(3)は実施例1と同じ方法であるため、説明は省略する。
(2) 鉄心部を回転軸3に固定する
(3) 鉄心部に永久磁石4を接着する
このように回転子を製造することにより実施例1と同じ効果が得られる。
図11は、本発明の実施例4を示す回転子の側面図である。本実施例は、実施例3で述べた第二鉄板52の両側に第三鉄板53を配置したものである。
つぎに、本実施例の回転子の製造方法について説明する。
(1) 工程1 鉄心部の製作
第一鉄板51、第三鉄板53、第二鉄板52、第三鉄板53を各1枚ずつ、続けて複数枚の鉄心2を、続けて第三鉄板53、第二鉄板52、第三鉄板53を1枚積層寸法が所定の寸法になるように順次積層する。この際、第二鉄板52は必要に応じ複数枚配置してもよい。第一鉄板51、第二鉄板52、第三鉄板53の周方法の配置位置関係は実施例1と同様とする。積層作業は、一枚ずつの鉄心と各鉄板を準じ位置を合わせて行っても良いし、順送金型でプレス抜きしながらカシメて積層しても良い。
工程(2)から工程(3)は実施例1と同じ方法であるため、説明は省略する。
(2) 鉄心部を回転軸3に固定する
(3) 鉄心部に永久磁石を接着する
このように回転子を製造することにより実施例1と同じ効果が得られる。
図12は、本発明の実施例5を示す回転子の側面図である。本実施例は、実施例3で述べた鉄心部(鉄心2、第一鉄板51、第二鉄板52で構成)を一つのユニットとし、鉄心板2を1枚挟んでそれぞれのユニットを周方向に所定量位置をずらして配置したものである。なお、各ユニット間に配置する鉄心2は複数枚配置してもよく、無くてもよい。
また、図13は、第二鉄板52の両側に第三鉄板53を配置した構成にしたものである。
つぎに、本実施例の回転子の製造方法について説明する。
(1) 工程1 鉄心部の製作。
第一鉄板51、第二鉄板52を各1枚ずつ、続けて複数枚の鉄心2を、続けて第二鉄板52を1枚、続けて鉄心2を積層寸法が所定の寸法になるように順次積層し、1つのユニットを構成する。この際、第二鉄板52は必要に応じ複数枚配置してもよい。第一鉄板51、第二鉄板52の周方向の配置位置関係は実施例1と同様とする。または、第二鉄板52の両側に第三鉄板53を挟み込んだ構成としてもよい。この場合の第一鉄板51、第二鉄板52、第三鉄板53の周方向の配置位置関係は実施例1と同様とする。積層作業は、一枚ずつの鉄心と各鉄板を準じ位置を合わせて行っても良いし、順送金型でプレス抜きしながらカシメて積層しても良い。
(2) 工程2 鉄心部を回転軸3に固定する。
工程1で製作したユニットを必要数(実施例では2個)だけ、周方向に所定量ずらして冷間圧入または焼きばめて回転軸3に挿入固定する。
(3) 工程3 鉄心部に永久磁石4を接着する。
各鉄心部に実施例1の工程と同様にして永久磁石4を接着固定する。
このように回転子を製造することにより実施例1と同じ効果が得られるとともに、回転子のスキュー効果によりコギングトルクが低減する。
図14は、本発明の実施例6を示す回転子の側面図である。本実施例は、実施例3における鉄心を回転軸と一体に成形したものである。第一鉄板51、第二鉄板52は実施例1から実施例4と同様に製作されたものである。
つぎに、本実施例の回転子の製造方法について説明する。
(1) 工程1 鉄心部の製作。
回転軸3と一体に鉄心部を切削加工などで成形する。
(2) 工程2 あらかじめ成形した第一鉄板51、第二鉄板52圧入固定する。
(3) 工程3 鉄心部に永久磁石4を接着する。
このように回転子を製造することにより実施例1と同じ効果が得られる。
なお、本実施例では、鉄心部を回転軸3と一体に成形したが、これに替えて別体の鉄心部を使用することもできる。
図15は、本発明の実施例7を示す回転子の側面図である。本実施例は、実施例6における第二鉄板52の両側を、鉄心2で挟み込んだものである。
つぎに、本実施例の回転子の製造方法について説明する。
(1) 工程1 鉄心部の製作。
回転軸3と一体に鉄心部を切削加工などで成形する。
(2) 工程2 あらかじめ成形した第一鉄板51、第二鉄板52、鉄心2を圧入固定する。
(3) 工程3 鉄心部に永久磁石4を接着する。
このように回転子を製造することにより実施例1と同じ効果が得られる。
なお、本実施例では、鉄心部を回転軸3と一体に成形したが、これに替えて別体の鉄心部を使用することもできる。
図16は、本発明の実施例8を示す回転子の側面図である。本実施例は、実施例7における第二鉄板52の両側に配置した鉄心2のかわりに第三鉄板53を配置したものである。
つぎに、本実施例の回転子の製造方法について説明する。
(1) 工程1 鉄心部の製作
回転軸3と一体に鉄心部を切削加工などで成形する。
(2) 工程2 あらかじめ成形した第一鉄板51、第二鉄板52、第三鉄板53を圧入固定する。
(3) 工程3 鉄心部に永久磁石4を接着する。
なお、本実施例では、鉄心部を回転軸3と一体に成形したが、これに替えて別体の鉄心部を使用することもできる。
〈実施例1〜8の回転子を用いた電動機〉
図17は、本発明の実施例1〜8の回転子を用いて電動機を構成した一例の正断面図である。図において、3は回転軸、4は永久磁石、52は第二鉄板、6は固定子、7は巻線部、8はフレームである。フレーム8の内周部には巻線部7をもつ固定子6が焼きばめまたは圧入などにより固定されている。固定子6の内円筒部には回転軸3に焼きばめまたは圧入により固着された鉄心と第一鉄板(図示なし)、第二鉄板52と第三鉄板(図示なし)と第二鉄板52の突起部により両側面を把持され、かつ第三鉄板の突起部により片側端部を保持された状態で接着固定された永久磁石4とからなる回転子が回転軸3に装着した軸受(図示なし)で回転自在な状態で挿入されている。
本発明の実施例1を示す回転子の側面図である。 図1の第二鉄板52部分でのA−A断面を示した矢視図である。 本発明に用いた鉄心の正面図である。 本発明に用いた第一鉄板の正面図である。 本発明に用いた第二鉄板の正面図である。 本発明に用いた第二鉄板の突起部の拡大図である。 永久磁石を第二鉄板の突起を拡開して嵌め込む手順を示す図である。 本発明の実施例2を示す回転子の側面図である。 本発明に用いた第三鉄板の正面図である。 本発明の実施例3を示す回転子の側面図である。 本発明の実施例4を示す回転子の側面図である。 本発明の実施例5を示す回転子の側面図である。 本発明の実施例5を示す別の回転子の側面図である。 本発明の実施例6を示す回転子の側面図である。 本発明の実施例7を示す回転子の側面図である。 本発明の実施例8を示す回転子の側面図である。 本発明の回転子を組込んだ電動機の正断面図である。 従来の電動機の側断面図である。 従来の電動機の正断面図である。 従来の回転子の鉄心を示す部分正面図である。 従来の他の例を示す回転子の正断面図である。
符号の説明
1 回転子
2、 鉄心
3 回転軸
4 永久磁石
51 第一鉄板
51T 第一鉄板に設けた突起部
52 第二鉄板
52V 第二鉄板に設けた突起部
53 第三鉄板
53U 第三鉄板に設けた凹部
6 固定子
7 巻線部
8 フレーム
9 ブラケット
10 軸受
11 検出器部

Claims (24)

  1. 回転軸と、前記回転軸に鉄心板を積層した鉄心と、前記鉄心の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心の積層途中または一方側端面に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板を前記鉄心の積層途中に一定間隔をもって少なくとも2枚設けたことを特徴とする回転子。
  2. 回転軸と、前記回転軸に鉄心板を積層した鉄心と、前記鉄心の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心の積層途中または一方側端面に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組を少なくとも2組、前記鉄心の積層途中に一定間隔をもって設けたことを特徴とする回転子。
  3. 回転軸と、前記回転軸に鉄心板を積層した鉄心と、前記鉄心の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板とを前記鉄心の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記第二鉄板を設けたことを特徴とする回転子。
  4. 回転軸と、前記回転軸に鉄心板を積層した鉄心と、前記鉄心の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組と、を前記鉄心の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記一組を設けたことを特徴とする回転子。
  5. 少なくとも前記2種類以上の鉄板を設けた鉄心が、周方向に一定の角度ずれた位置にあることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の回転子。
  6. 回転軸と、前記回転軸と一体に形成された鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記第二鉄板を設けたことを特徴とする回転子。
  7. 回転軸と、前記回転軸と一体に形成された鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心部の一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側または前記第一鉄板側に鉄心板を設けて成る一体物を前記第一鉄板の隣に設け、前記第二鉄板の両側または反第一鉄板側に鉄心板を設けて成る別の一体物を他方側端部に設けたことを特徴とする回転子。
  8. 回転軸と、前記回転軸と一体に形成された鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記一組を設けたことを特徴とする回転子。
  9. 回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板とを前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記第二鉄板を設けたことを特徴とする回転子。
  10. 回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心部の一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側または前記第一鉄板側に鉄心板を設けて成る一体物を前記第一鉄板の隣に設け、前記第二鉄板の両側または反第一鉄板側に鉄心板を設けて成る別の一体物を他方側端部に設けたことを特徴とする回転子。
  11. 回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた設けられた鉄心部と、前記鉄心部の外周表面に固定された永久磁石とを有する回転子において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記一組を設けたことを特徴とする回転子。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項記載の回転子を用いて固定子に組み込まれたことを特徴とする電動機。
  13. 鉄心板を積層した鉄心を回転軸に固定し、前記鉄心外周面に複数枚の永久磁石を等間隔に接着して固定する回転子の製造方法において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心の積層途中または一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板を前記鉄心の積層途中に一定間隔をもって少なくとも2組設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置され、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして設置され、前記永久磁石を接着する際は、前記鉄心の外周面または永久磁石の少なくとも一方に接着剤を塗布し、前記第一鉄板の概凸部に永久磁石の片側端部を当て、前記第二鉄板の突起部間に前記永久磁石を挟み込み、押し当てて位置決めし、前記永久磁石が周方向または軸方向に動かないように保持しながら装着することを特徴とする回転子の製造方法。
  14. 鉄心板を積層した鉄心を回転軸に固定し、前記鉄心外周面に複数枚の永久磁石を等間隔に接着して固定する回転子の製造方法において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心の積層途中または一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板を前記鉄心の積層途中に一定間隔をもって少なくとも2組設け、かつ、第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型突起形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込に、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置され、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして設置され、前記永久磁石を接着する際は、前記鉄心の外周面または永久磁石の少なくとも一方に接着剤を塗布し、前記第一鉄板の概凸部に永久磁石の片側端部を当て、前記第二鉄板の突起部間に前記永久磁石を挟み込み、押し当てて位置決めし、前記永久磁石が周方向または軸方向に動かないように保持しながら装着することを特徴とする回転子の製造方法。
  15. 鉄心板を積層した鉄心を回転軸に固定し、前記鉄心外周面に複数枚の永久磁石を等間隔に接着して固定する回転子の製造方法において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心の積層途中または一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板を前記第一鉄板に接して設け、かつ他方側端部に別の前記第二鉄板を設け、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして設置され、前記永久磁石を接着する際は、前記鉄心の外周面または永久磁石の少なくとも一方に接着剤を塗布し、前記第一鉄板の概凸部に永久磁石の片側端部を当て、前記第二鉄板の突起部間に前記永久磁石を挟み込み、押し当てて位置決めし、前記永久磁石が周方向または軸方向に動かないように保持しながら装着することを特徴とする回転子の製造方法。
  16. 鉄心板を積層した鉄心を回転軸に固定し、前記鉄心外周面に複数枚の永久磁石を等間隔に接着して固定する回転子の製造方法において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概凹型突起形状に成形された第三鉄板とを用い、前記第一鉄板と前記第二鉄板と前記第三鉄板は前記鉄心片側端部に、前記第二鉄板と前記第三鉄板を他方側端部とし、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして設置され、前記永久磁石を接着する際は、前記鉄心の外周面または永久磁石の少なくとも一方に接着剤を塗布し、前記第一鉄板の概凸部に永久磁石の片側端部を当て、前記第二鉄板の突起部間に前記永久磁石を挟み込み、押し当てて位置決めし、前記永久磁石が周方向または軸方向に動かないように保持しながら装着することを特徴とする回転子の製造方法。
  17. 少なくとも前記2種類以上の鉄板を設けた鉄心が、周方向に一定の角度ずれた位置に配設したことを特徴とする請求項13〜16のいずれか1項記載の回転子の製造方法。
  18. 回転軸と、前記回転軸と一体に形成した鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記第二鉄板を設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴とする回転子の製造方法。
  19. 回転軸と、前記回転軸と一体に形成した鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心部の一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側または前記第一鉄板側に鉄心板を設けて成る一体物を前記第一鉄板の隣に設け、前記第二鉄板の両側または反第一鉄板側に鉄心板を設けて成る別の一体物を他方側端部に設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴とする回転子の製造方法。
  20. 回転軸と、前記回転軸と一体に形成された鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記一組を設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴とする回転子の製造方法。
  21. 回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた設けられた鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記第二鉄板を設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴とする回転子の製造方法。
  22. 回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた設けられた鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板を前記鉄心部の一方側端部に設け、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側または前記第一鉄板側に鉄心板を設けて成る一体物を前記第一鉄板の隣に設け、前記第二鉄板の両側または反第一鉄板側に鉄心板を設けて成る別の一体物を他方側端部に設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴とする回転子の製造方法。
  23. 回転軸と、前記回転軸に別体として設けられた設けられた鉄心部の外周表面に永久磁石を接着して固定する回転子の製造方法において、
    外周部の周方向に等間隔に概凸型突起形状に成形された第一鉄板と、外周部の周方向に等間隔に概V字型または概Y字型の突起形状に成形された第二鉄板の両側を外周部の周方向に等間隔に概凹型形状に成形された第三鉄板で前記第二鉄板の突起部と前記第三鉄板の凹部が重なるように挟み込んで成る一組と、を前記鉄心部の一方側端部に設け、他方側端部に別の前記一組を設け、その際、前記第二鉄板は突起部同士の外周方向のズレがないように配置し、前記第一鉄板は突起部が前記第二鉄板の突起部に重ならないように外周方向にずらして配置することを特徴とする回転子の製造方法。
  24. 請求項13〜23のいずれか1項記載の回転子の製造方法を用いた回転子を固定子に組み込むことを特徴とする電動機の製造方法。
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