JP2009069532A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】別部材を用いることなく、同一のフロントキャビネットを用いて異なる厚みの表示パネルを固定する。
【解決手段】フロントキャビネット裏面における表示パネルが配置される領域外周から延設し、延設方向に対して略水平な雌ネジ部を備える複数のボス部から構成される固定部位と、フロントキャビネットの裏面側から延設して、フロントキャビネットに配置された表示パネルの外周を位置決めする位置決めリブと、ボス部の雌ネジ部と螺合する軸部を備え、軸部の軸心に対して放射状に展開した傘部を備えるねじ部材とを有し、固定部位は、フロントキャビネットに位置決めされる表示パネルの複数の厚みに対応した延設長の異なるボス部を隣接して配置してある。
【選択図】図7

Description

本発明は、フロントキャビネットに表示パネルを固定する表示装置に関するものである。
従来、筐体前面に窓部を設け、この窓部から表示パネルの前面を露出させて映像を表示する表示装置が知られている。表示装置の筐体は、筐体における前面部を形成するとともに、窓部を備えるフロントキャビネットと、背面部を形成するリアキャビネットとから形成されている。表示装置の組み立て方としては、フロントキャビネットに表示パネルを、その前面が窓部から露出するよう固定した後、リアキャビネットをフロントキャビネットにねじ止めする。
従来、表示パネルをフロントキャビネットに固定する際、別体で形成された固定部材を用いて、その固定を行なっていた。また、異なる厚みを有する表示パネルをフロントキャビネットに固定する場合も同様に固定部材を用いてその固定を行なっていた。ここで、固定部材とは、表示パネルをフロントキャビネットに固定するための部材であり、ねじ部材やワッシャー等の汎用的に使用される部材を除外する。
例えば、表示パネルの四隅側面と係合する保持部材を用いて、この保持部材を表示パネルの四隅側面と係合させた状態で、リアキャビネットとネジ止めする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、表示パネルの隅部を2枚のスペーサで挟みこみ、この表示パネルとスペーサとの位置関係を保ったまま、フロントキャビネットと2枚のスペーサとをネジ止めする技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
そして、表示パネルの四隅と係合する押さえ部材を用いて、この押さえ部材を表示パネルの四隅と係合させた状態でリアキャビネットとネジ止めする技術が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
さらに、表示パネルを筐体に固定する技術ではないが、壁面から延設した部材、及びボスを所定位置に配置することで形成したスリットに基板を挿入するとともに、この基板を壁面側に押し付けて固定する技術が開示されている。このとき、ねじ部材をワッシャーに貫通させた状態で、このワッシャー裏面がスリットに挿入した基板を壁側に押し付けるよう部材又はボスにねじ止めしている(例えば、特許文献4参照)。
特開平9−311319号公報 実用新案登録第3111670号公報 特開2001−305982号公報 実開昭62−186488号公報
上述した特許文献1〜4の技術は、次のような課題があった。つまり、いずれの技術も、表示パネルを筐体に固定するに際し、別体で形成された固定部材を使用している。そのため、組み付け時においては、部品点数が多くなり、作業性が悪くなっていた。また、コスト面においては、固定に使用されるだけの固定部材を使用する分、コストが高くなっていた。
また、特許文献5の技術は、表示パネルを筐体に固定するための技術ではない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、別部材を用いることなく、同一のフロントキャビネットを用いて異なる厚みの表示パネルを固定することができる表示装置を提供する。
本発明の一局面として、フロントキャビネットに設けられた略矩形状の窓部から厚みの薄い表示パネルの前方を露出させて配置する表示装置において、前記フロントキャビネット裏面における前記表示パネルが配置される領域外周から延設し、延設方向に対して略水平な雌ネジ部を備える複数のボス部から構成される固定部位と、前記フロントキャビネットの裏面側から延設して、前記フロントキャビネットに配置された前記表示パネルの外周を位置決めする位置決めリブと、前記ボス部の雌ネジ部と螺合する軸部を備え、前記軸部の軸心に対して放射状に展開した傘部を備えるねじ部材とを有し、前記固定部位は、前記フロントキャビネットに位置決めされる表示パネルの複数の厚みに対応した延設長の前記ボス部を隣接して配置した構成であって、前記位置決めリブにより前記表示パネルを位置決めして配置し、配置された前記表示パネルの厚みと略同寸の延設長であるボス部に前記ねじ部材を螺合することで、前記傘部の裏面と前記フロントキャビネットの裏面とで該表示パネルを挟持して固定した構成としてある。
上記のように構成した発明では、フロントキャビネットに設けられた略矩形状の窓部から厚みの薄い表示パネルの前方を露出させて配置する表示装置に関するものである。この表示装置は、フロントキャビネット裏面における窓部の外周から延設し、延設方向に対して略水平な雌ネジ部を備えるボス部にて構成された固定部位と、フロントキャビネットの裏面側であって、窓部の外周から延設して、このフロントキャビネットに配置される表示パネルの外周を位置決めする位置決めリブと、ボス部の雌ネジ部と螺合するとともに、軸心に対して放射状に展開した傘部を備えるねじ部材とを有している。また、フロントキャビネット裏面側であって、前記表示パネルが配置される領域外周に、厚みの異なる表示パネルに対応した延設長の前記ボス部が隣接して配置される。
そのため、位置決めリブにより表示パネルを位置決めして配置し、配置された表示パネルの厚みと略同寸の延設長であるボス部材にねじ部材を螺合することで、傘部の裏面とフロントキャビネットの裏面とで該表示パネルを挟持して固定することができる。
つまり、表示パネルは、位置決めリブと、ねじ部材を貫通した傘部材により、フロントキャビネットに固定されるため、傘部として座金等の汎用的な部材を使用すれば、固定するための固定部材を新たに使用する必要がない。そのため、組み付けにおける部品点数が少なくなり、作業性を向上させることができる。また、固定部材を使用しない分、コストを下げることができる。
好ましくは、前記ボス部の近傍には、延設高さが該ボス部と略同寸の支持リブを有し、前記ボス部と螺合した前記ねじ部材の傘部裏面を前記支持リブの頂点付近で支持する。
上記のように構成された発明では、ネジ部材をボス部に螺合して、傘部の裏面とフロントキャビネットの裏面とで表示パネルを狭持する際、傘部における表示パネルと当接しない側の裏面が、支持リブの頂点付近で支持されるため、傘部裏面は表示パネルの背面と略並行に対じすることができる。そのため、ネジ部材の締め付けによって、傘部の裏面に発生する力が逃げてしまうのを防止することができ、表示パネルをフロントキャビネットに確実に固定することができる。
好ましくは、前記支持リブにおける頂点付近を形成する面は、略T字状に形成されている。
上記のように構成された発明では、ネジを締め付けた場合でも、傘部裏面が、T字状の面で支持されるため、傘部裏面に発生する力が逃げてしまうことがない。
好ましくは、前記ねじ部材の傘部裏面は、摩擦力が高くなるよう加工されている。
上記のように構成された発明では、傘部裏面は、摩擦力が高くなるよう加工されているため、ネジ部材の締め付けにより、傘部裏面と表示パネルの背面との間に発生する摩擦力がより大きくなり、表示パネルを確実に固定することができる。
本発明の他の局面として、本表示装置は、厚みの薄い箱形状の表示パネルと、
前記表示パネルの背面側に固定されて、前記表示パネルに取得した信号及び電源を供給する基板と、前記フロントキャビネットの背面側に固定されるリアキャビネットと、前記ボス部の近傍に、延設高さが該ボス部と略同寸の支持リブとを有し、前記傘部は、座金であって、前記支持リブにおける頂点付近を形成する面は、略T字状に形成されており、前記ボス部と螺合した前記ねじ部材の傘部裏面を略T字状に形成された前記面で支持する構成とされ、前記ねじ部材の傘部裏面は、摩擦力が高くなるよう前記傘部から突出した突起を備える。
以上説明したように本発明によれば、同一のフロントキャビネットを用いて異なる厚みの表示パネルを固定することができる。
また請求項2、3、4にかかる発明によれば、ネジ部材の締め付けによって、傘部の裏面に発生する力が逃げてしまうのを防止することができ、表示パネルをフロントキャビネットに確実に固定することができる。
さらに請求項5のような、より具体的な構成において、上述した請求項1〜請求項4の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。なお、図中の同一又は相当部分は同じ符号を使用し、その説明は繰返さない。
(1)実施の形態
(2)変形例
(1)実施の形態
以下、図を参照して、この発明に係る表示装置を具体化した第一の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る表示装置10の構成図である。表示装置10は、筐体の前面側を構成するフロントキャビネット100と、筐体の背面側を構成するリアキャビネット70と、映像を表示するための表示パネル90と、本表示装置10の駆動を電気的に制御する基板80とを有している。
ここで、表示パネル90とは、映像を表示するための各種装置が実装されたものであり、その主たる構成要素としては、アナログ又はディジタル信号に基づいて、図形、文字等を表示するパネル本体である。また、本発明においては、表示パネル90とはパネル本体の駆動に関係する他の装置をその構成要素として含む。例えばパネル本体が液晶パネルであれば、パネル本体を背面から照らすバックライトユニットや、パネル本体を保護するフレームとしてのベゼルや、背面フレーム等を含む。なお、以下の説明では、パネル本体は液晶パネルとして説明を行なうが、これに限定されず、例えばPDP(Plasma display Panel)やLED(Light-Emitting Diode)パネルであってもよい。
図2は、フロントキャビネットに固定される表示パネルの垂直断面図である。表示パネル90は、基板80で制御されたディジタル信号を変換して、映像を表示するためのものである。図に示すように、本表示パネル90は、厚みの薄い箱型形状である。前述したように、表示パネル90は、パネル本体91と、バックライトユニット92と、ベゼル93と、光学シート94と、位置決めフレーム95と、背面フレーム96とから構成されている。
表示パネル90は、パネル本体91の背面に光学シート94を配置し、さらにその背面にバックライトユニット92を配置している。パネル本体91と光学シート94とバックライトユニット92との位置関係は、位置決めフレーム95を用いて所定の位置関係を保ったまま固定されている。上述したパネル本体91と、光学シート94と、バックライトユニット92とは、その位置関係を保ったまま前面側をベゼル93で、背面側を背面フレーム96でそれぞれ覆われている。ここで、前面側とはパネル本体91における映像を表示する側である。また、ベゼル93とは、パネル本体91を前面側から覆う補強フレームのことである。そして、光学シート94は、バックライトユニット92から照射される光を乱反射させて輝度を高める機能の他、所定の波長域の光を吸収又は反射させる機能を備えている。なお、表示パネル90を構成する各部位は、例えば、表示パネル90の側面側でそれぞれねじ止めされて固定されている。
フロントキャビネット100は、筐体の前面側を形成し、表示パネル90をネジ止めして収容するものである。図3は、フロントキャビネットを裏面側から見た図である。本表示装置10におけるフロントキャビネット100は、一面が開口した厚みの薄い箱形状であり、開口と対向した面に表示パネルの前面を露出させる開口である窓部110と、この窓部110外周に表示パネル90を収容する際位置決めを行なう位置決めリブ120と、収容された表示パネル90を固定するための複数のボス部131a〜xで構成される固定部位130と、固定部位130のボス部と螺合したネジ部材(後述)を支持する支持リブ140とを有している。なお、フロントキャビネットの裏面とは、表示パネル90が露出した側の面を表面とした場合、表面に対して裏側の面を言う。上述した、固定部位130と位置決めリブ120とは、好ましくは、フロントキャビネット100を成形する際一体成形されるものである。
なお、本実施形態では、位置決めリブ120をフロントキャビネット100における図中上下に4個ずつ有し、図中左右に2個ずつ有している。また、固定部位130は、表示パネル90を固定するためのボス部を図中上下に8個ずつ有し、図中左右に4個ずつ有している。なお、ボス部131a〜xの位置は、フロントキャビネット100に表示パネル90を収容した際、表示パネル90の外周付近に配置されている。また、位置決めリブ120は、裏面から延設した先端部が、収容された表示パネル90の外周と係合するよう配置されている。
位置決めリブ120は、フロントキャビネット100に収容される表示パネル90を位置決めするためのものである。図4は本実施形態における位置決めリブを説明する図である。なお、図中の点線は、フロントキャビネット100に収容された表示パネル90を示す。位置決めリブ120は、フロントキャビネット100の裏面から延設した薄板状の部材であり、延設した先端内側部位が切りかかれており、全体としてL字形状としてある。位置決めリブ120は、この切り欠かれた部位の座面121と側面122とで表示パネル90を位置決めする。具体的には、座面121で表示パネル90の表示面側の面を受け、側面122で表示パネル90の外周側面と当接する。そのため、フロントキャビネット100裏面には、上述した位置決めリブ120が、その側面122を収容される表示パネル90の外周側面と当接するよう配置されている。
固定部位130は、フロントキャビネット100に収容された表示パネル90を固定するためのものである。図5は、本実施形態における固定部位を説明する図である。同図より、固定部位130は、複数のボス部131a〜xを有している。ボス部131a〜xは、フロントキャビネット100の裏面から延設した円筒形状の物体であって、この円筒内面にネジ部材(後述)と螺合する雌ネジ部132を備えている。また、図3に示すように、1つのボス部131の近傍には、延設長が異なるボス部が配置されている(例えば131iと131j)。本実施形態では、ボス部は、厚みの異なる2種類の表示パネルに対応しており、1組のボス部は、それぞれどちらかの表示パネルに対応した延設長である。
なお、フロントキャビネット100裏面におけるボス部131a〜xと位置決めリブ120との位置関係は、位置決めリブ120とボス部とが、同一位置に配置されないことが望ましい。これは、フロントキャビネット100に衝撃が加えられた際、位置決めリブ120に掛かる衝撃がボス部に伝達し、ボス部がその衝撃で折れてしまうのを防止するためである。なお、同一位置とは、例えば、固定部位130におけるボス部131aと位置決めリブとが図3の二点鎖線AA’で示す点線上に位置し、且つ一体形成されていることを言う。
支持リブ140は、ボス部131a〜xと螺合したネジ部材(後述)を支持するためのものである。図5に示すように支持リブ140は、フロントキャビネット100裏面からの延設長がボス部131a〜xと略同寸である薄板状の物体である。支持リブ140は、1つのボス部131a〜xに対して1つ対となって配置されている。そのため、略同寸とは、支持リブ140の延設長が対となったボス部131a〜xの延設長と略同寸という意味である。つまり、延設長の異なるボス部131a〜xに対してそれぞれ、延設長の同寸の支持リブ140が配置されている。また、支持リブ140の頂点付近を形成する面は、T字形状である。なお、本実施例では、支持リブ140とボス部131a〜xとは、一体で成形されているが、別体であってもよい。
ネジ部材は、ボス部131a〜xと螺合して、フロントキャビネット100に収容された表示パネル90を固定するためのものである。図6は、ネジ部材150を説明する図である。同図より、ネジ部材150は、雄ネジを備えた柱状の螺合部151と、螺合部151の軸心から放射状に延設した傘部152とをそなえている。なお、本実施形態における螺合部151は、ボス部131a〜xの雌ネジ部と螺合可能なネジで形成され、傘部152は、厚みの薄い管形状の座金等で形成される。つまり、座金の貫通孔にネジを貫通させることでネジ部材150を実現している。さらに、本実施形態での傘部152の裏面は、傘部152の厚み方向に突出する突起部153を備えている。
リアキャビネット70は、フロントキャビネット100の開口側に固定されて、筐体における後方側を形成するものである。リアキャビネット70は、一面が開口した厚みの薄い箱型形状である。また、リアキャビネット70の外周部には、フロントキャビネット100と係合するための係合部材71を有している。
基板80は、取得した信号を、表示パネル90が映像を表示できるよう制御するものである。基板は、取得した信号を制御するためのディジタル処理部と、安定化電源を生成し各部に供給する電源部とから構成されている。例えば、ディジタル処理部は、チューナ部、フロントエンド部、デコーダ部、画像処理部等から構成され、テレビジョン放送信号を取得した場合は、受信したテレビジョン放送信号を復調した後、デコードし表示パネル90に出力する。表示パネル90は入力された、信号をディジタル/アナログ変換した後、変換されたアナログ信号を用いて映像を表示する。電源部は、外部電源から供給された電源電圧を安定化させて、表示パネル90及び基板80が駆動するための電源を供給する電源回路を実行している。
以下に、本表示装置10の組み付け方法を説明する。
まず、表示パネル90の背面側に基板80をネジ止めする。例えば、図2に示すように、背面フレーム96に形成された固定部材(図示しない)に基板80をネジを用いて友締めする。次に、表示パネル90の表示面が、フロントキャビネット100の窓部110から露出するよう、表示パネル90をフロントキャビネット100に収容する。そして、ボス部131a〜xにネジ部材150を螺合することで収容されたフロントキャビネット100を固定する。
このとき、図2に示すように、ネジ部材150の傘部152裏面が、表示パネル90のベゼル93の先端93aと当接し、表示パネル90を、フロントキャビネット100裏面側に押さえ込む。そのため、表示パネル90は、フロントキャビネット100の裏面と、傘部152の裏面とで狭持される。ここで、フロントキャビネット100の裏面と傘部152の裏面とで狭持されるとは、本実施形態では、位置決めリブ120の座面121と傘部152の裏面とで挟持される関係である。無論、位置決めリブ120が存在しない場合もあり、これに限定されるものではい。
また、本表示装置10では、厚みの異なる表示パネル90を1つのフロントキャビネット100を用いて固定することができる。具体的には、表示パネル90の厚みに応じて、ネジ部材150が螺合されるボス部131a〜xを選択することで、厚みの異なる表示パネル90を固定する。ここで、本実施形態での「厚み」とは、ベゼル93の前面側から、後方先端(図2における93a)までの厚みを言う。
図7は、厚みの異なる表示パネル90をフロントキャビネットに固定する方法を説明する図である。なお、図7(a)は、厚みd1の表示パネル90をボス部131jに固定した図である。また、図7(b)は、厚みd2の表示パネル90をボス部131i固定した図である。ここで、図に記載された各表示パネル90の厚みは、d1<d2の関係を有している。またボス部131jはボス部131iより延設長が低い。
図7(a)では、ボス部131jのフロントキャビネット100裏面からの延設長D1が、位置決めリブ120の座面121における延設長d’1と、表示パネル90の厚みd1との和d1+d’1と略同寸である。そのため、ネジ部材150をボス部131jと螺合することで、傘部152の裏面が表示パネル90の縁部と当接する。このため、ネジ部材150がボス部131jに締め付けられることで、傘部152の裏面が表示パネル90をフロントキャビネット100の裏面側に押圧し、位置決めリブ120の座面121と、傘部152の裏面とが、表示パネル90を狭持する。
また、傘部152の表示パネル90と当接しない側の裏面は、支持リブ140の頂点に形成された面と当接するため、傘部152の裏面が表示パネル90の当接面に対して略水平に保持され、傘部152の裏面に発生する力を逃がさない。ここで、当接面とは、表示パネル90における、傘部152の裏面が当接する面を言う。なお、ボス部131j及び支持リブ140の延設長D1は、位置決めリブ120の座面121における延設長d’1と、表示パネル90の厚みd1との和d1+d’1より多少短いことが好ましい。
また、図7(b)でも、同様に、ボス部131iのフロントキャビネット100裏面からの延設長D2が、位置決めリブ120の座面121における延設長d’2と、表示パネル90の厚みd2との和d2+d’2と略同寸である。そのため、ネジ部材150をボス部131iと螺合することで、位置決めリブ120の座面121と、傘部152の裏面とが、表示パネル90を狭持し、よって表示パネル90をフロントキャビネット100に固定する。そのため、ネジ部材150を螺合するボス部の位置を変えることで、厚みの異なる表示パネル90をフロントキャビネット100に固定することができる。
上述したように、フロントキャビネット100に表示パネル90を固定した状態で、フロントキャビネット100の開口と、リアキャビネット70との開口を合わせるよう、両者を固定する。具体的には、まず、リアキャビネット70の外周部に形成された係合部材71の先端を、フロントキャビネット100に形成された係合孔(図示しない)に挿入して両者を位置決めする。その後、リアキャビネット70とフロントキャビネット100とをネジを用いて友締めする。これにより、フロントキャビネット100とリアキャビネット70とで本表示装置10における筐体が形成されるとともに、筐体内に表示パネル90と、基板80とが所定位置を保ったまま収容される。
(2)変形例
本発明には、様々な変形例が存在する。
本実施例では、延設長の異なるボス部131a〜xを2個で1組としたが、ボス部131a〜xの組合せはこれに限定されず、1つのフロントキャビネット100に使用される厚みの異なる表示パネル90の数に合わせてその数を変更すればよい。
支持リブ140の頂点付近を形成する面の形状はT字状に限定されず、ボス部131a〜xに螺合されたネジ部材150の傘部152の裏面を表示パネル90の当接面に対して略水平に保つよう支持できる形状であればよい。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
本発明に係る表示装置10の構成図である。 フロントキャビネットに固定される表示パネルの垂直断面図である。 フロントキャビネットを裏面側から見た図である。 本実施形態における位置決めリブを説明する図である。 本実施形態における固定部位を説明する図である。 ネジ部材150を説明する図である。 厚みの異なる表示パネル90をフロントキャビネットに固定する方法を説明する図である。
符号の説明
10…表示装置、70…リアキャビネット、71…係合部材、80…基板、90…表示パネル、91…パネル本体、92…バックライトユニット、93…ベゼル、93a…先端、94…光学シート、95…位置決めフレーム、96…背面フレーム、100…フロントキャビネット、110…窓部、120…位置決めリブ、121…座面、122…側面、130…固定部位、131a〜x…ボス部、132…雌ネジ部、140…支持リブ、150…ネジ部材、151…螺合部、152…傘部、153…突起部

Claims (5)

  1. フロントキャビネットに設けられた略矩形状の窓部から厚みの薄い表示パネルの前方を露出させて配置する表示装置において、
    前記フロントキャビネット裏面における前記表示パネルが配置される領域外周から延設し、延設方向に対して略水平な雌ネジ部を備える複数のボス部から構成される固定部位と、
    前記フロントキャビネットの裏面側から延設して、前記フロントキャビネットに配置された前記表示パネルの外周を位置決めする位置決めリブと、
    前記ボス部の雌ネジ部と螺合する軸部を備え、前記軸部の軸心に対して放射状に展開した傘部を備えるねじ部材とを有し、
    前記固定部位は、前記フロントキャビネットに位置決めされる表示パネルの複数の厚みに対応した延設長の異なる前記ボス部を隣接して配置した構成であって、
    前記位置決めリブにより前記表示パネルを位置決めして配置し、配置された前記表示パネルの厚みと略同寸の延設長であるボス部に前記ねじ部材を螺合することで、前記傘部の裏面と前記フロントキャビネットの裏面とで該表示パネルを挟持して固定したことを特徴とする表示装置。
  2. 前記ボス部の近傍には、延設高さが該ボス部と略同寸の支持リブを有し、
    前記ボス部と螺合した前記ねじ部材の傘部裏面を前記支持リブの頂点付近で支持することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記支持リブにおける頂点付近を形成する面は、略T字状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記ねじ部材の傘部裏面は、摩擦力が高くなるよう加工されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 本表示装置は、厚みの薄い箱形状の表示パネルと、
    前記表示パネルの背面側に固定されて、前記表示パネルに取得した信号及び電源を供給する基板と、
    前記フロントキャビネットの背面側に固定されるリアキャビネットと、
    前記ボス部の近傍に、延設高さが該ボス部と略同寸の支持リブとを有し、
    前記傘部は、座金であって、
    前記支持リブにおける頂点付近を形成する面は、略T字状に形成されており、前記ボス部と螺合した前記ねじ部材の傘部裏面を略T字状に形成された前記面で支持する構成とされ、
    前記ねじ部材の傘部裏面は、摩擦力が高くなるよう前記傘部から突出した突起を備えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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