JP2009069076A - 光シグナル観察方法および光シグナル観察システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の刺激光を予め定めた条件に基づいて光感受性生物へ照射した後、光感受性生物に光を照射しながら光感受性生物の明視野画像を撮像する。明視野画像を撮像してから所定のインターバルを設けた後、光感受性生物からの発光を結像した発光画像を撮像する。インターバルは、光感受性生物の周囲に存在する器材に含まれる燐光の時間変化に基づいて定められる。
【選択図】 図4
Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る光シグナル観察システムの全体構成を模式的に示す図である。同図に示す光シグナル観察システム1は、光感受性生物であるサンプルSpが発する光シグナルを画像データとして光学的に観察する観察装置2と、観察装置2との間でデータの送受信が可能であり、観察装置2の駆動制御を行うとともに、観察装置2から送られてくる画像データを用いた演算処理を行うデータ処理装置3と、を有し、これら2つの装置が連携してサンプルSpの発光観察を行う。
(1)発光画像の撮像回数が所定回数に到達。
(2)発光画像の発光量が所定値より大。
(3)最初の発光画像の撮像時刻から一定時間が経過。
図9は、本発明の実施の形態2に係る光シグナル観察システムの全体構成を模式的に示す図である。同図に示す光シグナル観察システム4は、光感受性生物であるサンプルSpが発する光シグナルを画像データとして光学的に観察する観察装置5と、観察装置5との間でデータの送受信が可能であり、観察装置5の駆動制御を行うとともに、観察装置5から送られてくる画像データを用いた演算処理を行うデータ処理装置3と、を有し、これら2つの装置が連携してサンプルSpの発光観察を行う。なお、本実施の形態2において、上述した実施の形態1に係る光シグナル観察システム1と同じ機能構成を有する部位については、同じ符号を付してある。
図11は、本発明の実施の形態3に係る光シグナル観察システムの全体構成を模式的に示す図である。同図に示す光シグナル観察システム6は、光感受性生物であるサンプルSpが発する光シグナルを画像データとして光学的に観察する観察装置7と、観察装置7との間でデータの送受信が可能であり、観察装置7の駆動制御を行うとともに、観察装置7から送られてくる画像データを用いた演算処理を行うデータ処理装置3と、を有し、これら2つの装置が連携してサンプルSpの発光観察を行う。なお、本実施の形態3において、上述した実施の形態1に係る光シグナル観察システム1および実施の形態2に係る光シグナル観察システム4と同じ機能構成を有する部位については、同じ符号を付してある。
ここまで、本発明を実施するための最良の形態として、実施の形態1〜3を詳述してきたが、本発明はそれらの実施の形態によって限定されるべきものではない。例えば、実験ごとに燐光も自動的に計測し、その都度適切なインターバル時間Tをリアルタイムで設定するようにしてもよい。
2、5、7 観察装置
3 データ処理装置
21 容器
22 ステージ
23、53、71、72 発光画像撮像ユニット
24 ステージ駆動部
25、54 透過照明ユニット
26 光路切替駆動部
31 送受信部
32 入力部
33 制御部
34 記憶部
35 出力部
51 スライドガラス
52 カバーガラス
231、531 対物レンズ
232、532 結像レンズ
233、533 撮像装置
234、251、534、541、711、721 光源
235、252、535、542 シャッター
236、536 ミラー
253、543 照明レンズ系
253a、543a コレクタレンズ
253b、543b コンデンサーレンズ
331 発光量測定部
332 条件判定部
333 画像生成部
334 時計
341 画像データ記憶部
342 測定条件記憶部
343 発光量記憶部
712、722 分光切替部
P1 明視野画像
P2 発光画像
P3、P4 重ね合わせ画像
Sp サンプル
Claims (8)
- 光感受性を有し、生物活性または挙動に応じて光シグナルを発するようにラベリングされた光感受性生物が発する光シグナルを観察する光シグナル観察方法であって、
前記光感受性生物が感受する成分を有する刺激光を所定の条件に基づいて前記光感受性生物へ照射する刺激光照射ステップと、
前記刺激光照射ステップで刺激光を照射した前記光感受性生物が発する光シグナルを結像した発光画像を撮像する発光画像撮像ステップと、
を有し、
前記刺激光照射ステップが終了してから前記発光画像撮像ステップを開始するまでの間にインターバルを設けることを特徴とする光シグナル観察方法。 - 前記インターバルの時間は、前記光感受性生物の周囲で発生する燐光の時間変化に基づいて定められることを特徴とする請求項1に記載の光シグナル観察方法。
- 前記発光画像撮像ステップで撮像した発光画像に対し、前記光感受性生物の周囲で発生する燐光の時間変化に基づいた補正を加える発光画像補正ステップをさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の光シグナル観察方法。
- 前記刺激光照射ステップおよび前記発光画像撮像ステップを所定の条件下で繰り返し行うことを特徴とする請求項1に記載の光シグナル観察方法。
- 前記刺激光照射ステップの後であって前記インターバルの前に、明視野観察用の光を照射しながら前記光感受性生物の明視野画像を撮像する明視野画像撮像ステップと、
前記明視野画像撮像ステップで撮像した明視野画像と、当該明視野画像を撮像後に前記発光画像撮像ステップで最初に撮像した発光画像とを重ね合わせた画像を生成する画像生成ステップと、
前記画像生成ステップで生成した前記明視野画像と前記発光画像との重ね合わせ画像を出力する出力ステップと、
をさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光シグナル観察方法。 - 発光タンパク質からなる遺伝子を前記光感受性生物へ導入することによってラベリングを行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光シグナル観察方法。
- 前記発光タンパク質はルシフェラーゼであることを特徴とする請求項6に記載の光シグナル観察方法。
- 光感受性を有し、生物活性または挙動に応じて光シグナルを発するようにラベリングされた光感受性生物が発する光シグナルを観察する光シグナル観察システムであって、
前記光感受性生物が感受する成分を有する刺激光を所定の条件に基づいて前記光感受性生物へ照射する刺激光照射手段と、
前記光感受性生物が発する光シグナルを結像した発光画像を撮像する発光画像撮像手段と、
前記刺激光照射手段が刺激光の照射を終了してから前記発光画像撮像手段が発光画像の撮像を開始するまでの間にインターバルを設ける制御を行う制御手段と、
を備えたことを特徴とする光シグナル観察システム。
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