JP2009067410A - 製品梱包枠 - Google Patents

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Abstract


【課題】 製品輸送にかかるコストを低減させ、環境保全にも優しく、捩れや歪みに対して充分な剛性を有して立体形状を強固に維持できる。
【解決手段】 組み立てて使用した後、一旦分解して、1つのユニットにまとめることを繰り返す製品梱包枠1であって、少なくとも3箇所の隅を有し、該隅から上向きに突出している上部挿入部(53)と該隅から下向きに突出している下部挿入部(54)とを有する枠体状の中間枠(50)を備え、前記パイプ支柱は、前記天井部の挿入部と前記中間枠の上部挿入部に挿抜自在に接続される上部パイプ支柱(40a)と、前記パレット部の挿入部と前記中間枠の下部挿入部に挿抜自在に接続される下部パイプ支柱(40b)とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、製品の輸送などに使用する製品梱包枠に係り、組み立てて製品を梱包し、輸送に使用した後、一旦分解して、コンパクトにまとめて回収し、再び製品を梱包するために組み立てて繰り返し使用することができる製品梱包枠に関する。
従来より、例えば、工場などに搬入される機器などの製品の輸送には、下記特許文献1に開示されているように、製品(ワーク)の輸送などに使用された後、分解して小さく折り畳んで持ち帰ることを繰り返して行うことができる梱包枠がある。
この製品梱包枠100は、図6に示すように天井部101と、パレット部102と、パイプ支柱103と、引張り支柱104とで略構成されている。
パレット部上に製品を搭載し、次いで、専用のベルト105を製品Wに掛け回して製品を固定する。そして、パレット部102の隅にあるそれぞれの挿入部106にパイプ支柱103を差し込んだ後に、パイプ支柱103の上端部に天井部101を装着する。次に天井部101と、パレット部102の間に引張り支柱104を取り付けて両方の桁材を引き付けて梱包が完了する。
そして、製品の輸送が完了すると、天井部101を外し、パイプ支柱103を取り除いてパイプ支柱103をひとまとめにし、これらパイプ支柱103をパレット部102に収納するとともに、天井部101をパレット部102に重ねてまとめ作業が完了する。この後、工場等へ返送され再利用される。
特開2006−96412号公報
しかしながら、従来のような梱包枠では、製品の高さに応じて長さの異なったパイプ支柱や引張り支柱を多数用意しておく必要があった。また、パイプ支柱や引張り支柱は1本の形状のため製品の高さが高くなるほど長いものとなり、強度が弱くなる問題があった。また、パイプ支柱や引張り支柱が長くなると収納時にパレット部からはみ出して荷姿に悪影響を及ぼしていた。
そこで本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み立てた状態で、捩れや歪みに対して充分な剛性を有し、立体形状を強固に維持できるとともに製品輸送にかかるコストを低減させ、環境保全にも優しい製品梱包枠を提供する。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の製品梱包枠は、少なくとも3箇所の隅を有し、該隅から挿入部(8)が下向きに突出している枠体状の天井部(2)と、少なくとも3箇所の隅を有し、該隅から挿入部(25)が上向きに突出し、且つ製品(W)が載置される載置部(16)が設けられている枠体状のパレット部(11)と、前記天井部の挿入部と前記パレット部の挿入部との間に挿抜自在に接続されるパイプ支柱(40)とを備え、組み立てて製品を梱包するために使用した後、一旦分解して1つのユニットにまとめることが可能で、再び組み立てて使用することを繰り返す製品梱包枠(1)において、少なくとも3箇所の隅を有し、該隅から上向きに突出している上部挿入部(53)と該隅から下向きに突出している下部挿入部(54)とを有する枠体状の中間枠(50)を備え、前記パイプ支柱は、前記天井部の挿入部と前記中間枠の上部挿入部に挿抜自在に接続される上部パイプ支柱(40a)と、前記パレット部の挿入部と前記中間枠の下部挿入部に挿抜自在に接続される下部パイプ支柱(40b)とで構成されることを特徴とする。
このような構成によれば、繰り返して製品Wの輸送などに使用することができ、枠体状の中間枠を備えたことにより、パイプ支柱が短くてすみ、天井部とパレット部が強固に連結され捩れや歪みに対して充分な剛性が得られる。このため引張り支柱を使用しなくても済むようになった。
また、枠体状の中間枠を設け、パイプ支柱を分割したためパイプ支柱の長さが短くなり、収納時にパレット部からはみ出すことがない。
請求項2記載の製品梱包枠は、前記天井部2及び前記パレット部11がそれぞれ外側枠3a,12aと内側枠3b,12bとからなり、前記外側枠3a,12aと前記内側枠3b,12bとが上下に連結されて立体形状を形成していることを特徴とする。
このような構成によれば、製品梱包枠1を組み立てた状態で、捩れや歪みに対して更に強力な剛性が得られる。
請求項3記載の製品梱包枠は、請求項2記載の製品梱包枠1において、前記天井部2及び前記パレット部11のうちの何れか一方の内側枠12b(3b)に形成され、該天井部2と該パレット部11とを上下に重ねたときに他方の内側枠3b(12b)との当接を避ける2つのスリット部22a,22bを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、天井部2とパレット部11とを重ねたとき、天井部2及びパレット部11の何れか一方の内側枠12b(3b)に形成されたスリット部22a,22bに、他方の内側枠3b(12b)が進入して内側枠3b,12b同士が干渉することを防ぐことができる。これにより、天井部2とパレット部11とを重ねた高さを最小限に抑えることが可能となり、製品梱包枠1を更にコンパクトにまとめることができる。
請求項4記載の製品梱包枠は、請求項3記載の製品梱包枠1において、前記2つのスリット部22a,22bが前記パレット部11の内側枠12bに形成されるとともに何れか一方のスリット部22bが前記内側枠12bの一辺を解放していることを特徴とする。
このような構成によれば、パレット部11の内側枠12bの一辺が解放されていることにより、製品Wのパレット部11への積み卸しの際には、該製品Wを外側枠12aの桁材13aの高さだけ上げ下ろしすればよい。したがって、製品Wの積み卸し作業が容易となる。
請求項5記載の製品梱包枠は、前記パレット部11の所定位置に前記パイプ支柱40が接続可能な接続部19が設けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、パイプ支柱40が接続部19に接続されることで、製品梱包枠1を1つのユニットにまとめることを可能とし、パイプ支柱40の紛失を防ぐことができる。
請求項6記載の製品梱包枠は、前記パレット部11における前記隅下部にキャスター17が設けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、製品梱包枠1を簡単に移動させることができる。
請求項7記載の製品梱包枠は、前記天井部2と前記パレット部11とを重ねたときに前記天井部2の前記挿入部8が前記キャスター17の全長よりも短く形成されていることを特徴とする。
このような構成によれば、天井部2とパレット部11とを重ねても挿入部8がキャスター17より下方に突出しないため、1つのユニットにまとめた製品梱包枠1のキャスター17による移動を妨げることを防止する。
本発明による製品梱包枠によれば、組み立てて製品の輸送などに使用した後、一旦分解して、1つのユニットにまとめて、これを物流業者などが回収することで繰り返して製品の輸送などに使用することが可能となる。さらに、中間枠を設け、パイプ支柱を分割したためパイプ支柱の長さが短くなるとともに、天井部とパレット部の挿入部とパイプ支柱の接続部分の長さが増すため、天井部とパレット部とが中間枠を介してパイプ支柱と強固に接続され、組み立てた状態で天井部とパレット部とが捩れや歪みに対して充分な剛性が得られ、梱包枠を組み立てた状態が不意に分解することを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明による製品梱包枠の一実施の形態を示す分解斜視図、図2は同実施の形態に設けられた表示プレートを示す斜視図、図3は同実施の形態に設けられた載置部を示す分解斜視図、図4は同実施の形態に設けられた引掛部を示す斜視図である。
本実施の形態の製品梱包枠1は、例えば、工場などに搬入される機器などの製品Wを輸送する際に当該製品Wを梱包するために使用される。そして、この製品梱包枠1を物流業者などに依頼して目的地へと輸送し、輸送先で受取側がこれを受け取ると製品Wを取り出した後、この梱包枠1を一旦分解して、コンパクトにまとめて前記物流業者が回収する。
その後、この梱包枠1は再び工場に戻され、繰り返し使用される。
図1に示すように、この実施の形態の製品梱包枠1は、天井部2と、パレット部11と、パイプ支柱40と、中間枠50で略構成されている。
天井部2は、外側枠3aと、内側枠3bとが2段重ねのような形で略構成されている。
図1に示すように、外側枠3aは、長短2種類の円管状の桁材4a,4bが略矩形に枠組み形成され、桁材4a,4a,4b,4b同士は2つの差込み口が直角に開いたメタルジョイント5aによって接続されてこの外側枠3aの四隅を形成している。外側枠3aの枠内平面には、長手方向に円管状の長い梁材6aが架設され、この長い梁材6aと直交するように短い梁材6bが架設されている。これらの梁材6a,6bは枠内平面において略十字形をなし、外側枠3aの剛性を補強している。なお、長短梁材6a,6bの桁材4a,4bとの接続又は梁材6a,6b同士の接続には、前記メタルジョイント5aとは異なるタイプのメタルジョイント5b,5cが使用されている。桁材4a,4bと接続される箇所には差込み口が1つのメタルジョイント5bが使用され、梁材6a,6b同士が接続される箇所には2つの差込み口が背中合わせとなったメタルジョイント5cが使用されている。
内側枠3bは、上述した外側枠3aと同様に、長短2種類の円管状の桁材4a,4bが、メタルジョイント5aによって接続されて略矩形に枠組み形成されている。
そして、外側枠3aと内側枠3bとは、四隅を円管状の支柱部材7によって上下に連結され、これら外側部3a,内側部3b,支柱部材7とで立体的な矩形枠体を形成している。
また、内側枠3bの四隅下部には、支柱部材7から連続して略円筒形の挿入部8が鉛直下向きに突設されている。なお、挿入部8の全長は、天井部2とパレット部11とを重ねたときに後述するキャスター17の高さより短くなるように構成されている。
さらに、図1に示すように、天井部2の側面部の1つには表示プレート9が取り付けられている。この表示プレート9は、矩形の金属板の上下端部が桁材を挟み込むように屈曲されて断面略C字状となっている。なお、この表示プレート9には製品梱包枠1を使用する際に伝票(紙片又はシール)などが貼り付けられる。
図1に示すように、パレット部11は、外側枠12aと、内側枠12bとで略構成されている。
外側枠12aは、長短2種類の円管状の桁材13a,13bが略矩形に枠組み形成され、桁材13a,13a,13b,13b同士は2つの差込み口が直角に開いたメタルジョイント14aによって接続されて外側枠12aの四隅を形成している。外側枠12aの枠内平面には、長手方向に円管状の長い梁材15aが架設され、この長い梁材15aと直交するように短い梁材15bが2本ずつ並んで2箇所に架設されている。なお、長短梁材15a,15bの桁材13a,13bとの接続又は梁材15a,15b同士の接続には、上述した天井部2の外側枠3aと同じ形状のメタルジョイント14b,14cが使用されている。つまり、桁材13a,13bと接続される箇所には差込み口が1つのメタルジョイント14bが使用され、梁材15a,15b同士が接続される箇所には2つの差込み口が背中合わせとなったメタルジョイント14cが使用されている。
また、図1に示すように、外側枠12aの枠内平面上には、本実施の形態では、4つの略皿状の載置部16が設けられている。これらの載置部16は短い梁材15b上に配置され、取り付け用メタルジョイント14dによって取り付けられる。さらに、外側枠12aの四隅下部にはそれぞれ前述したキャスター17が設けられている。
図1に示すように、内側枠12bは、長短1本ずつの桁材13a,13bが2つの差込み口が直角に開いたメタルジョイント14aによって接続されて2辺を形成し、更に短い1本の桁材18とからなる3辺で構成されている。また、短い桁材13bには、4つの略円筒状の接続部19が基端側を該桁材13bの軸周りに回動自在として設けられている。なお、接続部19は桁材18に設けられていてもよい。
そして、外側枠12aと内側枠12bとは円管状の第1〜第4の支柱部材20(20a,20b,20c,20d)によって上下に連結され立体形状を形成している。具体的に説明すると、図1に示すように、外側枠12aの四隅に各支柱部材20(20a,20b,20c,20d)が鉛直上向きに接続されており、内側枠12bは外側枠12aの上方に配置されるとともに、桁材13a及び桁材13bの両端はそれぞれ第1〜第3の支柱部材20a,20b,20cと接続され、桁材18の一端が残りの第4の支柱部材20dと接続されている。また、桁材18の他端は円管状の補助支柱21によって外側枠12aの短い桁材13bと接続されている。ここで、桁材18の他端と第3の支柱部材20cとの間は解放されスリット部22aを形成している。さらに、第1と第4支柱部材20a,20dの間には桁材13aは設けられず全て解放されスリット部22bを形成している。
また、第1の支柱部材20aには、短い円柱状のストッパ23が第4の支柱部材20dを向いて突設されている。さらに、図2に示すように、各支柱部材20(20a,20b,20c,20d)の中途部分には、製品Wを梱包枠1内に固定させるためのベルト30のフック31が掛けられる引掛部24が求心方向を向いて突設されている。また、内側枠12の四隅上部には、各支柱部材20(20a,20b,20c,20d)から連続して略円筒形の挿入部25が鉛直上向きに突設されている。
中間枠50は、長短1本ずつの桁材51a,51bが四隅を形成している2つの差込み口が直角に開いたメタルジョイント52によって接続されて枠組み形成している。このメタルジョイント52に各支柱部材53が鉛直上向きに接続されており、さらにこのメタルジョイント52に各支柱部材54が鉛直下向きに接続されている。また、各支柱部材53から連続して略円筒形の挿入部55が鉛直上向きに突設され、各支柱部材53から連続して略円筒形の挿入部56が鉛直下向きに突設されている。
パイプ支柱40は天井部2と中間枠50とを連結する4本の上部パイプ支柱40aと、パレット部11と中間枠50とを連結する4本の下部パイプ支柱40bの合計8本で構成される。このパイプ支柱40の上端部及び下端部は上述した天井部2、パレット部11及び中間枠50の挿入部8,25,55,56とそれぞれ挿抜自在となる内径に形成され、挿入孔41を形成している。上部パイプ支柱40aと下部パイプ支柱40bの長さは同じでもよいが、それぞれ異なった長さのものを予め製品高さに応じて組み合わせて使用できるように準備しておく。
次に、図2〜4を参照して本実施の形態により製品を梱包するときの手順について説明する。
図2はパレット部に製品を搭載した状態を示す斜視図、図3は図2に天井部を取り付ける状態を示す斜視図、図4は梱包を完了した状態を示す斜視図である。
まず、図2に示すように、載置部16に製品Wの脚部を載置して該製品Wをパレット部11に搭載する。このとき、製品Wをスリット部22bから搭載することで、該製品Wの搭載を容易に行うことができる。次いで、専用のベルト30を製品Wに掛け回して、端部のフック31を各支柱部材20(20a,20b,20c,20d)の引掛部24に引っ掛けて製品Wをパレット部11上に固定させる。
次いで、図1、図3に示すように、パレット部11の各挿入部25に下部パイプ支柱40bの下端部の挿入孔41を挿入して下部パイプ支柱40bをパレット部11に取り付け、更に、上端部の挿入孔41に中間枠の下部挿入部56を挿入する。これでパレット部11と中間枠50とがパイプ支柱40aで連結され、立体的な枠体が形成される。
さらに中間枠の各上部挿入部55に上部パイプ支柱40aの下端部の挿入孔41を挿入し、最後に上部パイプ支柱40aの下端部の挿入孔41に天井部2の各挿入部8を挿入して天井部2を取り付ける。
これで、図4のように製品梱包枠1による製品Wの梱包が完了する。
また、次に、図5を参照して本実施の形態をコンパクトにまとめるときの手順について説明する。
図5は天井部2と中間枠50とパレット部11とを重ねてベルトを掛け回してまとめた状態を示す斜視図である。
まず、中間枠50を上方からパレット部11に重ねる。次に天井部2をパレット部11の上方から中間枠50の上に重ねる。このとき、中間枠の桁材51aをパレット部11の2つのスリット部22a,22b内に進入させることで、天井部2とパレット部11とを高さを抑えて重ねることができる。さらに天井部2の挿入部8がキャスター17より下方に突出しないこともキャスターの妨げとなることを防止している。
そして、図5に示すように、接続部19に上部パイプ支柱40a、下部パイプ支柱40bの一端を接続して各パイプ支柱40をパレット部11に接続固定する。
最後に、図11に示すように、組み立てた状態で製品Wを固定させるための前記ベルト30を掛け回して両端部のフック31同士を掛合させる。これで、天井部2とパレット部11とを重ねて、製品梱包枠1を1つのユニットとしてまとめる手順が完了する。
この実施の形態の製品梱包枠によれば、繰り返して製品Wの輸送などに使用することができることから、これまで製品Wの輸送のたびに梱包容器にかかっていたコストを抑えることができるとともに、廃棄物の発生を抑えることができる。また、中間枠を設けたことによりパイプ支柱の長さを短くすることができ、枠全体の強度が増加し、捩れや歪みに対して充分な剛性が得られる。
なお、上部パイプ支柱40a、下部パイプ支柱40bの長さは、異なる長さのものを用意しておく。この異なった長さのパイプ支柱の中から製品の高さに応じた長さの組合せを選択することにより製品高さの変化に対して柔軟に対応が可能となる。
さらに、上述した実施の形態では、天井部及びパレット部は略矩形の枠体とし、この結果、組み立てた状態での製品梱包枠の外形が四角柱をなしている構成としているが、天井部及びパレット部の形状はこれに限定されず、例えば、三角形の枠体とし、組み立てた状態での梱包枠の外形が三角柱をなしている構成としてもよい。また、例えば、天井部及びパレット部が五角形や六角形などの多角形の枠体とし、組み立てた状態での製品梱包枠の外形が五角柱や六角柱などの多角柱をなしている構成としてもよい。
本発明による製品梱包枠の一実施の形態を示す分解斜視図である。 同実施の形態を構成しているパレット部に製品を搭載した状態を示す斜視図である。 図2に下部パイプ支柱を取り付けて更に中間枠を取り付ける状態を示す斜視図である。 図3に上部パイプ支柱を取り付けて更に天井部を取り付ける状態を示す斜視図である。 天井部と中間枠とパレット部とを分解して重ねた状態を示す斜視図である。 従来の梱包枠を示す斜視図である。
符号の説明
1…製品梱包枠
2…天井部
3a…(天井部の)外側枠
3b…(天井部の)内側枠
8…(天井部の)挿入部
11…パレット部
12a…(パレット部の)外側枠
12b…(パレット部の)内側枠
16…載置部
17…キャスター
19…接続部
22a,22b…スリット部
25…(パレット部の)挿入部
40…パイプ支柱
40a…上部パイプ支柱
40b…下部パイプ支柱
41…挿入孔
50…中間枠
W…製品

Claims (7)

  1. 少なくとも3箇所の隅を有し、該隅から挿入部(8)が下向きに突出している枠体状の天井部(2)と、
    少なくとも3箇所の隅を有し、該隅から挿入部(25)が上向きに突出し、且つ製品(W)が載置される載置部(16)が設けられている枠体状のパレット部(11)と、
    前記天井部の挿入部と前記パレット部の挿入部との間に挿抜自在に接続されるパイプ支柱(40)とを備え、
    組み立てて製品を梱包するために使用した後、一旦分解して1つのユニットにまとめることが可能で、再び組み立てて使用することを繰り返す製品梱包枠(1)において、
    少なくとも3箇所の隅を有し、該隅から上向きに突出している上部挿入部(53)と該隅から下向きに突出している下部挿入部(54)とを有する枠体状の中間枠(50)を備え、
    前記パイプ支柱は、前記天井部の挿入部と前記中間枠の上部挿入部に挿抜自在に接続される上部パイプ支柱(40a)と、
    前記パレット部の挿入部と前記中間枠の下部挿入部に挿抜自在に接続される下部パイプ支柱(40b)とで構成されることを特徴とする製品梱包枠。
  2. 前記天井部及び前記パレット部がそれぞれ外側枠(3a,12a)と内側枠(3b,12b)とからなり、前記外側枠と前記内側枠とが上下に連結されて立体形状を形成していることを特徴とする請求項1記載の製品梱包枠。
  3. 前記天井部及び前記パレット部のうちの何れか一方の内側枠に形成され、該天井枠と該パレット部とを上下に重ねたときに他方の内側枠との当接を避ける2つのスリット部(22a,22b)を備えることを特徴とする請求項2記載の製品梱包枠。
  4. 前記2つのスリット部が前記パレット部の内側枠に形成されるとともに何れか一方のスリット部が前記内側枠の一辺を解放していることを特徴とする請求項3記載の製品梱包枠。
  5. 前記パレット部の所定位置に前記パイプ支柱が接続可能な接続部(19)が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の製品梱包枠。
  6. 前記パレット部における前記隅下部にキャスター(17)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載の製品梱包枠。
  7. 前記天井部と前記パレット部とを重ねたときに前記天井部の前記挿入部が前記キャスターの全長よりも短く形成されていることを特徴とする請求項6記載の製品梱包枠。
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