JP2009067392A - 搬送コンテナ、icタグ通信保護部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】ICタグの外側に突出するのを防止するとともに、ICタグの非接触通信が収納物によって阻害されるのを防止することができる搬送コンテナ及びICタグ通信保護部材を提供する。
【解決手段】コンテナ10は、底板13と、底板13の周縁に沿って設けられた側板11,12とを有したコンテナ10であって、コンテナ10の外側の面に固定され、リーダライタと非接触で通信可能なICタグ20と、ICタグ20を固定した位置に対応するコンテナ10の内側の面に設けられ、複数の凸状の部材を有した突起部12Aとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICタグを備えた搬送コンテナ及びICタグ通信保護部材に関するものである。
昨今、物流の高速化にともない、搬送物の搬送に使用されるコンテナは、非接触通信が可能なICタグがコンテナの外側の側面などに取り付けられ、搬送物の搬送管理を効率よく実施している。しかし、このようなICタグを備えたコンテナは、搬送物の内容物が金属や、水分を有するものである場合、搬送物をコンテナに収納したときに、その内容物である金属や水分がICタグに接近し、ICタグの通信機能に不具合を生じさせることがあった。そのため、ICタグとコンテナとの間に樹脂などのスペーサを介在させて、ICタグと搬送物との間に特定の距離を設ける対策などが、提案、実現されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このような対策では、コンテナの外側にスペーサを介してICタグが取り付けられた状態になるので、ICタグがコンテナの外形から突き出る状態となり、搬送時に他のコンテナと接触するなどしてICタグを破損する恐れがあった。
特開2002−298106号公報
本発明の課題は、スペーサによってICタグが外側に突出するのを防止するとともに、ICタグの非接触通信が収納物によって阻害されるのを防止することができる搬送コンテナ及びICタグ通信保護部材を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を括弧内に付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、底板(13)と、前記底板(13)の周縁に沿って設けられた側板(11,12)とを有した搬送コンテナ(10)であって、当該搬送コンテナ(10)の外側の面に固定され、外部機器と非接触で通信可能なICタグ(20)と、前記ICタグ(20)を固定した位置に対応する当該搬送コンテナ(10)の内側の面に設けられ、複数の凸状の部材を有した突起部(12A)と、を備える搬送コンテナ(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の搬送コンテナ(10)において、前記底板(13)及び/又は前記側板(11,12)は、合成樹脂によって形成されること、を特徴とする搬送コンテナ(10)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の搬送コンテナ(10)において、前記突起部(12A)は、前記底板(13)又は前記側板(11,12)と一体であること、を特徴とする搬送コンテナ(10)である。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2に記載の搬送コンテナ(10−2)において、前記突起部(31)は、前記底板(13)又は前記側板(11,12)とは別体であること、を特徴とする搬送コンテナ(10)である。
請求項5の発明は、底板(13)と、前記底板(13)の周縁に沿って設けられた側板(11,12)とを有し、外部機器と非接触で通信可能なICタグ(20)を外側の面に備えた搬送コンテナ(10)に装着されるICタグ通信保護部材(30)であって、複数の凸状の部材を有した突起部(31)と、前記搬送コンテナ(10)の内側の面に前記突起部(12A)を固定する固定手段(32)と、を備えるICタグ通信保護部材(30)である。
本発明によれば、以下のような効果がある。
(1)搬送コンテナは、その外側の面にICタグを備え、そのICタグと対応する搬送コンテナの内側の面に突起部を備えているので、ICタグが、非接触通信を阻害されるのを防ぐために、搬送コンテナの外側の面から突出するような状態で固定されるのを防止することができ、搬送コンテナの搬送時などにおいて、ICタグが他のコンテナなどと接触して破損してしまうのを防止することができる。
(2)底板及び/又は側板は、合成樹脂によって形成されているので、搬送コンテナを形成する部材がICタグの非接触通信を阻害するのを防止することができる。
(3)突起部は、底板又は側板と一体であるので、側板や底板とともに突起部を一体成型で簡易に形成することができ、搬送コンテナの製造工程や、製造コストを減らすことができる。
(4)突起部は、底板又は側板と別体であるので、既存の搬送コンテナに突起部を後付けで取り付けることができ、ICタグの通信不良を防止することができる。
(5)ICタグ通信保護部材は、突起部と固定手段とを有しているので、既存の搬送コンテナの適切な位置に、突起部を容易に設けることができる。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態をあげてさらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による搬送コンテナの第1実施形態であるコンテナの模式図である。ここで、図1(a)は、搬送コンテナの斜視図を示し、図1(b)は、収納物を収納した搬送コンテナの平面図を示し、図1(c)は、図1(b)のA部断面図を示す。また、図2は、突起部の斜視図である。ここで、説明を明確にするために、各図中に記載の+X方向をコンテナの前方向とし、+Y方向を左方向、+Z方向を上方向とする。
コンテナ10は、図1(a)に示すように、底板13の周囲に沿って設けられた側板11及び側板12によって略直方体状に形成された搬送用の容器である。また、コンテナ10は、側板12に固定されたICタグ20と不図示のリーダライタ(外部機器)とが非接触通信することによって、コンテナ10に収納された収納物の在庫管理などが行われる。ここで、説明を明確にするために、コンテナ10の内側を形成する面を、それぞれ、側板11の内側の面、側板12の内側の面、底板13の内側の面と呼び、また、コンテナ10の外形を形成する面を、それぞれ、側板11の外側の面、側板12の外側の面、底板13の外側の面と呼ぶものとする。
側板11は、底板13の2箇所の長辺部にそれぞれ沿うようにして設けられた合成樹脂製の板材である。
側板12は、底板13の2箇所の短辺部にそれぞれ沿うようにして設けられた合成樹脂製の板材である。2枚ある側板12の一方(本実施形態では左側の側板12)には、外側の面の上端近傍にICタグ20が固定されており、また、ICタグ20の固定位置に対応する内側の面に突起部12Aが側板12と一体成型(例えば、射出成型)によって形成されている。
突起部12Aは、側板12に固定されたICタグ20の非接触通信を保護するために設けられた部分であり、図2に示すように、複数(本実施形態では2行×2列)の凸部材で形成されている。具体的には、突起部12Aは、図1(b)及び(c)に示すように、コンテナ10の内側に金属製の箱が収納物100として収納されたときに、その収納物100がICタグ20に接近しすぎないように、収納物100とICタグ20との間に特定の距離を設けている。そして、突起部12Aで設けた距離によって、ICタグ20と不図示のリーダライタとの非接触通信が収納物100の金属によって阻害されるのを防止している。ここで、収納物100とICタグ20との距離は、1mm〜20mmの範囲が効果的であり、特に10mmが最適となる。
底板13は、コンテナ10の底に位置する矩形状の合成樹脂製の板部材である。
ICタグ20は、その内部に不図示のICチップ及びアンテナなどを備えたタグであり、本実施形態では、ICチップ内に収納物100の情報を記録して、収納物100の在庫管理に使用される。
収納物100は、コンテナ10内に収納される物品であり、本実施形態では、金属製の箱である。なお、ICタグ20の非接触通信に不具合を発生させる収納物は、金属製の箱のような金属製の物品だけでなく、水分を有するもの、例えば、水分を充填した容器なども含まれる。
以上より、本実施形態のコンテナ10には以下のような効果がある。
(1)コンテナ10は、その外側の面にICタグ20を備え、そのICタグ20と対応するコンテナ10の内側の面に突起部12Aを備えているので、ICタグ20が、非接触通信を阻害されるのを防ぐために、コンテナ10の外側の面から突出するような状態で固定されるのを防止することができ、コンテナ10の搬送時などにおいて、ICタグ20が他のコンテナなどと接触して破損してしまうのを防止することができる。
(2)側板11、側板12及び底板13は、合成樹脂によって形成されているので、コンテナ10を形成する部材がICタグ20の非接触通信を阻害するのを防止することができる。
(3)突起部12Aは、コンテナ10を形成する側板12と一体であるので、突起部12Aを有したコンテナ10を射出成型などの一体成型によって簡易に形成することができ、コンテナ10の製造工程や、製造コストを減らすことができる。
(第2実施形態)
図3は、本発明による搬送コンテナの第2実施形態を示す断面図である。なお、以下の実施形態の説明では、前述した第1実施形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
第2実施形態のコンテナ10−2と第1実施形態のコンテナ10との相違点は、第1実施形態の突起部12Aの代わりに、通信保護部材(ICタグ通信保護部材)30が側板12の内側の面に後付けで取り付けられている点である。
通信保護部材30は、突起部31と接着層(固定手段)32とを備えている。突起部31は、第1実施形態の突起部12Aと同様に複数の凸部材を有した部分であり、その複数の凸部材の付け根部に接着剤で形成された接着層32が設けられている。通信保護部材30は、ICタグ20の固定位置に対応する側板12の内側の面に接着層32によって固定される。
以上より、本実施形態の通信保護部材30は、コンテナ10−2の内側の面に後付けで固定されることによって、既存のコンテナ10−2に容易に突起部31を設けることができ、ICタグ20と収納物100との間に特定の距離を設け、ICタグ20と不図示のリーダライタとの非接触通信が阻害されるのを防止することができる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)各実施形態では、ICタグ20は、側板12に固定した例で説明したが、側板11や底板13などの部材の外側の面に固定してもよい。ただし、その場合、突起部12Aや通信保護部材30は、ICタグ20の固定位置に対応する部分の内側の面に設ける必要がある。
(2)各実施形態では、ICタグ20は、コンテナ10に1個設けた例で説明したが、複数個設けてもよい。例えば、側板11及び側板12の両方に対してICタグ20を設けることによって、多数のコンテナ10が縦横に積まれたような場合に、側板11に固定したICタグ20が隣り合うコンテナに隠れてしまい通信不可能であったとしても、側板12に固定したICタグ20からコンテナ10の情報を読み取ることが可能になる。
(3)各実施形態では、コンテナ10は、直方体の形状の例で説明したが、それ以外の形状、例えば、六角柱など多角柱の形状であってもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は、以上説明した実施形態によって限定されることはない。
本発明による搬送コンテナの第1実施形態であるコンテナの模式図である。 突起部の斜視図である。 本発明による搬送コンテナの第2実施形態を示す断面図である。
符号の説明
10 コンテナ
11 側板
12 側板
13 底板
20 ICタグ
100 収納物

Claims (5)

  1. 底板と、前記底板の周縁に沿って設けられた側板とを有した搬送コンテナであって、
    当該搬送コンテナの外側の面に固定され、外部機器と非接触で通信可能なICタグと、
    前記ICタグを固定した位置に対応する当該搬送コンテナの内側の面に設けられ、複数の凸状の部材を有した突起部と、
    を備える搬送コンテナ。
  2. 請求項1に記載の搬送コンテナにおいて、
    前記底板及び/又は前記側板は、合成樹脂によって形成されること、
    を特徴とする搬送コンテナ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の搬送コンテナにおいて、
    前記突起部は、前記底板又は前記側板と一体であること、
    を特徴とする搬送コンテナ。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の搬送コンテナにおいて、
    前記突起部は、前記底板又は前記側板とは別体であること、
    を特徴とする搬送コンテナ。
  5. 底板と、前記底板の周縁に沿って設けられた側板とを有し、外部機器と非接触で通信可能なICタグを外側の面に備えた搬送コンテナに装着されるICタグ通信保護部材であって、
    複数の凸状の部材を有した突起部と、
    前記搬送コンテナの内側の面に前記突起部を固定する固定手段と、
    を備えるICタグ通信保護部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003198422A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Kobayashi Kirokushi Co Ltd コンテナ用rfidタグの交信距離延長方法
JP2006256694A (ja) * 2005-02-16 2006-09-28 Dainippon Printing Co Ltd 無線icタグ付き包装体

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