JP4983499B2 - 折り畳みコンテナ、icタグ通信保護部材 - Google Patents
折り畳みコンテナ、icタグ通信保護部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4983499B2 JP4983499B2 JP2007234134A JP2007234134A JP4983499B2 JP 4983499 B2 JP4983499 B2 JP 4983499B2 JP 2007234134 A JP2007234134 A JP 2007234134A JP 2007234134 A JP2007234134 A JP 2007234134A JP 4983499 B2 JP4983499 B2 JP 4983499B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- folding container
- tag
- side plate
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
請求項1の発明は、底板(13)と、前記底板(13)の周縁に沿って設けられた側板(11,12)とを有し、前記底板(13)及び前記側板(11,12)を互いに折り畳み可能な折り畳みコンテナ(10)であって、当該折り畳みコンテナ(10)の外側の面に固定され、外部機器と非接触で通信可能なICタグ(20)と、前記ICタグ(20)を固定した位置に対応する当該折り畳みコンテナ(10)の内側の面に設けられた突起部(12A)と、当該折り畳みコンテナ(10)の内側の面に設けられ、当該折り畳みコンテナ(10)を折り畳んだときに前記突起部(12A)を収容する突起収容部(13A)と、を備える折り畳みコンテナ(10)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の折り畳みコンテナ(10)において、前記突起収容部(13A)は、穴(13A)であること、を特徴とする折り畳みコンテナ(10)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の折り畳みコンテナ(10)において、前記底板(13)及び/又は前記側板(11,12)は、合成樹脂によって形成されること、を特徴とする折り畳みコンテナ(10)である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の折り畳みコンテナ(10)において、前記突起部(12A)は、前記底板(13)又は前記側板(11,12)と一体であること、を特徴とする折り畳みコンテナ(10)である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の折り畳みコンテナ(10−2)において、前記突起部(31)は、前記底板(13)又は前記側板(11,12)とは別体であること、を特徴とする折り畳みコンテナ(10−2)である。
(1)折り畳みコンテナは、その内側の面に突起部と突起収容部とを備えているので、折り畳みコンテナを折り畳むときに、突起収容部によって突起部を収容して、適正に折り畳みコンテナを折り畳むことができる。また、ICタグが、非接触通信を阻害されるのを防ぐために、折り畳みコンテナの外側の面から突出するような状態で固定されるのを防止することができ、折り畳みコンテナの搬送時などにおいて、ICタグが他のコンテナなどと接触して破損してしまうのを防止することができる。
(2)突起収容部は穴であるので、簡易な構成で突起収容部を実現することができる。
(3)底板及び/又は側板は、合成樹脂によって形成されているので、折り畳みコンテナ自身がICタグの非接触通信を阻害するのを防止することができる。
(5)突起部は、底板又は側板と別体であるので、既存の折り畳みコンテナに突起部を後付けで取り付けることができ、ICタグの通信不良を防止することができる。
(6)ICタグ通信保護部材は、突起部と固定手段とを有しているので、穴を有した既存の折り畳みコンテナの適切な位置に、突起部を容易に設けることができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明による折り畳みコンテナの第1実施形態であるコンテナの模式図である。ここで、図1(a)は、折り畳みコンテナの斜視図を示し、図1(b)は、図1(a)のA部断面図を示し、図1(c)は、図1(b)の側板を折り畳んだときの図を示し、図1(d)は、図1(c)の斜視図を示し、図1(e)は、折り畳みコンテナが折り畳まれた状態を示す斜視図である。また、図2は、突起部の斜視図であり、図3は、収納物をコンテナに収納したときの断面図である。ここで、説明を明確にするために、各図中に記載の+X方向をコンテナの前方向とし、+Y方向を左方向、+Z方向を上方向とする。
上部側板11Aは、下部側板11Bと回転部材R−1Aを介して回転自在に接続されており、図1(d)の矢印Cに示すように、下部側板11Bに対してコンテナ10の外側へ倒すことができる。
下部側板11Bは、底板13の2箇所の長辺部にそれぞれ沿うようにして回転部材R−1Bを介して回転自在に接続されており、図1(d)の矢印Dに示すように、底板13に対してコンテナ10の内側へ倒すことができる。
収容穴13Aは、複数の凸部材からなる突起部12Aをまとめて収容することができる穴であり、コンテナ10を折り畳んだときに、突起部12Aと底板13の内側の面とが互いに接触しないように設けられている。なお、収容穴13Aは、底板13の下面に貫通するように形成することも可能である。
収納物100は、図3に示すように、コンテナ10内に収納される物品であり、本実施形態では、金属製の箱である。なお、ICタグ20の非接触通信に不具合を発生させる収納物は、金属製の箱のような金属製の物品だけでなく、水分を有するもの、例えば、水分を充填した容器なども含まれる。
コンテナ10を収納するとき、まず、作業者は、図1(b)に示すように、側板12を底板13に対して回転部材R−2を介してコンテナ10の内側へ倒して(矢印B)、底板13の上面に重ねる。このとき、左側の側板12の内側の面に設けられた突起部12Aは、底板13に設けられた収容穴13Aに収容されるので、左側の側板12は、図1(c)に示すように、突起部12Aを設けていない右側の側板12と同様な形態で底板13上に折り畳まれる。
(1)コンテナ10は、内側の面に突起部12Aを備えているので、コンテナ10に収納物100が収納されたときに、突起部12AによりICタグ20と収納物100との間に特定の距離を設け、ICタグ20と不図示のリーダライタとの非接触通信が収納物100によって阻害されるのを防止することができる。また、ICタグ20が、非接触通信を阻害されるのを防ぐために、コンテナ10の外側の面から突出するような状態で固定されるのを防止することができ、コンテナ10の搬送時などにおいて、ICタグ20が他のコンテナなどと接触して破損してしまうのを防止することができる。
(2)コンテナ10は、コンテナ10の内側の面に突起部12Aと、収容穴13Aとを備えているので、コンテナ10を折り畳むときに、収容穴13Aによって突起部12Aを収容して、適正に側板12を底板13上に折り畳むことができる。
(4)突起部12Aは、コンテナ10を形成する側板12と一体であるので、突起部12Aを有した側板12を射出成型などの一体成型によって簡易に形成することができ、コンテナ10の製造工程や、製造コストを減らすことができる。
図4は、本発明による折り畳みコンテナの第2実施形態を示す断面図である。なお、以下の実施形態の説明では、前述した第1実施形態と同様な機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に統一した符号を付して、重複する説明や図面を適宜省略する。
肉抜き穴13A−2は、底板13を軽量化するために、底板13の上面の略全面に形成された既存の多数の穴である。
また、突起部31の各凸部材は、肉抜き穴13A−2に収容されるように肉抜き穴13A−2の穴寸法よりも小さい形状に形成されており、突起部31は、側板12を折り畳んだときに、底板13の肉抜き穴13A−2に凸部材が収容されるように側板12に対して固定される。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)各実施形態では、ICタグ20は、側板12に固定した例で説明したが、側板11や底板13などの部材の外側の面に固定してもよい。ただし、その場合、突起部12Aや通信保護部材30は、ICタグ20の固定位置に対応する部分の内側の面に設ける必要があり、また、収容穴13Aも、コンテナ10を折り畳んだときに、突起部12Aや通信保護部材30と重なる位置に設ける必要がある。
(3)各実施形態では、コンテナ10は、直方体の形状の例で説明したが、それ以外の形状、例えば、六角柱など多角柱の形状であってもよい。
(4)第1実施形態では、収容穴13Aは、突起部12Aの凸部材をまとめて収容するように設けたが、突起部12Aの各凸部材に対応するように複数(2行×2列)の穴を設けてもよい。
(5)第1実施形態では、底板13に収容穴13Aを設け突起部12Aを収容したが、第2実施形態のように既存の肉抜き穴に突起部12Aを収容させてもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は、以上説明した実施形態によって限定されることはない。
11 側板
11A 上部側板
11B 下部側版
12 側板
12A 突起部
13 底板
13A 収容穴
20 ICタグ
100 収納物
Claims (6)
- 底板と、前記底板の周縁に沿って設けられた側板とを有し、前記底板及び前記側板を互いに折り畳み可能な折り畳みコンテナであって、
当該折り畳みコンテナの外側の面に固定され、外部機器と非接触で通信可能なICタグと、
前記ICタグを固定した位置に対応する当該折り畳みコンテナの内側の面に設けられた突起部と、
当該折り畳みコンテナの内側の面に設けられ、当該折り畳みコンテナを折り畳んだときに前記突起部を収容する突起収容部と、
を備える折り畳みコンテナ。 - 請求項1に記載の折り畳みコンテナにおいて、
前記突起収容部は、穴であること、
を特徴とする折り畳みコンテナ。 - 請求項1又は請求項2に記載の折り畳みコンテナにおいて、
前記底板及び/又は前記側板は、合成樹脂によって形成されること、
を特徴とする折り畳みコンテナ。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の折り畳みコンテナにおいて、
前記突起部は、前記底板又は前記側板と一体であること、
を特徴とする折り畳みコンテナ。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の折り畳みコンテナにおいて、
前記突起部は、前記底板又は前記側板とは別体であること、
を特徴とする折り畳みコンテナ。 - 底板と、前記底板の周縁に沿って設けられた側板とを有し、外部機器と非接触で通信可能なICタグを外側の面に備え、前記底板及び/又は前記側板は穴を有し、前記側板及び前記底板を互いに折り畳み可能な折り畳みコンテナに装着されるICタグ通信保護部材であって、
前記折り畳みコンテナを折り畳んだときに、前記穴に収容される突起部と、
前記折り畳みコンテナの内側の面に前記突起部を固定する固定手段と、
を備えるICタグ通信保護部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007234134A JP4983499B2 (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | 折り畳みコンテナ、icタグ通信保護部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007234134A JP4983499B2 (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | 折り畳みコンテナ、icタグ通信保護部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009067391A JP2009067391A (ja) | 2009-04-02 |
JP4983499B2 true JP4983499B2 (ja) | 2012-07-25 |
Family
ID=40604078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007234134A Active JP4983499B2 (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | 折り畳みコンテナ、icタグ通信保護部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4983499B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107140282B (zh) * | 2017-06-26 | 2020-03-27 | 上海鸿研物流技术有限公司 | 物流器具及物流器具空满状态识别方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4113510B2 (ja) * | 2004-03-23 | 2008-07-09 | 三甲株式会社 | 折り畳みコンテナー |
JP4809952B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-11-09 | キョーラク株式会社 | コンテナおよびその製造方法 |
JP4569442B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2010-10-27 | 株式会社デンソーウェーブ | コンテナボックス |
JP2007261664A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 輸送用ボックス |
-
2007
- 2007-09-10 JP JP2007234134A patent/JP4983499B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009067391A (ja) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001240046A (ja) | 容器及びその製造方法 | |
JP4790312B2 (ja) | Icタグ付き容器、及びicタグ付き包装体 | |
JP5000326B2 (ja) | Icタグケースの容器に対する取付構造 | |
JP2008087839A (ja) | Icタグを内蔵した合成樹脂パレットとその製造方法、および該パレットを用いたパレット管理システム | |
JP4983499B2 (ja) | 折り畳みコンテナ、icタグ通信保護部材 | |
JP4580568B2 (ja) | 非接触icタグ付き収納箱 | |
US20120255956A1 (en) | Packing Box Having RF Interference Preventing Compartment | |
JP2006327637A (ja) | Icタグ付き容器、及びicタグ付き包装体 | |
JP2009067392A (ja) | 搬送コンテナ、icタグ通信保護部材 | |
JP4063812B2 (ja) | Rfidホルダ | |
JP5360809B2 (ja) | 運搬用容器 | |
JP2006347560A (ja) | パレット | |
KR100779218B1 (ko) | 커버박스를 채용한 포장용 박스 | |
JP7102798B2 (ja) | Icチップ付包装箱およびicチップ付包装箱の積載体形成方法 | |
JP2024098680A (ja) | 電子機器用収納ケース | |
JP2014044607A (ja) | 折りたたみ式容器 | |
JP4913894B2 (ja) | Icタグ付き容器、及びicタグ付き包装体 | |
JP6051755B2 (ja) | アクセサリー型電子マネー媒体用の搬送ケース | |
JP6167507B2 (ja) | Icタグ付き収納袋及び搬送物 | |
KR200468337Y1 (ko) | 수납용 박스 | |
JP7186598B2 (ja) | 個体識別体取り付け方法及び個体識別体を備える物品 | |
KR100997692B1 (ko) | 아이디태그가 구비된 물품운반용 팔레트 | |
JP2006292960A (ja) | 梱包内容確認用ラベルおよびその印字システム | |
JP2009173320A (ja) | 包装体 | |
WO2024090266A1 (ja) | 電子部品収納体及び電子部品収納体梱包体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120327 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120409 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4983499 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511 Year of fee payment: 3 |