JP5360809B2 - 運搬用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、種々の物品の収容、保管等に使用される運搬用容器に関するものであり、特に、運搬用容器内を小分けすることが可能な中仕切り部材を配設することが可能な運搬用容器に関するものである。
従来、運搬用容器内を小分けするために、運搬用容器内に中仕切り部材を配設することができる運搬用容器が、一例として、特許文献1に開示されている。
実開昭54−92821号公報
運搬用容器に収容されている物品の種類や物品の数量等の管理のために、運搬用容器のフランジの中央部等にバーコードやICタグを貼着することが行われている。
また、運搬用容器内に中仕切り部材を配設して、運搬用容器内を小分けし、小分けされた各領域に、それぞれ、別の物品を収容することが行われており、この場合には、小分けされた各領域に収容された物品の種類や物品の数量等の管理のために、小分けされた領域毎に、それぞれ、バーコードやICタグを貼着することになる。
しかしながら、中仕切り部材が配設された運搬用容器の場合には、小分けされた領域毎の物品の種類や物品の数量等の管理のためのバーコードやICタグの他に、中仕切り部材を配設せずに使用されていた運搬用容器に収容されていた物品の種類や物品の数量等の管理のためのバーコードやICタグが残存しており、従って、バーコードやICタグの読み取りミスが発生するという問題があった。
不必要なバーコードやICタグを取り外すことにより、バーコードやICタグの読み取りミスの発生を防止することができるが、バーコードやICタグの取り外し作業に時間と労力を要することになり、また、取り外されたバーコードやICタグを、再度、使用したい場合には、新たに、バーコードやICタグを配設しなければならず、更なる手間がかかることになる。
本発明の目的は、上述した従来の運搬用容器が有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、第1には、中仕切り部材が配設されていない運搬用容器に貼着された収容物品管理部材が、運搬用容器に配設される中仕切り部材により覆われるように構成されているとともに、中仕切り部材により形成される複数の小分け収容空間に収容される物品を管理するための複数の収容物品管理部材が、中仕切り部材に貼着されるように構成したものであり、第2には、中仕切り部材を、仕切り板と、水平板と垂直板とからなる係止部とにより構成したものであり、第3には、運搬用容器のフランジ及び側壁に、中仕切り部材の係止部を構成する水平板と垂直板とが嵌合される凹部を形成したものであり、第4には、中仕切り部材が配設されていない運搬用容器に貼着された収容物品管理部材が、運搬用容器の側壁の内面に貼着されているとともに、中仕切り部材により形成される複数の小分け収容空間に収容される物品を管理するための複数の収容物品管理部材を、仕切板と垂直板とからなる前記中仕切り部材の前記垂直板に貼着したものである。
本発明は、中仕切り部材が配設されていない運搬用容器に貼着された収容物品管理部材が、運搬用容器に配設される中仕切り部材により覆われるように構成されているとともに、中仕切り部材により形成される複数の小分け収容空間に収容される物品を管理するための複数の収容物品管理部材が、中仕切り部材に貼着されるように構成したので、中仕切り部材を配設し、小分けされた運搬用容器の小分け収容空間に収容された、それぞれの物品の種類や物品の数量等を管理するために、収容物品管理部材と、中仕切り部材が配設されていない運搬用容器のフランジに貼着された収容物品管理部材とを読み違えるようなことを防止することができる。
また、中仕切り部材が配設されていない運搬用容器のフランジに貼着された収容物品管理部材は、中仕切り部材により覆われているので、収容物品管理部材を取り外す必要がないので、中仕切り部材を取り外して、再度、中仕切り部材が配設されていない運搬用容器として使用する場合にも、そのまま、収容物品管理部材が貼着された運搬用容器として使用することができるので、収容物品管理部材の取り外し作業や再度の収容物品管理部材の貼着作業を行う必要がないので、収容物品管理部材の取り外し作業や貼着作業に要する時間や労力を省略することができる。
中仕切り部材を、仕切り板と、水平板と垂直板とからなる係止部とにより構成したので、中仕切り部材の運搬用容器への配設作業を、迅速に、且つ、容易に行うことができる。
運搬用容器のフランジ及び側壁に、中仕切り部材の係止部を構成する水平板と垂直板とが嵌合される凹部を形成したので、中仕切り部材と運搬用容器のフランジとを面一にすることができ、従って、中仕切り部材が、運搬用容器の安定した段積みの障害となるようなことがなく、また、運搬用容器に配設された中仕切り部材を構成する垂直板が、側壁の内面から突出し、運搬用容器から、運搬用容器に収容された物品を取り出す際に、物品が、垂直板に引っ掛かり、物品の運搬用容器からの取り出し作業の障害になったり、或いは、物品が、垂直板に引っ掛かり、物品が損傷するようなことを防止することができる。また、中仕切り部材の係止部を構成する垂直板により、運搬用容器の内容積が減るようなことを防止することができる。
中仕切り部材が配設されていない運搬用容器に貼着された収容物品管理部材が、側壁の内面に貼着されているとともに、中仕切り部材により形成される複数の小分け収容空間に収容される物品を管理するための複数の収容物品管理部材を、係止部を構成する水平板が省略された中仕切り部材の垂直板に貼着したので、運搬用容器のフランジの上面に、中仕切り部材を構成する係止部の水平板が嵌合可能な凹部を形成する必要がないので、運搬用容器を、安定した状態で段積みすることができるとともに、運搬用容器を成形するための金型の製作費用を軽減することができる。また、中仕切り部材を構成する係止部の水平板を省略することにより、中仕切り部材の製造コストを低減することができる。
図1は、本発明の運搬用容器の斜視図である。 図2は、本発明の運搬用容器に配設される中仕切り部材の斜視図である。 図3は、中仕切り部材が配設された状態の本発明の運搬用容器の斜視図である。 図4は、本発明の運搬用容器の別の実施例の斜視図である。 図5は、同じく、本発明の運搬用容器の別の実施例の斜視図である。 図6は、図4及び図5に示されている本発明の別の実施例の運搬用容器に配設される中仕切り部材の斜視図である。 図7は、図4及び図5に示されている本発明の別の実施例の運搬用容器に、図6に示されている中仕切り部材が配設された状態の本発明の別の実施例の運搬用容器の斜視図である。 図8は、同じく、図4及び図5に示されている本発明の別の実施例の運搬用容器に、図6に示されている中仕切り部材が配設された状態の本発明の別の実施例の運搬用容器の斜視図である。 図9は、更に別の中仕切り部材が配設された状態の本発明の更に別の運搬用容器の斜視図である。
先ず最初に、図1〜図3を用いて、本発明の実施例について説明する。
図1において、Cは、底部1と、底部1の周縁から立設された側壁2とから構成されている運搬用容器であり、本実施例においては、射出成形等により、一体成形されている。また、本実施例においては、側壁2は、相対する長側壁2aと相対する短側壁2bとから構成されている。3は、側壁2を囲むように、側壁2の上端から外側に延在する水平状のフランジである。なお、長側壁2a側に位置するフランジを、長側壁側フランジと称し、符号3aを付し、また、短側壁2b側に位置するフランジを、短側壁側フランジと称し、符号3bを付す。
相対する長側壁側フランジ3aのうち、一方の長側壁側フランジ3aの上面と長側壁2aの内面とにより形成される角部には、側壁側スリット4が形成されており、また、底部1には、短側壁2bに沿って、所定数の底部側スリット5が形成されている。側壁側スリット4と底部側スリット5とは、平面的に見て、共に、短側壁2bに沿った直線上に位置している。
図2において、Pは、中仕切り部材であり、中仕切り部材Pは、運搬用容器C内を仕切る仕切り板p1を有しており、仕切り板p1は、相対する短側壁2bの内面間の幅と略同じ幅を有しているとともに、運搬用容器Cに配設された際には、フランジ3の上面を越えないように設計されている。
p2は、係止部であり、係止部p2は、帯状水平板p2aと、帯状水平板p2aの長手方向の一方の縁部から下方に略垂直に延在する垂直板p2bとから構成されており、帯状水平板p2aの長手方向は、仕切り板p1に対して、略垂直に配置されているとともに、垂直板p2bも、仕切り板p1に対して、略垂直に配置されている。垂直板p2bに、仕切り板p1の一方の垂直端面が連接されている。帯状水平板p2aの幅(帯状水平板p2aの先端面と垂直板p2bとの距離)W1は、長側壁側フランジ3aの幅(長側壁側フランジ3aの長手方向に対して垂直方向の長さ)W2以下に形成されている。なお、仕切り板p1を、係止部p2を二等分するように、帯状水平板p2aや垂直板p2bの中程に連接することが好ましい。
また、垂直板p2bに連接されていない、もう一方の仕切り板p1の垂直端面の上端部には、上述した長側壁側フランジ3aの上面と長側壁2aの内面とにより形成される角部に形成された側壁側スリット4に挿入される上端角部挿入片p3が、仕切り板p1の上端部を延長することにより形成されている。更に、仕切り板p1の水平下端面には、底部1に形成された底部側スリット5に挿入される下端部挿入片p4が垂設されている。
上述した構成を有する中仕切り部材Pを、運搬用容器Cに配設するには、運搬用容器Cの上方に、仕切り板p1が、短側壁2bに略平行になるように配置された中仕切り部材Pを下降させて、中仕切り部材Pを構成する仕切り板p1と係止部p2の垂直板p2bを、運搬用容器C内に挿入するとともに、中仕切り部材Pを構成する仕切り板p1に形成された上端角部挿入片p3を、運搬用容器Cの長側壁側フランジ3aの上面と長側壁2aの内面とにより形成される角部に形成された側壁側スリット4に挿入し、且つ、中仕切り部材Pの係止部p2を構成する帯状水平板p2aを、運搬用容器Cの長側壁側フランジ3aの上面に載置、或いは、長側壁側フランジ3aの上面に接近して配置し、更に、中仕切り部材Pを構成する仕切り板p1の下端部挿入片p4を、運搬用容器Cの底部1に形成された底部側スリット5に挿入することにより、中仕切り部材Pが、運搬用容器Cに配設されることになる。
上述したように、運搬用容器Cに、中仕切り部材Pを配設することにより、運搬用容器C内には、2つの小分け収容空間A1、A2が形成されることになる。
そして、一方の小分け収容空間A1側に位置する中仕切り部材Pを構成する係止部p2の帯状水平板p2aの上面には、一方の小分け収容空間A1に収容される物品の種類や物品の数量等を管理するために、バーコードやICタグ等のテープ状の収容物品管理部材T1が貼着され、また、もう一方の小分け収容空間A2側に位置する中仕切り部材Pを構成する係止部p2の帯状水平板p2aの上面にも、もう一方の小分け収容空間A2に収容される異なる物品の種類や物品の数量等を管理するために、バーコードやICタグ等のテープ状の収容物品管理部材T2が貼着されることになる。当然のことながら、必要に応じて、一方の小分け収容空間A1側に位置する中仕切り部材Pを構成する垂直板p2bに、一方の小分け収容空間A1に収容される物品の種類や物品の数量等を管理するための収容物品管理部材T1を貼着することもでき、同様に、もう一方の小分け収容空間A2側に位置する中仕切り部材Pを構成する垂直板p2bに、もう一方の小分け収容空間A2に収容される物品の種類や物品の数量等を管理するための収容物品管理部材T2を貼着することもできる。
中仕切り部材Pが配設されていない運搬用容器Cの場合には、図1に示されているように、バーコードやICタグ等のテープ状の収容物品管理部材T3は、通常、運搬用容器Cの長側壁側フランジ3aの略中央部に貼着されているが、このように、運搬用容器Cの長側壁側フランジ3aの略中央部に貼着されている収容物品管理部材T3は、運搬用容器Cに配設される中仕切り部材Pを構成する係止部p2の帯状水平板p2aにより覆われるように構成されている。また、収容物品管理部材T3が、運搬用容器Cの長側壁2aの内面に貼着されている場合には、収容物品管理部材T3は、運搬用容器Cに配設される中仕切り部材Pを構成する係止部p2の垂直板p2bにより覆われるように構成されている。
上述したように、運搬用容器Cに、中仕切り部材Pを配設した際には、中仕切り部材Pが配設されていない運搬用容器Cの一方の長側壁側フランジ3aの上面に貼着された収容物品管理部材T3が、中仕切り部材Pを構成する係止部p2の帯状水平板p2aにより覆われるように構成されているので、中仕切り部材Pを配設し、小分けされた運搬用容器Cの小分け収容空間A1、A2に収容された、それぞれの物品の種類や物品の数量等を管理するために、収容物品管理部材T1、T2と、中仕切り部材Pが配設されていない運搬用容器Cの一方の長側壁側フランジ3aの上面に貼着された収容物品管理部材T3とを読み違えるようなことを防止することができる。
また、中仕切り部材Pが配設されていない運搬用容器Cの長側壁側フランジ3aの上面に貼着された収容物品管理部材T3は、中仕切り部材Pにより覆われているので、収容物品管理部材T3を取り外す必要がないので、中仕切り部材Pを取り外して、再度、中仕切り部材Pが配設されていない運搬用容器Cとして使用する場合にも、そのまま、収容物品管理部材T3が貼着された運搬用容器Cとして使用することができるので、収容物品管理部材T3の取り外し作業や再度の収容物品管理部材T3の貼着作業を行う必要がないので、収容物品管理部材T3の取り外し作業や貼着作業に要する時間や労力を省略することができる。
なお、上述した実施例には、短側壁2bに沿って配設された1つの中仕切り部材Pにより、運搬用容器Cを、一方の小分け収容空間A1ともう一方の小分け収容空間A2との2つに小分けした例が示されているが、短側壁2bに沿って、2個以上の中仕切り部材Pを配設し、3個以上の小分け収容空間に小分けすることもできる。また、長側壁2aに沿って、1つ以上の中仕切り部材Pを配設し、運搬用容器C内に、小分け収容空間を形成することもでき、更には、短側壁2bに沿って配設された中仕切り部材Pと長側壁2aに沿って配設された中仕切り部材Pとにより、小分け収容空間を形成することもできる。
図4〜図8に示されている実施例は、運搬用容器Cの長側壁側フランジ3aの上面に、中仕切り部材Pを構成する係止部p2の帯状水平板p2aが嵌合可能な上部凹部6を形成するとともに、運搬用容器Cの長側壁2aの内面に、中仕切り部材Pを構成する垂直板p2bが嵌合可能な側部凹部7を形成したものである。そして、上述したように、運搬用容器Cに、中仕切り部材Pを配設した際には、中仕切り部材Pを構成する係止部p2の帯状水平板p2aの上面と運搬用容器Cの長側壁側フランジ3aの上面とが略面一になるように構成されているとともに、中仕切り部材Pを構成する垂直板p2bの運搬用容器C側の内面と長側壁2aの内面とが略面一になるように構成されている。
従って、運搬用容器Cを段積みした際に、運搬用容器Cに配設された中仕切り部材Pを構成する係止部p2の帯状水平板p2aが、上述した実施例のように、一方の長側壁側フランジ3aの上面から突出し、段積みされた運搬用容器Cが傾斜するようなことがなく、従って、安定した状態に、運搬用容器Cを段積みすることができる。また、中仕切り部材Pを構成する垂直板p2bの運搬用容器C側の内面と長側壁2aの内面とが略面一になるように構成されているので、上述した実施例のように、運搬用容器Cに配設された中仕切り部材Pを構成する垂直板p2bが、長側壁2aの内面から突出し、運搬用容器Cから、運搬用容器Cに収容された物品を取り出す際に、物品が、垂直板p2bに引っ掛かり、物品の運搬用容器Cからの取り出し作業の障害になったり、或いは、物品が、垂直板p2bに引っ掛かり、物品が損傷するようなことを防止することができる。
p5は、中仕切り部材Pを構成する係止部p2の帯状水平板p2aと垂直板p2bとにより形成される隅部の両端に形成された、一対の隅部挿入片である。また、運搬用容器Cの上部凹部6を形成する上面と側部凹部7を形成する運搬用容器C側の内面とにより形成される上端角部には、隅部挿入片p5が挿入される、隅部挿入片用スリット8が形成されている。そして、中仕切り部材Pを、運搬用容器Cに配設した際に、中仕切り部材Pに形成された隅部挿入片p5が、運搬用容器Cに形成された隅部挿入片用スリット8に挿入されるように構成されている。このように構成することにより、中仕切り部材Pを、安定した状態で、運搬用容器Cに配設することができる。
図9に示されている実施例は、図1〜図3に示されている実施例の中仕切り部材Pにおいて、係止部p2を構成する帯状水平板p2aを省略し、中仕切り部材Pを、仕切り板p1と垂直板p2bとにより構成したものである。また、側壁側スリット4を、相対する長側壁側フランジ3aのうちの、もう一方の長側壁側フランジ3aの上面と長側壁2aの内面とにより形成される角部にも、形成したものであり、これに対応して、中仕切り部材Pの垂直板p2bの外面(仕切り板p1が連接されている内面と反対側の面)の中央部上端にも、もう一方の長側壁側フランジ3aの上面と長側壁2aの内面とにより形成される角部に形成された側壁側スリット4に挿入される上端角部挿入片p3が形成されている。この実施例においては、運搬用容器Cの一方の小分け収容空間A1に収容される物品の種類や物品の数量等を管理するための収容物品管理部材T1は、運搬用容器Cの一方の小分け収容空間A1側に位置する垂直板p2bに貼着され、また、運搬用容器Cのもう一方の小分け収容空間A2に収容される物品の種類や物品の数量等を管理するための収容物品管理部材T2は、運搬用容器Cのもう一方の小分け収容空間A2側に位置する垂直板p2bに貼着されることになる。
上述したように構成することにより、図4〜図8に示されている実施例のように、運搬用容器Cの長側壁側フランジ3aの上面に、中仕切り部材Pを構成する係止部p2の帯状水平板p2aが嵌合可能な上部凹部6を形成したので、運搬用容器Cを、安定した状態で段積みすることができるとともに、運搬用容器Cを成形するための金型の製作費用を軽減することができる。なお、この実施例においては、中仕切り部材Pが配設されていない運搬用容器Cに貼着される収容物品管理部材T3が、運搬用容器Cに配設される中仕切り部材Pの垂直板p2bにより覆われるように、収容物品管理部材T3は、長側壁2aの内面の適当な位置に貼着されることになる。
なお、収容物品管理部材T1〜T3として、ICタグを使用した場合には、それぞれのICタグを、誤って読み取る恐れがあるので、異なる周波数でのICタグの管理が必要になる。また、中仕切り部材Pが配設された際に、中仕切り部材Pが配設されていない運搬用容器Cに貼着される収容物品管理部材T3を、リーダーが読み取らないように、収容物品管理部材T3が位置する中仕切り部材Pの領域に、電波遮蔽板や電波吸収体を配設することが好ましい。このように構成することにより、収容物品管理部材T1、T2と、中仕切り部材Pが配設されていない運搬用容器Cの一方の長側壁側フランジ3aの上面に貼着された収容物品管理部材T3とを読み違えるようなことを防止することができる。
また、上述した実施例には、一体成形された、折り畳み不可能な運搬用容器Cが示されているが、上述した本発明の構成を、折り畳みコンテナーに適用することもできる。
C・・・・・・・・・・・運搬用容器
P・・・・・・・・・・・中仕切り部材
p1・・・・・・・・・・仕切り板
p2・・・・・・・・・・係止部
T1〜T3 ・・・・・・収容物品管理部材
1・・・・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・・・・側壁
3・・・・・・・・・・・フランジ

Claims (4)

  1. 中仕切り部材が配設されていない運搬用容器に貼着された収容物品管理部材が、前記運搬用容器に配設される中仕切り部材により覆われるように構成されているとともに、前記中仕切り部材により形成される複数の小分け収容空間に収容される物品を管理するための複数の収容物品管理部材が、前記中仕切り部材に貼着されるように構成されていることを特徴とする運搬用容器。
  2. 前記中仕切り部材が、仕切り板と、水平板と垂直板とからなる係止部とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の運搬用容器。
  3. 前記運搬用容器のフランジ及び側壁に、前記中仕切り部材の係止部を構成する水平板と垂直板とが嵌合される凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の運搬用容器。
  4. 前記中仕切り部材が配設されていない運搬用容器に貼着された収容物品管理部材が、前記運搬用容器の側壁の内面に貼着されているとともに、前記中仕切り部材により形成される複数の小分け収容空間に収容される物品を管理するための複数の収容物品管理部材が、仕切板と垂直板とからなる前記中仕切り部材の前記垂直板に貼着されていることを特徴とする請求項1に記載の運搬用容器。
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