JP2009066960A - 筆記具 - Google Patents

筆記具 Download PDF

Info

Publication number
JP2009066960A
JP2009066960A JP2007238943A JP2007238943A JP2009066960A JP 2009066960 A JP2009066960 A JP 2009066960A JP 2007238943 A JP2007238943 A JP 2007238943A JP 2007238943 A JP2007238943 A JP 2007238943A JP 2009066960 A JP2009066960 A JP 2009066960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
core
tip
bush
lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007238943A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Shima
剛彦 島
Tsuneto Hashimoto
経人 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micro Co Ltd
Original Assignee
Micro Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Micro Co Ltd filed Critical Micro Co Ltd
Priority to JP2007238943A priority Critical patent/JP2009066960A/ja
Publication of JP2009066960A publication Critical patent/JP2009066960A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

【課題】
金属材料製の口金に芯保護パイプを圧入する構造の筆記具において、芯の外径に応じて内径及び外径を変化させた芯保護パイプを使用する場合であっても、共通の口金を使用することができるようにした筆記具を提供する。
【解決手段】
芯繰出機構2を収納した軸筒1の先端には、金属材料製の口金3が設けられ、芯15を保持する芯保護パイプ4も金属材料で作られている。この芯保持パイプ4は合成樹脂製の先端ブッシュ5に挿入され、該先端ブッシュ5を介して口金3に固定される。また、この先端ブッシュ5には、芯保持部17が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノック式シャープペンシル、サイドノック式シャープペンシル、自動繰出式シャープペンシルその他鉛芯を繰り出して使用する筆記具に関する。
従来の筆記具は、例えば図6に示すように、軸筒31の内部にノック式等の芯繰出機構32を収納し、ノック操作により前方に繰り出された芯33をゴム材料等で作成された芯保持部材(ブレーカー)34で摩擦的に保持し、順次繰り出された芯を口金35の先端の芯保護パイプ36で保護してその先端から突出させるよう構成されている。この芯保護パイプは、芯の外径に応じて内径の相違するパイプが用意され、このパイプを上記口金の先端に圧入している。該圧入に際し、上記口金が合成樹脂材料で作られている場合には、芯保護パイプの外径が多少相違していても、圧入が可能であり、またインサート成形等により対応することも可能であるが、上記口金と上記芯保護パイプを金属材料で作る場合には、外径の相違する芯保護パイプに応じて上記口金に形成する嵌着孔の内径も変更する必要があった。そのため、複数種の口金を用意しなければならず、口金を共通化することができないので、経済的ではなかった。また、極細の芯の場合には、上記口金に形成する嵌着孔を極めて小さい内径、例えば内径約1.00mm以下に形成しなければならず、加工も非常に面倒であった。そのような問題を解決するため、芯保護パイプを形状記憶合金で形成し、これを上記嵌着孔に嵌着してから復元させて固定する方法が提案されているが(例えば、特許文献1参照)、このような方法では、特殊な材料を用いたり、熱処理をしなければならないから、経済的ではない。
特開昭62−199495(特許請求の範囲、従来技術の欄、問題を解決するための手段の欄)
本発明が解決しようとする課題は、上記のように口金と芯保護パイプを金属材料で形成した芯繰出式の筆記具において、該口金を共通化することができ、経済的で、加工性に優れた筆記具を提供することである。さらに、芯繰出機構から繰り出された芯を摩擦的に保持する芯保持部材を簡単に組み込むことことができるようにした上記筆記具を提供することである。
本発明によれば、芯繰出機構を収納した軸筒の先端部に口金を設け、該口金に芯を保護する芯保護パイプを固着した筆記具において、上記口金と上記芯保護パイプは金属材料で構成され、該口金に形成した嵌着孔に合成樹脂材料製の先端ブッシュを嵌着し、該先端ブッシュに上記芯保護パイプを圧入して固定したことを特徴とする筆記具が提供され、上記課題が解決される。
また、本発明によれば、上記先端ブッシュには、芯を摩擦的に保持する芯保持部が形成され、上記嵌着孔に挿入した際に上記口金の先端及び該口金の内方段部に係合する係合片が形成された上記筆記具が提供され、上記課題が解決される。
本発明は、上記のように構成され、金属材料製の口金と芯保護パイプを有する筆記具において、該口金に形成した嵌着孔に合成樹脂製の先端ブッシュを嵌着し、該先端ブッシュに金属材料製の上記芯保護パイプを圧入して固定するようにしたので、該芯保護パイプの外径が変化しても先端ブッシュの内径を変化させるだけで該先端ブッシュの外径は同一のままでよく、上記口金としては芯径にかかわらず共通の嵌着孔を有する口金を使用することができるから経済的である。また、上記先端ブッシュの外径は、上記芯保護パイプの外径よりも太いから、上記口金に形成する嵌着孔の内径をある程度太くすることができ、加工性が著しく向上する。
また、上記先端ブッシュを製造する際、該先端ブッシュに上記芯繰出機構の芯保持部を形成すれば、構成部品が減り、その上製造工程も簡単になるので、非常に経済的である。さらに、上記先端ブッシュに係合片を設け、上記口金の先端部と内方段部に係合するようにすれば、該先端ブッシュは上記口金内の定位置に確実に固定され、移動しないから、芯の繰出も安定する。
本発明は、種々の芯繰出機構を有する筆記具に適用することができるが、図1には本発明をノック式の芯繰出機構を備えたシャープペンシルに適用した実施例が示されている。図に示すように、軸筒1の内部には、チャックやクラッチを有する芯繰出機構2が収納され、該軸筒1の先端には口金3が設けられている。該口金3と芯保護パイプ4は、ステンレスパイプ等の金属材料で構成され、下記するように、合成樹脂材料製の先端ブッシュ5を介して口金3に芯保護パイプ4が固定されている。
図2に示すように、金属材料製の口金3には嵌着孔6が形成され、先端部に当接面7が設けられ、内方に内方段部8が形成されている。図において、この内方段部8の前方には、該前方に向かって傾斜する案内面9が設けられている。上記先端ブッシュ5は、硬質または軟質の合成樹脂材料で作られ、前方には上記口金3に装着した際上記当接面7に係合する前方係合片10が形成され、後方には上記内方段部8に係合する内方係合片11が設けられ、該内方係合片11の後端には、後方に向かって緩やかに傾斜する傾斜面12が形成されている。該先端ブッシュ5は、前部に上記芯保護パイプ4を固着するための挿通孔13が設けられ、中間部14は芯15の外径より太く形成されている。図に示す実施例において、該先端ブッシュ5の後部には、傾斜面16を有し芯15を摩擦的に保持する芯保持部17が設けられている。従来のいわゆるブレーカーゴム(図5参照)で該芯保持部17を形成する場合には、該先端ブッシュ5の全体を適宜の有弾性プラスチック材料で作ったり、芯保持部だけを二色成形またはインサート成形の要領により有弾性プラスチック材料で作ることができる。なお、上記芯保持部は、図3に示すように、合成樹脂製の先端ブッシュ41の後端に取付孔42を設け、該取付孔42にゴム材料等で別体に形成した芯保持部材43を装着固定してもよいし、いわゆるブレーカーレスタイプの芯保持部のような構造に形成することもできる。
上記口金3の嵌着孔6の先端から上記先端ブッシュ5を挿入すると、該先端ブッシュ5の傾斜面12は該口金3の案内面9に摺接しながら上記内方段部8の下に潜り込むようにして進行し、該内方段部8に内方係合片11が係合する。それと同時に、上記当接面7に上記前方係合片10が係合し、先端ブッシュ5は、口金3に確実に固定される。上記芯保護パイプ4は、先端ブッシュ5の挿通孔13に予め圧入しておけばよい。芯径に応じて外径の異なる芯保護パイプを先端ブッシュに装着する場合には、上記挿通孔13の内径を変更するだけでよく、上記口金3の嵌着孔6は変更する必要がなく、同じ口金を用いればよい。
図4は、スリットを設けて弾性的に芯を保持するようにしたいわゆるブレーカーレスタイプの芯保持部18を形成した実施例を示し、合成樹脂材料製の先端ブッシュ19の後部にスリット20と、金属材料で作られた口金21の内方段部22に係合可能な係合爪23を設け、中間部に嵌着孔24に弾性的に内接するよう微小突起25を突設してある。このような構成にすれば、金属材料で作られた芯保護パイプ26を上記実施例とほぼ同様に先端ブッシュ19に取り付け、この先端ブッシュ19を、口金21に形成された嵌着孔24の先端から挿入すると、上記スリット20が内方に撓みながら進行し、前方係合片27が口金21の当接面28に係合したとき、上記係合爪23が口金21の上記内方段部22に係合し、該先端ブッシュ19は該口金21に確実に固定される(図5)。この状態において上記スリット20は開口状態に復元しているから、公知のように芯繰出機構により繰り出されてきた芯を弾性的に挟持することができる。この場合も、芯保護パイプ26の外径に応じて上記先端ブッシュ19の上記挿通孔の内径を変更すれば、同じ口金を用いることができる。
本発明の一実施例を示す断面図である。 図1の一部の拡大説明図である。 他の実施例を示す説明図である。 他の実施例を示す説明図である。 図4に示す口金の断面図である。 従来の筆記具の口金部分の一例を示す断面図である。
符号の説明
1 軸筒
2 芯繰出機構
3、21 口金
4、26 芯保護パイプ
5、19、41 先端ブッシュ
6、24 嵌着孔
17、18 芯保持部

Claims (3)

  1. 芯繰出機構を収納した軸筒の先端部に口金を設け、該口金に芯を保護する芯保護パイプを固着した筆記具において、上記口金と上記芯保護パイプは金属材料で構成され、該口金に形成した嵌着孔に合成樹脂材料製の先端ブッシュを嵌着し、該先端ブッシュに上記芯保護パイプを圧入して固定したことを特徴とする筆記具。
  2. 上記先端ブッシュには、芯を摩擦的に保持する芯保持部が形成されている請求項1に記載の筆記具。
  3. 上記先端ブッシュには、上記嵌着孔に挿入した際に上記口金の先端及び該口金の内方段部に係合する係合片が形成されている請求項1または2に記載の筆記具。
JP2007238943A 2007-09-14 2007-09-14 筆記具 Pending JP2009066960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238943A JP2009066960A (ja) 2007-09-14 2007-09-14 筆記具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007238943A JP2009066960A (ja) 2007-09-14 2007-09-14 筆記具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009066960A true JP2009066960A (ja) 2009-04-02

Family

ID=40603735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007238943A Pending JP2009066960A (ja) 2007-09-14 2007-09-14 筆記具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009066960A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131215A (ja) * 2010-10-20 2012-07-12 Pentel Corp シャープペンシル

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852958Y2 (ja) * 1980-07-21 1983-12-02 株式会社寿 シヤ−プペンシル
JPH039883U (ja) * 1989-06-15 1991-01-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852958Y2 (ja) * 1980-07-21 1983-12-02 株式会社寿 シヤ−プペンシル
JPH039883U (ja) * 1989-06-15 1991-01-30

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012131215A (ja) * 2010-10-20 2012-07-12 Pentel Corp シャープペンシル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007021966A (ja) 自動式シャープペンシル及びその組立方法
JP3121560U (ja) タッチペン
JP2009066960A (ja) 筆記具
JP4952117B2 (ja) クリップの軸筒への取り付け構造
JP5750886B2 (ja) シャープペンシル
JP2010125754A (ja) 筆記具用ホルダー
JP2006231815A (ja) シャープペンシル
JP2019195969A (ja) 芯折れ防止機構付き筆記具
JP7255857B2 (ja) 芯折れ防止機構付きシャープペンシル
JP4971038B2 (ja) シャープペンシル
JP2009061630A (ja) 筆記具の軸筒構造
JP2001287495A (ja) 筆記具
JP2006212942A (ja) シャープペンシル
JP2022070405A (ja) 芯折れ防止機構付きシャープペンシル
JP2005131968A (ja) 軸の連結構造
JP2016043499A (ja) 筆記具
JP2016159555A (ja) 筆記具用部品の接続構造及び該接続構造を具備した筆記具並びに該筆記具の製造方法
JPH09131996A (ja) 消しゴム繰出装置付サイドノック式シャープペンシル
JP2007301914A (ja) ノック式シャープペンシル
JP4855344B2 (ja) 筆記具
JP3890784B2 (ja) クリップ取り付け構造
JP2004058522A (ja) 筆記具
JP2005119053A (ja) 筆記具
JP2008126594A (ja) 出没式複合筆記具
JP2010149455A (ja) キャップ嵌合構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100813

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A02 Decision of refusal

Effective date: 20121002

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02