JP4855344B2 - 筆記具 - Google Patents

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Description

本発明は、軸筒の把持部にグリップを装着するとともに、先部材に先カバーを装着した筆記具に関する。
従来から、軸筒の把持部分にグリップ部を被覆し、かつ、口金(先部材に相当)の外周に弾性を有する滑り止め部材(先カバーに相当)を前記グリップ部と離れた位置に設けた筆記具が知られている。(特許文献1参照)
また、口金(先部材に相当)の後端面とグリップ部材の先端面との接触面積を減少させて口金の締め不足を解消した筆記具が知られている。(特許文献2参照)
特開2005−7584号公報 特開2002−219896号公報
しかし、特許文献1に記載された筆記具は、滑り止め部材とグリップ部が離間されているので、この離間した部分に指が接触すると、凹凸や材質の違いを指が感じて非常に把持しにくいものであった。
また、特許文献2に記載された筆記具は、口金を覆うように装着される先カバーがなく、先部材を把持して筆記した場合には滑り止め効果が期待できないものである。
更に、単に先部材に先カバーを装着し、この先カバーの後端とグリップの前端とを接触させた場合には、先カバーの後端とグリップの前端が圧接されて、口金の締め不足が発生するとかグリップがねじれてしまうといった問題が発生した。
本発明は、上記問題点を解消するために、先部材に弾性体からなる先カバーを装着し、この先カバーの後端がグリップの前端に接触した場合でも、先部材の締め不足を解消するとともにグリップがねじれてしまう恐れもない筆記具を提供することを目的とするものである。
本発明は、軸筒と、軸筒の前部に着脱可能に螺合される先部材と、弾性体からなり先部材を覆うように装着される先カバーと、弾性体からなり軸筒の把持部に装着されるグリップとからなる筆記具であって、先カバーを前方に向かって縮径させ、この先カバーの後端に前記グリップの前端を接触させるとともに、先部材の後端に外鍔を形成し、この先部材の後端面に後方に向かって突出する外側突部を形成し、外側突部をグリップの内端面に圧接したことを第1の要旨とする。
また、軸筒と、軸筒の前部に着脱可能に螺合される先部材と、弾性体からなり先部材を覆うように装着される先カバーと、弾性体からなり軸筒の把持部に装着されるグリップとからなる筆記具であって、先部材の後端に外鍔を形成し、この先部材の後端面に後方に向かって突出する外側突部を形成し、かつ、先カバーを前方に向かって縮径させるとともに、先カバーの後端が前記先部材の外側突部より後方に突出させて形成し、前記先部材の外側突部をグリップの前端面に圧接し、尚且つ、先カバーの後端がグリップの前端面に接触したことを第2の要旨とする。
更に、先カバーに前部内鍔と後部内鍔を形成するとともに、先部材に前部凹溝と後部凹溝を形成し、先部材の前部凹溝に先カバーの前部内鍔を係合し、かつ、先部材の後部凹溝に先カバーの後部内鍔を係合したことを第3の要旨とする。
請求項1及び2記載の発明は、先部材に先カバーが装着されるとともに、先カバーの後端とグリップの前端が接触しているので、先端部分を把持して筆記を行っても滑り止め効果が得られて快適な筆記が行われるものである。また、先部材に外鍔を形成することにより先カバーとグリップの接触面積が少なくなるとともに、先部材の外側突部により先部材とグリップの接触面積が少なくなるので、先部材が軽い力で螺合でき、先部材の締め不足がなくなるとともにグリップがねじれてしまう心配もなくなるものである。
請求項3記載の発明は、先カバーを把持して筆記を行った時に、先カバーが強固に先部材に装着されるので、先カバーが前方に外れてしまう恐れがなくなるものである。
先部材に装着される先カバーとグリップが接触可能で、かつ、先部材が軽い力で軸筒に螺合できる筆記具を実現した。
図1に示した実施例1は、筆記具を振出式シャープペンシルで説明するものである。尚、図1の左側を前方とし右側を後方とする。先ず、黄銅等からなる金属製のチャック1の後部にポリアセタール製のコネクター2を圧入固着する。このコネクター2には、略中間部に鍔部2Aを形成し、後部に前方面が垂直で後方面が傾斜した外鍔2Bを2個形成する。このコネクター2の後部をポリプロピレン製のパイプ材からなる芯タンク3の前部に圧入固着する。
更に、チャック1の頭部1Aには締具4が外嵌され、締具4を受け止める連結具5とコネクター2の間にスプリング6が張架される。
軸筒7の前部には細径孔7Aが形成され、この細径孔7A内を芯タンク3及びコネクター2が挿通可能に構成する。この軸筒7の把持部7Bには滑り止め用のグリップ8が装着され、このグリップ8はシリコンゴム等の弾性体で構成される。また、グリップ8は前端からわずかに切り欠かれて内端面8Aが形成される。しかも、グリップ8の外形は、先端部から徐々に縮径し、かつ、後端に向かって徐々に拡径する円弧状に形成される。
先部材9には、芯10を適度の力で保持するゴム等の弾性体で構成された芯ホルダー11が内蔵されるとともに、先部材9の外形が前方に向かうに従って縮径した略円錐状に形成されている。しかも、先部材9の外周面には先カバー12を装着するための前部係止溝9Aと後部係止溝9Bが形成されている。更に、先部材9の後端には外鍔9Cが形成され、この外鍔9Cの後端面には後方に向かって突出する外側突部9Dと内側突部9Eが形成され、グリップ8との接触面積を少なくしている。
先カバー12は、前述したグリップ8と同じ弾性体で形成されており、先部材9の先端部を除く外周面のほぼ全体を覆うように装着される。かかる先カバー12は、前方に向かって縮径され、かつ、前端部に前部内鍔12Aが形成されるとともに、後端部に後部内鍔12Bが形成される。前記先カバー12の前部内鍔12Aが先部材9の前部係止溝9Aに係合されるとともに、先カバー12の後部内鍔12Bが先部材9の後部係止溝9Bに係合されている。
前記軸筒7の前方より芯タンク3を挿入するとともに、軸筒7の前部に先部材9を着脱可能に螺合する。この軸筒7の前端と先部材9の内段9Fにより前述した連結具5を挾持する。また、先部材9の後端面には外側突部9Dと内側突部9Eが形成されているので、先部材9を螺合する時、内側突部9Eが軸筒7の段部7Cに当接されて先部材9の螺合が止められる。また、先部材9の外側突部9Dがグリップ8の内端面8Aに接触するので、先部材9とグリップ8の接触面積は少なくなる。更に、先部材9の後端には外鍔9Cが形成されているので、この外鍔9Cにより先カバー12の後端とグリップ8の前端との接触面積は極わずかとなる。したがって、先カバー12の後端とグリップ8の前端及び先部材9の外側突部9Dとグリップ8の内端面8Aの接触面積は極わずかとなるので、先部材9を軸筒7に螺合する時の先部材9及び先カバー12とグリップ8の摩擦抵抗は少なく、先部材9を軽い力で螺合できる。したがって、先部材9の締め不足がなくなるとともにグリップ8がねじれてしまう恐れもなくなるものである。更に、筆記する時に、グリップ8部分のみではなく先カバー12を把持して筆記した場合でも滑り止め効果が期待できる。
金属製の重量体13は筒状に構成され、この重量体13を前記軸筒7の後端より開口された内孔7Dに摺動可能に内蔵する。この重量体13の貫通孔に前記芯タンク3が挿通される。
以上説明した振出式シャープペンシルは、指でグリップ8や先カバー12を把持して筆記が行われる。また、芯10を繰り出すために軸筒7を振ると、重量体13に慣性力が働き、重量体13がコネクター2の鍔部2Aに当接する。すると、コネクター2とともにチャック1及び芯タンク3も前進し一定量芯10が繰り出される。
また、先部材9内に折損芯が発生した場合には、先部材9を外して折損芯を排除する。その後、先部材9を軸筒7に螺合する。したがって、シャープペンシルの場合は先部材9の着脱が頻繁に行われるので、先部材9が軽い力で螺合できる事が特に好ましい。
図2に示した実施例2は、実施例1と同様筆記具を振出式シャープペンシルで説明するものである。尚、図1と同一の部材は同一の符号を付してその説明は省略する。
軸筒7の把持部7Bに装着される滑り止め用のグリップ108は、前端面108Bが平坦に構成される。
また、先カバー112は、前述したグリップ108と同じ弾性体で形成され、かつ、前方に向かって縮径されて形成される。更に、先カバー112の前端部に前部内鍔112Aが形成されるとともに、後部に後部内鍔112Bが形成される。更に、先カバー112には、後部内鍔112Bより後方に突出した後端部112Cが形成される。
前記先カバー112は、先部材9の先端部を除く外周面のほぼ全体を覆うように装着され、前記前部内鍔112Aが前部係止溝9Aに係合されるとともに後部内鍔112Bが後部係止溝9Bに係合される。また、先部材9の外鍔9C部分には先カバー112の後端部112Cが被さり、外側突部9Dよりわずかに後方に突出している。
この先部材9を軸筒7の前部に着脱可能に螺合し、軸筒7の前端と先部材9の内段9Fにより連結具5を挾持する。また、先部材9の後端面には外側突部9Dと内側突部9Eが形成されているので、先部材9を螺合する時、内側突部9Eが軸筒7の段部7Cに当接されて先部材9の螺合が止められる。また、先部材9の外側突部9Dがグリップ108の前端面108Bに接触するので、先部材9とグリップ108の接触面積は少なくなる。更に、先部材9の後端には外鍔9Cが形成されているので、この外鍔9Cにより先カバー112の後端とグリップ108の前端面108Bとの接触面積は極わずかとなる。
先カバー112の後端とグリップ108の前端面108B、及び先部材9の外側突部9Dとグリップ108の前端面108Bの接触面積が極わずかになると、先部材9を軸筒7に螺合する時の先部材9及び先カバー112とグリップ108の摩擦抵抗は少なくなり、先部材9を軽い力で螺合できる。したがって、先部材9の締め不足がなくなるとともにグリップ108がねじれてしまう恐れもなくなるものである。更に、筆記時に、グリップ108部分のみではなく先カバー112を把持して筆記した場合でも滑り止め効果が期待できる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、筆記具としては、振出式シャープペンシルの他に、ノック式シャープペンシルやノック式ボールペン等に利用可能である。また、軸筒は胴や鞘といった2個以上の部品を螺合や嵌合等によって一体に構成しても良い。更に、先部材の螺合を止める手段としては、先部材の内側突部を軸筒の段部に当接する以外に先部材の内段を連結具に当接しても良い。
先端部分を把持しても滑り止め効果が得られる筆記具に適用できる。
本発明の実施例1の筆記具を示す主要部断面図である。(実施例1) 本発明の実施例2の筆記具を示す主要部断面図である。(実施例2)
符号の説明
7 軸筒
7B 軸筒7の把持部
7C 軸筒7の段部
8 グリップ
8A グリップ8の内端面
9 先部材
9C 先部材9の外鍔
9D 先部材9の外側突部
9E 先部材9の内側突部
12 先カバー
108 グリップ
108B グリップ108の前端面

Claims (3)

  1. 軸筒と、軸筒の前部に着脱可能に螺合される先部材と、弾性体からなり先部材を覆うように装着される先カバーと、弾性体からなり軸筒の把持部に装着されるグリップとからなる筆記具であって、先カバーを前方に向かって縮径させ、この先カバーの後端に前記グリップの前端を接触させるとともに、先部材の後端に外鍔を形成し、この先部材の後端面に後方に向かって突出する外側突部を形成し、外側突部をグリップの内端面に圧接したことを特徴とする筆記具。
  2. 軸筒と、軸筒の前部に着脱可能に螺合される先部材と、弾性体からなり先部材を覆うように装着される先カバーと、弾性体からなり軸筒の把持部に装着されるグリップとからなる筆記具であって、先部材の後端に外鍔を形成し、この先部材の後端面に後方に向かって突出する外側突部を形成し、かつ、先カバーを前方に向かって縮径させるとともに、先カバーの後端が前記先部材の外側突部より後方に突出させて形成し、前記先部材の外側突部をグリップの前端面に圧接し、尚且つ、先カバーの後端がグリップの前端面に接触したことを特徴とする筆記具。
  3. 先カバーに前部内鍔と後部内鍔を形成するとともに、先部材に前部凹溝と後部凹溝を形成し、先部材の前部凹溝に先カバーの前部内鍔を係合し、かつ、先部材の後部凹溝に先カバーの後部内鍔を係合したことを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具。
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