JP2000052683A - グリップゴムを軸に装着した筆記具 - Google Patents
グリップゴムを軸に装着した筆記具Info
- Publication number
- JP2000052683A JP2000052683A JP10233527A JP23352798A JP2000052683A JP 2000052683 A JP2000052683 A JP 2000052683A JP 10233527 A JP10233527 A JP 10233527A JP 23352798 A JP23352798 A JP 23352798A JP 2000052683 A JP2000052683 A JP 2000052683A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- base
- grip rubber
- barrel
- reduced diameter
- Prior art date
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- Pending
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 筆記時にかかる繰り返しの圧力や振動によっ
て口金が弛緩するのを防止できる筆記具を提供する。 【解決手段】 軸１の前端部に外径を縮小してその外周
部をグリップゴム８で被覆する縮径部２を設けるととも
に、その縮径部２の前端に更に外径を縮小した雄ネジ部
３を設け、又、軸１の前端に接続する口金４の後端部に
外径が軸１の縮径部２とほぼ同一でその内面に雌ネジ部
７を形成した接続筒部６を設け、口金４の接続筒部６に
軸１の雄ネジ部３を挿入してその雄ネジ部３を雌ネジ部
７に螺着するとともに、軸１の縮径部２を被覆したグリ
ップゴム８の前端部で口金４の接続筒部６の外周部も被
覆したことを特徴とする。
て口金が弛緩するのを防止できる筆記具を提供する。 【解決手段】 軸１の前端部に外径を縮小してその外周
部をグリップゴム８で被覆する縮径部２を設けるととも
に、その縮径部２の前端に更に外径を縮小した雄ネジ部
３を設け、又、軸１の前端に接続する口金４の後端部に
外径が軸１の縮径部２とほぼ同一でその内面に雌ネジ部
７を形成した接続筒部６を設け、口金４の接続筒部６に
軸１の雄ネジ部３を挿入してその雄ネジ部３を雌ネジ部
７に螺着するとともに、軸１の縮径部２を被覆したグリ
ップゴム８の前端部で口金４の接続筒部６の外周部も被
覆したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はボールペンやシャー
プペンシル等の筆記具、特に、その軸にグリップゴムを
装着した筆記具に関する。
プペンシル等の筆記具、特に、その軸にグリップゴムを
装着した筆記具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、図２に示すように、軸１０の前端
部に外径を縮小した縮径部１２を設けてその外周部をグ
リップゴム１１で被覆し、軸１０の前端部に螺着した口
金１３の鍔部１４をグリップゴム１２の前端面に当接さ
せた構造の筆記具が公知になっている。
部に外径を縮小した縮径部１２を設けてその外周部をグ
リップゴム１１で被覆し、軸１０の前端部に螺着した口
金１３の鍔部１４をグリップゴム１２の前端面に当接さ
せた構造の筆記具が公知になっている。
【０００３】上記のように口金１３がネジで軸１０に接
続されている筆記具は、グリップゴム１１のあるなしに
関わらず、口金１３が筆記時にかかる繰り返しの圧力や
振動によって弛緩しやすく、弛緩すると芯が折れて筆記
できなくなるという問題がある。
続されている筆記具は、グリップゴム１１のあるなしに
関わらず、口金１３が筆記時にかかる繰り返しの圧力や
振動によって弛緩しやすく、弛緩すると芯が折れて筆記
できなくなるという問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決すること、すなわち、口金が筆記時にかかる繰り返
しの圧力や振動によって弛緩するのを防止できる筆記具
の提供を課題とする。
解決すること、すなわち、口金が筆記時にかかる繰り返
しの圧力や振動によって弛緩するのを防止できる筆記具
の提供を課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のグリップゴムを軸に装着した筆記具は、軸
１の前端部に外径を縮小してその外周部をグリップゴム
８で被覆する縮径部２を設けるとともに、その縮径部２
の前端に更に外径を縮小した雄ネジ部３を設け、又、軸
１の前端に接続する口金４の後端部に外径が軸１の縮径
部２とほぼ同一でその内面に雌ネジ部７を形成した接続
筒部６を設け、口金４の接続筒部６に軸１の雄ネジ部３
を挿入してその雄ネジ部３を雌ネジ部７に螺着するとと
もに、軸１の縮径部２を被覆したグリップゴム８の前端
部で口金４の接続筒部６の外周部も被覆したことを特徴
とする、という構成を採るものである。
に、本発明のグリップゴムを軸に装着した筆記具は、軸
１の前端部に外径を縮小してその外周部をグリップゴム
８で被覆する縮径部２を設けるとともに、その縮径部２
の前端に更に外径を縮小した雄ネジ部３を設け、又、軸
１の前端に接続する口金４の後端部に外径が軸１の縮径
部２とほぼ同一でその内面に雌ネジ部７を形成した接続
筒部６を設け、口金４の接続筒部６に軸１の雄ネジ部３
を挿入してその雄ネジ部３を雌ネジ部７に螺着するとと
もに、軸１の縮径部２を被覆したグリップゴム８の前端
部で口金４の接続筒部６の外周部も被覆したことを特徴
とする、という構成を採るものである。
【０００６】
【作用】グリップゴム８の前端部が口金４の接続筒部６
を被覆しているので、グリップゴム８の前端部を指で握
ったときに、その指圧により接続筒部６が押えられて、
口金４の回転が阻止されるので、口金４が弛緩しない。
を被覆しているので、グリップゴム８の前端部を指で握
ったときに、その指圧により接続筒部６が押えられて、
口金４の回転が阻止されるので、口金４が弛緩しない。
【０００７】
【実施例】以下、図１に示した本発明実施例のシャープ
ペンシルについて説明する。まず、図中、符号１が軸を
示しており、この軸１はその前端部に外径を縮小した縮
径部２を設けるとともに、その縮径部２の前端部にさら
に外径を縮小した雄ネジ部３を設けている。
ペンシルについて説明する。まず、図中、符号１が軸を
示しており、この軸１はその前端部に外径を縮小した縮
径部２を設けるとともに、その縮径部２の前端部にさら
に外径を縮小した雄ネジ部３を設けている。
【０００８】次に、符号４が口金を示している。なお、
この口金４も上記の軸１もプラスチック製である。この
口金４は外面部に鍔５を突設し、その鍔５の後方に接続
筒部６を設け、その接続筒部６の内面部に雌ネジ部７を
設けている。この口金４の接続筒部６の外径は上記の軸
１の縮径部２の外径とほぼ同一に設定されている。
この口金４も上記の軸１もプラスチック製である。この
口金４は外面部に鍔５を突設し、その鍔５の後方に接続
筒部６を設け、その接続筒部６の内面部に雌ネジ部７を
設けている。この口金４の接続筒部６の外径は上記の軸
１の縮径部２の外径とほぼ同一に設定されている。
【０００９】軸１と口金４は、軸１の前端の雄ネジ部３
を口金４の接続筒部６に挿入して、雄ネジ部３を雌ネジ
部７に螺着することによって接続される。
を口金４の接続筒部６に挿入して、雄ネジ部３を雌ネジ
部７に螺着することによって接続される。
【００１０】次に、図中、符号８がグリップゴムを示し
ている。このグリップゴム８はソフトな弾性材料で形成
され、筒状を呈している。このグリップゴム８は、軸１
の縮径部２の軸方向の長さに、口金４の接続筒部６の軸
方向の長さを加えた値とほぼ同一の長さを有し、又、そ
の内径は縮径部２の外径と同一か、縮径部２の外径より
僅かに小さく設定されている。
ている。このグリップゴム８はソフトな弾性材料で形成
され、筒状を呈している。このグリップゴム８は、軸１
の縮径部２の軸方向の長さに、口金４の接続筒部６の軸
方向の長さを加えた値とほぼ同一の長さを有し、又、そ
の内径は縮径部２の外径と同一か、縮径部２の外径より
僅かに小さく設定されている。
【００１１】グリップゴム８は軸１の縮径部２を被覆す
るとともに、その前端部が口金４の接続筒部６も被覆す
るように装着され、グリップゴム８の前端縁は口金４の
鍔５に当接し、グリップゴム８の後端縁は縮径部２の後
端の段差部９に当接する。
るとともに、その前端部が口金４の接続筒部６も被覆す
るように装着され、グリップゴム８の前端縁は口金４の
鍔５に当接し、グリップゴム８の後端縁は縮径部２の後
端の段差部９に当接する。
【００１２】なお、軸１及び口金４の内部に収容するチ
ャック等からなる芯繰り出し機構やノック機構について
は、周知の一般的な機構を用いるものとし、その説明は
省略する。
ャック等からなる芯繰り出し機構やノック機構について
は、周知の一般的な機構を用いるものとし、その説明は
省略する。
【００１３】また、上記の実施例はシャープペンシルに
関するものであるが、本発明はボールペン等のその他の
筆記具にも勿論実施可能である。
関するものであるが、本発明はボールペン等のその他の
筆記具にも勿論実施可能である。
【００１４】
【発明の効果】本発明のグリップゴムを軸に装着した筆
記具は上記の通りであり、グリップゴム８の前端部が口
金４の接続筒部６を被覆し、グリップゴム８の内面と口
金４とが接触しているので、その摩擦抵抗力によって、
口金４の回転が阻止され口金４が弛緩しない。さらに、
グリップゴム８の前端部を指で握ったときに、その指圧
により接続筒部６が押えられて、口金４の回転を阻止す
る効果がより顕著に発揮される。また、口金４に透明も
しくは半透明の材料を採用した場合に、ネジ部をグリッ
プゴム８の下に隠すことができるので美的に優れた筆記
具を提供することもできる。
記具は上記の通りであり、グリップゴム８の前端部が口
金４の接続筒部６を被覆し、グリップゴム８の内面と口
金４とが接触しているので、その摩擦抵抗力によって、
口金４の回転が阻止され口金４が弛緩しない。さらに、
グリップゴム８の前端部を指で握ったときに、その指圧
により接続筒部６が押えられて、口金４の回転を阻止す
る効果がより顕著に発揮される。また、口金４に透明も
しくは半透明の材料を採用した場合に、ネジ部をグリッ
プゴム８の下に隠すことができるので美的に優れた筆記
具を提供することもできる。
【図１】本発明の実施例を示す略前半部の断面図であ
る。
る。
【図２】従来例を示す略前半部の断面図である。
１ 軸 ２ 縮径部 ３ 雄ネジ部 ４ 口金 ５ 鍔 ６ 接続筒部 ７ 雌ネジ部 ８ グリップゴム ９ 段差部 １０ 軸 １１ グリップゴム １２ 縮径部 １３ 口金 １４ 鍔部
Claims (1)
- 【請求項１】 軸１の前端部に外径を縮小してその外周
部をグリップゴム８で被覆する縮径部２を設けるととも
に、その縮径部２の前端に更に外径を縮小した雄ネジ部
３を設け、又、軸１の前端に接続する口金４の後端部に
外径が軸１の縮径部２とほぼ同一でその内面に雌ネジ部
７を形成した接続筒部６を設け、口金４の接続筒部６に
軸１の雄ネジ部３を挿入してその雄ネジ部３を雌ネジ部
７に螺着するとともに、軸１の縮径部２を被覆したグリ
ップゴム８の前端部で口金４の接続筒部６の外周部も被
覆したことを特徴とするグリップゴムを軸に装着した筆
記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10233527A JP2000052683A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | グリップゴムを軸に装着した筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10233527A JP2000052683A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | グリップゴムを軸に装着した筆記具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000052683A true JP2000052683A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16956447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10233527A Pending JP2000052683A (ja) | 1998-08-05 | 1998-08-05 | グリップゴムを軸に装着した筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000052683A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008307805A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Pilot Corporation | 筆記具 |
-
1998
- 1998-08-05 JP JP10233527A patent/JP2000052683A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008307805A (ja) * | 2007-06-15 | 2008-12-25 | Pilot Corporation | 筆記具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050727 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050830 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070531 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070629 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071022 |