JP3700287B2 - 筒体の連結構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の筒体を連結する、その連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
筒体の1例としては、筆記具などの軸筒がある。その軸筒を連結したものの1例として、実開昭59−68991号公報が知られている。先軸と後軸とを螺合により連結しているものである。そして、その実用新案登録請求の範囲には、「先軸及び、後軸を螺着して軸筒本体を構成する筆記具に於いて、軸筒の外径よりも小さく且つネジ部の径よりも大きい外径を有する段部が雄ネジ部の外面及び雄ネジ部の後方に夫々設けられ、当該段部に軸筒の外径と同寸の外径を有し且つ段部の外径と同寸の内径を有する剛性の筒体が嵌着されて成る筆記具。」と記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術にあっては、雄ネジ部の外径、段部の外径、軸筒の外径と順に大きな外径になっているため、軸筒部分における厚さが厚く形成されてしまっている。そのため、筆記具が重くなってしまい、筆記に際して支障をきたしてしまうことがある。また、軸筒(筆記具)も太くなってしまい、把持感が悪いものであった。ここで、雄ネジ部の内側の内径を大きくすることにより、軸筒部分における厚さも薄くすることも考えられるが、雄ネジ部には強固な螺合力が加わるため、破損してしまう危険性があり現実的ではない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、金属材質よりなる筒体の少なくとも1方の端部近傍を絞り加工によって、前記筒体の中間部の厚さよりも端部近傍を厚く形成し厚肉部とすると共に、その厚肉部に螺子部を形成し、その螺子部に前記筒体とは別の筒体を螺合させると共に、前記螺子部の内面にパイプを圧入したことを要旨とするものである。
【0005】
【実施例】
図1乃至図3に本発明の1例を示す。筆記具(シャ−プペンシル)に適用した例である。軸筒本体1は、連結部材となる飾りリング2を介して後軸3と前軸4とより構成されている。前記軸筒本体1は、金属材質、具体的には、真鍮より形成されているが、アルミニウム合金やステンレスであっても良い。また、前記後軸3の前方部分には、絞り加工によって縮径され、その縮径された分、厚さが厚く形成された厚肉部5が形成されており、前記後軸3の中間部分の厚さよりも厚くなっている。言い替えると、厚肉部5より後部が、薄くなっている。そして、前記厚肉部5の外周面には、雄螺子部6が形成されており、その雄螺子部6には、内周面に雌螺子部7が形成された前記飾りリング2が螺合している。尚、その飾りリング2は、前記後軸3よりも硬い金属材質より形成されている。前記雄螺子部6や雌螺子部7を形成する際に発生してしまう、寸法ばらつきによる過度な螺合状態における、飾りリング2の変形を防止したり、前記螺合のゆるみを防止するためである。つまり、変形してしまうような過度な螺合状態においては、後軸3の厚肉部5を内側に変形させることにより、外観形状は損なわないようにしている。また、前記後軸3の厚肉部5が内側に変形することにより、後述する固定パイプが後軸3により強固に固定されるという効果も発生する。
【0006】
前記飾りリング2の前方には、縮径部8が形成されており、その縮径部8には円周溝9が複数(図示例のものにおいては3箇所)形成されている。前記前軸4は縮径部8に圧入されているが、接着により固定した場合における余分な接着剤の逃げ部となっている。
【0007】
前記軸筒本体1の内部には、シャ−プペンシル機構である中軸セット10が配置されている。以下、具体的に説明する。芯を複数貯蔵する芯タンク11の下端には、樹脂製の第1の中継ぎ部材12が固定されている。また、その第1の中継ぎ部材12の下端には、芯の直径と略同径の孔が形成された第2の中継ぎ部材13が固定されている。そして、その第2の中継ぎ部材13の下端には、チャック体14が固定されているが、そのチャック体14を囲繞するように中子15も装着されている。また、前記チャック体14の前方外周であって、中子15の内側には、チャック体14を開閉するチャックリング16が前後動可能に配置されている。さらに、前記中子15には、前記前軸4より突出した状態で先部材17が着脱自在に螺合されており、その先部材17の内側には芯戻り止め部材18が、また、外側前端近傍には中軸セット10の振れを防止するOリング19が取り付けられている。尚、前記先部材17は、その後端が前記中子15の鍔部前面15aに当接している。符号20は、前記中子15と第1の中継ぎ部材12との間に張設されたチャックスプリングである。
【0008】
また、前記中子15の後端には、固定パイプ21の前端が、前記第1の中継ぎ部材12やチャックスプリング20を囲繞した状態で圧入・固定されている。一方、固定パイプ21の後端は、前記後軸3の厚肉部5の内側に形成された円周段部5aに圧入・固定されている。こうして、前記中軸セット10は、後軸3に取り付けられ、一体化している。また、中軸セット10の先部材17の前軸4からの突出長さは、固定パイプ21後端の円周段部5aへの圧入長さによって設定される。
【0009】
尚、前記芯タンク11の後部には、消しゴム22と、消しゴムキャップ23とが着脱自在に取り付けられている。また、符号24は、軸筒本体1の後部に固定されたクリップである。以上、シャ−プペンシルを本発明の軸筒本体に配置した例を示したが、前記先部材17はボ−ルペンのリフィルと同様な外径をしているので、前記シャ−プペンシルに替え、ボ−ルペンのリフィルなどを本発明の軸筒本体に配置しても良い。シャ−プペンシルとボ−ルペンとの共通化が図れ、生産性の効率化が図れる。
【0010】
【発明の効果】
本発明は、金属材質よりなる筒体の少なくとも1方の端部近傍を絞り加工によって、前記筒体の中間部の厚さよりも端部近傍を厚く形成し厚肉部とすると共に、その厚肉部に螺子部を形成し、その螺子部に前記筒体とは別の筒体を螺合させると共に、前記螺子部の内面にパイプを圧入したので、強度も保ちつつ筒体の厚さを薄く形成すことができ、よって、筆記感が良好な筆記具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を示す縦半断面図。
【図2】 図1の要部縦半断面図。
【図3】 図1の要部縦半断面図。
【符号の説明】
1 軸筒本体
2 飾りリング
3 後軸
4 前軸
5 厚肉部
6 雄螺子部
7 雌螺子部
8 縮径部
9 円周溝
10 中軸セット
11 芯タンク
12 第1の中継ぎ部材
13 第2の中継ぎ部材
14 チャック体
15 中子
16 チャックリング
17 先部材
18 芯戻り止め部材
19 Oリング
20 チャックスプリング
21 固定パイプ
22 消しゴム
23 消しゴムキャップ
24 クリップ

Claims (1)

  1. 金属材質よりなる筒体の少なくとも1方の端部近傍を絞り加工によって、前記筒体の中間部の厚さよりも端部近傍を厚く形成し厚肉部とすると共に、その厚肉部に螺子部を形成し、その螺子部に前記筒体とは別の筒体を螺合させると共に、前記螺子部の内面にパイプを圧入したことを特徴とする筒体の連結構造。
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