JP2005119053A - 筆記具 - Google Patents

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良昌 菅原
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Abstract

【課題】鞘9内に内鞘11を設けた筆記具において、胴7から内鞘11を外した場合でも内鞘11から鞘9が外れにくい筆記具を提供する。
【解決手段】胴7に内鞘11を着脱可能に取り付け、胴7と内鞘11により鞘9を挾持する。この鞘9の後部に内鍔9Aを形成するとともにこの内鍔9Aに長手方向に伸びた凹溝9Bを形成する。また、内鞘11の後部に外鍔11Aを形成するとともに外鍔11Aより長手方向前方に伸びた突部11Bを形成する。この突部11Bの長手方向に適宜離間した位置に互いに円周方向の逆方向に伸びた係合突部11C、11Dを形成する。前記内鞘11の係合突部11C、11Dを鞘9の凹溝9Bに挿入し、内鞘11を円周方向に適宜回動させながら挿通させた後、この内鞘11の前部に胴7を螺合することにより胴7と内鞘11により鞘9を挾持して取り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、胴あるいは金輪に内鞘を着脱可能に取り付け、胴あるいは金輪と内鞘により鞘を挾持する筆記具に関するものである。
従来、鞘に内鞘を接着して取り付け、この鞘を胴に取り付けた筆記具が知られている。(特許文献1参照)
実公昭50−6442号公報(第1図)
解決しようとする課題は、鞘に内鞘を接着したものは、製造工程が複雑でコスト高になるものであった。また、内鞘に鞘を被せ、胴に内鞘を螺合することにより胴と内鞘で鞘を挾持した筆記具が考えられる。しかし、この筆記具はボールペンのレフィールを取り替えるとかシャープペンシルの作動の不具合を手直しするために、胴から内鞘を外すと内鞘から鞘が外れてしまい、作業が非常に面倒であった。
本発明は、胴に内鞘を着脱可能に取り付け、前記胴と内鞘により鞘を挾持する筆記具において、鞘の後部に内鍔を形成するとともにこの内鍔に長手方向に伸びた凹溝を形成し、内鞘の後部に外鍔を形成するとともに外鍔より長手方向前方に伸びた突部を形成し、この突部の長手方向に適宜離間した位置に互いに円周方向の逆方向に伸びた係合突部を形成し、内鞘の係合突部を前記鞘の凹溝に挿入し、内鞘を円周方向に適宜回動させながら挿通させた後、この内鞘の前部に胴を螺合することにより胴と内鞘により鞘を挾持して取り付けたことを第1の要旨とする。
また、胴に金輪を取り付け、この金輪に内鞘を着脱可能に取り付け、前記胴と内鞘により鞘を挾持する筆記具において、鞘の後部に内鍔を形成するとともにこの内鍔に長手方向に伸びた凹溝を形成し、内鞘の後部に外鍔を形成するとともに外鍔より長手方向前方に伸びた突部を形成し、この突部の長手方向に適宜離間した位置に互いに円周方向の逆方向に伸びた係合突部を形成し、内鞘の係合突部を前記鞘の凹溝に挿入し、内鞘を円周方向に適宜回動させながら挿入させた後、この内鞘の前部に金輪を螺合することにより金輪と内鞘により鞘を挾持して取り付けたことを第2の要旨とする。
更に、内鞘の後部に形成された係合突部の前端を、突部から円周方向に行くに従って後方に傾斜する斜面に形成したことを第3の要旨とする。
更にまた、鞘を透明あるいは着色透明に構成し、鞘の内側に位置する内鞘を目視可能に構成したことを第4の要旨とする。
本発明の筆記具は、ボールペンのレフィールを交換したりシャープペンシルの作動部材を外すために、胴から内鞘を外した時に内鞘から鞘が外れにくく、また、内鞘に鞘を取り付ける時には簡単に取り付けることができるという利点がある。
内鞘の長手方向前方に伸びた突部に、長手方向に適宜離間した位置に互いに円周方向の逆方向に伸びた係合突部を形成し、内鞘の係合突部を鞘の凹溝に挿入し、内鞘を適宜回動させながら挿入させた後、内鞘を胴に螺合し、胴と内鞘で鞘を挾持して取り付けることにより、胴から内鞘を外しても鞘が内鞘から外れにくい筆記具を実現した。
以下、図1、図2、図3および図4に基づいて本発明の実施例1を説明する。尚、筆記具としては振出式シャープペンシルで説明する。また、図1の左側を前方とし、右側を後方とする。先ず、黄銅等からなる金属製のチャック1の後部にポリアセタール製のコネクター2を圧入固着する。このコネクター2の後部をポリプロピレン製のパイプ材からなる芯タンク3の前部に圧入固着し、コネクター2の鍔部2Aが芯タンク3の前端に接触する。更に、チャック1の頭部1Aには締リング4が外嵌され、締リング4を受け止める連結具5とコネクター2の間にスプリング6が張架される。
次に、胴7を説明すると、胴7の前部孔7Aを前記芯タンク3及びコネクター2が挿通可能に構成する。更に、胴7の前部細径部7Bに滑り止め用のゴムグリップ8を外嵌する。このゴムグリップ8は半透明で構成され、内部が目視可能に構成される。
透明樹脂製の鞘9はクリップ10が一体に構成され、この鞘9の後部に内鍔9Aを形成する。更に、内鍔9Aに長手方向に伸びた凹溝9Bを形成する。また、内鞘11の後部に外鍔11Aを形成するとともに外鍔11Aより長手方向前方に伸びた突部11Bを形成し、この突部11Bの長手方向に適宜離間した位置に互いに円周方向の逆方向に伸びた2つの係合突部11C、11Dを形成する。しかも、前記2つの係合突部11C、11Dはいずれも前端11E、11Fが突部11Bから円周方向に行くに従って後方に傾斜する斜面に形成する。更に、内鞘11の内面には、中間部よりやや後方に内鍔11Gを形成し、かつ、前端より長手方向後方に伸びた2つの前部キー溝11Hが互いに相対して形成されるとともに、後端より長手方向前方に伸びた2つの後部キー溝11Iが互いに相対して形成される。
中子12は前部に内鍔12Aが形成され、中間部の相対する位置に開口窓12Bが形成される。更に、中子12の外面には2つのキー12Cが相対位置に形成される。
消しゴム支え13の前部外面の上下には2つの突起13Aが相対位置に形成され、この突起13Aの前端は傾斜して形成される。また、消しゴム支え13の両側には開口窓13Bが形成され、消しゴム支え13の前部が撓み可能に形成される。消しゴム支え13の後部には外鍔13Cが形成され、この外鍔13Cには外方に突出した2つのキー13Dが互いに相対して形成される。更に、消しゴム支え13の後部内孔13Eには消しゴム14が嵌合されて取り付けられ、かつ、消しゴム14を覆うノブ15が消しゴム支え13の後部外面13Fに嵌合される。
前記中子12は、中子12のキー12Cが内鞘11の前部キー溝11Hに合わされて内鞘11の前方より挿入される。また、内鞘11の後方より消しゴム支え13が内鞘11の後部キー溝11Iに消しゴム支え13のキー13Dが合わされて挿入され、内鞘11の内鍔11Gと消しゴム支え13の外鍔13Cとの間にリターンスプリング16が張架される。そして、消しゴム支え13を適宜挿入すると、消しゴム支え13の突起13Aが中子12の開口窓12Bに係合して取り付けられる。この時、内鞘11の前部キー溝11Hに中子12のキー12Cが合わされるとともに内鞘11の後部キー溝11Iに消しゴム支え13のキー13Dが合わされるので、消しゴム支え13の突起13Aは中子12の開口窓12Bに確実に嵌め込まれる。
この内鞘11を前記鞘9に後方より挿入するが、この時先ず前方側の係合突部11Cを鞘9の凹溝9Bに挿通し、次に内鞘11を回動させながら後方側の係合突部11Dを鞘9の凹溝9Bに挿通する。係合突部11C、11Dはいずれも前端11E、11Fが突部11Bから円周方向に行くに従って後方に傾斜する斜面に形成されているので、鞘9の凹溝9Bに内鞘11の係合突部11C、11Dを挿入すれば内鞘11が自然に回動し、いずれの係合突部11C、11Dもスムーズに挿入される。
前記胴7の前方より芯タンク3を挿入し、胴7の前端と胴7の前部に螺合された口金17の内段17Aにより連結具5を挾持する。また、口金17の後端と胴7の外鍔7Cによりゴムグリップ8を挾持する。口金17には芯18を適宜の力で保持するゴム等の弾性体で構成された芯ホルダー19が内蔵される。
重量体20は金属線をコイル状に巻いて構成し、この重量体20を胴7の後端より胴7内に摺動可能に内蔵する。また、この重量体20内に前記芯タンク3が挿通される。
次に胴7に前記内鞘11を着脱可能に螺合し、胴7の外鍔7Cと内鞘11の外鍔11Aにより鞘9を挾持する。また、胴7内に内蔵された重量体20はコネクター2の鍔部2Aと中子12の内鍔12Aの間を長手方向に摺動可能に構成される。
以上説明した振出式シャープペンシルは、振ることにより重量体20に慣性力が働き、重量体20がコネクター2の鍔部2Aに当接する。すると、重量体20の慣性力がコネクター2に伝わり、コネクター2とともにチャック1及び芯タンク3も前進し一定量芯18が繰り出される。
また、胴7から内鞘11を外した時に、鞘9の凹溝9Bに内鞘11の前後に離間した2つの係合突部11C、11Dが係合しているので、鞘9に対して内鞘11を先ず逆方向に回動し次に正方向に回動しなければ外れないので、非常に外れにくく構成される。
更にまた、半透明のゴムグリップ8及び透明の鞘9から内部の部品が目視できるので、斬新なデザインの外観が得られ非常にすぐれた利点が得られる。尚、鞘は着色透明に構成しても同様の利点が得られる。
図5は本発明の実施例2を示すもので、図1と同一の部材は同一の符号を付してその説明は省略する。胴107の前部孔107Aを芯タンク3及びコネクター2が挿通可能に構成する。この胴107の後部に金輪21の前部を圧入固着する。
更に、胴107に滑り止め用のゴムグリップ8を外嵌する。この胴107の前方より芯タンク3を挿入し、胴107の前部に口金17を螺合することにより口金17の後端と金輪21の外鍔21Aによりゴムグリップ8を挾持する。
この金輪21に内鞘11を着脱可能に螺合し、金輪21の外鍔21Aと内鞘11の外鍔11Aにより鞘9を挾持する。
尚、本発明の筆記具は振出式のシャープペンシルに限定されるものではなく、ノック式のシャープペンシルやボールペン、更にはサインペンといった種々の筆記具に利用できるものである。
胴から内鞘を外した時に、内鞘から鞘が外れにくいために、再び胴に内鞘を螺合する作業が容易に行え、胴から鞘を外す種々の筆記具に適用できる。
本発明の実施例1を示す断面図である。(実施例1) 図1のA−A線を示す拡大断面図である。(実施例1) 図1のB−B線を示す拡大断面図である。(実施例1) 本発明の実施例1における内鞘の係合突部を示す主要部部分断面図である。(実施例1) 本発明の実施例2を示す断面図である。(実施例2)
符号の説明
7 軸筒
9 鞘
9A 鞘9の内鍔
9B 鞘9の凹溝
11 内鞘
11A 内鞘11の外鍔
11B 内鞘11の突部
11C 内鞘11の係合突部
11D 内鞘11の係合突部
11E 内鞘11の前端
11F 内鞘11の前端
21 金輪
107 胴

Claims (4)

  1. 胴に内鞘を着脱可能に取り付け、前記胴と内鞘により鞘を挾持する筆記具において、鞘の後部に内鍔を形成するとともにこの内鍔に長手方向に伸びた凹溝を形成し、内鞘の後部に外鍔を形成するとともに外鍔より長手方向前方に伸びた突部を形成し、この突部の長手方向に適宜離間した位置に互いに円周方向の逆方向に伸びた係合突部を形成し、内鞘の係合突部を前記鞘の凹溝に挿入し、内鞘を円周方向に適宜回動させながら挿通させた後、この内鞘の前部に胴を螺合することにより胴と内鞘により鞘を挾持して取り付けたことを特徴とする筆記具。
  2. 胴に金輪を取り付け、この金輪に内鞘を着脱可能に取り付け、前記胴と内鞘により鞘を挾持する筆記具において、鞘の後部に内鍔を形成するとともにこの内鍔に長手方向に伸びた凹溝を形成し、内鞘の後部に外鍔を形成するとともに外鍔より長手方向前方に伸びた突部を形成し、この突部の長手方向に適宜離間した位置に互いに円周方向の逆方向に伸びた係合突部を形成し、内鞘の係合突部を前記鞘の凹溝に挿入し、内鞘を円周方向に適宜回動させながら挿入させた後、この内鞘の前部に金輪を螺合することにより金輪と内鞘により鞘を挾持して取り付けたことを特徴とする筆記具。
  3. 内鞘の後部に形成された係合突部の前端を、突部から円周方向に行くに従って後方に傾斜する斜面に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具。
  4. 鞘を透明あるいは着色透明に構成し、鞘の内側に位置する内鞘を目視可能に構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の筆記具。
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