JP3155531U - 出没式筆記具 - Google Patents

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洋康 安部
洋康 安部
岩田 久嗣
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Abstract

【課題】透明な軸筒の前端部にコイルスプリングを収容しても、軸筒の前端部の見栄えが損なわれない出没式筆記具を提供する。【解決手段】軸筒2の内部にレフィル5を収容する。レフィル5のペン先51を軸筒2の前端より前方に出没自在に構成する。軸筒2の先細状の前端部21の内部に、レフィル5を常時後方に付勢するコイルスプリング4を収容する。軸筒2の先細状の前端部21を透明または半透明材料により構成する。軸筒2の先細状の前端部21の外周面に複数の溝3を視認可能に設ける。溝3が、軸筒2の先細状の前端部21の外周面に環状または螺旋状に形成される。【選択図】図1

Description

本考案は、出没式筆記具に関する。詳細には、軸筒の内部にレフィルを収容し、前記レフィルのペン先を軸筒の前端より前方に出没自在に構成した出没式筆記具に関する。
従来この種の出没式筆記具に関し、特許文献1の図2には、透明な軸筒(先軸23)内にリターンスプリング26が収容されたノック式筆記具が開示されている。
特開平10−264584号公報
前記特許文献1の出没式筆記具は、透明な前端部の内部のリターンスプリング(コイルスプリング)が外部より視認されるため、軸筒の前端部の見栄えが損なわれる。
本考案は前記従来の問題点を解決するものであって、透明な軸筒の前端部にコイルスプリングを収容しても、軸筒の前端部の見栄えが損なわれることを回避できる出没式筆記具を提供しようとするものである。
本願の第1の考案は、軸筒2の内部にレフィル5を収容し、前記レフィル5のペン先51を軸筒2の前端より前方に出没自在に構成し、前記軸筒2の先細状の前端部21の内部に、前記レフィル5を常時後方に付勢するコイルスプリング4を収容し、前記軸筒2の先細状の前端部21を透明または半透明材料により構成した出没式筆記具であって、前記軸筒2の先細状の前端部21の外周面に複数の溝3を視認可能に設けたことを特徴とする。
前記第1の考案の出没式筆記具1は、軸筒2の前端部21の外周面の複数の溝3により、内部のコイルスプリング4を目立たなくすることでき、軸筒2の前端部21の見栄えが損なわれることを回避できる。さらに、前記第1の考案の出没式筆記具1は、軸筒2の前端部21の外周面の複数の溝3の装飾効果により、優れた外観性が得られる。
本願の第2の考案は、前記第1の考案において、前記溝3が、軸筒2の先細状の前端部21の外周面に環状または螺旋状に形成されることを特徴とする。
前記第2の考案の出没式筆記具1は、内部のコイルスプリング4の輪郭線と、前記溝3の線が重なり、コイルスプリング4を目立たなくすることができ、軸筒2の前端部21の見栄えが損なわれることを回避できる。さらに、前記第2の考案の出没式筆記具1は、軸筒2の前端部21の外周面を把持した際、指が溝3に食い付いて前後方向の優れた滑り止め効果が得られる。もし、先細状の前端部21の外周面に環状または螺旋状の溝3が存在しない場合、先細状の前端部21の外周面を把持した際に、先細状の前端部21の外周面の傾斜面に沿ってペン先51側に指が滑り易い。
本願の第3の考案は、前記第2の考案において、ペン先51没入時のコイルスプリング4のピッチPが、前記溝3の幅A、前記溝3の間隔B、前記溝3のピッチCのいずれかと略一致してなることを特徴とする。
前記第3の考案の出没式筆記具1は、内部のコイルスプリング4の輪郭線と、前記溝3の線が重なり、コイルスプリング4をより一層目立たなくすることができ、軸筒2の前端部21の見栄えが損なわれることを回避できる。
本願考案は、軸筒の前端部の見栄えが損なわれることを回避できる。
図1及び図2に本考案の出没式筆記具1の実施の形態を示す。本実施の形態の出没式筆記具1は、軸筒2と、前記軸筒2内に前後方向に移動可能に収容されるレフィル5と、前記軸筒2内に収容され、前記レフィル5を後方に付勢するコイルスプリング4とからなる。
前記軸筒2の後端部には、出没機構が設けられる。前記出没機構は、軸筒2の後端より後方に突出するノック体23を前方に押圧することにより、ペン先没入状態にあるレフィル5のペン先51を軸筒2に前端より突出状態にさせるノック機構である。さらに、本実施の形態では、ノック体23を前方に押圧することにより、ペン先突出状態からペン先没入状態にさせるダブルノック式のノック機構が採用される。
前記軸筒2は、透明(即ち、無色透明または着色透明)または半透明の合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト樹脂、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂等)の成形体からなる。前記軸筒2の前部外周面には、ゴムまたはエラストマーからなる把持部22が2色成形または別部材の取り付けにより設けられる。前記把持部22は、レフィル5内のインキ色と略同一の色に着色された、不透明または半透明の材料より構成される。また、前記軸筒2の後部外面にはクリップ24が設けられる。
前記軸筒2の前端部21は、前方に向かうに従って外径が小さくなる先細状となり、前記軸筒2の先細状の前端部21の外周面には、複数の環状の溝3が等間隔に設けられる。即ち、前記各々の環状の溝3の幅Aが等しく設定され、前記各々の環状の溝3の間隔Bが等しく設定され、前記各々の環状の溝3のピッチCが等しく設定される。
前記環状の溝3を軸筒2の先細状の前端部21に設けたことにより、筆記時、前記軸筒2の前端部21を把持した際、指が環状の溝3に食い付いて、優れた滑り止め効果が得られる。
前記軸筒2の先細状の前端部21の内部にはコイルスプリング4が収容される。前記コイルスプリング4の前端は、前記軸筒2の先細状の前端部21の内壁の係止部に係止される。一方、前記コイルスプリング4の後端は、レフィル5の肩部に係止される。前記コイルスプリング4により、レフィル5が常時後方に付勢される。ペン先没入状態において、コイルスプリング4のピッチP(コイルピッチ)は、前記環状の溝3の幅A、前記各々の環状の溝3の間隔Bと概ね一致するよう設定される。それにより、コイルスプリング4のシルエットと、環状の溝3のシルエットとが重なり、コイルスプリング4を外部から目立たなくすることができるとともに、環状の溝3の装飾効果(デザイン効果)により、軸筒2の先細状の前端部21の外観性が向上する(図2参照)。
もし、前記軸筒2の先細状の前端部21に環状の溝3を設けない場合、図3に示すように、コイルスプリング4を外部より明確に視認され、軸筒2の先細状の前端部21の外観性が阻害される。
レフィル5は、内部にインキ(水性インキまたは油性インキ)が充填され、前端に前記インキが吐出可能なペン先51を備える。前記ペン先51は、前端に回転可能にボールが抱持されたボールペンチップが採用される。前記ペン先51は、これ以外にも、繊維加工体または多孔質体からなるペン体であってもよい。
尚、前記先細状の前端部に螺旋状の溝を設けることもできる。前記螺旋状の溝においても、前記環状の溝3と同様の効果が得られる。即ち、コイルスプリングを外部から目立たなくすることができるとともに、螺旋状の溝の装飾効果(デザイン効果)により、軸筒の先細状の前端部の外観性が向上する。前記螺旋状の溝は、コイルスプリングのコイル巻き方向と同じ方向に設けることが有効である。さらに、螺旋状の溝により、筆記時、前記軸筒の前端部を把持した際、指が螺旋状の溝に食い付いて、優れた滑り止め効果が得られる。
本考案の実施の形態のペン先没入状態を示す一部切欠縦断面図である。 図1の外観図である。 本考案の実施の形態の比較例を示す軸筒の前端部の外観図である。
1 出没式筆記具
2 軸筒
21 先細状の前端部
22 把持部
23 ノック体
24 クリップ
3 溝
4 コイルスプリング
5 レフィル
51 ペン先

Claims (3)

  1. 軸筒の内部にレフィルを収容し、前記レフィルのペン先を軸筒の前端より前方に出没自在に構成し、前記軸筒の先細状の前端部の内部に、前記レフィルを常時後方に付勢するコイルスプリングを収容し、前記軸筒の先細状の前端部を透明または半透明材料により構成した出没式筆記具であって、
    前記軸筒の先細状の前端部の外周面に複数の溝を視認可能に設けたことを特徴とする出没式筆記具。
  2. 前記溝が、軸筒の先細状の前端部の外周面に環状または螺旋状に形成される請求項1記載の出没式筆記具。
  3. ペン先没入時のコイルスプリングのピッチが、前記溝の幅、前記溝の間隔、前記溝のピッチのいずれかと略一致してなる請求項2記載の出没式筆記具。
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