JP2009066062A - X線診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線診断装置において、回転DA画像の画像レベルを均一に維持すること。
【解決手段】X線診断装置のDF装置12は、Cアームの複数の回転角度毎に、撮影X線条件を予め記憶させる撮影X線条件記憶制御部51と、撮影時に前記Cアームの現実の回転角度を検出して取得する撮影回転角度取得部53と、撮影X線条件記憶制御部51によって記憶された複数の撮影X線条件から、撮影回転角度取得部53によって取得された現実の回転角度に対応する撮影X線条件を取得する撮影X線条件取得制御部と、その撮影X線条件取得制御部によって取得された撮影X線条件に従って撮影X線を曝射して、撮影回転角度取得部53によって取得された現実の回転角度の方向から撮影する撮影実行部55と、を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転DA撮影を行なうX線診断装置に関する。
X線診断装置は、被験者の体内を透過したX線の強弱を濃淡画像として表示する画像装置であり、その種類は、診断・治療等の目的に応じて種々のものが存在する。透過したX線像を可視化する手法は、大きく分けて撮影と透視の二つの方法に分けられる。透視を利用したX線診断装置は、収集したX線画像をテレビジョンのモニタにリアルタイムに動画として表示することができ、即時性に優れている。また、撮影を利用したX線診断装置は、強度のX線照射によりフィルムに写し込まれたX線像を、高い空間分解能と鮮鋭度にて提供することが可能である。
透視及び撮影が可能なX線診断装置では、Cアームを回転させながらDA(digital angiography)撮影を行なうことができる。その回転DA撮影では、適切な輝度や解像度による鮮明な撮影画像を取得するために、X線管の管電圧や管電流、X線照射時間を適宜制御する必要がある。Cアームの回転角度(X線の曝射方向)毎に被検体の体厚が異なり、それに伴った条件設定が必要だからである。従来のX線透視及びX線撮影では、X線検出装置の後段に設置されたフォトマルチプライアやTVカメラからの信号を利用するABC(auto brightnesscontrol)や、AEC(auto exposure control)によって、X線管の管電圧や管電流等を制御している。
本発明に関連する技術として、例えば、下記の特許文献1が開示されている。
特開2005−149762号公報
しかしながら、例えば腰部から脚部にかけての下肢の検査等特定の部位の診断においては、被検体の体厚が極端に変化するため、ABC制御やAEC制御等の従来の技術では、鮮明な一定の回転DA画像を提供することができない。例えば、ABCでは透視及び撮影においてフィードバック制御を行なうため、好適なX線条件等による画像取得は数枚後に実行され効率的ではない。また、AEC制御ではX線曝射時間の制御を行なうため、被検体の体厚が極端に変化する部位に対応させることは困難である。
加えて、回転角度毎に被検体の体厚が異なると、X線条件を固定して撮影した場合、収集される画像の画像レベルがばらつくことが知られている。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、回転DA画像の画像レベルを均一に維持できるX線診断装置を提供することを目的とする。
本発明に係るX線診断装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、Cアームの複数の回転角度毎に、撮影X線条件を予め記憶させる撮影X線条件記憶制御部と、撮影時に前記Cアームの現実の回転角度を検出して取得する撮影回転角度取得部と、前記撮影X線条件記憶制御部によって記憶された前記複数の撮影X線条件から、前記撮影回転角度取得部によって取得された前記現実の回転角度に対応する撮影X線条件を取得する撮影X線条件取得制御部と、前記撮影X線条件取得制御部によって取得された前記撮影X線条件に従って撮影X線を曝射して、前記撮影回転角度取得部によって取得された前記現実の回転角度の方向から撮影する撮影実行部と、を有する。
本発明に係るX線診断装置によると、回転DA画像の画像レベルを均一に維持できる。
本発明に係るX線診断装置の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
一般的なX線診断装置は、DA撮影モード及びDSA(digital subtraction angiography)撮影モードを有する。DA撮影モードでは、一般的なX線撮影を実施して単にX線透過像(DA画像)の画像データを生成し、それを表示・記憶する。一方、DSA撮影モードでは、造影剤の像を含まないX線透過像(マスク画像)の画像データと、造影剤の像を含む2DのX線透過像(コントラスト画像又はライブ画像)の画像データとをサブトラクション処理して血管像である差分画像(DSA画像)の画像データを生成し、それを表示・記憶する。本発明に係るX線診断装置は、DA撮影モードに特徴的なものである。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係るX線診断装置の第1実施形態の構成を示す概略図である。
図1は、本実施形態のX線診断装置10を示す。X線診断装置10は、大きくは、Cアーム保持装置11及びDF(digital fluorography)装置12から構成される。
Cアーム構造のCアーム保持装置11は、X線管21、X線検出装置22、Cアーム23、天板(カテーテルテーブル)25、高電圧供給装置26及び駆動機構27を設ける。なお、Cアーム保持装置11は、X線管21が天板25の上方に位置するオーバーチューブタイプである場合を説明するが、X線管21が天板25の下方に位置するアンダーチューブタイプである場合であってもよい。また、X線管21のX線の出射側に、複数枚の鉛羽で構成されるX線照射野絞りや、シリコンゴム等で形成されハレーションを防止するために所定量の照射X線を減衰させる補償フィルタを設けてもよい。
X線管21は、Cアーム23の一端に設けられ、高電圧供給回路26から高電圧電力の供給を受けて、この高電圧電力の条件に応じて被検体(患者)Pの所定部位に向かってX線を曝射する。X線管21は、所定部位を撮影するための撮影X線や、所定部位を透視するための透視X線を曝射することができる。例えば、撮影X線は、X線管21を管電圧80[kV]、管電流500[mA]に制御することで曝射される一方、透視X線は、X線管21を管電圧80[kV]、管電流50[mA]に制御することで曝射される。
X線検出装置22は、Cアーム23の他端であってX線管21の出射側に設けられ、患者Pの所要部位を透過したX線を検出する。X線検出装置22は、I.I.(image intensifier)−TV系であり、大きくは、I.I.22a及びTVカメラ22bを備える。
I.I.22aは、患者Pを透過したX線を可視光に変換し、さらに、光−電子−光変換の過程で輝度の倍増を行なって感度のよい投影データを形成させる。TVカメラ22bは、CCD(charge coupled device)撮像素子を用いて光学的な投影データを電気信号に変換する。
なお、X線検出装置22は、平面検出器(FPD:flat panel detector)を有するものであってもよい。X線検出装置22が平面検出器を有する場合、X線検出装置22は、2D状に配列された検出素子によりX線を検出して電気信号に変換する平面検出器としての2Dアレイ型X線検出器と、その2Dアレイ型X線検出器の各検出素子によって電気信号として検出されたX線検出データを収集するDAS(data acquisition system)とによって構成される。
Cアーム23は、その一端にX線管21を、他端にX線検出装置22を支持することで、X線管21とX線検出装置22とを、患者Pを中心に対向配置させる。Cアーム23は、駆動機構27によって、その移動量、移動タイミング及び移動速度が制御される。
天板25は、患者Pを載置する。
高電圧供給装置26は、DF装置12の制御によって、X線管21に高電圧電力を供給する。
駆動機構27は、DF装置12による制御に従って、Cアーム23を円弧動(LAO(left anterior oblique view)方向及びRAO(right anterior oblique view)方向の移動)させたり、Cアーム23を回転動(CRA(cranial view)方向及びCAU(caudal view)方向の移動)させたりする。駆動機構27によってCアーム23の円弧動や回転動が制御されることによって、一方向の画像データを取得するDA撮影や多方向の画像データを取得する回転DA撮影が実現される。
また、駆動機構27は、DF装置12による制御に従ってCアーム23を患者Pの体軸方向に対して平行移動させたり、Cアーム23及び天板25を一体として起倒させたりする。さらに、駆動機構27は、X線管21及びX線検出装置22を患者Pの体軸方向に移動させて撮影するために、DF装置12による制御に従ってCアーム23を患者Pの体軸方向に直線移動させる。加えて、駆動機構27は、DF装置12による制御に従って天板25を上下方向、左右方向及び体軸方向に移動させる。
一方、DF装置12は、コンピュータをベースとして構成されており、病院基幹のLAN(local area network)等のネットワークNと相互通信可能である。DF装置12は、A/D(analog to digital)変換回路30、画像生成・処理回路31、画像メモリ32、画像合成回路33、表示装置34、プロセッサとしてのCPU(central processing unit)35、包括メモリ36、HD(hard disc)37、入力装置38、通信制御装置39及びシステム制御装置40等のハードウェアから構成される。CPU35は、共通信号伝送路としてのバスを介して、DF装置12を構成する各ハードウェア構成要素に相互接続されている。
A/D変換回路30は、X線検出装置22から出力された時系列的なアナログ信号(ビデオ信号)をデジタル信号に変換する。
画像生成・処理回路31は、CPU35の制御によって、A/D変換回路30から出力された投影データのデジタル信号に対してフレーム単位の画像データを生成する。また、画像生成・処理回路31は、自身で生成したフレーム単位の画像データを画像メモリ32やHD37等の記憶装置に記憶させたり、自身で生成したフレーム単位のリアルタイム表示用の画像データ又は画像メモリ32に記憶された再生表示用のフレーム単位の画像データに対して画像処理を施し、画像処理後の画像データを画像合成回路34に出力したりする。画像処理としては、画像データに対する拡大/諧調/空間ファイルタ処理や、時系列に蓄積された画像データの最小値/最大値トレース処理及びノイズを除去するための加算処理等が挙げられる。
画像メモリ32は、CPU35の制御によって、画像生成・処理回路31から出力された画像データを記憶する。
画像合成回路33は、CPU35の制御によって、画像生成・処理回路31から出力された画像データを種々のパラメータの文字情報や目盛等と共に合成し、ビデオ信号として表示装置34に出力する。
表示装置34は、モニタ等を含み、画像合成回路33から出力されるビデオ信号を基に、X線画像をモニタ上に表示する。
CPU35は、検査者によって入力装置38が操作等されることにより指令が入力されると、包括メモリ36に記憶しているプログラムを実行する。又は、CPU35は、HD37に記憶しているプログラム、ネットワークNから転送され通信制御装置39で受信されてHD37にインストールされたプログラムを、包括メモリ36にロードして実行する。
包括メモリ36は、ROM(read only memory)及びRAM(random access memory)等の要素を兼ね備え、IPL(initial program loading)、BIOS(basic input/output system)及びデータを記憶したり、CPU35のワークメモリやデータの一時的な記憶に用いたりする記憶装置である。
HD37は、磁性体を塗布又は蒸着した金属のディスクによって構成され、読み取り装置(図示しない)に着脱不能で内蔵されている。HD37は、DF装置12にインストールされたプログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(operating system)等も含まれる)や、収集した画像データを記憶する記憶装置である。また、OSに、ユーザに対する情報の表示にグラフィックを多用し、基礎的な操作を入力装置37によって行なうことができるGUI(graphical user interface)を提供させることもできる。
入力装置38としては、検査者によって操作が可能なキーボード及びマウス等が挙げられ、操作に従った入力信号がCPU35に送られる。
通信制御装置39は、各規格に応じた通信制御を行なう。通信制御装置39は、電話回線等を通じてネットワークNに接続することができる機能を有しており、これにより、X線診断装置10は、通信制御装置39からネットワークN網に接続することができる。
システム制御装置40は、図示しないCPU及びメモリを含んでいる。システム制御装置40は、CPU35からの指示に従って、Cアーム保持装置11の高電圧供給装置26及び駆動機構27等の動作を制御する。
図2は、本発明に係るX線診断装置の第1実施形態の機能を示すブロック図である。
図2は、第1実施形態のX線診断装置10の機能を示す。図2に示すように、CPU35(図1に図示)がプログラムを実行することによって、X線診断装置10のDF装置12は、撮影X線条件設定・撮影実行部50として機能する。撮影X線条件設定・撮影実行部50は、撮影X線条件記憶制御部51、Cアーム駆動制御部52、撮影回転角度取得部53、撮影X線条件取得制御部54及び撮影実行部55を有する。なお、撮影X線条件設定・撮影実行部50の構成要素としての各部51乃至55は、一つのプログラムによって機能するものであってもよいし、複数のプログラムによって機能するものであってもよい。また、撮影X線条件設定・撮影実行部50の構成要素としての各部51乃至55は、ソフトウェア的に機能するものとして構成される場合を説明するが、その一部又は全部がハードウェア的に構成される場合であってもよい。
撮影X線条件記憶制御部51は、予め、Cアーム23の回転角度(回転動方向の回転角度又は円弧動方向の回転角度)と、撮影時のX線条件である撮影X線条件(X線管負荷条件)とを対応させてHD37等の記憶装置に記憶させる機能を有する。撮影X線条件としては、X線管21の管電流[mA]、管電圧[kV]及び負荷時間[msec.]等が挙げられる。
Cアーム駆動制御部52は、Cアーム23の回転速度(回転動方向の回転速度又は円弧動方向の回転速度)に従って、システム制御装置40及び駆動機構27を介して、Cアーム23の回転速度を制御する機能を有する。
撮影回転角度取得部53は、撮影を行なおうとするCアーム23の現実の回転角度を駆動機構27から検出して取得する機能を有する。
撮影X線条件取得制御部54は、撮影X線条件記憶制御部51によって記憶装置に記憶された複数の撮影X線条件から、撮影回転角度取得部53によって取得された現実の回転角度に対応する撮影X線条件を取得する機能を有する。
撮影実行部55は、撮影X線条件取得制御部54によって取得された撮影X線条件に従ってシステム制御部40を介して高電圧供給装置26を制御して、天板25上に載置された患者Pの所定部位に撮影X線を曝射して、撮影回転角度取得部53によって取得された現実の回転角度方向から所定部位を撮影する機能を有する。また、撮影実行部55は、A/D変換回路30、画像生成・処理回路31、画像メモリ32、画像合成回路33及び表示装置34を制御して、撮影によって生成された投影データを基に、撮影画像の画像データの生成・表示を制御する機能を有する。さらに、撮影実行部55は、撮影回転角度取得部53によって取得された現実の回転角度方向から患者Pの所定部位を撮影すると、撮影回転角度取得部53に対して、次のタイミング(回転角度)におけるCアーム23の現実の回転角度を取得するように指示する。
続いて、X線診断装置10の動作について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
X線診断装置10のCPU35がプログラムを実行することによって、X線診断装置10はステップS1乃至S7に従って動作する。
まず、X線診断装置10を用いた撮影に先立って、撮影時のCアーム23の回転角度(回転動方向の回転角度又は円弧動方向の回転角度)と撮影X線条件とを対応させてHD37等の記憶装置に記憶させる(ステップS1)。
X線診断装置10を用いた撮影では、まず、患者Pが天板25上に載置される。患者Pに対して一方向から透視X線を曝射する透視によって患者Pの位置合わせが行なわれる。患者Pの位置合わせ終了後、Cアーム23の回転速度(回転動方向の回転速度又は円弧動方向の回転速度)に従って、Cアーム23の回転が開始される(ステップS2)。
次いで、ステップS2によって開始されたCアーム23の回転の途中、撮影を行なおうとするCアーム23の現実の回転角度を駆動機構27から適宜検出して取得する(ステップS3)。
次いで、ステップS1によって記憶装置に記憶された複数の撮影X線条件から、ステップS3によって取得された現実の回転角度に対応する撮影X線条件を取得する(ステップS4)。
次いで、ステップS4によって取得された撮影X線条件に従ってシステム制御部40を介して高電圧供給装置26を制御して、天板25上に載置された患者Pの所定部位に対して撮影X線を曝射して、ステップS3によって取得された現実の回転角度方向から所定部位を撮影する(ステップS5)。また、A/D変換回路30、画像生成・処理回路31、画像メモリ32、画像合成回路33及び表示装置34を制御して、撮影によって生成された投影データを基に、撮影画像の画像データの生成・記憶・表示を制御する(ステップS6)。
ステップS5によって、ステップS3によって取得された現実の回転角度方向から患者Pの所定部位を撮影すると、次のタイミング(回転角度)における撮影を行なうか否かが判断される(ステップS7)。ステップS7の判断にてYES、すなわち、次のタイミングにおける撮影を行なうと判断された場合、次のCアーム23の現実の回転角度を取得する(ステップS3)。
一方、ステップS7の判断にてNO、すなわち、次のタイミングにおける撮影を行なわないと判断された場合、ステップS2によって開始されたCアーム23の回転を停止させ、患者Pの所定部位の撮影を終了する。
ステップS3乃至S7を繰り返すことで、複数の回転角度毎の撮影画像の画像データの生成・記憶・表示を行なうことで、回転DA画像の画像データを生成・記憶・表示を行なうことができる。
第1実施形態のX線診断装置10によると、撮影前に回転角度毎の撮影X線条件をそれぞれ演算しておき、撮影時に各回転角度に対応する撮影X線条件をそれぞれ採用して撮影X線制御の追従性を向上させることで、回転DA画像の画像レベルを均一に維持できる。
(第2実施形態)
本発明に係るX線診断装置の第2実施形態のハードウェアは、図1に示すX線診断装置10と同様であるので、説明を省略する。
図4は、本発明に係るX線診断装置の第2実施形態の機能を示すブロック図である。
図4は、第2実施形態のX線診断装置10Aの機能を示す。図4に示すように、CPU35(図1に図示)がプログラムを実行することによって、X線診断装置10AのDF装置12は、撮影X線条件設定・撮影実行部50Aとして機能する。撮影X線条件設定・撮影実行部50AのDF装置12は、透視回転角度取得部61、透視実行部62、撮影X線条件演算部63、撮影X線条件記憶制御部64、Cアーム駆動制御部52、回転角度取得部53、撮影X線条件取得制御部54及び撮影実行部55を有する。なお、撮影X線条件設定・撮影実行部50Aの構成要素としての各部52乃至55,61乃至64は、一つのプログラムによって機能するものであってもよいし、複数のプログラムによって機能するものであってもよい。また、撮影X線条件設定・撮影実行部50Aの構成要素としての各部52乃至55,61乃至64は、ソフトウェア的に機能するものとして構成される場合を説明するが、その一部又は全部がハードウェア的に構成される場合であってもよい。
透視回転角度取得部61は、透視を行なおうとするCアーム23の現実の回転角度を駆動機構27から検出して取得する機能を有する。
透視実行部62は、任意の透視X線条件に従ってシステム制御部40を介して高電圧供給装置26を制御して、天板25上に載置された患者Pの所定部位に透視X線を曝射して、透視回転角度取得部61によって取得された現実の回転角度方向から所定部位を透視する機能を有する。また、透視実行部62は、A/D変換回路30、画像生成・処理回路31、画像メモリ32、画像合成回路33及び表示装置34を制御して、透視によって生成された投影データを基に、透視画像の画像データの生成・表示を制御する機能を有する。さらに、透視実行部62は、透視回転角度取得部61によって取得された現実の回転角度方向から患者Pの所定部位を透視すると、透視回転角度取得部61に対して、次のタイミング(回転角度)におけるCアーム23の現実の回転角度を取得するように指示する。
撮影X線条件演算部63は、画像生成・処理回路31から出力される透視時の回転角度毎の透視画像の画像データを基に回転角度毎の画像レベルを演算する機能を有する。また、撮影X線条件演算部63は、透視実行部62によって用いた透視X線条件と、回転角度毎の画像レベルとを基に、一般的な演算方法を用いて、回転角度毎の撮影X線条件を演算する機能を有する。
撮影X線条件記憶制御部64は、撮影X線条件演算部63によって生成された回転角度と撮影X線条件とを対応させてHD37等の記憶装置に記憶させる機能を有する。
なお、図4に示すX線条件設定・撮影実行部50Aにおいて、図2に示すX線条件設定・撮影実行部50と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
続いて、X線診断装置10Aの動作について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
X線診断装置10AのCPU35がプログラムを実行することによって、X線診断装置10AはステップS2乃至S7,S11乃至S17に従って動作する。
まず、X線診断装置10Aを用いた撮影に先立って、患者Pが天板25上に載置される。患者Pに対して一方向から透視X線を曝射する透視によって患者Pの位置合わせが行なわれる。患者Pの位置合わせ終了後、Cアーム23の回転速度(回転動方向の回転速度又は円弧動方向の回転速度)に従って、Cアーム23の回転が開始される(ステップS11)。
次いで、ステップS11によって開始されたCアーム23の回転の途中、透視を行なおうとするCアーム23の現実の回転角度を駆動機構27から適宜検出して取得する(ステップS12)。
次いで、任意の透視X線条件に従ってシステム制御部40を介して高電圧供給装置26を制御して、天板25上に載置された患者Pの所定部位に対して透視X線を曝射して、ステップS12によって取得された現実の回転角度方向から所定部位を透視する(ステップS13)。また、A/D変換回路30、画像生成・処理回路31、画像メモリ32、画像合成回路33及び表示装置34を制御して、透視によって生成された投影データを基に、透視画像の画像データの生成・記憶・表示を制御する(ステップS14)。
また、画像生成・処理回路31から出力される回転角度毎の透視画像の画像データを基に回転角度毎の画像レベルを演算し、ステップS13によって用いられた透視X線条件と、回転角度毎の画像レベルとを基に、回転角度毎の撮影X線条件を演算する(ステップS15)。
次いで、ステップS15によって生成されたCアーム23の回転角度と撮影X線条件とを対応させてHD37等の記憶装置に記憶させる(ステップS16)。
ステップS13によって、ステップS12によって取得された現実の回転角度方向から患者Pの所定部位を透視すると、次のタイミング(回転角度)における透視を行なうか否かが判断される(ステップS17)。ステップS17の判断にてYES、すなわち、次のタイミングにおける透視を行なうと判断された場合、次のCアーム23の現実の回転角度を取得する(ステップS12)。
一方、ステップS17の判断にてNO、すなわち、次のタイミングにおける透視を行なわないと判断された場合、ステップS11によって開始されたCアーム23の回転を停止させ、患者Pの所定部位の透視を終了する。
ステップS12乃至S17を繰り返すことで、複数の回転角度毎の撮影X線条件の記憶を行なうことができる。
引き続き行なわれるX線診断装置10を用いた撮影では、Cアーム23の回転速度(回転動方向の回転速度又は円弧動方向の回転速度)に従って、Cアーム23の回転が開始される(ステップS2)。
次いで、ステップS2によって開始されたCアーム23の回転の途中、撮影を行なおうとするCアーム23の現実の回転角度を駆動機能27から適宜検出して取得する(ステップS3)。
次いで、ステップS16によって記憶装置に記憶された複数の撮影X線条件から、ステップS3によって取得された現実の回転角度に対応する撮影X線条件を取得する(ステップS4)。
次いで、ステップS4によって取得された撮影X線条件に従ってシステム制御部40を介して高電圧供給装置26を制御して、天板25上に載置された患者Pの所定部位に対して撮影X線を曝射して、ステップS3によって取得された現実の回転角度方向から所定部位を撮影する(ステップS5)。また、A/D変換回路30、画像生成・処理回路31、画像メモリ32、画像合成回路33及び表示装置34を制御して、撮影によって生成された投影データを基に、撮影画像の画像データの生成・記憶・表示を制御する(ステップS6)。
ステップS5によって、ステップS3によって取得された現実の回転角度方向から患者Pの所定部位を撮影すると、次のタイミング(回転角度)における撮影を行なうか否かが判断される(ステップS7)。ステップS7の判断にてYES、すなわち、次のタイミングにおける撮影を行なうと判断された場合、次のCアーム23の現実の回転角度を取得する(ステップS3)。
一方、ステップS7の判断にてNO、すなわち、次のタイミングにおける撮影を行なわないと判断された場合、ステップS2によって開始されたCアーム23の回転を終了し、患者Pの所定部位の撮影を終了する。
ステップS3乃至S7を繰り返すことで、複数の回転角度毎の撮影画像の画像データの生成・記憶・表示を行なうことで、回転DA画像の画像データを生成・記憶・表示を行なうことができる。
第2実施形態のX線診断装置10Aによると、撮影前に回転角度毎の撮影X線条件をそれぞれ演算しておき、撮影時に各回転角度に対応する撮影X線条件をそれぞれ採用して撮影X線制御の追従性を向上させることで、回転DA画像の画像レベルを均一に維持できる。
(第3実施形態)
本発明に係るX線診断装置の第3実施形態のハードウェア構成は、図1に示すX線診断装置10と同様であるので、説明を省略する。
図6は、本発明に係るX線診断装置の第3実施形態の機能を示すブロック図である。
図6は、第3実施形態のX線診断装置10Bの機能を示す。図6に示すように、CPU35(図1に図示)がプログラムを実行することによって、X線診断装置10BのDF装置12は、撮影X線条件設定・撮影実行部50Bとして機能する。撮影X線条件設定・撮影実行部50BのDF装置12は、透視回転角度設定部71、透視実行部72、撮影X線条件演算部73、撮影X線条件記憶制御部74、Cアーム駆動制御部52、回転角度取得部53、撮影X線条件取得制御部54及び撮影実行部55を有する。なお、撮影X線条件設定・撮影実行部50Bの構成要素としての各部52乃至55,71乃至74は、一つのプログラムによって機能するものであってもよいし、複数のプログラムによって機能するものであってもよい。また、撮影X線条件設定・撮影実行部50Bの構成要素としての各部52乃至55,71乃至74は、ソフトウェア的に機能するものとして構成される場合を説明するが、その一部又は全部がハードウェア的に構成される場合であってもよい。
透視回転角度設定部71は、Cアーム23の全回転角度のうち、透視を行なうためのCアーム23の2以上の回転角度を選択して設定する機能を有する。例えば、透視回転角度設定部71は、Cアーム23の全回転角度のうち、2つの回転角度を選択して設定する。
透視実行部72は、任意の透視X線条件に従ってシステム制御部40を介して高電圧供給装置26を制御して、天板25上に載置された患者Pの所定部位に透視X線を曝射して、透視回転角度設定部71によって設定された回転角度方向から所定部位を透視する機能を有する。また、透視実行部72は、A/D変換回路30、画像生成・処理回路31、画像メモリ32、画像合成回路33及び表示装置34を制御して、透視によって生成された投影データを基に、透視画像の画像データの生成・表示を制御する機能を有する。
撮影X線条件演算部73は、画像生成・処理回路31から出力される透視時の回転角度毎の透視画像の画像データを基に回転角度毎の画像レベルを演算し、透視実行部72によって用いた透視X線条件と、回転角度毎の画像レベルとを基に、回転角度毎の撮影X線条件を演算する機能を有する。
また、撮影X線条件演算部73は、透視回転角度設定部71によって設定された回転角度に対応する撮影X線条件を基に、Cアーム23の全回転角度にそれぞれ対応する撮影X線条件を演算する機能を有する。
図7は、Cアーム23の全回転角度にそれぞれ対応する撮影X線条件の演算方法を説明するための図である。
図7に示すように、患者Pの体表面の周を楕円(一般式:(x/a)+(y/b)=1)とみなし、透視回転角度設定部71によって設定される2つの回転角度θ,θの方向から透視して演算された撮影X線条件α,αを用いて次の式からa,bを求め、患者Pの体表面の周に関する楕円方程式を求める。
Figure 2009066062
そして、撮影X線条件演算部73は、患者Pの体表面の周に関する楕円方程式を基に、Cアーム23の全回転角度にそれぞれ対応する撮影X線条件を演算する。
撮影X線条件記憶制御部74は、撮影X線条件演算部73によって生成された回転角度と撮影X線条件とを対応させてHD37等の記憶装置に記憶させる機能を有する。
なお、図6に示すX線条件設定・撮影実行部50Bにおいて、図2に示すX線条件設定・撮影実行部50と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
続いて、X線診断装置10Bの動作について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
X線診断装置10BのCPU35がプログラムを実行することによって、X線診断装置10BはステップS2乃至S7,S21乃至S27に従って動作する。
まず、X線診断装置10Bを用いた撮影に先立って、患者Pが天板25上に載置される。患者Pに対して一方向から透視X線を曝射する患者Pに対して一方向から透視X線を曝射する透視によって患者Pの位置合わせが行なわれる。患者Pの位置合わせ終了後、Cアーム23の全回転角度のうち、透視を行なうためのCアーム23の回転角度を選択して設定する(ステップS21)。例えば、ステップS21では、Cアーム23の全回転角度のうち、2つの回転角度を選択して設定する。
次いで、任意の透視X線条件に従ってシステム制御部40を介して高電圧供給装置26を制御して、天板25上に載置された患者Pの所定部位に対して、透視X線を曝射して、ステップS21によって設定された回転角度方向から所定部位を透視する(ステップS22)。また、A/D変換回路30、画像生成・処理回路31、画像メモリ32、画像合成回路33及び表示装置34を制御して、透視によって生成された投影データを基に、透視画像の画像データの生成・記憶・表示を制御する(ステップS23)。
次いで、画像生成・処理回路31から出力される回転角度毎の透視画像の画像データを基に画像レベルを演算し、ステップS22によって用いられた透視X線条件と、画像レベルとを基に、ステップS22によって用いられた回転角度の撮影X線条件を演算する(ステップS24)。ステップS24によって生成されたCアーム23の回転角度と撮影X線条件とを対応させてHD37等の記憶装置に記憶させる。
ステップS22によって、ステップS21によって設定された回転角度方向から患者Pの所定部位を透視すると、ステップS21によって設定された他の回転角度における透視を行なうか否かが判断される(ステップS25)。ステップS25の判断にてYES、すなわち、ステップS21によって設定された他の回転角度における透視を行なうと判断された場合、Cアーム23の他の回転角度方向から所定部位を透視する(ステップS22)。
一方、ステップS25の判断にてNO、すなわち、ステップS21によって設定された他の回転角度における透視を行なわないと判断された場合、患者Pの所定部位の透視を終了する。
次いで、ステップS21によって設定された回転角度に対応する撮影X線条件を基に、Cアーム23の全回転角度にそれぞれ対応する撮影X線条件を演算する(ステップS26)。ステップS26では、患者Pの体表面の周を楕円とみなし、ステップS21によって設定された2つの回転角度方向から透視して演算された撮影X線条件を用いて、患者Pの体表面の周に関する楕円方程式を求める。そして、患者Pの体表面の周に関する楕円方程式を基に、Cアーム23の全回転角度にそれぞれ対応する撮影X線条件を演算する。
次いで、ステップS26によって生成されたCアーム23の回転角度と撮影X線条件とを対応させてHD37等の記憶装置に記憶させる(ステップS27)。
引き続き行なわれるX線診断装置10を用いた撮影では、Cアーム23の回転速度(回転動方向の回転速度又は円弧動方向の回転速度)に従って、Cアーム23の回転が開始される(ステップS2)。
次いで、ステップS2によって開始されたCアーム23の回転の途中、撮影を行なおうとするCアーム23の現実の回転角度を駆動機構27から適宜検出して取得する(ステップS3)。
次いで、ステップS27によって記憶装置に記憶された複数の撮影X線条件から、ステップS3によって取得された現実の回転角度に対応する撮影X線条件を取得する(ステップS4)。
次いで、ステップS4によって取得された撮影X線条件に従ってシステム制御部40を介して高電圧供給装置26を制御して、天板25上に載置された患者Pの所定部位に対して撮影X線を曝射して、ステップS3によって取得された現実の回転角度方向から所定部位を撮影する(ステップS5)。また、A/D変換回路30、画像生成・処理回路31、画像メモリ32、画像合成回路33及び表示装置34を制御して、撮影によって生成された投影データを基に、撮影画像の画像データの生成・記憶・表示を制御する(ステップS6)。
ステップS5によって、ステップS3によって取得された現実の回転角度方向から患者Pの所定部位を撮影すると、次のタイミング(回転角度)における撮影を行なうか否かが判断される(ステップS7)。ステップS7の判断にてYES、すなわち、次のタイミングにおける撮影を行なうと判断された場合、次のCアーム23の現実の回転角度を取得する(ステップS3)。
一方、ステップS7の判断にてNO、すなわち、次のタイミングにおける撮影を行なわないと判断された場合、ステップS2によって開始されたCアーム23の回転を終了し、患者Pの所定部位の撮影を終了する。
ステップS3乃至S7を繰り返すことで、複数の回転角度毎の撮影画像の画像データの生成・記憶・表示を行なうことで、回転DA画像の画像データを生成・記憶・表示を行なうことができる。
第3実施形態のX線診断装置10Bによると、撮影前に、回転角度毎の撮影X線条件を近似的にそれぞれ演算しておき、撮影時に各回転角度に対応する撮影X線条件をそれぞれ採用して撮影X線制御の追従性を向上させることで、回転DA画像の画像レベルを均一に維持できる。
また、第3実施形態のX線診断装置10Bによると、第2実施形態のX線診断装置10Aと比較して、撮影前の撮影X線条件の演算時のX線被爆が抑えられる。
本発明に係るX線診断装置の第1実施形態の構成を示す概略図。 第1実施形態のX線診断装置の機能を示すブロック図。 第1実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態のX線診断装置の機能を示すブロック図。 第2実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。 第3実施形態のX線診断装置の機能を示すブロック図。 Cアームの全回転角度にそれぞれ対応する撮影X線条件の演算方法を説明するための図。 第3実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。
符号の説明
10,10A,10B X線診断装置
11 Cアーム保持装置
12 DF装置
23 Cアーム
31 画像生成・処理回路
50,50A,50B 撮影X線条件設定・撮影実行部
51,64,74 撮影X線条件記憶制御部
52 Cアーム駆動制御部
53 撮影回転角度取得部
54 撮影X線条件取得制御部
55 撮影実行部
61 透視回転角度取得部
62,72 透視実行部
63,73 撮影X線条件演算部
71 透視回転角度設定部

Claims (4)

  1. Cアームの複数の回転角度毎に、撮影X線条件を予め記憶させる撮影X線条件記憶制御部と、
    撮影時に前記Cアームの現実の回転角度を検出して取得する撮影回転角度取得部と、
    前記撮影X線条件記憶制御部によって記憶された前記複数の撮影X線条件から、前記撮影回転角度取得部によって取得された前記現実の回転角度に対応する撮影X線条件を取得する撮影X線条件取得制御部と、
    前記撮影X線条件取得制御部によって取得された前記撮影X線条件に従って撮影X線を曝射して、前記撮影回転角度取得部によって取得された前記現実の回転角度の方向から撮影する撮影実行部と、
    を有することを特徴とするX線診断装置。
  2. 透視時に前記Cアームの現実の回転角度を検出して取得する透視回転角度取得部と、
    所要の透視X線条件に従って透視X線を曝射して、前記透視回転角度取得部によって取得された前記現実の回転角度の方向から透視を実行する透視実行部と、
    前記透視実行部によって生成された透視画像の画像データを基に画像レベルを演算し、前記透視実行部によって用いられた前記所要の透視X線条件と前記画像レベルとを基に、前記透視回転角度取得部によって取得された前記現実の回転角度の撮影X線条件を演算する撮影X線条件演算部と、をさらに有し、
    前記撮影X線条件記憶制御部は、前記撮影X線条件演算部によって生成された複数の回転角度毎の撮影X線条件を記憶させることを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記Cアームの複数の回転角度のうち、2以上の回転角度を選択して設定する透視回転角度設定部と、
    所要の透視X線条件に従って透視X線を曝射して、前記透視回転角度設定部によって設定された前記2以上の回転角度の方向から透視を実行する透視実行部と、
    前記透視実行部によって生成された透視画像の画像データを基に画像レベルを演算し、前記透視実行部によって用いられた前記所要の透視X線条件と前記画像レベルとを基に、前記透視回転角度設定部によって設定された前記2以上の回転角度の撮影X線条件を演算すると共に、前記透視回転角度設定部によって設定された前記2以上の回転角度に対応する撮影X線条件を基に、前記複数の回転角度にそれぞれ対応する撮影X線条件を演算する撮影X線条件演算部と、をさらに有し、
    前記撮影X線条件記憶制御部は、前記撮影X線条件演算部によって生成された前記複数の回転角度毎の撮影X線条件を記憶させることを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  4. 前記撮影X線条件演算部は、前記透視回転角度設定部によって設定された2つの回転角度の方向から透視して演算された撮影X線条件を用いて前記被検体の体表面の周に関する楕円方程式を求め、前記楕円方程式を基に、前記複数の回転角度にそれぞれ対応する撮影X線条件を演算することを特徴とする請求項3に記載のX線診断装置。
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