JP2009064231A - 生産履歴管理プログラム - Google Patents

生産履歴管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009064231A
JP2009064231A JP2007231391A JP2007231391A JP2009064231A JP 2009064231 A JP2009064231 A JP 2009064231A JP 2007231391 A JP2007231391 A JP 2007231391A JP 2007231391 A JP2007231391 A JP 2007231391A JP 2009064231 A JP2009064231 A JP 2009064231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
work plan
information
plan
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007231391A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokikazu Shibata
時和 柴田
Sadamitsu Ikadai
定光 筏井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGRI SUPPORT NETWORK KK
Original Assignee
AGRI SUPPORT NETWORK KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AGRI SUPPORT NETWORK KK filed Critical AGRI SUPPORT NETWORK KK
Priority to JP2007231391A priority Critical patent/JP2009064231A/ja
Publication of JP2009064231A publication Critical patent/JP2009064231A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】農作物などの生産過程における作業計画を表示でき、さらに操作性よく簡易かつ効率的に生産履歴管理あるいはその確認が可能である生産履歴管理プログラムを提供する。
【解決手段】本発明に係る生産履歴管理プログラムを実行させることにより実現された生産履歴管理装置は、マスタ情報DB31に記憶された農作物の生産工程に関する情報に基づいて作業計画を出力し、この作業計画を作業計画DB32に記憶させる作業計画処理部35と、現実に実施された作業実績の入力を受け付け、この作業実績を作業実績DB33に記憶させる作業実績入力部36とを備える。作業計画処理部35は作業計画DB32に記憶された作業計画の作業内容と、作業実績DB33に記憶された作業実績の作業内容とが一致しているか否かを判定し、一致していないと判定された場合、マスタ情報DB31に記憶された工程情報に基づいて新たな作業計画を出力し作業計画DB32にさら記憶可能であることを特徴とするものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、生産履歴管理技術に係り、特に農作物などの生産過程における作業計画を表示でき、さらに操作性よく簡易かつ効率的に生産履歴管理あるいはその確認が可能である生産履歴管理プログラムに関する。
近年、農産物の安全・安心の確保が重要な課題となっており、中間業者や消費者にとって農産物の生産履歴が確認できる環境が求められている。これに伴い、現在牛肉に義務付けられているトレーサビリティ(追跡可能性)システムの導入促進が、野菜などの農産物に対しても図られている。
また、GAP(Good Agricultural Practice)に関しても近年重要視されている。GAPは食品安全、環境保全、労働安全、品質向上などの様々な目的から実践される「適正農業規範」であり、農産物生産の各段階で生産者が守るべき管理基準とその実践に関するものである。このGAPへの取り組みの一段階として、GAPの内容に沿った作業を適切に実施したか否かを記録する必要があり、トレーサビリティと同様に農作物の生産履歴や作業実績を正確かつ継続的に記録することが必須となっている。
このトレーサビリティやGAPに対応するため、従来、特許文献1に開示された日誌入力支援装置および日誌入力支援方法が知られている。この日誌入力支援装置は、農作業などの作業日誌に登録された過去の作業情報と、現在の作業実施状況情報とが記憶されたデータベースを備えている。この日誌入力支援装置は、ユーザから農作業を行った日付の入力を受け付けると、データベース内において過去の同一月日近辺に実施された作業内容の検索を行う。ユーザは検索され出力された作業内容のリストから、実施した作業内容を選択することで、日誌入力を行う。
この日誌入力装置および日誌入力方法によれば、実施した作業内容をリストの中から選択して入力するようにしたため、入力操作の簡易化および入力時間の削減を図り、作業日誌作成効率の向上を図ることができる。
特開2005−250678号公報
農産物の生産は、地域やそれぞれの農家によって、毎年決まったサイクルでほぼ同時期に行われることが一般的である。
特許文献1に開示された発明は、このような農産物の生産の特性を利用して、過去の同一月日近辺に実施された作業内容の一覧を表示し、この一覧の中から実施した作業を選択することにより、作業日誌の入力を行うものであった。
しかし、過去の作業データの蓄積がない場合には作業内容のリスト表示を行うことはできないため、日誌入力の簡易化などを図ることができないという課題があった。
また、主なユーザである生産者にとって、実施した作業内容を圃場での農作業の後に記入することは、肉体的にも困難であり、正確な生産履歴を継続して記入することは容易ではないという課題があった。このため、より簡易に作業日誌の入力が行える手段が求められていた。
また、農作業を行う上で各作業工程の作業計画は重要であり、多々ある作業工程を作業計画に基づき明確に把握することは、生産効率および作業効率の向上にもつなげることができる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、作業前には作業計画を明確にし、かつ作業後にはこの作業計画に基づき生産履歴を操作性よく簡易かつ効率的に記入することにより、継続的な生産履歴管理およびその確認が可能である生産履歴管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る生産履歴管理プログラムは、被生産物を生産するための作業工程と、前記各作業工程の実施日または実施期間と、前記各作業工程間の作業間隔とを少なくとも含む工程情報を記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップで記憶された工程情報に基づいて、被生産物を生産するため予め企画・提案された作業計画を出力する作業計画処理ステップと、前記作業計画処理ステップで出力された作業計画を記憶する作業計画記憶ステップと、前記作業計画記憶ステップで記憶された作業計画に基づいて、現実に実施された作業実績を入力する作業実績入力ステップと、前記作業実績入力ステップにより入力された作業実績を記憶する作業実績記憶ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係る生産履歴管理プログラムによれば、作業前には作業計画を明確にし、かつ作業後にはこの作業計画に基づき操作性よく簡易かつ効率的に生産履歴管理を行うことができる。
本発明に係る生産履歴管理プログラムの実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る生産履歴管理プログラムをコンピュータに実行させることにより実現される生産履歴管理装置のハード構成図である。
図1に示す生産履歴管理装置におけるCPU10は、ROM11に記憶されている生産履歴管理プログラム、または記憶部12からRAM13にロードされた生産履歴管理プログラムに従って各種の処理を実行する。RAM13にはまた、CPU10が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU10、ROM11およびRAM13は、バス14を介して相互に接続される。このバス14には、入出力インタフェース15が接続される。
入出力インタフェース15には、キーボード、マウスなどからなる入力手段としての入力部16、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどからなるディスプレイ、ならびにスピーカなどから構成される出力部17が接続される。また、ハードディスクなどから構成される記憶部12、モデム、ターミナルアダプタ、およびネットワークインタフェース(いずれも図示せず)などから構成される通信部18が接続される。通信部18は、無線LANやネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース15には、必要に応じてドライブ19が接続され、磁気ディスク20(フロッピィディスクを含む)、光ディスク21(CD−ROM(Compacr Disk−Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク22(MD(Mini−Disk)を含む)、あるいは半導体メモリ23などが適宜取り付けられる。また、これらから読み出したコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部12にインストールされる。
図2は、本実施形態における生産履歴管理装置の簡略的なブロック構成図である。本実施形態において、この生産履歴管理装置を農作物の生産履歴管理を行う場合に適応する。
記憶部12は、例えばマスタ情報データベース(以下、マスタ情報DBという。)31、作業計画DB32、作業実績DB33およびGAP項目DB34から構成され、CPU10と適宜データのやり取りが可能なように構成される。
記憶手段としてのマスタ情報DB31は、作業計画処理部35が作業計画を立てるために必要な種々のデータが格納されている。なお、マスタ情報DB31は、CPU10のマスタ情報変更部37が入力部16からの入力を受け付けることにより適宜情報の変更を行うことができる。
図3に示すように、マスタ情報DB31は、例えば作付情報DB41、工程情報DB42、機械情報DB43、資材情報DB44、出役情報DB45および圃場情報DB46から構成される。マスタ情報DB31に構成される各情報DBには、それぞれ農作物の品目や農作物が生産される地域に応じた、農作物の生産に関する情報が格納される。また各情報DBに格納される情報は、標準的な情報に限ることはなく、様々な生産過程に応じて多様な各種情報を格納することができる。
作付情報DB41は、農作物の品目に応じた作付計画や、作付方法(例えば稲作、畑作またはハウス栽培)などの作付情報が格納されている。
工程情報DB42には、農作物毎に応じた作業工程に関する情報が格納されている。例えば作業工程名、作業実施日(期間)および作業間の間隔などの情報が格納される。例えば、対象とする農作物が米である場合、作業工程として播種、育苗、田植え、水管理、分げつ、除草、穂肥、出穂および収穫などがあげられ、このうちは播種○月○日に行う、分げつは○月○日〜○月○日に行う、1回目の穂肥と2回目の穂肥は1週間の間隔をあける、などといった各作業工程の工程情報が格納されている。
機械情報DB43は、各作業工程において用いられる機械に関する情報が格納されている。例えば、農機具名、農機具の購入先、機材の整備内容などの機械情報が格納されている。
資材情報DB44は、各作業工程において用いられる資材に関する情報が格納されている。例えば、肥料名、農薬名、購入先、廃材処理法方や基準使用量などの資材情報が格納されている。
出役情報DB45には、各作業工程における作業担当者や、作業内容、作業単価などに関する情報が格納されており、例えば月ごとの労務集計などに用いられる。
圃場情報DB46には、農作物を生産する圃場に関する情報が格納されている。例えば、圃場の地番、地域名、圃場面積、圃場所有者、圃場の地図情報などに関する情報や生産者に関する情報が格納されている。圃場の地図情報は、例えば航空写真によるものがあり、地図情報上の圃場の位置と、地番、圃場で生産されている農作物名などの圃場情報とを関連付けて登録しておくことで、後の作業計画や作業実績の入力操作を簡易に行うことができ操作性を向上させることができる。また、圃場の分筆や合筆が行われた場合であっても、圃場情報DB46の圃場情報を編集することで対応することができる。
作業計画記憶手段として記憶部12に設けられた作業計画DB32には、作業計画処理部35により立てられた作業計画が格納される。また、現実に実施された作業と作業計画上の作業との間でずれが生じた場合には、作業計画処理部35により新たな作業計画が立てられるが、この新たな作業計画も適宜作業計画DB32に登録される。作業計画は、適宜読み出され、例えば図4のカレンダ50の日付欄54などに作業工程名が出力されることで、容易に作業計画を確認できる。また、作業計画を作業指示書として出力することもでき、実施すべき作業を明確に把握できるため作業効率の向上を図ることができる。
作業実績記憶手段としての作業実績DB33には、作業実績入力部36が入力部16からの入力を受け付けることにより作成した作業実績が格納される。作業実績は適宜読み出され、例えば月ごとの圃場別資材量や作業時間を集計して出力できるようになっている。
GAP項目記憶手段としてのGAP項目DB34には、GAP(Good Agricultural Practice)を実践するためのチェック項目が記憶されている。GAPは、「適正農業規範」であり、農産物生産の各段階で生産者が守るべき管理基準とその実践に関するもので、今日このGAPへの取り組みが重要視されている。
GAPを実践するためのチェック項目53には、例えば、「栽培マニュアル、栽培規準を読みましたか」、「用水の取水池(河川、地下水、ため池など)を知っていますか」、「肥料は施肥基準に基づいて施用しましたか」などがある。これらのGAPを実践するためのチェック項目53には、各項目の重要度に応じてGAPランクが定められており、このGAPランクも同様にGAP項目記憶手段に記憶されている。
ユーザは実施した農作業がこれらのGAPを実践するためのチェック項目53に適合しているかどうか判断する。適合していると判断した場合、入力部16を介して適合している旨の入力を行う。入力は、例えば図5のような、GAP表示欄51に表示されたGAPを実践するためのチェック項目53に設けられたGAPチェック手段としてのチェックボックス52などをマウスでクリックすることで、簡易かつ操作性よくGAPへの取り組みを実践することができる。GAP項目のチェック処理は、例えば農作業終了後の作業実績処理時に行われる。
CPU10は、例えば作業計画処理部35、作業実績入力部36、マスタ情報変更部37および出力処理部38から構成される。
作業計画処理手段としての作業計画処理部35は、マスタ情報DB31の作付情報DB41、工程情報DB42などに格納されている種々の情報を読み込み、農作業の作業計画を立てる。作業計画は、例えば米の場合、土作り期、播種期、育苗期、幼穂形成期、および収穫期などの生産における各過程を通して立てられる。作業計画処理部35により立てられた作業計画は、作業計画DB32に格納され、適宜読み込まれ、図4に示すカレンダ50などに出力されることにより確認することができる。カレンダ50の日付欄54には、例えば7月1日、8日に穂肥作業を行う、といったような作業計画が出力される。カレンダ50上の作業計画は、所定の色で表示したり、所定の記号(図4では黒丸)を作業計画名の文頭に付加したりすることで、実施済みの作業名との判別を視覚的に行えるようになっている。
また、図5に示す作業記録画面では、より詳細な作業計画を確認することができる。例えば、米(品目表示欄55)は、7月1日(予定日表示欄56)には穂肥作業(工程名表示欄57)が予定されている、などと出力される。
また、作業計画処理部35により立てられた作業計画上の作業と、現実に実施された作業実績との間でずれが生じた場合には、再計画処理手段としての作業計画処理部35により再計画処理が行われ、新たな作業計画が立てられる。天候不順などにより当初の作業計画と作業実績との間でずれが生じた場合、予め作業計画DB32に格納された作業計画に従って適切な農作業を実施することはできない。本実施形態における生産履歴管理装置は、作業計画処理部35が自動的に作業計画と作業実績とのずれを判断し新たな計画を立て直す機能を備え、適切な作業計画に従い農作業を行うことができる。
作業計画処理部35は作業内容判定手段として機能し、作業計画DB32と作業実績DB33とに格納された作業内容を比較することにより作業実績が作業計画と一致しているか否かを判断する。作業計画処理部35が作業実績と作業計画とが一致していないと判断した場合、マスタ情報DB31に格納された各種情報を読み込み、再度作業計画を立て直す再計画処理を行う。再度立てられた新たな作業計画は、作業計画DB32に格納され、図4のようなカレンダ50の日付欄54に新たな作業工程名を出力することができる。また、作業計画処理部35による判定によらず、ユーザが任意に再計画処理を行うようにしてもよい。
さらに作業計画処理部35は、マスタ情報DB31の資材情報DB44に格納された資材の基準使用量に基づき、農作物の生産を行う圃場の面積などに応じた資材(農薬、肥料など)の必要量の自動計算を行う。資材の自動計算は、作業計画時や作業実績入力時などに行われ、図5の資材表示欄60などに出力される。
作業実績入力手段としての作業実績入力部36は、現実に実施された作業実績を入力する作業実績入力手段として機能する。作業実績入力部36は、ユーザである例えば農業従事者から、入力部16を介して作業実績の入力を受け付ける。また、入力された作業実績は、作業実績DB33に格納されるようになっている。
作業実績の入力は、図5に示す作業記録画面などをユーザが操作することにより行われる。作業実績は、例えば作業記録画面における地図情報58上の作業を行った圃場を入力部16の例えばマウスでクリックすることで、作業を行ったという実績を入力できるようになっている。マウスでクリックされた地図情報58上の圃場は、所定の色や所定の記号に変更されるなど表示状態を変更することで、作業が実施された圃場と未実施の圃場との判別を視覚的に行えるようになっている。
また、作業実績の入力が行われることで、図4に示すカレンダ50の日付欄54に出力される作業工程名は、計画段階の作業工程名とは異なる所定の色や所定の記号(図4では白丸)を文頭に付加したりすることで、計画段階の作業工程名との判別を視覚的に行えるようになっている。
作業実績入力部36には、アラーム通知手段を設けることもできる。このアラーム通知手段は、ある作業工程の作業計画日が経過しても、判定手段としての作業実績入力部36がその作業工程が実施されたという入力を受け付けておらず、作業工程が実施されていないと判断した場合に機能し、例えば出力部17のディスプレイに作業計画日が経過した旨の通知を表示したり、スピーカからアラーム音を発したりすることにより、ユーザに計画日の経過の通知を行う。
情報変更手段としてのマスタ情報変更部37は、マスタ情報DB31に格納されている各情報DBの情報に変更があった場合に機能する。情報の変更は、入力部16のキーボードなどからの入力を適宜受け付けることにより行われる。
出力処理部38は、作業計画DB32に格納された作業計画を作業指示書として出力する機能や、作業実績DB33に格納された作業実績から得られる、例えば月ごとの圃場別資材量を集計して出力するなどの機能を有する。出力は、出力部17のディスプレイに表示したり、図示しないプリンタなどを用いて出力したりすることにより行われる。
次に、本実施形態における生産履歴管理装置の作用について説明する。
本実施形態においては、一例として稲作における幼穂形成期に2回(7月1日および7月8日)に渡り行われる穂肥作業時に行われる生産履歴管理処理について説明する。
日々の生産履歴管理処理には、作業計画管理および作業実績管理がある。作業計画管理は、例えば農作業を行う前に、これから行われる作業計画を生産履歴管理装置を用いて確認するなどして計画の管理を行うことをいう。また作業実績管理は、農作業の実施後に実施された作業実績を生産履歴として生産履歴管理装置に入力するなどして作業実績の管理を行うことをいう。
まず、作業計画管理処理について説明する。本実施形態では、7月1日に計画されている穂肥作業の作業計画管理の処理について説明する。
図6は、生産履歴管理装置による作業計画管理処理を示すフローチャートである。本実施形態では、1回目の穂肥作業の実施に対し作業計画管理を行う場合について説明する。
ステップS1で、作業計画処理部35は、作業計画管理を行う日付の入力を入力部16を介して受け付け、対応する作業計画を作業計画DB32から読み込む。日付の入力は、例えば図4のカレンダ50から所定の日付欄54を入力部16のマウスなどでクリックすることにより行う。具体的には、7月1日の日付欄54をクリックすることにより日付の入力を行う。
農作物の作業計画は、作業計画処理部35によりマスタ情報DB31の各情報DBが読み込まれることによってあらかじめ企画・提案され、作業計画DB32に格納されている。作業計画には、予定されている作業工程名、使用される資材および機械、作業を実施する圃場情報などの情報が含まれる。
作業計画処理部35によって作業計画DB32より読み込まれた作業計画は、ステップS2において、例えば図5の作業記録画面のように出力部17のディスプレイなどに出力される。図5では、例示として7月1日に計画されている穂肥作業の作業計画が表示される。品目表示欄55、予定日表示欄56、工程名表示欄57には、圃場Aでは米が生産されており、7月1日に穂肥作業が計画されている旨が表示されている。
またこの他にも、資材表示欄60、出役表示欄61や機械表示欄62にはそれぞれ資材情報、出役情報および機械情報が出力され、ユーザは詳細な作業計画を作業記録画面において確認することができる。資材表示欄60には、例えば圃場の面積などに応じてどのような資材をどの程度使用すべきかの計画が表示される。出役表示欄61には、農作業従事者(担当者)がどのような業務をどのくらいの時間行うかなどの労務計画が表示される。機械表示欄62には、予定されている作業ではどのような機械を使うかなどの機械に関する計画が表示される。
ステップS3で、作業計画処理部35により出力部17のディスプレイなどに表示された作業計画と、実際に予定されている作業計画とをユーザが比較し、変更があるかないかの判断を行う。作業計画処理部35により出力された作業計画に変更がある場合、ステップS4で作業計画処理部35は、作業計画の変更を入力部16のキーボードなどから受け付ける。例えば、穂肥作業に使用される機械が変更になった場合、作業計画処理部35が入力部16からの機械表示欄62に表示された機械に関する計画の変更の入力を受け付けることにより、作業計画が変更される。また、使用する農薬などの資材に変更があった場合、作業計画処理部35は、マスタ情報DB31の資材情報DB44に格納された資材の基準使用量に基づき、農作物の生産を行う圃場の面積などに応じた資材(農薬、肥料など)の必要量の自動計算も行うことができる。
一方、作業計画に変更がない場合には、ステップS6へ進む。
ステップS5で作業計画処理部35は、変更された作業計画を記憶部12の作業計画DB32に随時登録する。具体的には、穂肥作業に使用される機械の変更を作業計画DB32に登録する。作業計画の作業計画DB32への登録は、例えばユーザによって入力部16のマウスを用いた図5に示す保存ボタン65のクリック動作が行われることにより、作業計画処理部35が入力を受け付け実行される。
出力部17のディスプレイなどに表示された作業計画は、作業当日の作業指示書として出力できるようになっている。ステップS6においては出力処理部38が、作業計画DB32に格納された作業計画を、作業指示書として出力部17のプリンタなどにより出力する。作業指示書の出力は、作業計画処理部35が、例えばユーザによって入力部16のマウスを用いた図5に示す指示書ボタン66のクリック動作が行われることにより、作業計画処理部35が入力を受け付け実行される。ユーザである農作業従事者は、出力ステップS6で出力された計画指示書を圃場へ持参したり、また他の農作業従事者に配布して農作業を実施することにより、作業計画を明確に把握することができ、作業効率の向上を図ることができる点で有効である。
なお、作業計画管理処理における入力部16からの各入力の受付は、予め登録された選択肢一覧をプルダウンメニューで表示し、そこから該当するものを選択するか、またはキーボードなどの入力手段により文字列を入力することにより行われる。プルダウンメニューから該当する選択肢を選択することにより、キーボードを使うことなく、マウスのみの簡易な入力操作が可能である。なお、作業実績入力処理および再計画処理においても、上述した入力手段と同様の入力手段を用いて入力を受け付けることができる。
以上の作業計画管理処理により、マスタ情報DB31に格納されている情報に基づき農作物の生産工程に関する作業計画を立てることができるが、途中の計画変更によりマスタ情報DB31内の情報では不足する場合がある。この場合には、マスタ情報変更部37により、マスタ情報DB31の変更を行うことができる。マスタ情報DB31の変更は、マスタ情報変更部37が入力部16のキーボードなどからの入力を受け付けることにより行われる。
次に、本実施形態における生産履歴管理装置による作業実績管理処理について図7のフローチャートを用いて説明する。本実施形態では、7月1日に実施された穂肥作業の作業実績管理の処理について説明する。
ステップS11において、作業実績入力部36は、作業実績管理を行う日付の入力を入力部16を介して受け付け、対応する作業計画を作業計画DB32から読み込む。作業実績管理を行う日付の入力は、図4のカレンダ50から所定の日付欄54を入力部16のマウスなどでクリックすることなどにより行う。具体的には、7月1日の日付欄54をクリックすることにより日付の入力を行う。作業実績入力部36は日付の入力を受け付けることにより、図5のような作業記録画面を出力部17のディスプレイなどに表示する。なお、図5の作業記録画面は、作業計画処理において表示された作業記録画面と同様の画面である。
ステップS12で、作業実績入力部36は現実に実施された作業工程名の入力を受け付ける。実施された作業工程の入力は、例えば工程名表示欄57や圃場の地図情報58からの入力が可能である。
圃場の地図情報58は、地図情報表示手段としてのマスタ情報DB31の圃場情報DB46に格納されており、この地図情報58は圃場の位置と、生産される農作物名、圃場面積および農作物の作業工程などの圃場情報が関連付けられて格納されている。このため、現実に作業を実施した圃場の位置を入力部16のマウスなどによりクリックすることにより、作業実績入力部36は現実に行われた作業工程の認識が可能なように構成される。具体的には、地図情報58から穂肥作業が行われた圃場の位置をマウスでクリックすることにより、作業実績入力部36は、計画されていた穂肥作業が現実に実施されたとの入力を受け付ける。
また、作業実績入力部36は工程名表示欄57に表示された作業工程名を入力部16のマウスなどによりクリックすることによっても作業実績の入力を受け付けることができる。具体的には、工程名表示欄57に表示された穂肥の欄をクリックすることにより、作業実績入力部36は穂肥作業が現実に実施されたとの入力を受け付ける。
ステップS13において、ユーザにより、作業計画管理処理により計画されていた作業内容と、現実に実施された作業内容に相違がないかの判定が行われる。例えば、作業計画として計画されていた農作業従事者の労働時間が、現実に実施された作業実績と異なる場合、ステップS14において作業実績入力部36は、現実に実施された作業実績の入力を受け付ける。作業実績の入力は、作業実績入力部36が入力部16のキーボードやマウスなどからの入力を受け付けることにより行われる。
一方、作業計画との相違がない場合には、GAPチェックステップS15に進む。
ステップS15では、作業実績入力部36が農作物に応じたGAPを実践するためのチェック項目53をGAP項目DB34から読み込み、現実に行われた作業がGAPに適合しているか否かのチェックをユーザから受け付ける。
GAPを実践するためのチェック項目53は、図5のGAP表示欄51のように表示される。ユーザは、現実に行われた作業がGAP表示欄51に表示されたGAPを実践するためのチェック項目53に適合していると判断した場合、適合している旨の入力を入力部16を介して行い、作業実績入力部36がその入力を受け付ける。入力は、各チェック項目に設けられたチェックボックス52を入力部16のマウスなどでクリックしチェックをすることにより行われ、簡易にかつ操作性よくGAPへの取り組みを実践することができる。
ステップS16において、作業工程入力ステップS12および作業実績入力ステップS14で入力を受け付けた作業実績を記憶部12の作業実績DB33に登録を行う。また、GAPチェックステップS15で入力されたGAP項目のチェックをGAP項目DB34に登録することにより、作業実績管理処理は終了する。作業実績の登録は、作業実績入力部36が、例えばユーザによって入力部16のマウスを用いた図5に示す保存ボタン65のクリック動作が行われることにより、作業実績入力部36が入力を受け付け実行される。
なお、必要に応じて作業実績DB33の作業実績情報は読み出し可能であり、出力処理部38により、例えば月ごとの圃場別資材量や作業時間を集計して出力することができる。
次に、すでに作業計画DB32に格納された作業計画を変更する必要が生じ、作業計画処理部35により新たに計画を立て直す場合の再計画処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。
作業計画処理部35により計画され作業計画DB32に格納された作業計画に、天候不良などにより遅延が生じた場合、以後の計画にずれが生じることになる。これに伴い作業計画を新たに立て直す必要がある。本実施形態における生産履歴管理装置はこのような場合、作業計画処理部35により再計画処理を行うことができる。本実施形態においては、米の生産過程において2回行われる穂肥作業を例として説明する。穂肥作業は、1回目と2回目の穂肥作業の間隔を1週間あける必要があるものとする。
ステップS21において、作業計画処理部35は、作業計画DB32および作業実績DB33に格納された作業内容を比較し、これらの作業内容が一致しているか否かを判断する。作業計画処理部35がこれらの作業内容が一致していると判断した場合、具体的には作業計画における穂肥作業の予定日であった7月1日に、1回目の穂肥作業が現実に実施されており作業計画と一致していると判断した場合、作業計画の変更の必要はないため、再計画処理は終了する。
一方、作業計画処理部35が作業計画DB32および作業実績DB33に格納された作業内容が一致していないと判断した場合、具体的には作業計画における穂肥作業の予定日であった7月1日に1回目の穂肥作業が行われず7月5日に実施されたという作業実績が作業実績DBに登録された場合、新たな作業計画を立て直す必要がある。すなわち、1回目と2回目の穂肥作業の間隔は1週間必要であるが、2回目の穂肥作業の作業計画は7月8日となっており、適切な作業日である7月13日と、作業計画上の作業日が異なることになる。
この場合、ステップS22において作業計画処理部35は、マスタ情報DB31に格納された各種情報DBから必要な情報を読み込むことで再計画処理を行い、7月5日以降の作業計画に支障がないように新たな作業計画を立て直す。具体的には、2回目の穂肥作業が7月13日に行われるという新たな作業計画が立てられ、以後の作業計画も繰り下がるように再計画処理が行われる。
再計画ステップS22で作業計画処理部35により新たに立てられた作業計画は、ステップS23において、作業計画処理部35により適切な作業計画として作業計画DB32に登録され、再計画処理は終了する。
また、作業計画処理部35による判定によらず、ユーザが任意に再計画処理を行えるようにしてもよい。この場合、判定ステップS21において作業計画処理部35による判定を行うかわりに、例えばユーザからの再計画処理実行の入力を受け付けることにより処理が実行される。
このような生産履歴管理プログラムによれば、簡易かつ操作性よく生産履歴管理およびその確認を行うことができる。特に、マスタ情報として農作物に応じた作付情報、工程情報、圃場情報などが予めデータベース化されているため、生産過程における一貫した具体的な作業計画を立てることができる。これにより、どのような作業をいつどのようにして行えばよいのかを明確に把握することができ、作業効率および生産効率の向上を図ることができる。
また、生産履歴管理は例えば農作業などの肉体労働の後に行われるものであり、生産履歴管理の入力操作などが複雑であったり、入力操作数が多いものであっては継続的な生産履歴管理が困難である。これに対し本発明に係る生産履歴管理プログラムは、主に入力操作をマウスで行うことができるように構成されているため、操作性よく簡易な入力操作が可能であり、継続的な生産履歴管理が期待できる。
さらに、入力操作を操作性よくかつ簡易に行えるため、不適切な入力操作を減少させることができ、この結果正確な生産履歴管理にもつなげることができる。
さらにまた、作業記録画面は、作業前には計画書として機能し、作業後には作業実績書としての機能を有するため、作業計画の確認および生産履歴管理を効率よく行うことができる。
一方、作業計画は作業指示書としてプリントアウトするなどして出力することができるため、この計画指示書を圃場へ持参したり、また他の農作業従事者に配布して農作業を実施してもらうことにより、作業計画を明確に把握することができ、作業効率の向上を図ることができる点で有効である。
また、GAPを実践するためのチェック項目53がGAP項目DB34に格納され、マウスでのクリック操作により操作性よくGAP項目のチェックを行うことができるため、GAPへの取組も簡易に行うことができる点で有効である。
本発明に係る生産履歴管理プログラムを実行させた生産履歴管理装置は、電気通信回線を通じてサーバに接続可能な構成とし、新鮮な履歴情報を公開することもできる。例えば、作業実績の登録が可能な公開データベースを備えたサーバを別に設け、生産履歴管理装置の作業実績DB33の作業実績を電気通信回線を通じてサーバに送信するなどして、作業実績DB33の内容に外部からの接続が可能となるように構成する。これにより、例えば農作物の販売業者が仕入れ予定の農作物の育成情報などを得ることができる点で有効である。また、農作物の出荷後、農作物を購入した最終消費者などが例えば携帯電話でアクセスすることにより生産履歴情報を得られるようにすることも有効である。このように構成された生産履歴管理装置は、圃場ごとの生産履歴管理を行うことができるため、最終消費者は、例えば農作物が生産された圃場情報までさかのぼって確認することができる。
これに伴い、農作物などの被生産物の生産履歴を、流通業者やユーザに提供でき被生産物の安全と安心、優れた良味を提供できることにもつながる。
本実施形態においては、マスタ情報DB31として作付情報DB41、工程情報DB42、機械情報DB43、資材情報DB44、出役情報DB45および圃場情報DB46を設けたが、この他にも作業計画を立てる際に必要な情報を格納した情報DBを設けてもよい。
また、本実施形態においては、穂肥作業を一例として示したが、これに限らず農作物などの被生産物の全ての生産過程における生産履歴管理およびその確認を行うことができる。
さらに、一の農作物(稲作)の生産履歴管理処理について説明したが、複数の農作物(例えばキャベツ、大豆など)の生産履歴管理を同時に行うこともできる。また、農作物の生産履歴管理について説明したが、農作物に限らず他の製品や食品に関する生産履歴管理を行うこともできる。その場合は、生産履歴管理を行う対象に応じた情報をマスタ情報DB31に格納することにより実現される。
さらにまた、図5に示す作業記録画面においては、地図情報58、GAP表示欄51などの詳細な作業計画および作業実績を同一画面に出力したが、これを個別画面上に表示してもよい。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウエアにより実行させることもできるが、ハードウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図1に示すように、ドライブ19の磁気ディスク20、光ディスク21、光磁気ディスク22あるいは半導体メモリ23などよりなるパッケージメディア、またはプログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM11や記憶部12を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本発明の実施形態では、プログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係る生産履歴管理プログラムを実行した生産履歴管理装置のシステム構成図。 本発明に係る生産履歴管理プログラムを実行した生産履歴管理装置の構成例を示すブロック構成図。 マスタ情報データベースの構造を説明する構成図。 作業工程を確認するカレンダ画面の説明図。 作業計画および作業実績を出力する作業記録画面の説明図。 作業計画処理部による作業計画管理処理を示すフローチャート。 作業実績入力部による作業実績管理処理を示すフローチャート。 作業計画処理部による再計画処理を示すフローチャート。
符号の説明
31…マスタ情報データベース(マスタ情報DB)、32…作業計画データベース(作業計画DB)、33…作業実績データベース(作業実績DB)、34…GAP項目データベース(GAP項目DB)、35…作業計画処理部、36…作業実績入力部、37…マスタ情報変更部、38…出力処理部、41…作付情報データベース(作付情報DB)、42…工程情報データベース(工程情報DB)、43…機械情報データベース(機械情報DB)、44…資材情報データベース(資材情報DB)、45…出役情報データベース(出役情報DB)。

Claims (8)

  1. 被生産物を生産するための作業工程と、前記各作業工程の実施日または実施期間と、前記各作業工程間の作業間隔とを少なくとも含む工程情報を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップで記憶された工程情報に基づいて、被生産物を生産するため予め企画・提案された作業計画を出力する作業計画処理ステップと、
    前記作業計画処理ステップで出力された作業計画を記憶する作業計画記憶ステップと、
    前記作業計画記憶ステップで記憶された作業計画に基づいて、現実に実施された作業実績を入力する作業実績入力ステップと、
    前記作業実績入力ステップにより入力された作業実績を記憶する作業実績記憶ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする生産履歴管理プログラム。
  2. 前記作業計画記憶ステップで記憶された作業計画の作業内容と、前記作業実績記憶ステップで記憶された作業実績の作業内容とが一致しているか否かを判定する作業内容判定ステップと、
    前記作業内容判定ステップにより前記作業計画と作業実績との作業内容が一致していないと判定された場合、前記記憶ステップで記憶された工程情報に基づいて新たな作業計画を出力し、この新たな作業計画をさらに記憶する再計画処理ステップとをコンピュータに実行させること特徴とする請求項1記載の生産履歴管理プログラム。
  3. 前記記憶ステップは、工程情報に加え、作付情報、機械情報、資材情報、出役情報および圃場情報などの被生産物を生産するために必要とされる情報をさらに記憶することを特徴とする請求項1記載の生産履歴管理プログラム。
  4. 前記記憶ステップで記憶された被生産物を生産するために必要とされる情報の変更が可能な情報変更ステップをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1記載の生産履歴管理プログラム。
  5. 前記作業実績入力ステップでは、前記作業計画記憶ステップで記憶された作業計画を作業が行われる圃場の地図情報とともに表示し、前記圃場の地図情報から現実に作業を行った圃場を選択することにより作業実績の入力が可能であることを特徴とする請求項1記載の生産履歴管理プログラム。
  6. GAPを実践するためのチェック項目を記憶するGAP項目記憶ステップと、
    前記GAP項目記憶ステップで記憶されたGAPを実践するためのチェック項目のうち実践した項目のチェックを行うGAPチェックステップをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1記載の生産履歴管理プログラム。
  7. 前記作業計画記憶ステップで記憶された作業計画が実施予定日又は実施予定期間に実施されたか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで実施予定日または実施予定期間に実施されていないと判定された場合、実施予定日又は実施予定期間の経過を知らせる通知ステップをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1記載の生産履歴管理プログラム。
  8. 前記作業実績記憶ステップで記憶された作業実績を、外部から接続可能な公開データベースを備えたサーバに電気通信回線を通じて送信する公開ステップをさらにコンピュータに実行させること特徴とする請求項1記載の生産履歴管理プログラム。
JP2007231391A 2007-09-06 2007-09-06 生産履歴管理プログラム Pending JP2009064231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007231391A JP2009064231A (ja) 2007-09-06 2007-09-06 生産履歴管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007231391A JP2009064231A (ja) 2007-09-06 2007-09-06 生産履歴管理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009064231A true JP2009064231A (ja) 2009-03-26

Family

ID=40558765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007231391A Pending JP2009064231A (ja) 2007-09-06 2007-09-06 生産履歴管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009064231A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034248A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Nec Soft Ltd 生物生産管理装置、生物生産システム
JP2011086208A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Nec Soft Ltd 農業生産工程管理システムおよび農業生産工程管理装置
JP2012137819A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Fujitsu Ltd 作付支援方法および作付支援装置
WO2012120689A1 (ja) * 2011-03-10 2012-09-13 富士通株式会社 農作業支援方法及び農作業支援装置
WO2014050857A1 (ja) 2012-09-28 2014-04-03 株式会社クボタ 作業機のデータ通信システム
CN104077646A (zh) * 2013-03-28 2014-10-01 株式会社久保田 农业经营系统及农作业机
JP2014199518A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社クボタ 農業管理支援装置及び農業管理支援システム
JP2015049872A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 株式会社クボタ 農業支援システム
JP2015135555A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 株式会社富士通エフサス 管理装置および管理方法
WO2015162702A1 (ja) * 2014-04-22 2015-10-29 富士通株式会社 農作業実績の入力支援方法、農作業実績の入力支援プログラム、および入力支援装置
JP2016071499A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 株式会社富士通エフサス 作業工程管理装置、作業工程管理方法および作業工程管理プログラム
JP2016154474A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社東芝 栽培計画管理システム及び方法
JP2016162348A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 株式会社東芝 商品購入システム及び方法
JP2017037681A (ja) * 2016-11-22 2017-02-16 株式会社クボタ 農業支援システム
JP2018055412A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 Necソリューションイノベータ株式会社 農業生産工程管理の支援装置、農業生産工程管理の支援方法、及びプログラム
JP2018085149A (ja) * 2018-02-08 2018-05-31 株式会社クボタ 営農システム及び営農プログラム
JP2018110037A (ja) * 2018-03-12 2018-07-12 株式会社クボタ 農業支援システム
JP2019159558A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 ヤンマー株式会社 圃場管理システム
JP2020149307A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社Ingen 植物病名診断システム、サーバ装置及び植物の病気治療方法の決定方法
JP6892085B1 (ja) * 2020-11-11 2021-06-18 公立大学法人大阪 農作物生産管理システム、情報処理方法、およびプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11299351A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Omron Corp 作業決定支援装置および方法、並びに記録媒体
JPH11313594A (ja) * 1998-04-30 1999-11-16 Omron Corp 農作業決定支援装置および方法、並びに記録媒体
JP2001256289A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Shigenao Daimatsu 農業および水産業用生産管理システム
JP2006011562A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Toshiba Solutions Corp 栽培計画管理サーバ、栽培計画管理方法及び栽培計画管理プログラム
JP2006127214A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hitachi Software Eng Co Ltd 農産物情報公開システム
JP2007072787A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Japan Flower Corporation:Kk 農業支援システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11299351A (ja) * 1998-04-20 1999-11-02 Omron Corp 作業決定支援装置および方法、並びに記録媒体
JPH11313594A (ja) * 1998-04-30 1999-11-16 Omron Corp 農作業決定支援装置および方法、並びに記録媒体
JP2001256289A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 Shigenao Daimatsu 農業および水産業用生産管理システム
JP2006011562A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Toshiba Solutions Corp 栽培計画管理サーバ、栽培計画管理方法及び栽培計画管理プログラム
JP2006127214A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hitachi Software Eng Co Ltd 農産物情報公開システム
JP2007072787A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Japan Flower Corporation:Kk 農業支援システム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
南石 晃明: "食料問題とOR", 経営の科学 オペレーションズ・リサーチ 第51巻 第5号, vol. 第51巻 第5号, JPN6012005477, 1 May 2006 (2006-05-01), JP, pages 248 - 253, ISSN: 0002140421 *

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034248A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Nec Soft Ltd 生物生産管理装置、生物生産システム
JP2011086208A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Nec Soft Ltd 農業生産工程管理システムおよび農業生産工程管理装置
JP2012137819A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Fujitsu Ltd 作付支援方法および作付支援装置
WO2012120689A1 (ja) * 2011-03-10 2012-09-13 富士通株式会社 農作業支援方法及び農作業支援装置
JPWO2012120689A1 (ja) * 2011-03-10 2014-07-07 富士通株式会社 農作業支援方法及び農作業支援装置
JP5582245B2 (ja) * 2011-03-10 2014-09-03 富士通株式会社 農作業支援方法及び農作業支援装置
WO2014050857A1 (ja) 2012-09-28 2014-04-03 株式会社クボタ 作業機のデータ通信システム
EP3709616A1 (en) 2012-09-28 2020-09-16 Kubota Corporation Data communication system for work machine
US9386449B2 (en) 2012-09-28 2016-07-05 Kubota Corporation Data communication system for working machine
KR20140118701A (ko) 2013-03-28 2014-10-08 가부시끼 가이샤 구보다 영농 시스템 및 농작업기
JP2014194653A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kubota Corp 営農システム及び農作業機
KR20210011467A (ko) 2013-03-28 2021-02-01 가부시끼 가이샤 구보다 영농 시스템 및 농작업기
CN104077646A (zh) * 2013-03-28 2014-10-01 株式会社久保田 农业经营系统及农作业机
CN111476544A (zh) * 2013-03-28 2020-07-31 株式会社久保田 农业经营系统
JP2014199518A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社クボタ 農業管理支援装置及び農業管理支援システム
JP2015049872A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 株式会社クボタ 農業支援システム
JP2015135555A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 株式会社富士通エフサス 管理装置および管理方法
WO2015162702A1 (ja) * 2014-04-22 2015-10-29 富士通株式会社 農作業実績の入力支援方法、農作業実績の入力支援プログラム、および入力支援装置
JPWO2015162702A1 (ja) * 2014-04-22 2017-04-13 富士通株式会社 農作業実績の入力支援方法、農作業実績の入力支援プログラム、および入力支援装置
JP2016071499A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 株式会社富士通エフサス 作業工程管理装置、作業工程管理方法および作業工程管理プログラム
JP2016154474A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 株式会社東芝 栽培計画管理システム及び方法
JP2016162348A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 株式会社東芝 商品購入システム及び方法
JP2018055412A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 Necソリューションイノベータ株式会社 農業生産工程管理の支援装置、農業生産工程管理の支援方法、及びプログラム
JP2017037681A (ja) * 2016-11-22 2017-02-16 株式会社クボタ 農業支援システム
JP2018085149A (ja) * 2018-02-08 2018-05-31 株式会社クボタ 営農システム及び営農プログラム
JP2019159558A (ja) * 2018-03-09 2019-09-19 ヤンマー株式会社 圃場管理システム
JP2018110037A (ja) * 2018-03-12 2018-07-12 株式会社クボタ 農業支援システム
JP2020149307A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 株式会社Ingen 植物病名診断システム、サーバ装置及び植物の病気治療方法の決定方法
JP6892085B1 (ja) * 2020-11-11 2021-06-18 公立大学法人大阪 農作物生産管理システム、情報処理方法、およびプログラム
JP2022077187A (ja) * 2020-11-11 2022-05-23 公立大学法人大阪 農作物生産管理システム、情報処理方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009064231A (ja) 生産履歴管理プログラム
US11386378B2 (en) Agricultural enterprise management method and system
US11069007B2 (en) Crop management method and system
EP3996013A1 (en) Devices and methods for planning and monitoring agricultural crop growing
CA3056950C (en) Agronomy calculator tool and method
EP3043310A1 (en) Agricultural assistance system
US20030208319A1 (en) System and method for creating demo application maps for site-specific farming
US20020022929A1 (en) System and method for creating field attribute maps for site-specific farming
US20020040300A1 (en) System and method for creating controller application maps for site-specific farming
WO2001095163A1 (en) System and method for creating application maps for site-specific farming
US20110016144A1 (en) Crop Production, Planning, Management, Tracking and Reporting System and Method
US20170039657A1 (en) Harvest amount distributing method, harvest amount input method, recording medium, and system
WO2001095164A1 (en) System and method for creating crop input requirement maps for site specific farming
WO2001095219A1 (en) System and method for providing profit analysis for site-specific farming
Pokharel et al. Is conservation agriculture a potential option for cereal-based sustainable farming system in the Eastern Indo-Gangetic Plains of Nepal?
JPWO2015173876A1 (ja) 作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置
US20160379317A1 (en) Harvest amount display method, conversion method, recording medium, and system
CN112906933A (zh) 农业辅助系统
Witt et al. A nutrient decision support system (NuDSS) for irrigated rice
Kuznetsova et al. Opportunities For Digital Transformation Of Production Processes On Farm
JP2019125302A (ja) Gap作業支援方法
JP2018190057A (ja) 栽培履歴登録方法
Gautam A Novel Approach to Increase the Yield in the Coffee Industry and Income of Farmers
KARTAATMADJA Benefits of promoting SSNM: Experience from Indonesia
JPWO2015173873A1 (ja) 作物の栽培に関する作業スケジュール表示方法、作業スケジュール表示プログラムおよび作業スケジュール表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120330

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120925