JP2006127214A - 農産物情報公開システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 農産物の安全性に関する情報をインターネットを介して消費者に公開するシステムにおいて、消費者に対して信頼性の高い公開情報を提供すること。
【解決手段】 圃場情報、生産履歴情報、出荷情報が格納されたデータベースを有する農産物情報管理サーバと、前記データベースに圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を登録する生産者端末と、これらの圃場情報、生産履歴情報、出荷情報の公開可否を認定する認定サーバと、該認定サーバにより公開可と認定された圃場情報、生産履歴情報、出荷情報をインターネットを介して参照する消費者端末とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 圃場情報、生産履歴情報、出荷情報が格納されたデータベースを有する農産物情報管理サーバと、前記データベースに圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を登録する生産者端末と、これらの圃場情報、生産履歴情報、出荷情報の公開可否を認定する認定サーバと、該認定サーバにより公開可と認定された圃場情報、生産履歴情報、出荷情報をインターネットを介して参照する消費者端末とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、農産物の安全性に関する情報をインターネットを介して消費者に公開し、消費者が安心して農産物を消費できるようにする農産物情報公開システムに関する。
従来、農産物の安全性に関する情報をインターネットで公開する技術として、例えば、下記特許文献1のものが知られている。
下記特許文献1に記載のものは、生産者端末から入力された農産物の生産情報、一次加工業者端末から入力された農産物の一次加工情報、二次加工業者端末から入力された農産物の二次加工情報を、通信網を介して運営サイトサーバに記憶し、運営サイトサーバでこれらを元に流通トレーサビリティ情報を生成して、消費者端末に送信して表示するようにしたものである。
特開2004−78743号公報
下記特許文献1に記載のものは、生産者端末から入力された農産物の生産情報、一次加工業者端末から入力された農産物の一次加工情報、二次加工業者端末から入力された農産物の二次加工情報を、通信網を介して運営サイトサーバに記憶し、運営サイトサーバでこれらを元に流通トレーサビリティ情報を生成して、消費者端末に送信して表示するようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、生産者、一次加工業者、二次加工業者から入力された情報の登録申請に対する認定は、運営サイトサーバのサイト管理者が行うため、公開情報の信頼性はサイト管理者の運営方法に委ねられている。このため、運営サイトにおける認定基準、認定手順が明確になっていない場合や、このような運営サイトが複数存在し、それぞれの認定基準、認定手順が異なるような場合、消費者が運営サイトからの公開情報に対して信頼性が保証されているかを判断するのが難しいという問題があった。
本発明の目的は、公開情報に対する認定を、一定の認定基準、認定手順を持つ認定機関が行うことにより、消費者に対して信頼性の高い情報を提示することが可能な農産物情報公開システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、圃場情報、生産履歴情報、出荷情報が格納されたデータベースを有する農産物情報管理サーバと、前記データベースに圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を登録する生産者端末と、これらの圃場情報、生産履歴情報、出荷情報の公開可否を認定する認定サーバと、該認定サーバにより公開可と認定された圃場情報、生産履歴情報、出荷情報をインターネットを介して参照する消費者端末とを備えることを特徴とする。
前記認定サーバは、前記農産物情報管理サーバの管理者とは異なる第3者機関の認定者端末から受付けた情報によって前記圃場情報、生産履歴情報、出荷情報のうち公開可とする情報を認定することを特徴とする。
前記データベースに地図データをさらに格納し、消費者端末に公開可とした前記圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を送信するに際し、農産物が栽培された圃場付近の地図を前記データベースから取得し、圃場付近の地図と圃場位置の情報を送信し、消費者端末に表示することを特徴とする。
前記データベースに航空写真データまたは衛星画像データをさらに格納し、消費者端末に公開可とした前記圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を送信するに際し、農産物が栽培された圃場付近の航空写真または衛星画像を前記データベースから取得し、圃場付近の航空写真または衛星画像と圃場位置の情報を送信し、消費者端末に表示することを特徴とする。
前記認定サーバは、前記農産物情報管理サーバの管理者とは異なる第3者機関の認定者端末から受付けた情報によって前記圃場情報、生産履歴情報、出荷情報のうち公開可とする情報を認定することを特徴とする。
前記データベースに地図データをさらに格納し、消費者端末に公開可とした前記圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を送信するに際し、農産物が栽培された圃場付近の地図を前記データベースから取得し、圃場付近の地図と圃場位置の情報を送信し、消費者端末に表示することを特徴とする。
前記データベースに航空写真データまたは衛星画像データをさらに格納し、消費者端末に公開可とした前記圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を送信するに際し、農産物が栽培された圃場付近の航空写真または衛星画像を前記データベースから取得し、圃場付近の航空写真または衛星画像と圃場位置の情報を送信し、消費者端末に表示することを特徴とする。
本発明によれば、農産物の生産者が農産物情報管理サーバに対して公開情報の認定申請をした場合、農産物情報管理サーバは生産者からの申請内容に基づき、公開情報の認定に必要な情報を付加して、認定サーバに送信する。認定サーバがこれを受信すると、認定者が認定者端末で受信情報を参照し、認定基準に照らして公開可否の判定を下し、判定結果を農産物情報管理サーバに送信する。
これにより、農産物情報管理サーバへの情報登録時に運営管理者による内容の確認が行われるだけでなく、登録された情報に対し農産物情報管理サーバとは別の認定サーバによる認定手続きを踏むため、公開情報の信頼性を向上させることができる。
これにより、農産物情報管理サーバへの情報登録時に運営管理者による内容の確認が行われるだけでなく、登録された情報に対し農産物情報管理サーバとは別の認定サーバによる認定手続きを踏むため、公開情報の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明を実施する場合の一形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の実施の一形態の農産物情報公開システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態の農産物情報公開システムは、図1に示すように、農産物情報をデータベースで管理し、消費者への情報公開を行う農産物情報管理サーバ1と、公開情報の認定を行う認定サーバ2および認定者端末3と、農産物情報の入力や公開情報の認定申請を行うための生産者端末4と、消費者が公開情報を参照するための消費者端末5とからなり、農産物情報管理サーバ1、認定サーバ2、生産者端末4、消費者端末5はインターネット6で接続されている。
農産物情報管理サーバ1は、地図データベース10と、地図上で圃場情報を管理するための圃場情報データベース20、農産物の生産履歴を管理する生産履歴データベース30、農産物の出荷情報を管理する出荷情報データベース40を有している。
図1は、本発明の実施の一形態の農産物情報公開システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態の農産物情報公開システムは、図1に示すように、農産物情報をデータベースで管理し、消費者への情報公開を行う農産物情報管理サーバ1と、公開情報の認定を行う認定サーバ2および認定者端末3と、農産物情報の入力や公開情報の認定申請を行うための生産者端末4と、消費者が公開情報を参照するための消費者端末5とからなり、農産物情報管理サーバ1、認定サーバ2、生産者端末4、消費者端末5はインターネット6で接続されている。
農産物情報管理サーバ1は、地図データベース10と、地図上で圃場情報を管理するための圃場情報データベース20、農産物の生産履歴を管理する生産履歴データベース30、農産物の出荷情報を管理する出荷情報データベース40を有している。
圃場情報データベース20は、圃場に関する基本情報と生産者が入力した栽培情報を管理するものであり、図2に示すように、圃場を識別する圃場ID21と、地図上に作図された圃場図形22、生産者23、圃場名称24、圃場住所25、栽培責任者26、栽培年度27、栽培作物名28、栽培面積29が格納されている。
圃場情報データベース20には、生産者端末4からインターネット6を介してアクセスでき、生産者が自分の圃場の図形を地図上に作図して登録したり、圃場で栽培した作物の情報を入力して登録することができる。なお、圃場IDは生産者が圃場情報を登録したときに、システムが圃場情報毎に一意になるように付与するものである。
圃場情報データベース20には、生産者端末4からインターネット6を介してアクセスでき、生産者が自分の圃場の図形を地図上に作図して登録したり、圃場で栽培した作物の情報を入力して登録することができる。なお、圃場IDは生産者が圃場情報を登録したときに、システムが圃場情報毎に一意になるように付与するものである。
図3は、生産履歴情報データベース30に格納される生産履歴情報の例として、施肥情報と農薬散布情報について示したものである。
生産履歴情報データベース30に格納される情報は、施肥情報は圃場ID31と、当該圃場に使用した化学肥料名32、化学肥料施肥日33、化学肥料使用量34からなり、化学肥料の施肥回数分の情報が蓄えられる。
農薬散布情報は圃場ID35と、当該圃場に散布した農薬名36、農薬散布日37、農薬散布量からなり、農薬の散布回数分の情報が蓄えられる。
生産履歴情報データベース30に格納される情報は、施肥情報は圃場ID31と、当該圃場に使用した化学肥料名32、化学肥料施肥日33、化学肥料使用量34からなり、化学肥料の施肥回数分の情報が蓄えられる。
農薬散布情報は圃場ID35と、当該圃場に散布した農薬名36、農薬散布日37、農薬散布量からなり、農薬の散布回数分の情報が蓄えられる。
図4は、出荷情報データベース40に格納される出荷情報の例を示す図である。
出荷情報は出荷ID41と、当該出荷作物が栽培された圃場の圃場ID42、出荷作物名43、出荷日44、出荷先45、出荷量46のほか、当該圃場に使用された化学肥料の情報47〜4cと散布された農薬の情報4d〜4iが、生産履歴情報データベース30から集計され格納される。また、当該出荷情報が消費者に公開可能な情報か(認定済みの情報か)を示す認定日4j、認定者4kの情報が格納される。
出荷情報は出荷ID41と、当該出荷作物が栽培された圃場の圃場ID42、出荷作物名43、出荷日44、出荷先45、出荷量46のほか、当該圃場に使用された化学肥料の情報47〜4cと散布された農薬の情報4d〜4iが、生産履歴情報データベース30から集計され格納される。また、当該出荷情報が消費者に公開可能な情報か(認定済みの情報か)を示す認定日4j、認定者4kの情報が格納される。
次に、農産物情報管理サーバ1と認定サーバ2の機能について説明する。
図5は、生産者が農産物情報管理サーバ1に生産履歴情報を登録するときの、農産物情報管理サーバ1の処理を示すフローチャートである。
生産者は日々の営農活動において化学肥料の施肥または農薬の散布を行った場合に、生産者端末4の入力画面から、化学肥料の施肥情報と農薬の散布情報を入力し、農産物情報管理サーバ1に登録する。
農産物情報管理サーバ1は、図5に示すように、化学肥料施肥情報の入力があれば(S51)、サイト運営者が内容を確認し問題がなければ(S52)、生産履歴データベース30に化学肥料名、施肥日、使用量を登録する(S53)。
また、農薬散布情報の入力があれば(S54)、サイト運営者が内容を確認し問題がなければ(S55)、生産履歴データベース30に農薬名、散布日、散布量を登録する(S56)。
なお、これらの情報を生産者が生産者端末4から入力するときには、システムは生産者、圃場名称、圃場住所、栽培責任者等から入力対象の圃場を検索する機能や、生産者端末4に地図を表示して地図上の圃場を指定させる機能を提供することにより、生産者の入力効率を高めることができる。
図5は、生産者が農産物情報管理サーバ1に生産履歴情報を登録するときの、農産物情報管理サーバ1の処理を示すフローチャートである。
生産者は日々の営農活動において化学肥料の施肥または農薬の散布を行った場合に、生産者端末4の入力画面から、化学肥料の施肥情報と農薬の散布情報を入力し、農産物情報管理サーバ1に登録する。
農産物情報管理サーバ1は、図5に示すように、化学肥料施肥情報の入力があれば(S51)、サイト運営者が内容を確認し問題がなければ(S52)、生産履歴データベース30に化学肥料名、施肥日、使用量を登録する(S53)。
また、農薬散布情報の入力があれば(S54)、サイト運営者が内容を確認し問題がなければ(S55)、生産履歴データベース30に農薬名、散布日、散布量を登録する(S56)。
なお、これらの情報を生産者が生産者端末4から入力するときには、システムは生産者、圃場名称、圃場住所、栽培責任者等から入力対象の圃場を検索する機能や、生産者端末4に地図を表示して地図上の圃場を指定させる機能を提供することにより、生産者の入力効率を高めることができる。
図6は、生産者が農産物の出荷を行うときに、農産物情報管理サーバ1に当該出荷に関する情報を登録し、また、既に登録済みの生産履歴情報から当該出荷に関する情報を集計して、インターネット6での公開情報に対して認定申請を行うときの、農産物情報管理サーバ1の処理を示すフローチャートである。
生産者は農産物を出荷するとき、生産者端末4の入力画面から当該出荷に関する情報を入力し、農産物情報管理サーバ1に登録する。
農産物情報管理サーバ1は、図6に示すように、生産者から入力された出荷作物名、出荷日、出荷先、出荷量と生産者が指定した圃場の圃場IDを出荷情報データベース40に登録する(S61)。なお、出荷IDは生産者が出荷情報を登録したときに、システムが出荷情報毎に一意になるように付与するものである。
生産者からデータ集計指示があった場合(S62)、出荷情報の圃場IDから、該当する圃場の化学肥料施肥情報と農薬散布情報を生産履歴データベース40から取り出して集計し(S63)、集計結果を出荷情報データベース40に登録する(S64)。
更に、生産者から当該出荷情報に対する認定申請があった場合には(S65)、登録された出荷情報を認定サーバ2に送信し、認定申請を行う(S66)。
生産者は農産物を出荷するとき、生産者端末4の入力画面から当該出荷に関する情報を入力し、農産物情報管理サーバ1に登録する。
農産物情報管理サーバ1は、図6に示すように、生産者から入力された出荷作物名、出荷日、出荷先、出荷量と生産者が指定した圃場の圃場IDを出荷情報データベース40に登録する(S61)。なお、出荷IDは生産者が出荷情報を登録したときに、システムが出荷情報毎に一意になるように付与するものである。
生産者からデータ集計指示があった場合(S62)、出荷情報の圃場IDから、該当する圃場の化学肥料施肥情報と農薬散布情報を生産履歴データベース40から取り出して集計し(S63)、集計結果を出荷情報データベース40に登録する(S64)。
更に、生産者から当該出荷情報に対する認定申請があった場合には(S65)、登録された出荷情報を認定サーバ2に送信し、認定申請を行う(S66)。
図7は、認定申請を受信した認定サーバ2が、送信された出荷情報を公開してよいか判定し、結果を農産物情報管理サーバ1に返信する処理を示すフローチャートである。
認定サーバ2は、受信した出荷情報を元に、当該情報が定められた基準を満たしているかを調べ、当該の情報公開を認定するかを判定する(S71)。
情報公開を認定する場合には(S72)、認定日と認定者を農産物情報管理サーバ1に送信し(S73)。認定しない場合には、認定却下とその理由を農産物情報管理サーバ1に送信する(S74)。
認定サーバ2は、受信した出荷情報を元に、当該情報が定められた基準を満たしているかを調べ、当該の情報公開を認定するかを判定する(S71)。
情報公開を認定する場合には(S72)、認定日と認定者を農産物情報管理サーバ1に送信し(S73)。認定しない場合には、認定却下とその理由を農産物情報管理サーバ1に送信する(S74)。
図8は、農産物情報管理サーバ1が認定サーバ2から、出荷情報の認定結果を受信したときの処理を示すフローチャートである。
農産物情報管理サーバ1は、認定サーバ2から認定結果を受信すると、出荷情報が認定された場合(S81)、認定サーバ2から送信された認定日と認定者を出荷情報データベース40に登録する(S82)。認定が却下された場合には、認定却下とその理由を生産者に通知する(S83)。
農産物情報管理サーバ1は、認定サーバ2から認定結果を受信すると、出荷情報が認定された場合(S81)、認定サーバ2から送信された認定日と認定者を出荷情報データベース40に登録する(S82)。認定が却下された場合には、認定却下とその理由を生産者に通知する(S83)。
図9は、消費者が購入した農産物の出荷IDを消費者端末5から入力したときに、該当する出荷情報や関連する圃場情報を消費者端末5に表示する処理を示すフローチャートである。
ここで、農産物の出荷IDは、農産物を出荷するときに出荷IDを印字したラベルを農産物に貼る方法などにより、消費者に知らせることができる。また、出荷IDをバーコード形式で印字してバーコード読み取り装置を用いて入力させたり、ICタグを利用した方法でも構わない。
消費者端末5から出荷IDが入力され、農産物情報管理サーバ1に通知されると、農産物情報管理サーバ1は、入力された出荷IDを元に該当する出荷情報を出荷情報データベース40から検索する(S91)。当該出荷情報が認定済みの場合(S92)、出荷情報の圃場IDを元に圃場情報を圃場情報データベース20から検索する(S93)。また、圃場情報の圃場図形を元に圃場付近の地図を地図データベース10から検索する(S94)。そして、出荷情報、圃場情報、圃場付近の地図をWebページ上で表示できる形式に変換して消費者端末5に送信する(S95)。
公開可として認定されていない場合には、認定された公開情報がない旨、消費者端末5にWebページで通知する(S96)。
なお、生産者の発信情報(コメントや写真など)を生産者データベースとして農産物情報管理サーバ1に格納しておき、出荷情報と共にWebページに表示させてもよい。出荷情報だけではなく、圃場付近の地図や生産者からのコメント、生産者の写真などを一緒に表示させることにより、消費者が生産者をより身近に感じることができるとともに、消費者にとって情報の信頼性をより高めることができる。
また、航空写真データや衛星画像データを農産物情報管理サーバ1に格納しておき、圃場付近の地図の代わりに、航空写真や衛星画像をWebページに表示させてもよい。
ここで、農産物の出荷IDは、農産物を出荷するときに出荷IDを印字したラベルを農産物に貼る方法などにより、消費者に知らせることができる。また、出荷IDをバーコード形式で印字してバーコード読み取り装置を用いて入力させたり、ICタグを利用した方法でも構わない。
消費者端末5から出荷IDが入力され、農産物情報管理サーバ1に通知されると、農産物情報管理サーバ1は、入力された出荷IDを元に該当する出荷情報を出荷情報データベース40から検索する(S91)。当該出荷情報が認定済みの場合(S92)、出荷情報の圃場IDを元に圃場情報を圃場情報データベース20から検索する(S93)。また、圃場情報の圃場図形を元に圃場付近の地図を地図データベース10から検索する(S94)。そして、出荷情報、圃場情報、圃場付近の地図をWebページ上で表示できる形式に変換して消費者端末5に送信する(S95)。
公開可として認定されていない場合には、認定された公開情報がない旨、消費者端末5にWebページで通知する(S96)。
なお、生産者の発信情報(コメントや写真など)を生産者データベースとして農産物情報管理サーバ1に格納しておき、出荷情報と共にWebページに表示させてもよい。出荷情報だけではなく、圃場付近の地図や生産者からのコメント、生産者の写真などを一緒に表示させることにより、消費者が生産者をより身近に感じることができるとともに、消費者にとって情報の信頼性をより高めることができる。
また、航空写真データや衛星画像データを農産物情報管理サーバ1に格納しておき、圃場付近の地図の代わりに、航空写真や衛星画像をWebページに表示させてもよい。
図10に生産者端末4の画面表示例を示す。
地図の上に圃場図形が作図された圃場図が表示され、生産者は圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を画面から入力できるようになっている。
地図の上に圃場図形が作図された圃場図が表示され、生産者は圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を画面から入力できるようになっている。
図11に消費者端末5の画面表示例を示す。
この画面では、出荷IDを入力することにより、出荷情報(農産物の安全性に関する情報を含む)、圃場情報、圃場付近の地図(または航空写真、衛星画像)、生産者情報が表示される。
この画面では、出荷IDを入力することにより、出荷情報(農産物の安全性に関する情報を含む)、圃場情報、圃場付近の地図(または航空写真、衛星画像)、生産者情報が表示される。
1 農産物情報管理サーバ
2 認定サーバ
3 認定者端末
4 生産者端末
5 消費者端末
6 インターネット
10 地図データベース
20 圃場情報データベース
30 生産履歴データベース
40 出荷情報データベース
2 認定サーバ
3 認定者端末
4 生産者端末
5 消費者端末
6 インターネット
10 地図データベース
20 圃場情報データベース
30 生産履歴データベース
40 出荷情報データベース
Claims (4)
- 圃場情報、生産履歴情報、出荷情報が格納されたデータベースを有する農産物情報管理サーバと、前記データベースに圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を登録する生産者端末と、これらの圃場情報、生産履歴情報、出荷情報の公開可否を認定する認定サーバと、該認定サーバにより公開可と認定された圃場情報、生産履歴情報、出荷情報をインターネットを介して参照する消費者端末とを備えることを特徴とする農産物情報公開システム。
- 前記認定サーバは、前記農産物情報管理サーバの管理者とは異なる第3者機関の認定者端末から受付けた情報によって前記圃場情報、生産履歴情報、出荷情報のうち公開可とする情報を認定することを特徴とする請求項1に記載の農産物情報公開システム。
- 前記データベースに地図データをさらに格納し、消費者端末に公開可とした前記圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を送信するに際し、農産物が栽培された圃場付近の地図を前記データベースから取得し、圃場付近の地図と圃場位置の情報を送信し、消費者端末に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の農産物情報公開システム。
- 前記データベースに航空写真データまたは衛星画像データをさらに格納し、消費者端末に公開可とした前記圃場情報、生産履歴情報、出荷情報を送信するに際し、農産物が栽培された圃場付近の航空写真または衛星画像を前記データベースから取得し、圃場付近の航空写真または衛星画像と圃場位置の情報を送信し、消費者端末に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の農産物情報公開システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004315744A JP2006127214A (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | 農産物情報公開システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004315744A JP2006127214A (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | 農産物情報公開システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006127214A true JP2006127214A (ja) | 2006-05-18 |
Family
ID=36721909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004315744A Pending JP2006127214A (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | 農産物情報公開システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006127214A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009064231A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Agri Support Network Kk | 生産履歴管理プログラム |
JP2010287021A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 農作物買取システム、農作物買取方法、管理サーバ、プログラム及び記録媒体 |
JP2015138289A (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-30 | 株式会社ティエスビジュアルリサーチ | トレーサビリティシステム |
JP2020166551A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社トプコン | 農業情報処理装置、農業情報処理方法および農業情報処理用プログラム |
WO2022059514A1 (ja) * | 2020-09-16 | 2022-03-24 | 株式会社きもと | 農作物販売システム及び区画選択受付方法 |
-
2004
- 2004-10-29 JP JP2004315744A patent/JP2006127214A/ja active Pending
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JP7242380B2 (ja) | 2019-03-29 | 2023-03-20 | 株式会社トプコン | 農業情報処理装置、農業情報処理方法および農業情報処理用プログラム |
WO2022059514A1 (ja) * | 2020-09-16 | 2022-03-24 | 株式会社きもと | 農作物販売システム及び区画選択受付方法 |
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