JP2006195654A - トレーサビリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 自然生産物の安心や安全を消費者に提供することができるトレーサビリティシステムを得ることを目的とする。
【解決手段】 生産・出荷履歴サーバ3や流通履歴サーバ13から認証リクエストを受信すると、その受信時刻における気象画像と認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する場所日時証明サーバ5を設け、その場所日時証明サーバ5により生成された認証キーを携帯電話1,11のカメラ52の撮影結果である写真に付加し、その写真を閲覧自在の情報公開サーバ6に格納する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自然生産物の生産状況や流通状況を公開して、自然生産物の安心や安全を消費者に提供するトレーサビリティシステムに関するものである。
従来のトレーサビリティシステムは、農作物の栽培過程の写真を付帯情報(例えば、栽培場所、収穫日)と対にしてデータベースに保存し、情報閲覧端末がデータベースをアクセスすれば、農作物の栽培過程の写真と付帯情報を表示することができるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−297625号公報(段落番号[0077]から[0090]、図8)
従来のトレーサビリティシステムは以上のように構成されているので、情報閲覧端末がデータベースをアクセスすれば、農作物の栽培過程の写真と付帯情報を表示することができる。しかし、付帯情報に含まれている栽培場所や収穫日などは、農産物の場所や時刻を特定する情報ではあるが、第三者機関などにより証明されている情報ではないため信憑性に乏しく、農産物の安心や安全を消費者に提供することができないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、自然生産物の安心や安全を消費者に提供することができるトレーサビリティシステムを得ることを目的とする。
この発明に係るトレーサビリティシステムは、認証要求手段から認証リクエストを受信すると、その受信時刻における気象画像と認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する認証キー生成手段を設け、その認証キー生成手段により生成された認証キーを撮影手段の撮影結果に付加し、その撮影結果を閲覧自在の情報公開サーバに格納するようにしたものである。
この発明によれば、認証要求手段から認証リクエストを受信すると、その受信時刻における気象画像と認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する認証キー生成手段を設け、その認証キー生成手段により生成された認証キーを撮影手段の撮影結果に付加し、その撮影結果を閲覧自在の情報公開サーバに格納するように構成したので、自然生産物の安心や安全を消費者に提供することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるトレーサビリティシステムを示す構成図であり、図において、携帯情報端末である携帯電話1はカメラやGPS受信機などを実装しており、例えば生産者が自然生産物(自然生産物は、自然界で生産可能な物の他、自然界で生産された物が加工された物を含み、例えば、米、大豆、人参、い草、魚、貝、食用の牛・豚・鳥、卵、松茸、いくら、豆腐、牛乳、スギ、ハム、酒、醤油、家具などが該当する)を撮影して、その撮影地点を特定するGPSデータを取得する際に使用する。
生産・出荷履歴サーバ3はネットワーク2を介して携帯電話1と接続され、携帯電話1により取得されたGPSデータを受信すると、そのGPSデータを含む認証リクエストを場所日時証明サーバ5に送信して、場所日時証明サーバ5により生成された認証キーを携帯電話1に転送する機能や、携帯電話1が認証キーをカメラにより撮影された写真に付加すると、その認証キーが付加された写真を情報公開サーバ6に転送する機能などを搭載している。なお、生産・出荷履歴サーバ3は認証要求手段を構成している。
場所日時証明サーバ5はネットワーク4を介して生産・出荷履歴サーバ3と接続され、生産・出荷履歴サーバ3からGPSデータを含む認証リクエストを受信すると、気象衛星34から気象画像を収集し、その受信時刻における気象画像と認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する機能などを搭載している。なお、場所日時証明サーバ5は認証キー生成手段を構成している。
情報公開サーバ6はネットワーク4に接続され、店頭端末21や消費者のパソコン22や携帯電話23などからアクセスを受けると、保存している写真の閲覧を許可する機能などを搭載している。
パソコン7は例えば生産者が情報公開サーバ6に保存される写真に対応する商品識別子(識別情報)を自然生産物貼付用のラベル32に印刷する際に使用し、パソコン7はラベラー8を制御して商品識別子をラベル32に印刷する。なお、パソコン7及びラベラー8から識別情報印刷手段が構成されている。
自然生産物31には貼り換え不可能なラベル32が貼り付けられ、生産者から流通業者を介して販売店等に送られる。
携帯情報端末である携帯電話11はカメラやGPS受信機などを実装しており、携帯電話11は例えば流通業者により使用されるが、生産者が使用する携帯電話1と同様の機能を有している。
流通履歴サーバ13はネットワーク12を介して携帯電話11と接続され、生産・出荷履歴サーバ3と同様の機能を搭載している。即ち、流通履歴サーバ13は携帯電話11により取得されたGPSデータを受信すると、そのGPSデータを含む認証リクエストを場所日時証明サーバ5に送信して、場所日時証明サーバ5により生成された認証キーを携帯電話11に転送する機能や、携帯電話11が認証キーをカメラにより撮影された写真に付加すると、その認証キーが付加された写真を情報公開サーバ6に転送する機能などを搭載している。なお、流通履歴サーバ13は認証要求手段を構成している。
パソコン14は例えば流通業者が情報公開サーバ6に保存される写真に対応する商品識別子(識別情報)を自然生産物貼付用のラベル32aに印刷する際に使用し、パソコン14はラベラー15を制御して商品識別子をラベル32aに印刷する。なお、パソコン14及びラベラー15から識別情報印刷手段が構成されている。
店頭端末21、消費者のパソコン22及び携帯電話23は、例えば、消費者が自然生産物31に貼り付けられているラベル32,32aに印刷されている商品識別子を入力すると、情報公開サーバ6にアクセスして、情報公開サーバ6から商品識別子に対応する写真を収集し、その写真を表示するなどの機能を搭載している。なお、店頭端末21、消費者のパソコン22及び携帯電話23は撮影結果表示手段を構成している。
GPS衛星33は地球の上空を周回しており、GPSデータを重畳している電波を発信する。
気象衛星34は雲の形などを示す気象画像を発信する。
図2はこの発明の実施の形態1によるトレーサビリティシステムの携帯電話1を示す構成図であり、図において、操作キー51はユーザによる電話やメールなどの操作を受け付ける他、カメラ52の操作などを受け付けるマンマシンインタフェースである。
カメラ52は操作キー51が写真の撮影指令を受け付けると起動し、自然生産物31を撮影する。なお、カメラ52は撮影手段を構成している。
GPS受信機53はカメラ52が自然生産物31の撮影を完了すると、GPS衛星33から発信される電波を受信し、その電波に重畳されているGPSデータを取得する。なお、GPS受信機53はGPSデータ取得手段を構成している。
制御部54は例えばCPUから構成され、操作キー51、カメラ52、GPS受信機53及び通信インタフェース55を制御し、通信インタフェース55を介して、GPS受信機53により取得されたGPSデータを生産・出荷履歴サーバ3を送信する。また、制御部54は生産・出荷履歴サーバ3により転送された認証キーをカメラ52により撮影された写真に付加し、通信インタフェース55を介して、その認証キー付の写真を生産・出荷履歴サーバ3を送信する。
通信インタフェース55はアンテナや送受信機などから構成され、音声情報やメール情報の他、GPSデータや認証キー付の写真などの情報を送受信する機能を備えている。
なお、制御部54、通信インタフェース55、生産・出荷履歴サーバ3及び流通履歴サーバ13から撮影結果格納手段が構成されている。
例えば流通業者が使用する携帯電話11の構成は、例えば生産者が使用する携帯電話1の構成と同様であるため説明を省略する。
図3はこの発明の実施の形態1によるトレーサビリティシステムの生産・出荷履歴サーバ3を示す構成図であり、図において、送受信インタフェース61はネットワーク2と接続され、携帯電話1から送信されたGPSデータや写真などの情報を受信する通信機の機能を備えている。
認証要求部62は例えばCPUから構成され、送受信インタフェース61がGPSデータを受信すると、そのGPSデータを含む認証リクエストを送受信インタフェース63に出力する。
送受信インタフェース63はネットワーク4と接続され、認証要求部62から出力された認証リクエストを場所日時証明サーバ5に送信する通信機の機能を備えている。
認証キー転送部64は例えばCPUから構成され、送受信インタフェース63が場所日時証明サーバ5から認証キーを受信すると、送受信インタフェース61を介して、その認証キーを携帯電話1に転送する。
写真転送部65は例えばCPUから構成され、送受信インタフェース61が携帯電話1から認証キーが付加された写真を受信すると、その写真を自然生産物31の商品識別子と対にして内部のデータベース66に保存するとともに、その写真を自然生産物31の商品識別子と対にして情報公開サーバ6に転送する。
なお、流通履歴サーバ13の構成は、生産・出荷履歴サーバ3の構成と同様であるため説明を省略する。
図4はこの発明の実施の形態1によるトレーサビリティシステムの場所日時証明サーバ5を示す構成図であり、図において、気象画像受信機71は気象衛星34から発信される気象画像を受信する。
受信インタフェース72はネットワーク4と接続され、生産・出荷履歴サーバ3から送信された認証リクエストを受信する受信機の機能を備えている。
認証キー生成部73は例えばCPUから構成され、受信インタフェース72が認証リクエストを受信すると、その受信時刻における気象画像と当該認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する。
送信インタフェース74はネットワーク4と接続され、認証キー生成部73により生成された認証キーを生産・出荷履歴サーバ3に送信する送信機の機能を備えている。
図5はこの発明の実施の形態1によるトレーサビリティシステムの情報公開サーバ6を示す構成図であり、図において、受信インタフェース81はネットワーク4と接続され、生産・出荷履歴サーバ3や流通履歴サーバ13から送信された写真と商品識別子を受信する一方、店頭端末21等から商品識別子を受信する受信機の機能を備えている。
写真管理部82は例えばCPUから構成され、受信インタフェース81により受信された写真を内部のデータベース83に保存するとともに、その写真と対応関係のある商品識別子をキーにして、その写真を管理する。また、写真管理部82は受信インタフェース81が店頭端末21等から商品識別子を受信すると、データベース83から当該商品識別子に対応する写真を検索する。
送信インタフェース84はネットワーク4と接続され、写真管理部82により検索された写真を店頭端末21等に送信する送信機の機能を備えている。
次に動作について説明する。
生産者が自然生産物31として、例えば、野菜などの農産物を栽培している場合には、栽培中の農産物や、出荷時の農産物の状況を消費者に知らせるために、その農産物を撮影する。
あるいは、自然生産物31として、例えば、魚などの魚介類を養殖している場合には、養殖中の魚介類や、出荷時の魚介類の状況を消費者に知らせるために、その魚介類を撮影する。
即ち、生産者は、携帯電話1の操作キー51を操作してカメラ52を起動し、そのカメラ52を用いて、栽培や養殖などの生産を行っている自然生産物31や、出荷時の自然生産物31を撮影する。
携帯電話1の制御部54は、カメラ52が自然生産物31を撮影すると、GPS受信機53を起動する。
携帯電話1のGPS受信機53は、制御部54から起動指令を受けると、GPS衛星33から発信される電波を受信し、その電波に重畳されているGPSデータを取得する。
携帯電話1の制御部54は、GPS受信機53がGPSデータを取得すると、通信インタフェース55を介して、GPS受信機53により取得されたGPSデータを生産・出荷履歴サーバ3を送信する。
生産・出荷履歴サーバ3は、携帯電話1からネットワーク2を介してGPSデータを受信すると、そのGPSデータを含む認証リクエストを場所日時証明サーバ5に送信する。
即ち、生産・出荷履歴サーバ3の送受信インタフェース61は、携帯電話1から送信されたGPSデータを受信すると、そのGPSデータを認証要求部62に出力する。
生産・出荷履歴サーバ3の認証要求部62は、送受信インタフェース61からGPSデータを受けると、そのGPSデータを含む認証リクエストを送受信インタフェース63に出力する。
生産・出荷履歴サーバ3の送受信インタフェース63は、認証要求部62から認証リクエストを受けると、その認証リクエストを場所日時証明サーバ5に送信する。
場所日時証明サーバ5は、生産・出荷履歴サーバ3からネットワーク4を介してGPSデータを含む認証リクエストを受信すると、気象衛星34から気象画像を収集し、その受信時刻における気象画像と認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する。
即ち、場所日時証明サーバ5の受信インタフェース72は、生産・出荷履歴サーバ3から送信されたGPSデータを含む認証リクエストを受信すると、その認証リクエストを認証キー生成部73に出力する。
場所日時証明サーバ5の認証キー生成部73は、受信インタフェース72から認証リクエストを受けると、気象画像の受信指令を気象画像受信機71に出力する。
場所日時証明サーバ5の気象画像受信機71は、認証キー生成部73から気象画像の受信指令を受けると、気象衛星34から発信される気象画像を受信する。
なお、気象衛星34は、雲の形などを示す画像であり、雲の形は時々刻々と変化するので、時刻が異なれば、必ず異なる画像となる。
場所日時証明サーバ5の認証キー生成部73は、気象画像受信機71が気象画像を受信すると、その受信時刻における気象画像と、受信インタフェース72から出力された認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求める。
ここで、ハッシュ関数とは、原文(気象画像、GPSデータ)から固定長の擬似乱数を生成する演算手法であり、要約関数と呼ばれることもある。また、ハッシュ関数により生成された固定長の擬似乱数はハッシュ値と呼ばれる。
なお、ハッシュ関数は、不可逆的な一方向関数を含むため、ハッシュ値から原文を再現することはできず、また、同じハッシュ値を持つ異なるデータを作成することは極めて困難である。
認証キー生成部73は、ハッシュ関数のハッシュ値を求めると、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する。なお、ハッシュ値=認証キーでもよいし、認証キーがハッシュ値以外の情報を含んでいてもよい。
場所日時証明サーバ5の送信インタフェース74は、認証キー生成部73が認証キーを生成すると、その認証キーを生産・出荷履歴サーバ3に送信する。
なお、場所日時証明サーバ5の具体的な処理内容は、例えば、特開2002−215825号公報に開示されている。
生産・出荷履歴サーバ3は、場所日時証明サーバ5からネットワーク4を介して認証キーを受信すると、その認証キーを携帯電話1に転送する。
即ち、生産・出荷履歴サーバ3の送受信インタフェース63は、場所日時証明サーバ5から認証キーを受信すると、その認証キーを認証キー転送部64に出力する。
生産・出荷履歴サーバ3の認証キー転送部64は、送受信インタフェース63から認証キーを受けると、その認証キーを送受信インタフェース61に出力する。
生産・出荷履歴サーバ3の送受信インタフェース61は、認証キー転送部64から認証キーを受けると、その認証キーを携帯電話1に転送する。
携帯電話1の制御部54は、通信インタフェース55が生産・出荷履歴サーバ3により転送された認証キーを受信すると、その認証キーをカメラ52により撮影された写真に付加する。
携帯電話1の制御部54は、認証キーを写真に付加すると、通信インタフェース55を介して、その認証キー付の写真を生産・出荷履歴サーバ3を送信する。
生産・出荷履歴サーバ3は、携帯電話1からネットワーク2を介して認証キー付の写真を受信すると、その認証キー付の写真を情報公開サーバ6に転送する。
即ち、生産・出荷履歴サーバ3の送受信インタフェース61は、携帯電話1から認証キー付の写真を受信すると、その認証キー付の写真を写真転送部65に出力する。
生産・出荷履歴サーバ3の写真転送部65は、送受信インタフェース61から認証キー付の写真を受けると、その認証キー付の写真を自然生産物31の商品識別子と対にして内部のデータベース66に保存する。
また、写真転送部65は、その写真を自然生産物31の商品識別子と対にして送受信インタフェース63に出力する。
生産・出荷履歴サーバ3の送受信インタフェース63は、写真転送部65から認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を受けると、認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を情報公開サーバ6に転送する。
情報公開サーバ6は、生産・出荷履歴サーバ3からネットワーク4を介して認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を受信すると、その認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を保存する。
即ち、情報公開サーバ6の受信インタフェース81は、生産・出荷履歴サーバ3から送信された認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を受信すると、その認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を写真管理部82に出力する。
情報公開サーバ6の写真管理部82は、受信インタフェース81から認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を受けると、その認証キー付の写真を内部のデータベース83に保存するとともに、その写真と対応関係のある商品識別子をキーにして、その写真を管理する。
例えば、生産者は、上記のようにして、認証キー付の写真が情報公開サーバ6に保存されると、パソコン7のキーボード等を操作して、認証キー付の写真に対応する自然生産物31の商品識別子の印刷指令を入力する。
パソコン7は、商品識別子の印刷指令を受けると、ラベラー8を制御して、自然生産物31の商品識別子をラベル32に印刷する。なお、自然生産物31の商品識別子をラベル32に印刷する際、自然生産物31の生産履歴や出荷履歴などの情報もラベル32に印刷する。
生産者は、自然生産物31の商品識別子が印刷されたラベル32を自然生産物31に貼り付ける。
上述した自然生産物31の撮影から、商品識別子が印刷されたラベル32を自然生産物31に貼り付けるまでの一連の処理は、生産段階や出荷段階の任意の時期に1回あるいは複数回実施される。
ラベル32が貼り付けられた自然生産物31は、その後、出荷されて流通業者に渡される。
流通業者は、ラベル32が貼り付けられた自然生産物31を入手すると、所定の流通経路で自然生産物31を販売店等まで輸送するが、自然生産物31の流通状況を消費者に知らせるために、その自然生産物31を撮影する。
流通段階の自然生産物31の撮影から、商品識別子が印刷されたラベル32aを自然生産物31に貼り付けるまでの一連の処理は、生産段階や出荷段階のときと同様であるため、詳細な説明は省略するが、流通段階では、例えば、流通業者が携帯電話11を用いて、流通段階の自然生産物31を撮影し、流通履歴サーバ13が場所日時証明サーバ5に対する認証リクエストの送信や認証キーの受信を行う。
また、流通履歴サーバ13が認証キー付の写真を商品識別子と対にして内部のデータベースに保存するとともに、その認証キー付の写真と商品識別子を情報公開サーバ6に転送する。
流通業者は、上記のようにして、認証キー付の写真が情報公開サーバ6に保存されると、パソコン14のキーボード等を操作して、認証キー付の写真に対応する自然生産物31の商品識別子の印刷指令を入力する。
パソコン14は、商品識別子の印刷指令を受けると、ラベラー15を制御して、自然生産物31の商品識別子をラベル32aに印刷する。なお、自然生産物31の商品識別子をラベル32aに印刷する際、自然生産物31の流通履歴(例えば、流通時の温度や湿度などの品質情報)などの情報もラベル32aに印刷する。
流通業者は、自然生産物31の商品識別子が印刷されたラベル32aを自然生産物31に貼り付ける。
上述した自然生産物31の撮影から、商品識別子が印刷されたラベル32aを自然生産物31に貼り付けるまでの一連の処理は、流通段階の任意の時期に1回あるいは複数回実施される。
ラベル32,32aが貼り付けられた自然生産物31は、その後、輸送されて販売店等に届けられる。
上記のようにして、情報公開サーバ6に保存された認証キー付の写真は閲覧自在に公開されており、消費者はいつでも自由に閲覧することができる。
例えば、消費者が店頭端末21(あるいは、パソコン22や携帯電話23)を操作して、自然生産物31に貼り付けられているラベル32,32aに印刷されている商品識別子を入力すると、店頭端末21が情報公開サーバ6にアクセスし、その商品識別子を情報公開サーバ6に送信する。
なお、商品識別子の入力は、消費者が店頭端末21のキーを操作して入力してもよいが、その商品識別子が例えば二次元バーコード形式で印刷されているような場合には、付属のスキャナやカメラを用いて商品識別子を解析するようにしてもよい。
情報公開サーバ6は、店頭端末21からアクセスを受けて商品識別子を受信すると、その商品識別子に対応する認証キー付の写真の閲覧を許可する。
即ち、情報公開サーバ6の受信インタフェース81は、店頭端末21から商品識別子を受信すると、その商品識別子を写真管理部82に出力する。
情報公開サーバ6の写真管理部82は、受信インタフェース81から商品識別子を受けると、データベース83に保存されている認証キー付の写真の中から、その商品識別子に対応する認証キー付の写真を検索する。
情報公開サーバ6の送信インタフェース84は、写真管理部82が商品識別子に対応する認証キー付の写真を検索すると、その認証キー付の写真を店頭端末21に送信する。
店頭端末21は、情報公開サーバ6から送信された認証キー付の写真を受信すると、その認証キー付の写真をディスプレイに表示する。
認証キー付の写真は、生産段階、出荷段階及び流通段階の自然生産物31を撮影したものであるので、消費者は、自然生産物31の生産状況や出荷状況や流通状況を確認することができる。
また、写真の撮影時刻と撮影地点を特定するハッシュ値を含む認証キーが写真に付加されており、写真の撮影時刻と撮影地点が証明されているので、当該写真は信憑性の高いものである。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、生産・出荷履歴サーバ3や流通履歴サーバ13から認証リクエストを受信すると、その受信時刻における気象画像と認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する場所日時証明サーバ5を設け、その場所日時証明サーバ5により生成された認証キーを携帯電話1,11のカメラ52の撮影結果である写真に付加し、その写真を閲覧自在の情報公開サーバ6に格納するように構成したので、自然生産物31の安心や安全を消費者に提供することができる効果を奏する。
また、生産・出荷履歴サーバ3に格納される写真は、撮影日時や場所毎に整理することができるので、生産者が当該写真の内容を解析して、翌年度や次回の栽培・養殖などに役立てることができる効果を奏する。
また、この実施の形態1によれば、情報公開サーバ6に保存される写真と同じ写真が生産・出荷履歴サーバ3や流通履歴サーバ13でも保存されるので、万一、情報公開サーバ6に保存されている写真が何者かに破壊されても、その写真を復元することができる効果を奏する。
なお、場所日時証明サーバ5や情報公開サーバ6の運営は、生産者や流通者と利害関係がない第三者が運営するようにすれば、さらに、システムの証明レベルが向上する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、携帯電話1がGPSデータを生産・出荷履歴サーバ3に送信し、生産・出荷履歴サーバ3がGPSデータを含む認証リクエストを場所日時証明サーバ5に送信することにより、その場所日時証明サーバ5から認証キーを取得して携帯電話1に転送するものについて示したが、携帯電話1がGPSデータを含む認証リクエストを場所日時証明サーバ5に送信することにより、その場所日時証明サーバ5から認証キーを取得するようにしてもよい。
図6はこの発明の実施の形態2によるトレーサビリティシステムを示す構成図である。
図7はこの発明の実施の形態2によるトレーサビリティシステムの携帯電話1を示す構成図であり、図において、図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
認証要求部56は例えばCPUから構成され、GPS受信機53により取得されたGPSデータを含む認証リクエストを通信インタフェース57に出力する。
通信インタフェース57はアンテナや送受信機などから構成され、ネットワーク4を介して、認証要求部56から出力された認証リクエストを場所日時証明サーバ5に送信する一方、場所日時証明サーバ5から送信された認証キーを受信し、その認証キーを制御部54に出力する。なお、認証要求部56及び通信インタフェース57から認証要求手段が構成されている。
例えば流通業者が使用する携帯電話11の構成は、例えば生産者が使用する携帯電話1の構成と同様であるため説明を省略する。
図8はこの発明の実施の形態2によるトレーサビリティシステムの生産・出荷履歴サーバ3を示す構成図であり、図3の生産・出荷履歴サーバ3と比べて、認証要求部62と認証キー転送部64が削除されている点で相違している。
なお、流通履歴サーバ13の構成は、生産・出荷履歴サーバ3の構成と同様であるため説明を省略する。
次に動作について説明する。
生産者は、上記実施の形態1と同様に、携帯電話1の操作キー51を操作してカメラ52を起動し、そのカメラ52を用いて、栽培や養殖などの生産を行っている自然生産物31や、出荷時の自然生産物31を撮影する。
携帯電話1の制御部54は、カメラ52が自然生産物31を撮影すると、GPS受信機53を起動する。
携帯電話1のGPS受信機53は、制御部54から起動指令を受けると、GPS衛星33から発信される電波を受信し、その電波に重畳されているGPSデータを取得する。
携帯電話1の認証要求部56は、GPS受信機53がGPSデータを取得すると、そのGPSデータを含む認証リクエストを通信インタフェース57に出力する。
携帯電話1の通信インタフェース57は、認証要求部56からGPSデータを含む認証リクエストを受けると、ネットワーク4を介して、その認証リクエストを場所日時証明サーバ5に送信する。
場所日時証明サーバ5は、携帯電話1からネットワーク4を介してGPSデータを含む認証リクエストを受信すると、上記実施の形態1と同様に、気象衛星34から気象画像を収集し、その受信時刻における気象画像と認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する。
即ち、場所日時証明サーバ5の受信インタフェース72は、携帯電話1からから送信されたGPSデータを含む認証リクエストを受信すると、その認証リクエストを認証キー生成部73に出力する。
場所日時証明サーバ5の認証キー生成部73は、上記実施の形態1と同様に、受信インタフェース72から認証リクエストを受けると、気象画像の受信指令を気象画像受信機71に出力する。
場所日時証明サーバ5の気象画像受信機71は、認証キー生成部73から気象画像の受信指令を受けると、上記実施の形態1と同様に、気象衛星34から発信される気象画像を受信する。
場所日時証明サーバ5の認証キー生成部73は、気象画像受信機71が気象画像を受信すると、上記実施の形態1と同様に、その受信時刻における気象画像と、受信インタフェース72から出力された認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する。
場所日時証明サーバ5の送信インタフェース74は、認証キー生成部73が認証キーを生成すると、その認証キーを携帯電話1に送信する。
携帯電話1の通信インタフェース57は、場所日時証明サーバ5から送信された認証キーを受信すると、その認証キーを制御部54に出力する。
携帯電話1の制御部54は、通信インタフェース57から認証キーを受けると、その認証キーをカメラ52により撮影された写真に付加する。
携帯電話1の制御部54は、認証キーを写真に付加すると、通信インタフェース55を介して、その認証キー付の写真を生産・出荷履歴サーバ3を送信する。
生産・出荷履歴サーバ3は、携帯電話1からネットワーク2を介して認証キー付の写真を受信すると、上記実施の形態1と同様に、その認証キー付の写真を情報公開サーバ6に転送する。
即ち、生産・出荷履歴サーバ3の送受信インタフェース61は、携帯電話1から認証キー付の写真を受信すると、その認証キー付の写真を写真転送部65に出力する。
生産・出荷履歴サーバ3の写真転送部65は、送受信インタフェース61から認証キー付の写真を受けると、その認証キー付の写真を自然生産物31の商品識別子と対にして内部のデータベース66に保存する。
また、写真転送部65は、その写真を自然生産物31の商品識別子と対にして送受信インタフェース63に出力する。
生産・出荷履歴サーバ3の送受信インタフェース63は、写真転送部65から認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を受けると、認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を情報公開サーバ6に転送する。
情報公開サーバ6は、生産・出荷履歴サーバ3からネットワーク4を介して認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を受信すると、上記実施の形態1と同様に、その認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を保存する。
即ち、情報公開サーバ6の受信インタフェース81は、生産・出荷履歴サーバ3から送信された認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を受信すると、その認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を写真管理部82に出力する。
情報公開サーバ6の写真管理部82は、受信インタフェース81から認証キー付の写真と自然生産物31の商品識別子を受けると、その認証キー付の写真を内部のデータベース83に保存するとともに、その写真と対応関係のある商品識別子をキーにして、その写真を管理する。
例えば、生産者は、上記のようにして、認証キー付の写真が情報公開サーバ6に保存されると、パソコン7のキーボード等を操作して、認証キー付の写真に対応する自然生産物31の商品識別子の印刷指令を入力する。
パソコン7は、商品識別子の印刷指令を受けると、上記実施の形態1と同様に、ラベラー8を制御して、自然生産物31の商品識別子をラベル32に印刷する。なお、自然生産物31の商品識別子をラベル32に印刷する際、自然生産物31の生産履歴や出荷履歴などの情報もラベル32に印刷する。
生産者は、自然生産物31の商品識別子が印刷されたラベル32を自然生産物31に貼り付ける。
上述した自然生産物31の撮影から、商品識別子が印刷されたラベル32を自然生産物31に貼り付けるまでの一連の処理は、生産段階や出荷段階の任意の時期に1回あるいは複数回実施される。
ラベル32が貼り付けられた自然生産物31は、その後、出荷されて流通業者に渡される。
流通業者は、ラベル32が貼り付けられた自然生産物31を入手すると、所定の流通経路で自然生産物31を販売店等まで輸送するが、自然生産物31の流通状況を消費者に知らせるために、その自然生産物31を撮影する。
流通段階の自然生産物31の撮影から、商品識別子が印刷されたラベル32aを自然生産物31に貼り付けるまでの一連の処理は、生産段階や出荷段階のときと同様であるため、詳細な説明は省略するが、流通段階では、例えば、流通業者が携帯電話11を用いて、流通段階の自然生産物31を撮影し、携帯電話11が場所日時証明サーバ5に対する認証リクエストの送信や認証キーの受信を行う。
また、流通履歴サーバ13が認証キー付の写真を商品識別子と対にして内部のデータベースに保存するとともに、その認証キー付の写真と商品識別子を情報公開サーバ6に転送する。
流通業者は、上記のようにして、認証キー付の写真が情報公開サーバ6に保存されると、パソコン14のキーボード等を操作して、認証キー付の写真に対応する自然生産物31の商品識別子の印刷指令を入力する。
パソコン14は、商品識別子の印刷指令を受けると、上記実施の形態1と同様に、ラベラー15を制御して、自然生産物31の商品識別子をラベル32aに印刷する。なお、自然生産物31の商品識別子をラベル32aに印刷する際、自然生産物31の流通履歴(例えば、流通時の温度や湿度などの品質情報)などの情報もラベル32aに印刷する。
流通業者は、自然生産物31の商品識別子が印刷されたラベル32aを自然生産物31に貼り付ける。
上述した自然生産物31の撮影から、商品識別子が印刷されたラベル32aを自然生産物31に貼り付けるまでの一連の処理は、流通段階の任意の時期に1回あるいは複数回実施される。
ラベル32,32aが貼り付けられた自然生産物31は、その後、輸送されて販売店等に届けられる。
上記のようにして、情報公開サーバ6に保存された認証キー付の写真は閲覧自在に公開されており、消費者はいつでも自由に閲覧することができる。
例えば、消費者が店頭端末21(あるいは、パソコン22や携帯電話23)を操作して、自然生産物31に貼り付けられているラベル32,32aに印刷されている商品識別子を入力すると、店頭端末21が情報公開サーバ6にアクセスし、その商品識別子を情報公開サーバ6に送信する。
なお、商品識別子の入力は、消費者が店頭端末21のキーを操作して入力してもよいが、その商品識別子が例えば二次元バーコード形式で印刷されているような場合には、付属のスキャナやカメラを用いて商品識別子を解析するようにしてもよい。
情報公開サーバ6は、店頭端末21からアクセスを受けて商品識別子を受信すると、上記実施の形態1と同様に、その商品識別子に対応する認証キー付の写真の閲覧を許可する。
即ち、情報公開サーバ6の受信インタフェース81は、店頭端末21から商品識別子を受信すると、その商品識別子を写真管理部82に出力する。
情報公開サーバ6の写真管理部82は、受信インタフェース81から商品識別子を受けると、データベース83に保存されている認証キー付の写真の中から、その商品識別子に対応する認証キー付の写真を検索する。
情報公開サーバ6の送信インタフェース84は、写真管理部82が商品識別子に対応する認証キー付の写真を検索すると、その認証キー付の写真を店頭端末21に送信する。
店頭端末21は、情報公開サーバ6から送信された認証キー付の写真を受信すると、上記実施の形態1と同様に、その認証キー付の写真をディスプレイに表示する。
認証キー付の写真は、生産段階、出荷段階及び流通段階の自然生産物31を撮影したものであるので、消費者は、自然生産物31の生産状況や出荷状況や流通状況を確認することができる。
また、写真の撮影時刻と撮影地点を特定するハッシュ値を含む認証キーが写真に付加されており、写真の撮影時刻と撮影地点が証明されているので、当該写真は信憑性の高いものである。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、携帯電話1,11から認証リクエストを受信すると、その受信時刻における気象画像と認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する場所日時証明サーバ5を設け、その場所日時証明サーバ5により生成された認証キーを携帯電話1,11のカメラ52の撮影結果である写真に付加し、その写真を閲覧自在の情報公開サーバ6に格納するように構成したので、自然生産物31の安心や安全を消費者に提供することができる効果を奏する。
また、生産・出荷履歴サーバ3に格納される写真は、撮影日時や場所毎に整理することができるので、生産者が当該写真の内容を解析して、翌年度や次回の栽培や養殖などに役立てることができる効果を奏する。
また、この実施の形態2によれば、情報公開サーバ6に保存される写真と同じ写真が生産・出荷履歴サーバ3や流通履歴サーバ13でも保存されるので、万一、情報公開サーバ6に保存されている写真が何者かに破壊されても、その写真を維持することができる効果を奏する。
なお、場所日時証明サーバ5や情報公開サーバ6の運営は、生産者や流通者と利害関係がない第三者が運営するようにすれば、さらに、システムの証明レベルが向上する。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では、ラベラー8,15が認証キー付の写真に対応する自然生産物31の商品識別子をラベル32,32aに印刷するものについて示したが、自然生産物31の商品識別子として、例えば、商品の分類番号を示す商品カタログ番号をラベル32,32aに印刷するようにしてもよい。
また、自然生産物31の商品識別子として、商品カタログ番号とハッシュ値を含む認証キーをラベル32,32aに印刷するようにしてもよい。
この場合、商品カタログ番号、生産・出荷場所や日時が明確化されるので、トラブル発生時のトレースバックを迅速に行うことができる効果を奏する。
なお、自然生産物31の商品識別子として、認証キーをラベル32,32aに印刷する際、ラベラー8,15がGPS受信機を搭載している場合には、そのGPS受信機により取得されたGPSデータを含む認証リクエストを場所日時証明サーバ5に送信することにより、場所日時証明サーバ5から認証キーを取得するようにしてもよい。
実施の形態4.
上記実施の形態1,2では、認証キー付の写真が情報公開サーバ6等に保存されるものについて示したが、情報公開サーバ6等に保存されている写真の枚数と、場所日時証明サーバ5により生成された認証キー(場所日時証明サーバ5が受けた認証リクエスト)の個数が一致しない場合、即ち、場所日時証明サーバ5が受けた認証リクエストの個数より情報公開サーバ6等に保存されている写真の枚数が多い場合、不正な写真が保存されている可能性がある。
そこで、この実施の形態4では、場所日時証明サーバ5は、認証リクエストを受信する毎に、その認証リクエストの個数をカウントし、過去に受信した認証リクエストの個数と情報公開サーバ6等に保存されている写真の枚数を比較し、両者が一致しない場合、警報を通知するようにしている。
これにより、不正な写真の検出処理を行うことができるようになる効果を奏する。
この発明の実施の形態1によるトレーサビリティシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるトレーサビリティシステムの携帯電話を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるトレーサビリティシステムの生産・出荷履歴サーバを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるトレーサビリティシステムの場所日時証明サーバを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるトレーサビリティシステムの情報公開サーバを示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるトレーサビリティシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるトレーサビリティシステムの携帯電話を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるトレーサビリティシステムの生産・出荷履歴サーバを示す構成図である。
符号の説明
1 携帯電話(携帯情報端末)、2 ネットワーク、3 生産・出荷履歴サーバ(認証要求手段、撮影結果格納手段)、4 ネットワーク、5 場所日時証明サーバ(認証キー生成手段)、6 情報公開サーバ、7 パソコン(識別情報印刷手段)、8 ラベラー(識別情報印刷手段)、11 携帯電話(携帯情報端末)、12 ネットワーク、13 流通履歴サーバ(認証要求手段、撮影結果格納手段)、14 パソコン(識別情報印刷手段)、15 ラベラー(識別情報印刷手段)、21 店頭端末(撮影結果表示手段)、22 パソコン(撮影結果表示手段)、23 携帯電話(撮影結果表示手段)、31 自然生産物、32 ラベル、33 GPS衛星、34 気象衛星、51 操作キー、52 カメラ(撮影手段)、53 GPS受信機(GPSデータ取得手段)、54 制御部(撮影結果格納手段)、55 通信インタフェース(撮影結果格納手段)、56 認証要求部(認証要求手段)、57 通信インタフェース(認証要求手段)、61 送受信インタフェース、62 認証要求部、63 送受信インタフェース、64 認証キー転送部、65 写真転送部、66 データベース、71 気象画像受信機、72 受信インタフェース、73 認証キー生成部、74 送信インタフェース、81 受信インタフェース、82 写真管理部、83 データベース、84 送信インタフェース。

Claims (9)

  1. 自然生産物を撮影する撮影手段と、上記撮影手段が自然生産物を撮影すると、認証リクエストを送信する認証要求手段と、上記認証要求手段から認証リクエストを受信すると、その受信時刻における気象画像をハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する認証キー生成手段と、上記認証キー生成手段により生成された認証キーを上記撮影手段の撮影結果に付加し、その撮影結果を閲覧自在の情報公開サーバに格納する撮影結果格納手段とを備えたトレーサビリティシステム。
  2. 自然生産物を撮影する撮影手段と、GPS衛星から発信される電波を上記撮影手段の撮影地点で受信し、その電波に重畳されているGPSデータを取得するGPSデータ取得手段と、上記撮影手段が自然生産物を撮影すると、上記GPSデータ取得手段により取得されたGPSデータを含む認証リクエストを送信する認証要求手段と、上記認証要求手段から認証リクエストを受信すると、その認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する認証キー生成手段と、上記認証キー生成手段により生成された認証キーを上記撮影手段の撮影結果に付加し、その撮影結果を閲覧自在の情報公開サーバに格納する撮影結果格納手段とを備えたトレーサビリティシステム。
  3. 自然生産物を撮影する撮影手段と、GPS衛星から発信される電波を上記撮影手段の撮影地点で受信し、その電波に重畳されているGPSデータを取得するGPSデータ取得手段と、上記撮影手段が自然生産物を撮影すると、上記GPSデータ取得手段により取得されたGPSデータを含む認証リクエストを送信する認証要求手段と、上記認証要求手段から認証リクエストを受信すると、その受信時刻における気象画像と当該認証リクエストに含まれているGPSデータをハッシュ関数に代入してハッシュ値を求め、そのハッシュ値を含む認証キーを生成する認証キー生成手段と、上記認証キー生成手段により生成された認証キーを上記撮影手段の撮影結果に付加し、その撮影結果を閲覧自在の情報公開サーバに格納する撮影結果格納手段とを備えたトレーサビリティシステム。
  4. 撮影手段は、自然生産物の生産段階、出荷段階及び流通段階における一以上の段階で、自然生産物を撮影することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のトレーサビリティシステム。
  5. 撮影結果格納手段により情報公開サーバに格納される撮影結果に対応する識別情報を自然生産物貼付用のラベルに印刷する識別情報印刷手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のトレーサビリティシステム。
  6. 自然生産物貼付用のラベルに印刷されている識別情報を入力すると、情報公開サーバから当該識別情報に対応する撮影手段の撮影結果を収集し、その撮影結果を表示する撮影結果表示手段を設けたことを特徴とする請求項5記載のトレーサビリティシステム。
  7. 撮影手段及びGPSデータ取得手段が携帯情報端末に実装され、認証要求手段が履歴管理サーバに実装され、認証キー生成手段が証明サーバに実装されていることを特徴とする請求項3記載のトレーサビリティシステム。
  8. 撮影手段、GPSデータ取得手段及び認証要求手段が携帯情報端末に実装され、認証キー生成手段が証明サーバに実装されていることを特徴とする請求項3記載のトレーサビリティシステム。
  9. 認証キー生成手段は、認証要求手段から認証リクエストを受信する毎に、その認証リクエストの個数をカウントし、過去に受信した認証リクエストの個数が情報公開サーバに格納されている認証キー付の撮影結果の枚数と一致しない場合、警報を通知することを請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載のトレーサビリティシステム。
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