JP2002297625A - 農水畜産物情報検索システム、農水畜産物、農水畜産物生産方法及び農水畜産物情報提供方法 - Google Patents
農水畜産物情報検索システム、農水畜産物、農水畜産物生産方法及び農水畜産物情報提供方法Info
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 信頼性のある付帯情報を格納して、消費者に
対して提供することのできる農水畜産物情報検索システ
ムを提供する。 【解決手段】 農水畜産物情報検索システムが、情報管
理装置と、前記情報管理装置へ情報を送信する少なくと
も1つの情報送信端末とが通信可能に接続されて構成さ
れ、前記情報送信端末が、農水畜産物の生産活動に関す
る付帯情報と、前記農水畜産物の所定の生産単位毎に固
有に付与され、且つ前記農水畜産物の販売単位毎に添付
されるラベル中に人が直接読み取り可能に表示される識
別子とを相互に関連付けて前記情報管理装置に送信し、
前記情報管理装置が、前記情報送信端末から受信した前
記識別子と前記付帯情報とを、前記識別子を用いて前記
付帯情報が検索可能にデータベース化する。
対して提供することのできる農水畜産物情報検索システ
ムを提供する。 【解決手段】 農水畜産物情報検索システムが、情報管
理装置と、前記情報管理装置へ情報を送信する少なくと
も1つの情報送信端末とが通信可能に接続されて構成さ
れ、前記情報送信端末が、農水畜産物の生産活動に関す
る付帯情報と、前記農水畜産物の所定の生産単位毎に固
有に付与され、且つ前記農水畜産物の販売単位毎に添付
されるラベル中に人が直接読み取り可能に表示される識
別子とを相互に関連付けて前記情報管理装置に送信し、
前記情報管理装置が、前記情報送信端末から受信した前
記識別子と前記付帯情報とを、前記識別子を用いて前記
付帯情報が検索可能にデータベース化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農水畜産物の生産
活動に関する付帯情報を外部から検索可能に管理する農
水畜産物情報検索システム、その付帯情報の管理が行わ
れている農水畜産物、及びその農水畜産物生産方法、並
びに農水畜産物情報提供方法に関する。
活動に関する付帯情報を外部から検索可能に管理する農
水畜産物情報検索システム、その付帯情報の管理が行わ
れている農水畜産物、及びその農水畜産物生産方法、並
びに農水畜産物情報提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食品の安全性に対する消費者の関
心の高まりを受けて、食品の原料の産地などを明確に表
示することに対する要求がある。例えば、農産物を栽培
する際の栽培地や品種(例えば、遺伝子組み替え生物か
否か)などの情報を明らかにするよう要求されている。
また、農産物を栽培する際の肥料が有機肥料であるか、
または化学合成肥料であるかといった点についても消費
者は関心を持つため、これらの情報について開示するこ
ともある。以上のような情報を開示する場合、食品の販
売時にはそのパッケージに、食品の品種や育成方法など
が記載されたラベルを添付し、食品の出所や安全性など
の付帯情報を消費者に対して明示することが行われてい
る。また、食品の安全性の面から、農産物を栽培する際
の栽培地、品種、育成方法などの情報とは別に、流通過
程中の農産物中の残留農薬量を測定することも行われて
いる。
心の高まりを受けて、食品の原料の産地などを明確に表
示することに対する要求がある。例えば、農産物を栽培
する際の栽培地や品種(例えば、遺伝子組み替え生物か
否か)などの情報を明らかにするよう要求されている。
また、農産物を栽培する際の肥料が有機肥料であるか、
または化学合成肥料であるかといった点についても消費
者は関心を持つため、これらの情報について開示するこ
ともある。以上のような情報を開示する場合、食品の販
売時にはそのパッケージに、食品の品種や育成方法など
が記載されたラベルを添付し、食品の出所や安全性など
の付帯情報を消費者に対して明示することが行われてい
る。また、食品の安全性の面から、農産物を栽培する際
の栽培地、品種、育成方法などの情報とは別に、流通過
程中の農産物中の残留農薬量を測定することも行われて
いる。
【0003】しかしながら、上述の情報開示方法では、
生産者から提供される情報が消費者に直接提供されるの
ではないため情報が改ざんされる可能性がある。情報が
改ざんされることを防止するためには、生産者側で作成
された情報が消費者に対して直接提供されるようなシス
テムを構築することが好ましい。
生産者から提供される情報が消費者に直接提供されるの
ではないため情報が改ざんされる可能性がある。情報が
改ざんされることを防止するためには、生産者側で作成
された情報が消費者に対して直接提供されるようなシス
テムを構築することが好ましい。
【0004】例えば、特開2001−175710号公
報に記載の「生産物の販売システム」では、生産者は情
報符号化手段を用いて生産物に関する生産履歴情報を符
号化して情報記録媒体(バーコード)に記録し、このバ
ーコードを生産物またはそのパッケージに添付して、出
荷する。その生産物を受け取った小売り業者は、情報復
号手段を用いてバーコード内の情報を読み取って、生産
履歴情報を復号し、消費者に対して提示することができ
る。
報に記載の「生産物の販売システム」では、生産者は情
報符号化手段を用いて生産物に関する生産履歴情報を符
号化して情報記録媒体(バーコード)に記録し、このバ
ーコードを生産物またはそのパッケージに添付して、出
荷する。その生産物を受け取った小売り業者は、情報復
号手段を用いてバーコード内の情報を読み取って、生産
履歴情報を復号し、消費者に対して提示することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報開示方法では、消費者に提示される生産履歴情報は
生産者から直接提供された情報が利用され得るものの、
実際には情報を復号するための情報復号手段を所有して
いる小売業者のみが、純粋に生産者から直接提供された
生産履歴情報を読み出すことができる。消費者自身で生
産者が作成した生産履歴情報を直接読み出すためには、
生産者が作成し、バーコードとして符号化された生産履
歴情報を復号するための情報復号手段を使用しなければ
ならない。従って、消費者自身で生産者が作成した生産
履歴情報を直接読み出すことは実際には不可能であっ
た。
情報開示方法では、消費者に提示される生産履歴情報は
生産者から直接提供された情報が利用され得るものの、
実際には情報を復号するための情報復号手段を所有して
いる小売業者のみが、純粋に生産者から直接提供された
生産履歴情報を読み出すことができる。消費者自身で生
産者が作成した生産履歴情報を直接読み出すためには、
生産者が作成し、バーコードとして符号化された生産履
歴情報を復号するための情報復号手段を使用しなければ
ならない。従って、消費者自身で生産者が作成した生産
履歴情報を直接読み出すことは実際には不可能であっ
た。
【0006】更に、生産過程中で収集される生産履歴情
報に加えて、流通過程中の農産物中の残留農薬量を測定
して、その量が基準値以下であるか否かを判定すること
も行われているが、通常は、多数の生産者による一様で
ない生産過程を経て出荷された農産物を集荷し、その内
の一部を抜き取って残留農薬量を測定しているのが実状
である。農薬検査を行う際、集荷された1つの品目の農
産物は多数の生産者による個別の生産過程を経てきたた
め、残留している可能性のある農薬の種類は非常に多
く、残留農薬量を網羅的に調べるためには、多数の農薬
を検出対象とした検査を行う必要があった。
報に加えて、流通過程中の農産物中の残留農薬量を測定
して、その量が基準値以下であるか否かを判定すること
も行われているが、通常は、多数の生産者による一様で
ない生産過程を経て出荷された農産物を集荷し、その内
の一部を抜き取って残留農薬量を測定しているのが実状
である。農薬検査を行う際、集荷された1つの品目の農
産物は多数の生産者による個別の生産過程を経てきたた
め、残留している可能性のある農薬の種類は非常に多
く、残留農薬量を網羅的に調べるためには、多数の農薬
を検出対象とした検査を行う必要があった。
【0007】つまり、従来の農薬検査においては、実際
に使用されているかが不明である農薬も含めて多数の農
薬を検出対象とするという多大な費用と労力とを要する
検査を行わねばならず、更に、そのような検査を行った
としても、多数の生産者による一様でない生産過程を経
て出荷された農産物の内の一部について検査を行うだけ
であったため、完全な残留農薬量の検査には程遠かっ
た。
に使用されているかが不明である農薬も含めて多数の農
薬を検出対象とするという多大な費用と労力とを要する
検査を行わねばならず、更に、そのような検査を行った
としても、多数の生産者による一様でない生産過程を経
て出荷された農産物の内の一部について検査を行うだけ
であったため、完全な残留農薬量の検査には程遠かっ
た。
【0008】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、消費者からの情報要求に応答し
て、生産者から提供された農水畜産物の生産活動に関す
る付帯情報を、消費者に対してそのまま提供することの
できる農水畜産物情報検索システム、その付帯情報の管
理が行われている農水畜産物、及びその農水畜産物生産
方法、並びに農水畜産物情報提供方法を提供する点にあ
る。
のであり、その目的は、消費者からの情報要求に応答し
て、生産者から提供された農水畜産物の生産活動に関す
る付帯情報を、消費者に対してそのまま提供することの
できる農水畜産物情報検索システム、その付帯情報の管
理が行われている農水畜産物、及びその農水畜産物生産
方法、並びに農水畜産物情報提供方法を提供する点にあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る農水畜産物情報検索システムの第一の特
徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載の如
く、情報管理装置と、前記情報管理装置へ情報を送信す
る少なくとも1つの情報送信端末とが通信可能に接続さ
れて構成され、前記情報送信端末が、農水畜産物の生産
活動に関する付帯情報と、前記農水畜産物の所定の生産
単位毎に固有に付与され、且つ前記農水畜産物の販売単
位毎に添付されるラベル中に人が直接読み取り可能に表
示される識別子とを相互に関連付けて前記情報管理装置
に送信し、前記情報管理装置が、前記情報送信端末から
受信した前記識別子と前記付帯情報とを、前記識別子を
用いて前記付帯情報が検索可能にデータベース化する点
にある。本明細書において農水畜産物とは、農産物、水
産物及び畜産物などの産物を指す。また、その産物が栽
培、養殖、または飼育されたものであるか、或いは自然
界に既に存在する生物を収穫、捕獲したものであるかに
は関係ない。また、所定の生産単位とは、農水畜産物の
生産者や生産地などの生産主体や、生産施設などを共通
にする単位を言う。また、それらを更に細分化したもの
であってもよい。
の本発明に係る農水畜産物情報検索システムの第一の特
徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載の如
く、情報管理装置と、前記情報管理装置へ情報を送信す
る少なくとも1つの情報送信端末とが通信可能に接続さ
れて構成され、前記情報送信端末が、農水畜産物の生産
活動に関する付帯情報と、前記農水畜産物の所定の生産
単位毎に固有に付与され、且つ前記農水畜産物の販売単
位毎に添付されるラベル中に人が直接読み取り可能に表
示される識別子とを相互に関連付けて前記情報管理装置
に送信し、前記情報管理装置が、前記情報送信端末から
受信した前記識別子と前記付帯情報とを、前記識別子を
用いて前記付帯情報が検索可能にデータベース化する点
にある。本明細書において農水畜産物とは、農産物、水
産物及び畜産物などの産物を指す。また、その産物が栽
培、養殖、または飼育されたものであるか、或いは自然
界に既に存在する生物を収穫、捕獲したものであるかに
は関係ない。また、所定の生産単位とは、農水畜産物の
生産者や生産地などの生産主体や、生産施設などを共通
にする単位を言う。また、それらを更に細分化したもの
であってもよい。
【0010】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第二の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項2に記載の如く、農水畜産物の生
産活動に関する付帯情報と、前記農水畜産物の所定の生
産単位毎に固有に付与され、且つ前記農水畜産物の販売
単位毎に添付されるラベル中に人が直接読み取り可能に
表示される識別子とを相互に関連付け、前記識別子と前
記付帯情報とを、前記識別子を用いて前記付帯情報が検
索可能にデータベース化する情報管理装置が、互いに通
信可能に接続された情報閲覧端末からの前記付帯情報の
閲覧要求を受信可能に構成され、前記情報管理装置が前
記情報閲覧端末から前記識別子を受信した場合、受信し
た前記識別子に関連付けられている農水畜産物の付帯情
報を検索し、検索した前記付帯情報を前記情報閲覧端末
に送信する点にある。
水畜産物情報検索システムの第二の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項2に記載の如く、農水畜産物の生
産活動に関する付帯情報と、前記農水畜産物の所定の生
産単位毎に固有に付与され、且つ前記農水畜産物の販売
単位毎に添付されるラベル中に人が直接読み取り可能に
表示される識別子とを相互に関連付け、前記識別子と前
記付帯情報とを、前記識別子を用いて前記付帯情報が検
索可能にデータベース化する情報管理装置が、互いに通
信可能に接続された情報閲覧端末からの前記付帯情報の
閲覧要求を受信可能に構成され、前記情報管理装置が前
記情報閲覧端末から前記識別子を受信した場合、受信し
た前記識別子に関連付けられている農水畜産物の付帯情
報を検索し、検索した前記付帯情報を前記情報閲覧端末
に送信する点にある。
【0011】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第三の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項3に記載の如く、上記第二の特徴
構成に加えて、前記情報管理装置が、前記情報閲覧端末
による前記付帯情報の閲覧可能期間を制限する点にあ
る。
水畜産物情報検索システムの第三の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項3に記載の如く、上記第二の特徴
構成に加えて、前記情報管理装置が、前記情報閲覧端末
による前記付帯情報の閲覧可能期間を制限する点にあ
る。
【0012】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第四の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項4に記載の如く、上記第三の特徴
構成に加えて、前記閲覧可能期間が、前記農水畜産物の
収穫時期、出荷時期、または消費期限に基づいて決定さ
れる点にある。
水畜産物情報検索システムの第四の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項4に記載の如く、上記第三の特徴
構成に加えて、前記閲覧可能期間が、前記農水畜産物の
収穫時期、出荷時期、または消費期限に基づいて決定さ
れる点にある。
【0013】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第五の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項5に記載の如く、上記第三または
第四の特徴構成に加えて、前記閲覧可能期間が、前記農
水畜産物の販売単位毎に添付されるラベル中に人が直接
読み取り可能に表示される点にある。
水畜産物情報検索システムの第五の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項5に記載の如く、上記第三または
第四の特徴構成に加えて、前記閲覧可能期間が、前記農
水畜産物の販売単位毎に添付されるラベル中に人が直接
読み取り可能に表示される点にある。
【0014】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第六の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項6に記載の如く、上記第一から第
五の何れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報が、前記
農水畜産物の生産主体に関する情報を含む点にある。こ
こで、生産主体とは、農水畜産物の生育環境を作り出す
生産地や生産者などを指す。
水畜産物情報検索システムの第六の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項6に記載の如く、上記第一から第
五の何れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報が、前記
農水畜産物の生産主体に関する情報を含む点にある。こ
こで、生産主体とは、農水畜産物の生育環境を作り出す
生産地や生産者などを指す。
【0015】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第七の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項7に記載の如く、上記第一から第
六の何れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報が、前記
農水畜産物の内の農産物の栽培面積に関する情報を含む
点にある。
水畜産物情報検索システムの第七の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項7に記載の如く、上記第一から第
六の何れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報が、前記
農水畜産物の内の農産物の栽培面積に関する情報を含む
点にある。
【0016】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第八の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項8に記載の如く、上記第一から第
七の何れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報が、前記
農水畜産物の生産過程に関する情報を含む点にある。こ
こで、生産過程とは、農水畜産物の生産開始または育成
開始から、それを収穫または捕獲して出荷するまでに行
われる作業を指す。詳細には、農産物の場合、例えば、
何月にどの品種の種をどのような土壌に蒔き、その後、
どのような肥料や農薬をどのように与えて農産物の育成
を行い、出荷を行ったのかなどを示す情報である。
水畜産物情報検索システムの第八の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項8に記載の如く、上記第一から第
七の何れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報が、前記
農水畜産物の生産過程に関する情報を含む点にある。こ
こで、生産過程とは、農水畜産物の生産開始または育成
開始から、それを収穫または捕獲して出荷するまでに行
われる作業を指す。詳細には、農産物の場合、例えば、
何月にどの品種の種をどのような土壌に蒔き、その後、
どのような肥料や農薬をどのように与えて農産物の育成
を行い、出荷を行ったのかなどを示す情報である。
【0017】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第九の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項9に記載の如く、上記第一から第
八の何れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報の一部が
画像データの形態で提供される点にある。
水畜産物情報検索システムの第九の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項9に記載の如く、上記第一から第
八の何れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報の一部が
画像データの形態で提供される点にある。
【0018】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第十の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項10に記載の如く、上記第九の特
徴構成に加えて、前記画像データで提供される前記付帯
情報が、前記識別子と共に撮影された画像データからな
る点にある。
水畜産物情報検索システムの第十の特徴構成は、特許請
求の範囲の欄の請求項10に記載の如く、上記第九の特
徴構成に加えて、前記画像データで提供される前記付帯
情報が、前記識別子と共に撮影された画像データからな
る点にある。
【0019】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第十一の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項11に記載の如く、上記第一か
ら第十の特徴構成に加えて、前記情報管理装置が、前記
生産単位毎に測定して得られた前記農水畜産物中の所定
の物質の含有状態に関する情報を、前記付帯情報の一部
として前記識別子を用いて検索可能にデータベース化す
る点にある。
水畜産物情報検索システムの第十一の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項11に記載の如く、上記第一か
ら第十の特徴構成に加えて、前記情報管理装置が、前記
生産単位毎に測定して得られた前記農水畜産物中の所定
の物質の含有状態に関する情報を、前記付帯情報の一部
として前記識別子を用いて検索可能にデータベース化す
る点にある。
【0020】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報検索システムの第十二の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項12に記載の如く、上記第十一
の特徴構成に加えて、前記所定の物質が、前記農水畜産
物の内の農産物の生産過程において、前記農産物に対し
て与えられた農薬を少なくとも含む点にある。
水畜産物情報検索システムの第十二の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項12に記載の如く、上記第十一
の特徴構成に加えて、前記所定の物質が、前記農水畜産
物の内の農産物の生産過程において、前記農産物に対し
て与えられた農薬を少なくとも含む点にある。
【0021】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1
3に記載の如く、請求項1から請求項12の何れか1項
に記載の農水畜産物情報検索システムで使用される前記
識別子を人が直接読み取り可能に表示したラベルが添付
される点にある。
水畜産物の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1
3に記載の如く、請求項1から請求項12の何れか1項
に記載の農水畜産物情報検索システムで使用される前記
識別子を人が直接読み取り可能に表示したラベルが添付
される点にある。
【0022】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物生産方法の第一の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項14に記載の如く、農水畜産物の生産過程
において、前記農水畜産物の所定の生産単位毎に固有の
識別子を付与し、前記農水畜産物の生産活動に関する付
帯情報を収集し、前記付帯情報と前記識別子とを相互に
関連付けて請求項1から請求項12の何れか1項に記載
の農水畜産物情報検索システムに提供する点にある。
水畜産物生産方法の第一の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項14に記載の如く、農水畜産物の生産過程
において、前記農水畜産物の所定の生産単位毎に固有の
識別子を付与し、前記農水畜産物の生産活動に関する付
帯情報を収集し、前記付帯情報と前記識別子とを相互に
関連付けて請求項1から請求項12の何れか1項に記載
の農水畜産物情報検索システムに提供する点にある。
【0023】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物生産方法の第二の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項15に記載の如く、上記第一の特徴構成に
加えて、前記付帯情報が、前記農水畜産物の生産主体に
関する情報を含む点にある。
水畜産物生産方法の第二の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項15に記載の如く、上記第一の特徴構成に
加えて、前記付帯情報が、前記農水畜産物の生産主体に
関する情報を含む点にある。
【0024】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物生産方法の第三の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項16に記載の如く、上記第一または第二の
特徴構成に加えて、前記付帯情報が、前記農水畜産物の
内の農産物の栽培面積に関する情報を含む点にある。
水畜産物生産方法の第三の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項16に記載の如く、上記第一または第二の
特徴構成に加えて、前記付帯情報が、前記農水畜産物の
内の農産物の栽培面積に関する情報を含む点にある。
【0025】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物生産方法の第四の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項17に記載の如く、上記第一から第三の何
れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報が、前記農水畜
産物の生産過程に関する情報を含む点にある。
水畜産物生産方法の第四の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項17に記載の如く、上記第一から第三の何
れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報が、前記農水畜
産物の生産過程に関する情報を含む点にある。
【0026】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物生産方法の第五の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項18に記載の如く、上記第一から第四の何
れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報の一部が画像デ
ータの形態で提供される点にある。
水畜産物生産方法の第五の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項18に記載の如く、上記第一から第四の何
れかの特徴構成に加えて、前記付帯情報の一部が画像デ
ータの形態で提供される点にある。
【0027】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物生産方法の第六の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項19に記載の如く、上記第五の特徴構成に
加えて、前記画像データで提供される前記付帯情報が、
前記識別子と共に撮影された画像データからなる点にあ
る。
水畜産物生産方法の第六の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項19に記載の如く、上記第五の特徴構成に
加えて、前記画像データで提供される前記付帯情報が、
前記識別子と共に撮影された画像データからなる点にあ
る。
【0028】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物生産方法の第七の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項20に記載の如く、上記第一から第六の何
れかの特徴構成に加えて、前記識別子を人が直接読み取
り可能に表示しているラベルを、得られた農水畜産物に
対して販売単位毎に添付する点にある。
水畜産物生産方法の第七の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項20に記載の如く、上記第一から第六の何
れかの特徴構成に加えて、前記識別子を人が直接読み取
り可能に表示しているラベルを、得られた農水畜産物に
対して販売単位毎に添付する点にある。
【0029】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物生産方法の第八の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項21に記載の如く、上記第七の特徴構成に
加えて、前記農水畜産物の収穫時期、出荷時期、または
消費期限、或いはそれらから導き出される時期が、人が
直接読み取り可能であるように前記識別子と共に前記ラ
ベル中に表示される点にある。
水畜産物生産方法の第八の特徴構成は、特許請求の範囲
の欄の請求項21に記載の如く、上記第七の特徴構成に
加えて、前記農水畜産物の収穫時期、出荷時期、または
消費期限、或いはそれらから導き出される時期が、人が
直接読み取り可能であるように前記識別子と共に前記ラ
ベル中に表示される点にある。
【0030】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報提供方法の第一の特徴構成は、特許請求の
範囲の欄の請求項22に記載の如く、農水畜産物の生産
過程または流通過程において、前記農水畜産物の所定の
生産単位毎に測定して得られた前記農水畜産物中の所定
の物質の含有状態に関する情報を、前記農水畜産物の生
産活動に関する付帯情報として収集し、前記付帯情報と
前記生産単位毎に固有に付与された識別子とを相互に関
連付けて請求項1から請求項12の何れか1項に記載の
農水畜産物情報検索システムに提供する点にある。
水畜産物情報提供方法の第一の特徴構成は、特許請求の
範囲の欄の請求項22に記載の如く、農水畜産物の生産
過程または流通過程において、前記農水畜産物の所定の
生産単位毎に測定して得られた前記農水畜産物中の所定
の物質の含有状態に関する情報を、前記農水畜産物の生
産活動に関する付帯情報として収集し、前記付帯情報と
前記生産単位毎に固有に付与された識別子とを相互に関
連付けて請求項1から請求項12の何れか1項に記載の
農水畜産物情報検索システムに提供する点にある。
【0031】上記課題を解決するための本発明に係る農
水畜産物情報提供方法の第二の特徴構成は、特許請求の
範囲の欄の請求項23に記載の如く、上記第一の特徴構
成に加えて、前記所定の物質が、前記農水畜産物の内の
農産物の生産過程において、前記農産物に対して与えら
れた農薬を少なくとも含む点にある。
水畜産物情報提供方法の第二の特徴構成は、特許請求の
範囲の欄の請求項23に記載の如く、上記第一の特徴構
成に加えて、前記所定の物質が、前記農水畜産物の内の
農産物の生産過程において、前記農産物に対して与えら
れた農薬を少なくとも含む点にある。
【0032】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係る農水畜産物情報検索システムの第一の特徴構成に
よれば、前記情報送信端末が、農水畜産物の生産活動に
関する付帯情報と、前記農水畜産物の所定の生産単位毎
に固有に付与され、且つ前記農水畜産物の販売単位毎に
添付されるラベル中に人が直接読み取り可能に表示され
ている識別子とを相互に関連付けて前記情報管理装置に
送信し、前記情報管理装置が、前記情報送信端末から受
信した前記識別子と前記付帯情報とを、前記識別子を用
いて前記付帯情報が検索可能にデータベース化すること
ができるため、例えば、生産者(情報送信端末)から提
供された農水畜産物の生産活動に関する付帯情報を、消
費者に対して直接提供可能な形態で収集することができ
る。この際、上記識別子は、符号化された情報ではな
く、個々の農水畜産物を生産単位毎に分別し、人が直接
読み取り可能な情報である。従って、農水畜産物の購入
者が上記付帯情報を得るために特別な操作(例えば、符
号化された識別子を復号する操作など)をする必要は無
い。また、本発明では単に付帯情報と識別子とが関連付
けられているのではなく、識別子が生産単位毎に付与さ
れ、その生産単位で収集された付帯情報が、その情報生
成段階から識別子と関連付けられているので、識別子を
検索ワードとして所望の付帯情報を確実に検索すること
ができる。
に係る農水畜産物情報検索システムの第一の特徴構成に
よれば、前記情報送信端末が、農水畜産物の生産活動に
関する付帯情報と、前記農水畜産物の所定の生産単位毎
に固有に付与され、且つ前記農水畜産物の販売単位毎に
添付されるラベル中に人が直接読み取り可能に表示され
ている識別子とを相互に関連付けて前記情報管理装置に
送信し、前記情報管理装置が、前記情報送信端末から受
信した前記識別子と前記付帯情報とを、前記識別子を用
いて前記付帯情報が検索可能にデータベース化すること
ができるため、例えば、生産者(情報送信端末)から提
供された農水畜産物の生産活動に関する付帯情報を、消
費者に対して直接提供可能な形態で収集することができ
る。この際、上記識別子は、符号化された情報ではな
く、個々の農水畜産物を生産単位毎に分別し、人が直接
読み取り可能な情報である。従って、農水畜産物の購入
者が上記付帯情報を得るために特別な操作(例えば、符
号化された識別子を復号する操作など)をする必要は無
い。また、本発明では単に付帯情報と識別子とが関連付
けられているのではなく、識別子が生産単位毎に付与さ
れ、その生産単位で収集された付帯情報が、その情報生
成段階から識別子と関連付けられているので、識別子を
検索ワードとして所望の付帯情報を確実に検索すること
ができる。
【0033】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第二の特徴構成によれば、農水畜産物の生産活動に関
する付帯情報を、農水畜産物の所定の生産単位毎に固有
に付与された固有の識別子と関連付けて、前記識別子を
用いて前記付帯情報を検索可能にデータベース化するこ
とができるため、例えば、消費者(情報閲覧端末)に対
して直接提供可能な形態で収集することができる。この
際、上記識別子は、符号化された情報ではなく、個々の
農水畜産物を生産単位毎に分別し、人が直接読み取り可
能な情報である。従って、農水畜産物の購入者が上記付
帯情報を得るために特別な操作(例えば、符号化された
識別子を復号する操作など)をする必要は無い。また、
本発明では単に付帯情報と識別子とが関連付けられてい
るのではなく、識別子が生産単位毎に付与され、その生
産単位で収集された付帯情報が、その情報生成段階から
識別子と関連付けられているので、識別子を検索ワード
として所望の付帯情報を確実に検索することができる。
の第二の特徴構成によれば、農水畜産物の生産活動に関
する付帯情報を、農水畜産物の所定の生産単位毎に固有
に付与された固有の識別子と関連付けて、前記識別子を
用いて前記付帯情報を検索可能にデータベース化するこ
とができるため、例えば、消費者(情報閲覧端末)に対
して直接提供可能な形態で収集することができる。この
際、上記識別子は、符号化された情報ではなく、個々の
農水畜産物を生産単位毎に分別し、人が直接読み取り可
能な情報である。従って、農水畜産物の購入者が上記付
帯情報を得るために特別な操作(例えば、符号化された
識別子を復号する操作など)をする必要は無い。また、
本発明では単に付帯情報と識別子とが関連付けられてい
るのではなく、識別子が生産単位毎に付与され、その生
産単位で収集された付帯情報が、その情報生成段階から
識別子と関連付けられているので、識別子を検索ワード
として所望の付帯情報を確実に検索することができる。
【0034】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第三の特徴構成によれば、付帯情報の閲覧可能期間が
制限される、つまり、閲覧される必要が無いと判断され
た付帯情報の読み出し動作などは行われないため、全体
としてデータベース化された付帯情報へのトラフィック
を減少させ、情報閲覧端末に対して付帯情報の送信処理
を行わなければならない情報管理装置の負荷を低減させ
ることができる。
の第三の特徴構成によれば、付帯情報の閲覧可能期間が
制限される、つまり、閲覧される必要が無いと判断され
た付帯情報の読み出し動作などは行われないため、全体
としてデータベース化された付帯情報へのトラフィック
を減少させ、情報閲覧端末に対して付帯情報の送信処理
を行わなければならない情報管理装置の負荷を低減させ
ることができる。
【0035】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第四の特徴構成によれば、上記閲覧可能期間が農水畜
産物の収穫時期、出荷時期、または消費期限に基づいて
決定されるので、農水畜産物の購入者が、農水畜産物の
購入後から消費までの間で上記付帯情報を検索するため
の時間を十分確保することができる。また、閲覧可能期
間が不必要に長期に設定されることを回避することがで
きる。
の第四の特徴構成によれば、上記閲覧可能期間が農水畜
産物の収穫時期、出荷時期、または消費期限に基づいて
決定されるので、農水畜産物の購入者が、農水畜産物の
購入後から消費までの間で上記付帯情報を検索するため
の時間を十分確保することができる。また、閲覧可能期
間が不必要に長期に設定されることを回避することがで
きる。
【0036】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第五の特徴構成によれば、上記閲覧可能期間が上記農
水畜産物の販売単位毎に添付されるラベルに人が直接読
み取り可能に表示されているので、閲覧可能期間が制限
されていることを確実に知らせることができる。
の第五の特徴構成によれば、上記閲覧可能期間が上記農
水畜産物の販売単位毎に添付されるラベルに人が直接読
み取り可能に表示されているので、閲覧可能期間が制限
されていることを確実に知らせることができる。
【0037】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第六の特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水
畜産物の生産主体に関する情報を含むので、上記識別子
を使用して上記付帯情報を得た購入者は、上記農水畜産
物の生産主体に関する情報(農水畜産物の栽培地、飼育
地、捕獲地や、栽培者、飼育者、捕獲者などの情報)を
得ることができる。
の第六の特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水
畜産物の生産主体に関する情報を含むので、上記識別子
を使用して上記付帯情報を得た購入者は、上記農水畜産
物の生産主体に関する情報(農水畜産物の栽培地、飼育
地、捕獲地や、栽培者、飼育者、捕獲者などの情報)を
得ることができる。
【0038】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第七の特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水
畜産物の内の農産物の栽培面積に関する情報を含むの
で、その栽培面積を参照して、同じ識別子が付与された
上記農産物の出荷量(収穫量)を推定することができ
る。その結果、推定される出荷量と市場での実際の流通
量を対比することができるため、市場で流通している上
記農産物の出所が適切であるか否かを判断することがで
きる。例えば、同じ識別子が付与された農産物の流通量
が推定される出荷量よりも多い場合には、その農産物の
流通過程において虚偽の記載が行われていると判定する
ことができる。
の第七の特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水
畜産物の内の農産物の栽培面積に関する情報を含むの
で、その栽培面積を参照して、同じ識別子が付与された
上記農産物の出荷量(収穫量)を推定することができ
る。その結果、推定される出荷量と市場での実際の流通
量を対比することができるため、市場で流通している上
記農産物の出所が適切であるか否かを判断することがで
きる。例えば、同じ識別子が付与された農産物の流通量
が推定される出荷量よりも多い場合には、その農産物の
流通過程において虚偽の記載が行われていると判定する
ことができる。
【0039】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第八の特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水
畜産物の生産過程に関する情報を含むので、その農水畜
産物がどのような過程を経て栽培、飼育、捕獲されて出
荷されたかについての情報を得ることができ、農水畜産
物の出所や安全性について、その購入者は確認すること
ができる。
の第八の特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水
畜産物の生産過程に関する情報を含むので、その農水畜
産物がどのような過程を経て栽培、飼育、捕獲されて出
荷されたかについての情報を得ることができ、農水畜産
物の出所や安全性について、その購入者は確認すること
ができる。
【0040】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第九の特徴構成によれば、上記付帯情報の一部が画像
データの形態で提供されるので、付帯情報の提供を受け
た者はその内容を目視で確認することができ、その付帯
情報の信頼性を高めることができる。
の第九の特徴構成によれば、上記付帯情報の一部が画像
データの形態で提供されるので、付帯情報の提供を受け
た者はその内容を目視で確認することができ、その付帯
情報の信頼性を高めることができる。
【0041】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第十の特徴構成によれば、上記画像データで提供され
る上記付帯情報が、上記識別子と共に撮影されているの
で、識別子が添付されている農水畜産物と上記付帯情報
との結びつきを強固なものとすることができ、結果とし
て上記付帯情報の信頼性を高めることができる。
の第十の特徴構成によれば、上記画像データで提供され
る上記付帯情報が、上記識別子と共に撮影されているの
で、識別子が添付されている農水畜産物と上記付帯情報
との結びつきを強固なものとすることができ、結果とし
て上記付帯情報の信頼性を高めることができる。
【0042】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第十一の特徴構成によれば、上記生産単位毎に測定し
て得られた上記農水畜産物中にどのような物質がどれく
らいの量だけ含まれているのかが、上記付帯情報の一部
として上記識別子を用いてデータベース化されているの
で、それらの付帯情報を、上記識別子を有する者に対し
て直接提供可能な形態で収集することができる。
の第十一の特徴構成によれば、上記生産単位毎に測定し
て得られた上記農水畜産物中にどのような物質がどれく
らいの量だけ含まれているのかが、上記付帯情報の一部
として上記識別子を用いてデータベース化されているの
で、それらの付帯情報を、上記識別子を有する者に対し
て直接提供可能な形態で収集することができる。
【0043】本発明に係る農水畜産物情報検索システム
の第十二の特徴構成によれば、上記所定の物質が上記農
水畜産物の生産過程において上記農水畜産物の内の農産
物に対して与えられた農薬を少なくとも含むことから、
上記農産物中に含まれる農薬の含有状態(例えば、残留
農薬量)を、上記識別子を有する者に対して提供するこ
とができる。
の第十二の特徴構成によれば、上記所定の物質が上記農
水畜産物の生産過程において上記農水畜産物の内の農産
物に対して与えられた農薬を少なくとも含むことから、
上記農産物中に含まれる農薬の含有状態(例えば、残留
農薬量)を、上記識別子を有する者に対して提供するこ
とができる。
【0044】本発明に係る農水畜産物の特徴構成によれ
ば、農水畜産物には、請求項1から請求項12の何れか
1項に記載の農水畜産物情報検索システムで使用される
上記識別子が、人が直接読み取り可能に表示されている
ので、その識別子に基づいて上記農水畜産物情報検索シ
ステムを用いて付帯情報の検索を行って、その付帯情報
を閲覧でき、同システムの第一から第九の何れかの特徴
構成による効果と同様の効果を得ることができる。
ば、農水畜産物には、請求項1から請求項12の何れか
1項に記載の農水畜産物情報検索システムで使用される
上記識別子が、人が直接読み取り可能に表示されている
ので、その識別子に基づいて上記農水畜産物情報検索シ
ステムを用いて付帯情報の検索を行って、その付帯情報
を閲覧でき、同システムの第一から第九の何れかの特徴
構成による効果と同様の効果を得ることができる。
【0045】本発明に係る農水畜産物生産方法の第一の
特徴構成によれば、農水畜産物の生産過程において、前
記農水畜産物の所定の生産単位毎に固有の識別子を付与
し、前記農水畜産物の生産活動に関する付帯情報を収集
し、前記付帯情報と前記識別子とを相互に関連付けて請
求項1から請求項12の何れか1項に記載の農水畜産物
情報検索システムに提供することで、生産者(情報送信
端末)から提供された農水畜産物の生産活動に関する付
帯情報を、消費者に対して直接提供可能な形態で収集す
ることができる。
特徴構成によれば、農水畜産物の生産過程において、前
記農水畜産物の所定の生産単位毎に固有の識別子を付与
し、前記農水畜産物の生産活動に関する付帯情報を収集
し、前記付帯情報と前記識別子とを相互に関連付けて請
求項1から請求項12の何れか1項に記載の農水畜産物
情報検索システムに提供することで、生産者(情報送信
端末)から提供された農水畜産物の生産活動に関する付
帯情報を、消費者に対して直接提供可能な形態で収集す
ることができる。
【0046】本発明に係る農水畜産物生産方法の第二の
特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水畜産物の
生産主体に関する情報を含むので、上記識別子を使用し
て上記付帯情報を得た購入者は、上記農水畜産物の生産
主体に関する情報(農水畜産物の栽培地、飼育地、捕獲
地や、栽培者、飼育者、捕獲者などの情報)を得ること
ができる。
特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水畜産物の
生産主体に関する情報を含むので、上記識別子を使用し
て上記付帯情報を得た購入者は、上記農水畜産物の生産
主体に関する情報(農水畜産物の栽培地、飼育地、捕獲
地や、栽培者、飼育者、捕獲者などの情報)を得ること
ができる。
【0047】本発明に係る農水畜産物生産方法の第三の
特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水畜産物の
内の農産物の栽培面積に関する情報を含むので、その栽
培面積を参照して、同じ識別子が付与された上記農産物
の出荷量(収穫量)を推定することができる。その結
果、推定される出荷量と市場での実際の流通量を対比す
ることができるため、市場で流通している上記農産物の
出所が適切であるか否かを判断することができる。例え
ば、同じ識別子が付与された農産物の流通量が推定され
る出荷量よりも多い場合には、その農産物の流通過程に
おいて虚偽の記載が行われていると判定することができ
る。
特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水畜産物の
内の農産物の栽培面積に関する情報を含むので、その栽
培面積を参照して、同じ識別子が付与された上記農産物
の出荷量(収穫量)を推定することができる。その結
果、推定される出荷量と市場での実際の流通量を対比す
ることができるため、市場で流通している上記農産物の
出所が適切であるか否かを判断することができる。例え
ば、同じ識別子が付与された農産物の流通量が推定され
る出荷量よりも多い場合には、その農産物の流通過程に
おいて虚偽の記載が行われていると判定することができ
る。
【0048】本発明に係る農水畜産物生産方法の第四の
特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水畜産物の
生産過程に関する情報を含むので、その農水畜産物がど
のような過程を経て栽培、飼育、捕獲されて出荷された
かについての情報を得ることができ、農水畜産物の出所
や安全性について、その購入者は確認することができ
る。
特徴構成によれば、上記付帯情報が、上記農水畜産物の
生産過程に関する情報を含むので、その農水畜産物がど
のような過程を経て栽培、飼育、捕獲されて出荷された
かについての情報を得ることができ、農水畜産物の出所
や安全性について、その購入者は確認することができ
る。
【0049】本発明に係る農水畜産物生産方法の第五の
特徴構成によれば、上記付帯情報の一部が画像データの
形態で提供されるので、付帯情報の提供を受けた者はそ
の内容を目視で確認することができ、その付帯情報の信
頼性を高めることができる。
特徴構成によれば、上記付帯情報の一部が画像データの
形態で提供されるので、付帯情報の提供を受けた者はそ
の内容を目視で確認することができ、その付帯情報の信
頼性を高めることができる。
【0050】本発明に係る農水畜産物生産方法の第六の
特徴構成によれば、上記画像データで提供される上記付
帯情報が、上記識別子と共に撮影されているので、識別
子が添付されている農水畜産物と上記付帯情報との結び
つきを強固なものとすることができ、結果として上記付
帯情報の信頼性を高めることができる。
特徴構成によれば、上記画像データで提供される上記付
帯情報が、上記識別子と共に撮影されているので、識別
子が添付されている農水畜産物と上記付帯情報との結び
つきを強固なものとすることができ、結果として上記付
帯情報の信頼性を高めることができる。
【0051】本発明に係る農水畜産物生産方法の第七の
特徴構成によれば、上記識別子が上記農水畜産物の販売
単位毎に添付されるラベルに人が直接読み取り可能に表
示されているので、上記購入者が特別な操作(例えば、
符号化された識別子を復号する操作など)をすることな
しに、所望の付帯情報を得ることができる。
特徴構成によれば、上記識別子が上記農水畜産物の販売
単位毎に添付されるラベルに人が直接読み取り可能に表
示されているので、上記購入者が特別な操作(例えば、
符号化された識別子を復号する操作など)をすることな
しに、所望の付帯情報を得ることができる。
【0052】本発明に係る農水畜産物生産方法の第八の
特徴構成によれば、農水畜産物の収穫時期、出荷時期、
消費期限、或いはそれらから導き出される時期が、人が
直接読み取り可能であるように上記識別子と共に上記ラ
ベル中に表示されるので、消費者は、農水畜産物の購入
時にそれらの情報を知ることができる。特に、農水畜産
物の収穫時期、出荷時期、消費期限などから導き出され
る閲覧可能期間が上記ラベル中に表示されている場合
は、閲覧可能期間が制限されていることを確実に知らせ
ることができる。
特徴構成によれば、農水畜産物の収穫時期、出荷時期、
消費期限、或いはそれらから導き出される時期が、人が
直接読み取り可能であるように上記識別子と共に上記ラ
ベル中に表示されるので、消費者は、農水畜産物の購入
時にそれらの情報を知ることができる。特に、農水畜産
物の収穫時期、出荷時期、消費期限などから導き出され
る閲覧可能期間が上記ラベル中に表示されている場合
は、閲覧可能期間が制限されていることを確実に知らせ
ることができる。
【0053】本発明に係る農水畜産物情報提供方法の第
一の特徴構成によれば、農水畜産物の所定の生産単位毎
に測定して得られた上記農水畜産物中にどのような物質
がどれくらいの量だけ含まれているのかの情報(物質の
含有状態の情報)が、上記生産単位毎に付与される付帯
情報として収集され、その付帯情報が上記生産単位毎に
固有に付与された識別子を用いて検索可能であるように
データベース化されているので、それらの付帯情報を、
上記識別子を有する者に対して直接提供可能な形態で収
集することができる。
一の特徴構成によれば、農水畜産物の所定の生産単位毎
に測定して得られた上記農水畜産物中にどのような物質
がどれくらいの量だけ含まれているのかの情報(物質の
含有状態の情報)が、上記生産単位毎に付与される付帯
情報として収集され、その付帯情報が上記生産単位毎に
固有に付与された識別子を用いて検索可能であるように
データベース化されているので、それらの付帯情報を、
上記識別子を有する者に対して直接提供可能な形態で収
集することができる。
【0054】本発明に係る農水畜産物情報提供方法の第
二の特徴構成によれば、上記所定の物質が上記農水畜産
物の生産過程において上記農水畜産物の内の農産物に対
して与えられた農薬を少なくとも含むことから、上記農
産物中に含まれる農薬の含有状態(例えば、残留農薬
量)を、上記識別子を有する者に対して提供することが
できる。
二の特徴構成によれば、上記所定の物質が上記農水畜産
物の生産過程において上記農水畜産物の内の農産物に対
して与えられた農薬を少なくとも含むことから、上記農
産物中に含まれる農薬の含有状態(例えば、残留農薬
量)を、上記識別子を有する者に対して提供することが
できる。
【0055】
【発明の実施の形態】図1には本発明に係る農水畜産物
情報検索システムの構成図を例示する。この農水畜産物
情報検索システムは、情報管理装置1と、情報管理装置
1へ情報を送信する少なくとも1つの情報送信端末2
(2a〜2c)とが通信可能に接続されて構成されてい
る。また、情報管理装置1は、以下に説明する少なくと
も1つの情報閲覧端末3(3a〜3c)と互いに通信可
能に接続されている。ここで、情報処理装置1と情報送
信端末2との間、情報処理装置1と情報閲覧端末3との
間の通信経路にはインターネットなどの通信ネットワー
クが使用される。但し、情報処理装置1と情報送信端末
2との間は、LAN(Local Area Netw
ork)を使用して、または1対1で接続されていても
よい。
情報検索システムの構成図を例示する。この農水畜産物
情報検索システムは、情報管理装置1と、情報管理装置
1へ情報を送信する少なくとも1つの情報送信端末2
(2a〜2c)とが通信可能に接続されて構成されてい
る。また、情報管理装置1は、以下に説明する少なくと
も1つの情報閲覧端末3(3a〜3c)と互いに通信可
能に接続されている。ここで、情報処理装置1と情報送
信端末2との間、情報処理装置1と情報閲覧端末3との
間の通信経路にはインターネットなどの通信ネットワー
クが使用される。但し、情報処理装置1と情報送信端末
2との間は、LAN(Local Area Netw
ork)を使用して、または1対1で接続されていても
よい。
【0056】情報送信端末2は、農水畜産物の生産活動
に関する付帯情報と、その付帯情報検索に供する識別子
とを相互に関連付けて情報管理装置1に送信する機能を
有している。情報管理装置1は、情報送信端末2から受
信した識別子と付帯情報とを、その識別子を用いて該当
する付帯情報が検索可能であるようにデータベース化す
る機能を有している。情報管理装置1が情報閲覧端末3
から識別子を受信した場合、受信した識別子に関連付け
られている農水畜産物の付帯情報を検索し、検索した付
帯情報を情報閲覧端末に送信する。
に関する付帯情報と、その付帯情報検索に供する識別子
とを相互に関連付けて情報管理装置1に送信する機能を
有している。情報管理装置1は、情報送信端末2から受
信した識別子と付帯情報とを、その識別子を用いて該当
する付帯情報が検索可能であるようにデータベース化す
る機能を有している。情報管理装置1が情報閲覧端末3
から識別子を受信した場合、受信した識別子に関連付け
られている農水畜産物の付帯情報を検索し、検索した付
帯情報を情報閲覧端末に送信する。
【0057】以上のように、図1に例示した農水畜産物
情報検索システムにおいて、情報管理装置1は、情報送
信端末2および情報閲覧端末3と通信可能に構成され、
更に、情報送信端末2から送信された情報をデータベー
ス化するよう構成されている。従って、情報管理装置1
は、図2に示すように、情報送信端末2および情報閲覧
端末3との間の情報通信を司る通信サーバ4と、情報送
信端末2から送信された情報を通信サーバ4を介して受
信してデータベース(DB)6に格納し、情報閲覧端末
3から識別子を受信した場合にはデータベース6におい
てその識別子の検索を行って、検索された付帯情報を通
信サーバ4を介して情報閲覧端末3に送信するデータベ
ースサーバ5とを備えて構成される。
情報検索システムにおいて、情報管理装置1は、情報送
信端末2および情報閲覧端末3と通信可能に構成され、
更に、情報送信端末2から送信された情報をデータベー
ス化するよう構成されている。従って、情報管理装置1
は、図2に示すように、情報送信端末2および情報閲覧
端末3との間の情報通信を司る通信サーバ4と、情報送
信端末2から送信された情報を通信サーバ4を介して受
信してデータベース(DB)6に格納し、情報閲覧端末
3から識別子を受信した場合にはデータベース6におい
てその識別子の検索を行って、検索された付帯情報を通
信サーバ4を介して情報閲覧端末3に送信するデータベ
ースサーバ5とを備えて構成される。
【0058】ここで、情報送信端末2および情報閲覧端
末3には他の装置との通信機能を備えた通常使用される
コンピュータで実現可能であり、通信サーバ4およびデ
ータベースサーバ5も通常使用されるサーバコンピュー
タで実現可能である。
末3には他の装置との通信機能を備えた通常使用される
コンピュータで実現可能であり、通信サーバ4およびデ
ータベースサーバ5も通常使用されるサーバコンピュー
タで実現可能である。
【0059】従って、以上のような農水畜産物情報検索
システムでは、農産物の所定の生産単位毎に固有に付与
され、農産物の販売単位毎に添付されるラベル中に人が
直接読み取り可能であるように識別子が表示されている
農水畜産物を購入した消費者が、その農水畜産物の出所
や、その農水畜産物が収穫または捕獲(本明細書ではま
とめて「生産」とも記載する)されるまでの過程を確認
することができるようなシステムとして利用可能であ
る。
システムでは、農産物の所定の生産単位毎に固有に付与
され、農産物の販売単位毎に添付されるラベル中に人が
直接読み取り可能であるように識別子が表示されている
農水畜産物を購入した消費者が、その農水畜産物の出所
や、その農水畜産物が収穫または捕獲(本明細書ではま
とめて「生産」とも記載する)されるまでの過程を確認
することができるようなシステムとして利用可能であ
る。
【0060】ここで農水畜産物とは、農産物、水産物、
畜産物のことである。また、その産物が栽培、養殖、ま
たは飼育されたものであるか、或いは自然界に既に存在
する生物を収穫、捕獲したものであるかには関係ない。
更に、それらの農水畜産物は加工されたものであるか否
かには関係ない。例えば、農産物を物理的に加工(切断
など)して得られた生産物や、その農産物を漬物にして
得られた生産物、水産物や畜産物を切断して加熱処理な
どを施すことで得られた生産物などでも構わない。そし
て、農産物の場合に収集可能な付帯情報としては、農産
物の品名、品種名、栽培場所、栽培面積、播種日、収穫
日、栽培者名、栽培過程における農薬管理情報および肥
培管理情報などがある。水産物の場合に収集可能な付帯
情報としては、同様に、水産物の品名、品種名、捕獲場
所(養殖場所)、養殖場所面積、養殖開始日、捕獲日、
捕獲者名、捕獲方法、飼料名などがある。畜産物の場合
に収集可能な付帯情報としては、同様に、畜産物の品
名、品種名、捕獲場所(飼育場所)、飼育場所面積、飼
育開始日、捕獲日、捕獲者名(飼育者名)、飼料名など
がある。
畜産物のことである。また、その産物が栽培、養殖、ま
たは飼育されたものであるか、或いは自然界に既に存在
する生物を収穫、捕獲したものであるかには関係ない。
更に、それらの農水畜産物は加工されたものであるか否
かには関係ない。例えば、農産物を物理的に加工(切断
など)して得られた生産物や、その農産物を漬物にして
得られた生産物、水産物や畜産物を切断して加熱処理な
どを施すことで得られた生産物などでも構わない。そし
て、農産物の場合に収集可能な付帯情報としては、農産
物の品名、品種名、栽培場所、栽培面積、播種日、収穫
日、栽培者名、栽培過程における農薬管理情報および肥
培管理情報などがある。水産物の場合に収集可能な付帯
情報としては、同様に、水産物の品名、品種名、捕獲場
所(養殖場所)、養殖場所面積、養殖開始日、捕獲日、
捕獲者名、捕獲方法、飼料名などがある。畜産物の場合
に収集可能な付帯情報としては、同様に、畜産物の品
名、品種名、捕獲場所(飼育場所)、飼育場所面積、飼
育開始日、捕獲日、捕獲者名(飼育者名)、飼料名など
がある。
【0061】以下の本実施形態では、農産物の生産者
が、農産物の生産過程(栽培過程)において、その農産
物の生産活動に関する付帯情報を収集する場合を例にし
て本発明の説明を行うが、水産物、畜産物などの産物に
ついても同様に説明可能である。
が、農産物の生産過程(栽培過程)において、その農産
物の生産活動に関する付帯情報を収集する場合を例にし
て本発明の説明を行うが、水産物、畜産物などの産物に
ついても同様に説明可能である。
【0062】図3には、農産物の生産活動に関する付帯
情報と、識別子とが相互に関連付けられてデータベース
化された状態のデータ構造例を示す。ここで、データベ
ース6に格納されている情報としては、農産物の所定の
生産単位毎に固有に付与され、農産物の販売単位毎に添
付されるラベル中に人が直接読み取り可能に表示されて
いる識別子と、農産物の品名、品種名、栽培場所、栽培
面積、播種日(定植日)、収穫日、栽培者名、農薬情
報、肥培情報などの付帯情報とがある。尚、農水畜産物
の生産活動に関する付帯情報としては図3に例示したも
のに限定されず、他の様々な情報を利用することができ
る。
情報と、識別子とが相互に関連付けられてデータベース
化された状態のデータ構造例を示す。ここで、データベ
ース6に格納されている情報としては、農産物の所定の
生産単位毎に固有に付与され、農産物の販売単位毎に添
付されるラベル中に人が直接読み取り可能に表示されて
いる識別子と、農産物の品名、品種名、栽培場所、栽培
面積、播種日(定植日)、収穫日、栽培者名、農薬情
報、肥培情報などの付帯情報とがある。尚、農水畜産物
の生産活動に関する付帯情報としては図3に例示したも
のに限定されず、他の様々な情報を利用することができ
る。
【0063】次に、図4には農産物の栽培過程(生産過
程)を説明するフローチャートを例示する。以下に説明
するように、この栽培過程中において図3に例示したよ
うな付帯情報が収集される。
程)を説明するフローチャートを例示する。以下に説明
するように、この栽培過程中において図3に例示したよ
うな付帯情報が収集される。
【0064】まず、工程100において、栽培される農
産物が決定され、その農産物に対して識別子が付与され
る。この識別子は、上述したように、農産物の所定の生
産単位毎に付与されるものであり、例えば、収穫される
農産物が同一であると見なせるような生産単位、つま
り、農水畜産物の生産者や生産地などの生産主体や、生
産施設などを共通にする単位で付与されるものであり、
例えば、1つの畑毎や、1つの畑の畝毎に固有の生産単
位を設定しても構わない。従って、工程100において
は、図3に例示した識別子と、付帯情報の内の品名、品
種名、栽培場所、栽培面積、栽培者名に関する情報とを
収集可能である。
産物が決定され、その農産物に対して識別子が付与され
る。この識別子は、上述したように、農産物の所定の生
産単位毎に付与されるものであり、例えば、収穫される
農産物が同一であると見なせるような生産単位、つま
り、農水畜産物の生産者や生産地などの生産主体や、生
産施設などを共通にする単位で付与されるものであり、
例えば、1つの畑毎や、1つの畑の畝毎に固有の生産単
位を設定しても構わない。従って、工程100において
は、図3に例示した識別子と、付帯情報の内の品名、品
種名、栽培場所、栽培面積、栽培者名に関する情報とを
収集可能である。
【0065】次に、工程102において、農産物の栽培
が行われる土壌の改質作業が行われる。土壌の改質は、
栽培される農産物品種の生育にとって好ましい土壌を得
るために行われるものである。例えば、農産物を良好に
生育させるためには、土壌の通気性、透水性、保水性が
適正であること、土壌のりん酸量が適正であること、土
壌の塩基のバランスが適正であること、土壌のpHが適
正であることなどが要求されるため、土壌改良の必要が
あればそれらについての対策が工程102において講じ
られる。従って、工程102においては、図3に例示し
た付帯情報の内の肥培情報(例えば、土壌改質に使用し
た肥料の内容と、その使用日についての情報)を収集可
能である。
が行われる土壌の改質作業が行われる。土壌の改質は、
栽培される農産物品種の生育にとって好ましい土壌を得
るために行われるものである。例えば、農産物を良好に
生育させるためには、土壌の通気性、透水性、保水性が
適正であること、土壌のりん酸量が適正であること、土
壌の塩基のバランスが適正であること、土壌のpHが適
正であることなどが要求されるため、土壌改良の必要が
あればそれらについての対策が工程102において講じ
られる。従って、工程102においては、図3に例示し
た付帯情報の内の肥培情報(例えば、土壌改質に使用し
た肥料の内容と、その使用日についての情報)を収集可
能である。
【0066】工程104において、農産物の播種または
定植が行われる。ここでは、工程100で決定された品
種の農産物の種が蒔かれる(播種)か、或いは農産物の
苗が植えられる(定植)。従って、工程104において
は、図3に例示した付帯情報の内の播種日(定植日)に
関する情報を収集可能である。
定植が行われる。ここでは、工程100で決定された品
種の農産物の種が蒔かれる(播種)か、或いは農産物の
苗が植えられる(定植)。従って、工程104において
は、図3に例示した付帯情報の内の播種日(定植日)に
関する情報を収集可能である。
【0067】工程106は農産物の栽培中の期間であ
り、正常な生育を促進するために農薬や肥料が農産物に
対して与えられる。従って、工程106においては、図
3に例示した付帯情報の内の農薬情報(例えば、農薬の
内容と、その使用日についての情報)と肥培情報(例え
ば、肥料の内容と、その使用日についての情報)とを収
集可能である。
り、正常な生育を促進するために農薬や肥料が農産物に
対して与えられる。従って、工程106においては、図
3に例示した付帯情報の内の農薬情報(例えば、農薬の
内容と、その使用日についての情報)と肥培情報(例え
ば、肥料の内容と、その使用日についての情報)とを収
集可能である。
【0068】工程108においては、農産物の収穫が行
われる。従って、図3に例示した付帯情報の内の収穫日
に関する情報を収集可能である。
われる。従って、図3に例示した付帯情報の内の収穫日
に関する情報を収集可能である。
【0069】工程110においては、収穫された農産物
の選別作業や加工作業などが行われる。選別作業として
は、重量や大きさなどの物理的な基準や、各種測定機器
で測定することで得られる生化学的な基準で農産物を選
別することが行われる。加工作業としては、収穫された
農産物の余分な部分を切断する作業や、出荷を想定して
農産物を切り分ける作業などがある。次に、工程112
において農産物の出荷が行われる。この時点で、上記識
別子を人が直接読み取り可能に表示したラベルが、出荷
される農産物の販売単位毎に添付される。図5には出荷
される農産物に添付されるラベルの例を示すが、ここで
のラベルに表示される識別子は、「情報検索用識別子」
欄に記載されている「AAHTJG」である。
の選別作業や加工作業などが行われる。選別作業として
は、重量や大きさなどの物理的な基準や、各種測定機器
で測定することで得られる生化学的な基準で農産物を選
別することが行われる。加工作業としては、収穫された
農産物の余分な部分を切断する作業や、出荷を想定して
農産物を切り分ける作業などがある。次に、工程112
において農産物の出荷が行われる。この時点で、上記識
別子を人が直接読み取り可能に表示したラベルが、出荷
される農産物の販売単位毎に添付される。図5には出荷
される農産物に添付されるラベルの例を示すが、ここで
のラベルに表示される識別子は、「情報検索用識別子」
欄に記載されている「AAHTJG」である。
【0070】以上のように、農産物は図5に例示したよ
うなラベルが添付された状態で出荷され、各工程で収集
される上述の付帯情報については、収集された時点で各
生産者が情報送信端末2を使用して情報管理装置1へ送
信する場合や、収集された時点では各情報送信端末2の
記憶装置(図示せず)に格納され、農産物の収穫時や出
荷時など、特定の時期に一括して情報管理装置1に送信
する場合などがある。
うなラベルが添付された状態で出荷され、各工程で収集
される上述の付帯情報については、収集された時点で各
生産者が情報送信端末2を使用して情報管理装置1へ送
信する場合や、収集された時点では各情報送信端末2の
記憶装置(図示せず)に格納され、農産物の収穫時や出
荷時など、特定の時期に一括して情報管理装置1に送信
する場合などがある。
【0071】以上のような各工程を経ることで、農産物
が生産者から出荷されると共に、その生産活動に関する
様々な付帯情報と、農産物の所定の生産単位毎に固有に
付与され、且つ人が直接読み取り可能であるように表示
されている識別子とが相互に関連付けられて、上記識別
子を用いて上記付帯情報が検索可能であるように、情報
管理装置1においてデータベース化される。
が生産者から出荷されると共に、その生産活動に関する
様々な付帯情報と、農産物の所定の生産単位毎に固有に
付与され、且つ人が直接読み取り可能であるように表示
されている識別子とが相互に関連付けられて、上記識別
子を用いて上記付帯情報が検索可能であるように、情報
管理装置1においてデータベース化される。
【0072】次に、出荷された農産物を購入した消費者
が、農産物に添付されたラベルに表示された識別子を用
いて付帯情報の検索を行う場合の例について説明する。
が、農産物に添付されたラベルに表示された識別子を用
いて付帯情報の検索を行う場合の例について説明する。
【0073】まず、図5に例示したラベルが添付された
農産物を購入した消費者が、その農産物の付帯情報を知
りたい場合には、図1に例示した情報閲覧端末3上で使
用可能なウェブ・ブラウザ・アプリケーションにおい
て、ラベルに記載されたURL(Uniform Re
source Locator)を入力する。図6に例
示するのは、ラベルに記載されたURLにアクセスした
場合のブラウザ画面の例である。ここで、ブラウザ画面
には識別子(情報検索用の識別子)の入力欄が設けられ
ており、農産物の購入者が、ラベルに表示されている識
別子:「AAHTJG」を入力し、検索ボタンを選択入
力することで、その識別子が情報閲覧端末3から情報管
理装置1へ送信される。
農産物を購入した消費者が、その農産物の付帯情報を知
りたい場合には、図1に例示した情報閲覧端末3上で使
用可能なウェブ・ブラウザ・アプリケーションにおい
て、ラベルに記載されたURL(Uniform Re
source Locator)を入力する。図6に例
示するのは、ラベルに記載されたURLにアクセスした
場合のブラウザ画面の例である。ここで、ブラウザ画面
には識別子(情報検索用の識別子)の入力欄が設けられ
ており、農産物の購入者が、ラベルに表示されている識
別子:「AAHTJG」を入力し、検索ボタンを選択入
力することで、その識別子が情報閲覧端末3から情報管
理装置1へ送信される。
【0074】情報閲覧端末3から識別子の送信を受けた
情報管理装置1は、その識別子をデータベース6で検索
し、該当する付帯情報を読み出す。読み出された付帯情
報は、通信サーバ4を介して情報閲覧端末3に送信さ
れ、ブラウザ画面上に提示される。
情報管理装置1は、その識別子をデータベース6で検索
し、該当する付帯情報を読み出す。読み出された付帯情
報は、通信サーバ4を介して情報閲覧端末3に送信さ
れ、ブラウザ画面上に提示される。
【0075】図7に示すのは、情報検索用の識別子:
「AAHTJG」に関連付けられてデータベース6に格
納されている付帯情報が、農産物の購入者が使用する情
報閲覧端末3の表示画面上のブラウザ画面に表示された
場合の例である。ここでは、図3において説明したのと
同様の付帯情報が表示されている。その結果、農産物の
購入者は、自身が購入した農産物がどこで栽培されたも
のであるか、栽培過程(生産過程)においてどのような
農薬が使用され、またどのような肥料が使用されたのか
といった生産活動に関する付帯情報を知ることができ
る。
「AAHTJG」に関連付けられてデータベース6に格
納されている付帯情報が、農産物の購入者が使用する情
報閲覧端末3の表示画面上のブラウザ画面に表示された
場合の例である。ここでは、図3において説明したのと
同様の付帯情報が表示されている。その結果、農産物の
購入者は、自身が購入した農産物がどこで栽培されたも
のであるか、栽培過程(生産過程)においてどのような
農薬が使用され、またどのような肥料が使用されたのか
といった生産活動に関する付帯情報を知ることができ
る。
【0076】<別実施形態> <1>上述の実施形態では、農産物の生産者が収集し
て、情報管理装置1に送信する情報(付帯情報)が図3
および図7で例示したようにテキスト形式の情報である
場合を例に説明を行ったが、本発明はこれに限定され
ず、他の形式の情報で付帯情報が提供されても構わな
い。例えば、付帯情報の一部または全部が画像データの
形態で提供されてもよい。
て、情報管理装置1に送信する情報(付帯情報)が図3
および図7で例示したようにテキスト形式の情報である
場合を例に説明を行ったが、本発明はこれに限定され
ず、他の形式の情報で付帯情報が提供されても構わな
い。例えば、付帯情報の一部または全部が画像データの
形態で提供されてもよい。
【0077】詳細には、図4を参照して説明した農産物
の栽培過程において、工程102の土壌改質を行った後
の畑の写真、工程104の播種(定植)を行った後の畑
の写真、工程106の栽培途中の農産物の生育状態が分
かるような写真、工程108の収穫時の写真、工程11
0の選別・加工工程時の農産物の写真、工程112の出
荷時の農産物の写真などの画像データ、または動画デー
タを、上述のテキスト形式の情報と共に、上記識別子と
関連付けて保存しておくこともできる。この場合、農産
物の購入者が使用する情報閲覧端末3の表示画面のブラ
ウザ画面上に表示される農産物の生産活動に関する付帯
情報は、図8のような形式とすることができる。上記画
像データおよび上記動画データは、デジタルカメラで撮
影された画像、ビデオカメラで撮影された動画や、写真
をスキャナなどで取り込むことで得られた画像データな
どを利用可能である。
の栽培過程において、工程102の土壌改質を行った後
の畑の写真、工程104の播種(定植)を行った後の畑
の写真、工程106の栽培途中の農産物の生育状態が分
かるような写真、工程108の収穫時の写真、工程11
0の選別・加工工程時の農産物の写真、工程112の出
荷時の農産物の写真などの画像データ、または動画デー
タを、上述のテキスト形式の情報と共に、上記識別子と
関連付けて保存しておくこともできる。この場合、農産
物の購入者が使用する情報閲覧端末3の表示画面のブラ
ウザ画面上に表示される農産物の生産活動に関する付帯
情報は、図8のような形式とすることができる。上記画
像データおよび上記動画データは、デジタルカメラで撮
影された画像、ビデオカメラで撮影された動画や、写真
をスキャナなどで取り込むことで得られた画像データな
どを利用可能である。
【0078】図8は、図7に示したブラウザ画面と類似
しているが、付帯情報がテキスト形式で提供されるだけ
でなく、画像データの形式で提供される点で異なる。但
し、ここで図示する画像は模式的に示したものである。
具体的には、図4で説明した工程102〜工程112の
農産物の生産過程の様子を撮影した画像データが、図8
のブラウザ画面中の画像情報の項目名(画像データとリ
ンクされている)の選択入力動作によって購入者に表示
されることとなる。図8で示しているのは、工程104
の播種工程(播種後)での畑の画像である。この画像中
には、農産物の生産活動に関する付帯情報と識別子とが
記載された札が畑に立てられた状態で写真が撮影されて
いるため、農産物の購入者は、自身が購入した農産物の
ラベルに記載された識別子と、写真に写っている識別子
とが一致していることを確認することができ、ブラウザ
画面で確認した付帯情報を確かなものと見ることができ
る。図9に示すのは図8の画像情報中の札を拡大した図
面であり、図3に例示したような識別子と農産物の付帯
情報とが記載されている。ここで、栽培面積が札に記載
されていることから、その栽培面積において生産可能な
農産物の量を推定することも可能である。その結果、同
じ識別子が付与された農産物の出荷量(市場への流通
量)と、図9に例示したような画像情報から推定される
出荷量とを調べることで、上記識別子や付帯情報の記載
が正確に行われているか否か(農産物の流通時に虚偽の
記載が行われていないかどうか)の検証が可能である。
しているが、付帯情報がテキスト形式で提供されるだけ
でなく、画像データの形式で提供される点で異なる。但
し、ここで図示する画像は模式的に示したものである。
具体的には、図4で説明した工程102〜工程112の
農産物の生産過程の様子を撮影した画像データが、図8
のブラウザ画面中の画像情報の項目名(画像データとリ
ンクされている)の選択入力動作によって購入者に表示
されることとなる。図8で示しているのは、工程104
の播種工程(播種後)での畑の画像である。この画像中
には、農産物の生産活動に関する付帯情報と識別子とが
記載された札が畑に立てられた状態で写真が撮影されて
いるため、農産物の購入者は、自身が購入した農産物の
ラベルに記載された識別子と、写真に写っている識別子
とが一致していることを確認することができ、ブラウザ
画面で確認した付帯情報を確かなものと見ることができ
る。図9に示すのは図8の画像情報中の札を拡大した図
面であり、図3に例示したような識別子と農産物の付帯
情報とが記載されている。ここで、栽培面積が札に記載
されていることから、その栽培面積において生産可能な
農産物の量を推定することも可能である。その結果、同
じ識別子が付与された農産物の出荷量(市場への流通
量)と、図9に例示したような画像情報から推定される
出荷量とを調べることで、上記識別子や付帯情報の記載
が正確に行われているか否か(農産物の流通時に虚偽の
記載が行われていないかどうか)の検証が可能である。
【0079】また、上記識別子は、例えば、どのような
農産物を、どの場所に、どれだけの栽培面積で栽培する
のかが決定された時点(図4の工程100)、栽培場所
の土壌改質が行われた時点(図4の工程102)、播種
が行われた時点(図4の工程104)という栽培の早期
の段階において、その農産物の所定の生産単位(本実施
形態では栽培面積で規定している)毎に付与されてい
る。従って、識別子および付帯情報が上述の札に記載さ
れて畑に立てられている様子を撮影した画像データが、
農産物の栽培の初期の段階から提供されるため、上記識
別子や付帯情報の記載が正確に行われているか否かを長
期間にわたって検証することができる。
農産物を、どの場所に、どれだけの栽培面積で栽培する
のかが決定された時点(図4の工程100)、栽培場所
の土壌改質が行われた時点(図4の工程102)、播種
が行われた時点(図4の工程104)という栽培の早期
の段階において、その農産物の所定の生産単位(本実施
形態では栽培面積で規定している)毎に付与されてい
る。従って、識別子および付帯情報が上述の札に記載さ
れて畑に立てられている様子を撮影した画像データが、
農産物の栽培の初期の段階から提供されるため、上記識
別子や付帯情報の記載が正確に行われているか否かを長
期間にわたって検証することができる。
【0080】図10に示す画像データは、図4の工程1
12の出荷工程での農産物の画像であるが、この時点で
農産物の販売単位毎に、図5に例示したラベル(識別子
「AAHTJG」が記載されている)が添付されてい
る。つまり、購入者の手元にある農産物が、栽培地で出
荷される時点での画像としてブラウザ画面上に提示され
ており、その農産物の出所が非常に明確になることで、
農産物への信頼性が高まることとなる。
12の出荷工程での農産物の画像であるが、この時点で
農産物の販売単位毎に、図5に例示したラベル(識別子
「AAHTJG」が記載されている)が添付されてい
る。つまり、購入者の手元にある農産物が、栽培地で出
荷される時点での画像としてブラウザ画面上に提示され
ており、その農産物の出所が非常に明確になることで、
農産物への信頼性が高まることとなる。
【0081】<2>識別子および付帯情報の表示画面と
して図7、図8及び図10を例示したが、図11に例示
するようなブラウザ画面で表示することもできる。詳細
には、図11では、幾つかの付帯情報が単なるタイトル
(農薬詳細、肥料詳細、画像情報)で表示されており、
タイトルをマウスポインタでクリックした場合には、そ
のタイトルとリンクされた情報を含む別のブラウザ画面
が表示されるように構成される。その結果、1つのブラ
ウザ画面に大きな容量のデータが含まれるのではなく、
必要な付帯情報のみを確認することができるような表示
画面が構成される。また、画像情報についても、サムネ
イル画像として表示されるように設定し、その中で選択
された画像のみをフルサイズで表示されるように設定し
ておくことで、1つのブラウザ画面に含まれるデータの
容量を少なくして、情報閲覧端末3における画像表示を
高速化することができる。
して図7、図8及び図10を例示したが、図11に例示
するようなブラウザ画面で表示することもできる。詳細
には、図11では、幾つかの付帯情報が単なるタイトル
(農薬詳細、肥料詳細、画像情報)で表示されており、
タイトルをマウスポインタでクリックした場合には、そ
のタイトルとリンクされた情報を含む別のブラウザ画面
が表示されるように構成される。その結果、1つのブラ
ウザ画面に大きな容量のデータが含まれるのではなく、
必要な付帯情報のみを確認することができるような表示
画面が構成される。また、画像情報についても、サムネ
イル画像として表示されるように設定し、その中で選択
された画像のみをフルサイズで表示されるように設定し
ておくことで、1つのブラウザ画面に含まれるデータの
容量を少なくして、情報閲覧端末3における画像表示を
高速化することができる。
【0082】<3>上述の実施形態では、農産物の購入
者が情報閲覧端末3を使用して、情報検索用の識別子:
「AAHTJG」に関連付けられてデータベース6に格
納されている付帯情報を、ブラウザ画面上に表示させる
例について説明したが、情報管理装置1(詳細には、デ
ータベース6を管理するデータベースサーバ5)が付帯
情報の閲覧可能期間を制限してもよい。具体的には、農
産物は収穫または出荷から消費されることでその役目を
終えるため、付帯情報についても農産物の収穫日または
出荷日から消費日でその役目が終わるように閲覧可能期
間を設定し、閲覧可能期間を過ぎた情報を情報管理装置
1が廃棄するように構成しても構わない。この閲覧可能
期間はその農産物の種類によって任意に設定することが
でき、例えば、収穫日から10日間を閲覧可能期間とす
ることや、収穫日から導出される消費期限までを閲覧可
能期間とすることや、消費期限の所定期間後(例えば2
日後)までを閲覧可能期間とすることなどが可能であ
る。
者が情報閲覧端末3を使用して、情報検索用の識別子:
「AAHTJG」に関連付けられてデータベース6に格
納されている付帯情報を、ブラウザ画面上に表示させる
例について説明したが、情報管理装置1(詳細には、デ
ータベース6を管理するデータベースサーバ5)が付帯
情報の閲覧可能期間を制限してもよい。具体的には、農
産物は収穫または出荷から消費されることでその役目を
終えるため、付帯情報についても農産物の収穫日または
出荷日から消費日でその役目が終わるように閲覧可能期
間を設定し、閲覧可能期間を過ぎた情報を情報管理装置
1が廃棄するように構成しても構わない。この閲覧可能
期間はその農産物の種類によって任意に設定することが
でき、例えば、収穫日から10日間を閲覧可能期間とす
ることや、収穫日から導出される消費期限までを閲覧可
能期間とすることや、消費期限の所定期間後(例えば2
日後)までを閲覧可能期間とすることなどが可能であ
る。
【0083】上記閲覧可能期間を過ぎた情報に対して、
情報閲覧端末3からアクセス(識別子の送信)があった
場合、データベースサーバ5は情報閲覧端末3に対して
「閲覧可能期間が過ぎている」ことを伝達し、情報閲覧
端末3のブラウザ画面に提示させることができる。尚、
閲覧可能期間が過ぎた情報は、データベース6から削除
することもでき、その結果、データベース6内に格納さ
れる付帯情報の容量が莫大なものとなることを避けるこ
とができる。また、閲覧可能期間が過ぎた情報をデータ
ベース6から読み出す必要がないため、データベースサ
ーバ5とデータベース6との間でのトラフィックを減少
させ、情報閲覧端末3に対して付帯情報の送信処理を行
わなければならない情報管理装置1の負荷を低減させる
ことができる。
情報閲覧端末3からアクセス(識別子の送信)があった
場合、データベースサーバ5は情報閲覧端末3に対して
「閲覧可能期間が過ぎている」ことを伝達し、情報閲覧
端末3のブラウザ画面に提示させることができる。尚、
閲覧可能期間が過ぎた情報は、データベース6から削除
することもでき、その結果、データベース6内に格納さ
れる付帯情報の容量が莫大なものとなることを避けるこ
とができる。また、閲覧可能期間が過ぎた情報をデータ
ベース6から読み出す必要がないため、データベースサ
ーバ5とデータベース6との間でのトラフィックを減少
させ、情報閲覧端末3に対して付帯情報の送信処理を行
わなければならない情報管理装置1の負荷を低減させる
ことができる。
【0084】更に、上述の閲覧可能期間、収穫日、出荷
日、消費期限などを図5および図10に例示したラベル
に記載しておくこともできる。その場合、農産物を購入
した消費者は、付帯情報を知るためには何時までに情報
管理装置1にアクセスしなければならないのかを知るこ
とができる。
日、消費期限などを図5および図10に例示したラベル
に記載しておくこともできる。その場合、農産物を購入
した消費者は、付帯情報を知るためには何時までに情報
管理装置1にアクセスしなければならないのかを知るこ
とができる。
【0085】<4>上述の実施形態では、農産物の生産
者が、その農産物の品名、品種名、栽培場所、栽培面
積、播種日、収穫日、栽培者名、栽培過程における農薬
管理情報および肥培管理情報などの付帯情報を収集する
場合について説明したが、農産物の生産活動に関する付
帯情報を上記生産者以外の者が収集して提供することも
ある。例えば、生産過程において農産物に対して与えら
れた農薬が、流通過程にある農産物においてどのくらい
残留しているかを測定するような第三者機関がそれに該
当する。現在は、農産物に対して使用可能な農薬の認可
が行われると共に、その農産物が消費者に行き渡る際の
残留農薬基準値についても設定されており、残留農薬量
を測定する第三者機関は数多い。
者が、その農産物の品名、品種名、栽培場所、栽培面
積、播種日、収穫日、栽培者名、栽培過程における農薬
管理情報および肥培管理情報などの付帯情報を収集する
場合について説明したが、農産物の生産活動に関する付
帯情報を上記生産者以外の者が収集して提供することも
ある。例えば、生産過程において農産物に対して与えら
れた農薬が、流通過程にある農産物においてどのくらい
残留しているかを測定するような第三者機関がそれに該
当する。現在は、農産物に対して使用可能な農薬の認可
が行われると共に、その農産物が消費者に行き渡る際の
残留農薬基準値についても設定されており、残留農薬量
を測定する第三者機関は数多い。
【0086】例えば、農産物の一例としてのネギを栽培
する場合によく使用される農薬が数種類あり、その農薬
について残留農薬基準値が設定されている場合、第三者
機関(農協、仲買人など)は、流通過程にあるネギの内
の、付与されている識別子が同じであるネギ毎にそれら
複数種の農薬の残留農薬量(広義には、農産物中の所定
の物質の含有状態)を測定することができる。その測定
結果は、所定の情報送信端末を使用するなどして情報管
理装置に送られ、図3に示したような情報と同様に、上
記識別子を用いて検索可能であるようにデータベース化
される。その結果、その農産物を購入した消費者が上記
識別子を用いて情報管理装置に対してインターネットな
どを経由してアクセスしてきた際、図12に例示するよ
うなブラウザ画面上に記載される「農薬検査結果情報」
の項目を選択入力することで、第三者機関(図12中で
は△△△貨物検査(株)が検査を担当した場合を例示し
ている)によって測定された残留農薬量が開示されるブ
ラウザ画面が表示されるように構成することができる。
残留農薬量の開示は、ppmなどの単位で厳密に測定さ
れる場合や、単にその有無を測定する場合など、含有状
態が分かるような測定結果であれば構わない。
する場合によく使用される農薬が数種類あり、その農薬
について残留農薬基準値が設定されている場合、第三者
機関(農協、仲買人など)は、流通過程にあるネギの内
の、付与されている識別子が同じであるネギ毎にそれら
複数種の農薬の残留農薬量(広義には、農産物中の所定
の物質の含有状態)を測定することができる。その測定
結果は、所定の情報送信端末を使用するなどして情報管
理装置に送られ、図3に示したような情報と同様に、上
記識別子を用いて検索可能であるようにデータベース化
される。その結果、その農産物を購入した消費者が上記
識別子を用いて情報管理装置に対してインターネットな
どを経由してアクセスしてきた際、図12に例示するよ
うなブラウザ画面上に記載される「農薬検査結果情報」
の項目を選択入力することで、第三者機関(図12中で
は△△△貨物検査(株)が検査を担当した場合を例示し
ている)によって測定された残留農薬量が開示されるブ
ラウザ画面が表示されるように構成することができる。
残留農薬量の開示は、ppmなどの単位で厳密に測定さ
れる場合や、単にその有無を測定する場合など、含有状
態が分かるような測定結果であれば構わない。
【0087】ここで特筆すべきは、残留農薬量の測定
が、所定の生産単位毎に付与された識別子毎に行われる
ことである。従来は、様々な地域で、様々な生産過程を
経て集荷された同じ農産物(例えば、ネギ)の中から一
部分だけを抜き取って、残留農薬量の測定が行われてい
たため、測定結果がたとえ基準値を下回っていたとして
も、測定が行われなかったネギの残留農薬量も同様に下
回っているとは断言できない。これは、集荷された農産
物の生産過程(例えば、栽培中に使用された農薬の種類
や量)がそれぞれ異なるためである。しかし、上述した
ように、本願発明においては、残留農薬量の測定が、所
定の生産単位毎(同じ生産過程を経てきた農産物毎)に
付与された識別子毎に行われるため、残留農薬量の測定
結果に信頼性がある。
が、所定の生産単位毎に付与された識別子毎に行われる
ことである。従来は、様々な地域で、様々な生産過程を
経て集荷された同じ農産物(例えば、ネギ)の中から一
部分だけを抜き取って、残留農薬量の測定が行われてい
たため、測定結果がたとえ基準値を下回っていたとして
も、測定が行われなかったネギの残留農薬量も同様に下
回っているとは断言できない。これは、集荷された農産
物の生産過程(例えば、栽培中に使用された農薬の種類
や量)がそれぞれ異なるためである。しかし、上述した
ように、本願発明においては、残留農薬量の測定が、所
定の生産単位毎(同じ生産過程を経てきた農産物毎)に
付与された識別子毎に行われるため、残留農薬量の測定
結果に信頼性がある。
【0088】また、図3に例示したように、生産者によ
って収集され、データベース化された付帯情報の中に、
使用した農薬のリストが含まれている場合には、残留農
薬量の測定対象とする農薬の種類を絞ることができるた
め、使用された農薬の残留農薬量のみを測定し、使用さ
れていない農薬については測定せずに含まれないものと
しても構わない。
って収集され、データベース化された付帯情報の中に、
使用した農薬のリストが含まれている場合には、残留農
薬量の測定対象とする農薬の種類を絞ることができるた
め、使用された農薬の残留農薬量のみを測定し、使用さ
れていない農薬については測定せずに含まれないものと
しても構わない。
【0089】尚、ここでは農水畜産物の内の農産物につ
いて説明を行ったが、農産物のみに限定されるものでは
なく水産物および畜産物についても同様であり、あらゆ
る農水畜産物中の所定の物質の含有状態に関する情報を
収集して、情報管理装置においてデータベース化するよ
うなシステムに応用することができる。例えば、水産物
の場合には、流通過程にある魚の体内に含まれる水銀の
含有量を測定して、その情報をデータベース化する場合
などに応用し、畜産物の場合には、流通過程にある牛肉
の体内に含まれるダイオキシンの含有量を測定して、そ
の情報をデータベース化する場合などに応用することが
できる。
いて説明を行ったが、農産物のみに限定されるものでは
なく水産物および畜産物についても同様であり、あらゆ
る農水畜産物中の所定の物質の含有状態に関する情報を
収集して、情報管理装置においてデータベース化するよ
うなシステムに応用することができる。例えば、水産物
の場合には、流通過程にある魚の体内に含まれる水銀の
含有量を測定して、その情報をデータベース化する場合
などに応用し、畜産物の場合には、流通過程にある牛肉
の体内に含まれるダイオキシンの含有量を測定して、そ
の情報をデータベース化する場合などに応用することが
できる。
【0090】尚、ここでの「含有」という言葉は、所定
の物質が農水畜産物の内部に取り込まれている場合と、
農水畜産物の表面に単に付着している場合の両方を意図
している。更に、農水畜産物中の含有物質は上述したも
のに限定されず、あらゆる物質を測定対象とすることが
できる。つまり、例えば農薬のように生産者が意図して
与えた物質だけではなく、水や土壌などの周囲環境中に
元来含まれる物質が農水畜産物に含有される場合であっ
ても構わない。
の物質が農水畜産物の内部に取り込まれている場合と、
農水畜産物の表面に単に付着している場合の両方を意図
している。更に、農水畜産物中の含有物質は上述したも
のに限定されず、あらゆる物質を測定対象とすることが
できる。つまり、例えば農薬のように生産者が意図して
与えた物質だけではなく、水や土壌などの周囲環境中に
元来含まれる物質が農水畜産物に含有される場合であっ
ても構わない。
【図1】農水畜産物情報検索システムの構成図である。
【図2】情報管理装置の構成図である。
【図3】付帯情報のデータ構造例を示す図である。
【図4】農産物の生産過程を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図5】農産物に添付されるラベルの図である。
【図6】ブラウザ画面の例である。
【図7】ブラウザ画面の例である。
【図8】ブラウザ画面の例である。
【図9】札の表示例である。
【図10】ブラウザ画面の例である。
【図11】ブラウザ画面の例である。
【図12】ブラウザの画面例である。
1 情報管理装置 2 情報送信端末 3 情報閲覧端末 4 通信サーバ 5 データベースサーバ 6 データベース(DB)
Claims (23)
- 【請求項1】 情報管理装置と、前記情報管理装置へ情
報を送信する少なくとも1つの情報送信端末とが通信可
能に接続されて構成され、 前記情報送信端末が、農水畜産物の生産活動に関する付
帯情報と、前記農水畜産物の所定の生産単位毎に固有に
付与され、且つ前記農水畜産物の販売単位毎に添付され
るラベル中に人が直接読み取り可能に表示される識別子
とを相互に関連付けて前記情報管理装置に送信し、 前記情報管理装置が、前記情報送信端末から受信した前
記識別子と前記付帯情報とを、前記識別子を用いて前記
付帯情報が検索可能にデータベース化する農水畜産物情
報検索システム。 - 【請求項2】 農水畜産物の生産活動に関する付帯情報
と、前記農水畜産物の所定の生産単位毎に固有に付与さ
れ、且つ前記農水畜産物の販売単位毎に添付されるラベ
ル中に人が直接読み取り可能に表示される識別子とを相
互に関連付け、前記識別子と前記付帯情報とを、前記識
別子を用いて前記付帯情報が検索可能にデータベース化
する情報管理装置が、互いに通信可能に接続された情報
閲覧端末からの前記付帯情報の閲覧要求を受信可能に構
成され、 前記情報管理装置が前記情報閲覧端末から前記識別子を
受信した場合、受信した前記識別子に関連付けられてい
る農水畜産物の付帯情報を検索し、検索した前記付帯情
報を前記情報閲覧端末に送信する農水畜産物情報検索シ
ステム。 - 【請求項3】 前記情報管理装置が、前記情報閲覧端末
による前記付帯情報の閲覧可能期間を制限する請求項2
に記載の農水畜産物情報検索システム。 - 【請求項4】 前記閲覧可能期間が、前記農水畜産物の
収穫時期、出荷時期、または消費期限に基づいて決定さ
れる請求項3に記載の農水畜産物情報検索システム。 - 【請求項5】 前記閲覧可能期間が、前記農水畜産物の
販売単位毎に添付されるラベル中に人が直接読み取り可
能に表示される請求項3または請求項4に記載の農水畜
産物情報検索システム。 - 【請求項6】 前記付帯情報が、前記農水畜産物の生産
主体に関する情報を含む請求項1から請求項5の何れか
1項に記載の農水畜産物情報検索システム。 - 【請求項7】 前記付帯情報が、前記農水畜産物の内の
農産物の栽培面積に関する情報を含む請求項1から請求
項6の何れか1項に記載の農水畜産物情報検索システ
ム。 - 【請求項8】 前記付帯情報が、前記農水畜産物の生産
過程に関する情報を含む請求項1から請求項7の何れか
1項に記載の農水畜産物情報検索システム。 - 【請求項9】 前記付帯情報の一部が画像データの形態
で提供される請求項1から請求項8の何れか1項に記載
の農水畜産物情報検索システム。 - 【請求項10】 前記画像データで提供される前記付帯
情報が、前記識別子と共に撮影された画像データからな
る請求項9に記載の農水畜産物情報検索システム。 - 【請求項11】 前記情報管理装置が、前記生産単位毎
に測定して得られた前記農水畜産物中の所定の物質の含
有状態に関する情報を、前記付帯情報の一部として前記
識別子を用いて検索可能にデータベース化する請求項1
から請求項10の何れか1項に記載の農水畜産物情報検
索システム。 - 【請求項12】 前記所定の物質が、前記農水畜産物の
内の農産物の生産過程において、前記農産物に対して与
えられた農薬を少なくとも含む請求項11に記載の農水
畜産物情報検索システム。 - 【請求項13】 請求項1から請求項12の何れか1項
に記載の農水畜産物情報検索システムで使用される前記
識別子を人が直接読み取り可能に表示したラベルが添付
される農水畜産物。 - 【請求項14】 農水畜産物の生産過程において、前記
農水畜産物の所定の生産単位毎に固有の識別子を付与
し、前記農水畜産物の生産活動に関する付帯情報を収集
し、前記付帯情報と前記識別子とを相互に関連付けて請
求項1から請求項12の何れか1項に記載の農水畜産物
情報検索システムに提供する農水畜産物生産方法。 - 【請求項15】 前記付帯情報が、前記農水畜産物の生
産主体に関する情報を含む請求項14に記載の農水畜産
物生産方法。 - 【請求項16】 前記付帯情報が、前記農水畜産物の内
の農産物の栽培面積に関する情報を含む請求項14また
は請求項15に記載の農水畜産物生産方法。 - 【請求項17】 前記付帯情報が、前記農水畜産物の生
産過程に関する情報を含む請求項14から請求項16の
何れか1項に記載の農水畜産物生産方法。 - 【請求項18】 前記付帯情報の一部が画像データの形
態で提供される請求項14から請求項17の何れか1項
に記載の農水畜産物生産方法。 - 【請求項19】 前記画像データで提供される前記付帯
情報が、前記識別子と共に撮影された画像データからな
る請求項18に記載の農水畜産物生産方法。 - 【請求項20】 前記識別子を人が直接読み取り可能に
表示しているラベルを、得られた農水畜産物に対して販
売単位毎に添付する請求項14から請求項19の何れか
1項に記載の農水畜産物生産方法。 - 【請求項21】 前記農水畜産物の収穫時期、出荷時
期、または消費期限、或いはそれらから導き出される時
期が、人が直接読み取り可能であるように前記識別子と
共に前記ラベル中に表示される請求項20に記載の農水
畜産物生産方法。 - 【請求項22】 農水畜産物の生産過程または流通過程
において、前記農水畜産物の所定の生産単位毎に測定し
て得られた前記農水畜産物中の所定の物質の含有状態に
関する情報を、前記農水畜産物の生産活動に関する付帯
情報として収集し、前記付帯情報と前記生産単位毎に固
有に付与された識別子とを相互に関連付けて請求項1か
ら請求項12の何れか1項に記載の農水畜産物情報検索
システムに提供する農水畜産物情報提供方法。 - 【請求項23】 前記所定の物質が、前記農水畜産物の
内の農産物の生産過程において、前記農産物に対して与
えられた農薬を少なくとも含む請求項22に記載の農水
畜産物情報提供方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002146650A JP2002297625A (ja) | 2002-04-22 | 2002-05-21 | 農水畜産物情報検索システム、農水畜産物、農水畜産物生産方法及び農水畜産物情報提供方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002119454 | 2002-04-22 | ||
JP2002-119454 | 2002-04-22 | ||
JP2002146650A JP2002297625A (ja) | 2002-04-22 | 2002-05-21 | 農水畜産物情報検索システム、農水畜産物、農水畜産物生産方法及び農水畜産物情報提供方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002297625A true JP2002297625A (ja) | 2002-10-11 |
Family
ID=26625720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002146650A Pending JP2002297625A (ja) | 2002-04-22 | 2002-05-21 | 農水畜産物情報検索システム、農水畜産物、農水畜産物生産方法及び農水畜産物情報提供方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002297625A (ja) |
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KR100619666B1 (ko) | 2004-10-01 | 2006-09-19 | (주)저울나라소프트웨어라인 | 순추적 축산물 이력관리 장치 및 그 제어방법 |
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KR100841029B1 (ko) | 2006-05-18 | 2008-06-24 | 주식회사 씨티앤디 | 가공 식품에 대한 생산 이력 정보 제공 시스템 및 그 방법 |
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