JP2001354311A - 鮮度管理方法及び鮮度管理システム - Google Patents

鮮度管理方法及び鮮度管理システム

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JP2001354311A
JP2001354311A JP2000179186A JP2000179186A JP2001354311A JP 2001354311 A JP2001354311 A JP 2001354311A JP 2000179186 A JP2000179186 A JP 2000179186A JP 2000179186 A JP2000179186 A JP 2000179186A JP 2001354311 A JP2001354311 A JP 2001354311A
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JP2000179186A
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English (en)
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Toyoshi Nakagawa
豊志 中川
Yoshitoshi Uenishi
由翁 上西
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Cosmac Kk
Original Assignee
Cosmac Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生鮮物の鮮度をリアルタイムに相手に伝える
ことを可能にして、鮮度管理可能なコンピュータを用い
た生鮮物流通システムを実現することにある。 【解決手段】 生産者は、生鮮物を生産したとき、生鮮
物情報と鮮度情報を入力する。鮮度情報として、生産時
のK値が測定されて初期値として入力される。生産者か
ら物流を経て卸売市場に生鮮物が移動し、更にそこから
物流を経て小売りに生鮮物が移動する各過程において、
輸送温度、輸送時間を鮮度情報とし入力する。輸送中で
あってもK値の初期値、温度履歴、時間履歴、及び輸送
温度、現在の時間より、現在のK値を算出、表示するこ
とができ、これをもとに生鮮物の流通における鮮度情報
の管理が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生鮮物の流通にお
ける生鮮物の鮮度管理をコンピュータを用いて実現する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】生鮮物は食品流通のなかでも重要な位置
を占めるが、生鮮物の特性として、 ・鮮度低下(傷み)が速い ・単価が安い ・計画生産がしにくい 等があげられる。
【0003】これらの特性を踏まえて、従来生鮮物を流
通させる市場の機能として、 ・生鮮物の安定供給機能 ・遠隔地と消費地をつなぐ集荷及び配分の機能 ・価格の透明性(セリ)を確保する機能 等が要求され、これらの機能を提供する流通のしくみと
して従来、 (生産者)−>(産地・卸売市場)−>(販売店)−>
(消費者) という、卸売市場を中心とした流通構造が確立されてい
た。
【0004】卸売市場の機能には、集荷、配分、価格決
定の3つの機能があり、生産物は主に農協や漁協といっ
た出荷団体を経て卸売市場に集められる。卸売市場に
は、人口20万以上の都市に開設される中央卸売市場
(88カ所)と地方卸売市場(1521カ所)とがあ
り、市場の基本精神である公開、公平、公正を保つため
にセリによって集荷した商品が配分される。売買は原則
的にセリ入札によって行われるが、例外規定として相対
取引という、セリを通さない売買も存在する。
【0005】しかし近年では、スーパーマーケット等の
量販店の販売シェアが高くなり、セリが行われないうち
に先取り取引きされるケースが増え、市場外流通が増加
(魚では31%)している。これに保存技術の向上や輸入
品の増加が加わり、卸売市場の機能が低下しつつある。
【0006】来年度に改正される予定の流通三法には卸
売市場の活性化が盛り込まれているが、注目すべき点と
して、セリの原則廃止と従来の商物一致から電子商取引
への移行があげられる。
【0007】このような流通システムのコンピュータ化
・ネットワーク化を実現する場合、人間が直接、生鮮物
を見る機会はなくなる。この場合に、従来の卸売市場が
担っていた、時間と共に変化する生鮮物の状態である鮮
度を人間が直接生鮮物を見て判断し取引きを行ってきた
機能をどのように代替するかが、電子化の最大の問題で
あり、この問題が解決されなければコンピュータを用い
ての生鮮物の流通管理は不可能である。
【0008】生鮮物の流通システムにインターネット等
のコンピュータネットワークを用いた電子商取引を導入
した従来技術では、配送管理システムや販売・在庫・顧
客管理システムといった、流通効率を向上させるための
機能が実現されている。
【0009】また、農林水産省では、電子取引に向けて
標準コードの設定を進めており、例えば築地市場のセリ
現場において、セリと同時に端末装置に、魚種名や荷
印、重量、産地、単価、買受人コード等を入力すること
により、市場取引の情報化を目指す試みが行われてい
る。
【0010】生鮮物の鮮度はその生鮮物が置かれている
環境の温度に依存することが良く知られている。このよ
うな観点に立って、保冷を要する食品等の鮮度の安全を
確保するため、保冷車における保冷庫内の温度管理をリ
アルタイムで行う従来技術として、特開平11−348
647号公開特許公報に記載の技術がある。この従来技
術は、保冷車の保冷庫内に温度センサーを設置し、この
温度センサーでの温度データを車両に搭載する車両コン
ピュータに導入し、かつ、車両コンピュータから通信手
段を介して事務所に設置する事務所用コンピュータに送
信してこの事務所用コンピュータで庫内温度状況をリア
ルタイムに管理する技術である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のいずれ
の従来技術においも、流通される生鮮物の最終的な鮮度
管理は、依然として人手に頼っているというのが現状で
ある。
【0012】特開平11−348647号公開特許公報
の従来技術においても、事務所用コンピュータにおいて
温度を最終的に管理するのは人間であり、人間が温度を
監視しながら鮮度を推定するという作業を実施しなけれ
ばならず、鮮度管理の自動化にはほど遠いという問題点
を有していた。
【0013】本発明の課題は、生鮮物の鮮度をリアルタ
イムに相手に伝えることを可能にして、コンピュータを
用いた生鮮物流通システムを実現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は本発明の
基本原理を示すブロック図、図3は本発明の概念図であ
る。
【0015】本発明においては、生産、物流、卸売り、
小売りといった生鮮物の流通のポイント毎に、生産又は
取引された生鮮物の基本情報である生産地、収穫量、種
類等を示す生鮮物情報と共に、流通される生鮮物の鮮度
を決定する鮮度情報が入力される。
【0016】これらの生鮮物情報と鮮度情報は、ポイン
ト毎に、生鮮物及びポイントに対応付けて電子記憶媒体
に記憶される。電子記憶媒体は、インターネット等のコ
ンピュータネットワークを介して接続されるサーバコン
ピュータ上のものであるか、又はICカード等のように
生鮮物に添付していっしょに流通される可搬型記憶媒体
である。
【0017】次に、ポイント毎に、そのポイントにおい
て入力された鮮度情報とそのポイントまでに取得し電子
記憶媒体に記憶されている鮮度情報とに基づき、そのポ
イントにおける生鮮物の鮮度がコンピュータを用いて算
出される。
【0018】このように、算出された鮮度は、入力され
る所望の生鮮物及びポイントに対応する鮮度の提示要求
に基づいてリアルタイムに表示される。なお、リアルタ
イムにではなく、ポイント毎に算出された鮮度が電子記
憶媒体にいったん記憶され、鮮度の提示要求に対応して
電子記憶媒体から鮮度が読み出されて表示されるよう
に、本発明を構成することもできる。
【0019】ポイント毎に入力される、生鮮物の鮮度を
決定する鮮度情報の具体例としては例えば、そのポイン
トにおける生鮮物に対応する温度と収穫後の経過時間に
関連する情報である。
【0020】更に、鮮度算出の具体例として例えば、生
産ポイントを含む何れかのポイントにおいて入力した魚
肉鮮度判定恒数K値(以下、「K値」という)の初期値
と、それ以降の現在ポイントにおいて入力した温度及び
経過時間情報と現在のポイントまでに取得し電子記憶媒
体に記憶している温度及び経過時間情報とに基づき、現
在のポイントにおけるK値が生鮮物の鮮度として算出さ
れる。K値は、魚肉の鮮度判定指標として非常に有効な
評価パラメータであり、下記の文献に詳細が記載されて
いる。
【0021】1.Saito T, Arai K, Matsuyoshi M. A new
method for estimating thefreshness of fish. Nippo
n Suisan Gakkaishi 1959; 24: 749-750. 2.Miki H. Studies on the optimum thawing condition
s for frozen fish.Mem. Fac. Fish. Kagoshima Univ.
1984; 33: 155-266(in Japanese). 3.Charm S. The Fundamentals of Food Engineering. A
VI PublishingCo. Inc., Westport, Conneticut, 1963.
Translation supervised byHosokawa A, Korin Shoin,
Tokyo. 1968; 530 (in Japanese). ある時点におけるK値の初期値をK0 としたとき、その
時点からt秒後におけるK値=Kt は、次式を解くこと
によって算出できる(上記文献3から引用)。
【0022】
【数1】
【0023】ここで、Aは頻度因子、Rは気体定数、E
a は活性化エネルギーであり、A及びEa は生鮮物の種
類に対応して決定できる。数1式を具体的に解くには、
次のような処理を実行すればよい。
【0024】前提として、初期時点におけるK値の初期
値K0 があり、その後、現時点までに初期時点0及び現
時点tを含めてN点の入力ポイントがあり、ポイント毎
に初期時点からの経過時間(初期時点ではゼロ)とその
ポイントにおける生鮮物の温度が入力されるとする。
【0025】上記前提のもとで、まず上記N点のそれぞ
れについて順次、各経過時間値と温度値とを用いて、数
1式の左辺に関して、例えばルジャンドル・ガウスの積
分公式を用いて数値積分を実行して、初期時点0から現
時点tまでの左辺の積分結果を得る。
【0026】次に、初期時点における初期値K0 と上記
左辺の積分結果値とで、数1式の対数方程式を組み立
て、現時点tにおけるK値=Kt を算出する。そのほ
か、本発明では、入力される所望の生鮮物に対応する原
材料証明の提示要求に対応して、生鮮物及びその生鮮物
に関する各ポイントに対応する鮮度及び各ポイントの衛
生対応状況が原材料証明の一部として電子提示装置を介
して提示されるように構成することができる。
【0027】図1は、本発明が、生鮮物の鮮度やHAC
CP(危害分析重要管理点)対応の原材料証明をリアル
タイムに得られることにより、コンピュータ及びインタ
ーネット等のコンピュータネットワーク上での流通を可
能にしていることまた、今までは生産者、産地市場、卸
売市場、小売、消費者と一方通行であった生鮮物の流
れ、生鮮物の情報の流れを、両方向、多方向に配信でき
ることを示している。
【0028】図2は、本発明を現在の流通過程に適用す
ると仮定した場合の鮮度関連情報の流れを示した図であ
る。生産者(生鮮物を収穫又は水揚げする者及び生産者
の所属する団体(農協や漁協等))は、生鮮物を生産し
たとき、生鮮物情報と鮮度情報を入力する。鮮度情報と
して、生産時のK値が測定されて入力され、これが前述
の数1式における初期値K0 となる。生産時点でのK値
の入力は必須ではなく、どの流通のポイントでもK値を
測定し入力することができ、最新のK値がリアルタイム
のK値を算出するときのパラメータの1つであるK値の
初期値K0 となる。以後どのような温度、時間履歴を経
たかにより、その温度=T、時間=tと初期値K0 をパ
ラメータとし、前述の数1式に基づいて現在のK値=K
t を算出することができる。
【0029】この時点において保存が発生するときは、
鮮度情報としてその温度、時間も入力する。生産者から
物流(輸送)を経て卸売市場に生鮮物が移動する過程で
は、輸送温度、輸送時間を鮮度情報とし入力(履歴に追
加)する。輸送中であってもK値の初期値、温度履歴、
時間履歴、及び輸送温度、現在の時間より、前述の数1
式に基づいて現在のK値を算出、表示することができ
る。
【0030】卸売市場では、保存が発生するときは、温
度、時間を入力し履歴を追加する。ここでもリアルタイ
ムにK値を算出し表示することができる。卸売市場から
物流(輸送)を経て小売に生鮮物が移動する過程におい
ても、輸送温度、輸送時間を鮮度情報とし入力(履歴の
追加)する。輸送中であってもK値の初期値、温度履
歴、時間履歴、及び輸送温度、現在の時間より、現在の
K値を算出、表示することができる。
【0031】小売り業者は、消費者への情報開示が重要
であるが、リアルタイムにK値を算出・表示することに
より、消費者にとって有用な情報を提供することができ
る。また、小売業者にとって、棚持ち時間を把握できる
ようになり、商品管理・在庫管理が容易となる。このよ
うに、商品管理・在庫管理の問題から、いままでコンビ
ニ等では扱えなかった生鮮物が、扱うことができるよう
になる。
【0032】このように保存時、輸送時にその温度、時
間を入力することにより、履歴情報を管理することがで
き、この履歴情報をもとにリアルタイムなK値を表示す
ることができる。
【0033】また生産時からの一種の履歴書を保持して
いるため、その生鮮物の身元を保証することができ、各
流通ポイント毎に原材料証明という形式で表示を行うこ
ともでき、HACCP(危害分析重要管理点)に容易に
対応することができる。
【0034】どの時点でも温度、時間を入力できること
によって履歴管理が完全なものとなり、そのようにして
完全な温度、時間履歴がわかれば、何時、何処でも現在
のK値を見ることができる。
【0035】本発明の具体的な実現形態として、例えば
図3に示されるような生鮮物流通システムが実現でき
る。図3の構成では、生鮮物情報及び鮮度情報の各デー
タが、インターネットに接続されるサーバコンピュータ
で一括管理される。そして、生産者団体、卸売業務、物
流業務等の関係者、及びバイヤー等は、手許のパソコン
からインターネットに接続して上記サーバコンピュータ
にアクセスすることにより、前述の生鮮物情報及び鮮度
情報の各データを入力できると同時に、各生鮮物の各ポ
イントにおける鮮度のデータを、リアルタイムで取得し
表示させることができる。
【0036】なお、本発明は、コンピュータにより使用
されたときに、上述の本発明の構成によって実現される
機能と同様の機能をコンピュータに行わせるためのコン
ピュータ読出し可能記録媒体として構成することが可能
である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明
の実施の形態全体構成図である。本発明の実施の形態
は、インターネット402を介して提供される生鮮物鮮
度管理システムサービスとして実現される。
【0038】まず、インターネット402に接続される
サーバコンピュータ401には、後述する生鮮物情報と
鮮度情報を格納する鮮度データベース(以下、「鮮度D
B」という)401a が構築される。鮮度DB401a
は、後述する各種テーブルのほか、クエリやプロシジャ
によって構成される。このデータベースは、データベー
スサーバ(以下、「DBサーバ」という)401b のプ
ログラムによって管理される。
【0039】また、サーバコンピュータ401では、イ
ンターネット402経由のクライアント端末403から
のHTTP(ハイパーテキストトランスファプロトコ
ル)の通信プロトコルを使ったWWWアクセスに対して
サービスを提供するプログラムであるWWWサーバ40
1c と、そのWWWサーバ401c によって起動され、
後述する各種生鮮物鮮度管理処理を実行するCGI(コ
モンゲートウエイインタフェース)、HTML(ハイパ
ーテキストマークアップランゲージ)、又はJAVA
(登録商標)等の言語又はスクリプトによって記述され
るプログラム群が稼働する。
【0040】クライアント端末403は、図3で説明し
た、生産者団体、卸売業務、物流業務等の関係者、及び
バイヤー等のもとに設置されるパソコン、又は携帯電話
であり、インターネット402に接続することができ
る。
【0041】各クライアント端末403内では、サーバ
コンピュータ401にHTTPの通信プロトコルにより
アクセスするためのプログラムであるWWWブラウザ又
は株式会社NTTドコモ各社がサービス提供するiモー
ドサービス等が稼働する。
【0042】図5〜図7は、図4に示されるサーバコン
ピュータ401内に構築される鮮度DB401a に格納
される各種テーブルの構成図である。まず、図5の生鮮
物分類IテーブルEBUNRUI1には、「マグロ類」「ハマチ
類」「サンマ類」「ニシン類」「その他」といった、生
鮮物の大分類が格納される。このテーブルの各レコード
において、 BUNRUI1_IDフィールドには、上記大分類を
識別するためのコードである分類I識別コードが格納さ
れる。また、 BUNRUI1_NMフィールドには、上記大分類
の名称である分類I名称が格納される。これら2つのフ
ィールドのデータ型は、共にVARCHAR 型(可変長文字列
型)である。
【0043】次に図5の生鮮物分類IIテーブルEBUNRUI2
には、「ホンマグロ」「クロマグロ」等の各大分類中の
中分類が格納される。このテーブルの各レコードにおい
て、BUNRUI2_IDフィールドには、上記中分類を識別す
るためのコードである分類II識別コードが格納される。
また、 BUNRUI2_NMフィールドには、上記中分類の名称
である分類II名称が格納される。更に、 BUNRUI1_IDフ
ィールドには、生鮮物分類IテーブルEBUNRUI1中のレコ
ードへのリレーションをとるための分類I識別コードが
格納される。これら3つのフィールドのデータ型は、共
にVARCHAR 型である。
【0044】次に図5の活性化エネルギー、頻度因子・
K値対応テーブルECONSTK には、K値算出のための生鮮
物の分類(中分類)毎のパラメータが格納される。この
テーブルの各レコードにおいて、 BUNRUI2_IDフィール
ド(データ型はVARCHAR 型)には、生鮮物分類IIテーブ
ルEBUNRUI2中のレコードへのリレーションをとるための
分類II識別コードが格納される。また、EAフィールドに
は、前述の数式1に基づいてK値を算出するときの活性
化エネルギーEa 値が格納される。また、Aフィールド
には、前述の数式1に基づいてK値を算出するときの頻
度因子A値が格納される。EAフィールドとAフィールド
のデータ型はDOUBLE型である。
【0045】続いて、図5のメンバーマスタテーブルEM
EMBER には、生鮮物情報及び鮮度情報にアクセスするメ
ンバー(ユーザ)に関する情報が格納される。このテー
ブルの各レコードにおいて、 MEM_IDフィールドには、
ログイン(後述する図12参照)に必要なメンバー識別
コードが格納される。PASSWSフィールドには、同じくロ
グインに必要なパスワードが格納される。 MEM_NMフィ
ールドには、メンバー名称が格納される。STATE フィー
ルドには、メンバーの住所情報である都道府県が格納さ
れる。ADDRESS フィールドには、同じく都道府県以下の
住所が格納される。ZIP フィールドには、同じく郵便番
号が格納される。また、TEL1及びTEL2フィールドには、
電話番号1及び2(メイン及びサブ)が格納される。FA
X フィールドには、ファックス番号格納される。RMK フ
ィールドには、このメンバー情報に対応するメンバーに
関する備考が格納される。 E_MAILフィールドには、電
子メールアドレスが格納される。URL フィールドには、
ホームページアドレスが格納される。最後に、IN_DATE
フィールドには、入力日付が格納される。これらのフィ
ールドのうち、IN_DATEフィールド以外の各フィールド
のデータ型はVARCHAR 型であり、IN_DATEフィールドの
みDATE型(日付型)である。
【0046】次に図6の生鮮物情報テーブルEFRSHFD に
は、流通される生鮮物に関する鮮度情報以外の属性情報
が格納される。このテーブルの各レコードにおいて、FR
SHFD_IDフィールドには、流通される個々の生鮮物を識
別するための識別コードである生鮮物識別コードが格納
される。 PRT_ID及びRT_IDフィールドについては後述
する(図9及び図10参照)。 BUNRUI1_ID及び BUNRU
I2_IDフィールドには、この生鮮物情報の大分類及び中
分類をそれぞれ識別するための分類I識別コード及び分
類II識別コード(図5の生鮮物分類I及びIIテーブルEB
UNRUI1及びEBUNRUI2を参照)がそれぞれ格納される。SE
ISAN及びSHUKAKU フィールドにはそれぞれ、この生鮮物
情報に対応する生鮮物の生産地及び収穫地の情報が格納
される。
【0047】MEM_IDフィールドには、この生鮮物情報
を取り引きしているメンバーのメンバー識別コード(図
5のメンバーマスタテーブルEMEMBER を参照)が格納さ
れる。BUN_SZフィールドには、生鮮物が大きさなどで
分別されているときの、その大きさが入力される。ここ
までの各フィールドのデータ型はVARCHAR 型である。TO
_SZ(NUMBER型)及びUNITフィールド(VARCHAR 型)に
はそれぞれ、取引きの最小単位の数値及び単位値が格納
される。TOTAL 及びPRICE フィールド(共にNUMBER型)
にはそれぞれ、この生鮮物情報に対応する生鮮物の収穫
(登録)された総数及び価格が格納される。COMMENT フ
ィールド(VARCHAR 型)には、この生鮮物情報に対応す
る生鮮物に関する備考が格納される。STATUS及びFREEZE
フィールド(共にNUMBER型)にはそれぞれ、この生鮮物
情報に対応する生鮮物の、天然/養殖の別及び冷凍の有
無が格納される。SH_TIME及びIN_TIMEフィールド(共
にDATE型)にはそれぞれ、この生鮮物情報に対応する生
鮮物の収穫時間及び入力時間が格納される。最後に、 D
EL_FLGフィールド(NUMBER 型)には、この生鮮物情報
が削除されたことを示す削除フラグが格納される。
【0048】続いて図6の鮮度情報テーブルEFRESHに
は、取り引きされる生鮮物の流通ポイント毎の鮮度情報
が格納される。このテーブルの各レコードにおいて、FR
SHFD_IDフィールド(VARCHAR 型)には、この鮮度情報
に対応する生鮮物を識別するための生鮮物識別コードが
格納される。BRNUM フィールド(NUMBER型)には、取り
引きされる生鮮物において何番目の鮮度情報であるかを
示す枝番が格納される。PS_TIMEフィールド(DATE型)
には、その鮮度情報が入力された時点のそれに対応する
生鮮物が収穫(登録)されてからの経過時間が格納され
る。TEMPフィールド(NUMBER型)には、その鮮度情報が
入力された時点のそれに対応する生鮮物の温度が格納さ
れる。KVALUEフィールド(NUMBER型)には、その鮮度情
報が入力された時点において計算されたK値が格納され
る。ROUTフィールド(VARCHAR 型)には、その鮮度情報
が入力された流通ポイントに対応する経路が格納され
る。AR_TIMEフィールド(DATE型)には、その鮮度情報
が入力された時点におけるそれに対応する生鮮物の到着
時間が格納される。 DEL_FLG フィールド(NUMBER型)
には、この鮮度情報が削除されたことを示す削除フラグ
が格納される。 MEM_IDフィールドには、この鮮度情報
の履歴が管理されるときに、所有者を用意に特定できる
ようにするために、メンバーマスタテーブルEMEMBER 上
のレコードにリンクするためのメンバー識別コードが格
納される。最後に、BRANCH_IDフィールドには、この鮮
度情報の履歴が管理されるときに、生鮮物がどの場所
(倉庫等)に保管されているかを特定する場所テーブル
LOCATION上のレコードにリンクするための場所枝番が格
納される。
【0049】次に、図7の場所テーブルLOCATIONには、
前記各鮮度情報毎に、それに対応する生鮮物が保管され
ている場所を特定するときの各場所情報が格納される。
このテーブルの各レコードにおいて、 MEM_IDフィール
ドには、この場所がどの所有者に属するかを示すメンバ
ー識別コードが格納される。BRANCH_IDフィールドに
は、上記の所有者において、この場所が何番目の場所と
して管理されているかを示す場所枝番が格納される。LO
CATION_IDフィールドには、この場所のIDが格納され
る。TEMPフィールドには、この場所における生鮮物の保
存温度が格納される。QUALITY フィールドには、この場
所の衛生対応状況を特定する後述する環境衛生テーブル
QUALITY 上のレコードにリンクするための環境衛生コー
ドが格納される。DETAIL1 、DETAIL2 、及びDETAIL3 フ
ィールドにはそれぞれ、この場所を説明する詳細説明が
格納される。
【0050】図8は、上記図5〜図7に示される構造を
有する各テーブル間のリレーションを示す図である。始
めに、生鮮物情報テーブルEFRSHFD 及び鮮度情報テーブ
ルEFRESHは、FRSHFD_IDフィールドによってリレーショ
ンが張られている。これにより、取り引きされる各生鮮
物に対して、流通ポイント毎の複数の鮮度情報を対応付
けることができる。
【0051】次に鮮度情報テーブルEFRESH及びメンバー
マスタテーブルEMEMBER は、 MEM_IDフィールドによっ
てリレーションが張られている。これによって、各鮮度
情報の所有者が明確化される。
【0052】次に、鮮度情報テーブルEFRESH及び場所テ
ーブルLOCATIONは、BRANCH_IDフィールドによってリレ
ーションが張られている。これによって、鮮度情報の履
歴が管理されるときに、生鮮物がどの場所(倉庫等)に
保管されているかが明確化される。
【0053】次に、場所テーブルLOCATION及び環境衛生
テーブルQUALITY は、 QUALITY_IDフィールドによって
リレーションが張られている。これによって、鮮度情報
の履歴管理において生鮮物の保管場所が特定されるとき
に、その場所の衛生対応状況が明確化される。
【0054】次にメンバーマスタテーブルEMEMBER 及び
場所テーブルLOCATIONは、 MEM_IDフィールドによって
リレーションが張られている。これによって、各場所と
所有者との関係が明確化される。
【0055】次に生鮮物情報テーブルEFRSHFD 及び生鮮
物分類IテーブルEBUNRUI1は、 BUNRUI1_IDフィールド
によってリレーションが張られている。これにより、取
り引きされる各生鮮物の大分類名を特定できる。
【0056】同様に、生鮮物情報テーブルEFRSHFD 及び
生鮮物分類IIテーブルEBUNRUI2は、BUNRUI2_IDフィー
ルドによってリレーションが張られている。これによ
り、取り引きされる各生鮮物の中分類名を特定できる。
【0057】なお生鮮物分類IテーブルEBUNRUI1と生鮮
物分類IIテーブルEBUNRUI2も、 BUNRUI1_IDフィールド
によってリレーションが張られている。これによって、
生鮮物分類IIテーブルEBUNRUI2中の1つのレコードの中
分類が、生鮮物分類IテーブルEBUNRUI1中のどのレコー
ドの大分類に属するかが特定できる。
【0058】生鮮物情報テーブルEFRSHFD とメンバーマ
スタテーブルEMEMBER は、 MEM_IDフィールドによって
リレーションが張られている。これによって、生鮮物を
取り引きするメンバーの情報を特定できる。
【0059】最後に、活性化エネルギー、頻度因子・K
値対応テーブルECONSTK と生鮮物分類IIテーブルEBUNRU
I2は、 BUNRUI2_IDフィールドによってリレーションが
張られている。これによって、中分類によって特定され
る生鮮物毎にK値を算出するためのパラメータが取得で
きる。
【0060】次に、本発明の実施の形態で、鮮度DB4
01a (図4)内の生鮮物情報と鮮度情報が、流通過程
の取引きに応じてどのように生成されているかを、図9
及び図10の説明図に基づいて説明する。
【0061】まず例えば生鮮物としてマグロの100k
gが収穫されると、それに対応する生鮮物情報の1つの
レコードが、図6の生鮮物情報テーブルEFRSHFD 内に生
成される。その後、時間経過のポイント毎に鮮度情報の
各レコードが、FRSHFD_IDフィールドによってリレーシ
ョンが張られながら、図6の鮮度情報テーブルEFRESH内
に生成される(以上、図9及び図10のA及びa)。
【0062】次に、上記マグロに関して取引きが発生
し、例えば70kgが或るメンバーによって購入される
と、その取引きに対応する新たな生鮮物情報の1つのレ
コードが、図6の生鮮物情報テーブルEFRSHFD 内に生成
される。このレコードの内容は、上記100kgのマグ
ロに対応する生鮮物情報のレコードの内容が継承された
ものである(以上、図9及び図10のB)。
【0063】同様に、その新たな生鮮物情報のレコード
にリレーションが張られた鮮度情報の各レコードが、図
6の鮮度情報テーブルEFRESH内に生成される。各レコー
ドの内容は、上記100kgのマグロに対応する生鮮物
情報のレコードにリレーションが張られている鮮度情報
の各レコードの内容が、継承されたものである(以上、
図9及び図10のb)。
【0064】上述の継承関係を後から特定可能とするた
めに、新たに生成される生鮮物情報レコードにおいて、
PRT_ID及びRT_IDフィールドにはそれぞれ、そのレコ
ードを生成させた1つ前(親)のレコード及び大元(ル
ート)のレコードの各FRSHFD_IDフィールドに格納され
ている生鮮物識別コードの値が格納される。
【0065】続いて、残量が元の100kgから30k
gに減ったマグロに関して追加取引きが発生し、例えば
20kgが別のメンバーによって購入されると、上記7
0kgの取引きの場合と同様にして、その取引きに対応
する新たな生鮮物情報の1つのレコードが、図6の生鮮
物情報テーブルEFRSHFD 内に生成され、更に、その新た
なレコードにリレーションが張られた鮮度情報の各レコ
ードが、図6の鮮度情報テーブルEFRESHに生成される
(以上、図9及び図10のC及びc)。
【0066】以上のようにして、本発明の実施の形態で
は、取引きが発生する毎に生鮮物情報テーブルEFRSHFD
内の生鮮物情報のレコードとそれにリンクしている鮮度
情報テーブルEFRESH内の鮮度情報のレコードが、継承さ
れながら新たに生成され、更にそれぞれの新たに生成さ
れた生鮮物情報のレコードに対して、流通ポイント毎の
鮮度情報の各レコードが鮮度情報テーブルEFRESH内に順
次生成されることにより、全ての生鮮物の取引きとその
取引きに対応する生鮮物の鮮度の流通ポイント毎の追跡
を行うことが可能となる。
【0067】なお、発生した取引きに対して、更に子供
の取引きが発生した場合には、元の取引きのレコードか
ら継承される形式で新たな生鮮物情報のレコードが生成
されればよい。この場合には、 PRT_ID及びRT_IDフィ
ールドの各格納値が異なってゆくことになる。RT_IDフ
ィールドの格納値は、親レコードの同じ格納値をコピー
してくればよい。そのようにして生成された生鮮物情報
について、その親の取引き状態が知りたければ、 PRT_
IDフィールドを参照することによって親の生鮮物情報の
レコードを取得すればよく、更に大元の生鮮物の状態、
即ち収穫時の状態が知りたければ、RT_IDフィールドを
参照することによって大元の生鮮物情報のレコードを取
得すればよい。
【0068】以上説明した鮮度DB401a のテーブル
構造を使って、実際に生鮮物の収穫(登録)を行った
り、生鮮物を購入したり、鮮度情報を生成させたりする
動作の詳細につき、図11〜図20に示される画面例
と、図21〜図24に示される動作フローチャートと、
図25の説明図を用いて、順次説明する。
【0069】なお、図21〜図24に示される動作フロ
ーチャートは、図4に示されるサーバコンピュータ40
1内のCPUが、同コンピュータ内のディスク記憶装置
から読み出した各処理プログラム401d を実行する動
作として実現される。メイン画面 まず、図11は、図4のクライアント端末403のWW
Wブラウザ又はiモードサービス403a から、インタ
ーネット402を経由してサーバコンピュータ401
に、所定のURL(ユニフォームドリソースロケータ)
を指定して最初にアクセスしたときに、クライアント端
末403の表示画面に表示されるメイン画面例を示す図
である。メニューとして、 ・収穫(生産)登録 ・オーダー ・鮮度情報メンテナンス ・会員メンテナンス ・新規入会 を、クライアント端末403のマウスでクリック又はキ
ーで選択でき、各選択によりそれぞれの処理に進むこと
ができる。ログイン画面及び処理 各項目文字をクリックすると、その情報がクライアント
端末403からサーバコンピュータ401内のWWWサ
ーバ401c に送られ、その結果、WWWサーバ401
c からログイン画面送出プログラム401d が起動さ
れ、図12に示されるログイン画面が表示される(図2
1のステップ2101と2102又は図22のステップ
2201と2202に対応)。これは本発明の実施の形
態として提供されるサービスが会員制で運営されるた
め、事前に会員登録をする必要があるからである。会員
として登録されるとメンバー識別コード(ユーザID)
とパスワードを割り当てられるので、このユーザIDと
パスワードをログイン画面の2つの入力フィールドに入
力すると、各処理に進むことができる。
【0070】具体的には、図12のログイン画面例にお
いて、ユーザIDとパスワードが入力された後にOKボ
タンが選択されると、上記ユーザIDとパスワードが、
クライアント端末403からサーバコンピュータ401
内のWWWサーバ401c に送られる。WWWサーバ4
01c はこれを受けて、ログイン認証プログラム401
d を起動する。
【0071】同プログラムは、鮮度DB401a (図
4)内の図5に示されるメンバーマスタテーブルEMEMBE
R に格納されているメンバー識別コードとパスワードの
組合せが、クライアント端末403から受信したユーザ
IDとパスワードの組合せと一致しているか否かを判定
し、一致していれば図11のメイン画面例上で選択され
たメニューに対応する処理プログラム401d を起動
し、不一致ならログイン失敗表示を指示するデータをク
ライアント端末403に送信する。収穫(生産)登録画面及び処理 図13は、図11のメイン画面例の「収穫(生産)登
録」リンクを選択することによって、上記ログイン認証
処理の後にクライアント端末403に表示される収穫
(生産)登録画面例を示す図である。この画面表示は、
サーバコンピュータ401が図21のステップ2103
の処理において必要な画面データをクライアント端末4
03に送信し、クライアント端末403内のWWWブラ
ウザ又はiモードサービス403a が、受信した画面デ
ータに基づいて画面表示処理を実行することにより、実
現される。
【0072】主に生産者が、農産物や水産物を収穫又は
水揚げしたときに、その生鮮物に関する鮮度情報以外の
基本的な属性情報を、図13に示される画面例を使用し
て入力する。まず、画面例の左画面部分から生鮮物を選
択(マウスクリック等)すると、生鮮物分類1と2、並
びに生鮮物識別コード(ID)が決定される。その上で
入力項目として、生産地、漁獲地(収穫地)、収穫日
時、天然/養殖の別、分別済みサイズ、取引最小サイ
ズ、数量(トータル口数)、売価(一口)、及びコメン
トを入力し、「登録」ボタンをマウスクリック等する。
なお、「Clear 」ボタンをマウスクリック等すると、全
ての指定内容がクリアされる(又はデフォルトに戻され
る)。
【0073】以下に、登録画面について、詳細に説明す
る。まず、画面左側に、登録されている生鮮物のリスト
がグループ毎に表示されまる。「マグロ類」「ハマチ
類」等が生鮮物分類I(大分類)に対応し、各大分類内
の例えば「ホンマグロ」「クロマグロ」等が生鮮物分類
II(中分類)に対応する。
【0074】画面左側での生鮮物分類の選択後、サーバ
コンピュータ401からクライアント端末403に送信
される画面データに基づいて、画面右側に、図13の画
面例として示されるように、生鮮物を登録するための生
鮮物情報入力画面が表示される。下記にそれぞれの画面
部分について説明する。 1)生鮮物選択 画面左側の生鮮物リストより生鮮物が選択(クリック)
されると、画面右側に生鮮物情報入力画面が表示され
る。
【0075】ID及び生産者項目には、ログインしたと
きのユーザID(メンバー識別コード)及びそのIDに
対応する生産者名が表示される。生鮮物分類1及び生鮮
物分類2には、画面左側で選択した生鮮物の大分類及び
中分類が表示される。 2)生鮮物情報入力 (1)生産地入力 生鮮物が生産された地名を入力する。 (2)漁獲地 生鮮物を収穫した場所を入力する。 (3)収穫日時 生鮮物を収穫した日時を入力する。 (4)天然・養殖入力 生鮮物が天然か養殖かを選択する。 (5)冷凍入力 生鮮物を冷凍にする時チェック(クリック)する。 (6)分別済みサイズ 生鮮物が大きさなどで分別されているとき、その大きさ
を入力する。 (7)取引最小サイズ入力 取引きの最小単位を単位と共に入力する。 (8)数量入力 数量を入力する。 (9)売価入力 取引最小単位あたりの希望売価を入力する。 (10)コメント入力 コメントや説明などを入力する。
【0076】以上の登録画面での入力動作の後、「登
録」ボタンのマウスクリック等によって、上記各入力項
目データが、クライアント端末403からサーバコンピ
ュータ401内のWWWサーバ401c に送られる。W
WWサーバ401c はこれを受けて、上記各入力項目デ
ータを内部のディスク装置に保持した後、図21のステ
ップ2104の処理として示される鮮度情報入力プログ
ラム401d を実行する。同プログラムは、生産者等が
登録した生鮮物情報に対応する初期の鮮度情報を入力さ
せるための、特には図示しないが、鮮度情報登録画面デ
ータをクライアント端末403に送信する。クライアン
ト端末403内のWWWブラウザ又はiモードサービス
403a は、受信した画面データに基づいて画面表示処
理を実行する。
【0077】生産者等は、この登録画面を使用して、登
録した生鮮物情報に対応する初期の鮮度情報を入力す
る。初期の鮮度情報としては、生鮮物の温度及びK値で
ある。生鮮物のK値は鮮度判定紙を用いることにより簡
単に測定することができる。その測定方法を図25に示
す。
【0078】上記鮮度情報の入力データは、特には図示
しない「登録」ボタンのマウスクリック等によって、ク
ライアント端末403からサーバコンピュータ401内
のWWWサーバ401c に送られる。WWWサーバ40
1c はこれを受けて、図21のステップ2105の処理
として示される鮮度DB401a への書込みプログラム
401d を実行する。
【0079】同プログラムはまず、先にディスク装置に
保存しておいた生鮮物情報の鮮度DB401a への書込
みを、DBサーバ401b (図4)に指示する。これを
受けてDBサーバ401b は、鮮度DB401a 内の図
6に示されるフィールド構造を有する生鮮物情報テーブ
ルEFRSHFD に、新たな生鮮物に対応するレコードを追加
する。このレコードの各フィールドには、図13に示さ
れる画面例の各入力フィールドから入力された値が格納
される。なお、同レコードには親レコードは存在しない
ため PRT_IDフィールドには不存在を表わす値(例えば
「000」)が設定され、ルートレコードは自分自身で
あるためRT_IDフィールドにはFRSHFD_IDフィールドに
格納される自分自身の生鮮物識別コード値と同じ値が格
納される。また、 MEM_IDフィールドには、ログイン時
に入力されたユーザID(メンバー識別コード)が格納
される。
【0080】鮮度DB401a への書込みプログラム4
01d は次に、クライアント端末403から送られてき
た鮮度情報の鮮度DB401a への書込みを、DBサー
バ401b (図4)に指示する。これを受けてDBサー
バ401b は、鮮度DB401a 内の図6に示されるフ
ィールド構造を有する鮮度情報テーブルEFRESHに、新た
な鮮度情報に対応するレコードを追加する。このレコー
ド各フィールドのうち(図6参照)、FRSHFD_IDフィー
ルドには、上記処理により生鮮物情報テーブルEFRSHFD
に新たに生成されたレコードに設定された生鮮物識別コ
ードの値が格納される。BRNUM フィールドには、初期値
を示す枝番(例えば「001」)が格納される。PS_TI
MEフィールドには、経過時間なしを示す値が格納され
る。TEMP及びKVALUEフィールドには、クライアント端末
403において入力された各値が格納される。また、AR
_TIMEフィールドには、収穫日時が到着時間の初期値と
して格納される。
【0081】以上、図21の動作フローチャートで示さ
れる一連の処理によって、収穫(生産)時における生鮮
物情報と鮮度情報の初期情報の登録が実現される。オーダー:生鮮物一覧画面及び処理 生産者、卸売業者などを問わず、生鮮物を所有者はこの
画面によってその情報を開示できる。オーダー側では、
一覧表示される生鮮物情報の中から、オーダーしたい生
鮮物に対しオーダー項目を選択(クリック)する。その
結果、生鮮物情報の詳細表示画面が表示される。詳細表
示画面で内容を確認後、数量を入力しオーダーすること
ができる。
【0082】図14は、図11のメイン画面例の「オー
ダー」リンクを選択することによって、ログイン認証処
理の後にクライアント端末403に表示される生鮮物一
覧画面例を示す図である。ログイン認証処理については
前述した(図22のステップ2201と2202に対
応)。
【0083】生鮮物一覧画面表示は、サーバコンピュー
タ401が図22のステップ2203の処理(後述す
る)の後、ステップ2204の処理プログラム401d
において、DBサーバ401b を介して鮮度DB401
a 内の図6に示されるフィールド構造を有する生鮮物情
報テーブルEFRSHFD にアクセスし、更にそこからリンク
(リレーション)する他のテーブルにもアクセスしなが
ら、必要な画面データをクライアント端末403に送信
し、クライアント端末403内のWWWブラウザ又はi
モードサービス403a が、受信した画面データに基づ
いて画面表示処理を実行することにより、実現される。
【0084】生鮮物一覧画面は、以下の3つの機能を有
する。 (A)登録されている生鮮物の概要を表示する。 (B)鮮度情報をリアルタイムで表示する。
【0085】(C)購入希望したい生鮮物を選択して、
購入画面へ移動する。 以下に上記3つの機能を実現する画面機能の詳細につい
て説明する。図14に示されるように、登録されている
生鮮物に関する主要な情報とリアルタイムの鮮度情報を
一覧表示する。表示項目は、以下の11項目である。左
から順に、(1)〜(12)とする。 (1)購入アイコン 購入希望の生鮮物が決定、若しくは詳細情報が見たい場
合に、このアイコンを選択(クリック)する。このアイ
コンを選択すると、該当する生鮮物の詳細が表示された
購入画面へ移動する(後述する図15の画面例を参
照)。 (2)ID 生鮮物を識別するためのIDを表示する。このIDは、
図6の生鮮物情報テーブルEFRSHFD のFRSHFD_IDフィー
ルドから読み出される。例えば、遠隔地にいる2人が、
この画面を見ながら購入を希望する生鮮物を探している
場合、識別IDだけで、該当する生鮮物が探しあてるこ
とができる。 (3)生産地 生鮮物の生産地を表示する。これは、図6の生鮮物情報
テーブルEFRSHFD のSEISANフィールドから読み出され
る。鮮魚であれば漁港や漁協を指す。購入条件が生産地
であれば、この列を参照すればよい。 (4)漁獲値(収穫地) 生鮮物の漁獲値(収穫地)を表示する。これは、図6の
生鮮物情報テーブルEFRSHFD のSHUKAKU フィールドから
読み出される。鮮魚であれば、漁場を指す。 (5)生鮮物名 生鮮物名を表示する。これは、図6の生鮮物情報テーブ
ルEFRSHFD の BUNRUI1_ID及び BUNRUI2_IDフィールド
の各値をキーとして、図5の生鮮物分類IテーブルEBUN
RUI1内の BUNRUI1_NMフィールド及び生鮮物分類IIテー
ブルEBUNRUI2内の BUNRUI2_NMフィールドからそれぞれ
読み出された各文字列を結合したものである。例えば、
鮮魚であれば「マグロ類メバチマグロ」となる。 (6)状態 付加価値情報を表示する。これは、図6の生鮮物情報テ
ーブルEFRSHFD のSTATUSフィールドから読み出される。
例えば、天然もの、養殖もの、無農薬、有機栽培、など
である。 (7)単位 購入する場合の、最小単位を表示する。これは、図6の
生鮮物情報テーブルEFRSHFD のTO_SZフィールドから読
み出される。例えば「10匹」と表示されていれば、購
入時に数量1と入力すると10匹購入できることを示
す。 (8)数量 上記最小単位を単位とした総数量を表示する。これは、
図6の生鮮物情報テーブルEFRSHFD のTOTAL フィールド
から読み出される。 (9)売値 生鮮物の売値を表示する。これは、図6の生鮮物情報テ
ーブルEFRSHFD のPRICE フィールドから読み出される。
生鮮物の所有者が入力した希望売価であり、購入者はこ
の値段でのみ購入することができる。 (10)サイズ 生鮮物の大きさなどの付加価値情報を表示する。図6の
生鮮物情報テーブルEFRSHFD の BUN_SZフィールドから
読み出される。例えば鮮魚では、大きさが一定のものが
希望ならば、この項目で目標のサイズを探せば一定の大
きさのものが購入できる。 (11)鮮度情報:K値 生鮮物の鮮度情報としてK値を表示する。K値は0から
100までの数字で、0に近いほど新鮮であることを示
す。この画面表示が実行された時点において、サーバコ
ンピュータ401が図22のステップ2203でK値算
出処理プログラム401d を実行することによって、再
計算されたK値がリアルタイムで表示される。クライア
ント端末403側で、WWWブラウザ又はiモードサー
ビス403a において、再読み込みボタン等を押すこと
によって再表示させれば、図22のステップ2203の
K値算出処理プログラム401d が再実行され、いつで
も最新のK値を表示させることが可能となる。
【0086】サーバコンピュータ401が実行する図2
2のステップ2203のK値算出処理について、図24
の動作フローチャートに基づいて以下に詳細に説明す
る。まず、鮮度DB401a 内の図5に示される生鮮物
情報テーブルEFRSHFD において、現在表示データ作成処
理を行っているレコードのFRSHFD_IDフィールドから生
鮮物識別コードが取得される(図24のステップ240
1)。
【0087】次に、鮮度情報テーブルEFRESHから、ステ
ップ2401で取得した生鮮物識別コード値がFRSHFD_
IDフィールドに設定されているレコードが抽出される。
抽出されるレコードは、到着時間が格納されているAR_
TIMEフィールドに関して時間降順でソートされる(図2
4のステップ2402)。
【0088】続いて、ステップ2402で抽出されたレ
コード群の先頭レコードから順に、即ち到着時間が現在
に近いほうのレコードから順に検索し、KVALUEフィール
ドにK値が格納されている最初のレコードが抽出され、
そのレコードに格納されているK値が、初期値に設定さ
れる(図24のステップ2403)。
【0089】最後に、ステップ2403で抽出されたレ
コードのAR_TIMEフィールドに格納されている到着時間
から現在までの経過時間と、同じくTEMPフィールドに格
納されている温度と、ステップ2403で設定されたK
値の初期値とを使用して、前述した数1式に基づいて、
現在に対応するK値が算出される(図24のステップ2
404)。このときに数1式で使用される活性化エネル
ギーEa と頻度因子Aの各値は、生鮮物の種類に依存す
るパラメータであり、次のようにして算出される。な
お、数1式におけるRは気体定数であるため、直接プロ
グラム内に記述されている。
【0090】まず、生鮮物情報テーブルEFRSHFD におい
て、現在表示データ作成処理を行っているレコードの B
UNRUI2_IDフィールドから分類II識別コード値が抽出さ
れ、続いて活性化エネルギー、頻度因子・K値対応テー
ブルECONSTK において、 BUNRUI2_IDフィールドに上記
分類II識別コード値が格納されているレコードが抽出さ
れる。そして、そのレコードのEA及びAフィールドから
それぞれ、現在表示データ作成処理を行っている生鮮物
の中分類に対応する活性化エネルギーEa と頻度因子A
の各値が抽出される。
【0091】以上のようにして、本発明の実施の形態で
は、収穫(生産)された生鮮物について、最新時点(現
時点)での鮮度を、直接計測することなくK値という形
式で取得することが可能となる。 (12)鮮度情報:経過時間 生鮮物が収穫されてからの経過時間を表示する。これ
は、図6の生鮮物情報テーブルEFRSHFD のSH_TIMEフィ
ールドから読み出される収穫時間を基点とする現在まで
の経過時間が計算されて、リアルタイム表示される。購入画面及び処理 上記(1)で説明したように、購入希望の生鮮物が決
定、若しくは詳細情報が見たい場合に、図14の生鮮物
一覧画面内の所望の生鮮物に対応する行の「購入アイコ
ン」を選択(クリック)することで購入画面へ移動する
ことができる。
【0092】図15は、購入画面例を示す図である。こ
の画面表示において、サーバコンピュータ401がま
ず、図22のステップ2205の処理プログラム401
d を実行することによって、選択された「購入アイコ
ン」に対応する生鮮物識別コード(クライアント端末4
03から返信されたコードに埋め込まれている)をキー
として、DBサーバ401b (図4)を介して鮮度DB
401a の生鮮物情報テーブルEFRSHFD 内の該当レコー
ドを抽出する(このとき選択された生鮮物をとす
る)。
【0093】続いて、サーバコンピュータ401が、図
22のステップ2206の処理プログラム401d を実
行することによって、ステップ2205で抽出されたレ
コードの各フィールド内容に基づいて、必要な画面デー
タをクライアント端末403に送信し、クライアント端
末403内のWWWブラウザ又はiモードサービス40
3a が、受信した画面データに基づいて画面表示処理を
実行することによって、図15に例示される購入画面が
クライアント端末403のディスプレイに表示される。
【0094】この購入画面を使用した購入登録では、数
量を入力して購入登録を行うことができる。購入登録し
た生鮮物は、本発明の実施の形態のシステムにおいて、
売り手として公開することができる。
【0095】以下に購入画面の機能の詳細について説明
する。 (A)生鮮物詳細表示 生鮮物の詳細を表示することができる。 (1)ID 生鮮物の識別コードを表示する。これは、図6の生鮮物
情報テーブルEFRSHFDのFRSHFD_IDフィールドから読み
出される。 (2)生産者 生産者名を表示する。これは、図6の生鮮物情報テーブ
ルEFRSHFD の MEM_IDフィールドに格納されているメン
バー識別コードをキーとして、図5のメンバーマスタテ
ーブルEMEMBER 内の該当レコードが抽出され、そのレコ
ードの MEM_NMフィールドの値として読み出される。 (3)生産地 生鮮物が生産された地名を表示する。これは、図6の生
鮮物情報テーブルEFRSHFD のSEISANフィールドから読み
出される。 (4)漁獲地 生鮮物を収穫した場所を表示する。これは、図6の生鮮
物情報テーブルEFRSHFD のSHUKAKU フィールドから読み
出される。 (5)収穫日時 生鮮物を収穫した日時を表示する。これは、図6の生鮮
物情報テーブルEFRSHFD のSH_TIMEフィールドから読み
出される。 (6)生産物名 生産物名称を表示する。これは、図14の生鮮物一覧画
面の(5)と同じく、図6の生鮮物情報テーブルEFRSHF
D の BUNRUI1_ID及び BUNRUI2_IDフィールドの各値を
キーとして、図5の生鮮物分類IテーブルEBUNRUI1内の
BUNRUI1_NMフィールド及び生鮮物分類IIテーブルEBUN
RUI2内の BUNRUI2_NMフィールドからそれぞれ読み出さ
れた各文字列を結合したものである。例えば、鮮魚であ
れば「マグロ類メバチマグロ」となる。 (7)生鮮物分類1 生鮮物の大分類を表示する。これは、上記(6)の生鮮
物分類IテーブルEBUNRUI1内の BUNRUI1_NMフィールド
から読み出した値である。 (8)生鮮物分類2 生鮮物の中分類を表示する。これは、上記(6)の生鮮
物分類IIテーブルEBUNRUI2内の BUNRUI2_NMフィールド
から読み出した値である。 (9)ステータス 付加価値情報を表示する。これは、図14の生鮮物一覧
画面の(6)と同じく、図6の生鮮物情報テーブルEFRS
HFD のSTATUSフィールドから読み出される。 (10)分別済サイズ 生鮮物が大きさなどで分別されているとき、その大きさ
を表示する。これは、図14の生鮮物一覧画面の(1
0)と同じく、図6の生鮮物情報テーブルEFRSHFD の、
BUN_SZフィールドから読み出される。 (11)保存方法 冷凍保存か否かを表示する。これは、図6の生鮮物情報
テーブルEFRSHFD のFREEZEフィールドから読み出され
る。 (12)取引最小サイズ 購入する場合の、取引の最小単位を表示する。これは、
図14の生鮮物一覧画面の(10)と同じく、図6の生
鮮物情報テーブルEFRSHFD のTO_SZフィールドから読み
出される。 (13)数量(トータル口数) 上記最小単位を単位とした総数量を表示する。これは、
図14の生鮮物一覧画面の(8)と同じく、図6の生鮮
物情報テーブルEFRSHFD のTOTAL フィールドから読み出
される。 (14)売価 生鮮物の売値を表示する。これは、図14の生鮮物一覧
画面の(9)と同じく、図6の生鮮物情報テーブルEFRS
HFD のPRICE フィールドから読み出される。 (15)コメント 生鮮物に対するコメント、説明などが表示される。これ
は、図6の生鮮物情報テーブルEFRSHFD のCOMMENT フィ
ールドから読み出される。 (B)購入登録 購入情報を指定することができる。 (1)数量入力 購入数量を入力する入力ボックスである。 (2)購入ボタン このボタンを選択(クリック)することにより、表示さ
れている生鮮物の購入を実行することができる。
【0096】この結果、上記数量データが、クライアン
ト端末403からサーバコンピュータ401内のWWW
サーバ401c に送られる。WWWサーバ401c はこ
れを受けて、生鮮物購入処理プログラム401d を起動
する。
【0097】同プログラムはまず、クライアント端末4
03から受け取った数量データを入力する(図22のス
テップ2207)。次に同プログラムは、クライアント
端末403からの指示が、「購入」ボタンの送信指示な
のか「戻る」リンク(図15参照)の選択なのかを判定
する(図22のステップ2208)。
【0098】もし「戻る」リンクが選択されている場合
には、ステップ2204の処理に戻って、図14の生鮮
物一覧画面の再表示処理が実行される(図22のステッ
プ2203−>704)。
【0099】「購入」ボタンが選択されたと判定した場
合には、購入指示に基づく一連のデータの鮮度DB40
1a への書込み処理を実行する(図22のステップ22
09)。
【0100】ここでは、図22のステップ2209−
1、2209−2、及び2209−3の一連の処理が実
行される。まず、現在購入対象となっている生鮮物情報
のレコードが、クライアント端末403から返された情
報に含まれている生鮮物識別コードをキーとして、図6
の生鮮物情報テーブルEFRSHFD 内の該当レコードの、TO
TAL フィールドの値が、クライアント端末403から指
示された数量だけ減算した値に置換させられる(図22
のステップ2209−1)。
【0101】次に、図9及び図10で説明した原理に従
って、購入の取引きに対応する新たな生鮮物情報の1つ
のレコードが、図6の生鮮物情報テーブルEFRSHFD 内に
生成される。このレコードの内容は、現在購入対象とな
っている生鮮物情報の元のレコードの内容が継承された
ものである(図22のステップ2209−2)。
【0102】最後に、その新たな生鮮物情報のレコード
にリレーションが張られた鮮度情報のレコードが、図6
の鮮度情報テーブルEFRESH内に生成される。各レコード
の内容は、現在購入対象となっている元の生鮮物情報の
元のレコードにリレーションが張られている鮮度情報の
各レコードの内容が、継承されたものである(図22の
ステップ2209−3)。鮮度履歴の表示・登録画面及び処理 図15に例示される購入画面で、「温度履歴」リンクを
選択(クリック)することにより、現在購入対象(詳細
表示対象)となっている生鮮物がどのような経路、温
度、時間を経てきたかを確認することができる。
【0103】図16は、図15に例示される購入画面で
「温度履歴」リンクを選択することにより表示される鮮
度履歴管理画面例を示す図である。鮮度履歴管理画面表
示は、サーバコンピュータ401が図23のステップ2
301及び2302の処理プログラム401d で、図6
の鮮度情報テーブルEFRESHから、現在処理対象となって
いる生鮮物情報の生鮮物識別コード値(クライアント端
末403から返される)がFRSHFD_IDフィールドに設定
されているレコード群をAR_TIMEフィールド(到着時
間)に関して時間昇順にソートして抽出し(すなわち経
路に沿ってソートされたものが抽出されることにな
る)、それらのレコード群の各フィールド内容に基づい
て、必要な画面データをクライアント端末403に送信
し、クライアント端末403内のWWWブラウザ又はi
モードサービス403a が、受信した画面データに基づ
いて画面表示処理を実行することによって、実行され
る。
【0104】以下に鮮度履歴画面の機能詳細について説
明する。 (1)到着時間 時間的・位置的な各流通ポイントにおける到着時間を表
示する。これは図6の鮮度情報テーブルEFRESHのAR_TI
MEフィールドから読み出される。 (2)温度 時間的・位置的な各流通ポイントにおける生鮮物の温度
を表示する。これは、図6の鮮度情報テーブルEFRESHの
TEMPフィールドから読み出される。 (3)時間 時間的・位置的な各流通ポイントにおける生鮮物の収穫
(生産)時からの経過時間を表示する。これは、図6の
鮮度情報テーブルEFRESHのPS_TIMEフィールドから読み
出される。 (4)到着時のK値 実測された場合に、時間的・位置的な各流通ポイントに
おける生鮮物のK値を表示する。これは、図6の鮮度情
報テーブルEFRESHのKVALUEフィールドから読み出され
る。 (5)所有者ID 現在表示対象とされている鮮度情報を取り引きしている
所有者のID(メンバー識別コード)を表示する。これ
は、図6の鮮度情報テーブルEFRESHの MEM_IDフィール
ドから読み出される。 (6)付加的な経路情報 到着時間に基づく経路情報の他に付加されている経路の
情報を表示する。これは、図6の鮮度情報テーブルEFRE
SHのROUTフィールドから読み出される。 (7)保管場所 現在表示対象の鮮度情報に対応する生鮮物の保管場所を
表示する。これは、図6の鮮度情報テーブルEFRESHのBR
ANCH_IDフィールドの場所枝番をキーとして、図7の場
所テーブルLOCATION内の該当レコードのDETAIL1 フィー
ルドの値として読み出される。 (8)衛生対応 現在表示対象の鮮度情報に対応する生鮮物の保管場所の
衛生対応状況を表示する。これは、図6の鮮度情報テー
ブルEFRESHのBRANCH_IDフィールドの場所枝番をキーと
して、図7の場所テーブルLOCATION内の該当レコードが
抽出され、更にそのレコード内の QUALITY_IDフィール
ドの環境衛生コードをキーとして、図7の環境衛生テー
ブルQUALITY 内の該当レコードの QUALITY_NMフィール
ドの値として読み出される。
【0105】図16に例示される鮮度履歴管理画面は、
図15に例示される購入画面において「温度履歴」リン
クを選択した場合のみならず、図11に例示されるメイ
ン画面で「鮮度情報メンテナンス」リンクを選択(クリ
ック)した場合においても表示させることができる。
【0106】何れの場合においても、鮮度履歴を単に確
認するだけでなく、各流通ポイントにおいて、取り引き
される生鮮物がどのような環境下で何時間置かれていた
かを正確に管理することができ、また、それぞれに保管
場所の衛生対応状況等も把握することができる。
【0107】更に図16の画面例では、現在選択されて
いる生鮮物に対するK値の現在値がリアルタイムで算出
されて表示される。この表示は、サーバコンピュータ4
01が図22のステップ2203で実行したのと同様の
図24の動作フローチャートで示される処理を実行して
K値をリアルタイムに算出し、必要な画面データとして
クライアント端末403に送信する動作として実現され
る。
【0108】図11に例示されるメイン画面で「鮮度情
報メンテナンス」リンクを選択(クリック)することに
より図16の鮮度履歴管理画面が表示される場合には、
それぞれの保存時、輸送時における生鮮物の温度、時間
等を入力、訂正、削除することができる。
【0109】まず、鮮度履歴管理画面において、特には
図示しない「新規追加」リンクが選択(クリック)され
ると、新たな鮮度履歴の追加が可能となる。上記リンク
の選択指示は、クライアント端末403からサーバコン
ピュータ401内のWWWサーバ401c に送られる。
WWWサーバ401c はこれを受けて、図23のステッ
プ2303の処理プログラム401d を起動する。
【0110】同プログラムは、クライアント端末403
からの指示が、「新規追加」の選択なのか「戻る」リン
ク(図16参照)の選択なのかを判定する。もし「戻
る」リンクが選択されている場合には、前画面を表示す
るための処理が実行される(図23のステップ230
6)。
【0111】「新規追加」ボタンが選択されたと判定し
た場合には、鮮度履歴の新規追加のための画面データを
クライアント端末403に送信し、クライアント端末4
03内のWWWブラウザ又はiモードサービス403a
が、受信した画面データに基づいて画面表示処理を実行
することにより、鮮度履歴登録画面をディスプレイに表
示する。
【0112】図17は、鮮度履歴登録画面例を示す図で
ある。以下に、鮮度履歴登録画面について、詳細に説明
する。同画面は、図17に示されるように、右画面で鮮
度履歴情報の基本属性を入力できると共に、左画面でそ
のときの生鮮物の保管場所に関する情報を確認しながら
指定することができる。右画面の機能を中心に説明す
る。 (1)到着時間(K値を測定したならば、K値の測定日
時) 必須入力項目であり、生鮮物が追加対象の流通ポイント
に到着した時間を入力する。ただし、K値を測定した場
合には、K値の測定日時を入力する。 (2)温度 必須入力項目であり、生鮮物の温度を入力する。 (3)時間 必須入力項目であり、生鮮物の収穫(生産)時からの経
過時間を入力する。 (4)到着時のK値 K値を実際に測定した場合に、その測定値を入力する。 (5)入力時の所有者ID ここには、入力者のメンバー識別コード(会員ID)が
表示される。 (6)付加的な経路情報 輸送時などの輸送経路や、保管場所の詳細情報などを入
力する。例えば、HACCP対応や衛生レベルなど、付
加的な情報を入力する。 (7)場所ID 左画面に表示されている保管場所の中から、適切な保管
場所を選定して保管場所IDフィールドに表示されてい
るIDを入力する。その後、「追加」ボタンが選択(ク
リック)されることにより、右画面の「保管場所」「衛
生対応名」「詳細1」「詳細2」「詳細3」の各フィー
ルドに、選択された保管場所に対応する内容が自動的に
表示される。これは、サーバコンピュータ401のWW
Wサーバ401c から起動された処理プログラム401
d が、DBサーバ401b を介して、上記場所IDフィ
ールド値として指定された場所枝番をキーとして図7の
場所テーブルLOCATION内の該当レコードにアクセスして
その内容を取得し、更にそのレコード内の QUALITY_ID
フィールド値をキーとして図7の環境衛生テーブルQUAL
ITY 内の該当レコードにアクセスしてその内容を取得
し、これら取得した内容を表示する動作として実現され
る。
【0113】以上の鮮度履歴登録画面での入力動作の
後、特には図示しない「追加」ボタンの選択(クリッ
ク)によって、上記各入力項目データが、クライアント
端末403からサーバコンピュータ401内のWWWサ
ーバ401c に送られる。WWWサーバ401c はこれ
を受けて、図23のステップ2304と2305の処理
プログラム401d を起動する。
【0114】同プログラムはまず、クライアント端末4
03から送られてきた上記各入力項目を取り込み(図2
3のステップ2304)、続いて、新規追加指示に基づ
く鮮度情報の鮮度DB401a への書込み処理を実行す
る(図23のステップ2305)。
【0115】ここでは、図23のステップ2305−
1、2305−2、2305−3、及び2305−4の
一連の処理が実行される。まず、現在履歴管理対象とな
っている生鮮物情報の生鮮物識別コード(クライアント
端末403から返される)がFRSHFD_IDフィールドに設
定されている図6の鮮度情報テーブルEFRESHのレコード
が抽出され、AR_TIMEフィールドに関して時間降順にソ
ートされる。そして、抽出された先頭レコード、即ち最
も到着時間が新しいレコードのBRNUM フィールドに格納
されている枝番が取得され、それに1を加算して得られ
る値が最新の経路番号として取得される(図23の23
05−1)。
【0116】続いて、クライアント端末403からK値
が入力されているか否かが判定され(図23の2305
−2)、入力されていなければ前述した図24に示され
る動作フローチャートの処理に従ってK値が算出され
(図23の2305−3)、図6の鮮度情報テーブルEF
RESHに、クライアント端末403から指示された入力項
目に従って、新たなレコードが生成される。この場合、
BRNUM フィールドには、ステップ2305−1で算出さ
れた最新の経路番号が枝番として格納され、 DEL_FLG
フィールド値を除くその他のフィールドには、クライア
ント端末403から指示又は返された各項目値が設定さ
れる。なお、クライアント端末403からK値が入力さ
れていない場合に、ステップ2305−3でK値を算出
しておくのは、あとからK値のリアルタイム算出要求が
あったときに、前述の数1式の計算において、そのK値
を初期値とすることにより積分の演算回数を削減でき、
K値のリアルタイム算出処理を高速に実行できるためで
ある。
【0117】以上のようにして、鮮度DB401a の生
鮮物情報テーブルEFRSHFD 内に存在する任意の生鮮物情
報について、それが取り引きされる場合における各流通
ポイントにおける鮮度情報を自由に追加することができ
る。なお、新規追加時の到着時間を、図16に例示され
ている鮮度履歴の一覧表示内の任意の到着時間の間にな
るように設定すれば、既存の流通ポイントの間に新たな
鮮度履歴を挿入することができる。
【0118】次に、図16に例示される鮮度履歴管理画
面において、一覧表示されている鮮度履歴レコードのう
ちの所望の到着時間の表示リンク部分を選択(クリッ
ク)すると、その到着時間に対応する鮮度情報を訂正又
は削除できる。
【0119】上記リンクの選択指示は、クライアント端
末403からサーバコンピュータ401内のWWWサー
バ401c に送られる。WWWサーバ401c はこれを
受けて、特には図示しないが、訂正・削除のための処理
プログラム401d を起動する。
【0120】同プログラムは、上記リンクの選択指示と
共にクライアント端末403から返される生鮮物識別コ
ードをキーとして、図6の鮮度情報テーブルEFRESH及び
それにリンクする場所テーブルLOCATION並びに環境衛生
テーブルQUALITY から該当レコードを抽出し、それらの
レコードの各フィールド内容を有する訂正・削除のため
の画面データをクライアント端末403に送信し、クラ
イアント端末403内のWWWブラウザ又はiモードサ
ービス403a が、受信した画面データに基づいて画面
表示処理を実行することにより、鮮度履歴の訂正又は削
除の画面をディスプレイに表示する。基本的な画面構成
は、図17と同様である。
【0121】この画面において、必要事項を訂正した後
に、「更新」ボタンを選択(クリック)すると、各入力
項目がクライアント端末403からサーバコンピュータ
401内のWWWサーバ401c に返され、WWWサー
バ401c が訂正処理のプログラム401d を起動す
る。同プログラムは、クライアント端末403から返さ
れた訂正内容によって、鮮度情報テーブルEFRESHの該当
レコードの内容を更新する。
【0122】一方、上記画面において、「削除」ボタン
を選択(クリック)すると、その指示がクライアント端
末403からサーバコンピュータ401内のWWWサー
バ401c に返され、WWWサーバ401c が削除処理
のプログラム401d を起動する。同プログラムは、生
鮮物情報テーブルEFRSHFD の該当レコードの内容を削除
する。会員登録画面及び処理 本発明の実施の形態のシステムを使用するためには、会
員として登録する必要がある。その処理は、図11のメ
イン画面例の「新規入会」リンクを選択することによっ
て表示される会員登録画面を用いて行える。また、新規
登録後のメンテナンスは、図11のメイン画面例の「会
員メンテナンス」リンクを選択することによって表示さ
れる会員更新画面を用いて行える。
【0123】何れの場合においても、サーバコンピュー
タ401のWWWサーバ401c から起動される処理プ
ログラム401d が、クライアント端末403と通信し
ながら、鮮度DB401a のメンバーマスタテーブルEM
EMBER に対して新規登録・更新・削除処理を実行するこ
とによって、必要な機能を実現できる。これらの処理
は、一般的なデータベース処理のため、その詳細な動作
については省略する。場所登録画面及び処理 図18に、会員登録によってクライアント端末403に
表示される画面例を示す。本発明の実施の形態では更
に、登録された会員に関連付けて、生鮮物の保管場所を
予め登録しておくことができる。図18に例示される画
面において、「場所情報へ」リンクを選択(クリック)
することにより、図19に示される場所登録画面が表示
される。
【0124】図19において、左画面には、現在選択さ
れている会員に対応する場所がリンク表示される。この
表示は、サーバコンピュータ401のWWWサーバ40
1cから起動される処理プログラム401d が、現在指
定されているメンバー識別コード(会員ID)をキーと
して、図7の場所テーブルLOCATIONの該当レコードを抽
出しそのDETAIL1 フィールドの値を抽出し、それらをク
ライアント端末403にリンク画面データとして送出す
ることにより、実現される。
【0125】左画面で「新規」リンクが選択(クリッ
ク)されると、サーバコンピュータ401のWWWサー
バ401c から起動される処理プログラム401d が、
図19に例示される右画面を構成するための画面データ
をクライアント端末403に送信する。
【0126】この右画面の各項目に入力が行われた後に
「登録」ボタンが選択(クリック)されると、各入力項
目がクライアント端末403からサーバコンピュータ4
01に送られ、WWWサーバ401c から起動された処
理プログラム401d が、場所テーブルLOCATIONに新規
レコードを追加し、更にメンバーマスタテーブルEMEMBE
R 及び環境衛生テーブルQUALITY に必要なリンクを張
る。
【0127】左画面で既存の場所リンクが選択される
と、サーバコンピュータ401のWWWサーバ401c
から起動される処理プログラム401d が、現在選択さ
れているメンバー識別コードをキーとして、図7の場所
テーブルLOCATION上の該当レコード及びそこからリンク
する環境衛生テーブルQUALITY 上の該当レコードにアク
セスし、各レコードから取得した各フィールド値に基づ
いて、既存の値が記入された図19に例示される右画面
を構成するための画面データをクライアント端末403
に送信する。
【0128】右画面の各項目に入力が行われた後に、特
には図示しない「更新」ボタンが選択(クリック)され
ると、各入力項目がクライアント端末403からサーバ
コンピュータ401に送られ、WWWサーバ401c か
ら起動された処理プログラム401d が、場所テーブル
LOCATION上の該当レコードの内容を更新する。原料証明書画面及び処理 図20は、図11のメイン画面例の「鮮度情報メンテナ
ンス」リンクを選択しさらにその中の特には図示しない
サブリンクを選択することによって、クライアント端末
403に表示される原料証明書画面例を示す図である。
【0129】ここでは、サーバコンピュータ401のW
WWサーバ401c から起動される処理プログラム40
1d が、生鮮物情報テーブルEFRSHFD 、生鮮物分類Iテ
ーブルEBUNRUI1、及び生鮮物分類IIテーブルEBUNRUI2に
アクセスすることにより図20の「生鮮物情報」として
示されるテーブル部分を表示する画面データを送出し、
生鮮物情報テーブルEFRSHFD 、場所テーブルLOCATION、
及び環境衛生テーブルQUALITY にアクセスすることによ
り図20の「温度履歴情報」として示されるテーブル部
分を表示する画面データを送出し、メンバーマスタテー
ブルEMEMBER にアクセスすることにより図20の画面例
右上の所有者情報のテーブルを表示する画面データを送
出する。
【0130】更に、同プログラム401d は、図22の
ステップ2203で実行したのと同様の図24の動作フ
ローチャートで示される処理を実行してK値をリアルタ
イムに算出し、必要な画面データとしてクライアント端
末403に送信する。これにより、生鮮物のK値の現在
値をリアルタイムに原料証明書に表示することができ
る。
【0131】ユーザは、図20に例示されるように原料
証明書画面の上部に表示される宛名フィールドに生鮮物
の販売先名を入力し、この画面を印刷することにより、
原料証明書を簡単に作成することができる。他の実施の形態 以上、本発明の一実施の形態について説明してきたが、
本発明は、流通のポイント毎に生鮮物の鮮度を決定する
鮮度情報を入力して電子記憶媒体に記憶させ、その情報
に基づいて各ポイントにおける生鮮物の鮮度を算出でき
るようにしたという点で、生鮮物の流通パラダイムを大
きく変革できる可能性を持っている。この場合に、鮮度
情報の具体的実現例としてK値という指標を用いたが、
本発明はこれを使うという概念にとどまるものではな
く、生鮮物流通のビジネスモデルに鮮度情報の価値連鎖
を導入したという点が画期的であると確信する。従っ
て、本発明においては、鮮度情報としては、他に考えら
れるどのような鮮度指標をも活用することができる。
【0132】また本発明は、上述の実施の形態のよう
に、クライアント−サーバ型の通信処理として実現され
る必然性はなく、1つの生鮮物に対する生鮮物情報と、
それにリンクする複数の鮮度情報が、ICカード等のよ
うに生鮮物に添付していっしょに流通される可搬型記憶
媒体に記憶され、各流通ポイントにおける鮮度情報がそ
の可搬型記憶媒体に順次追加され、その内容を確認でき
るように構成されてもよい。
【0133】なお本発明は、コンピュータにより使用さ
れたときに、上述の本発明の実施の形態の各構成により
実現される機能と同様の機能をコンピュータに行わせる
ためのコンピュータ読出し可能記録媒体として構成する
こともできる。この場合に、例えばフロッピィディス
ク、CD−ROMディスク、光ディスク、リムーバブル
ハードディスク等の可搬型記録媒体や、ネットワーク回
線経由で、本発明の実施の形態の各種機能を実現するプ
ログラムが、コンピュータ内のメモリ(RAM又はハー
ドディスク等)にロードされて、実行される。
【0134】
【発明の効果】本発明によれば、図1に示されるごと
く、生鮮物の鮮度をリアルタイムに得られることによ
り、コンピュータ及びインターネット等のコンピュータ
ネットワーク上での真の流通が可能になる。
【0135】また、今までは生産者、産地市場、卸売市
場、小売、消費者と一方通行であった生鮮物の流れ、生
鮮物の情報の流れを、両方向、多方向に配信することが
可能となる。
【0136】より具体的には、本発明によれば、生鮮物
の保存時、輸送時にその温度、時間を入力することによ
り、鮮度情報の履歴を管理することができ、この履歴情
報をもとにリアルタイムなK値を表示することが可能と
なる。
【0137】また、生産時からの一種の履歴書を保持し
ているため、その生鮮物の身元を保証することができ、
各流通ポイント毎に原材料証明という形式で表示を行う
こともできて、HACCP(危害分析重要管理点)に容
易に対応することが可能となる。
【0138】更に、小売り業者は、消費者への情報開示
が重要であるが、本発明によれば、リアルタイムにK値
を算出・表示することにより、消費者にとって有用な情
報を提供することが可能となる。
【0139】また、小売業者にとって、棚持ち時間を把
握できるようになり、商品管理・在庫管理が容易とな
る。このように、商品管理・在庫管理の問題から、いま
までコンビニ等では扱えなかった生鮮物を扱うことが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図(その1)である。
【図2】本発明のブロック図(その2)である。
【図3】本発明の概念図である。
【図4】本発明の実施の形態の全体構成図である。
【図5】テーブル構造図(その1)である。
【図6】テーブル構造図(その2)である。
【図7】テーブル構造図(その3)である。
【図8】テーブル間のリレーションの説明図である。
【図9】生鮮物情報と鮮度情報の継承動作の説明図であ
る。
【図10】鮮度DB上での継承構造の説明図である。
【図11】メイン画面例を示す図である。
【図12】ログイン画面例を示す図である。
【図13】収穫(生産)登録画面例を示す図である。
【図14】生鮮物一覧画面例を示す図である。
【図15】購入画面例を示す図である。
【図16】鮮度履歴管理画面例を示す図である。
【図17】鮮度履歴登録画面例を示す図である。
【図18】会員登録画面例を示す図である。
【図19】場所登録画面例を示す図である。
【図20】原料証明書画面例を示す図である。
【図21】収穫(生産)登録の動作フローチャートを示
す図である。
【図22】取引処理の動作フローチャートを示す図であ
る。
【図23】鮮度履歴管理の動作フローチャートを示す図
である。
【図24】K値算出処理の動作フローチャートを示す図
である。
【図25】鮮度判定紙によるK値測定方法の説明図であ
る。
【符号の説明】 401 サーバコンピュータ 401a 鮮度DB 401b DBサーバ 401c WWWサーバ 401d プログラム 402 インターネット 403 クライアント端末 403a WWWブラウザ又はiモードサービス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 MM08 MM22 MM42 NN38 PP04 5B049 BB03 CC00 DD01 EE05 FF01 GG02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生鮮物の流通における生鮮物の鮮度を管
    理するための方法であって、 前記流通のポイント毎に、流通される生鮮物の鮮度を決
    定する鮮度情報を入力する過程と、 前記ポイント毎に、前記入力した鮮度情報を、前記生鮮
    物及びポイントに対応付けて電子記憶媒体に記憶する過
    程と、 前記ポイント毎に、該ポイントにおいて入力した鮮度情
    報と該ポイントまでに取得し前記電子記憶媒体に記憶し
    ている鮮度情報とに基づき、該ポイントにおける前記生
    鮮物の鮮度を電子演算装置を用いて算出する過程と、 入力される所望の生鮮物及びポイントに対応する鮮度の
    提示要求に対応する鮮度を電子提示装置を介して提示す
    る過程と、 を含むことを特徴とする鮮度管理方法。
  2. 【請求項2】 生鮮物の流通における生鮮物の鮮度をコ
    ンピュータネットワークを介して管理するための方法で
    あって、 前記流通のポイント毎の生鮮物の鮮度を決定する鮮度情
    報を該ポイント及び生鮮物に対応付けて第1のコンピュ
    ータネットワークを経由して入力し電子記憶媒体に記憶
    する過程と、 前記ポイント毎に、前記第1のコンピュータネットワー
    クを経由して入力した鮮度情報と該ポイントまでに取得
    し前記電子記憶媒体に記憶している鮮度情報とに基づ
    き、該ポイントにおける前記生鮮物の鮮度を電子演算装
    置を用いて算出する過程と、 所望の生鮮物及びポイントに対応する鮮度の提示要求を
    第2のコンピュータネットワークを経由して入力する過
    程と、 前記算出した該提示要求に対応する鮮度を前記第2のコ
    ンピュータネットワークを経由して提示する過程と、 を含むことを特徴とする鮮度管理方法。
  3. 【請求項3】 生鮮物の流通における生鮮物の鮮度を管
    理するための方法であって、 前記流通のポイント毎に、流通される生鮮物の鮮度を決
    定する鮮度情報をコンピュータから入力する過程と、 前記ポイント毎に、前記入力した鮮度情報を、該ポイン
    ト毎に操作されるコンピュータに有線又は無線により接
    続され前記生鮮物に添付して流通される可搬型電子記憶
    媒体に、前記生鮮物及びポイントに対応付けて記憶する
    過程と、 前記ポイント毎に、該ポイント毎に操作されるコンピュ
    ータから入力した鮮度情報と該コンピュータに有線又は
    無線により接続される前記可搬型電子記憶媒体に記憶し
    ている該ポイントまでに取得した鮮度情報とに基づき、
    該ポイントにおける前記生鮮物の鮮度を該コンピュータ
    を用いて算出する過程と、 入力される所望の生鮮物及びポイントに対応する鮮度の
    提示要求に対応する鮮度を、前記可搬型電子記憶媒体に
    接続されるコンピュータを介して提示する過程と、 を含むことを特徴とする鮮度管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか1項に記載の方
    法であって、 前記ポイント毎に算出した生鮮物の鮮度を、その算出を
    行った生鮮物及びポイントに対応付けて電子記憶媒体に
    記憶する過程と、 前記鮮度の提示要求に対応する鮮度を、前記電子記憶媒
    体から読み出して提示する過程と、 を更に含むことを特徴とする鮮度管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3の何れか1項に記載の方
    法であって、 前記生鮮物の鮮度の算出と提示を、前記鮮度の提示要求
    が入力された時点で実行する過程を更に含む、 ことを特徴とする鮮度管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れか1項に記載の方
    法であって、 前記流通のポイント毎に、前記鮮度情報として、該ポイ
    ントにおける前記生鮮物に対応する温度と収穫後の経過
    時間に関連する情報を入力する過程を含む、 ことを特徴とする鮮度管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法であって、 前記ポイント毎に、生産ポイントを含む何れかのポイン
    トにおいて入力した魚肉鮮度判定恒数K値の初期値と、
    それ以降の各ポイントにおいて入力した温度及び経過時
    間情報と該ポイントまでに取得し前記電子記憶媒体に記
    憶している温度及び経過時間情報とに基づき、現在のポ
    イントにおける魚肉鮮度判定恒数K値を前記生鮮物の鮮
    度として算出する過程を含む、 ことを特徴とする鮮度管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れか1項に記載の方
    法であって、 前記第1及び第2のコンピュータネットワークはインタ
    ーネットである、 ことを特徴とする鮮度管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れか1項に記載の方
    法であって、 前記鮮度情報を前記生鮮物に対応して管理される生鮮物
    情報にリンクさせて前記電子記憶媒体に記憶し、 該生鮮物に対する取引きの変化に応じて、前記生鮮物情
    報及びそれにリンクする鮮度情報の各属性を継承させた
    新たな生鮮物情報及びそれにリンクする鮮度情報の組を
    生成し、 前記生鮮物の取引き毎に、それに対応する前記生鮮物情
    報及びそれにリンクする鮮度情報の組を使って個別に、
    前記鮮度の管理を行う、 過程を更に含むことを特徴とする鮮度管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れか1項に記載の
    方法であって、 入力される所望の生鮮物に対応する原材料証明の提示要
    求に対応して、該生鮮物及び該生鮮物に関する前記各ポ
    イントに対応する鮮度を原材料証明の一部として電子提
    示装置を介して提示する過程を更に含む、 ことを特徴とする鮮度管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法であって、 前記生鮮物に関する各ポイントの衛生対応状況をデータ
    ベースとして管理し、それを前記原材料証明の一部とし
    て提示する過程を更に含む、 ことを特徴とする鮮度管理方法。
  12. 【請求項12】 生鮮物の流通における生鮮物の鮮度を
    コンピュータネットワークを介して管理するためのシス
    テムであって、 前記流通のポイント毎の生鮮物の鮮度を決定する鮮度情
    報を該ポイント及び生鮮物に対応付けて第1のコンピュ
    ータネットワークを経由して入力し記憶する記憶装置
    と、 前記ポイント毎に、前記第1のコンピュータネットワー
    クを経由して入力した鮮度情報と該ポイントまでに取得
    し前記電子記憶媒体に記憶している鮮度情報とに基づ
    き、該ポイントにおける前記生鮮物の鮮度を算出する演
    算装置と、 所望の生鮮物及びポイントに対応する鮮度の提示要求を
    第2のコンピュータネットワークを経由して入力する入
    力装置と、 前記算出した該提示要求に対応する鮮度を前記第2のコ
    ンピュータネットワークを経由して提示する出力装置
    と、 を含むことを特徴とする鮮度管理システム。
  13. 【請求項13】 生鮮物の流通における生鮮物の鮮度を
    コンピュータネットワークを介して管理するコンピュー
    タにより使用されたときにそれによって読み出されるプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、 前記流通のポイント毎の生鮮物の鮮度を決定する鮮度情
    報を該ポイント及び生鮮物に対応付けて第1のコンピュ
    ータネットワークを経由して入力し電子記憶媒体に記憶
    する機能と、 前記ポイント毎に、前記第1のコンピュータネットワー
    クを経由して入力した鮮度情報と該ポイントまでに取得
    し前記電子記憶媒体に記憶している鮮度情報とに基づ
    き、該ポイントにおける前記生鮮物の鮮度を算出する機
    能と、 所望の生鮮物及びポイントに対応する鮮度の提示要求を
    第2のコンピュータネットワークを経由して入力する機
    能と、 前記算出した該提示要求に対応する鮮度を前記第2のコ
    ンピュータネットワークを経由して提示する機能と、 を前記コンピュータに行わせるためのプログラムを記録
    したコンピュータ読出し可能記録媒体。
  14. 【請求項14】 生鮮物の流通における生鮮物の鮮度を
    管理するコンピュータにより使用されたときにそれによ
    って読み出されるプログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 前記流通のポイント毎に、流通される生鮮物の鮮度を決
    定する鮮度情報を入力する機能と、 前記ポイント毎に、前記入力した鮮度情報を、前記生鮮
    物に添付して流通される可搬型電子記憶媒体に、前記生
    鮮物及びポイントに対応付けて記憶する機能と、 前記ポイント毎に、該ポイントにおいて入力した鮮度情
    報と該ポイントまでに取得し前記可搬型電子記憶媒体に
    記憶している鮮度情報とに基づき、該ポイントにおける
    前記生鮮物の鮮度を算出する機能と、 入力される所望の生鮮物及びポイントに対応する鮮度の
    提示要求に対応する鮮度を提示する機能と、 を前記コンピュータに行わせるためのプログラムを記録
    したコンピュータ読出し可能記録媒体。
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