JP2010287021A - 農作物買取システム、農作物買取方法、管理サーバ、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

農作物買取システム、農作物買取方法、管理サーバ、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】品質に応じた公平な価格決定の仕組みを有し、消費者の購買意欲を高める販売用コンテンツを作成することができる農作物買取システム等を提供する。
【解決手段】買取端末5は、農作物を検査する検査機器7を制御し、農作物の重さ、見栄え、糖度などを検査して、検査結果を管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、栽培地ごとの作業履歴を示す作業履歴情報、作物種別ごとに、検査結果に関する判定項目に基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表、作物種別と品質ランクごとに、農作物の単位量当たりの買取価格を示す買取価格表を保持する。買取サーバ3は、買取端末5から受信した検査結果を品質判定表の判定基準と比較して品質ランクを判定する。更に、買取サーバ3は、判定した品質ランクと買取価格表に基づいて買取価格を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、貸し菜園などにおいて栽培された農作物の買い取りの管理を行う農作物買取システム等に関するものである。
近年、食の安全が叫ばれる中、自ら農作物を栽培できる貸し菜園が人気を集めている。特に、大型スーパーなどが屋上または隣接地において貸し菜園を設けることで集客効果も期待される。このような貸し菜園において、農作物の収穫が一時期に集中してしまい、せっかく育てた農作物を借主が全て消費できない場合がある。このような場合、借主が消費できない残りの農作物をスーパー等が買い取ることが考えられる為、農作物の買い取りの管理を行うことができるシステムが望まれる。
特許文献1では、購買者の端末装置、生産者の端末装置、生産物を撮影する撮影装置、生産物の販売を仲介する生産物販売仲介装置からなり、購買者の端末装置からの要求に応じて、生産物の画像データの提供、生産物の販売の仲介を行う生産物販売仲介システムが記載されている。特許文献1に記載のシステムでは、購買者が時間の経過とともに状態が変化する生産物を監視することにより、生産物の状態を確認して購入を行うことができる。
特開2004−334572号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、農作物の品質に応じた客観的な価格を決定することができない。例えば、生産者が一般消費者、購買者がスーパーの場合、購買者側が価格を決定することになるが、公平な価格決定の仕組みでなければ一般消費者が不満を抱くことになる。
また、特許文献1に記載のシステムでは、購買者が農作物の最終消費者であることから、購買した農作物を再販するための販売用コンテンツを作成することができない。例えば、購買者がスーパーの場合、農作物の品質、安全性などが正確に記載され、消費者の購買意欲を高める販売用コンテンツを作成したいというニーズがある。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、品質に応じた公平な価格決定の仕組みを有し、消費者の購買意欲を高める販売用コンテンツを作成することができる農作物買取システム等を提供することである。
前述した目的を達成するために第1の発明は、農作物の買い取りに用いられる買取端末とネットワークを介して接続される管理サーバであって、農作物の生産者を一意に識別する生産者IDと、前記栽培地IDとを含む生産者情報を記録するデータベースである生産者情報データベースと、農作物の種別を一意に識別する作物種別IDごとに、買取時の農作物の検査結果を示す検査結果情報に関する判定項目に基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表を変更可能に記録する品質判定表記録手段と、前記作物種別IDおよび前記品質ランクごとに、単位量当たりの買取価格を示す買取価格表を変更可能に記録する買取価格表記録手段と、前記買取端末から前記生産者ID、前記作物種別ID、前記検査結果情報を受信する受信手段と、前記検査結果情報を取得し、前記品質判定表の判定基準と比較して前記品質ランクを判定する品質ランク判定手段と、前記検査結果情報と、前記品質ランク判定手段によって判定された前記品質ランクと、前記買取価格表に基づいて買取価格を算出し、前記買取端末に送信する買取価格送信手段と、を具備することを特徴とする管理サーバである。
第2の発明は、農作物の買い取りに用いられる買取端末と、システム全体を管理する管理サーバとがネットワークを介して接続される農作物買取システムであって、前記買取端末は、前記生産者ID、及び前記作物種別IDを入力するとともに、検査機器を制御して買取時の農作物の検査を行い、前記生産者IDと、前記作物種別IDと、農作物の検査結果を示す検査結果情報とを前記管理サーバに送信する手段、を具備し、前記管理サーバは、前記生産者IDと、前記栽培地IDとを含む生産者情報を記録するデータベースである生産者情報データベースと、前記作物種別IDごとに、前記検査結果情報に関する判定項目に基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表を変更可能に記録する品質判定表記録手段と、前記作物種別IDおよび前記品質ランクごとに、単位量当たりの買取価格を示す買取価格表を変更可能に記録する買取価格表記録手段と、前記買取端末から前記生産者ID、前記作物種別ID、前記検査結果情報を受信する受信手段と、前記検査結果情報を取得し、前記品質判定表の判定基準と比較して前記品質ランクを判定する品質ランク判定手段と、前記検査結果情報と、前記品質ランク判定手段によって判定された前記品質ランクと、前記買取価格表に基づいて買取価格を算出し、前記買取端末に送信する買取価格送信手段と、を具備することを特徴とする農作物買取システムである。
第3の発明は、農作物の買い取りに用いられる買取端末と、システム全体を管理する管理サーバとがネットワークを介して接続される農作物買取システムにおける農作物買取方法であって、前記管理サーバは、農作物の生産者を一意に識別する生産者IDと、前記栽培地IDとを含む生産者情報を記録するデータベースである生産者情報データベースと、農作物の種別を一意に識別する作物種別IDごとに、前記検査結果情報に関する判定項目に基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表と、前記作物種別IDおよび前記品質ランクごとに、単位量当たりの買取価格を示す買取価格表と、を備え、前記買取端末が、前記生産者ID、及び前記作物種別IDを入力するとともに、検査機器を制御して買取時の農作物の検査を行い、前記生産者IDと、前記作物種別IDと、農作物の検査結果を示す検査結果情報とを前記管理サーバに送信するステップと、前記管理サーバが、前記買取端末から前記生産者ID、前記作物種別ID、前記検査結果情報を受信するステップと、前記管理サーバが、前記検査結果情報を取得し、前記品質判定表の判定基準と比較して前記品質ランクを判定する品質ランク判定ステップと、前記管理サーバが、前記検査結果情報と、前記品質ランク判定ステップによって判定された前記品質ランクと、前記買取価格表に基づいて買取価格を算出し、前記買取端末に送信するステップと、を含むことを特徴とする農作物買取方法である。
第4の発明は、コンピュータを第1の発明の管理サーバとして機能させるプログラムである。
第5の発明は、コンピュータを第1の発明の管理サーバとして機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明により、品質に応じた公平な価格決定の仕組みを有し、消費者の購買意欲を高める販売用コンテンツを作成することができる農作物買取システム等を提供することができる。
第1の実施の形態に係るシステム概要図 管理サーバ3のハードウエア構成図 買取端末5のハードウエア構成図 生産者情報50の一例を示す図 栽培地情報60の一例を示す図 作業履歴情報70の一例を示す図 検査結果情報80の一例を示す図 品質判定表90の一例を示す図 買取価格情報100の一例を示す図 第1の実施の形態に係る農作物買取処理の詳細を示すフローチャート 第2の実施の形態に係るシステム概要図 生産者情報50aの一例を示す図 画像取得端末110の一例を示す図 生育履歴情報120の一例を示す図 販売コンテンツ情報130の一例を示す図 第1の作業履歴登録処理の流れを示すフローチャート 第2の作業履歴登録処理の流れを示すフローチャート 生育状況取得処理の流れを示すフローチャート 第2の実施の形態に係る農作物買取処理の詳細を示すフローチャート 買取価格更新処理の流れを示すフローチャート 作業提案処理の流れを示すフローチャート
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態に係るシステム概要図である。図1に示すように、農作物買取システム1は、管理サーバ3、買取端末5、検査機器7から構成されている。管理サーバ3、買取端末5は、ネットワーク9を介して接続されている。農作物買取システム1は、例えばスーパー等の農作物販売業者が生産者から農作物を買い取るためのシステムである。スーパー等は、例えば自らの敷地内に貸し菜園を有し、農作物を栽培する栽培地を一定の区画ごとに区分けして、複数の借主に貸し出す。スーパー等は、農作物買取システム1を利用して、借主が収穫した農作物を品質に応じて買い取る。以下、貸し菜園の借主は農作物を生産する者であるから、「生産者」と記載する。
管理サーバ3は、農作物買取システム1全体を管理するサーバである。管理サーバ3は、農作物の買い取り時、買取端末5の要求に応じて、生産者の認証、農作物の品質判定、買取価格の算出を行う。また、管理サーバ3は、買取価格の算出に必要な情報を保持する。
買取端末5は、農作物の買い取り時に使用する端末である。買取端末5は、農作物の買い取りに必要な情報を管理サーバ3に送る。また、買取端末5は、農作物を検査する検査機器7を制御する。
検査機器7は、農作物の重さ、見栄え、糖度などを検査する機器である。検査機器7は、農作物の重さ、見栄えなどを検査する外部検査装置、糖度などを検査する内部検査装置がある。外部検査装置は、例えば、複数方向から高精度撮影を行い、形状、色合い、傷、サイズなどを測定する。また、内部検査装置は、例えば、光センサを用いて非破壊的に糖度などを測定する。
ネットワーク9は、例えばLAN(Local Area Network)、インターネット等である。管理サーバ3および買取端末5は、光ファイバー、イーサネット(登録商標)、無線LAN等を介してネットワーク9に接続する。
図2は、管理サーバ3のハードウエア構成図である。図2のハードウエア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
管理サーバ3は、制御部21、記憶部22、メディア入出力部23、通信制御部24、入力部25、表示部26、周辺機器I/F部27等が、バス28を介して接続される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部22、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス28を介して接続された各装置を駆動制御し、管理サーバ3が行う後述する処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、管理サーバ3のブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部22、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部21が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部22は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部21が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述する処理を管理サーバ3に実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。
これらの各プログラムコードは、制御部21により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
メディア入出力部23(ドライブ装置)は、データの入出力を行い、例えば、CDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、DVDドライブ(−ROM、−R、−RW等)、MOドライブ等のメディア入出力装置を有する。
通信制御部24は、通信制御装置、通信ポート等を有し、管理サーバ3とネットワーク9間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク9を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。
入力部25は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部25を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部26は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携して管理サーバ3のビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部27は、管理サーバ3に周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部27を介して管理サーバ3は周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部27は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス28は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図3は、買取端末5のハードウエア構成図である。図3のハードウエア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
買取端末5は、制御部31、記憶部32、機器制御部33、通信制御部34、入力部35、表示部36、周辺機器I/F部37等が、バス38を介して接続される。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部32、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス38を介して接続された各装置を駆動制御し、買取端末5が行う後述する処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、買取端末5のブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部32、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部31が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部32は、HDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(オペレーティングシステム)等が格納される。プログラムに関しては、OS(オペレーティングシステム)に相当する制御プログラムや、後述する処理を買取端末5に実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。
これらの各プログラムコードは、制御部31により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
機器制御部33は、検査機器7と信号の送受信を行い、検査機器7を制御する。
通信制御部34は、通信制御装置、通信ポート等を有し、買取端末5とネットワーク9間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク9を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。
入力部35は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。入力部35を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部36は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携して買取端末5のビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部37は、買取端末5に周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部37を介して買取端末5は周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部37は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス38は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
次に、図4から図8を参照しながら、農作物買取システム1で用いられるデータについて説明する。
図4は、生産者情報50の一例を示す図である。生産者情報50は、管理サーバ3に予め登録されるデータベースであり、農作物の生産者を示すものである。図4に示すように、生産者情報50は、少なくとも生産者ID51、生産者名52を含む。生産者ID51は、生産者を一意に識別する情報である。生産者名52は、生産者の氏名である。
図4に示す例では、例えば、生産者名52が「A」の生産者に対して、「10001」の生産者ID51が付与されている。
管理サーバ3は、生産者情報50を生産者情報データベースとして記憶部22に保持する。
図5は、栽培地情報60の一例を示す図である。栽培地情報60は、栽培地と生産者とを紐付けるデータベースである。図5に示すように、栽培地情報60は、栽培地ID61、生産者ID62を含む。栽培地ID61は、栽培地を一意に識別する情報である。貸し菜園では、例えば、栽培地が区分けされており、栽培地ID61はそれぞれの土地と一対一で対応する。生産者ID62は、生産者情報50の生産者ID51と同じ意味の情報である。管理サーバ3は、農作物の買い取り時に栽培地情報60を参照し、生産者を認証する。
図5に示す例では、例えば、栽培地ID61が「10001」の栽培地は、生産者ID62が「10001」の生産者と対応する。
管理サーバ3は、栽培地情報60を栽培地情報データベースとして記憶部22に保持する。
図6は、作業履歴情報70の一例を示す図である。作業履歴情報70は、管理サーバ3が保持するデータであり、栽培地ごとの作業履歴を示すものである。図6に示すように、作業履歴情報70は、栽培地ID71、作物種別ID72、作業日時73、作業内容74を含む。栽培地ID71は、栽培地情報60の栽培地ID61と同じ意味の情報である。作物種別ID72は、作物の種別を一意に識別する情報である。作物の種別は、例えば、トマト、きゅうり、キャベツ等である。また、例えば、トマトの場合、大玉トマト、ミディトマト、ミニトマトなど、詳細に区分しても良い。一つの栽培地で複数の種別の農作物を栽培する場合もある。作業日時73は、農作業を実行した日時を示すものである。作業日時73は、必要に応じて、時、分、秒まで保存する。作業内容74は、実行した農作業の内容を示すものである。作業内容74は、例えば、給水、化学肥料散布、農薬散布、草刈りなどである。
図6に示す例では、例えば、栽培地ID71が「10001」の栽培地において、作物種別ID72が「10001」の作物に対して、4月10日に化学肥料を散布している。
管理サーバ3は、作業履歴情報70を作業履歴情報データベースとして記憶部22に保持する。
図7は、検査結果情報80の一例を示す図である。検査結果情報80は、買取端末5から送信されるデータであり、農作物の検査結果を示すものである。図7に示すように、検査結果情報80は、検査ID81、作物種別ID82、重量83、見栄え(色)84、見栄え(傷)85、糖度86を含む。検査ID81は、検査結果を一意に識別する情報である。作物種別ID82は、作業履歴情報70の作物種別ID72と同じ意味の情報である。作物種別ID82は、買取端末5に入力される。重量83は、検査した農作物の重量を示すものである。見栄え(色)84は、検査した農作物の色合いを示すものである。見栄え(傷)85は、検査した農作物の傷の本数を示すものである。糖度86は、検査した農作物の糖度を示すものである。重量83〜糖度86は、農作物1個ごとに検査される。
図7に示す例では、例えば、検査ID81が「10001」の検査結果において、作物種別ID82が「10001」、重量83が「Xg」、見栄え(色)84が「赤味S%」、見栄え(傷)85が「M本」、糖度86が「P度」となっている。
図8は、品質判定表90の一例を示す図である。品質判定表90は、管理サーバ3が保持するデータであり、作物種別ごとに、検査結果情報80に関する判定項目に基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示すものである。図8に示すように、品質判定表90は、作物種別ごとに、検査結果情報80に関する判定項目として、重さ91、見栄え(色)92、見栄え(傷)93、糖度94を含む。また、品質判定表90は、更に、作業履歴情報70に関する判定項目を含むものであっても良い。図8に示すように、品質判定表90は、作物種別ごとに、作業履歴情報70に関する判定項目として、作業履歴(農薬)95、作業履歴(化学肥料)96を含む。
品質判定表90を用いた判定ルールは、例えば、ランクCの条件に該当する項目が一つでも存在する場合にはランクCと判定し、ランクCの条件に該当する項目が0かつランクBの条件に該当する項目が一つでも存在する場合にはランクBと判定し、全ての項目がランクAの条件に該当する場合にはランクAと判定するものであっても良い。
また、品質判定表90を用いた判定ルールは、例えば、ランクAの条件に該当する項目が所定数存在する場合にはランクAと判定し、ランクAの条件に該当する項目が所定数存在しないかつランクBの条件に該当する項目が所定数存在する場合にはランクBと判定し、それ以外の場合にはランクCと判定するものであっても良い。
図9は、買取価格情報100の一例を示す図である。買取価格情報100は、管理サーバ3が保持するデータであり、作物種別とランクごとに、農作物の単位量当たりの買取価格を示すものである。単位は個数でも良いし重量でも良い。図9に示すように、買取価格情報100は、作物種別ID101、ランク102、単位価格103を含む。作物種別ID101は、作業履歴情報70の作物種別ID72と同じ意味の情報である。ランク102は、品質判定表90のランクと同じ意味の情報である。単位価格103は、農作物の単位量当たりの買取価格を示すものである。
図9に示す例では、例えば、作物種別ID101が「10001」、ランク102が「ランクA」の単位価格103は、「X円」となっている。
次に、図10を参照しながら、農作物買取システム1の動作の詳細を説明する。図10は、第1の実施の形態に係る農作物買取処理の詳細を示すフローチャートである。
買取端末5の制御部31は、生産者を認証するために、生産者IDを入力し(S101)、管理サーバ3に生産者IDを送信する(S102)。生産者の入力は、例えば、生産者に配布するICカードを読み取る。
管理サーバ3の制御部21は、受信した生産者IDをキーとして生産者情報50を検索する。受信した生産者IDが生産者情報50に存在すれば、管理サーバ3の制御部21は、正当な権限を有する者として認証し(S103)、認証結果を買取端末5に送信する(S104)。
尚、生産者の認証は、指紋や顔などの生体認証によって行っても良い。この場合には、管理サーバ3の制御部21は、生産者情報50に指紋データなどの生体情報を保持しておき、買取端末5から生体情報を受信することで、生産者の認証を行う。
買取端末5の制御部31は、入力部35を介して作物種別IDを入力し(S105)、機器制御部33によって検査機器7を制御して農作物の検査を行い(S106)、作物種別ID、検査結果を管理サーバ3に送信する(S107)。検査結果は農作物1個ごとの重量、色合い、傷の本数、糖度などを含む。
作物種別IDを入力するための入力部35は、タッチパネル、キーボードなどである。また、検査機器7によって農作物を撮影して、画像処理によって作物種別を特定しても良い。
管理サーバ3の制御部21は、受信した作物種別ID、検査結果に対して、品質判定表90に基づいて農作物の品質判定を行う(S108)。
品質判定表90が作業履歴情報70に関する判定項目を含まない場合、管理サーバ3の制御部21は、受信した作物種別IDに該当する品質判定表90の条件と、受信した検査結果を比較し、農作物1個ごとに品質を判定する。
品質判定表90が作業履歴情報70に関する判定項目を含む場合、管理サーバ3の制御部21は、受信した生産者IDをキーとして栽培地情報データベースを検索し、栽培地ID61を取得する。更に、取得した栽培地ID61をキーとして作業履歴情報データベースを検索する。そして、受信した作物種別IDに該当する品質判定表90の条件と、受信した検査結果、および検索結果の作業履歴情報70の作業内容74を比較し、農作物1個ごとに品質を判定する。
管理サーバ3の制御部21は、判定したランクごとの個数、または重量をRAMに記憶する。
管理サーバ3の制御部21は、S108の判定結果に対して、買取価格情報100に基づいて買取価格の算出を行う(S109)。管理サーバ3の制御部21は、受信した作物種別ID、判定したランクに該当する買取価格情報100を参照し、単位価格103と、判定したランクごとの個数(または重量)との積の総和を算出する。例えば、ランクAが10個、ランクBが5個の判定結果に対して、ランクAの1個当たりの価格が200円、ランクBの1個当たりの価格が100円の場合、10×200+5×100=2500円が買取価格となる。また、例えば、ランクAが1.5kg、ランクBが0.4kgの判定結果に対して、ランクAのkg当たりの価格が2000円、ランクBのkg当たりの価格が1000円の場合、1.5×2000+0.4×1000=3400円が買取価格となる。
尚、複数の作物種別の農作物を買い取る場合には、S108を作物種別ごとに実行してからS109を1度実行して買取価格の総計を算出しても良いし、S108とS109を作物種別ごとに実行し、新たなステップとして買取価格の総計を算出しても良い。
管理サーバ3の制御部21は、S109で算出した買取価格を買取端末5に送信する(S110)。買取端末5は、受信した買取価格を表示部36に表示する(S111)。
このように、第1の実施の形態における管理サーバ3は、作業履歴情報70、検査結果情報80に関する判定項目に基づいて農作物の品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表90に基づいて買取価格を決定するので、品質に応じた客観的な判断によって、公平な価格を決定することができる。特に、作業履歴情報70を利用するので、農作物の安全性を考慮した品質ランクの判定を行い、買取価格を決定することができる。また、検査結果情報80を利用するので、従来の判定基準に即した品質ランクの判定を行い、買取価格を決定することができる。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態と同じ要素については同じ番号を付して同様の説明を省略する。
図11は、第2の実施の形態に係るシステム概要図である。図10に示すように、農作業買取システム1aは、管理サーバ3、買取端末5、検査機器7、生産者端末11、作業端末13、画像取得端末15、作業機器17、カメラ19から構成されている。管理サーバ3、買取端末5、生産者端末11、作業端末13、画像取得端末15は、ネットワーク9を介して接続されている。
生産者端末11は、農作物を生産する生産者の端末である。生産者端末11は、生産者が実行した農作業の内容を示す作業履歴を管理サーバ3に送る。
生産者端末11のハードウエア構成は、図2に示す管理サーバ3のハードウエア構成と同様である。
作業端末13は、農作業を実行する作業機器17を制御する端末である。作業端末13は、作業機器17による作業が完了すると、作業機器17が実行した農作業の内容を示す作業履歴を管理サーバ3に送る。
作業端末13のハードウエア構成は、図3に示す買取端末5のハードウエア構成と同様である。
画像取得端末15は、農作物の画像を取得するカメラ19を制御する端末である。画像取得端末15は、管理サーバ3から受け取る画像取得命令に基づいてカメラ19を制御し、画像を取得して管理サーバ3に送る。画像取得端末15は、複数のカメラ19を制御するものであっても良いし、カメラ19と1対1に対応するものであっても良い。以下では、画像取得端末15とカメラ19が1対1に対応するものとして説明する。
画像取得端末15のハードウエア構成は、図3に示す買取端末5のハードウエア構成と同様である。
作業機器17は、作業端末13の制御に基づいて農作業を実行する。例えば、給水を行う作業機器17は、特定の栽培地に給水を行う給水装置を備える。給水装置は、スプリンクラーのような散水装置でもよい。また、例えば、肥料を散布する作業機器17は、特定の栽培地に肥料を自動で散布する肥料散布装置である。また、作業機器17は、農薬散布、温度調節、遮光、換気などを実行する。
カメラ19は、画像取得端末15の制御によって左右方向、上下方向に向きを変えながら、農作物の画像を撮影する。画像取得端末15は、パン角度によって左右方向の向きを指示し、チルト角度によって上下方向の向きを指示する。パン角度、チルト角度は、生産者が生産者端末11から入力できるようにしても良い。また、カメラ19は、必要に応じて、光学ズームによって農作物をズーム撮影しても良い。
次に、図12から図15を参照しながら、農作業買取システム1aで用いられるデータについて説明する。
図12は、生産者情報50aの一例を示す図である。生産者情報50aは、管理サーバ3に予め登録されるデータベースであり、農作物の生産者を示すものである。図12に示すように、生産者情報50aは、生産者ID51、生産者名52、人物画像ID53、紹介文54を含む。人物画像ID53は、生産者が予め撮影して管理サーバ3に登録した生産者の顔画像ファイルを一意に識別する情報である。顔画像ファイルは、管理サーバ3の記憶部22に人物画像ID53によって検索可能に保持される。紹介文54は、生産者が予め作成して管理サーバ3に登録した生産者の紹介文である。
図12に示す例では、例えば、生産者名52が「A」の生産者に対して、「10001」の生産者ID51が付与され、人物画像ID53が「10001」、紹介文54が「XXX」と登録されている。
管理サーバ3は、生産者情報50aを生産者情報データベースとして記憶部22に保持する。
図13は、画像取得端末情報110の一例を示す図である。画像取得端末情報110は、管理サーバ3が保持するデータであり、それぞれの画像取得端末15が撮影する栽培地と撮影条件を示すものである。図13に示すように、画像取得端末情報110は、端末ID111、栽培地ID112、撮影方向113、撮影倍率114を含む。端末ID111は、画像取得端末15を一意に識別する情報である。栽培地ID112は、栽培地情報60の栽培地ID61と同じ意味の情報である。撮影方向113は、パン角度、チルト角度によって定義されるカメラ19の撮影方向を示す情報である。撮影倍率114は、カメラ19のズーム撮影の倍率を示す情報である。尚、一つの栽培地で複数種別の農作物を栽培する場合、画像取得端末情報110には作物種別IDも含める。
図13に示す例では、端末ID111が「10001」に紐付くカメラ19が、栽培地ID112が「10001」の栽培地を、「パン角度X1度、チルド角度Y1度」の撮影方向113、「Z1倍」の撮影倍率114によって撮影する。
図14は、生育履歴情報120の一例を示す図である。生育履歴情報120は、管理サーバ3が保持するデータであり、画像取得端末15が撮影した農作物の画像を管理するためのものである。図14に示すように、生育履歴情報120は、栽培地ID121、記録日時122、生育画像ID123を含む。栽培地ID121は、栽培地情報60の栽培地ID61と同じ意味の情報である。記録日時122は、画像を撮影した日時を示すものである。記録日時122は、必要に応じて、時、分、秒まで保存する。生育画像ID123は、画像取得端末15から受信した農作物の生育画像ファイルを一意に識別する情報である。生育画像ファイルは、管理サーバ3の記憶部22に生育画像ID123によって検索可能に保持される。尚、一つの栽培地で複数種別の農作物を栽培する場合、生育履歴情報120には作物種別IDも含める。
図14に示す例では、栽培地ID121が「10001」、記録日時122が「4月1日」の生育画像ID123は「10001」である。
管理サーバ3は、生育履歴情報120を生育履歴情報データベースとして記憶部22に保持する。
図15は、販売コンテンツ情報130の一例を示す図である。販売コンテンツ情報130は、管理サーバ3が保持するデータであり、農作物の販売促進のために作成するコンテンツ(POP広告:Point Of Purchase Advertising)を管理するためのものである。図15に示すように、販売コンテンツ情報130は、作物種別ID131、コンテンツID132を含む。作物種別ID131は、作業履歴情報70の作物種別ID72と同じ意味の情報である。コンテンツID132は、作物種別ごとに予め定めたコンテンツのフォーマットファイルを一意に識別する情報である。コンテンツのフォーマットファイルは、管理サーバ3の記憶部22にコンテンツID132によって検索可能に保持される。フォーマットファイルは、例えば、生産者の顔写真、栽培地の写真、紹介文などを配置する位置が定義される。そして、フォーマットファイルは、定型文を含めても良い。また、フォーマットファイルは、品質に応じたフレーズ、例えば、ランクAのトマトに対して「最高品質のトマトです!」などを動的に挿入するプログラムを含めても良い。また、フォーマットファイルは、作業履歴に応じたフレーズ、例えば、農薬を一度も散布していない場合には「農薬は一度も使用しておりません。」などを動的に挿入するプログラムを含めても良い。
図15に示す例では、例えば、作物種別ID131が「10001」の作物種別に対して、コンテンツID132が「10001」のフォーマットファイルを対応付けている。
尚、店頭での表示形態は、作成したコンテンツを印刷して紙媒体を展示しても良いし、電子媒体のまま表示端末に表示するようにしても良い。
次に、図16から図21を参照しながら、農作物買取システム1aの動作の詳細について説明する。
図16は、第1の作業履歴登録処理の流れを示すフローチャートである。第1の作業履歴登録処理は、生産者が農作業を実行するごとに行われる。
生産者端末11の制御部21は、栽培地ID71、作物種別ID72、作業日時73、作業内容74を含む作業履歴情報70を入力し(S201)、作業履歴情報70を管理サーバ3に送信する(S202)。
管理サーバ3の制御部21は、作業履歴情報70を受信すると、作業履歴情報70を記憶部22の作業履歴情報データベースに登録する(S203)。
図17は、第2の作業履歴登録処理の流れを示すフローチャートである。第2の作業履歴登録処理は、作業端末13が農作業を実行するごとに行われる。
作業端末13の制御部31は、栽培地ID71、作物種別ID72、作業日時73、作業内容74を含む作業履歴情報70を生成し(S301)、作業履歴情報70を管理サーバ3に送信する(S302)。
管理サーバ3の制御部21は、作業履歴情報70を受信すると、作業履歴情報70を記憶部22の作業履歴情報データベースに登録する(S303)。
図16、図17の処理によって、管理サーバ3の作業履歴情報データベースには、農作物の栽培のために行われた全ての農作業が登録される。
図18は、生育状況取得処理の流れを示すフローチャートである。生育状況取得処理は、管理サーバ3の定期実行タスクとして登録され、定期的に自動実行される。例えば、管理サーバ3は、毎月1回所定の日時に生育状況取得処理を自動実行する。
管理サーバ3の制御部21は、生育状況の画像取得命令を画像取得端末15に送信する(S401)。
画像取得端末15の制御部31は、画像取得端末情報110に基づいてカメラ19を制御して農作物の画像を取得し(S402)、取得した画像を管理サーバ3に送信する(S403)。
管理サーバ3の制御部21は、受信した画像を記憶部22に保存するとともに、生育履歴情報120を記憶部22の生育履歴情報データベースに登録する(S404)。
図18の処理によって、管理サーバ3の生育履歴情報データベースには、農作物の発芽、着花、成熟といった生育状況の様子が時系列で登録される。生育履歴情報データベースは、後述する販売促進用のコンテンツ作成処理に利用される。
図19は、第2の実施の形態に係る農作物買取処理の詳細を示すフローチャートである。
買取端末5の制御部31は、生産者を認証するために、生産者IDを入力し(S501)、管理サーバ3に生産者IDを送信する(S502)。
管理サーバ3の制御部21は、受信した生産者IDをキーとして生産者情報50aを検索する。受信した生産者IDが生産者情報50aに存在すれば、管理サーバ3の制御部21は、正当な権限を有する者として認証し(S503)、認証結果を買取端末5に送信する(S504)。
買取端末5の制御部31は、入力部35を介して作物種別IDを入力し(S505)、機器制御部33によって検査機器7を制御して農作物の検査を行い(S506)、作物種別ID、検査結果を管理サーバ3に送信する(S507)。検査結果は農作物1個ごとの重量、色合い、傷の本数、糖度などを含む。
管理サーバ3の制御部21は、受信した作物種別ID、検査結果に対して、品質判定表90に基づいて農作物の品質判定を行う(S508)。管理サーバ3の制御部21は、受信した作物種別IDに該当する品質判定表90の条件と、受信した検査結果を比較し、農作物1個ごとに品質を判定する。そして、管理サーバ3の制御部21は、判定したランクごとの個数、または重量をRAMに記憶する。
管理サーバ3の制御部21は、販売コンテンツ情報130を参照し、コンテンツのフォーマットファイルに基づいて、販売用コンテンツを生成する(S509)。管理サーバ3の制御部21は、コンテンツのフォーマットファイルに含まれるプログラムに従って、作業履歴情報70、生産者情報50a、検査結果のうち少なくとも1つが特定の条件をみたす場合には、予め登録されている特定コンテンツを含めて販売用コンテンツを動的に生成する。例えば、S508で受信した検査結果、作業履歴情報70を参照して、品質や栽培方法に応じたフレーズを含む販売用コンテンツを生成する。また、例えば、生産者情報50aを参照して生産者の顔画像や紹介文が存在するかどうか確認し、存在する場合には生産者の顔画像や紹介文を含む販売用コンテンツを生成する。また、例えば、生育履歴情報120を参照して発芽、着花、成熟の様子を示す複数の生育画像が存在するかどうか確認し、存在する場合には生育画像を含む販売用コンテンツを生成する。
管理サーバ3の制御部21は、S508の判定結果に対して、買取価格情報100に基づいて買取価格の算出を行う(S510)。また、管理サーバ3の制御部21は、S509において生産者の顔画像や紹介文を含む販売用コンテンツを生成する場合には、買取価格に所定額を上乗せするようにしても良い。例えば、算出した買取価格の総額に対して、所定割合を上乗せしても良いし、一律所定の金額を上乗せしても良い。これは、生産者の顔画像や紹介文の提供に対する対価である。
管理サーバ3の制御部21は、S510で算出した買取価格、S509で生成した販売用コンテンツを買取端末5に送信する(S511)。
買取端末5の制御部31は、受信した買取価格、販売用コンテンツを表示部36に表示する(S512)。販売用コンテンツを表示部36に表示することによって、生産者に対して、販売用コンテンツの利用に同意するかどうか確認を取ることができる。
図20は、買取価格更新処理の流れを示すフローチャートである。買取価格更新処理は、管理サーバ3の定期実行タスクとして登録され、定期的に自動実行される。例えば、管理サーバ3は、毎日1回所定の時刻に買取価格更新処理を自動実行する。
管理サーバ3の制御部21は、買取価格を更新するための参考情報を取得する(S601)。参考情報は、例えば、インターネット等を介して入手可能な公的機関などが発表する日別の卸売価格情報、他社店舗販売価格情報等(市場価格情報)である。また、参考情報は、例えば、過去の販売履歴や当日の天候などに基づいて予想された当日の需要量情報等である。また、参考情報は、例えば、当日の仕入量情報等である。
管理サーバ3の制御部21は、S601で取得した参考情報を基に、買取価格情報100の単位価格103を更新する(S602)。管理サーバ3の制御部21は、例えば、当日の予想需要量、仕入量などを考慮して市場価格からの増減割合を定め、買取価格情報100の単位価格103を設定する。例えば、当日の予想需要量に対して仕入量が少ない場合、単位価格103を相対的に市場価格より高く設定しても良い。
図20の処理によって、市場価格と連動した妥当な買取価格を生産者に提示することができる。
図21は、作業提案処理の流れを示すフローチャートである。作業提案処理は、管理サーバ3の定期実行タスクとして登録され、定期的に自動実行される。例えば、管理サーバ3は、毎日1回所定の時刻に作業提案処理を自動実行する。
管理サーバ3の制御部21は、画像取得端末15に画像取得命令を送信し、画像取得端末15から農作物の画像を取得して、生育状況を確認する(S701)。管理サーバ3は、農作物の画像に対して画像処理を行い、成熟度を判定して生育状況を確認する。例えば、農作物がトマトの場合、色彩の赤味レベル(例えばRGB表色系のR成分の閾値、差分閾値、Lab表色系の3軸の閾値、差分閾値など)によって成熟度を判定する。
管理サーバ3の制御部21は、S701の成熟度に応じて、生産者に対して農作業を提案するための作業提案情報を生成し(S702)、生成した作業提案情報を生産者端末11に送信する(S703)。例えば、成熟度が収穫可能なレベルの場合、生産者に対して農作物の収穫を提案するための作業提案情報を生成する。作業提案情報には、現在の農作物の画像を含めても良い。また、作業提案情報には、該当する作物種別の買取価格とともに、収穫した農作物の売買を提案する情報を含めても良い。
尚、生産者端末11への作業提案情報の送信は、メールサーバ(不図示)を介して、予め登録される生産者のメールアドレス宛に電子メールとして送信しても良い。
生産者端末11の制御部21は、受信した作業提案情報を表示部26に表示する(S704)。
図21の処理によって、貸し菜園をスーパー等が運営している場合には、スーパー等の来客を増やすことができる。また、生産者は、適切な時期に適切な農作業を行うことができる。
第2の実施の形態における農作物買取システム1aは、コンテンツのフォーマットファイルを登録し、買取時に農作物の検査を行い、生産者情報50a、作業履歴情報70、生育歴情報120等を蓄積しておくことで、買い取った農作物の良さを一般の消費者に分かり易く正確に伝えることが可能な販売用コンテンツを作成することができる。例えば、生育履歴情報120を参照し、時系列で農作物の生育状況を示す画像を販売用コンテンツに含める場合、農作物の栽培過程を分かり易く表現することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る農作物買取システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a………農作物買取システム
3………管理サーバ
5………買取端末
7………検査機器
9………ネットワーク
11………生産者端末
13………作業端末
15………画像取得端末
17………作業機器
19………カメラ

Claims (14)

  1. 農作物の買い取りに用いられる買取端末とネットワークを介して接続される管理サーバであって、
    農作物の生産者を一意に識別する生産者IDと、前記栽培地IDとを含む生産者情報を記録するデータベースである生産者情報データベースと、
    農作物の種別を一意に識別する作物種別IDごとに、買取時の農作物の検査結果を示す検査結果情報に関する判定項目に基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表を変更可能に記録する品質判定表記録手段と、
    前記作物種別IDおよび前記品質ランクごとに、単位量当たりの買取価格を示す買取価格表を変更可能に記録する買取価格表記録手段と、
    前記買取端末から前記生産者ID、前記作物種別ID、前記検査結果情報を受信する受信手段と、
    前記検査結果情報を取得し、前記品質判定表の判定基準と比較して前記品質ランクを判定する品質ランク判定手段と、
    前記検査結果情報と、前記品質ランク判定手段によって判定された前記品質ランクと、前記買取価格表に基づいて買取価格を算出し、前記買取端末に送信する買取価格送信手段と、
    を具備することを特徴とする管理サーバ。
  2. 農作物の栽培地を一意に識別する栽培地IDと、農作業を実行した日時を示す作業日時と、実行した農作業の内容を示す作業内容とを含む作業履歴情報を記録するデータベースである作業履歴情報データベース、を更に具備し、
    前記品質判定表は、更に前記作業履歴情報に関する判定項目を含み、
    前記品質ランク判定手段は、更に前記作業履歴情報を取得して前記品質ランクを判定することを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 前記生産者情報、前記作業履歴情報、前記検査結果情報のうち少なくとも1つを取得し、予め定められたフォーマットに応じて農作物の販売用コンテンツを作成する販売用コンテンツ作成手段、
    を更に具備することを特徴とする請求項2に記載の管理サーバ。
  4. 前記買取価格送信手段は、前記販売用コンテンツ作成手段が前記生産者情報に基づいて前記販売用コンテンツを作成する場合には、所定額を上乗せした買取価格を送信することを特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。
  5. 更に、農作物の画像を取得する画像取得端末とネットワークを介して接続され、
    農作物の画像を前記画像取得端末から定期的に受信する画像受信手段と、
    受信した農作物の画像を時系列で記録するデータベースである生育履歴情報データベースと、
    を更に備え、
    前記販売用コンテンツ作成手段は、農作物の画像を利用して前記販売用コンテンツを作成することを特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。
  6. 前記販売用コンテンツ作成手段は、前記生産者情報、前記作業履歴情報、前記検査結果情報のうち少なくとも1つが特定の条件を満たす場合には、予め登録されている特定コンテンツを含めて前記販売用コンテンツを作成することを特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。
  7. 前記買取価格表の単位量当たりの買取価格を、農作物の市場価格と連動して変更する買取価格変更手段、を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  8. 前記画像取得端末から受信する農作物の画像に基づいて、農作物の成熟度を判定し、生産者に判定した農作物の成熟度に応じた農作業を提案する農作業提案手段、を更に具備することを特徴とする請求項5に記載の管理サーバ。
  9. 農作物の買い取りに用いられる買取端末と、システム全体を管理する管理サーバとがネットワークを介して接続される農作物買取システムであって、
    前記買取端末は、
    前記生産者ID、及び前記作物種別IDを入力するとともに、検査機器を制御して買取時の農作物の検査を行い、前記生産者IDと、前記作物種別IDと、農作物の検査結果を示す検査結果情報とを前記管理サーバに送信する手段、
    を具備し、
    前記管理サーバは、
    前記生産者IDと、前記栽培地IDとを含む生産者情報を記録するデータベースである生産者情報データベースと、
    前記作物種別IDごとに、前記検査結果情報に関する判定項目に基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表を変更可能に記録する品質判定表記録手段と、
    前記作物種別IDおよび前記品質ランクごとに、単位量当たりの買取価格を示す買取価格表を変更可能に記録する買取価格表記録手段と、
    前記買取端末から前記生産者ID、前記作物種別ID、前記検査結果情報を受信する受信手段と、
    前記検査結果情報を取得し、前記品質判定表の判定基準と比較して前記品質ランクを判定する品質ランク判定手段と、
    前記検査結果情報と、前記品質ランク判定手段によって判定された前記品質ランクと、前記買取価格表に基づいて買取価格を算出し、前記買取端末に送信する買取価格送信手段と、
    を具備することを特徴とする農作物買取システム。
  10. 更に、農作業を実行する作業機器を制御する端末である作業端末を含み、
    前記管理サーバは、農作物の栽培地を一意に識別する栽培地IDと、農作業を実行した日時を示す作業日時と、実行した農作業の内容を示す作業内容とを含む作業履歴情報を記録するデータベースである作業履歴情報データベース、を更に具備し、前記作業端末から受信する作業履歴情報を前記作業履歴情報データベースに記録することを特徴とする請求項9に記載の農作物買取システム。
  11. 更に、農作物の生産者の端末である生産者端末を含み、
    前記管理サーバは、農作物の栽培地を一意に識別する栽培地IDと、農作業を実行した日時を示す作業日時と、実行した農作業の内容を示す作業内容とを含む作業履歴情報を記録するデータベースである作業履歴情報データベース、を更に具備し、前記生産者端末から受信する作業履歴情報を前記作業履歴情報データベースに記録することを特徴とする請求項9に記載の農作物買取システム。
  12. 農作物の買い取りに用いられる買取端末と、システム全体を管理する管理サーバとがネットワークを介して接続される農作物買取システムにおける農作物買取方法であって、
    前記管理サーバは、
    農作物の生産者を一意に識別する生産者IDと、前記栽培地IDとを含む生産者情報を記録するデータベースである生産者情報データベースと、
    農作物の種別を一意に識別する作物種別IDごとに、前記検査結果情報に関する判定項目に基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表と、
    前記作物種別IDおよび前記品質ランクごとに、単位量当たりの買取価格を示す買取価格表と、
    を備え、
    前記買取端末が、前記生産者ID、及び前記作物種別IDを入力するとともに、検査機器を制御して買取時の農作物の検査を行い、前記生産者IDと、前記作物種別IDと、農作物の検査結果を示す検査結果情報とを前記管理サーバに送信するステップと、
    前記管理サーバが、前記買取端末から前記生産者ID、前記作物種別ID、前記検査結果情報を受信するステップと、
    前記管理サーバが、前記検査結果情報を取得し、前記品質判定表の判定基準と比較して前記品質ランクを判定する品質ランク判定ステップと、
    前記管理サーバが、前記検査結果情報と、前記品質ランク判定ステップによって判定された前記品質ランクと、前記買取価格表に基づいて買取価格を算出し、前記買取端末に送信するステップと、
    を含むことを特徴とする農作物買取方法。
  13. コンピュータを請求項1から請求項8のいずれかに記載の管理サーバとして機能させるプログラム。
  14. コンピュータを請求項1から請求項8のいずれかに記載の管理サーバとして機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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