JP5499523B2 - 農作物買取システム、農作物買取方法、管理サーバ、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
また、特許文献1に記載のシステムでは、購買者が農作物の最終消費者であることから、購買した農作物を再販するための販売用コンテンツを作成することができない。例えば、購買者がスーパーの場合、農作物の品質、安全性などが正確に記載され、消費者の購買意欲を高める販売用コンテンツを作成したいというニーズがある。
図1は、第1の実施の形態に係るシステム概要図である。図1に示すように、農作物買取システム1は、管理サーバ3、買取端末5、検査機器7から構成されている。管理サーバ3、買取端末5は、ネットワーク9を介して接続されている。農作物買取システム1は、例えばスーパー等の農作物販売業者が生産者から農作物を買い取るためのシステムである。スーパー等は、例えば自らの敷地内に貸し菜園を有し、農作物を栽培する栽培地を一定の区画ごとに区分けして、複数の借主に貸し出す。スーパー等は、農作物買取システム1を利用して、借主が収穫した農作物を品質に応じて買い取る。以下、貸し菜園の借主は農作物を生産する者であるから、「生産者」と記載する。
CPUは、記憶部22、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス28を介して接続された各装置を駆動制御し、管理サーバ3が行う後述する処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、管理サーバ3のブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部22、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部21が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
これらの各プログラムコードは、制御部21により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
通信制御部24は、通信制御装置、通信ポート等を有し、管理サーバ3とネットワーク9間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク9を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。
表示部26は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携して管理サーバ3のビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部27は、管理サーバ3に周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部27を介して管理サーバ3は周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部27は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス28は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
CPUは、記憶部32、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス38を介して接続された各装置を駆動制御し、買取端末5が行う後述する処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、買取端末5のブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部32、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部31が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
これらの各プログラムコードは、制御部31により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
通信制御部34は、通信制御装置、通信ポート等を有し、買取端末5とネットワーク9間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク9を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。
表示部36は、CRTモニタ、液晶パネル等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携して買取端末5のビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
周辺機器I/F(インタフェース)部37は、買取端末5に周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部37を介して買取端末5は周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器I/F部37は、USBやIEEE1394やRS−232C等で構成されており、通常複数の周辺機器I/Fを有する。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
バス38は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図4は、生産者情報50の一例を示す図である。生産者情報50は、管理サーバ3に予め登録されるデータベースであり、農作物の生産者を示すものである。図4に示すように、生産者情報50は、少なくとも生産者ID51、生産者名52を含む。生産者ID51は、生産者を一意に識別する情報である。生産者名52は、生産者の氏名である。
図4に示す例では、例えば、生産者名52が「A」の生産者に対して、「10001」の生産者ID51が付与されている。
管理サーバ3は、生産者情報50を生産者情報データベースとして記憶部22に保持する。
図5に示す例では、例えば、栽培地ID61が「10001」の栽培地は、生産者ID62が「10001」の生産者と対応する。
管理サーバ3は、栽培地情報60を栽培地情報データベースとして記憶部22に保持する。
図6に示す例では、例えば、栽培地ID71が「10001」の栽培地において、作物種別ID72が「10001」の作物に対して、4月10日に化学肥料を散布している。
管理サーバ3は、作業履歴情報70を作業履歴情報データベースとして記憶部22に保持する。
図7に示す例では、例えば、検査ID81が「10001」の検査結果において、作物種別ID82が「10001」、重量83が「Xg」、見栄え(色)84が「赤味S%」、見栄え(傷)85が「M本」、糖度86が「P度」となっている。
また、品質判定表90を用いた判定ルールは、例えば、ランクAの条件に該当する項目が所定数存在する場合にはランクAと判定し、ランクAの条件に該当する項目が所定数存在しないかつランクBの条件に該当する項目が所定数存在する場合にはランクBと判定し、それ以外の場合にはランクCと判定するものであっても良い。
図9に示す例では、例えば、作物種別ID101が「10001」、ランク102が「ランクA」の単位価格103は、「X円」となっている。
管理サーバ3の制御部21は、受信した生産者IDをキーとして生産者情報50を検索する。受信した生産者IDが生産者情報50に存在すれば、管理サーバ3の制御部21は、正当な権限を有する者として認証し(S103)、認証結果を買取端末5に送信する(S104)。
尚、生産者の認証は、指紋や顔などの生体認証によって行っても良い。この場合には、管理サーバ3の制御部21は、生産者情報50に指紋データなどの生体情報を保持しておき、買取端末5から生体情報を受信することで、生産者の認証を行う。
作物種別IDを入力するための入力部35は、タッチパネル、キーボードなどである。また、検査機器7によって農作物を撮影して、画像処理によって作物種別を特定しても良い。
品質判定表90が作業履歴情報70に関する判定項目を含まない場合、管理サーバ3の制御部21は、受信した作物種別IDに該当する品質判定表90の条件と、受信した検査結果を比較し、農作物1個ごとに品質を判定する。
品質判定表90が作業履歴情報70に関する判定項目を含む場合、管理サーバ3の制御部21は、受信した生産者IDをキーとして栽培地情報データベースを検索し、栽培地ID61を取得する。更に、取得した栽培地ID61をキーとして作業履歴情報データベースを検索する。そして、受信した作物種別IDに該当する品質判定表90の条件と、受信した検査結果、および検索結果の作業履歴情報70の作業内容74を比較し、農作物1個ごとに品質を判定する。
管理サーバ3の制御部21は、判定したランクごとの個数、または重量をRAMに記憶する。
尚、複数の作物種別の農作物を買い取る場合には、S108を作物種別ごとに実行してからS109を1度実行して買取価格の総計を算出しても良いし、S108とS109を作物種別ごとに実行し、新たなステップとして買取価格の総計を算出しても良い。
次に、第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態と同じ要素については同じ番号を付して同様の説明を省略する。
図11は、第2の実施の形態に係るシステム概要図である。図10に示すように、農作業買取システム1aは、管理サーバ3、買取端末5、検査機器7、生産者端末11、作業端末13、画像取得端末15、作業機器17、カメラ19から構成されている。管理サーバ3、買取端末5、生産者端末11、作業端末13、画像取得端末15は、ネットワーク9を介して接続されている。
生産者端末11のハードウエア構成は、図2に示す管理サーバ3のハードウエア構成と同様である。
作業端末13のハードウエア構成は、図3に示す買取端末5のハードウエア構成と同様である。
画像取得端末15のハードウエア構成は、図3に示す買取端末5のハードウエア構成と同様である。
図12は、生産者情報50aの一例を示す図である。生産者情報50aは、管理サーバ3に予め登録されるデータベースであり、農作物の生産者を示すものである。図12に示すように、生産者情報50aは、生産者ID51、生産者名52、人物画像ID53、紹介文54を含む。人物画像ID53は、生産者が予め撮影して管理サーバ3に登録した生産者の顔画像ファイルを一意に識別する情報である。顔画像ファイルは、管理サーバ3の記憶部22に人物画像ID53によって検索可能に保持される。紹介文54は、生産者が予め作成して管理サーバ3に登録した生産者の紹介文である。
図12に示す例では、例えば、生産者名52が「A」の生産者に対して、「10001」の生産者ID51が付与され、人物画像ID53が「10001」、紹介文54が「XXX」と登録されている。
管理サーバ3は、生産者情報50aを生産者情報データベースとして記憶部22に保持する。
図13に示す例では、端末ID111が「10001」に紐付くカメラ19が、栽培地ID112が「10001」の栽培地を、「パン角度X1度、チルド角度Y1度」の撮影方向113、「Z1倍」の撮影倍率114によって撮影する。
図14に示す例では、栽培地ID121が「10001」、記録日時122が「4月1日」の生育画像ID123は「10001」である。
管理サーバ3は、生育履歴情報120を生育履歴情報データベースとして記憶部22に保持する。
図15に示す例では、例えば、作物種別ID131が「10001」の作物種別に対して、コンテンツID132が「10001」のフォーマットファイルを対応付けている。
尚、店頭での表示形態は、作成したコンテンツを印刷して紙媒体を展示しても良いし、電子媒体のまま表示端末に表示するようにしても良い。
図16は、第1の作業履歴登録処理の流れを示すフローチャートである。第1の作業履歴登録処理は、生産者が農作業を実行するごとに行われる。
生産者端末11の制御部21は、栽培地ID71、作物種別ID72、作業日時73、作業内容74を含む作業履歴情報70を入力し(S201)、作業履歴情報70を管理サーバ3に送信する(S202)。
管理サーバ3の制御部21は、作業履歴情報70を受信すると、作業履歴情報70を記憶部22の作業履歴情報データベースに登録する(S203)。
作業端末13の制御部31は、栽培地ID71、作物種別ID72、作業日時73、作業内容74を含む作業履歴情報70を生成し(S301)、作業履歴情報70を管理サーバ3に送信する(S302)。
管理サーバ3の制御部21は、作業履歴情報70を受信すると、作業履歴情報70を記憶部22の作業履歴情報データベースに登録する(S303)。
図16、図17の処理によって、管理サーバ3の作業履歴情報データベースには、農作物の栽培のために行われた全ての農作業が登録される。
管理サーバ3の制御部21は、生育状況の画像取得命令を画像取得端末15に送信する(S401)。
画像取得端末15の制御部31は、画像取得端末情報110に基づいてカメラ19を制御して農作物の画像を取得し(S402)、取得した画像を管理サーバ3に送信する(S403)。
管理サーバ3の制御部21は、受信した画像を記憶部22に保存するとともに、生育履歴情報120を記憶部22の生育履歴情報データベースに登録する(S404)。
図18の処理によって、管理サーバ3の生育履歴情報データベースには、農作物の発芽、着花、成熟といった生育状況の様子が時系列で登録される。生育履歴情報データベースは、後述する販売促進用のコンテンツ作成処理に利用される。
買取端末5の制御部31は、生産者を認証するために、生産者IDを入力し(S501)、管理サーバ3に生産者IDを送信する(S502)。
管理サーバ3の制御部21は、受信した生産者IDをキーとして生産者情報50aを検索する。受信した生産者IDが生産者情報50aに存在すれば、管理サーバ3の制御部21は、正当な権限を有する者として認証し(S503)、認証結果を買取端末5に送信する(S504)。
買取端末5の制御部31は、受信した買取価格、販売用コンテンツを表示部36に表示する(S512)。販売用コンテンツを表示部36に表示することによって、生産者に対して、販売用コンテンツの利用に同意するかどうか確認を取ることができる。
管理サーバ3の制御部21は、買取価格を更新するための参考情報を取得する(S601)。参考情報は、例えば、インターネット等を介して入手可能な公的機関などが発表する日別の卸売価格情報、他社店舗販売価格情報等(市場価格情報)である。また、参考情報は、例えば、過去の販売履歴や当日の天候などに基づいて予想された当日の需要量情報等である。また、参考情報は、例えば、当日の仕入量情報等である。
図20の処理によって、市場価格と連動した妥当な買取価格を生産者に提示することができる。
管理サーバ3の制御部21は、画像取得端末15に画像取得命令を送信し、画像取得端末15から農作物の画像を取得して、生育状況を確認する(S701)。管理サーバ3は、農作物の画像に対して画像処理を行い、成熟度を判定して生育状況を確認する。例えば、農作物がトマトの場合、色彩の赤味レベル(例えばRGB表色系のR成分の閾値、差分閾値、Lab表色系の3軸の閾値、差分閾値など)によって成熟度を判定する。
尚、生産者端末11への作業提案情報の送信は、メールサーバ(不図示)を介して、予め登録される生産者のメールアドレス宛に電子メールとして送信しても良い。
生産者端末11の制御部21は、受信した作業提案情報を表示部26に表示する(S704)。
図21の処理によって、貸し菜園をスーパー等が運営している場合には、スーパー等の来客を増やすことができる。また、生産者は、適切な時期に適切な農作業を行うことができる。
3………管理サーバ
5………買取端末
7………検査機器
9………ネットワーク
11………生産者端末
13………作業端末
15………画像取得端末
17………作業機器
19………カメラ
Claims (10)
- スーパーその他の農作物販売業者が自ら敷地内に有する貸し菜園の栽培地を、一定の区画ごとに区分けして、生産者である一般消費者に貸し出し、前記生産者である一般消費者が収穫した農産物を、前記農作物販売業者が品質に応じて買い取るための農作物買取システムを管理する、前記生産者である一般消費者の前記農産物の買い取りに用いられる買取端末とネットワークを介して接続される管理サーバであって、
農作物の前記生産者を一意に識別する生産者IDを含む生産者情報を記録するデータベースである生産者情報データベースと、
区分けされた前記栽培地を一意に識別する栽培地IDと前記生産者IDとを含む栽培地情報を記録する栽培地情報データベースと、
前記栽培地IDおよび農作物の種別を一意に識別する作物種別IDごとに、農作業を実行した日時を示す作業日時と、実行した農作業の内容を示す作業内容とを含む作業履歴情報を記録するデータベースである作業履歴情報データベースと、
前記作物種別IDごとに、買取時の農作物の検査結果を示す検査結果情報に関する判定項目と前記作業履歴情報に関する判定項目とに基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表を変更可能に記録する品質判定表記録手段と、
前記作物種別IDおよび前記品質ランクごとに、単位量当たりの買取価格を示す買取価格表を変更可能に記録する買取価格表記録手段と、
前記買取端末から前記生産者ID、前記作物種別ID、前記検査結果情報を受信する受信手段と、
受信した前記生産者IDをキーとして前記栽培地情報データベースから前記栽培地IDを取得し、取得した前記栽培地IDおよび受信した前記作物種別IDをキーとして前記作業履歴情報データベースから前記作業履歴情報を取得し、取得した前記作業履歴情報と、受信した前記検査結果情報とを、受信した前記作物種別IDに該当する前記品質判定表の判定基準と比較して前記品質ランクを判定する品質ランク判定手段と、
受信した前記作物種別IDと、前記品質ランク判定手段によって判定された前記品質ランクとから、前記買取価格表に基づいて買取価格を算出し、前記買取端末に送信する買取価格送信手段と、
を具備することを特徴とする管理サーバ。 - 前記生産者情報、前記作業履歴情報、前記検査結果情報のうち少なくとも1つを取得し、予め定められたフォーマットに応じて農作物の販売用コンテンツを作成する販売用コンテンツ作成手段、
を更に具備し、
前記買取価格送信手段は、前記販売用コンテンツ作成手段が前記生産者情報に基づいて前記販売用コンテンツを作成する場合には、所定額を上乗せした買取価格を送信することを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。 - 更に、農作物の画像を取得する画像取得端末とネットワークを介して接続され、
農作物の画像を前記画像取得端末から定期的に受信する画像受信端末と、
受信した農作物の画像を時系列で記録するデータベースである生育履歴情報データベースと、
を更に具備し、
前記販売用コンテンツ作成手段は、農作物の画像を利用して前記販売用コンテンツを作成することを特徴とする請求項2に記載の管理サーバ。 - 前記販売用コンテンツ作成手段は、前記生産者情報、前記作業履歴情報、前記検査結果情報のうち少なくとも1つが特定の条件を満たす場合には、予め登録されている特定コンテンツを含めて前記販売用コンテンツを作成することを特徴とする請求項2に記載の管理サーバ。
- 前記買取価格表の単位量当たりの買取価格を、農作物の市場価格と連動して変更する買取価格変更手段、を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
- 前記画像取得端末から受信する農作物の画像に基づいて、農作物の成熟度を判定し、生産者に判定した農作物の成熟度に応じた農作業を提案する農作業提案手段、を更に具備することを特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。
- スーパーその他の農作物販売業者が自ら敷地内に有する貸し菜園の栽培地を、一定の区画ごとに区分けして、生産者である一般消費者に貸し出し、前記生産者である一般消費者が収穫した農産物を、前記農作物販売業者が品質に応じて買い取るための農作物買取システムを管理する管理サーバと、前記生産者である一般消費者の前記農産物の買い取りに用いられる買取端末とが、ネットワークを介して接続される農作物買取システムであって、
前記買取端末は、
前記生産者を一意に識別する生産者ID、及び、農作物の種別を一意に識別する作物種別IDを入力するとともに、検査機器を制御して買取時の農作物の検査を行い、前記生産者IDと、前記作物種別IDと、農作物の検査結果を示す検査結果情報とを前記管理サーバに送信する手段、
を具備し、
前記管理サーバは、
前記生産者IDを含む生産者情報を記録するデータベースである生産者情報データベースと、
区分けされた前記栽培地を一意に識別する前記栽培地IDと前記生産者IDとを含む栽培地情報を記録する栽培地情報データベースと、
前記栽培地IDおよび前記作物種別IDごとに、農作業を実行した日時を示す作業日時と、実行した農作業の内容を示す作業内容とを含む作業履歴情報を記録するデータベースである作業履歴情報データベースと、
前記作物種別IDごとに、買取時の前記検査結果情報に関する判定項目と前記作業履歴情報に関する判定項目とに基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表を変更可能に記録する品質判定表記録手段と、
前記作物種別IDおよび前記品質ランクごとに、単位量当たりの買取価格を示す買取価格表を変更可能に記録する買取価格表記録手段と、
前記買取端末から前記生産者ID、前記作物種別ID、前記検査結果情報を受信する受信手段と、
受信した前記生産者IDをキーとして前記栽培地情報データベースから前記栽培地IDを取得し、取得した前記栽培地IDおよび受信した前記作物種別IDをキーとして前記作業履歴情報データベースから前記作業履歴情報を取得し、取得した前記作業履歴情報と、受信した前記検査結果情報とを、受信した前記作物種別IDに該当する前記品質判定表の判定基準と比較して前記品質ランクを判定する品質ランク判定手段と、
受信した前記作物種別IDと、前記品質ランク判定手段によって判定された前記品質ランクとから、前記買取価格表に基づいて買取価格を算出し、前記買取端末に送信する買取価格送信手段と、
を具備することを特徴とする農作物買取システム。 - スーパーその他の農作物販売業者が自ら敷地内に有する貸し菜園の栽培地を、一定の区画ごとに区分けして、生産者である一般消費者に貸し出し、前記生産者である一般消費者が収穫した農産物を、前記農作物販売業者が品質に応じて買い取るための農作物買取システムを管理する管理サーバと、前記生産者である一般消費者の前記農産物の買い取りに用いられる買取端末とが、ネットワークを介して接続される農作物買取システムにおける農作物買取方法であって、
前記管理サーバは、
農作物の前記生産者を一意に識別する生産者IDを含む生産者情報を記録するデータベースである生産者情報データベースと、
区分けされた前記栽培地を一意に識別する栽培地IDと前記生産者IDとを含む栽培地情報を記録する栽培地情報データベースと、
前記栽培地IDおよび前記作物種別IDごとに、農作業を実行した日時を示す作業日時と、実行した農作業の内容を示す作業内容とを含む作業履歴情報を記録するデータベースである作業履歴情報データベースと、
前記作物種別IDごとに、買取時の前記検査結果情報に関する判定項目と前記作業履歴情報に関する判定項目とに基づいて品質ランクを判定するための判定基準を示す品質判定表を変更可能に記録する品質判定表記録手段と、
前記作物種別IDおよび前記品質ランクごとに、単位量当たりの買取価格を示す買取価格表を変更可能に記録する買取価格表記録手段と、
を備え、
前記買取端末が、前記生産者ID、及び、前記作物種別IDを入力するとともに、検査機器を制御して買取時の農作物の検査を行い、前記生産者IDと、前記作物種別IDと、農作物の検査結果を示す検査結果情報とを前記管理サーバに送信するステップと、
前記買取端末から前記生産者ID、前記作物種別ID、前記検査結果情報を受信する受信ステップと、
受信した前記生産者IDをキーとして前記栽培地情報データベースから前記栽培地IDを取得し、取得した前記栽培地IDおよび受信した前記作物種別IDをキーとして前記作業履歴情報データベースから前記作業履歴情報を取得し、取得した前記作業履歴情報と、受信した前記検査結果情報とを、受信した前記作物種別IDに該当する前記品質判定表の判定基準と比較して前記品質ランクを判定する品質ランク判定ステップと、
受信した前記作物種別IDと、前記品質ランク判定ステップによって判定された前記品質ランクとから、前記買取価格表に基づいて買取価格を算出し、前記買取端末に送信する買取価格送信ステップと、
を実行することを特徴とする農作物買取方法。 - コンピュータを請求項1から請求項6のいずれかに記載の管理サーバとして機能させるプログラム。
- コンピュータを請求項1から請求項6のいずれかに記載の管理サーバとして機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
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