JP2018190057A - 栽培履歴登録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】登録済みの過去の栽培履歴を利用することで、出荷者に合わせた栽培履歴で入力を行える栽培履歴登録方法を提供すること。【解決手段】サーバー1が出荷商品の商品名の選択を促す商品選択ステップ30と、商品選択ステップ30で選択した商品名の商品について、登録済みの過去の栽培履歴の中から一つの栽培履歴の選択を促す栽培履歴選択ステップ50と、栽培履歴選択ステップ50で選択された登録済みの栽培履歴の明細項目80を表示し、新たな栽培履歴の入力を促す栽培履歴入力ステップ60と、栽培履歴入力ステップ60で入力された出荷商品に関する新たな栽培履歴を登録する栽培履歴登録ステップ90を有することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、栽培履歴を管理するための栽培履歴登録方法に関する。
各地域では、例えば直売所などの管理者が、栽培品目別に栽培指針を作成して配布している。出荷者はこの栽培指針を参考にして栽培を行い、栽培に用いた農薬などは手書きで管理者に提出している。
しかし、手書き情報では、不鮮明で記入間違いがあり、管理者の管理負担は大きく、トレーサビリティの導入が困難である。
特許文献1は、履歴管理日誌へのデータの記入を簡単とし、ミスが生じにくいものとする栽培履歴管理方法を提案している。
特許文献1では、植物を栽培する際の作業について、その植物の栽培過程に沿って時系列に並べられた各作業工程の実施時期と、各作業工程で使用する資材の名称と、各作業工程を実施した日時及び各作業工程で使用した資材の使用量の記入欄とを記した履歴管理日誌を発行している。
特開2008−3984号公報
特許文献1によれば、時系列に並べられた各作業工程に対応して設けられている記入欄に、その作業工程を実施した日時やその作業工程で使用した農薬の使用量を書き込めばよく、防除日誌へのデータの記入が簡単で、ミスが生じにくい。
しかし、この方法では、出荷者によって作業工程が異なる場合には十分に適用できない。
そこで本発明は、登録済みの過去の栽培履歴を利用することで、出荷者に合わせた栽培履歴で入力を行える栽培履歴登録方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の栽培履歴登録方法は、出荷者、前記出荷者が出荷する出荷商品、前記出荷商品を出荷する出荷予定日、及び前記出荷商品を栽培する圃場情報を含み、前記出荷商品の栽培に用いる農薬及び肥料のいずれかを少なくとも登録する栽培履歴登録方法であって、サーバーが前記出荷商品の商品名の選択を促す商品選択ステップと、前記商品選択ステップで選択した前記商品名の商品について、登録済みの過去の栽培履歴の中から一つの前記栽培履歴の選択を促す栽培履歴選択ステップと、前記栽培履歴選択ステップで選択された登録済みの前記栽培履歴の明細項目を表示し、新たな前記栽培履歴の入力を促す栽培履歴入力ステップと、前記栽培履歴入力ステップで入力された前記出荷商品に関する新たな栽培履歴を登録する栽培履歴登録ステップとを有することを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載の栽培履歴登録方法において、前記商品選択ステップでは、前記出荷者が過去に登録した前記栽培履歴の情報を栽培履歴データベースから抽出する栽培履歴情報抽出ステップと、前記栽培履歴情報抽出ステップで抽出された前記栽培履歴から、履歴登録のある前記商品名を抽出する商品名抽出ステップと、履歴登録のある前記商品名別に栽培回数を算出する栽培回数算出ステップと、前記商品名抽出ステップで抽出された前記商品名を、前記栽培回数算出ステップで算出された前記栽培回数が多い順に一覧表示として出力する商品名表示ステップとを有することを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載の栽培履歴登録方法において、前記サーバーが、前記商品選択ステップで選択された前記商品について、前記商品に使用する栽培基準の選択を促す栽培基準選択ステップを有し、前記栽培履歴選択ステップでは、前記栽培基準選択ステップで選択された前記栽培基準についての前記栽培履歴の選択を促すことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項2に記載の栽培履歴登録方法において、前記栽培履歴選択ステップでは、前記商品選択ステップで選択された前記商品についての前記栽培履歴の前記情報を、前記栽培履歴情報抽出ステップで抽出された前記栽培履歴から抽出する特定商品栽培履歴情報抽出ステップと、前記特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出された個々の前記栽培履歴について、作付中、出荷中、又は出荷完了のいずれかに作業状態を区分する作業状態区分ステップと、前記特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した前記栽培履歴を、前記作業状態区分ステップで区分した前記作業状態とともに一覧表示として出力する栽培履歴表示ステップとを有することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項4に記載の栽培履歴登録方法において、前記栽培履歴入力ステップでは、前記栽培履歴選択ステップで選択された一つの前記栽培履歴の情報を、前記栽培履歴情報抽出ステップで抽出された前記栽培履歴から抽出する特定栽培履歴情報抽出ステップと、前記特定栽培履歴情報抽出ステップで抽出された一つの前記栽培履歴の前記明細項目を、前記作業名別、前記肥料名別、及び前記農薬名別の表示として出力する明細表示ステップと、前記明細表示ステップで作成された前記明細項目を、作業名別、肥料名別、及び農薬名別に、削除と複写との選択を促す明細項目選択ステップと、前記明細項目選択ステップで前記削除が選択されると、前記削除が選択された前記明細項目を削除する明細項目削除ステップと、前記明細項目選択ステップで前記複写が選択されると、前記複写が選択された前記明細項目を複写して新たな前記明細項目を追加する明細項目追加ステップと、前記明細表示ステップで作成された前記明細項目について、作業年月日の入力を促す明細項目入力ステップとを有することを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項5に記載の栽培履歴登録方法において、前記栽培履歴入力ステップでは、前記明細表示ステップで作成された前記明細項目以外の作業の入力を促す作業入力ステップと、前記作業入力ステップで前記作業が入力されると、履歴の選択を促す作業名表示選択ステップと、前記作業名表示選択ステップで前記履歴が選択されると、前記特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した前記栽培履歴に登録している作業名を抽出する作業名抽出ステップと、前記作業名抽出ステップで抽出した前記作業名を一覧表示として出力する登録作業名一覧表示ステップとを有することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項5に記載の栽培履歴登録方法において、前記栽培履歴入力ステップでは、前記明細表示ステップで作成された前記明細項目以外の肥料の入力を促す肥料入力ステップと、前記肥料入力ステップで前記肥料が入力されると、履歴の選択を促す肥料内容表示選択ステップと、前記肥料内容表示選択ステップで前記履歴が選択されると、前記特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した前記栽培履歴に登録している肥料名を抽出する肥料内容抽出ステップと、前記肥料内容抽出ステップで抽出した前記肥料名を一覧表示として出力する登録肥料名一覧表示ステップとを有することを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項7に記載の栽培履歴登録方法において、前記肥料内容表示選択ステップでは、前記肥料入力ステップで前記肥料が入力されると、推奨又は全体の選択を促し、前記肥料内容表示選択ステップで前記推奨が選択されると、肥料データベースに登録している肥料名の中であらかじめ管理者が推奨する前記肥料として登録している前記肥料名を抽出する推奨肥料内容抽出ステップと、前記肥料内容表示選択ステップで前記全体が選択されると、前記肥料データベースに登録している全ての前記肥料名を抽出する全肥料内容抽出ステップとを有し、前記登録肥料名一覧表示ステップでは、前記推奨肥料内容抽出ステップで抽出した前記肥料名又は前記全肥料内容抽出ステップで抽出した前記肥料名を一覧表示として出力することを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項5に記載の栽培履歴登録方法において、前記栽培履歴入力ステップでは、前記明細表示ステップで作成された前記明細項目以外の農薬の入力を促す農薬入力ステップと、前記農薬入力ステップで前記農薬が入力されると、履歴の選択を促す農薬内容表示選択ステップと、前記農薬内容表示選択ステップで前記履歴が選択されると、前記特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した前記栽培履歴に登録している農薬名を抽出する農薬内容抽出ステップと、前記農薬内容抽出ステップで抽出した前記農薬名を一覧表示として出力する登録農薬名一覧表示ステップとを有することを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項9に記載の栽培履歴登録方法において、前記農薬内容表示選択ステップでは、前記農薬入力ステップで前記農薬が入力されると、推奨又は全体の選択を促し、前記農薬内容表示選択ステップで前記推奨が選択されると、農薬データベースに登録している農薬名の中であらかじめ管理者が推奨する前記農薬として登録している前記農薬名を抽出する推奨農薬内容抽出ステップと、前記農薬内容表示選択ステップで前記全体が選択されると、前記農薬データベースに登録している農薬の全ての前記農薬名を抽出する全農薬内容抽出ステップとを有し、前記登録農薬名一覧表示ステップでは、前記推奨農薬内容抽出ステップで抽出した前記農薬名又は前記全農薬内容抽出ステップで抽出した前記農薬名を一覧表示として出力することを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の栽培履歴登録方法において、前記サーバーがあらかじめ商品別に登録している標準栽培パターンの選択を促す登録方法選択ステップと、前記登録方法選択ステップで前記標準栽培パターンが選択されると、前記商品選択ステップで選択した前記商品名の商品について、前記標準栽培パターンを抽出する標準栽培パターン情報抽出ステップと、前記標準栽培パターン情報抽出ステップで抽出された前記標準栽培パターンの明細項目を、作業名別、肥料名別、及び農薬名別の表示として出力する明細表示ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、登録済みの過去の栽培履歴を利用して新たな栽培履歴を入力できるので、栽培履歴の登録作業を簡素化できる。
本発明の一実施例による栽培履歴登録方法の処理流れを示す概念図 出荷者認証ステップで表示される出荷者認証画面 出荷者認証ステップで表示される出荷者認証画面 登録方法選択ステップで表示される登録方法選択画面 新規登録を選択した場合の登録方法選択画面 登録方法選択ステップで「あたらしく」が指示された場合の商品選択画面 図6において、「検索」が指示された場合の商品検索画面 図7で、商品名に「あま」の文字を入力した場合の検索結果を示す画面 図8で表示された「甘長とうがらし」が指示された状態を示す画面 栽培基準選択ステップで表示される栽培基準選択画面 図10で表示された「甘長とうがらし(露地栽培)」が指示された状態を示す画面 栽培履歴入力ステップで表示される栽培履歴入力画面 図12で、「出荷開始予定日」を指示した場合に表示されるカレンダーを示す画面 図12で、「出荷完了予定日」を指示した場合に表示されるカレンダーを示す画面 図12で、「圃場住所」を指示した場合に表示される圃場一覧リスト 図12で、「区画」を指示した場合に表示されるテンキーを示す画面 図12で、「面積」を指示した場合に表示されるテンキーを示す画面 図12で、「作付回数」を指示した場合に表示されるテンキーを示す画面 図12に示した栽培履歴入力画面 図19において、作業名に該当する入力キー「作業」を指示した場合に表示される作業選択画面 図20で、検索欄に「は」の文字を入力した場合の検索結果を示す画面 図21で表示された「は種」が指示された場合の入力状態を示す栽培履歴入力画面 図22で、「は種」が入力された明細項目について「作業年月日」を指示した場合に表示されるカレンダーを示す画面 図23で「は種」が入力された明細項目に「作業年月日」を入力した状態を示す栽培履歴入力画面 図24において、肥料名に該当する入力キー「肥料」を指示した場合に表示される肥料選択画面 図25で、検索欄に「けん」の文字を入力した場合の検索結果を示す画面 図26で表示された「県連配合6号 30K」が指示された場合の入力状態を示す栽培履歴入力画面 図27で、「県連配合6号 30K」が入力された明細項目について「作業年月日」を指示した場合に表示されるカレンダーを示す画面 図27で、「県連配合6号 30K」が入力された明細項目について「使用量」を指示した場合に表示されるテンキーを示す画面 図29で「県連配合6号 30K」が入力された明細項目に「使用量」を入力した状態を示す栽培履歴入力画面 図30において、農薬名に該当する入力キー「農薬」を指示した場合に表示される農薬選択画面 図31で、検索欄に「べん」の文字を入力した場合の検索結果を示す画面 図32で表示された「ベンレート水和剤」が指示された場合を示す使用方法選択画面 図33で表示された使用方法から「散布」が指示された場合の使用基準選択画面 図34で表示された使用基準の中から該当する使用基準が指示された場合の入力状態を示す栽培履歴入力画面 使用基準が複数ある場合の使用基準選択画面 図35で、「収穫」が入力された明細項目について「作業年月日」を指示した場合に表示されるカレンダーを示す画面 図35で、「ベンレート水和剤」「収穫前日まで」「散布」「炭疽病」が入力された明細項目について「散布液量」を指示した場合に表示されるテンキーを示す画面 図35で、「ベンレート水和剤」「収穫前日まで」「散布」「炭疽病」が入力された明細項目について「希釈倍数/使用量」を指示した場合に表示されるテンキーを示す画面 図35で「ベンレート水和剤」「収穫前日まで」「散布」「炭疽病」が入力された明細項目に「作業年月日」「散布液量」「希釈倍数/使用量」を入力した状態を示す栽培履歴入力画面 図40で、「登録」を指示された場合の登録確認画面 履歴利用登録を選択した場合の登録方法選択画面 登録方法選択ステップで「今までの履歴を使って」が指示された場合の商品選択画面 図43において、いずれかの商品が指示された場合の栽培履歴選択画面 図44において、参照したい栽培履歴を選択し「次へ」を指示した場合の栽培履歴入力画面 図45に示した栽培履歴入力画面 栽培パターン利用登録を選択した場合の登録方法選択画面 登録方法選択ステップで「栽培パターンを使って」が指示された場合の商品選択画面 図48において、いずれかの商品が指示された場合の栽培履歴入力画面 新規継続登録を選択した場合の登録方法選択画面 登録方法選択ステップで「つづきから」が指示された場合の栽培履歴入力画面 本実施例による栽培履歴登録方法の処理流れを示すフローチャート 本実施例による栽培履歴登録方法の処理流れを示すフローチャート 本実施例による栽培履歴登録方法の処理流れを示すフローチャート 本実施例による栽培履歴登録方法の処理流れを示すフローチャート 本実施例による栽培履歴登録方法の処理流れを示すフローチャート 本実施例による栽培履歴登録方法に用いる機能実現手段を示すブロック図
本発明の第1の実施の形態による栽培履歴登録方法は、サーバーが出荷商品の商品名の選択を促す商品選択ステップと、商品選択ステップで選択した商品名の商品について、登録済みの過去の栽培履歴の中から一つの栽培履歴の選択を促す栽培履歴選択ステップと、栽培履歴選択ステップで選択された登録済みの栽培履歴の明細項目を表示し、新たな栽培履歴の入力を促す栽培履歴入力ステップと、栽培履歴入力ステップで入力された出荷商品に関する新たな栽培履歴を登録する栽培履歴登録ステップとを有するものである。本実施の形態によれば、登録済みの過去の栽培履歴を利用して新たな栽培履歴を入力できるので、栽培履歴の登録作業を簡素化できる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態による栽培履歴登録方法において、商品選択ステップでは、出荷者が過去に登録した栽培履歴の情報を栽培履歴データベースから抽出する栽培履歴情報抽出ステップと、栽培履歴情報抽出ステップで抽出された栽培履歴から、履歴登録のある商品名を抽出する商品名抽出ステップと、履歴登録のある商品名別に栽培回数を算出する栽培回数算出ステップと、商品名抽出ステップで抽出された商品名を、栽培回数算出ステップで算出された栽培回数が多い順に一覧表示として出力する商品名表示ステップとを有するものである。本実施の形態によれば、出荷者自らが登録している栽培履歴情報を利用できるので更に栽培履歴の登録作業が簡素化でき、また栽培回数が多い順に商品名が表示されるため、必要とする栽培履歴を抽出しやすい。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態による栽培履歴登録方法において、サーバーが、商品選択ステップで選択された商品について、商品に使用する栽培基準の選択を促す栽培基準選択ステップを有し、栽培履歴選択ステップでは、栽培基準選択ステップで選択された栽培基準についての栽培履歴の選択を促すものである。本実施の形態によれば、同じ商品でも、例えば露地栽培と施設栽培のように栽培基準が複数存在する場合に、最適な栽培履歴を選択できる。
本発明の第4の実施の形態は、第2の実施の形態による栽培履歴登録方法において、栽培履歴選択ステップでは、商品選択ステップで選択された商品についての栽培履歴の情報を、栽培履歴情報抽出ステップで抽出された栽培履歴から抽出する特定商品栽培履歴情報抽出ステップと、特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出された個々の栽培履歴について、作付中、出荷中、又は出荷完了のいずれかに作業状態を区分する作業状態区分ステップと、特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した栽培履歴を、作業状態区分ステップで区分した作業状態とともに一覧表示として出力する栽培履歴表示ステップとを有するものである。本実施の形態によれば、栽培履歴を選択する際に、作付中、出荷中、又は出荷完了の区分が把握できるため、選択を容易にできる。
本発明の第5の実施の形態は、第4の実施の形態による栽培履歴登録方法において、栽培履歴入力ステップでは、栽培履歴選択ステップで選択された一つの栽培履歴の情報を、栽培履歴情報抽出ステップで抽出された栽培履歴から抽出する特定栽培履歴情報抽出ステップと、特定栽培履歴情報抽出ステップで抽出された一つの栽培履歴の明細項目を、作業名別、肥料名別、及び農薬名別の表示として出力する明細表示ステップと、明細表示ステップで作成された明細項目を、作業名別、肥料名別、及び農薬名別に、削除と複写との選択を促す明細項目選択ステップと、明細項目選択ステップで削除が選択されると、削除が選択された明細項目を削除する明細項目削除ステップと、明細項目選択ステップで複写が選択されると、複写が選択された明細項目を複写して新たな明細項目を追加する明細項目追加ステップと、明細表示ステップで作成された明細項目について、作業年月日の入力を促す明細項目入力ステップとを有するものである。本実施の形態によれば、一つの栽培履歴の明細項目が、作業名別、肥料名別、及び農薬名別で表示され、表示された明細項目単位で削除と複写が可能であるため、栽培履歴の登録作業を簡素化できる。
本発明の第6の実施の形態は、第5の実施の形態による栽培履歴登録方法において、栽培履歴入力ステップでは、明細表示ステップで作成された明細項目以外の作業の入力を促す作業入力ステップと、作業入力ステップで作業が入力されると、履歴の選択を促す作業名表示選択ステップと、作業名表示選択ステップで履歴が選択されると、特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した栽培履歴に登録している作業名を抽出する作業名抽出ステップと、作業名抽出ステップで抽出した作業名を一覧表示として出力する登録作業名一覧表示ステップとを有するものである。本実施の形態によれば、選択した過去の栽培履歴では行わなかった作業の追加を、選択しなかった過去の栽培履歴で登録している情報を利用して行えるので、新たな作業の追加を容易に行える。
本発明の第7の実施の形態は、第5の実施の形態による栽培履歴登録方法において、栽培履歴入力ステップでは、明細表示ステップで作成された明細項目以外の肥料の入力を促す肥料入力ステップと、肥料入力ステップで肥料が入力されると、履歴の選択を促す肥料内容表示選択ステップと、肥料内容表示選択ステップで履歴が選択されると、特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した栽培履歴に登録している肥料名を抽出する肥料内容抽出ステップと、肥料内容抽出ステップで抽出した肥料名を一覧表示として出力する登録肥料名一覧表示ステップとを有するものである。本実施の形態によれば、選択した過去の栽培履歴では用いなかった肥料の追加を、選択しなかった過去の栽培履歴で登録している情報を利用して行えるので、新たな肥料の追加を容易に行える。
本発明の第8の実施の形態は、第7の実施の形態による栽培履歴登録方法において、肥料内容表示選択ステップでは、肥料入力ステップで肥料が入力されると、推奨又は全体の選択を促し、肥料内容表示選択ステップで推奨が選択されると、肥料データベースに登録している肥料名の中であらかじめ管理者が推奨する肥料として登録している肥料名を抽出する推奨肥料内容抽出ステップと、肥料内容表示選択ステップで全体が選択されると、肥料データベースに登録している全ての肥料名を抽出する全肥料内容抽出ステップとを有し、登録肥料名一覧表示ステップでは、推奨肥料内容抽出ステップで抽出した肥料名又は全肥料内容抽出ステップで抽出した肥料名を一覧表示として出力するものである。本実施の形態によれば、選択した過去の栽培履歴では用いなかった肥料の追加を、肥料データベースに登録している情報を利用して行え、更に全肥料と推奨肥料とを選択して抽出できるので、新たな肥料の追加を容易に行える。
本発明の第9の実施の形態は、第5の実施の形態による栽培履歴登録方法において、栽培履歴入力ステップでは、明細表示ステップで作成された明細項目以外の農薬の入力を促す農薬入力ステップと、農薬入力ステップで農薬が入力されると、履歴の選択を促す農薬内容表示選択ステップと、農薬内容表示選択ステップで履歴が選択されると、特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した栽培履歴に登録している農薬名を抽出する農薬内容抽出ステップと、農薬内容抽出ステップで抽出した農薬名を一覧表示として出力する登録農薬名一覧表示ステップとを有するものである。本実施の形態によれば、選択した過去の栽培履歴では用いなかった農薬の追加を、選択しなかった過去の栽培履歴で登録している情報を利用して行えるので、新たな農薬の追加を容易に行える。
本発明の第10の実施の形態は、第9の実施の形態による栽培履歴登録方法において、農薬内容表示選択ステップでは、農薬入力ステップで農薬が入力されると、推奨又は全体の選択を促し、農薬内容表示選択ステップで推奨が選択されると、農薬データベースに登録している農薬名の中であらかじめ管理者が推奨する農薬として登録している農薬名を抽出する推奨農薬内容抽出ステップと、農薬内容表示選択ステップで全体が選択されると、農薬データベースに登録している農薬の全ての農薬名を抽出する全農薬内容抽出ステップとを有し、登録農薬名一覧表示ステップでは、推奨農薬内容抽出ステップで抽出した肥料名又は全農薬内容抽出ステップで抽出した農薬名を一覧表示として出力するものである。本実施の形態によれば、選択した過去の栽培履歴では用いなかった農薬の追加を、農薬データベースに登録している情報を利用して行え、更に全農薬と推奨農薬とを選択して抽出できるので、新たな農薬の追加を容易に行える。
本発明の第11の実施の形態は、第1から第3のいずれかの実施の形態による栽培履歴登録方法において、サーバーがあらかじめ商品別に登録している標準栽培パターンの選択を促す登録方法選択ステップと、登録方法選択ステップで標準栽培パターンが選択されると、商品選択ステップで選択した商品名の商品について、標準栽培パターンを抽出する標準栽培パターン情報抽出ステップと、標準栽培パターン情報抽出ステップで抽出された標準栽培パターンの明細項目を、作業名別、肥料名別、及び農薬名別の表示として出力する明細表示ステップとを有するものである。本実施の形態によれば、管理者があらかじめ登録した標準栽培パターンを利用して新たな栽培履歴を入力できるので、栽培履歴の登録作業を簡素化できる。
以下本発明の一実施例による栽培履歴登録方法について説明する。
図1は本実施例による栽培履歴登録方法の処理流れを示す概念図である。
本実施例による栽培履歴登録方法は、出荷者認証ステップ10、登録方法選択ステップ20、商品選択ステップ30、栽培基準選択ステップ40、栽培履歴選択ステップ50、栽培履歴入力ステップ60、栽培履歴登録ステップ90とからなる。
出荷者認証ステップ10では出荷者が特定される。商品選択ステップ30では出荷者が出荷する出荷商品が特定される。
登録方法選択ステップ20では、新規登録21と、履歴利用登録22と、栽培パターン利用登録23と、新規継続登録24とを選択できる。
新規登録21を選択すると、商品選択ステップ30、栽培基準選択ステップ40、栽培履歴入力ステップ60、及び栽培履歴登録ステップ90の順で処理が行われる。
履歴利用登録22を選択すると、商品選択ステップ30、栽培基準選択ステップ40、栽培履歴選択ステップ50、栽培履歴入力ステップ60、及び栽培履歴登録ステップ90の順で処理が行われる。
栽培パターン利用登録23を選択すると、商品選択ステップ30、栽培基準選択ステップ40、栽培履歴入力ステップ60、及び栽培履歴登録ステップ90の順で処理が行われる。
新規継続登録24を選択すると、商品選択ステップ30、栽培基準選択ステップ40、栽培履歴選択ステップ50、栽培履歴入力ステップ60、及び栽培履歴登録ステップ90の順で処理が行われる。
栽培履歴入力ステップ60では、基本項目70と明細項目80との入力を受け付ける。
基本項目70には、出荷開始予定日71と、出荷完了予定日72と、圃場住所73と、同一圃場住所73の一部を使用して作付を行う場合に用いる区画74と、作付の面積75と、同一圃場で複数回の作付を行う場合に用いる作付回数76とを有する。
出荷開始予定日71及び出荷完了予定日72の少なくとも一方が出荷予定日である。圃場住所73が圃場情報である。圃場情報には、区画74、面積75、作付回数76を含めることができる。
出荷開始予定日71、出荷完了予定日72、及び面積75は、管理者による栽培履歴チェック処理で必須の項目である。圃場住所73は栽培履歴登録ステップ90で必須の項目である。
明細項目80には、作業名81と、肥料名82と、農薬名83とを有する。
作業名81の項目は作業の実施日84が入力され、肥料名82の項目は作業の実施日84と肥料の使用量85が入力され、農薬名83の項目には作業の実施日84、農薬の使用方法86、農薬の使用基準87、農薬の散布液量88、及び農薬の希釈倍数/使用量89が入力される。
作業の実施日84、農薬の使用基準87、農薬の散布液量88、及び農薬の希釈倍数/使用量89は、管理者による栽培履歴チェック処理で必須の項目である。
図2から図51は本実施例による栽培履歴登録方法を説明する画面イメージ図である。図2から図51に示す画面イメージ図は、出荷者端末処理装置13(図57参照)で表示される。
図2及び図3は、出荷者認証ステップで表示される出荷者認証画面である。
出荷者カードを読み取り装置で識別するか、出荷者番号を入力することで個人認証を行う。出荷者認証を行った場合には次画面に遷移する。出荷者番号を入力した場合には、検索ボタンを指示することで氏名が表示される。氏名が正しければ「次へ」を指示し、「次へ」の指示によって次画面に遷移する。
図4は、登録方法選択ステップで表示される登録方法選択画面である。
新規登録21を選択する場合には「あたらしく」を指示し、履歴利用登録22を選択する場合には「今までの履歴を使って」を指示し、栽培パターン利用登録23を選択する場合には「栽培パターンを使って」を指示し、新規継続登録24を選択する場合には「つづきから」を指示する。
履歴利用登録22を選択すると、既に出荷者自らが履歴登録したことがある商品を選択することができる。
栽培パターン利用登録23を選択すると、出荷者自らが登録した履歴ではなく、管理者端末処理装置12(図57参照)によって管理者があらかじめ登録した標準栽培パターンを利用して履歴登録することができる。
図5から図41を用いて、新規登録を選択した場合を説明する。
図5は登録方法選択画面であり、新規登録21が指示された状態を示している。
図5に示すように、登録方法選択ステップ20で「あたらしく」が指示されると、図6に示す商品選択画面に遷移する。
図6に示す商品選択画面では、出荷者が履歴登録したことがある商品の商品名が一覧表示される。
商品名は、登録された栽培回数が多い順に表示される。
新たに登録したい商品名が一覧表示で表示されない場合には、出荷者は「検索」を指示する。
図6に示す商品選択画面において、「検索」が指示されると、図7に示す画面に遷移する。
図7は商品検索画面である。
図7に示す商品検索画面では、50音の表で商品名を検索できる。表示される商品名は商品データベース8B(図57参照)にあらかじめ登録されている商品である。
図8は図7に示す商品検索画面で、商品名に「あま」の文字を入力した場合の検索結果を示している。
図8は、「あま」を商品名に含む「アマランサス」「甘長とうがらし」「甘夏みかん」及び「甘柿」が表示された状態を示している。
図9は、図8に示す商品検索画面で表示された「甘長とうがらし」が指示された状態を示している。
図10は、栽培基準選択ステップで表示される栽培基準選択画面である。
栽培基準選択ステップ40では、栽培方法による栽培基準を選択できる。栽培基準には、「露地・施設」のような栽培方法の他に、「有袋・無袋」、「春播き・秋播き」などの条件で栽培基準が分かれるものがある。
図10では、「甘長とうがらし(露地栽培)」と「甘長とうがらし(施設栽培)」とが表示されている。
図11は、図10に示す栽培基準選択画面で表示された「甘長とうがらし(露地栽培)」が指示された状態を示している。
図11に示す栽培基準選択画面において、「次へ」が指示されると、図12に示す画面に遷移する。
図12は、栽培履歴入力ステップで表示される栽培履歴入力画面である。
図12に示すように、栽培履歴入力画面では、基本項目70と明細項目80の入力を促す入力欄が表示される。基本項目70の入力欄は、出荷開始予定日71、出荷完了予定日72、圃場住所73、区画74、面積75、及び作付回数76である。明細項目80は、作業、肥料、又は農薬の入力欄が複数ブランクで表示され、一つの入力欄には、「作業年月日」「作業名、肥料名、農薬名の区別」「使用時期」「使用方法」「適用病害虫雑草名」「散布液量」「希釈倍数/使用量」が入力される。
図13は図12に示す栽培履歴入力画面で、「出荷開始予定日」を指示した場合に表示されるカレンダーを示している。
出荷開始予定日71が判明している場合には、「出荷開始予定日」を指示する。表示されたカレンダーで日付を選択し「OK」を指示することで出荷開始予定日欄に日付が表示される。出荷開始予定日71は未入力でも登録は可能である。
図14は図12に示す栽培履歴入力画面で、「出荷完了予定日」を指示した場合に表示されるカレンダーを示している。
出荷完了予定日が判明している場合には、「出荷完了予定日」を指示する。表示されたカレンダーで日付を選択し「OK」を指示することで出荷完了予定日欄に日付が表示される。「出荷完了予定日」は未入力でも登録は可能である。
図15は図12に示す栽培履歴入力画面で、「圃場住所」を指示した場合に表示される圃場一覧リストを示している。
「圃場住所」を指示すると、出荷者自らの登録されている圃場の一覧が表示される。圃場一覧リストは、住所とともに面積75が表示される。表示された圃場一覧リストで該当する圃場を指示することで、指示された住所が圃場住所欄に、面積が面積欄に表示される。圃場住所73が未入力であると登録できない。
図16は図12に示す栽培履歴入力画面で、「区画」を指示した場合に表示されるテンキーを示している。
圃場住所73の一部を使用して作付を行った場合や、同じ圃場内で同じ商品を栽培していた場合など、圃場に区別を付ける必要がある場合には、「圃場区画」を指示する。表示されたテンキーで数字を選択し「OK」を指示することで圃場区画欄に区画数が表示される。「圃場区画」は任意の入力項目である。
図17は図12に示す栽培履歴入力画面で、「面積」を指示した場合に表示されるテンキーを示している。
面積75は圃場を選択することで自動で入力されるが、実際は圃場の一部しか使用していない場合には、「面積」を指示する。表示されたテンキーで実際の面積75を選択し「OK」を指示することで面積欄に面積75が表示される。農薬の使用チェックは、面積欄に入力された面積75から単位面積当たりの農薬の使用量を計算して行われる。
図18は図12に示す栽培履歴入力画面で、「作付回数」を指示した場合に表示されるテンキーを示している。
同じ圃場住所73で単年度に複数回同じ商品の作付を行った場合など、圃場に区別を付ける必要がある場合には、「作付回数」を指示する。表示されたテンキーで数字を選択し「OK」を指示することで作付回数欄に作付回数76が表示される。作付回数76は任意の入力項目である。
図19は図12に示した栽培履歴入力画面である。
図19に示すように、栽培履歴入力画面には、作業名81、肥料名82、及び農薬名83を入力するための入力キー「作業」「肥料」「農薬」が表示されている。
作業名81、肥料名82、及び農薬名83の入力キー「作業」「肥料」「農薬」を指示することで、明細項目80に必要事項を入力することができる。
図20は、図19に示す栽培履歴入力画面において、入力キー「作業」を指示した場合に表示される作業選択画面である。
図20に示す作業選択画面では、「履歴」と「全体」とを選択できる指示欄が表示されている。
「履歴」を選択した場合には、出荷者自らが、今回登録しようとしている商品に関して、既に登録されている栽培履歴で登録している作業名81が表示される。
「全体」を選択した場合には、作業データベース8D(図57参照)に登録され、全ての作業名81が表示される。
図21は図20に示す作業選択画面で、検索欄に「は」の文字を入力した場合の検索結果を示している。
このように、表示される作業名81が多い場合には、50音検索キーを用いて絞り込みが可能である。
図21は、「は」から始まる作業名81である「ハウス管理」「は種」「鉢上」「伐採」「伐倒」「培地調整」及び「培土」が表示された状態を示している。
図22は、図21に示す作業選択画面で表示された「は種」が指示された場合の入力状態を示す栽培履歴入力画面である。
図22に示すように、明細項目80に「は種」が入力される。
図23は図22に示す栽培履歴入力画面で、「は種」が入力された明細項目80について「作業年月日」を指示した場合に表示されるカレンダーを示している。表示されたカレンダーで日付を選択し「OK」を指示することで作業年月日欄に日付が表示される。「作業年月日」は未入力でも他の入力作業は可能である。
図24は、図23に示す栽培履歴入力画面で「は種」が入力された明細項目80に「作業年月日」を入力した状態を示す栽培履歴入力画面である。
図24に示すように、「は種」の明細項目80には作業の実施日84が入力される。
図25は、図24に示す栽培履歴入力画面において、入力キー「肥料」を指示した場合に表示される肥料選択画面である。
図25に示す肥料選択画面では、「履歴」と「推奨」と「全体」とを選択できる指示欄が表示されている。
「履歴」を選択した場合には、出荷者自らが、今回登録しようとしている商品に関して、既に登録されている栽培履歴で登録している肥料名82が表示される。
「推奨」を選択した場合には、管理者が、使用を推奨している肥料名82が表示される。使用を推奨している肥料名82は、管理者端末処理装置12(図57参照)によって管理者があらかじめ登録している。
「全体」を選択した場合には、肥料データベース8E(図57参照)に登録され、全ての肥料名82が表示される。
図26は図25に示す肥料選択画面で、検索欄に「けん」の文字を入力した場合の検索結果を示している。
このように、表示される肥料名82が多い場合には、50音検索キーを用いて絞り込みが可能である。
図26は、「けん」を含む肥料名である「県連配合11号 30K」「県連配合6号 30K」・・「県連配合スーパー有機 20K」などが表示された状態を示している。
図27は、図26に示す肥料選択画面で表示された「県連配合6号 30K」が指示された場合の入力状態を示す栽培履歴入力画面である。
図27に示すように、明細項目80に「県連配合6号 30K」が入力される。
図28は図27に示す栽培履歴入力画面で、「県連配合6号 30K」が入力された明細項目80について「作業年月日」を指示した場合に表示されるカレンダーを示している。表示されたカレンダーで日付を選択し「OK」を指示することで作業年月日欄に日付が表示される。「作業年月日」は未入力でも他の入力作業は可能である。
図29は図27に示す栽培履歴入力画面で、「県連配合6号 30K」が入力された明細項目80について「使用量」を指示した場合に表示されるテンキーを示している。表示されたテンキーで数値を選択し「OK」を指示することで使用量欄に使用量が表示される。「使用量」には作付の面積75に応じた数値を入力する。
図30は、図29に示す栽培履歴入力画面で「県連配合6号 30K」が入力された明細項目80に「使用量」を入力した状態を示す栽培履歴入力画面である。
図30に示すように、「県連配合6号 30K」の明細項目80には使用量が入力される。
図31は、図30に示す栽培履歴入力画面において、農薬名83に該当する入力キー「農薬」を指示した場合に表示される農薬選択画面である。
図31に示す農薬選択画面では、「履歴」と「推奨」と「全体」とを選択できる指示欄が表示されている。
「履歴」を選択した場合には、出荷者自らが、今回登録しようとしている商品に関して、既に登録されている栽培履歴で登録している農薬名83が表示される。
「推奨」を選択した場合には、今回登録しようとしている商品に関して、管理者が、使用を推奨している農薬名83が表示される。使用を推奨している農薬名83は、管理者端末処理装置12(図57参照)によって管理者があらかじめ登録している。
「全体」を選択した場合には、農薬データベース8A(図57参照)に登録され、今回登録しようとしている商品に関して用いることができる全ての農薬名83が表示される。
図32は図31に示す農薬選択画面で、検索欄に「べん」の文字を入力した場合の検索結果を示している。
このように、表示される農薬名83が多い場合には、50音検索キーを用いて絞り込みが可能である。
図32は、「べん」を含む農薬名83である「GFベンレート水和剤」「ベンレート水和剤20」「ベンレート水和剤」「モベントフロアブル」が表示された状態を示している。
図33は、図32に示す農薬選択画面で表示された「ベンレート水和剤」が指示された場合を示す使用方法選択画面である。
農薬名83が指示されると、図33に示すように、その農薬に関する複数の使用方法が表示される。指示された農薬について、一つの使用方法しか存在しない場合には、図33に示す使用方法選択画面は表示されない。
図34は、図33に示す使用方法選択画面で表示された使用方法から「散布」が指示された場合の使用基準選択画面である。
図34に示すように、その農薬の使用方法86に関する使用基準が表示される。図34では一つの使用基準しかない場合を示しているが、使用基準が複数ある場合には、複数の使用基準が表示され、いずれかの使用基準を選択する。
図35は、図34に示す使用基準選択画面で表示された使用基準の中から該当する使用基準が指示された場合の入力状態を示す栽培履歴入力画面である。
図35に示すように、明細項目80に「ベンレート水和剤」「収穫前日まで」「散布」「炭疽病」が入力される。
また、入力された農薬について使用時期に制約がある場合には、図35に示すように、制約のある使用時期に関する明細項目80xが自動的に追加される。
すなわち、明細項目80に「収穫前日まで」と入力されるため、作業名81の明細項目80xとして収穫が追加表示される。
図36は、使用基準が複数ある場合の使用基準選択画面である。
図36に示すように、適用対象とする病害虫又は雑草によって使用基準が異なる場合がある。
図37は図35に示す栽培履歴入力画面で、「収穫」が入力された明細項目80xについて「作業年月日」を指示した場合に表示されるカレンダーを示している。表示されたカレンダーで日付を選択し「OK」を指示することで作業年月日欄に日付が表示される。「作業年月日」は未入力でも他の入力作業は可能である。
図38は図35に示す栽培履歴入力画面で、「ベンレート水和剤」「収穫前日まで」「散布」「炭疽病」が入力された明細項目80について「散布液量」を指示した場合に表示されるテンキーを示している。表示されたテンキーで数値を選択し「OK」を指示することで散布液量欄に散布液量が表示される。「散布液量」には、単位面積に応じた数値を入力する。
図39は図35に示す栽培履歴入力画面で、「ベンレート水和剤」「収穫前日まで」「散布」「炭疽病」が入力された明細項目80について「希釈倍数/使用量」を指示した場合に表示されるテンキーを示している。表示されたテンキーで数値を選択し「OK」を指示することで希釈倍数/使用量欄に希釈倍数又は使用量が表示される。「希釈倍数/使用量」には、単位に応じた数値を入力する。
図40は、図35に示す栽培履歴入力画面で「ベンレート水和剤」「収穫前日まで」「散布」「炭疽病」が入力された明細項目80に「作業年月日」「散布液量」「希釈倍数/使用量」を入力した状態を示す栽培履歴入力画面である。
図40に示すように、「ベンレート水和剤」「収穫前日まで」「散布」「炭疽病」が入力された明細項目80には、「作業年月日」「散布液量」「希釈倍数/使用量」が入力される。
図40に示す栽培履歴入力画面で、「登録」を指示することで、図41に示す登録確認画面が表示され、「はい」を指示することで登録を行うことができる。
図42から図46を用いて、履歴利用登録を選択した場合を説明する。
図42は登録方法選択画面であり、履歴利用登録22が指示された状態を示している。
図42に示すように、登録方法選択ステップ20で「今までの履歴を使って」が指示されると、図43に示す商品選択画面に遷移する。
図43に示す商品選択画面では、出荷者が履歴登録したことがある商品の商品名が一覧表示される。商品名は、登録された栽培回数が多い順に表示される。
図43に示す商品選択画面において、いずれかの商品が指示されると、図44に示す栽培履歴選択画面に遷移する。
図44に示すように、栽培履歴選択画面では、出荷者自らが、今回登録しようとしている商品に関して、既に登録されている栽培履歴が一覧表示される。
なお、指示した商品について、複数の栽培基準が有る場合には、図10に示す栽培基準選択画面に遷移する。そして、図11に示すように、栽培基準を選択すると、図44に示す栽培履歴選択画面では、出荷者自らが、今回登録しようとしている商品及び栽培基準に関して、既に登録されている栽培履歴が一覧表示される。
それぞれの栽培履歴については、作業状態区分、出荷開始予定日71、出荷完了予定日72、圃場住所73、区画74、面積75、及び栽培回数が表示される。
ここで、作業状態区分は、作付中、出荷中、又は出荷完了のいずれかに作業状態を区分したものである。
図44に示す栽培履歴選択画面において、参照したい栽培履歴を選択し「次へ」を指示することで、図45に示す栽培履歴入力画面に遷移する。
図45に示すように、栽培履歴入力画面では、選択した過去の履歴の明細項目80が表示されている。
なお、基本項目70に関する出荷開始予定日71及び出荷完了予定日72の入力欄、及び明細項目80に関する作業の実施日84の入力欄は、空白になっており、新規に入力すべきことを促している。
変更の必要がある内容については、該当する入力欄を指示することで変更することができる。
図45では、5つの明細項目80が表示されている。明細項目80a、80b、80cには農薬が入力されている。
明細項目80a、80bで表示されている農薬は現在登録失効になっているとすると、明細項目80a、80bは、明細項目80cと異なる表示をしている。
このように、現在登録失効や使用禁止に該当することとなった農薬については、警告表示を行う。
図46は図45に示した栽培履歴入力画面である。
図46に示すように、栽培履歴入力画面には、作業名81、肥料名82、及び農薬名83を入力するための入力キーが表示されている。
作業名81、肥料名82、及び農薬名83の入力キーを指示することで、明細項目80に必要事項を入力することができる。作業名81、肥料名82、及び農薬名83の入力及び登録については図20から図41と同様である。
それぞれの明細項目80については、削除と複写とを行える。今回の栽培で実施しなかった明細項目80については、その明細項目80に対応させて表示している「X」を指示することで削除を行える。
また、明細項目80を複写する場合には、「O」を指示することで複写を行うことができる。
図47から図49を用いて、栽培パターン利用登録を選択した場合を説明する。
図47は登録方法選択画面であり、栽培パターン利用登録が指示された状態を示している。
図47に示すように、登録方法選択ステップ20で「栽培パターンを使って」が指示されると、図48に示す商品選択画面に遷移する。
図48に示す商品選択画面では、出荷者が履歴登録したことがある商品の商品名が一覧表示される。商品名は、登録された栽培回数が多い順に表示される。
図48に示す商品選択画面において、いずれかの商品が指示されると、図49に示す栽培履歴入力画面に遷移する。
図49に示すように、栽培履歴入力画面では、標準栽培パターンの明細項目80が表示されている。
なお、基本項目70に関する出荷開始予定日71、出荷完了予定日72、圃場住所73、面積75、作付回数76の入力欄、及び明細項目80に関する作業の実施日84、肥料の使用量85、農薬の散布液量88、及び農薬の希釈倍数/使用量89の入力欄は、空白になっており、新規に入力すべきことを促している。
変更の必要がある内容については、該当する入力欄を指示することで変更することができる。
図49に示すように、栽培履歴入力画面には、作業名81、肥料名82、及び農薬名83を入力するための入力キーが表示されている。
作業名81、肥料名82、及び農薬名83の入力キーを指示することで、明細項目80に必要事項を入力することができる。作業名81、肥料名82、及び農薬名83の入力及び登録については図20から図41と同様である。
それぞれの明細項目80については、削除と複写とを行える。今回の栽培で実施しなかった明細項目80については、その明細項目80に対応させて表示している「X」を指示することで削除を行える。
また、明細項目80を複写する場合には、「O」を指示することで複写を行うことができる。
図50及び図51を用いて、新規継続登録を選択した場合を説明する。
図50は登録方法選択画面であり、新規継続登録が指示された状態を示している。
図50に示すように、登録方法選択ステップ20で「つづきから」が指示されると、図51に示す栽培履歴入力画面に遷移する。
新規継続登録24では、現在栽培中の商品に限定して登録作業が行える。
図51に示すように、栽培履歴入力画面では、前回登録した明細項目80が表示されている。
未入力の内容、及び変更の必要がある内容については、該当する入力欄を指示することで入力又は変更できる。
図51に示すように、栽培履歴入力画面には、作業名81、肥料名82、及び農薬名83を入力するための入力キー「作業」「肥料」「農薬」が表示されている。
作業名81、肥料名82、及び農薬名83の入力キー「作業」「肥料」「農薬」を指示することで、明細項目80に必要事項を入力することができる。作業名81、肥料名82、及び農薬名83の入力及び登録については図20から図41と同様である。
それぞれの明細項目80については、削除と複写とを行える。今回の栽培で実施しなかった明細項目80については、その明細項目80に対応させて表示している「X」を指示することで削除を行える。
また、明細項目80を複写する場合には、「O」を指示することで複写を行うことができる。
図52から図56は本実施例による栽培履歴登録方法の処理流れを示すフローチャートである。
図52で示す商品選択ステップ30は、図1に示す登録方法選択ステップ20において、新規登録21、履歴利用登録22、栽培パターン利用登録23、又は新規継続登録24のいずれかが選択された場合に行われる。
商品選択ステップ30では、栽培履歴情報抽出ステップ31と、商品名抽出ステップ32と、栽培回数算出ステップ33と、商品名表示ステップ34とを有する。
栽培履歴情報抽出ステップ31では、図1に示す出荷者認証ステップ10で認証された出荷者が過去に登録した栽培履歴の情報を栽培履歴データベース8G(図57参照)から抽出する。
商品名抽出ステップ32では、栽培履歴情報抽出ステップ31で抽出された栽培履歴から、履歴登録のある商品名を抽出する。
栽培回数算出ステップ33は、履歴登録のある商品名別に栽培回数を算出する。
商品名表示ステップ34では、商品名抽出ステップ32で抽出された商品名を、栽培回数算出ステップ33で算出された栽培回数が多い順に一覧表示として出力する。
図6、図43、及び図48は、商品名表示ステップ34で出力した一覧表示を示し、図6、図43、及び図48に示す商品選択画面は、出荷商品の商品名の選択を促すものである。
図52で示す栽培基準選択ステップ40は、商品選択ステップ30の結果表示される商品選択画面(図6、図43、図48)で商品が選択された場合に行われる。
栽培基準選択ステップ40では、商品選択ステップ30で選択された商品について複数の栽培基準が有るか否かを判断する判断ステップ41と、判断ステップ41で複数の栽培基準がある場合には、栽培基準を一覧表示として出力する栽培基準表示ステップ42とを有する。
図10は、栽培基準表示ステップ42で出力した一覧表示を示し、図10に示す栽培基準選択画面は、商品に使用する栽培基準の選択を促すものである。
図52で示す栽培履歴選択ステップ50は、商品選択ステップ30の結果表示される商品選択画面(図6、図43、図48)で商品が選択された場合、判断ステップ41で複数の栽培基準があれば、栽培基準選択ステップ40の結果表示される栽培基準選択画面(図10)で栽培基準が選択された場合に行われる。
栽培履歴選択ステップ50では、特定商品栽培履歴情報抽出ステップ51と、作業状態区分ステップ52と、栽培履歴表示ステップ53とを有する。
特定商品栽培履歴情報抽出ステップ51では、商品選択ステップ30で選択された商品についての栽培履歴の情報を、栽培履歴情報抽出ステップ31で抽出された栽培履歴から抽出する。
作業状態区分ステップ52では、特定商品栽培履歴情報抽出ステップ51で抽出された個々の栽培履歴について、作付中、出荷中、又は出荷完了のいずれかに作業状態を区分する。
栽培履歴表示ステップ53では、特定商品栽培履歴情報抽出ステップ51で抽出した栽培履歴を、作業状態区分ステップ52で区分した作業状態とともに一覧表示として出力する。
図44は、栽培履歴表示ステップ53で出力した一覧表示を示し、図44に示す栽培履歴選択画面は、商品選択ステップ30で選択した商品名の商品について、登録済みの過去の栽培履歴の中から一つの栽培履歴の選択を促すものである。
このように、出荷者自らが登録している栽培履歴情報を利用できるので栽培履歴の登録作業が簡素化でき、また栽培回数が多い順に商品名が表示されるため、必要とする栽培履歴を抽出しやすい。
また、判断ステップ41で複数の栽培基準があれば、図44に示す栽培履歴選択画面は、栽培基準選択ステップ40で選択された栽培基準についての栽培履歴の選択を促すものである。
このように、同じ商品でも、例えば露地栽培と施設栽培のように栽培基準が複数存在する場合に、最適な栽培履歴を選択できる。
図53で示す栽培履歴入力ステップ60は、栽培履歴選択ステップ50の結果表示される栽培履歴選択画面(図44)で栽培履歴が選択された場合に行われる。
栽培履歴入力ステップ60では、特定栽培履歴情報抽出ステップ161と、明細表示ステップ162と、明細項目選択ステップ163と、明細項目削除ステップ164と、明細項目追加ステップ165と、明細項目入力ステップ166とを有する。
特定栽培履歴情報抽出ステップ161では、栽培履歴選択ステップ50で選択された一つの栽培履歴の情報を、特定商品栽培履歴情報抽出ステップ51で抽出された栽培履歴から抽出する。
明細表示ステップ162では、特定栽培履歴情報抽出ステップ161で抽出された一つの栽培履歴の明細項目80を、作業名81別、肥料名82別、及び農薬名83別の表示として出力する。
明細項目選択ステップ163では、明細表示ステップ162で作成された明細項目80を、作業名81別、肥料名82別、及び農薬名83別に、「削除」と「複写」とを表示することで、削除と複写との選択を促す。
明細項目削除ステップ164では、明細項目選択ステップ163で削除が選択されると、削除が選択された明細項目80を削除して非表示とする。
明細項目追加ステップ165では、明細項目選択ステップ163で複写が選択されると、複写が選択された明細項目80を複写して新たな明細項目80を追加して新規表示する。
明細項目入力ステップ166では、明細表示ステップ162で作成された明細項目80について、作業年月日を空白とすることで作業年月日の入力を促す。
このように、一つの栽培履歴の明細項目80が、作業名81別、肥料名82別、及び農薬名83別で表示され、表示された明細項目80単位で削除と複写が可能であるため、栽培履歴の登録作業を簡素化できる。
図54で示す栽培履歴入力ステップ60は、栽培履歴選択ステップ50の結果表示される栽培履歴選択画面(図44)で栽培履歴が選択された場合に行われる。
栽培履歴入力ステップ60では、作業入力ステップ167と、作業名表示選択ステップ168と、作業名抽出ステップ169と、登録作業名一覧表示ステップ170とを有する。
作業入力ステップ167では、指示を可能とする「作業」を表示することで、明細表示ステップ162で作成された明細項目80以外の作業の入力を促す。
作業名表示選択ステップ168では、作業入力ステップ167で作業が入力指示されると、指示を可能とする「履歴」を表示することで、履歴の選択を促す(図20参照)。
作業名抽出ステップ169では、作業名表示選択ステップ168で「履歴」が選択されると、特定商品栽培履歴情報抽出ステップ51で抽出した栽培履歴に登録している作業名81を抽出する。
登録作業名一覧表示ステップ170では、作業名抽出ステップ169で抽出した作業名81を一覧表示として出力する。
このように、選択した過去の栽培履歴では行わなかった作業の追加を、選択しなかった過去の栽培履歴で登録している情報を利用して行えるので、新たな作業の追加を容易に行える。
図55で示す栽培履歴入力ステップ60は、栽培履歴選択ステップ50の結果表示される栽培履歴選択画面(図44)で栽培履歴が選択された場合に行われる。
栽培履歴入力ステップ60では、肥料入力ステップ171と、肥料内容表示選択ステップ172と、肥料内容抽出ステップ173と、推奨肥料内容抽出ステップ174と、全肥料内容抽出ステップ175と、登録肥料名一覧表示ステップ176とを有する。
肥料入力ステップ171では、指示を可能とする「肥料」を表示することで、明細表示ステップ162で作成された明細項目80以外の肥料の入力を促す。
肥料内容表示選択ステップ172では、肥料入力ステップ171で肥料が入力指示されると、指示を可能とする「履歴」「推奨」「全体」を表示することで、「履歴」「推奨」「全体」の選択を促す(図25参照)。
肥料内容抽出ステップ173では、肥料内容表示選択ステップ172で「履歴」が選択されると、特定商品栽培履歴情報抽出ステップ51で抽出した栽培履歴に登録している肥料名82を抽出する。
推奨肥料内容抽出ステップ174では、肥料内容表示選択ステップ172で「推奨」が選択されると、肥料データベース8E(図57参照)に登録している肥料名82の中であらかじめ管理者が推奨する肥料として登録している肥料名82を抽出する。
全肥料内容抽出ステップ175では、肥料内容表示選択ステップ172で「全体」が選択されると、肥料データベース8E(図57参照)に登録している全ての肥料名82を抽出する。
登録肥料名一覧表示ステップ176では、肥料内容抽出ステップ173で抽出した肥料名82、推奨肥料内容抽出ステップ174で抽出した肥料名82、又は全肥料内容抽出ステップ175で抽出した肥料名82を一覧表示として出力する。
このように、選択した過去の栽培履歴では用いなかった肥料の追加を、選択しなかった過去の栽培履歴で登録している情報を利用して行えるので、新たな肥料の追加を容易に行える。
また、選択した過去の栽培履歴では用いなかった肥料の追加を、肥料データベース8E(図57参照)に登録している情報を利用して行え、更に全肥料と推奨肥料とを選択して抽出できるので、新たな肥料の追加を容易に行える。
図56で示す栽培履歴入力ステップ60は、栽培履歴選択ステップ50の結果表示される栽培履歴選択画面(図44)で栽培履歴が選択された場合に行われる。
栽培履歴入力ステップ60では、農薬入力ステップ177と、農薬内容表示選択ステップ178と、農薬内容抽出ステップ179と、推奨農薬内容抽出ステップ180と、全農薬内容抽出ステップ181と、登録農薬名一覧表示ステップ182とを有する。
農薬入力ステップ177では、指示を可能とする「農薬」を表示することで、明細表示ステップ162で作成された明細項目80以外の農薬の入力を促す。
農薬内容表示選択ステップ178では、農薬入力ステップ177で農薬が入力指示されると、指示を可能とする「履歴」「推奨」「全体」を表示することで、「履歴」「推奨」「全体」の選択を促す(図31参照)。
農薬内容抽出ステップ179では、農薬内容表示選択ステップ178で「履歴」が選択されると、特定商品栽培履歴情報抽出ステップ51で抽出した栽培履歴に登録している農薬名83を抽出する。
推奨農薬内容抽出ステップ180では、農薬内容表示選択ステップ178で「推奨」が選択されると、農薬データベース8A(図57参照)に登録している農薬名83の中であらかじめ管理者が推奨する農薬として登録している農薬名83を抽出する。
全農薬内容抽出ステップ181では、農薬内容表示選択ステップ178で「全体」が選択されると、農薬データベース8A(図57参照)に登録している農薬の全ての農薬名83を抽出する。
登録農薬名一覧表示ステップ182では、農薬内容抽出ステップ179で抽出した農薬名83、推奨農薬内容抽出ステップ180で抽出した農薬名83、又は全農薬内容抽出ステップ181で抽出した農薬名83を一覧表示として出力する。
図57は本実施例による栽培履歴登録方法に用いる機能実現手段を示すブロック図である。
本実施例による栽培履歴登録方法を実現するサーバー1は、定期更新変更手段2、農薬情報変換手段3、商品選択手段4、栽培基準選択手段5、栽培履歴選択手段6、栽培履歴入力手段7、及びデータベース8を備えている。
サーバー1は、例えばインターネットなどの通信網を介して、農薬情報データベース11、管理者端末処理装置12、及び出荷者端末処理装置13と接続されている。
定期更新変更手段2は、外部のデータベースである農薬情報データベース11から定期的にデータを入手し、追加、変更、失効された農薬データを農薬データベース8Aに登録する。
農薬情報変換手段3は、農薬情報データベース11から入手したデータを変換する。
定期更新変更手段2で入手した追加、変更、失効された農薬データは、農薬情報変換手段3によって変換されて農薬データベース8Aに登録される。
商品選択手段4は、栽培履歴情報抽出手段4Aと、商品名抽出手段4Bと、栽培回数算出手段4Cと、商品名一覧表示手段4Dとを有する。
栽培基準選択手段5は、栽培基準の有無判断手段5Aと栽培基準の一覧表示手段5Bとを有する。
栽培履歴選択手段6は、特定商品栽培履歴情報抽出手段6Aと、作業状態区分手段6Bと、栽培履歴一覧表示手段6Cとを有する。
栽培履歴入力手段7は、特定栽培履歴情報抽出手段7Aと、削除手段7Bと、複写手段7Cと、作業名抽出手段7Dと、肥料名抽出手段7Eと、農薬名抽出手段7Fと、表示手段7Gとを有する。
データベース8は、農薬データベース8Aと、商品データベース8Bと、圃場データベース8Cと、作業データベース8Dと、肥料データベース8Eと、標準栽培パターンデータベース8Fと、栽培履歴データベース8Gとを有する。
栽培履歴情報抽出手段4Aは、出荷者認証ステップ10で認証された出荷者が過去に登録した栽培履歴の情報を栽培履歴データベース8Gから抽出する。
商品名抽出手段4Bは、栽培履歴情報抽出手段4Aで抽出した栽培履歴から、履歴登録のある商品名を抽出する。
栽培回数算出手段4Cは、栽培履歴情報抽出手段4Aで抽出した栽培履歴から、履歴登録のある商品名別に栽培回数を算出する。
商品名一覧表示手段4Dは、商品名抽出手段4Bで抽出した商品名を、栽培回数算出手段4Cで算出した栽培回数が多い順に一覧表示として出力する。
栽培基準の有無判断手段5Aは、栽培履歴情報抽出手段4Aで抽出した栽培履歴から、商品選択ステップ30で選択された商品について複数の栽培基準が有るか否かを判断する。
栽培基準の一覧表示手段5Bは、栽培基準の有無判断手段5Aで複数の栽培基準がある場合には、栽培基準を一覧表示として出力する。
特定商品栽培履歴情報抽出手段6Aは、商品選択ステップ30で選択された商品についての栽培履歴の情報を、栽培履歴情報抽出手段4Aで抽出した栽培履歴から抽出する。
作業状態区分手段6Bは、特定商品栽培履歴情報抽出手段6Aで抽出した個々の栽培履歴について、作付中、出荷中、又は出荷完了のいずれかに作業状態を区分する。
栽培履歴一覧表示手段6Cは、特定商品栽培履歴情報抽出手段6Aで抽出した栽培履歴を、作業状態区分手段6Bで区分した作業状態とともに一覧表示として出力する。
特定栽培履歴情報抽出手段7Aは、栽培履歴選択ステップ50で選択された一つの栽培履歴の情報を、特定商品栽培履歴情報抽出手段6Aで抽出された栽培履歴から抽出する。
削除手段7Bは、明細項目選択ステップ163で削除が選択されると、削除が選択された明細項目80を削除して非表示とする。
複写手段7Cは、明細項目選択ステップ163で複写が選択されると、複写が選択された明細項目80を複写して新たな明細項目80を追加して新規表示する。
作業名抽出手段7Dは、作業名表示選択ステップ168で「履歴」が選択されると、特定商品栽培履歴情報抽出手段6Aで抽出した栽培履歴に登録している作業名81を抽出する。
肥料名抽出手段7Eは、肥料内容表示選択ステップ172で「履歴」が選択されると、特定商品栽培履歴情報抽出手段6Aで抽出した栽培履歴に登録している肥料名82を抽出する。
また、肥料名抽出手段7Eは、肥料内容表示選択ステップ172で「推奨」が選択されると、肥料データベース8Eに登録している肥料名82の中であらかじめ管理者が推奨する肥料として登録している肥料名82を抽出する。
また、肥料名抽出手段7Eは、肥料内容表示選択ステップ172で「全体」が選択されると、肥料データベース8Eに登録している全ての肥料名82を抽出する。
農薬名抽出手段7Fは、農薬内容表示選択ステップ178で「履歴」が選択されると、特定商品栽培履歴情報抽出手段6Aで抽出した栽培履歴に登録している農薬名83を抽出する。
また、農薬名抽出手段7Fは、農薬内容表示選択ステップ178で「推奨」が選択されると、農薬データベース8Aに登録している農薬名の中であらかじめ管理者が推奨する農薬として登録している農薬名83を抽出する。
また、農薬名抽出手段7Fは、農薬内容表示選択ステップ178で「全体」が選択されると、農薬データベース8Aに登録している農薬の全ての農薬名83を抽出する。
表示手段7Gは、特定栽培履歴情報抽出手段7Aで抽出した一つの栽培履歴の明細項目80を、作業名81別、肥料名82別、及び農薬名83別の表示として出力する。
また、表示手段7Gは、明細項目入力ステップ166では、明細表示ステップ162で作成された明細項目80について、作業年月日を空白として出力する。
また、表示手段7Gは、指示を可能とする「作業」「肥料」「農薬」を表示する。
また、表示手段7Gは、作業入力ステップ167で作業が入力指示されると、指示を可能とする「履歴」「全体」を表示する。
また、表示手段7Gは、登録作業名一覧表示ステップ170では、作業名抽出ステップ169で抽出した作業名81を一覧表示として出力する。
また、表示手段7Gは、肥料入力ステップ171で肥料が入力指示されると、指示を可能とする「履歴」「推奨」「全体」を表示する。
また、表示手段7Gは、肥料内容抽出ステップ173で抽出した肥料名82、推奨肥料内容抽出ステップ174で抽出した肥料名82、又は全肥料内容抽出ステップ175で抽出した肥料名82を一覧表示として出力する。
また、表示手段7Gは、農薬入力ステップ177で農薬が入力指示されると、指示を可能とする「履歴」「推奨」「全体」を表示する。
また、表示手段7Gは、農薬内容抽出ステップ179で抽出した農薬名83、推奨農薬内容抽出ステップ180で抽出した農薬名83、又は全農薬内容抽出ステップ181で抽出した農薬名83を一覧表示として出力する。
農薬データベース8Aは、農薬情報変換手段3によって変換された農薬情報データベース11からの農薬データを蓄積している。農薬データベース8Aは、定期更新変更手段2によって定期的に更新され、変更や失効された農薬は、変更及び失効情報として追加している。また、管理者が推奨する農薬については、推奨情報が付加されている。
商品データベース8Bは、あらかじめ分類された商品名を登録している。
圃場データベース8Cは、圃場単位で、出荷者名、圃場住所73、面積75、及び登録日が登録されている。
作業データベース8Dは、栽培に必要な作業名81が登録されている。。
肥料データベース8Eは、肥料名82が、製造業者名、肥料種類、肥料内容、及び登録日が登録されている。管理者が推奨する肥料については、推奨情報が付加されている。
標準栽培パターンデータベース8Fは、管理者があらかじめ登録した標準栽培パターンであり、商品名及び栽培基準別に栽培パターンが登録されている。
栽培履歴データベース8Gは、出荷者が登録した栽培履歴が登録されている。
本実施例によれば、登録済みの過去の栽培履歴を利用して新たな栽培履歴を入力できるので、栽培履歴の登録作業を簡素化できる。
本発明の栽培履歴登録方法によれば、トレーサビリティシステムの優位性を高め、生産者情報として活用できる。
10 出荷者認証ステップ
20 登録方法選択ステップ
21 新規登録
22 履歴利用登録
23 栽培パターン利用登録
24 新規継続登録
30 商品選択ステップ
40 栽培基準選択ステップ
50 栽培履歴選択ステップ
60 栽培履歴入力ステップ
70 基本項目
71 出荷開始予定日
72 出荷完了予定日
73 圃場住所
74 区画
75 面積
76 作付回数
80 明細項目
81 作業名
82 肥料名
83 農薬名
84 作業の実施日
85 肥料の使用量
86 農薬の使用方法
87 農薬の使用基準
88 農薬の散布液量
89 農薬の希釈倍数/使用量
90 栽培履歴登録ステップ

Claims (11)

  1. 出荷者、前記出荷者が出荷する出荷商品、前記出荷商品を出荷する出荷予定日、及び前記出荷商品を栽培する圃場情報を含み、前記出荷商品の栽培に用いる農薬及び肥料のいずれかを少なくとも登録する栽培履歴登録方法であって、
    サーバーが
    前記出荷商品の商品名の選択を促す商品選択ステップと、
    前記商品選択ステップで選択した前記商品名の商品について、登録済みの過去の栽培履歴の中から一つの前記栽培履歴の選択を促す栽培履歴選択ステップと、
    前記栽培履歴選択ステップで選択された登録済みの前記栽培履歴の明細項目を表示し、新たな前記栽培履歴の入力を促す栽培履歴入力ステップと、
    前記栽培履歴入力ステップで入力された前記出荷商品に関する新たな栽培履歴を登録する栽培履歴登録ステップと
    を有する
    ことを特徴とする栽培履歴登録方法。
  2. 前記商品選択ステップでは、
    前記出荷者が過去に登録した前記栽培履歴の情報を栽培履歴データベースから抽出する栽培履歴情報抽出ステップと、
    前記栽培履歴情報抽出ステップで抽出された前記栽培履歴から、履歴登録のある前記商品名を抽出する商品名抽出ステップと、
    履歴登録のある前記商品名別に栽培回数を算出する栽培回数算出ステップと、
    前記商品名抽出ステップで抽出された前記商品名を、前記栽培回数算出ステップで算出された前記栽培回数が多い順に一覧表示として出力する商品名表示ステップと
    を有することを特徴とする請求項1に記載の栽培履歴登録方法。
  3. 前記サーバーが、
    前記商品選択ステップで選択された前記商品について、前記商品に使用する栽培基準の選択を促す栽培基準選択ステップを有し、
    前記栽培履歴選択ステップでは、前記栽培基準選択ステップで選択された前記栽培基準についての前記栽培履歴の選択を促す
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の栽培履歴登録方法。
  4. 前記栽培履歴選択ステップでは、
    前記商品選択ステップで選択された前記商品についての前記栽培履歴の前記情報を、前記栽培履歴情報抽出ステップで抽出された前記栽培履歴から抽出する特定商品栽培履歴情報抽出ステップと、
    前記特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出された個々の前記栽培履歴について、作付中、出荷中、又は出荷完了のいずれかに作業状態を区分する作業状態区分ステップと、
    前記特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した前記栽培履歴を、前記作業状態区分ステップで区分した前記作業状態とともに一覧表示として出力する栽培履歴表示ステップと
    を有することを特徴とする請求項2に記載の栽培履歴登録方法。
  5. 前記栽培履歴入力ステップでは、
    前記栽培履歴選択ステップで選択された一つの前記栽培履歴の情報を、前記栽培履歴情報抽出ステップで抽出された前記栽培履歴から抽出する特定栽培履歴情報抽出ステップと、
    前記特定栽培履歴情報抽出ステップで抽出された一つの前記栽培履歴の前記明細項目を、作業名別、肥料名別、及び農薬名別の表示として出力する明細表示ステップと、
    前記明細表示ステップで作成された前記明細項目を、前記作業名別、前記肥料名別、及び前記農薬名別に、削除と複写との選択を促す明細項目選択ステップと、
    前記明細項目選択ステップで前記削除が選択されると、前記削除が選択された前記明細項目を削除する明細項目削除ステップと、
    前記明細項目選択ステップで前記複写が選択されると、前記複写が選択された前記明細項目を複写して新たな前記明細項目を追加する明細項目追加ステップと、
    前記明細表示ステップで作成された前記明細項目について、作業年月日の入力を促す明細項目入力ステップと
    を有することを特徴とする請求項4に記載の栽培履歴登録方法。
  6. 前記栽培履歴入力ステップでは、
    前記明細表示ステップで作成された前記明細項目以外の作業の入力を促す作業入力ステップと、
    前記作業入力ステップで前記作業が入力されると、履歴の選択を促す作業名表示選択ステップと、
    前記作業名表示選択ステップで前記履歴が選択されると、前記特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した前記栽培履歴に登録している作業名を抽出する作業名抽出ステップと、
    前記作業名抽出ステップで抽出した前記作業名を一覧表示として出力する登録作業名一覧表示ステップと
    を有することを特徴とする請求項5に記載の栽培履歴登録方法。
  7. 前記栽培履歴入力ステップでは、
    前記明細表示ステップで作成された前記明細項目以外の肥料の入力を促す肥料入力ステップと、
    前記肥料入力ステップで前記肥料が入力されると、履歴の選択を促す肥料内容表示選択ステップと、
    前記肥料内容表示選択ステップで前記履歴が選択されると、前記特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した前記栽培履歴に登録している肥料名を抽出する肥料内容抽出ステップと、
    前記肥料内容抽出ステップで抽出した前記肥料名を一覧表示として出力する登録肥料名一覧表示ステップと
    を有することを特徴とする請求項5に記載の栽培履歴登録方法。
  8. 前記肥料内容表示選択ステップでは、前記肥料入力ステップで前記肥料が入力されると、推奨又は全体の選択を促し、
    前記肥料内容表示選択ステップで前記推奨が選択されると、肥料データベースに登録している肥料名の中であらかじめ管理者が推奨する前記肥料として登録している前記肥料名を抽出する推奨肥料内容抽出ステップと、
    前記肥料内容表示選択ステップで前記全体が選択されると、前記肥料データベースに登録している全ての前記肥料名を抽出する全肥料内容抽出ステップと
    を有し、
    前記登録肥料名一覧表示ステップでは、前記推奨肥料内容抽出ステップで抽出した前記肥料名又は前記全肥料内容抽出ステップで抽出した前記肥料名を一覧表示として出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の栽培履歴登録方法。
  9. 前記栽培履歴入力ステップでは、
    前記明細表示ステップで作成された前記明細項目以外の農薬の入力を促す農薬入力ステップと、
    前記農薬入力ステップで前記農薬が入力されると、履歴の選択を促す農薬内容表示選択ステップと、
    前記農薬内容表示選択ステップで前記履歴が選択されると、前記特定商品栽培履歴情報抽出ステップで抽出した前記栽培履歴に登録している農薬名を抽出する農薬内容抽出ステップと、
    前記農薬内容抽出ステップで抽出した前記農薬名を一覧表示として出力する登録農薬名一覧表示ステップと
    を有することを特徴とする請求項5に記載の栽培履歴登録方法。
  10. 前記農薬内容表示選択ステップでは、前記農薬入力ステップで前記農薬が入力されると、推奨又は全体の選択を促し、
    前記農薬内容表示選択ステップで前記推奨が選択されると、農薬データベースに登録している農薬名の中であらかじめ管理者が推奨する前記農薬として登録している前記農薬名を抽出する推奨農薬内容抽出ステップと、
    前記農薬内容表示選択ステップで前記全体が選択されると、前記農薬データベースに登録している農薬の全ての前記農薬名を抽出する全農薬内容抽出ステップと
    を有し、
    前記登録農薬名一覧表示ステップでは、前記推奨農薬内容抽出ステップで抽出した前記農薬名又は前記全農薬内容抽出ステップで抽出した前記農薬名を一覧表示として出力する
    ことを特徴とする請求項9に記載の栽培履歴登録方法。
  11. 前記サーバーが
    あらかじめ商品別に登録している標準栽培パターンの選択を促す登録方法選択ステップと、
    前記登録方法選択ステップで前記標準栽培パターンが選択されると、前記商品選択ステップで選択した前記商品名の商品について、前記標準栽培パターンを抽出する標準栽培パターン情報抽出ステップと、
    前記標準栽培パターン情報抽出ステップで抽出された前記標準栽培パターンの明細項目を、作業名別、肥料名別、及び農薬名別の表示として出力する明細表示ステップと
    を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の栽培履歴登録方法。
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