JPWO2015173876A1 - 作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置 - Google Patents

作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2015173876A1
JPWO2015173876A1 JP2016519006A JP2016519006A JPWO2015173876A1 JP WO2015173876 A1 JPWO2015173876 A1 JP WO2015173876A1 JP 2016519006 A JP2016519006 A JP 2016519006A JP 2016519006 A JP2016519006 A JP 2016519006A JP WO2015173876 A1 JPWO2015173876 A1 JP WO2015173876A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaluation
work
evaluation input
input
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016519006A
Other languages
English (en)
Inventor
本田 誠
本田  誠
裕文 中▲崎▼
裕文 中▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2015173876A1 publication Critical patent/JPWO2015173876A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/02Agriculture; Fishing; Forestry; Mining

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

評価入力装置(100)は、特定の作物を栽培する特定の圃場において行われるべき複数の作業を複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録し、複数の作業のそれぞれについて実施時期の入力を受け付ける。評価入力装置(100)は、複数の作業のそれぞれが計画作業時期の時期順に並べてリスト表示され、複数の作業のそれぞれの計画作業時期と、実施時期と、評価入力項目とが表示される、評価入力を受け付けるための入力画面(110)を表示する。評価入力装置(100)は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれについて評価入力を受け付ける。

Description

本発明は、作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置に関する。
従来、作物の栽培スケジュールに従って圃場に対して幾つかの作業を行うことにより収穫された作物の量などに基づいて作物の栽培についての評価を行う場合がある。関連する技術としては、例えば、栽培の作業内容を履歴として管理する手段、作業内容が栽培基準を満たしているかを判定する手段、基準計画を立てる際の支援を行う手段、および、生産履歴等を管理する手段などを備えるものがある。また、例えば、農作業日誌データ、農業経費データ、および、農業売上データなどの農業経営データをデータベース化した農業経営データベースを参照し、農作物別に作業労力を算出したり経費を算出したり売上を算出する各種シミュレーションを行う技術がある。
特開2006−011562号公報 特開2010−257353号公報
しかしながら、上述した従来技術では、圃場における作物の栽培のために複数の作業が行われた場合に、どの作業がどのくらい上手くいったのかを把握することが難しく、どの作業の内容を見直すべきかを検討することができない。
1つの側面では、本発明は、圃場において行われる複数の作業のそれぞれについて評価入力を行うことができる作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、特定の作物を栽培する特定の圃場について、該特定の圃場において行われるべき複数の作業を該複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録し、前記特定の圃場において行われる前記複数の作業のうち少なくとも1以上の作業について、実施時期の入力を受け付け、登録された前記計画作業時期を参照して、前記複数の作業の計画作業時期の時期順に従って前記複数の作業をリスト表示するとともに、前記複数の作業のそれぞれについて、登録された計画作業時期と、少なくとも1以上の作業について入力された実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示する作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置が提案される。
本発明の一態様によれば、圃場において行われる複数の作業のそれぞれについて評価入力を行うことができるという効果を奏する。
図1は、評価入力方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、農業支援システム200のシステム構成例を示す説明図である。 図3は、評価入力装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、クライアント装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図5は、生産計画DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、テンプレートDB230の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、評価入力装置100の機能的構成例を示すブロック図である。 図8は、生産計画登録画面800の画面例を示す説明図である。 図9は、評価入力画面900の画面例を示す説明図である。 図10は、評価入力画面1000の画面例を示す説明図である。 図11は、評価確認画面1100の画面例を示す説明図である。 図12は、制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、計画登録処理手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、評価入力処理手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、評価確認処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置の実施の形態を詳細に説明する。
(作物の栽培に関する評価入力方法の一実施例)
まず、図1を用いて、実施の形態にかかる作物の栽培に関する評価入力方法の一実施例について説明する。
図1は、評価入力方法の一実施例を示す説明図である。評価入力装置100は、本発明にかかる評価入力プログラムを実行し、作物の栽培スケジュールに従って作物を栽培する圃場において行われた作業について評価入力を受け付けるコンピュータである。
栽培スケジュールとは、作物に関する作業の予定である。作物とは、農業活動によって生産されるものである。作物とは、大分類として、例えば、穀類、野菜、果物、花卉などがある。圃場とは、作物を栽培、生育するための田畑、菜園などである。作業とは、農業生産のための作業である。作業とは、例えば、耕耘、播種、定植、見回り、肥料散布、農薬散布、追肥、灌水などである。
ここで、圃場において複数の作業が行われた後に、それぞれの作業の内容を検討し、栽培スケジュールの改良を図るためには、どの作業がどのくらい上手くいったのかを把握し、どの作業の内容を検討すべきかを把握することが望まれる。上手くいったとは、例えば、作業にかかった日数が例年より短かったり、作物の収穫量が例年より多かったり、不良だった作物が少なかったりすることである。
また、天候の悪化などにより複数の作業のいずれかが本来行う予定の時期とは異なる時期に行われた場合、栽培スケジュールの改良を図るためには、予定の時期と実際の実施時期とがずれた結果、作業がどのくらい上手くいったのかを把握することが望まれる。また、作物の生育状況などを考慮して複数の作業のいずれかが本来行う予定の時期とは異なる時期に行われた場合、栽培スケジュールの改良を図るためには、予定の時期と実際の実施時期とがずれた結果、作業がどのくらい上手くいったのかを把握することが望まれる。しかしながら、農業生産された作物の収穫量などの農業生産の最終結果を参照するだけでは、それぞれの作業の内容を検討し、栽培スケジュールの改良を図ることは難しい。
そこで、本実施の形態では、圃場において行われた複数の作業のそれぞれについて、実施時期の入力を受け付けるとともに、評価入力を受け付ける評価入力方法について説明する。以下、評価入力装置100の作物の栽培に関する評価入力処理例について説明する。ここでは、評価入力装置100を、農業経営者や作業者が使用するPC(パーソナル・コンピュータ)、タブレット型PC、スマートフォンなどに適用した場合を例に挙げて説明する。
(1)評価入力装置100は、計画作業時期を参照して、複数の作業の計画作業時期の時期順に従って、複数の作業をリスト表示するとともに、複数の作業のそれぞれについて、計画作業時期と、実施時期の入力項目と、評価入力項目とを表示する。評価入力装置100は、例えば、図1に示すような、複数の作業のそれぞれについて、作業の種別と、計画作業時期と、実施時期の入力項目と、評価入力項目とが含まれ、実施時期の入力と評価入力とを受け付けるための入力画面110を表示する。
(2)評価入力装置100は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれについて実施時期の入力を受け付ける。評価入力装置100は、例えば、実施時期を入力可能なボックス形式の実施時期の入力項目111〜114において、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により入力された実施時期を受け付ける。実施時期は、例えば、作業が行われた日付である。
(3)評価入力装置100は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれについて評価入力を受け付ける。評価入力装置100は、例えば、評価をあらわす「◎、○、×、?」のうちのいずれかを選択可能なプルダウンメニュー形式の評価入力項目115〜118において、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により選択された評価を受け付ける。◎は、作業が模範的成功であることをあらわすマークである。○は、作業が成功であることをあらわすマークである。×は、作業が失敗であることをあらわすマークである。?は、作業が評価不可能であることをあらわすマークである。
このように、実施の形態にかかる評価入力装置100によれば、圃場において複数の作業が行われた場合に、複数の作業のそれぞれについて実施時期の入力を受け付けることができる。また、評価入力装置100によれば、複数の作業のそれぞれについて、計画作業時期と実施時期とを表示しつつ、評価入力を受け付けることができる。これにより、評価入力装置100は、作業者が複数の作業のそれぞれを評価しやすくすることができる。また、評価入力装置100は、作業者などによる複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを記憶することができる。
その後、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討する場合に、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを提供して、作業の内容の検討を支援することができる。作業者は、例えば、複数の作業のそれぞれが、どのような時期に行われ、どのくらい上手くいったのかを把握することができ、作業の内容を検討することができる。作業者は、具体的には、天候の悪化により今回の作業の実施時期が計画作業時期とずれたが作業が上手くいった場合、次回の当該作業の計画作業時期として、今回の作業の実施時期を流用することができる。また、作業者は、具体的には、今回の作業の実施時期が計画作業時期と同じであるが作業が上手くいかなかった場合、次回の当該作業の計画作業時期として、今回の作業の実施時期とは異なる時期を検討することができる。
(農業支援システム200のシステム構成例)
つぎに、図1に示した評価入力装置100を農業支援システム200に適用した場合について説明する。
図2は、農業支援システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、農業支援システム200は、評価入力装置100と、クライアント装置201−1〜201−nと、を含む構成である(nは、2以上の自然数)。農業支援システム200において、評価入力装置100とクライアント装置201−1〜201−nは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
ここで、評価入力装置100は、生産計画DB(データベース)220、およびテンプレートDB230を有し、クライアント装置201−1〜201−nの表示制御を行う。評価入力装置100は、例えば、サーバである。各種DB等220,230の記憶内容については、図5および図6を用いて後述する。
クライアント装置201−1〜201−nは、ディスプレイ(例えば、後述する図4に示すディスプレイ406)を有し、評価入力装置100の表示制御に従って、各種画面を表示可能なコンピュータである。クライアント装置201−1〜201−nは、例えば、農業経営者や作業者が使用するPC、ノートPC、タブレット型PC、スマートフォンなどである。
具体的には、例えば、評価入力装置100は、クライアント装置201−1〜201−nから各種画面の表示要求を受信すると、各種画面の画面情報を生成してクライアント装置201−1〜201−nに送信する。この結果、クライアント装置201−1〜201−nのディスプレイに各種画面が表示される。
以下の説明では、クライアント装置201−1〜201−nを単に「クライアント装置201」と表記する場合がある。
(評価入力装置100のハードウェア構成例)
図3は、評価入力装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、評価入力装置100は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、評価入力装置100の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
I/F303は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示したクライアント装置201)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク305としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
評価入力装置100は、上述した構成部のほか、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウス、ディスプレイなどを有することにしてもよい。
(クライアント装置201のハードウェア構成例)
図4は、クライアント装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。図4において、クライアント装置201は、CPU401と、メモリ402と、ディスクドライブ403と、ディスク404と、I/F405と、ディスプレイ406と、入力装置407と、を有する。また、各構成部はバス400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、クライアント装置201の全体の制御を司る。メモリ402は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU401のワークエリアとして使用される。メモリ402に記憶されるプログラムは、CPU401にロードされることで、コーディングされている処理をCPU401に実行させる。
ディスクドライブ403は、CPU401の制御に従ってディスク404に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク404は、ディスクドライブ403の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク404としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
I/F405は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示した評価入力装置100)に接続される。そして、I/F405は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。
ディスプレイ406は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ406は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを採用することができる。
入力装置407は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入力装置407は、キーボードやマウスなどであってもよく、また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
クライアント装置201は、上述した構成部のうち、例えば、ディスクドライブ403、ディスク404などを有さないことにしてもよい。また、クライアント装置201は、上述した構成部のほか、例えば、SSD、スキャナ、プリンタなどを有することにしてもよい。
(各種DB220,230の記憶内容)
つぎに、図5および図6を用いて各種DB220,230の記憶内容について説明する。各種DB220,230は、例えば、図3に示した評価入力装置100のメモリ302、ディスク305により実現される。
<生産計画DB220の記憶内容>
図5は、生産計画DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、生産計画DB220は、計画ID、圃場グループ名、圃場名、分筆名、品目、品種、作型、反収、収穫量、作付面積、作業種別、計画作業時期、実施時期、評価、総合評価、およびコメントのフィールドを有する。
各フィールドに情報を設定することで、生産計画情報(例えば、生産計画情報500−1〜500−3)がレコードとして記憶される。ここで、生産計画とは、生産対象となる作物を、どの圃場に、どのような栽培スケジュールで、どのくらい作付けし、どのくらい収穫するのかの計画である。圃場における作物の栽培は、生産計画に沿って行われる。
計画IDは、生産計画を識別する識別子である。計画IDは、例えば、生産計画が立てられた順に割り振られる。また、計画IDは、例えば、新たな生産計画が立てられるたびに、圃場における最初の作業予定日が早い順に振り直されることにしてもよい。また、同一圃場について複数の生産計画が立てられた場合は、計画IDとして枝番が用いられる。枝番には、最初の作業予定日が早い順に若い番号が割り振られる。
圃場グループ名は、例えば、圃場が属する圃場グループの名称である。圃場名は、圃場の名称である。分筆名は、1つの圃場を区切って分割した区画の名称である分筆名称である。品目は、作物の種類である。品目としては、例えば、トマト、きゅうり、水稲、キャベツなどがある。品種は、同一品目の中の種類である。例えば、キャベツの品種として、夏蒔きの品種であれば「彩風」「グリーンボール」、春蒔きの品種であれば「中早生2号」「中早生3号」「秋早生」「新風」などがある。例えば、トマトの品種として、「湘南ポモロン」「桃太郎」などがある。
作型は、作物の栽培を行うときの条件や技術の組み合わせを示す体系である。作型としては、例えば、ハウス栽培、露地栽培、夏蒔き栽培などがある。反収は、1反当たりの収穫高である。1反とは、約10aである。収穫量は、圃場において収穫される作物の量である。作付面積は、作物を作付けする面積である。
作業種別は、農業生産のための作業を作業内容で区分けしたものである。作業種別としては、例えば、播種、定植、追肥、および収穫などがある。計画作業時期は、農業生産における複数の作業のうちのいずれかの作業が行われる予定の時期である。実施時期は、農業生産における複数の作業のうちのいずれかの作業が行われた実際の時期である。実施時期としては、例えば、作業が行われた実際の日付がある。また、実施時期として、作業の開始時期から終了時期までの期間が設定されてもよい。
評価は、農業生産における複数の作業のいずれかの作業の内容や結果について価値付けたものである。評価としては、例えば、評価を表す「◎、○、×、?」のアイコンのうちのいずれかが設定される。評価としては、例えば、評価がよいほど数値が大きくなる評価値が設定されてもよい。総合評価は、農業生産の最終結果について価値付けたものである。総合評価としては、例えば、作業についての評価と同様に、アイコンが設定されてもよいし、評価値が設定されてもよい。コメントは、農業生産の最終結果の説明、感想、備考、注意点、または総合評価の理由などを示す文章である。
<テンプレートDB230の記憶内容>
図6は、テンプレートDB230の記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、テンプレートDB230は、テンプレートID、圃場グループ名、圃場名、分筆名、品目、品種、作型、作業種別、および計画作業時期のフィールドを有する。テンプレートDB230は、各フィールドに情報を設定することで、計画作業時期のテンプレート(例えば、テンプレート600−1〜600−3)をレコードとして記憶する。
テンプレートは、特定の作物についての生産計画の雛形である。テンプレートは、特定の圃場における特定の作物についての生産計画の雛形であってもよい。テンプレートIDは、テンプレートを識別する識別子である。テンプレートIDは、例えば、テンプレートが作成された順に割り振られる。
圃場グループ名は、例えば、テンプレートを適用可能な圃場グループの名称である。圃場名は、テンプレートを適用可能な圃場の名称である。分筆名は、テンプレートを適用可能な分筆の名称である。例えば、テンプレートが、いずれの圃場にも適用可能な場合には、圃場グループ名、圃場名、および分筆名は設定されなくてよい。また、テンプレートが、特定の圃場グループに属するいずれの圃場にも適用可能な場合には、圃場名、および分筆名は設定されなくてよい。また、テンプレートが、特定の圃場のいずれの分筆にも適用可能な場合には、分筆名は設定されなくてよい。
品目は、作物の種類である。品種は、同一品目の中の種類である。作型は、作物の栽培を行うときの条件や技術の組み合わせを示す体系である。例えば、テンプレートが、特定の品種や作型に限らず特定の作物であれば適用可能な場合には、品種、および作型は設定されなくてよい。また、テンプレートが、特定の作型に限らず特定の品種であれば適用可能な場合には、作型は設定されなくてよい。作業種別は、農業生産のための作業を作業の内容で区分けしたものである。計画作業時期は、農業生産における複数の作業のうちのいずれかの作業が行われる予定の時期として設定可能な雛形である。
また、テンプレートDB230は、地域、および季節などのフィールドを有してもよい。地域は、テンプレートを適用可能な地域の名称である。地域としては、例えば、東北、関東、九州などの地方の名称、都道府県や市区町村の名称などがある。季節は、テンプレートを適用可能な季節の名称である。季節としては、例えば、春夏秋冬や12ヶ月のうちのいずれかの月の名称などがある。
(評価入力装置100の機能的構成例)
つぎに、図7を用いて、評価入力装置100の機能的構成例について説明する。
図7は、評価入力装置100の機能的構成例を示すブロック図である。評価入力装置100は、制御部となる機能として、表示制御部701と、受付部702と、登録部703とを含む。
表示制御部701と、受付部702と、登録部703とは、例えば、図3に示したメモリ302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F303により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶される。
<計画作業時期を登録する動作(その1)>
評価入力装置100が、特定の作物を栽培する特定の圃場について、該特定の圃場において行われるべき複数の作業を該複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録する動作について説明する。圃場とは、作物を栽培、生育するための田畑、菜園などである。特定の圃場とは、生産計画が立てられた圃場である。特定の圃場とは、クライアント装置201のユーザにより任意に選択される圃場である。
作物とは、農業活動によって生産されるものである。作物とは、大分類として、例えば、穀類、野菜、果物、花卉などがある。特定の作物とは、特定の圃場に作付けされることが計画された生産対象となる作物である。作業とは、農業生産のための作業である。作業とは、例えば、耕耘、播種、定植、見回り、肥料散布、農薬散布、追肥、灌水などである。播種とは、種蒔きである。定植とは、植え替えである。計画作業時期とは、作業が行われるべき時期として設定された時期である。
表示制御部701は、例えば、生産計画DB220から、特定の作物を栽培する特定の圃場についての生産計画情報500−1を抽出する。つぎに、表示制御部701は、生産計画情報500−1の内容が表示され、複数の作業のそれぞれの種別と、複数の作業のそれぞれの計画作業時期との入力を受け付ける入力項目が表示された、図8に後述するような生産計画登録画面800の画面情報を作成する。
そして、表示制御部701は、生産計画登録画面800の画面情報をクライアント装置201に送信する。クライアント装置201は、生産計画登録画面800の画面情報を受信すると、生産計画登録画面800を表示する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業の種別と、複数の作業のそれぞれの計画作業時期との入力を受け付け、評価入力装置100に送信する。
受付部702は、複数の作業の種別と、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期とを、クライアント装置201から受信する。登録部703は、受信された、複数の作業の種別を、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて、生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの計画作業時期を記憶しておくことができ、クライアント装置201に表示させることができる。このため、評価入力装置100は、作業者に計画作業時期を把握させ、農業生産を支援することができる。
<計画作業時期を登録する動作の他の例(その2)>
評価入力装置100が、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期を、テンプレートに基づいて特定して、複数の作業を、複数の作業のそれぞれの計画作業時期と対応づけて登録してもよい。
受付部702は、例えば、生産計画登録画面800の画面情報をクライアント装置201に送信した後、テンプレートを通知する要求をクライアント装置201から受信する。表示制御部701は、受付部702によって要求が受信されると、テンプレートDB230から、特定の作物を栽培する特定の圃場についてのテンプレート600−1を抽出する。表示制御部701は、テンプレート600−1をクライアント装置201に送信する。
クライアント装置201は、テンプレート600−1を受信すると、生産計画登録画面800の入力項目に、テンプレート600−1に含まれる複数の作業のそれぞれの種別と、計画作業時期とを自動入力する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれの種別と、複数の作業のそれぞれの計画作業時期との修正を受け付け、評価入力装置100に送信する。
受付部702は、複数の作業のそれぞれの種別と、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期とを、クライアント装置201から受信する。登録部703は、複数の作業のそれぞれの種別を、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて、生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの計画作業時期の登録を効率化することができる。作業者は、計画作業時期を手動で入力しなくてもよいため、作業負担を低減することができる。
<計画作業時期を登録する動作の他の例(その3)>
評価入力装置100が、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期を、特定の作物の生育期間と、指定された特定の作物の販売目標時期とに基づいて特定して、複数の作業を、複数の作業のそれぞれの計画作業時期と対応づけて登録してもよい。生育期間とは、特定の作物が収穫可能になるまでに各作業にかかる期間である。販売目標時期とは、農業生産された作物の収穫を開始して販売を開始する時期である。
受付部702は、例えば、生産計画登録画面800の画面情報をクライアント装置201に送信した後、特定の作物の販売目標時期とともに、複数の作業のそれぞれの計画作業時期を特定する要求を、クライアント装置201から受信する。表示制御部701は、受付部702によって要求が受信されると、テンプレートDB230から、特定の作物を栽培する特定の圃場についてのテンプレート600−1を抽出する。表示制御部701は、テンプレート600−1から、複数の作業のそれぞれの計画作業時期を抽出し、複数の作業のそれぞれにおける特定の作物の生育期間を算出する。表示制御部701は、販売目標時期に特定の作物を収穫して販売することが可能になるように、販売目標時期から生育期間の分を遡った、新たな計画作業時期を特定し、クライアント装置201に送信する。
具体的には、販売目標時期「2013/09/01」である場合を例に挙げて、説明する。また、播種の計画作業時期「2013/04/01〜2013/04/09」、定植の計画作業時期「2013/04/10〜2013/04/30」、追肥の計画作業時期「2013/08/01〜2013/08/07」、収穫の計画作業時期「2013/08/25〜2013/09/02」とする。
この場合、表示制御部701は、播種についての作業期間として、期間「8日」を算出する。表示制御部701は、播種についての生育期間として、播種の計画作業時期の始まり「2013/04/01」から定植の計画作業時期の始まり「2013/04/10」までの期間「9日」を算出する。表示制御部701は、定植についての作業期間として、期間「20日」を算出する。表示制御部701は、定植についての生育期間として、定植の計画作業時期の始まり「2013/04/10」から追肥の計画作業時期の始まり「2013/08/01」までの期間「113日」を算出する。表示制御部701は、追肥についての作業期間として、期間「6日」を算出する。表示制御部701は、追肥についての生育期間として、追肥の計画作業時期の始まり「2013/08/01」から収穫の計画作業時期の始まり「2013/08/25」までの期間「24日」を算出する。
表示制御部701は、販売目標時期「2013/09/01」から、算出した追肥の生育期間「24日」の分を遡って、新たな追肥の計画作業時期の始まり「2013/08/08」を特定する。表示制御部701は、特定した始まりの日付と、作業期間「6日」とに基づいて、新たな追肥の計画作業時期「2013/08/08〜2013/08/14」を特定する。
表示制御部701は、追肥の計画作業時期の始まり「2013/08/08」から、算出した定植の生育期間「113日」の分を遡って、新たな定植の計画作業時期の始まり「2013/04/17」を特定する。表示制御部701は、特定した始まりの日付と、作業期間「20日」とに基づいて、新たな定植の計画作業時期「2013/04/17〜2013/05/07」を特定する。
表示制御部701は、定植の計画作業時期の始まり「2013/04/17」から、算出した播種の生育期間「9日」を遡って、新たな播種の計画作業時期の始まり「2013/04/08」を特定する。表示制御部701は、特定した始まりの日付と、作業期間「8日」とに基づいて、新たな播種の計画作業時期「2013/04/08〜2013/04/16」を特定する。
また、表示制御部701は、販売目標時期に特定の作物の収穫を終了して販売を開始することが可能になるように、販売目標時期から生育期間の分と収穫期間の分とを遡った、新たな計画作業時期を特定し、クライアント装置201に送信してもよい。この場合、表示制御部701は、播種や定植の計画作業時期を特定したのと同様に、収穫の計画作業時期を特定することになる。
クライアント装置201は、新たな計画作業時期を受信すると、生産計画登録画面800の入力項目に、複数の作業のそれぞれの種別と、新たな計画作業時期とを自動入力する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれの種別と、複数の作業のそれぞれの計画作業時期との修正を受け付け、評価入力装置100に送信する。
受付部702は、複数の作業のそれぞれの種別と、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期とを、クライアント装置201から受信する。登録部703は、複数の作業のそれぞれの種別を、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて、生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの計画作業時期の登録を効率化することができる。作業者は、計画作業時期を手動で入力しなくてもよいため、作業負担を低減することができる。
<実施時期を登録する動作>
評価入力装置100が、特定の圃場において行われる複数の作業のそれぞれについて、実施時期の入力を受け付け、複数の作業のそれぞれに対応づけて実施時期を登録する動作について説明する。実施時期とは、作業が行われた日付である。実施時期とは、作業が行われた期間であってもよい。
表示制御部701は、例えば、生産計画情報500−1の内容が表示され、複数の作業のそれぞれの実施時期の入力を受け付ける入力項目が表示された、図9に示すような評価入力画面900の画面情報を、クライアント装置201に送信する。クライアント装置201は、評価入力画面900の画面情報を受信すると、評価入力画面900を表示し、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれの実施時期の入力を受け付け、評価入力装置100に送信する。受付部702は、複数の作業のそれぞれの実施時期を、クライアント装置201から受信する。登録部703は、複数の作業の実施時期を、生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれについて、実施時期の入力を受け付けることができ、複数の作業のそれぞれの実施時期を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの評価を入力する際に、複数の作業のそれぞれの計画作業時期と実施時期とを提供して、作業者が複数の作業のそれぞれを評価しやすくすることができる。また、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討して、栽培スケジュールの改良を図る際に、複数の作業のそれぞれの実施時期を提供して、栽培スケジュールの改良を支援することができる。作業者は、具体的には、複数の作業のそれぞれが、どのくらいの時期に行われたかを把握して、栽培スケジュールに反映することができる。
<複数の作業のそれぞれの評価を登録する動作>
評価入力装置100が、特定の圃場において行われる複数の作業のそれぞれについて、評価の入力を受け付け、複数の作業のそれぞれに対応づけて評価を登録する動作について説明する。評価とは、作業の結果について価値付けたものである。
表示制御部701は、計画作業時期を参照して、複数の作業の計画作業時期の時期順に従って複数の作業をリスト表示するとともに、複数の作業のそれぞれについて、計画作業時期と、実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示する。表示制御部701は、例えば、生産計画情報500−1の内容が表示された、図9に示すような評価入力画面900の画面情報を、クライアント装置201に送信する。
クライアント装置201は、評価入力画面900の画面情報を受信すると、評価入力画面900を表示する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれの評価の入力を受け付け、評価入力装置100に送信する。受付部702は、複数の作業のそれぞれの評価を、クライアント装置201から受信する。登録部703は、複数の作業のそれぞれの評価を、生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれについて、評価入力を受け付けることができ、複数の作業のそれぞれの評価を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討して、栽培スケジュールの改良を図る際に、複数の作業のそれぞれの評価を提供して、栽培スケジュールの改良を支援することができる。作業者は、具体的には、複数の作業のそれぞれがどのくらい上手くいったのかを把握して、栽培スケジュールに反映することができる。
<総合評価を登録する動作>
評価入力装置100が、農業生産の最終結果についての総合評価の入力を受け付け、総合評価を登録する動作について説明する。総合評価とは、農業生産の最終結果について価値付けたものである。
表示制御部701は、さらに、特定の作物についての栽培についての総合評価入力項目も、複数の作業の個々の評価入力項目の表示と合わせて表示する。表示制御部701は、例えば、生産計画情報500−1の内容が表示され、農業生産の最終結果についての総合評価を受け付ける入力項目が表示された、図10に示すような評価入力画面1000の画面情報を、クライアント装置201に送信する。
クライアント装置201は、評価入力画面1000の画面情報を受信すると、評価入力画面1000を表示する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、農業生産の最終結果についての総合評価の入力を受け付け、評価入力装置100に送信する。受付部702は、農業生産の最終結果についての総合評価を、クライアント装置201から受信する。登録部703は、農業生産の最終結果についての総合評価を生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、農業生産についての総合評価入力を受け付けることができ、総合評価を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討して、栽培スケジュールの改良を図る際に、総合評価を提供して、栽培スケジュールの改良を支援することができる。
<テンプレートを更新する動作>
評価入力装置100が、栽培スケジュールのテンプレートを更新する動作について説明する。栽培スケジュールのテンプレートとは、農業生産における複数の作業のそれぞれの計画作業時期の雛形である。
表示制御部701は、さらに、評価入力項目に入力された評価入力の内容に応じて、特定の作物に関する栽培スケジュールのテンプレートに対応する作業の実施時期を反映させるか否かの選択肢を提示する。表示制御部701は、例えば、生産計画情報500−1の内容が表示され、複数の作業のそれぞれの実施時期をテンプレートに反映させるための取込ボタンが表示された、図11に示すような評価確認画面1100の画面情報を、クライアント装置201に送信する。
クライアント装置201は、評価確認画面1100の画面情報を受信すると、評価入力画面を表示する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、更新ボタンがクリックされると、複数の作業のそれぞれの種別と、実施時期とを、評価入力装置100に送信する。受付部702は、複数の作業のそれぞれの種別と、実施時期とを、クライアント装置201から受信する。登録部703は、複数の作業のそれぞれの種別と、実施時期とを対応づけたテンプレートを作成して、テンプレートDB230に登録する。
これにより、評価入力装置100は、既存の栽培スケジュールのテンプレートよりも収穫した作物の品質や量が向上する実施時期があれば、既存の栽培スケジュールのテンプレートに当該実施時期を反映させてテンプレートを修正することができる。作業者は、修正したテンプレートを、次回の栽培スケジュールに使用したり、他の作業者に提供することができ、作物の品質や量の向上を図ることができる。
また、評価入力装置100は、既存の栽培スケジュールのテンプレートとは収穫した作物の品質や量が変化するテンプレートがあれば、新たにテンプレートを作成して記憶することができる。作業者は、既存のテンプレートと新たなテンプレートとを、生産対象となる作物や圃場の状況にあわせて選択して使用することができる。
(生産計画登録画面800の画面例)
つぎに、図8を用いて、作業者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示される、生産計画登録画面800の画面例について説明する。以下の説明においては、操作画面に表示されている項目をユーザが選択する操作としてクリック操作を行うことを例として説明する。
図8は、生産計画登録画面800の画面例を示す説明図である。図8において、生産計画登録画面800は、作業者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示され、生産計画を登録する際にメインとなる操作画面である。生産計画登録画面800は、例えば、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、クライアント装置201のディスプレイ406に表示される。
生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス801〜803のそれぞれをクリックすると、圃場グループ名、圃場名、分筆名のそれぞれを入力することができる。また、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス804〜806のそれぞれをクリックすると、生産対象となる作物の品目、品種、作型のそれぞれを入力することができる。また、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス807〜809のそれぞれをクリックすると、反収、収穫量、作付面積のそれぞれを入力することができる。ここで入力される反収、収穫量、作付面積は、計画値である。
また、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス810〜813のそれぞれをクリックすると、農業生産における複数の作業のそれぞれの作業種別を入力することができる。また、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス814〜817のそれぞれをクリックすると、農業生産における複数の作業のそれぞれの計画作業時期を入力することができる。
また、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、登録ボタン818をクリックすると、入力された各種情報を、生産計画情報として、評価入力装置100に送信することができる。評価入力装置100は、各種情報を受信すると、各種情報に基づいて生産計画情報となるレコードを作成して生産計画DB220に登録する。
ここで、複数の作業のそれぞれの作業種別と計画作業時期とをユーザの操作入力によって入力しなくてもよい。例えば、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、テンプレート取込ボタン819をクリックすると、入力された生産対象となる作物についてのテンプレートを通知する要求を評価入力装置100に送信することができる。評価入力装置100は、要求を受信すると、テンプレートDB230のテンプレートのうち、生産対象となる作物についてのテンプレートを、クライアント装置201に送信する。
クライアント装置201は、テンプレートを受信すると、テンプレートに含まれる作業種別、および計画作業時期を、ボックス810〜817に自動入力する。なお、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス810〜817のそれぞれをクリックすると、自動入力された計画作業時期をさらに修正することができる。
このように、クライアント装置201において、ユーザは、生産計画情報となる各情報を入力することができる。また、ユーザは、テンプレートに基づいて、複数の作業のそれぞれの作業種別と計画作業時期とを自動入力することができる。これにより、ユーザは、複数の作業のそれぞれの作業種別と計画作業時期とを入力する作業を効率化することができる。
ここでは、テンプレートに含まれる計画作業時期をそのまま、複数の作業のそれぞれの計画作業時期として自動入力したが、これに限らない。例えば、クライアント装置201から販売目標時期を受信した場合、販売目標時期にあわせて、テンプレートに含まれる計画作業時期を修正して、複数の作業の計画作業時期として自動入力してもよい。図8において生産計画情報が生産計画DB220に登録されたとして、図9に示す評価入力画面900の説明に移行する。
(評価入力画面900の画面例)
つぎに、図9を用いて、作業者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示される、評価入力画面900の画面例について説明する。以下の説明においては、操作画面に表示されている項目をユーザが選択する操作としてクリック操作を行うことを例として説明する。
図9は、評価入力画面900の画面例を示す説明図である。図9において、評価入力画面900は、作業者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示され、農業生産の複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを登録する際にメインとなる操作画面である。評価入力画面900は、例えば、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、生産計画情報を指定することにより、クライアント装置201のディスプレイ406に表示される。
評価入力画面900には、生産計画DB220に記憶された、特定の作物についての生産計画情報の内容が表示される。評価入力画面900には、例えば、圃場グループ名「蒲田グループ」、圃場名「本田圃場A−1」、分筆名「A−1−1」が表示される。また、評価入力画面900には、品目「トマト」、品種「品種A」、作型「露地栽培」が表示される。また、評価入力画面900には、反収「15t/10a」、収穫量「7.5t」、作付面積「5.0a」が表示される。tは、トンである。aは、アールである。
評価入力画面900には、さらに、生産計画情報に含まれる、複数の作業のそれぞれの作業種別、複数の作業のそれぞれが行われる予定の計画作業時期が表示される。評価入力画面900には、例えば、作業種別「播種」と、作業種別「播種」の作業の計画作業時期「2013/04/01〜2013/04/09」とが表示される。
また、評価入力画面900には、作業種別「定植」と、作業種別「定植」の作業の計画作業時期「2013/04/10〜2013/04/30」とが表示される。また、評価入力画面900には、作業種別「追肥」と、作業種別「追肥」の作業の計画作業時期「2013/08/01〜2013/08/07」とが表示される。また、評価入力画面900には、作業種別「収穫」と、作業種別「収穫」の作業の計画作業時期「2013/08/25〜2013/09/02」とが表示される。
ここで、生産計画情報に対応する作業実績情報に、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とが設定されていないため、評価入力画面900には、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とが表示されていない。このとき、評価入力画面900において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス901〜904のいずれかがクリックされると、クリックを受け付けたボックスに対する実施時期の入力を受け付ける。
また、評価入力画面900において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、アイコン905〜908のいずれかがクリックされると、農業生産における複数の作業のうちクリックを受け付けた作業種別についての評価の入力を受け付ける。具体的には、評価入力画面900において、アイコン905〜908がクリックされると、評価をあらわす「◎、○、×、?」を選択肢としてプルダウンメニュー形式で提示する。そして、評価をあらわす「◎、○、×、?」のうちのいずれかの選択を受け付けることができる。
そして、評価入力画面900において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、登録ボタン909がクリックされると、表示中の評価入力画面900に対して入力された各種情報を、評価入力装置100に送信することができる。評価入力装置100は、評価入力画面900に入力された各種情報を受信すると、評価入力画面900に入力された各種情報に基づいて生産計画情報を更新する。ここで、実施時期についてのボックス901〜904のうちの複数に対して入力を受け付けた後に、登録ボタン909の1回のクリックを受け付けても構わない。また、作業評価についてのアイコン905〜908のうちの複数に対して入力を受け付けた後に、登録ボタン909の1回のクリックを受け付けても構わない。また、実施時期についてのボックス901〜904のうちの1以上に対する入力と、作業評価についてのアイコン905〜908のうちの1以上に対する入力との両方を受け付けた後に、登録ボタン909の1回のクリックを受け付けても構わない。
このように、クライアント装置201において、ユーザは、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを入力することができる。これにより、評価入力装置100は、クライアント装置201において入力された複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを、生産計画情報に登録することができる。このため、ユーザは、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを登録しておき、農業生産の複数の作業の内容を後々検討する際に参照することができる。
図9の例では、説明の簡略化のため、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを、まとめて入力する場合について説明したが、これに限らない。例えば、ユーザは、複数の作業のうちの一つの作業が終了する都度、当該作業の実施時期と評価とを入力してもよい。また、ユーザにより作業の種別を特定した作業実績がシステムに入力されたことを受け、入力された作業実績に示される種別の作業に対する実施時期を反映させてもよい。
また、図9の例では、画面上部に、表示対象となる特定の作物についての生産計画情報の内容が表示される例を示しているが、これ以外の情報を表示しても構わない。例えば、表示例中の項目「反収」「収穫量」「作付面積」のうちの1以上について、評価入力装置100が参照可能な状態で実績値のデータが存在すれば、計画値と併せて実績値を表示することができる。図9において複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とが入力され、生産計画情報に登録されたとして、図10に示す評価入力画面1000の説明に移行する。
(評価入力画面1000の画面例)
つぎに、図10を用いて、農業経営者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示される、評価入力画面1000の画面例について説明する。以下の説明においては、操作画面に表示されている項目をユーザが選択する操作としてクリック操作を行うことを例として説明する。
図10は、評価入力画面1000の画面例を示す説明図である。図10では、図9に示す評価入力画面900に対して、実施時期や作業評価が入力された後の状態を例示している。図10の評価入力画面1000は例えば、図9に示す評価入力画面900に対して1回以上のデータの登録がなされ、生産計画情報が更新された後に、再び、評価入力画面の表示指示を受け付けた場合の状態である。また図10の評価入力画面1000は例えば、図9に示す評価入力画面900に対して、実施時期901〜904および作業評価905〜908が入力され、まだ登録ボタン1003が押下される前の状態である。
評価入力画面1000では、複数の作業のそれぞれが行われた実施時期が表示されている。評価入力画面1000には、例えば、作業種別「播種」の作業が行われた実施時期「2013/03/31、2013/04/03、2013/04/10」と評価「○」とが表示される。
また、評価入力画面1000には、作業種別「定植」の作業が行われた実施時期「2013/04/13、2013/04/25」と評価「○」とが表示される。また、評価入力画面1000には、作業種別「追肥」の作業が行われた実施時期「2013/08/10、2013/08/12」と評価「○」とが表示される。また、評価入力画面1000には、作業種別「収穫」の作業が行われた実施時期「2013/08/25」と評価「○」とが表示される。
ここで、生産計画情報に、農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとが設定されていないため、評価入力画面1000には、農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとが表示されていない。このとき、評価入力画面1000において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、アイコン1001をクリックすると、農業生産の最終結果についての評価を入力することができる。また、評価入力画面1000において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス1002をクリックすると、農業生産の最終結果についてのコメントを入力することができる。総合評価に関するアイコン1001や、コメント入力用のボックス1002に対する入力は、各作業種別についての実施時期及び作業評価が入力済みの場合にのみ、入力可能に制御することができる。また、各作業種別についての実施時期及び作業評価の一部または全部が未入力であっても入力可能に制御してもよい。
そして、評価入力画面1000において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、登録ボタン1003をクリックすると、入力された内容を、評価入力装置100に送信することができる。評価入力装置100は、評価入力画面1000に入力された各種情報を受信すると、評価入力画面1000に入力された各種情報に基づいて、生産計画情報を更新する。
このように、クライアント装置201において、ユーザは、農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとを入力して、評価入力装置100に送信することができる。これにより、評価入力装置100は、クライアント装置201において入力された農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとを、生産計画情報として登録することができる。このため、ユーザは、農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとを登録しておき、農業生産の複数の作業の内容を検討する際に参照することができる。図10において農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとが入力され、生産計画情報として登録されたとして、図11に示す評価確認画面1100の説明に移行する。
(評価確認画面1100の画面例)
つぎに、図11を用いて、農業経営者や作業者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示される、評価確認画面1100の画面例について説明する。以下の説明においては、操作画面に表示されている項目をユーザが選択する操作としてクリック操作を行うことを例として説明する。
図11は、評価確認画面1100の画面例を示す説明図である。図11において、評価確認画面1100は、農業経営者や作業者が使用するクライアント装置201に表示され、農業生産の複数の作業のそれぞれの評価を確認し、複数の作業のそれぞれの実施時期をテンプレートに反映させる際にメインとなる操作画面である。評価確認画面1100は、例えば、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、生産計画情報を指定することにより、クライアント装置201のディスプレイ406に表示される。
評価確認画面1100には、図9と同様に、生産計画DB220に記憶された、特定の圃場における特定の作物についての生産計画情報に含まれる、圃場グループ名、圃場名、分筆名、品目、品種、作型、反収、収穫量、作付面積が表示される。また、評価確認画面1100には、図9と同様に、生産計画情報に含まれる、複数の作業のそれぞれの作業種別、複数の作業のそれぞれの計画作業時期が表示される。
また、評価確認画面1100には、図10と同様に、生産計画情報に含まれる、複数の作業のそれぞれの実施時期、評価が表示される。また、評価確認画面1100には、さらに、生産計画情報に含まれる、農業生産の最終結果についての総合評価、コメントが表示される。
また、評価確認画面1100には、さらに、評価入力装置100において複数の作業のそれぞれの実施時期に基づいて算出された計画作業時期が表示される。評価確認画面1100には、例えば、評価入力装置100において、実施時期「2013/03/31、2013/04/03、2013/04/10」に基づいて算出された計画作業時期「2013/03/31〜2013/04/10」が表示される。
また、評価確認画面1100には、評価入力装置100において、実施時期「2013/04/13、2013/04/25」に基づいて算出された計画作業時期「2013/04/13〜2013/04/25」が表示される。また、評価確認画面1100には、評価入力装置100において、実施時期「2013/08/10、2013/08/12」に基づいて算出された計画作業時期「2013/08/10〜2013/08/12」が表示される。また、評価確認画面1100には、評価入力装置100において、実施時期「2013/08/25」に基づいて算出された計画作業時期「2013/08/25〜2013/08/25」が表示される。
評価確認画面1100において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、反映ボタン1101をクリックすると、算出された計画作業時期をテンプレートに反映させる要求を、評価入力装置100に送信することができる。評価入力装置100は、要求を受信すると、算出された計画作業時期に基づいてテンプレートを作成し、テンプレートDB230に登録する。
このように、クライアント装置201において、ユーザは、複数の作業のそれぞれの実施時期に基づいて算出された計画作業時期と実施時期とを把握して、計画作業時期をテンプレートに反映させる要求を、評価入力装置100に送信することができる。これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの実施時期に基づいて算出された計画作業時期を含むテンプレートを作成して、テンプレートDB230に登録することができる。このため、ユーザは、農業生産の複数の作業の内容を検討して、新たなテンプレートを作成することができる。
ここでは、評価入力装置100は、算出された計画作業時期をそのまま含むテンプレートを作成したが、これに限らない。例えば、評価入力装置100は、算出された計画作業時期をクライアント装置201においてユーザに修正させ、修正された計画作業時期を含むテンプレートを作成してもよい。
ここでは、評価入力装置100は、算出された複数の作業のそれぞれの計画作業時期を含むテンプレートを作成したが、これに限らない。例えば、評価入力装置100は、算出された複数の作業のいずれかの計画作業時期と、既存のテンプレートに含まれる複数の作業のいずれかの計画作業時期とを組み合わせ、組み合わされたそれぞれの計画作業時期を含むテンプレートを作成してもよい。
(制御処理手順)
つぎに、図12を用いて、制御処理手順の一例について説明する。
図12は、制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図12において、評価入力装置100は、図13に後述する計画登録処理、図14に後述する評価入力処理、図15に後述する評価確認処理のいずれかの処理が実行対象として選択されたか否かを判定する(ステップS1201)。
例えば、評価入力装置100によって、生産計画登録画面800の画面情報の要求が受信されることにより、図13に後述する計画登録処理が実行対象として選択される。また、評価入力装置100によって、評価入力画面900,1000の画面情報の要求が受信されることにより、図14に後述する評価入力処理が実行対象として選択される。評価入力装置100によって、評価確認画面1100の画面情報の要求が受信されることにより、図15に後述する評価確認処理が実行対象として選択される。
ここで、図13に後述する計画登録処理が実行対象として選択された場合(ステップS1201:計画登録)、評価入力装置100は、図13に後述する計画登録処理を実行して(ステップS1202)、制御処理を終了する。
一方で、図14に後述する評価入力処理が実行対象として選択された場合(ステップS1201:評価入力)、評価入力装置100は、図14に後述する評価入力処理を実行して(ステップS1203)、制御処理を終了する。
また、図15に後述する評価確認処理が実行対象として選択された場合(ステップS1201:評価確認)、評価入力装置100は、図15に後述する評価確認処理を実行して(ステップS1203)、制御処理を終了する。
上述した計画登録処理、評価入力処理、評価確認処理のそれぞれは、別のプログラムとして表現されていても構わないし、また、実行されるタイミングもそれぞれ別のタイミングであっても構わない。
つぎに、図13を用いて、図12のステップS1202に示した計画登録処理手順の一例について説明する。
図13は、計画登録処理手順の一例を示すフローチャートである。図13において、評価入力装置100は、生産計画登録画面800の画面情報をクライアント装置201に送信する(ステップS1301)。つぎに、評価入力装置100は、テンプレートを送信するか否かを判定する(ステップS1302)。ここで、送信しない場合(ステップS1302:No)、評価入力装置100は、ステップS1304の処理に移行する。
一方で、送信する場合(ステップS1302:Yes)、評価入力装置100は、テンプレートをクライアント装置201に送信する(ステップS1303)。ここで、評価入力装置100は、例えば、クライアント装置201から販売目標時期を受信し、販売目標時期にあわせて、テンプレートに含まれる計画作業時期を修正してからクライアント装置201に送信してもよい。
つぎに、評価入力装置100は、クライアント装置201において生産計画登録画面800に入力された各種情報を、クライアント装置201から受信する(ステップS1304)。そして、評価入力装置100は、各種情報に基づいて生産計画情報となるレコードを作成して生産計画DB220に登録し(ステップS1305)、計画登録処理を終了する。これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの計画作業時期の入力を受け付けることができる。
つぎに、図14を用いて、図12のステップS1203に示した評価入力処理手順の一例について説明する。
図14は、評価入力処理手順の一例を示すフローチャートである。図14において、評価入力装置100は、評価入力画面900(評価入力画面1000)の画面情報をクライアント装置201に送信する(ステップS1401)。つぎに、評価入力装置100は、クライアント装置201において評価入力画面900(評価入力画面1000)に入力された各種情報をクライアント装置201から受信する(ステップS1402)。
評価入力装置100は、例えば、評価入力画面900に入力された複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを含む各種情報を受信する。または、評価入力装置100は、評価入力画面1000に入力された農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとを含む各種情報を受信する。
そして、評価入力装置100は、受信した各種情報を、生産計画DB220に登録して(ステップS1403)、評価入力処理を終了する。これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価との入力を受け付けることができる。また、評価入力装置100は、農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとの入力を受け付けることができる。
つぎに、図15を用いて、図12のステップS1204に示した評価確認処理手順の一例について説明する。
図15は、評価確認処理手順の一例を示すフローチャートである。図15において、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの実施時期に基づいて、複数の作業の計画作業時期を算出する(ステップS1501)。つぎに、評価入力装置100は、算出した計画作業時期に基づいて評価確認画面1100の画面情報を作成して、評価確認画面1100の画面情報をクライアント装置201に送信する(ステップS1502)。そして、評価入力装置100は、テンプレートを更新するか否かを判定する(ステップS1503)。ここで、テンプレートを更新しない場合(ステップS1503:No)、評価入力装置100は、評価確認処理を終了する。
一方で、テンプレートを更新する場合(ステップS1503:Yes)、評価入力装置100は、クライアント装置201において評価確認画面1100に入力された計画作業時期を含む各種情報を、クライアント装置201から受信する(ステップS1504)。つぎに、評価入力装置100は、受信した各種情報に基づいてテンプレートを作成して、テンプレートDB230に登録する(ステップS1505)。そして、評価入力装置100は、評価確認処理を終了する。これにより、評価入力装置100は、テンプレートを作成して、テンプレートDB230に登録することができる。
以上説明したように、評価入力装置100によれば、複数の作業のそれぞれについて実施時期の入力を受け付けることができる。さらに、評価入力装置100によれば、複数の作業をリスト表示するとともに、複数の作業のそれぞれについて、計画作業時期と、実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示することができる。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれについて、実施時期の入力を受け付けることができ、複数の作業のそれぞれの実施時期を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの評価を入力する際に、複数の作業のそれぞれの計画作業時期と実施時期とを提供して、作業者が複数の作業のそれぞれを評価しやすくすることができる。
また、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれについて、評価入力を受け付けることができ、複数の作業のそれぞれの評価を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討して、栽培スケジュールの改良を図る際に、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを提供して、栽培スケジュールの改良を支援することができる。作業者は、具体的には、複数の作業のそれぞれが、どのくらいの時期に行われ、どのくらい上手くいったのかを把握して、栽培スケジュールに反映することができる。
また、評価入力装置100によれば、特定の作物についての栽培についての総合評価入力項目も複数の作業の個々の評価入力項目の表示と合わせて表示することができる。これにより、評価入力装置100は、農業生産についての総合評価入力を受け付けることができ、総合評価を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討して、栽培スケジュールの改良を図る際に、総合評価を提供して、栽培スケジュールの改良を支援することができる。
また、評価入力装置100によれば、評価入力項目に入力された評価入力の内容に応じて、特定の作物に関する栽培スケジュールのテンプレートに対応する作業の実施時期を反映させるか否かの選択肢を提示することができる。これにより、評価入力装置100は、既存の栽培スケジュールのテンプレートよりも収穫した作物の品質や量が向上する実施時期があれば、既存の栽培スケジュールのテンプレートに当該実施時期を反映させてテンプレートを修正することができる。作業者は、修正したテンプレートを、次回の栽培スケジュールに使用したり、他の作業者に提供することができ、作物の品質や量の向上を図ることができる。
また、評価入力装置100によれば、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期を、特定の作物の生育期間と、指定された特定の作物の販売目標時期とに基づいて特定することができる。これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの計画作業時期の登録を効率化することができる。
また、評価入力装置100によれば、評価入力項目に入力された評価入力の内容に応じて、特定の圃場における特定の作物に関する栽培スケジュールのテンプレートに対応する作業の実施時期を反映させるか否かの選択肢を提示することができる。これにより、評価入力装置100は、圃場ごとに異なる特定の作物に関する栽培スケジュールを記憶することができる。
また、評価入力装置100によれば、反映させると選択されたことに応じて、入力された複数の作業のそれぞれの実施時期を、複数の作業のそれぞれの計画作業時期として含むテンプレートを作成することができる。これにより、評価入力装置100は、既存の栽培スケジュールのテンプレートとは収穫した作物の品質や量が変化するテンプレートがあれば、新たにテンプレートを作成して記憶することができる。作業者は、既存のテンプレートと新たなテンプレートとを、生産対象となる作物や圃場の状況にあわせて選択して使用することができる。
なお、本実施の形態で説明した評価入力方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本評価入力プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本評価入力プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
100 評価入力装置
201 クライアント装置
701 表示制御部
702 受付部
703 登録部
800 生産計画登録画面
900、1000 評価入力画面
1100 評価確認画面
本発明は、作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置に関する。
従来、作物の栽培スケジュールに従って圃場に対して幾つかの作業を行うことにより収穫された作物の量などに基づいて作物の栽培についての評価を行う場合がある。関連する技術としては、例えば、栽培の作業内容を履歴として管理する手段、作業内容が栽培基準を満たしているかを判定する手段、基準計画を立てる際の支援を行う手段、および、生産履歴等を管理する手段などを備えるものがある。また、例えば、農作業日誌データ、農業経費データ、および、農業売上データなどの農業経営データをデータベース化した農業経営データベースを参照し、農作物別に作業労力を算出したり経費を算出したり売上を算出する各種シミュレーションを行う技術がある。
特開2006−011562号公報 特開2010−257353号公報
しかしながら、上述した従来技術では、圃場における作物の栽培のために複数の作業が行われた場合に、どの作業がどのくらい上手くいったのかを把握することが難しく、どの作業の内容を見直すべきかを検討することができない。
1つの側面では、本発明は、圃場において行われる複数の作業のそれぞれについて評価入力を行うことができる作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、特定の作物を栽培する特定の圃場について、該特定の圃場において行われるべき複数の作業を該複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録し、前記特定の圃場において行われる前記複数の作業のうち少なくとも1以上の作業について、実施時期の入力を受け付け、登録された前記計画作業時期を参照して、前記複数の作業の計画作業時期の時期順に従って前記複数の作業をリスト表示するとともに、前記複数の作業のそれぞれについて、登録された計画作業時期と、少なくとも1以上の作業について入力された実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示する作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置が提案される。
本発明の一態様によれば、圃場において行われる複数の作業のそれぞれについて評価入力を行うことができるという効果を奏する。
図1は、評価入力方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、農業支援システム200のシステム構成例を示す説明図である。 図3は、評価入力装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、クライアント装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図5は、生産計画DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、テンプレートDB230の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、評価入力装置100の機能的構成例を示すブロック図である。 図8は、生産計画登録画面800の画面例を示す説明図である。 図9は、評価入力画面900の画面例を示す説明図である。 図10は、評価入力画面1000の画面例を示す説明図である。 図11は、評価確認画面1100の画面例を示す説明図である。 図12は、制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、計画登録処理手順の一例を示すフローチャートである。 図14は、評価入力処理手順の一例を示すフローチャートである。 図15は、評価確認処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置の実施の形態を詳細に説明する。
(作物の栽培に関する評価入力方法の一実施例)
まず、図1を用いて、実施の形態にかかる作物の栽培に関する評価入力方法の一実施例について説明する。
図1は、評価入力方法の一実施例を示す説明図である。評価入力装置100は、本発明にかかる評価入力プログラムを実行し、作物の栽培スケジュールに従って作物を栽培する圃場において行われた作業について評価入力を受け付けるコンピュータである。
栽培スケジュールとは、作物に関する作業の予定である。作物とは、農業活動によって生産されるものである。作物とは、大分類として、例えば、穀類、野菜、果物、花卉などがある。圃場とは、作物を栽培、生育するための田畑、菜園などである。作業とは、農業生産のための作業である。作業とは、例えば、耕耘、播種、定植、見回り、肥料散布、農薬散布、追肥、灌水などである。
ここで、圃場において複数の作業が行われた後に、それぞれの作業の内容を検討し、栽培スケジュールの改良を図るためには、どの作業がどのくらい上手くいったのかを把握し、どの作業の内容を検討すべきかを把握することが望まれる。上手くいったとは、例えば、作業にかかった日数が例年より短かったり、作物の収穫量が例年より多かったり、不良だった作物が少なかったりすることである。
また、天候の悪化などにより複数の作業のいずれかが本来行う予定の時期とは異なる時期に行われた場合、栽培スケジュールの改良を図るためには、予定の時期と実際の実施時期とがずれた結果、作業がどのくらい上手くいったのかを把握することが望まれる。また、作物の生育状況などを考慮して複数の作業のいずれかが本来行う予定の時期とは異なる時期に行われた場合、栽培スケジュールの改良を図るためには、予定の時期と実際の実施時期とがずれた結果、作業がどのくらい上手くいったのかを把握することが望まれる。しかしながら、農業生産された作物の収穫量などの農業生産の最終結果を参照するだけでは、それぞれの作業の内容を検討し、栽培スケジュールの改良を図ることは難しい。
そこで、本実施の形態では、圃場において行われた複数の作業のそれぞれについて、実施時期の入力を受け付けるとともに、評価入力を受け付ける評価入力方法について説明する。以下、評価入力装置100の作物の栽培に関する評価入力処理例について説明する。ここでは、評価入力装置100を、農業経営者や作業者が使用するPC(パーソナル・コンピュータ)、タブレット型PC、スマートフォンなどに適用した場合を例に挙げて説明する。
(1)評価入力装置100は、計画作業時期を参照して、複数の作業の計画作業時期の時期順に従って、複数の作業をリスト表示するとともに、複数の作業のそれぞれについて、計画作業時期と、実施時期の入力項目と、評価入力項目とを表示する。評価入力装置100は、例えば、図1に示すような、複数の作業のそれぞれについて、作業の種別と、計画作業時期と、実施時期の入力項目と、評価入力項目とが含まれ、実施時期の入力と評価入力とを受け付けるための入力画面110を表示する。
(2)評価入力装置100は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれについて実施時期の入力を受け付ける。評価入力装置100は、例えば、実施時期を入力可能なボックス形式の実施時期の入力項目111〜114において、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により入力された実施時期を受け付ける。実施時期は、例えば、作業が行われた日付である。
(3)評価入力装置100は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれについて評価入力を受け付ける。評価入力装置100は、例えば、評価をあらわす「◎、○、×、?」のうちのいずれかを選択可能なプルダウンメニュー形式の評価入力項目115〜118において、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により選択された評価を受け付ける。◎は、作業が模範的成功であることをあらわすマークである。○は、作業が成功であることをあらわすマークである。×は、作業が失敗であることをあらわすマークである。?は、作業が評価不可能であることをあらわすマークである。
このように、実施の形態にかかる評価入力装置100によれば、圃場において複数の作業が行われた場合に、複数の作業のそれぞれについて実施時期の入力を受け付けることができる。また、評価入力装置100によれば、複数の作業のそれぞれについて、計画作業時期と実施時期とを表示しつつ、評価入力を受け付けることができる。これにより、評価入力装置100は、作業者が複数の作業のそれぞれを評価しやすくすることができる。また、評価入力装置100は、作業者などによる複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを記憶することができる。
その後、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討する場合に、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを提供して、作業の内容の検討を支援することができる。作業者は、例えば、複数の作業のそれぞれが、どのような時期に行われ、どのくらい上手くいったのかを把握することができ、作業の内容を検討することができる。作業者は、具体的には、天候の悪化により今回の作業の実施時期が計画作業時期とずれたが作業が上手くいった場合、次回の当該作業の計画作業時期として、今回の作業の実施時期を流用することができる。また、作業者は、具体的には、今回の作業の実施時期が計画作業時期と同じであるが作業が上手くいかなかった場合、次回の当該作業の計画作業時期として、今回の作業の実施時期とは異なる時期を検討することができる。
(農業支援システム200のシステム構成例)
つぎに、図1に示した評価入力装置100を農業支援システム200に適用した場合について説明する。
図2は、農業支援システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、農業支援システム200は、評価入力装置100と、クライアント装置201−1〜201−nと、を含む構成である(nは、2以上の自然数)。農業支援システム200において、評価入力装置100とクライアント装置201−1〜201−nは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
ここで、評価入力装置100は、生産計画DB(データベース)220、およびテンプレートDB230を有し、クライアント装置201−1〜201−nの表示制御を行う。評価入力装置100は、例えば、サーバである。各種DB等220,230の記憶内容については、図5および図6を用いて後述する。
クライアント装置201−1〜201−nは、ディスプレイ(例えば、後述する図4に示すディスプレイ406)を有し、評価入力装置100の表示制御に従って、各種画面を表示可能なコンピュータである。クライアント装置201−1〜201−nは、例えば、農業経営者や作業者が使用するPC、ノートPC、タブレット型PC、スマートフォンなどである。
具体的には、例えば、評価入力装置100は、クライアント装置201−1〜201−nから各種画面の表示要求を受信すると、各種画面の画面情報を生成してクライアント装置201−1〜201−nに送信する。この結果、クライアント装置201−1〜201−nのディスプレイに各種画面が表示される。
以下の説明では、クライアント装置201−1〜201−nを単に「クライアント装置201」と表記する場合がある。
(評価入力装置100のハードウェア構成例)
図3は、評価入力装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、評価入力装置100は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、評価入力装置100の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
I/F303は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示したクライアント装置201)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク305としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
評価入力装置100は、上述した構成部のほか、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウス、ディスプレイなどを有することにしてもよい。
(クライアント装置201のハードウェア構成例)
図4は、クライアント装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。図4において、クライアント装置201は、CPU401と、メモリ402と、ディスクドライブ403と、ディスク404と、I/F405と、ディスプレイ406と、入力装置407と、を有する。また、各構成部はバス400によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU401は、クライアント装置201の全体の制御を司る。メモリ402は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU401のワークエリアとして使用される。メモリ402に記憶されるプログラムは、CPU401にロードされることで、コーディングされている処理をCPU401に実行させる。
ディスクドライブ403は、CPU401の制御に従ってディスク404に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク404は、ディスクドライブ403の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク404としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
I/F405は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、図2に示した評価入力装置100)に接続される。そして、I/F405は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。
ディスプレイ406は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。ディスプレイ406は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを採用することができる。
入力装置407は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入力装置407は、キーボードやマウスなどであってもよく、また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
クライアント装置201は、上述した構成部のうち、例えば、ディスクドライブ403、ディスク404などを有さないことにしてもよい。また、クライアント装置201は、上述した構成部のほか、例えば、SSD、スキャナ、プリンタなどを有することにしてもよい。
(各種DB220,230の記憶内容)
つぎに、図5および図6を用いて各種DB220,230の記憶内容について説明する。各種DB220,230は、例えば、図3に示した評価入力装置100のメモリ302、ディスク305により実現される。
<生産計画DB220の記憶内容>
図5は、生産計画DB220の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、生産計画DB220は、計画ID、圃場グループ名、圃場名、分筆名、品目、品種、作型、反収、収穫量、作付面積、作業種別、計画作業時期、実施時期、評価、総合評価、およびコメントのフィールドを有する。
各フィールドに情報を設定することで、生産計画情報(例えば、生産計画情報500−1〜500−3)がレコードとして記憶される。ここで、生産計画とは、生産対象となる作物を、どの圃場に、どのような栽培スケジュールで、どのくらい作付けし、どのくらい収穫するのかの計画である。圃場における作物の栽培は、生産計画に沿って行われる。
計画IDは、生産計画を識別する識別子である。計画IDは、例えば、生産計画が立てられた順に割り振られる。また、計画IDは、例えば、新たな生産計画が立てられるたびに、圃場における最初の作業予定日が早い順に振り直されることにしてもよい。また、同一圃場について複数の生産計画が立てられた場合は、計画IDとして枝番が用いられる。枝番には、最初の作業予定日が早い順に若い番号が割り振られる。
圃場グループ名は、例えば、圃場が属する圃場グループの名称である。圃場名は、圃場の名称である。分筆名は、1つの圃場を区切って分割した区画の名称である分筆名称である。品目は、作物の種類である。品目としては、例えば、トマト、きゅうり、水稲、キャベツなどがある。品種は、同一品目の中の種類である。例えば、キャベツの品種として、夏蒔きの品種であれば「彩風」「グリーンボール」、春蒔きの品種であれば「中早生2号」「中早生3号」「秋早生」「新風」などがある。例えば、トマトの品種として、「湘南ポモロン」「桃太郎」などがある。
作型は、作物の栽培を行うときの条件や技術の組み合わせを示す体系である。作型としては、例えば、ハウス栽培、露地栽培、夏蒔き栽培などがある。反収は、1反当たりの収穫高である。1反とは、約10aである。収穫量は、圃場において収穫される作物の量である。作付面積は、作物を作付けする面積である。
作業種別は、農業生産のための作業を作業内容で区分けしたものである。作業種別としては、例えば、播種、定植、追肥、および収穫などがある。計画作業時期は、農業生産における複数の作業のうちのいずれかの作業が行われる予定の時期である。実施時期は、農業生産における複数の作業のうちのいずれかの作業が行われた実際の時期である。実施時期としては、例えば、作業が行われた実際の日付がある。また、実施時期として、作業の開始時期から終了時期までの期間が設定されてもよい。
評価は、農業生産における複数の作業のいずれかの作業の内容や結果について価値付けたものである。評価としては、例えば、評価を表す「◎、○、×、?」のアイコンのうちのいずれかが設定される。評価としては、例えば、評価がよいほど数値が大きくなる評価値が設定されてもよい。総合評価は、農業生産の最終結果について価値付けたものである。総合評価としては、例えば、作業についての評価と同様に、アイコンが設定されてもよいし、評価値が設定されてもよい。コメントは、農業生産の最終結果の説明、感想、備考、注意点、または総合評価の理由などを示す文章である。
<テンプレートDB230の記憶内容>
図6は、テンプレートDB230の記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、テンプレートDB230は、テンプレートID、圃場グループ名、圃場名、分筆名、品目、品種、作型、作業種別、および計画作業時期のフィールドを有する。テンプレートDB230は、各フィールドに情報を設定することで、計画作業時期のテンプレート(例えば、テンプレート600−1〜600−3)をレコードとして記憶する。
テンプレートは、特定の作物についての生産計画の雛形である。テンプレートは、特定の圃場における特定の作物についての生産計画の雛形であってもよい。テンプレートIDは、テンプレートを識別する識別子である。テンプレートIDは、例えば、テンプレートが作成された順に割り振られる。
圃場グループ名は、例えば、テンプレートを適用可能な圃場グループの名称である。圃場名は、テンプレートを適用可能な圃場の名称である。分筆名は、テンプレートを適用可能な分筆の名称である。例えば、テンプレートが、いずれの圃場にも適用可能な場合には、圃場グループ名、圃場名、および分筆名は設定されなくてよい。また、テンプレートが、特定の圃場グループに属するいずれの圃場にも適用可能な場合には、圃場名、および分筆名は設定されなくてよい。また、テンプレートが、特定の圃場のいずれの分筆にも適用可能な場合には、分筆名は設定されなくてよい。
品目は、作物の種類である。品種は、同一品目の中の種類である。作型は、作物の栽培を行うときの条件や技術の組み合わせを示す体系である。例えば、テンプレートが、特定の品種や作型に限らず特定の作物であれば適用可能な場合には、品種、および作型は設定されなくてよい。また、テンプレートが、特定の作型に限らず特定の品種であれば適用可能な場合には、作型は設定されなくてよい。作業種別は、農業生産のための作業を作業の内容で区分けしたものである。計画作業時期は、農業生産における複数の作業のうちのいずれかの作業が行われる予定の時期として設定可能な雛形である。
また、テンプレートDB230は、地域、および季節などのフィールドを有してもよい。地域は、テンプレートを適用可能な地域の名称である。地域としては、例えば、東北、関東、九州などの地方の名称、都道府県や市区町村の名称などがある。季節は、テンプレートを適用可能な季節の名称である。季節としては、例えば、春夏秋冬や12ヶ月のうちのいずれかの月の名称などがある。
(評価入力装置100の機能的構成例)
つぎに、図7を用いて、評価入力装置100の機能的構成例について説明する。
図7は、評価入力装置100の機能的構成例を示すブロック図である。評価入力装置100は、制御部となる機能として、表示制御部701と、受付部702と、登録部703とを含む。
表示制御部701と、受付部702と、登録部703とは、例えば、図3に示したメモリ302に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F303により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶される。
<計画作業時期を登録する動作(その1)>
評価入力装置100が、特定の作物を栽培する特定の圃場について、該特定の圃場において行われるべき複数の作業を該複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録する動作について説明する。圃場とは、作物を栽培、生育するための田畑、菜園などである。特定の圃場とは、生産計画が立てられた圃場である。特定の圃場とは、クライアント装置201のユーザにより任意に選択される圃場である。
作物とは、農業活動によって生産されるものである。作物とは、大分類として、例えば、穀類、野菜、果物、花卉などがある。特定の作物とは、特定の圃場に作付けされることが計画された生産対象となる作物である。作業とは、農業生産のための作業である。作業とは、例えば、耕耘、播種、定植、見回り、肥料散布、農薬散布、追肥、灌水などである。播種とは、種蒔きである。定植とは、植え替えである。計画作業時期とは、作業が行われるべき時期として設定された時期である。
表示制御部701は、例えば、生産計画DB220から、特定の作物を栽培する特定の圃場についての生産計画情報500−1を抽出する。つぎに、表示制御部701は、生産計画情報500−1の内容が表示され、複数の作業のそれぞれの種別と、複数の作業のそれぞれの計画作業時期との入力を受け付ける入力項目が表示された、図8に後述するような生産計画登録画面800の画面情報を作成する。
そして、表示制御部701は、生産計画登録画面800の画面情報をクライアント装置201に送信する。クライアント装置201は、生産計画登録画面800の画面情報を受信すると、生産計画登録画面800を表示する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業の種別と、複数の作業のそれぞれの計画作業時期との入力を受け付け、評価入力装置100に送信する。
受付部702は、複数の作業の種別と、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期とを、クライアント装置201から受信する。登録部703は、受信された、複数の作業の種別を、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて、生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの計画作業時期を記憶しておくことができ、クライアント装置201に表示させることができる。このため、評価入力装置100は、作業者に計画作業時期を把握させ、農業生産を支援することができる。
<計画作業時期を登録する動作の他の例(その2)>
評価入力装置100が、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期を、テンプレートに基づいて特定して、複数の作業を、複数の作業のそれぞれの計画作業時期と対応づけて登録してもよい。
受付部702は、例えば、生産計画登録画面800の画面情報をクライアント装置201に送信した後、テンプレートを通知する要求をクライアント装置201から受信する。表示制御部701は、受付部702によって要求が受信されると、テンプレートDB230から、特定の作物を栽培する特定の圃場についてのテンプレート600−1を抽出する。表示制御部701は、テンプレート600−1をクライアント装置201に送信する。
クライアント装置201は、テンプレート600−1を受信すると、生産計画登録画面800の入力項目に、テンプレート600−1に含まれる複数の作業のそれぞれの種別と、計画作業時期とを自動入力する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれの種別と、複数の作業のそれぞれの計画作業時期との修正を受け付け、評価入力装置100に送信する。
受付部702は、複数の作業のそれぞれの種別と、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期とを、クライアント装置201から受信する。登録部703は、複数の作業のそれぞれの種別を、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて、生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの計画作業時期の登録を効率化することができる。作業者は、計画作業時期を手動で入力しなくてもよいため、作業負担を低減することができる。
<計画作業時期を登録する動作の他の例(その3)>
評価入力装置100が、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期を、特定の作物の生育期間と、指定された特定の作物の販売目標時期とに基づいて特定して、複数の作業を、複数の作業のそれぞれの計画作業時期と対応づけて登録してもよい。生育期間とは、特定の作物が収穫可能になるまでに各作業にかかる期間である。販売目標時期とは、農業生産された作物の収穫を開始して販売を開始する時期である。
受付部702は、例えば、生産計画登録画面800の画面情報をクライアント装置201に送信した後、特定の作物の販売目標時期とともに、複数の作業のそれぞれの計画作業時期を特定する要求を、クライアント装置201から受信する。表示制御部701は、受付部702によって要求が受信されると、テンプレートDB230から、特定の作物を栽培する特定の圃場についてのテンプレート600−1を抽出する。表示制御部701は、テンプレート600−1から、複数の作業のそれぞれの計画作業時期を抽出し、複数の作業のそれぞれにおける特定の作物の生育期間を算出する。表示制御部701は、販売目標時期に特定の作物を収穫して販売することが可能になるように、販売目標時期から生育期間の分を遡った、新たな計画作業時期を特定し、クライアント装置201に送信する。
具体的には、販売目標時期「2013/09/01」である場合を例に挙げて、説明する。また、播種の計画作業時期「2013/04/01〜2013/04/09」、定植の計画作業時期「2013/04/10〜2013/04/30」、追肥の計画作業時期「2013/08/01〜2013/08/07」、収穫の計画作業時期「2013/08/25〜2013/09/02」とする。
この場合、表示制御部701は、播種についての作業期間として、期間「8日」を算出する。表示制御部701は、播種についての生育期間として、播種の計画作業時期の始まり「2013/04/01」から定植の計画作業時期の始まり「2013/04/10」までの期間「9日」を算出する。表示制御部701は、定植についての作業期間として、期間「20日」を算出する。表示制御部701は、定植についての生育期間として、定植の計画作業時期の始まり「2013/04/10」から追肥の計画作業時期の始まり「2013/08/01」までの期間「113日」を算出する。表示制御部701は、追肥についての作業期間として、期間「6日」を算出する。表示制御部701は、追肥についての生育期間として、追肥の計画作業時期の始まり「2013/08/01」から収穫の計画作業時期の始まり「2013/08/25」までの期間「24日」を算出する。
表示制御部701は、販売目標時期「2013/09/01」から、算出した追肥の生育期間「24日」の分を遡って、新たな追肥の計画作業時期の始まり「2013/08/08」を特定する。表示制御部701は、特定した始まりの日付と、作業期間「6日」とに基づいて、新たな追肥の計画作業時期「2013/08/08〜2013/08/14」を特定する。
表示制御部701は、追肥の計画作業時期の始まり「2013/08/08」から、算出した定植の生育期間「113日」の分を遡って、新たな定植の計画作業時期の始まり「2013/04/17」を特定する。表示制御部701は、特定した始まりの日付と、作業期間「20日」とに基づいて、新たな定植の計画作業時期「2013/04/17〜2013/05/07」を特定する。
表示制御部701は、定植の計画作業時期の始まり「2013/04/17」から、算出した播種の生育期間「9日」を遡って、新たな播種の計画作業時期の始まり「2013/04/08」を特定する。表示制御部701は、特定した始まりの日付と、作業期間「8日」とに基づいて、新たな播種の計画作業時期「2013/04/08〜2013/04/16」を特定する。
また、表示制御部701は、販売目標時期に特定の作物の収穫を終了して販売を開始することが可能になるように、販売目標時期から生育期間の分と収穫期間の分とを遡った、新たな計画作業時期を特定し、クライアント装置201に送信してもよい。この場合、表示制御部701は、播種や定植の計画作業時期を特定したのと同様に、収穫の計画作業時期を特定することになる。
クライアント装置201は、新たな計画作業時期を受信すると、生産計画登録画面800の入力項目に、複数の作業のそれぞれの種別と、新たな計画作業時期とを自動入力する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれの種別と、複数の作業のそれぞれの計画作業時期との修正を受け付け、評価入力装置100に送信する。
受付部702は、複数の作業のそれぞれの種別と、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期とを、クライアント装置201から受信する。登録部703は、複数の作業のそれぞれの種別を、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて、生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの計画作業時期の登録を効率化することができる。作業者は、計画作業時期を手動で入力しなくてもよいため、作業負担を低減することができる。
<実施時期を登録する動作>
評価入力装置100が、特定の圃場において行われる複数の作業のそれぞれについて、実施時期の入力を受け付け、複数の作業のそれぞれに対応づけて実施時期を登録する動作について説明する。実施時期とは、作業が行われた日付である。実施時期とは、作業が行われた期間であってもよい。
表示制御部701は、例えば、生産計画情報500−1の内容が表示され、複数の作業のそれぞれの実施時期の入力を受け付ける入力項目が表示された、図9に示すような評価入力画面900の画面情報を、クライアント装置201に送信する。クライアント装置201は、評価入力画面900の画面情報を受信すると、評価入力画面900を表示し、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれの実施時期の入力を受け付け、評価入力装置100に送信する。受付部702は、複数の作業のそれぞれの実施時期を、クライアント装置201から受信する。登録部703は、複数の作業の実施時期を、生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれについて、実施時期の入力を受け付けることができ、複数の作業のそれぞれの実施時期を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの評価を入力する際に、複数の作業のそれぞれの計画作業時期と実施時期とを提供して、作業者が複数の作業のそれぞれを評価しやすくすることができる。また、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討して、栽培スケジュールの改良を図る際に、複数の作業のそれぞれの実施時期を提供して、栽培スケジュールの改良を支援することができる。作業者は、具体的には、複数の作業のそれぞれが、どのくらいの時期に行われたかを把握して、栽培スケジュールに反映することができる。
<複数の作業のそれぞれの評価を登録する動作>
評価入力装置100が、特定の圃場において行われる複数の作業のそれぞれについて、評価の入力を受け付け、複数の作業のそれぞれに対応づけて評価を登録する動作について説明する。評価とは、作業の結果について価値付けたものである。
表示制御部701は、計画作業時期を参照して、複数の作業の計画作業時期の時期順に従って複数の作業をリスト表示するとともに、複数の作業のそれぞれについて、計画作業時期と、実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示する。表示制御部701は、例えば、生産計画情報500−1の内容が表示された、図9に示すような評価入力画面900の画面情報を、クライアント装置201に送信する。
クライアント装置201は、評価入力画面900の画面情報を受信すると、評価入力画面900を表示する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、複数の作業のそれぞれの評価の入力を受け付け、評価入力装置100に送信する。受付部702は、複数の作業のそれぞれの評価を、クライアント装置201から受信する。登録部703は、複数の作業のそれぞれの評価を、生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれについて、評価入力を受け付けることができ、複数の作業のそれぞれの評価を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討して、栽培スケジュールの改良を図る際に、複数の作業のそれぞれの評価を提供して、栽培スケジュールの改良を支援することができる。作業者は、具体的には、複数の作業のそれぞれがどのくらい上手くいったのかを把握して、栽培スケジュールに反映することができる。
<総合評価を登録する動作>
評価入力装置100が、農業生産の最終結果についての総合評価の入力を受け付け、総合評価を登録する動作について説明する。総合評価とは、農業生産の最終結果について価値付けたものである。
表示制御部701は、さらに、特定の作物についての栽培についての総合評価入力項目も、複数の作業の個々の評価入力項目の表示と合わせて表示する。表示制御部701は、例えば、生産計画情報500−1の内容が表示され、農業生産の最終結果についての総合評価を受け付ける入力項目が表示された、図10に示すような評価入力画面1000の画面情報を、クライアント装置201に送信する。
クライアント装置201は、評価入力画面1000の画面情報を受信すると、評価入力画面1000を表示する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、農業生産の最終結果についての総合評価の入力を受け付け、評価入力装置100に送信する。受付部702は、農業生産の最終結果についての総合評価を、クライアント装置201から受信する。登録部703は、農業生産の最終結果についての総合評価を生産計画DB220の生産計画情報500−1に登録する。
これにより、評価入力装置100は、農業生産についての総合評価入力を受け付けることができ、総合評価を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討して、栽培スケジュールの改良を図る際に、総合評価を提供して、栽培スケジュールの改良を支援することができる。
<テンプレートを更新する動作>
評価入力装置100が、栽培スケジュールのテンプレートを更新する動作について説明する。栽培スケジュールのテンプレートとは、農業生産における複数の作業のそれぞれの計画作業時期の雛形である。
表示制御部701は、さらに、評価入力項目に入力された評価入力の内容に応じて、特定の作物に関する栽培スケジュールのテンプレートに対応する作業の実施時期を反映させるか否かの選択肢を提示する。表示制御部701は、例えば、生産計画情報500−1の内容が表示され、複数の作業のそれぞれの実施時期をテンプレートに反映させるための取込ボタンが表示された、図11に示すような評価確認画面1100の画面情報を、クライアント装置201に送信する。
クライアント装置201は、評価確認画面1100の画面情報を受信すると、評価入力画面を表示する。クライアント装置201は、不図示のキーボードやマウスを用いたユーザの操作入力により、更新ボタンがクリックされると、複数の作業のそれぞれの種別と、実施時期とを、評価入力装置100に送信する。受付部702は、複数の作業のそれぞれの種別と、実施時期とを、クライアント装置201から受信する。登録部703は、複数の作業のそれぞれの種別と、実施時期とを対応づけたテンプレートを作成して、テンプレートDB230に登録する。
これにより、評価入力装置100は、既存の栽培スケジュールのテンプレートよりも収穫した作物の品質や量が向上する実施時期があれば、既存の栽培スケジュールのテンプレートに当該実施時期を反映させてテンプレートを修正することができる。作業者は、修正したテンプレートを、次回の栽培スケジュールに使用したり、他の作業者に提供することができ、作物の品質や量の向上を図ることができる。
また、評価入力装置100は、既存の栽培スケジュールのテンプレートとは収穫した作物の品質や量が変化するテンプレートがあれば、新たにテンプレートを作成して記憶することができる。作業者は、既存のテンプレートと新たなテンプレートとを、生産対象となる作物や圃場の状況にあわせて選択して使用することができる。
(生産計画登録画面800の画面例)
つぎに、図8を用いて、作業者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示される、生産計画登録画面800の画面例について説明する。以下の説明においては、操作画面に表示されている項目をユーザが選択する操作としてクリック操作を行うことを例として説明する。
図8は、生産計画登録画面800の画面例を示す説明図である。図8において、生産計画登録画面800は、作業者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示され、生産計画を登録する際にメインとなる操作画面である。生産計画登録画面800は、例えば、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、クライアント装置201のディスプレイ406に表示される。
生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス801〜803のそれぞれをクリックすると、圃場グループ名、圃場名、分筆名のそれぞれを入力することができる。また、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス804〜806のそれぞれをクリックすると、生産対象となる作物の品目、品種、作型のそれぞれを入力することができる。また、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス807〜809のそれぞれをクリックすると、反収、収穫量、作付面積のそれぞれを入力することができる。ここで入力される反収、収穫量、作付面積は、計画値である。
また、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス810〜813のそれぞれをクリックすると、農業生産における複数の作業のそれぞれの作業種別を入力することができる。また、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス814〜817のそれぞれをクリックすると、農業生産における複数の作業のそれぞれの計画作業時期を入力することができる。
また、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、登録ボタン818をクリックすると、入力された各種情報を、生産計画情報として、評価入力装置100に送信することができる。評価入力装置100は、各種情報を受信すると、各種情報に基づいて生産計画情報となるレコードを作成して生産計画DB220に登録する。
ここで、複数の作業のそれぞれの作業種別と計画作業時期とをユーザの操作入力によって入力しなくてもよい。例えば、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、テンプレート取込ボタン819をクリックすると、入力された生産対象となる作物についてのテンプレートを通知する要求を評価入力装置100に送信することができる。評価入力装置100は、要求を受信すると、テンプレートDB230のテンプレートのうち、生産対象となる作物についてのテンプレートを、クライアント装置201に送信する。
クライアント装置201は、テンプレートを受信すると、テンプレートに含まれる作業種別、および計画作業時期を、ボックス810〜817に自動入力する。なお、生産計画登録画面800において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス810〜817のそれぞれをクリックすると、自動入力された計画作業時期をさらに修正することができる。
このように、クライアント装置201において、ユーザは、生産計画情報となる各情報を入力することができる。また、ユーザは、テンプレートに基づいて、複数の作業のそれぞれの作業種別と計画作業時期とを自動入力することができる。これにより、ユーザは、複数の作業のそれぞれの作業種別と計画作業時期とを入力する作業を効率化することができる。
ここでは、テンプレートに含まれる計画作業時期をそのまま、複数の作業のそれぞれの計画作業時期として自動入力したが、これに限らない。例えば、クライアント装置201から販売目標時期を受信した場合、販売目標時期にあわせて、テンプレートに含まれる計画作業時期を修正して、複数の作業の計画作業時期として自動入力してもよい。図8において生産計画情報が生産計画DB220に登録されたとして、図9に示す評価入力画面900の説明に移行する。
(評価入力画面900の画面例)
つぎに、図9を用いて、作業者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示される、評価入力画面900の画面例について説明する。以下の説明においては、操作画面に表示されている項目をユーザが選択する操作としてクリック操作を行うことを例として説明する。
図9は、評価入力画面900の画面例を示す説明図である。図9において、評価入力画面900は、作業者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示され、農業生産の複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを登録する際にメインとなる操作画面である。評価入力画面900は、例えば、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、生産計画情報を指定することにより、クライアント装置201のディスプレイ406に表示される。
評価入力画面900には、生産計画DB220に記憶された、特定の作物についての生産計画情報の内容が表示される。評価入力画面900には、例えば、圃場グループ名「蒲田グループ」、圃場名「本田圃場A−1」、分筆名「A−1−1」が表示される。また、評価入力画面900には、品目「トマト」、品種「品種A」、作型「露地栽培」が表示される。また、評価入力画面900には、反収「15t/10a」、収穫量「7.5t」、作付面積「5.0a」が表示される。tは、トンである。aは、アールである。
評価入力画面900には、さらに、生産計画情報に含まれる、複数の作業のそれぞれの作業種別、複数の作業のそれぞれが行われる予定の計画作業時期が表示される。評価入力画面900には、例えば、作業種別「播種」と、作業種別「播種」の作業の計画作業時期「2013/04/01〜2013/04/09」とが表示される。
また、評価入力画面900には、作業種別「定植」と、作業種別「定植」の作業の計画作業時期「2013/04/10〜2013/04/30」とが表示される。また、評価入力画面900には、作業種別「追肥」と、作業種別「追肥」の作業の計画作業時期「2013/08/01〜2013/08/07」とが表示される。また、評価入力画面900には、作業種別「収穫」と、作業種別「収穫」の作業の計画作業時期「2013/08/25〜2013/09/02」とが表示される。
ここで、生産計画情報に対応する作業実績情報に、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とが設定されていないため、評価入力画面900には、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とが表示されていない。このとき、評価入力画面900において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス901〜904のいずれかがクリックされると、クリックを受け付けたボックスに対する実施時期の入力を受け付ける。
また、評価入力画面900において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、アイコン905〜908のいずれかがクリックされると、農業生産における複数の作業のうちクリックを受け付けた作業種別についての評価の入力を受け付ける。具体的には、評価入力画面900において、アイコン905〜908がクリックされると、評価をあらわす「◎、○、×、?」を選択肢としてプルダウンメニュー形式で提示する。そして、評価をあらわす「◎、○、×、?」のうちのいずれかの選択を受け付けることができる。
そして、評価入力画面900において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、登録ボタン909がクリックされると、表示中の評価入力画面900に対して入力された各種情報を、評価入力装置100に送信することができる。評価入力装置100は、評価入力画面900に入力された各種情報を受信すると、評価入力画面900に入力された各種情報に基づいて生産計画情報を更新する。ここで、実施時期についてのボックス901〜904のうちの複数に対して入力を受け付けた後に、登録ボタン909の1回のクリックを受け付けても構わない。また、作業評価についてのアイコン905〜908のうちの複数に対して入力を受け付けた後に、登録ボタン909の1回のクリックを受け付けても構わない。また、実施時期についてのボックス901〜904のうちの1以上に対する入力と、作業評価についてのアイコン905〜908のうちの1以上に対する入力との両方を受け付けた後に、登録ボタン909の1回のクリックを受け付けても構わない。
このように、クライアント装置201において、ユーザは、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを入力することができる。これにより、評価入力装置100は、クライアント装置201において入力された複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを、生産計画情報に登録することができる。このため、ユーザは、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを登録しておき、農業生産の複数の作業の内容を後々検討する際に参照することができる。
図9の例では、説明の簡略化のため、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを、まとめて入力する場合について説明したが、これに限らない。例えば、ユーザは、複数の作業のうちの一つの作業が終了する都度、当該作業の実施時期と評価とを入力してもよい。また、ユーザにより作業の種別を特定した作業実績がシステムに入力されたことを受け、入力された作業実績に示される種別の作業に対する実施時期を反映させてもよい。
また、図9の例では、画面上部に、表示対象となる特定の作物についての生産計画情報の内容が表示される例を示しているが、これ以外の情報を表示しても構わない。例えば、表示例中の項目「反収」「収穫量」「作付面積」のうちの1以上について、評価入力装置100が参照可能な状態で実績値のデータが存在すれば、計画値と併せて実績値を表示することができる。図9において複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とが入力され、生産計画情報に登録されたとして、図10に示す評価入力画面1000の説明に移行する。
(評価入力画面1000の画面例)
つぎに、図10を用いて、農業経営者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示される、評価入力画面1000の画面例について説明する。以下の説明においては、操作画面に表示されている項目をユーザが選択する操作としてクリック操作を行うことを例として説明する。
図10は、評価入力画面1000の画面例を示す説明図である。図10では、図9に示す評価入力画面900に対して、実施時期や作業評価が入力された後の状態を例示している。図10の評価入力画面1000は例えば、図9に示す評価入力画面900に対して1回以上のデータの登録がなされ、生産計画情報が更新された後に、再び、評価入力画面の表示指示を受け付けた場合の状態である。また図10の評価入力画面1000は例えば、図9に示す評価入力画面900に対して、実施時期901〜904および作業評価905〜908が入力され、まだ登録ボタン1003が押下される前の状態である。
評価入力画面1000では、複数の作業のそれぞれが行われた実施時期が表示されている。評価入力画面1000には、例えば、作業種別「播種」の作業が行われた実施時期「2013/03/31、2013/04/03、2013/04/10」と評価「○」とが表示される。
また、評価入力画面1000には、作業種別「定植」の作業が行われた実施時期「2013/04/13、2013/04/25」と評価「○」とが表示される。また、評価入力画面1000には、作業種別「追肥」の作業が行われた実施時期「2013/08/10、2013/08/12」と評価「○」とが表示される。また、評価入力画面1000には、作業種別「収穫」の作業が行われた実施時期「2013/08/25」と評価「○」とが表示される。
ここで、生産計画情報に、農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとが設定されていないため、評価入力画面1000には、農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとが表示されていない。このとき、評価入力画面1000において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、アイコン1001をクリックすると、農業生産の最終結果についての評価を入力することができる。また、評価入力画面1000において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、ボックス1002をクリックすると、農業生産の最終結果についてのコメントを入力することができる。総合評価に関するアイコン1001や、コメント入力用のボックス1002に対する入力は、各作業種別についての実施時期及び作業評価が入力済みの場合にのみ、入力可能に制御することができる。また、各作業種別についての実施時期及び作業評価の一部または全部が未入力であっても入力可能に制御してもよい。
そして、評価入力画面1000において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、登録ボタン1003をクリックすると、入力された内容を、評価入力装置100に送信することができる。評価入力装置100は、評価入力画面1000に入力された各種情報を受信すると、評価入力画面1000に入力された各種情報に基づいて、生産計画情報を更新する。
このように、クライアント装置201において、ユーザは、農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとを入力して、評価入力装置100に送信することができる。これにより、評価入力装置100は、クライアント装置201において入力された農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとを、生産計画情報として登録することができる。このため、ユーザは、農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとを登録しておき、農業生産の複数の作業の内容を検討する際に参照することができる。図10において農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとが入力され、生産計画情報として登録されたとして、図11に示す評価確認画面1100の説明に移行する。
(評価確認画面1100の画面例)
つぎに、図11を用いて、農業経営者や作業者が使用するクライアント装置201のディスプレイ406に表示される、評価確認画面1100の画面例について説明する。以下の説明においては、操作画面に表示されている項目をユーザが選択する操作としてクリック操作を行うことを例として説明する。
図11は、評価確認画面1100の画面例を示す説明図である。図11において、評価確認画面1100は、農業経営者や作業者が使用するクライアント装置201に表示され、農業生産の複数の作業のそれぞれの評価を確認し、複数の作業のそれぞれの実施時期をテンプレートに反映させる際にメインとなる操作画面である。評価確認画面1100は、例えば、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、生産計画情報を指定することにより、クライアント装置201のディスプレイ406に表示される。
評価確認画面1100には、図9と同様に、生産計画DB220に記憶された、特定の圃場における特定の作物についての生産計画情報に含まれる、圃場グループ名、圃場名、分筆名、品目、品種、作型、反収、収穫量、作付面積が表示される。また、評価確認画面1100には、図9と同様に、生産計画情報に含まれる、複数の作業のそれぞれの作業種別、複数の作業のそれぞれの計画作業時期が表示される。
また、評価確認画面1100には、図10と同様に、生産計画情報に含まれる、複数の作業のそれぞれの実施時期、評価が表示される。また、評価確認画面1100には、さらに、生産計画情報に含まれる、農業生産の最終結果についての総合評価、コメントが表示される。
また、評価確認画面1100には、さらに、評価入力装置100において複数の作業のそれぞれの実施時期に基づいて算出された計画作業時期が表示される。評価確認画面1100には、例えば、評価入力装置100において、実施時期「2013/03/31、2013/04/03、2013/04/10」に基づいて算出された計画作業時期「2013/03/31〜2013/04/10」が表示される。
また、評価確認画面1100には、評価入力装置100において、実施時期「2013/04/13、2013/04/25」に基づいて算出された計画作業時期「2013/04/13〜2013/04/25」が表示される。また、評価確認画面1100には、評価入力装置100において、実施時期「2013/08/10、2013/08/12」に基づいて算出された計画作業時期「2013/08/10〜2013/08/12」が表示される。また、評価確認画面1100には、評価入力装置100において、実施時期「2013/08/25」に基づいて算出された計画作業時期「2013/08/25〜2013/08/25」が表示される。
評価確認画面1100において、図4に示した入力装置407を用いたユーザの操作入力により、反映ボタン1101をクリックすると、算出された計画作業時期をテンプレートに反映させる要求を、評価入力装置100に送信することができる。評価入力装置100は、要求を受信すると、算出された計画作業時期に基づいてテンプレートを作成し、テンプレートDB230に登録する。
このように、クライアント装置201において、ユーザは、複数の作業のそれぞれの実施時期に基づいて算出された計画作業時期と実施時期とを把握して、計画作業時期をテンプレートに反映させる要求を、評価入力装置100に送信することができる。これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの実施時期に基づいて算出された計画作業時期を含むテンプレートを作成して、テンプレートDB230に登録することができる。このため、ユーザは、農業生産の複数の作業の内容を検討して、新たなテンプレートを作成することができる。
ここでは、評価入力装置100は、算出された計画作業時期をそのまま含むテンプレートを作成したが、これに限らない。例えば、評価入力装置100は、算出された計画作業時期をクライアント装置201においてユーザに修正させ、修正された計画作業時期を含むテンプレートを作成してもよい。
ここでは、評価入力装置100は、算出された複数の作業のそれぞれの計画作業時期を含むテンプレートを作成したが、これに限らない。例えば、評価入力装置100は、算出された複数の作業のいずれかの計画作業時期と、既存のテンプレートに含まれる複数の作業のいずれかの計画作業時期とを組み合わせ、組み合わされたそれぞれの計画作業時期を含むテンプレートを作成してもよい。
(制御処理手順)
つぎに、図12を用いて、制御処理手順の一例について説明する。
図12は、制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図12において、評価入力装置100は、図13に後述する計画登録処理、図14に後述する評価入力処理、図15に後述する評価確認処理のいずれかの処理が実行対象として選択されたか否かを判定する(ステップS1201)。
例えば、評価入力装置100によって、生産計画登録画面800の画面情報の要求が受信されることにより、図13に後述する計画登録処理が実行対象として選択される。また、評価入力装置100によって、評価入力画面900,1000の画面情報の要求が受信されることにより、図14に後述する評価入力処理が実行対象として選択される。評価入力装置100によって、評価確認画面1100の画面情報の要求が受信されることにより、図15に後述する評価確認処理が実行対象として選択される。
ここで、図13に後述する計画登録処理が実行対象として選択された場合(ステップS1201:計画登録)、評価入力装置100は、図13に後述する計画登録処理を実行して(ステップS1202)、制御処理を終了する。
一方で、図14に後述する評価入力処理が実行対象として選択された場合(ステップS1201:評価入力)、評価入力装置100は、図14に後述する評価入力処理を実行して(ステップS1203)、制御処理を終了する。
また、図15に後述する評価確認処理が実行対象として選択された場合(ステップS1201:評価確認)、評価入力装置100は、図15に後述する評価確認処理を実行して(ステップS1203)、制御処理を終了する。
上述した計画登録処理、評価入力処理、評価確認処理のそれぞれは、別のプログラムとして表現されていても構わないし、また、実行されるタイミングもそれぞれ別のタイミングであっても構わない。
つぎに、図13を用いて、図12のステップS1202に示した計画登録処理手順の一例について説明する。
図13は、計画登録処理手順の一例を示すフローチャートである。図13において、評価入力装置100は、生産計画登録画面800の画面情報をクライアント装置201に送信する(ステップS1301)。つぎに、評価入力装置100は、テンプレートを送信するか否かを判定する(ステップS1302)。ここで、送信しない場合(ステップS1302:No)、評価入力装置100は、ステップS1304の処理に移行する。
一方で、送信する場合(ステップS1302:Yes)、評価入力装置100は、テンプレートをクライアント装置201に送信する(ステップS1303)。ここで、評価入力装置100は、例えば、クライアント装置201から販売目標時期を受信し、販売目標時期にあわせて、テンプレートに含まれる計画作業時期を修正してからクライアント装置201に送信してもよい。
つぎに、評価入力装置100は、クライアント装置201において生産計画登録画面800に入力された各種情報を、クライアント装置201から受信する(ステップS1304)。そして、評価入力装置100は、各種情報に基づいて生産計画情報となるレコードを作成して生産計画DB220に登録し(ステップS1305)、計画登録処理を終了する。これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの計画作業時期の入力を受け付けることができる。
つぎに、図14を用いて、図12のステップS1203に示した評価入力処理手順の一例について説明する。
図14は、評価入力処理手順の一例を示すフローチャートである。図14において、評価入力装置100は、評価入力画面900(評価入力画面1000)の画面情報をクライアント装置201に送信する(ステップS1401)。つぎに、評価入力装置100は、クライアント装置201において評価入力画面900(評価入力画面1000)に入力された各種情報をクライアント装置201から受信する(ステップS1402)。
評価入力装置100は、例えば、評価入力画面900に入力された複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを含む各種情報を受信する。または、評価入力装置100は、評価入力画面1000に入力された農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとを含む各種情報を受信する。
そして、評価入力装置100は、受信した各種情報を、生産計画DB220に登録して(ステップS1403)、評価入力処理を終了する。これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価との入力を受け付けることができる。また、評価入力装置100は、農業生産の最終結果についての総合評価とコメントとの入力を受け付けることができる。
つぎに、図15を用いて、図12のステップS1204に示した評価確認処理手順の一例について説明する。
図15は、評価確認処理手順の一例を示すフローチャートである。図15において、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの実施時期に基づいて、複数の作業の計画作業時期を算出する(ステップS1501)。つぎに、評価入力装置100は、算出した計画作業時期に基づいて評価確認画面1100の画面情報を作成して、評価確認画面1100の画面情報をクライアント装置201に送信する(ステップS1502)。そして、評価入力装置100は、テンプレートを更新するか否かを判定する(ステップS1503)。ここで、テンプレートを更新しない場合(ステップS1503:No)、評価入力装置100は、評価確認処理を終了する。
一方で、テンプレートを更新する場合(ステップS1503:Yes)、評価入力装置100は、クライアント装置201において評価確認画面1100に入力された計画作業時期を含む各種情報を、クライアント装置201から受信する(ステップS1504)。つぎに、評価入力装置100は、受信した各種情報に基づいてテンプレートを作成して、テンプレートDB230に登録する(ステップS1505)。そして、評価入力装置100は、評価確認処理を終了する。これにより、評価入力装置100は、テンプレートを作成して、テンプレートDB230に登録することができる。
以上説明したように、評価入力装置100によれば、複数の作業のそれぞれについて実施時期の入力を受け付けることができる。さらに、評価入力装置100によれば、複数の作業をリスト表示するとともに、複数の作業のそれぞれについて、計画作業時期と、実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示することができる。
これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれについて、実施時期の入力を受け付けることができ、複数の作業のそれぞれの実施時期を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの評価を入力する際に、複数の作業のそれぞれの計画作業時期と実施時期とを提供して、作業者が複数の作業のそれぞれを評価しやすくすることができる。
また、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれについて、評価入力を受け付けることができ、複数の作業のそれぞれの評価を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討して、栽培スケジュールの改良を図る際に、複数の作業のそれぞれの実施時期と評価とを提供して、栽培スケジュールの改良を支援することができる。作業者は、具体的には、複数の作業のそれぞれが、どのくらいの時期に行われ、どのくらい上手くいったのかを把握して、栽培スケジュールに反映することができる。
また、評価入力装置100によれば、特定の作物についての栽培についての総合評価入力項目も複数の作業の個々の評価入力項目の表示と合わせて表示することができる。これにより、評価入力装置100は、農業生産についての総合評価入力を受け付けることができ、総合評価を記憶しておくことができる。そして、評価入力装置100は、作業者などが複数の作業のそれぞれの内容を検討して、栽培スケジュールの改良を図る際に、総合評価を提供して、栽培スケジュールの改良を支援することができる。
また、評価入力装置100によれば、評価入力項目に入力された評価入力の内容に応じて、特定の作物に関する栽培スケジュールのテンプレートに対応する作業の実施時期を反映させるか否かの選択肢を提示することができる。これにより、評価入力装置100は、既存の栽培スケジュールのテンプレートよりも収穫した作物の品質や量が向上する実施時期があれば、既存の栽培スケジュールのテンプレートに当該実施時期を反映させてテンプレートを修正することができる。作業者は、修正したテンプレートを、次回の栽培スケジュールに使用したり、他の作業者に提供することができ、作物の品質や量の向上を図ることができる。
また、評価入力装置100によれば、複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期を、特定の作物の生育期間と、指定された特定の作物の販売目標時期とに基づいて特定することができる。これにより、評価入力装置100は、複数の作業のそれぞれの計画作業時期の登録を効率化することができる。
また、評価入力装置100によれば、評価入力項目に入力された評価入力の内容に応じて、特定の圃場における特定の作物に関する栽培スケジュールのテンプレートに対応する作業の実施時期を反映させるか否かの選択肢を提示することができる。これにより、評価入力装置100は、圃場ごとに異なる特定の作物に関する栽培スケジュールを記憶することができる。
また、評価入力装置100によれば、反映させると選択されたことに応じて、入力された複数の作業のそれぞれの実施時期を、複数の作業のそれぞれの計画作業時期として含むテンプレートを作成することができる。これにより、評価入力装置100は、既存の栽培スケジュールのテンプレートとは収穫した作物の品質や量が変化するテンプレートがあれば、新たにテンプレートを作成して記憶することができる。作業者は、既存のテンプレートと新たなテンプレートとを、生産対象となる作物や圃場の状況にあわせて選択して使用することができる。
なお、本実施の形態で説明した評価入力方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本評価入力プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本評価入力プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータが、
特定の作物を栽培する特定の圃場について、該特定の圃場において行われるべき複数の作業を該複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録し、
前記特定の圃場において行われる前記複数の作業のうち少なくとも1以上の作業について、実施時期の入力を受け付け、
登録された前記計画作業時期を参照して、前記複数の作業の計画作業時期の時期順に従って前記複数の作業をリスト表示するとともに、前記複数の作業のそれぞれについて、登録された計画作業時期と、少なくとも1以上の作業について入力された実施時期と評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示する、
処理を実行することを特徴とする作物の栽培に関する評価入力方法。
(付記2)前記コンピュータが、
さらに、前記特定の作物についての栽培についての総合評価入力項目も前記複数の作業の個々の評価入力項目の表示と合わせて表示する、
処理を実行することを特徴とする付記1に記載の作物の栽培に関する評価入力方法。
(付記3)前記コンピュータが、
前記評価入力項目に入力された評価入力の内容に応じて、前記特定の作物に関する栽培スケジュールのテンプレートに対応する作業の実施時期を反映させるか否かの選択肢を提示する、
処理を実行することを特徴とする付記1に記載の作物の栽培に関する評価入力方法。
(付記4)前記コンピュータが、
さらに、前記複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期を、前記特定の作物の生育期間と、指定された前記特定の作物の販売目標時期とに基づいて特定する、
処理を実行することを特徴とする付記1に記載の作物の栽培に関する評価入力方法。
(付記5)前記提示する処理は、前記評価入力項目に入力された評価入力の内容に応じて、前記特定の圃場における前記特定の作物に関する栽培スケジュールのテンプレートに対応する作業の実施時期を反映させるか否かの選択肢を提示することを特徴とする付記3に記載の作物の栽培に関する評価入力方法。
(付記6)前記コンピュータが、
反映させると選択されたことに応じて、入力された前記複数の作業のそれぞれの実施時期を、前記複数の作業のそれぞれの計画作業時期として含むテンプレートを作成する、
処理を実行することを特徴とする付記3に記載の作物の栽培に関する評価入力方法。
(付記7)コンピュータに、
特定の作物を栽培する特定の圃場について、該特定の圃場において行われるべき複数の作業を該複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録し、
前記特定の圃場において行われる前記複数の作業のうち少なくとも1以上の作業について、実施時期の入力を受け付け、
登録された前記計画作業時期を参照して、前記複数の作業の計画作業時期の時期順に従って前記複数の作業をリスト表示するとともに、前記複数の作業のそれぞれについて、登録された計画作業時期と、少なくとも1以上の作業について入力された実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示する、
処理を実行させることを特徴とする作物の栽培に関する評価入力プログラム。
(付記8)特定の作物を栽培する特定の圃場について、該特定の圃場において行われるべき複数の作業を該複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録し、前記特定の圃場において行われる前記複数の作業のうち少なくとも1以上の作業について、実施時期の入力を受け付け、登録された前記計画作業時期を参照して、前記複数の作業の計画作業時期の時期順に従って前記複数の作業をリスト表示するとともに、前記複数の作業のそれぞれについて、登録された計画作業時期と、少なくとも1以上の作業について入力された実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示する制御部を有することを特徴とする作物の栽培に関する評価入力装置。
100 評価入力装置
201 クライアント装置
701 表示制御部
702 受付部
703 登録部
800 生産計画登録画面
900、1000 評価入力画面
1100 評価確認画面

Claims (8)

  1. コンピュータが、
    特定の作物を栽培する特定の圃場について、該特定の圃場において行われるべき複数の作業を該複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録し、
    前記特定の圃場において行われる前記複数の作業のうち少なくとも1以上の作業について、実施時期の入力を受け付け、
    登録された前記計画作業時期を参照して、前記複数の作業の計画作業時期の時期順に従って前記複数の作業をリスト表示するとともに、前記複数の作業のそれぞれについて、登録された計画作業時期と、少なくとも1以上の作業について入力された実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示する、
    処理を実行することを特徴とする作物の栽培に関する評価入力方法。
  2. 前記コンピュータが、
    さらに、前記特定の作物についての栽培についての総合評価入力項目も前記複数の作業の個々の評価入力項目の表示と合わせて表示する、
    処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の作物の栽培に関する評価入力方法。
  3. 前記コンピュータが、
    前記評価入力項目に入力された評価入力の内容に応じて、前記特定の作物に関する栽培スケジュールのテンプレートに対応する作業の実施時期を反映させるか否かの選択肢を提示する、
    処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の作物の栽培に関する評価入力方法。
  4. 前記コンピュータが、
    さらに、前記複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期を、前記特定の作物の生育期間と、指定された前記特定の作物の販売目標時期とに基づいて特定する、
    処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の作物の栽培に関する評価入力方法。
  5. 前記提示する処理は、前記評価入力項目に入力された評価入力の内容に応じて、前記特定の圃場における前記特定の作物に関する栽培スケジュールのテンプレートに対応する作業の実施時期を反映させるか否かの選択肢を提示することを特徴とする請求項3に記載の作物の栽培に関する評価入力方法。
  6. 前記コンピュータが、
    反映させると選択されたことに応じて、入力された前記複数の作業のそれぞれの実施時期を、前記複数の作業のそれぞれの計画作業時期として含むテンプレートを作成する、
    処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の作物の栽培に関する評価入力方法。
  7. コンピュータに、
    特定の作物を栽培する特定の圃場について、該特定の圃場において行われるべき複数の作業を該複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録し、
    前記特定の圃場において行われる前記複数の作業のうち少なくとも1以上の作業について、実施時期の入力を受け付け、
    登録された前記計画作業時期を参照して、前記複数の作業の計画作業時期の時期順に従って前記複数の作業をリスト表示するとともに、前記複数の作業のそれぞれについて、登録された計画作業時期と、少なくとも1以上の作業について入力された実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示する、
    処理を実行させることを特徴とする作物の栽培に関する評価入力プログラム。
  8. 特定の作物を栽培する特定の圃場について、該特定の圃場において行われるべき複数の作業を該複数の作業のそれぞれが行われるべき計画作業時期と対応づけて登録し、前記特定の圃場において行われる前記複数の作業のうち少なくとも1以上の作業について、実施時期の入力を受け付け、登録された前記計画作業時期を参照して、前記複数の作業の計画作業時期の時期順に従って前記複数の作業をリスト表示するとともに、前記複数の作業のそれぞれについて、登録された計画作業時期と、少なくとも1以上の作業について入力された実施時期と、評価入力を受け付ける評価入力項目とを表示する制御部、
    を有することを特徴とする作物の栽培に関する評価入力装置。
JP2016519006A 2014-05-12 2014-05-12 作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置 Pending JPWO2015173876A1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2014/062643 WO2015173876A1 (ja) 2014-05-12 2014-05-12 作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2015173876A1 true JPWO2015173876A1 (ja) 2017-04-20

Family

ID=54479448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016519006A Pending JPWO2015173876A1 (ja) 2014-05-12 2014-05-12 作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2015173876A1 (ja)
WO (1) WO2015173876A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180315135A1 (en) * 2017-04-27 2018-11-01 Tata Consultancy Services Limited Systems and methods for estimating degree of compliance with recommended crop protocol
CN109284228A (zh) * 2018-09-25 2019-01-29 北京金山安全软件有限公司 输入法评测方法、装置、电子设备及存储介质
JP7191785B2 (ja) * 2019-06-28 2022-12-19 株式会社クボタ 農業支援装置
JP7503009B2 (ja) 2021-02-10 2024-06-19 ヤンマーホールディングス株式会社 作業管理方法、作業管理装置、及び作業管理プログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004282045A (ja) * 2003-02-25 2004-10-07 Ricoh Microelectronics Co Ltd 生産システム、生産方法及び設備調節方法
JP2005176850A (ja) * 2005-01-11 2005-07-07 Nokodai Tlo Kk 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP2005250678A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 日誌入力支援装置および日誌入力支援方法
JP2005275989A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Toshiba Solutions Corp 計画業務管理支援システム、及び計画業務管理支援プログラム
JP2007249572A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Mitsubishi Electric Corp プロジェクト管理支援装置、プロジェクト管理支援方法、およびプロジェクト管理支援プログラム
JP2009278958A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Jfe Engineering Corp 計画栽培支援装置、計画栽培支援方法、及びコンピュータプログラム
JP2012039964A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Fujitsu Ltd 農作業支援装置、農作業支援方法、及び農作業支援プログラム
JP2012183062A (ja) * 2011-02-16 2012-09-27 Akita Prefectural Univ 低カリウム野菜の水耕栽培用肥料及びその肥料を用いた低カリウム野菜の水耕栽培方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004282045A (ja) * 2003-02-25 2004-10-07 Ricoh Microelectronics Co Ltd 生産システム、生産方法及び設備調節方法
JP2005250678A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 日誌入力支援装置および日誌入力支援方法
JP2005275989A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Toshiba Solutions Corp 計画業務管理支援システム、及び計画業務管理支援プログラム
JP2005176850A (ja) * 2005-01-11 2005-07-07 Nokodai Tlo Kk 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP2007249572A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Mitsubishi Electric Corp プロジェクト管理支援装置、プロジェクト管理支援方法、およびプロジェクト管理支援プログラム
JP2009278958A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Jfe Engineering Corp 計画栽培支援装置、計画栽培支援方法、及びコンピュータプログラム
JP2012039964A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Fujitsu Ltd 農作業支援装置、農作業支援方法、及び農作業支援プログラム
JP2012183062A (ja) * 2011-02-16 2012-09-27 Akita Prefectural Univ 低カリウム野菜の水耕栽培用肥料及びその肥料を用いた低カリウム野菜の水耕栽培方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015173876A1 (ja) 2015-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200342633A1 (en) Methods for generating soil maps and application prescriptions
Aggarwal et al. Importance of considering technology growth in impact assessments of climate change on agriculture
AU2023237061A1 (en) Agricultural enterprise management method and system
JP2009064231A (ja) 生産履歴管理プログラム
US20170039657A1 (en) Harvest amount distributing method, harvest amount input method, recording medium, and system
US20190090432A1 (en) Devices and Methods for Planning and Monitoring Agricultural Crop Growing
CA3056950C (en) Agronomy calculator tool and method
WO2015173875A1 (ja) 栽培計画生成方法、栽培計画生成装置、および栽培計画生成プログラム
WO2015173876A1 (ja) 作物の栽培に関する評価入力方法、作物の栽培に関する評価入力プログラム、および作物の栽培に関する評価入力装置
JP2016162347A (ja) 栽培計画管理システム及び方法
JP6213681B2 (ja) 収穫量記録方法、収穫量記録プログラムおよび収穫量記録装置
JP5671877B2 (ja) 農作業支援装置、農作業支援方法、及び農作業支援プログラム
US20140009600A1 (en) Mobile device, computer product, and information providing method
JP6486722B2 (ja) 商品購入システム及び方法
JP6400506B2 (ja) 栽培計画管理システム及び方法
US20160379317A1 (en) Harvest amount display method, conversion method, recording medium, and system
US20170032472A1 (en) Farm-work-detail input support method, recording medium, and input support apparatus
WO2015173874A1 (ja) 圃場の作業スケジュール表示方法、作業スケジュール表示プログラムおよび作業スケジュール表示装置
JP2022159110A (ja) 農業支援装置、プログラム、農業支援システム
JP2020155075A (ja) 農地管理システム、農地管理方法、および農地管理プログラム
US20170053359A1 (en) Farm-work-detail input support method, recording medium, and input support apparatus
JP2017163955A (ja) 生育管理装置、方法、及びプログラム
CN112906933A (zh) 农业辅助系统
JP6264452B2 (ja) 作物の栽培に関する作業スケジュール表示方法、作業スケジュール表示プログラムおよび作業スケジュール表示装置
JP7481041B1 (ja) 農業用の工程管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180522