JP2009063979A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置を大型化しなくとも、トナー容器の容量を大きくすることができ、トナー容器の収容部への収容も容易に行え、しかも表示部(操作部)が邪魔にならない画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 操作画像を表示する表示部90と、トナーが収納されたトナー容器を収容するトナー容器収容部70とを装置本体100の上部に備えた画像形成装置であって、前記表示部及び前記トナー容器収容部は、前記装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるように配置され、かつ前記表示部の高さ内に前記トナー容器収容部が収まるように配置されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、プリンタ、複写機及びこれらの機能を備えた複合機等の画像形成装置に関し、さらに詳しくは操作画像を表示する表示部と、トナーが収納されたトナー容器を収容するトナー容器収容部とを装置本体の上部に備え、装置の小型化を図る技術に関するものである。
従来、例えば、カラー画像形成装置においては、カラー画像を形成するために複数色のトナーを収納した複数のトナー容器を装置本体に備えなければならないが、装置本体に複数のトナー容器を備えるのにいろいろな設計上の制約や要求があった。例えば、特に比較的高速の機種においては、収納トナーの絶対量が少ないと、トナー容器を頻繁に交換しなければならないため、トナー容器の容量をできるだけ大きくすることが必要である。反面、装置の小型化への要求は近年益々増大しているため、装置を大型化させずにトナー容器を収容する配慮が必要である。そのほかに、ユーザー側からはトナー容器の交換に際し、腰を屈めるような窮屈な姿勢をとらなくとも楽に交換ができること、操作性を考慮すると、装置本体の上部で、しかも正面側から操作できる位置に設けることが好ましいこと、等の要求もある。
そこで、上記のような要求等を満たすべく、特許文献1では、複数色のトナー容器の収容部(セット部)を装置本体の上部、すなわち操作部の裏側に相当する操作部の真下近傍の位置であって、画像形成部より手前に形成される空間に設け、そこに前扉を開放してセットするようにしている(段落0030、図12)。そのため、特許文献1の場合には、前扉を開放すると、目の前にトナー容器を収容した収容部が現れることとなり、ある程度の操作性のよさは確保できる。
特開2004−4559号公報
しかしながら、特許文献1では、トナー容器の収容部を、前記のような画像形成部の手前にある空間に設けていたため、装置本体の奥行きが大きくなって装置が大型化し、トナー容器の大容量化には限界があった。また、交換に際し前扉を開放してトナー容器を上方よりセットするため、操作部がセット操作の邪魔になるという問題点もあった。
そこでこの発明は、前記のような従来の問題を解決し、装置を大型化しなくとも、トナー容器の容量を大きくすることができ、トナー容器の収容部への収容も容易に行え、しかも表示部(操作部)が邪魔にならない画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、操作画像を表示する表示部と、トナーが収納されたトナー容器を収容するトナー容器収容部とを装置本体の上部に備えた画像形成装置であって、前記表示部及び前記トナー容器収容部は、前記装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるように配置され、かつ前記表示部の高さ内に前記トナー容器収容部が収まるように配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、複数色のトナー画像を形成する複数の画像形成手段と、前記画像形成手段により形成された複数色のトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、前記転写手段により転写された複数色のトナー画像を記録媒体に定着させる定着手段とを装置本体内に備えたことを特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、トナー容器収容部には上方に回動して開放可能な収容部カバーを有し、前記収容部カバーを上方に回動した状態で表示部の高さ内に前記トナー容器収容部が収まるように配置されていることを特徴とする。請求項4に記載の発明は、請求項1又は2記載の画像形成装置において、トナー容器収容部には上方に回動して開放可能な収容部カバーを有し、前記収容部カバーを上方に回動した状態で前記トナー容器収容部は、装置平面から見て装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるように配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、トナー容器収容部は、複数のトナー容器を略水平に並べて収容していることを特徴とする。請求項6に記載の発明は、請求項2ないし5のいずれか記載の画像形成装置において、装置本体内に画像形成手段により形成された複数色のトナー画像を転写されて保持する転写体を備え、複数の画像形成手段が略水平に並置され、これら画像形成手段の下方に前記転写体が配置され、さらに前記転写体の下方に定着手段が配置されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、表示部とトナー容器収容部は、そのいずれか一方が装置本体の上部の一側、他方が同上部の他側となるように配置されていることを特徴とする。請求項8に記載の発明は、請求項5ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、トナー容器収容部は、収容するトナー容器の色順を画像形成手段により形成するトナーの色順と一致させていること特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、表示部は、略水平の方向に回動可能に支持され、かつその全ての回動範囲において、装置平面から見て装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるようにしていることを特徴とする。請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、表示部は、略垂直の方向に回動可能に支持され、かつその全ての回動範囲において、装置平面から見て装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるようにしていることを特徴とする。
この発明は、前記のようであって、請求項1ないし5に記載の発明は、操作画像を表示する表示部と、トナーが収納されたトナー容器を収容するトナー容器収容部とを装置本体の上部に備えた画像形成装置であって、前記表示部及び前記トナー容器収容部は、前記装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるように配置され、かつ前記表示部の高さ内に前記トナー容器収容部が収まるように配置されているので、全体の高さを抑えて、かつ表示部及びトナー容器収容部が装置本体の上部の幅及び奥行きで突出しないようにすることが可能となる。したがって、装置を大型化しなくとも、トナー容器の容量を大きくすることができる。また、トナー容器の収容部への収容も容易に行えるとともに、収容に際し従来のように表示部が邪魔になることもないという優れた効果が期待できる。
以下、図面を参照しながら、この発明の一実施の形態について説明する。
図1は、一実施の形態に係るカラー画像形成装置の一例を示す概略図である。図において100は、画像形成装置としてのタンデム型中間転写式の電子写真装置の装置本体、200は、該装置本体を載せる給紙テーブルをそれぞれ示す。添え字Y、M、C、Kはイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色を示す。装置本体100には、中央付近に無端ベルト状の像担持ベルトとしての中間転写ベルト10が設けられている。中間転写ベルト10は、複数の支持部材としての支持ローラ14,15,16間に掛け回されて支持され、図中時計回りに回転移動する。
支持ローラ16の左側には、中間転写ベルト10のクリーニングユニットとしてのクリーニング装置17が設けられている。クリーニング装置17は、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する。
支持ローラ14と支持ローラ15に張架された中間転写ベルト10上には、その搬送方向に沿って、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの画像形成手段18Y、18M、18C、18Kが略水平に横に並べて配置され、タンデム画像形成装置20が構成されている。
タンデム画像形成装置20の上方には、露光装置21が設けられている。タンデム画像形成装置20の各画像形成手段18Y、18M、18C、18Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナー像を担持する像担持体として感光体ドラム40Y、40M、40C、40Kを有している。感光体ドラム40Y、40M、40C、40Kから中間転写ベルト10上にトナー像を転写する1次転写位置には、中間転写ベルト10を挟んで各感光体ドラム40Y、40M、40C、40Kに対向するように、1次転写手段の構成要素としての1次転写ローラ62Y、62M、62C、62Kが設けられている。
中間転写ベルト10を挟んでタンデム画像形成装置20と反対側には2次転写装置22が備えられている。2次転写装置22は、図示例では前記支持ローラを兼ねる2次転写対向ローラ16に2次転写ローラ16'を押し当てて転写電界を印加することで中間転写体10上の画像を記録媒体としての転写紙Pに転写する。
2次転写装置22の左側には、記録媒体上の転写画像を定着する定着装置25が設けられている。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27を押し当てた構成を有している。搬送ベルト24により、画像転写後の転写紙Pをこの定着装置25へと搬送する。本実施の形態においては、定着装置25は図示するように、中間転写ベルト10の直下に配置されている。また、本実施の形態においては、図示しているように定着装置25で定着後の転写紙Pを排出することなく途中から一旦フィードバックさせたうえ、再給紙して両面コピーをとるための搬送路等が設けられているが、詳細構成については自明であるため省略する。
上記のように構成された装置本体100内の各構成要素は、全て金属製の筐体50に収納され、保持されている。
一方、筐体50の上部の一側、すなわち図示で幅中央より左側には、トナー容器収容部70が設置されている。トナー容器収容部70の内部には、各色のトナーを収納したトナー容器80Y、80M、80C、80Kが略水平に横に並べられて収容されている。トナー容器収容部70の構造については特に詳示していないが、例えば筐体50の上面に高さが収容するトナー容器径よりやや大きい程度の扁平形状の箱型を呈し、装置正面側の開口部に下端がヒンジで枢支された前扉を開閉可能に有するケース71を一体又は別体に備え、該前扉を開放することにより、ケース71内にトナー容器80Y、80M、80C、80Kを出し入れ可能に収容するものを一例として挙げることができる。そして、収容に際しては、各トナー容器が位置を決めて収容されるように、例えばトナー容器よりやや大きめの形状をした容器収容凹所をケース内面に形成する等の工夫がされるのが好ましい。
また、トナー容器収容部70では、ケース71内に収容するトナー容器80Y、80M、80C、80Kの色順を画像形成手段18Y、18M、18C、18Kにより形成するトナーの色順と一致させている。このようにすると、トナー不足を来しているトナーを収納しているトナー容器の特定が容易に把握でき、トナー交換に対する対応がし易くなる。なお、トナー容器80Y、80M、80C、80Kに収納されたトナーは、トナー容器がケース71の所定位置に収納されると、該容器内からそれぞれ図示しないトナー搬送経路を経由して、画像形成手段18Y、18M、18C、18Kへと供給される。
また、筐体50の上部の他側である右側には、操作画像を表示する表示部90が設置されている。表示部90は、従来の装置本体の上面に平面的に設けられた操作部と同様な機能、つまり操作キーと表示面を有するものであり、LCDモジュール等によるパネル部91と、ハードキー部92とにより構成されている。表示部90は、方形のパネル体状のものからなり、図示するように縦型に設置され、視認性を向上させている。この結果、表示部90の最上部高さは、トナー容器収容部70の最上部よりも高い位置、つまり表示部90の高さ内にトナー容器収容部70が収まるようになっている。
表示部90は、図2,3に示すような支持アーム95により支持されている。すなわち、基端部が筐体50の後部に固定され、該後部の上面から前方に略L字上に屈曲して伸びた支持アーム95の前端部に表示部90の背部中央部が取り付けられて支持されている。取り付けに際しては、支持アーム95の前端部と表示部90の背部中央部がヒンジを介して表示部90が支持アーム95に対し、図2の矢印Aで示す略水平の方向及び図3の矢印Bで示す略垂直の方向に回動可能なように取り付けられ、その回動位置の固定は固定ノブ96で任意の位置で可能になっている。
上記のような表示部90の略水平の方向及び略垂直の方向の全ての回動範囲を含み、表示部90は、図2に示すように装置平面から見て装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるように配置されている。そのため、例えば上記範囲内に収まらずに画像形成装置の移動時に筐体50の外にはみ出したトナー容器収容部70が部屋の入口等に衝突してショックでトナーを周囲にばら撒いてしまうというようなことを防止することができる。なお、表示部90の回動範囲については、必ずしも前記のような略水平の方向及び略垂直の方向に限るものではなく、全方位的に回動可能としてもよい。また、支持アーム95をフレキジブルなものとし、該アームごと表示部90を旋回可能な構成としてもよい。
前記のような構成からなるカラー画像形成装置において、画像形成に際しては、まず表示部90を見ながらユーザーなど操作者がハードキー部92を操作し、パネル部91にコピー枚数やコピー濃度など画像形成する内容を設定し表示することにより行う。設定後に、ハードキー部92の操作により画像形成動作を開始すると、給紙テーブル200から転写紙Pが2次転写装置22に向けて送られ、そしてこの転写紙Pは、画像形成手段18Y、18M、18C、18Kにより所定色に形成されて中間転写ベルト10に1次転写されたカラー画像を2次転写装置22で2次転写された後、さらに搬送されて定着装置25に送られて定着され、定着後に排紙される。このようにして転写紙Pにはカラー画像が形成される。
前記操作に際し、表示部90が見にくく操作し難いときは、固定ノブ96を緩めて表示部90を略水平の方向又は/及び略垂直の方向に回動調整し、見やすく操作し易い向きにした位置で固定する。このように表示部90を略水平の方向又は/及び略垂直の方向に回動可能に支持することにより、表示部90の向きを操作者の見やすく操作し易い向きに設定することができ、作業性を向上させることができる。
一方、前記のような画像形成においてトナー量が少なくなると、画像に不鮮明な箇所が現出する。このようなときはトナー補給が必要になるので、トナー容器収容部70のケース71の前扉を開放し、トナー不足を来しているトナー容器80を取り出し、新しいトナー容器80と交換して再び収納ケース71内に収容する。この際、トナー容器収容部70が、操作者が作業し易い装置正面であって、かつ腰に負担のかからない高さに設置されているので、交換作業を従来に比しスムーズに行うことができ、作業性が格段に向上する。しかも、画像形成手段18Y、18M、18C、18Kにより形成するトナーの色順と一致させてトナー容器80Y、80M、80C、80Kを収納しているため、トナー不足を来しているトナー容器の特定を容易に行える。
また、トナー容器収納部70が左側、表示部90が右側になるように筐体50の上部に設置しているので、右利きが多く右手でトナー容器を持つ操作者が装置正面に立ってトナー容器80の交換作業をするにも、右側の表示部90のパネル部91に表示された内容を見て確認しながら作業を行うことができる。
前記のようにトナー容器収容部70は装置正面から見て表示部90の左側に配置している。そのため右利きが多い操作者は右手でトナー容器80を持つので、必然的に装置左側に立つことになり、トナー容器の交換中でも表示部90のパネル部91の表示内容の確認が妨げられない。また、本実施の形態では、トナー容器収容部70内で、最も右側を最も消費の早い黒トナー容器の収容部としているが、黒トナーは消費が少ないことによる熱による劣化の影響が少ないので、最も搬送距離が遠く、搬送ストレスのかかる右側に配置して劣化のバランスを取ることができる。
図4ないし6は、別の実施の形態を示す。この別実施の形態においては、画像形成装置の装置本体内の構成及び表示部の構成は前記実施の形態と同様となっており、トナー容器収納部の構成のみが異なっている。すなわち、前記実施の形態に比してトナー容器収納部70’が装置本体100上に所定高さの基台72を介して設置されており、またトナー容器収納部70’及びそこに収容されるトナー容器80’の構成がより具体的になっている。以下に、トナー容器収納部70’及びトナー容器80’について、順次説明を行うこととする。
トナー容器収容部70’のケース71’内には各トナー容器を略水平に並べて収容する容器収容凹所73Y、73M、73C、73Kが形成されている(図4には容器収容凹所73Yのみ現れている)。各容器収容凹所73が形成されたケース71’の装置正面(前面)側には略円形の開口部74が形成されている。開口部74の前面付近から各容器収容凹所73の後端側までの両サイドにはガイド片75が列設されている。さらに、各容器収容凹所73におけるガイド片75間の上面は各トナー容器80’が載置されて滑合する滑合面76に形成されているとともに、該滑合面の前端側は下向テーパ状のガイド面77に形成され、これらにより各容器収容凹所73に収容する各トナー容器80’の出し入れをし易いものとしている。また、ケース71’の前面側には収納部カバー71’Aが上方に回動可能にヒンジで枢支され、図4のように全開した状態で滑合面76の前方の一部が露出するようになっており、各トナー容器80’の着脱動作はこのような状態で行われる。収納部カバー71’Aは全開状態から下方に回動されて全閉した状態となると、その側壁下端が装置本体100上に設けた基台72の上面に当接し、ケース71’の前面を、ガイド片75を含み覆った状態になる。このとき収納部カバー71’Aの前壁下端は基台72の前壁よりも若干下がった位置になり、両者の重なり合った部位に設けた係止突起78,79同士が係止して、全閉状態を保持する。なお、この保持機構を構成する係止突起78,79はあくまでも一例であり、そのほかのものに代えてもよい。
各トナー容器80’は、図5に詳示するように、中空円筒状の容器本体81を有し、該本体の先端側(図5(A)では左端側)には被保持部82が設けられているとともに、後端側には小径首部を介して略楕円状の頭部が設けられ、該頭部が把持部83となっている。把持部83が略楕円状であるということと、それが小径首部で連接されていることから把持する者(ユーザー等)の手の大きさに関わらず、把持部83が手にフィットし易くて、手を掛け易いものとなっている。そのため、トナー容器80’の着脱操作性が向上する。また、把持部83は、透明な樹脂材料で容器本体81とともに一体的に形成されている。これにより、トナー容器80’を低コストで製作することができるとともに、容器本体81内のトナーの色を容易に視認することができる。
前記のような各トナー容器80’は、装置本体100のトナー容器収容部70’のケース71’内に設けた各容器収容凹所73に位置決められてセットされると、被保持部82が該ケース71’の奥側に設けられた図示しない保持部で非回転に保持されるとともに、図示しないノズルに接続し、これにより図示しない口栓部材がトナー排出口(図示せず)を開放し、容器本体81内に収納したトナーをノズル内に搬送する。ノズル内に搬送されたトナーはその後、さらに図示しないトナー搬送経路を経て装置本体100内の画像形成手段18Y、18M、18C、18Kに設置されている現像装置に送られる。図5において、85はICチップ(電子部品)であり、前記のように被保持部82がケース71’内の保持部で保持された状態になると、装置本体100の図示しない通信回線との間で非接触通信(無線通信)を行うことが可能となる。
この別実施の形態でも、ケース71’内に収容する各トナー容器80’の色順を画像形成手段18Y、18M、18C、18Kにより形成するトナーの色順と一致させている。また、収納部カバー71’Aを上方に回動した状態で、トナー容器収容部70’が表示部90の高さ内に収まり、かつ前記実施の形態と同様に、トナー容器収容部70’及び表示部90は、装置平面から見て装置本体100の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるように配置されている。
次に、図6を参照して、トナー容器収容部70’へのトナー容器80’の着脱動作(着脱操作)について簡単に説明する。トナー容器80’をトナー容器収容部70’に装着する場合は、まず、図6(A)の全閉状態からケース71’の前方に設けた収容部カバー71’Aを上方に回動してケース71’内を開放し、各容器収容凹所73の滑合面76の前面側一部を露出させる。その後、図6(B)のように、露出した滑合面76上に、トナー容器80’を、把持部83を手で把持して矢印方向に移動し、その被保持部82側を載置する。載置に際して、前記のように収容部カバー71’Aが開放することにより、滑合面76の一部が露出するために、滑合面76上へのトナー容器80’のセットが容易になる。すなわち、滑合面76の位置を覗き込んで確認するような動作をすることなく、露出した滑合面76の一部にそのまま載置するだけでよくなる。
その後、図6(C)のように、トナー容器80’を、被保持部82が容器本体81に対して先方になるように、そのまま把持部83を把持した状態で滑合面76上を矢印方向に押し込む。これにより、トナー容器80’は、ガイド片75に案内されて滑合面76上を滑動しながらケース71’内に押し込まれ、被保持部82がケース71’内に設けた前記保持部に保持されると、トナー容器80’の装着動作が完了する。その後、図6(D)のように、収容部カバー71’Aを下方に回動してケース71’内を閉鎖し、係止突起78を係止突起79に係止する。
トナー容器80’をトナー容器収容部70’から取り外す場合は、前記とは逆の手順で行う。この場合には、両係止突起78,79の係止を外した後、収容部カバー71’Aを上方に回動してケース71’内を開放し、任意のトナー容器80’を、把持部83を手で把持して引き出す。そして、引き出したトナー容器80’の被保持部82が開口部74から出たことを見計らって持ち上げて取り出せばよい。
このように装着する場合も、取り外す場合も、トナー容器80’は、容器収容凹所73の滑合面76上をガイド片75に案内されて滑動し、滑動も手で持ち易い把持部83を把持して行うので、着脱動作はスムーズにできる。また、この別実施の形態では、トナー容器収容部70’が装置本体100の上面より一段高い位置に、基台72を介して設置するので、装置本体100の高さを変えずとも基台72の高さを変えることにより、トナー容器収容部70’の高さを任意に調節することができる。
そのほかの画像形成動作や表示部90の回動調整の操作等の作用は、前記実施の形態と変わらないので、説明を省略する。
本実施の形態で示したカラー画像形成装置は好ましい一例を挙げたにすぎず、これ以外のタイプや構造のものを排除するものではない。例えば、中間転写ベルト10など転写体が設けられておらず、転写紙Pに画像が直接形成されるカラー画像形成装置にも適用することができる。また、トナー容器収容部70,70’やトナー容器80,80’や収容部カバー71’A等の具体的な構成は特許請求の範囲に記載した範囲内で適宜にその設計的な構成の変更が可能であるし、表示部90の具体的な構成も、支持アーム95による支持機構にしなくともよく、表示部90を略水平方向及び略垂直方向に回動可能に支持する機構を備えるものであればこれらに適宜に変更が可能であることは言うまでもない。
次に特許請求の範囲の請求項6以下に記載した発明の特有な効果について説明する。請求項6に記載した発明によれば、画像形成手段、転写体及び定着手段を前記のように上下に階層構造として配置することにより、装置幅方向及び高さをより小さくすることができ、さらなる装置の小型化を図ることができる。
請求項7に記載した発明によれば、前記のように表示部とトナー容器収容部を、そのいずれか一方を装置本体の上部の一側、他方を同上部の他側となるように配置することにより、操作者がトナー容器収容部でトナー交換中でも、表示部の表示の確認が妨げられない。
請求項8に記載した発明によれば、前記のようにトナー容器収容部に収容したトナー容器の色順を画像形成手段により形成するトナーの色順と一致させることにより、トナー不足を来しているトナー容器の特定を容易に行える。
請求項9に記載した発明によれば、前記のように操作表示部を略水平の方向に回動可能に支持することにより、表示部の方向を操作者のやり易い方向に設定することができ、作業性を向上させることができる。
請求項10に記載した発明によれば、前記のように表示部を略垂直の方向に回動可能に支持することにより、表示部の方向を操作者のやり易い方向に設定することができ、作業性を向上させることができる。
この発明の一実施の形態に係るカラー画像形成装置の一例を示す概略図である。 同上の平面図である。 同上の右側面図である。 別の実施の形態を示し、トナー容器収容部の収容部カバーを上方に回動して開放した状態でトナー容器の交換をしているところを示す斜視図である。 同上のトナー容器を示し、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図である。 (A)ないし(D)はトナー容器を装置本体のトナー容器収容部に装着する作用を説明する図面である。
符号の説明
10 中間転写ベルト
14,15 支持ローラ
16 2次転写対向ローラ(兼、支持ローラ)
16' 2次転写ローラ
17 クリーニング装置
18Y、18M、18C、18K 画像形成手段
20 タンデム画像形成装置
21 露光装置
22 2次転写装置
25 定着装置
50 金属製の筐体
70,70’ トナー容器収容部
71,71’ ケース
72 基台
73 容器収容凹所
74 開口部
75 ガイド片
76 滑合面
80,80’ トナー容器
90 表示部
91 パネル部
92 ハードキー部
95 支持アーム
96 固定ノブ
100 装置本体
200 給紙テーブル
P 転写紙(記録媒体)

Claims (10)

  1. 操作画像を表示する表示部と、トナーが収納されたトナー容器を収容するトナー容器収容部とを装置本体の上部に備えた画像形成装置であって、
    前記表示部及び前記トナー容器収容部は、前記装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるように配置され、かつ前記表示部の高さ内に前記トナー容器収容部が収まるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、複数色のトナー画像を形成する複数の画像形成手段と、前記画像形成手段により形成された複数色のトナー画像を記録媒体に転写する転写手段と、前記転写手段により転写された複数色のトナー画像を記録媒体に定着させる定着手段とを装置本体内に備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、トナー容器収容部には上方に回動して開放可能な収容部カバーを有し、前記収容部カバーを上方に回動した状態で表示部の高さ内に前記トナー容器収容部が収まるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、トナー容器収容部には上方に回動して開放可能な収容部カバーを有し、前記収容部カバーを上方に回動した状態で前記トナー容器収容部は、装置平面から見て装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、トナー容器収容部は、複数のトナー容器を略水平に並べて収容していることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項2ないし5のいずれか記載の画像形成装置において、装置本体内に画像形成手段により形成された複数色のトナー画像を転写されて保持する転写体を備え、複数の画像形成手段が略水平に並置され、これら画像形成手段の下方に前記転写体が配置され、さらに前記転写体の下方に定着手段が配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、表示部とトナー容器収容部は、そのいずれか一方が装置本体の上部の一側、他方が同上部の他側となるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項5ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、トナー容器収容部は、収容するトナー容器の色順を画像形成手段により形成するトナーの色順と一致させていること特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、表示部は、略水平の方向に回動可能に支持され、かつその全ての回動範囲において、装置平面から見て装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるようにしていることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置において、表示部は、略垂直の方向に回動可能に支持され、かつその全ての回動範囲において、装置平面から見て装置本体の上部の幅及び奥行きの範囲内に収まるようにしていることを特徴とする画像形成装置。
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