JP2009061961A - 車両用アウタミラー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両が停止したときに、その車両に対する降雨状態に応じてミラーの鏡面に雨滴が付着するの的確に防止することができる車両用アウタミラー装置を提供する。
【解決手段】 車両の室外に取り付けられ、運転者又は搭乗者が後方を確認するためのミラー11を備える車両用アウタミラー装置1であって、車両に対する降雨の有無を検出する降雨状態検出手段と、車両が停止状態であるか否かを判定する停止状態判定手段と、降雨状態検出手段により車両に対する降雨を検出し、かつ停止状態判定手段により車両が停止状態であると判定されたときに、ミラー11を雨滴から退避又は遮蔽する雨滴付着防止手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】 車両の室外に取り付けられ、運転者又は搭乗者が後方を確認するためのミラー11を備える車両用アウタミラー装置1であって、車両に対する降雨の有無を検出する降雨状態検出手段と、車両が停止状態であるか否かを判定する停止状態判定手段と、降雨状態検出手段により車両に対する降雨を検出し、かつ停止状態判定手段により車両が停止状態であると判定されたときに、ミラー11を雨滴から退避又は遮蔽する雨滴付着防止手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用アウタミラー装置に関する。
雨が降っているときに車両(例えば、自動車)を駐停車(停止)すると、室外に取り付けられた車両用アウタミラー(車両用アウタミラー装置)では運転者又は搭乗者が後方を確認するためのミラーの鏡面に雨滴(水滴)が付着してしまう。ミラーの鏡面に雨滴が付着するとその雨滴により鮮明な後方視界を得ることができず後方確認がしづらいものとなってしまう。
特許文献1記載の技術は、車両用アウタミラーにおいて、駐停車時にミラーの鏡面が下側を向くようになっており、ミラーの鏡面に雨滴や霜が付着することを防止するものである。具体的には、ミラーがミラーハウジングに対して相対的に下方に傾動する、または、ミラーハウジングが下方に回動することで、ミラーの鏡面が下側を向く構成となっている。
しかしながら、特許文献1の構成では、ミラーの鏡面が下側を向く必要がある時ない時に関わらず、シフトレバーが駐車位置になった場合に、ミラーが下側を向くように作動するものであり、降雨状態にかかる車両の周囲状況下における作動状態については何ら開示されていない。
本発明の課題は、上記問題に鑑みてなされたものであり、車両が停止したときに、その車両に対する降雨状態に応じてミラーの鏡面に雨滴が付着するの的確に防止することができる車両用アウタミラー装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用アウタミラー装置は、
車両の室外に取り付けられ、運転者又は搭乗者が後方を確認するためのミラーを備える車両用アウタミラー装置であって、
車両に対する降雨の有無を検出する降雨状態検出手段と、
車両が停止状態であるか否かを判定する停止状態判定手段と、
降雨状態検出手段により車両に対する降雨を検出し、かつ停止状態判定手段により車両が停止状態であると判定されたときに、そのミラーの鏡面を雨滴から退避又は遮蔽する雨滴付着防止手段とを備えることを特徴とする。
車両の室外に取り付けられ、運転者又は搭乗者が後方を確認するためのミラーを備える車両用アウタミラー装置であって、
車両に対する降雨の有無を検出する降雨状態検出手段と、
車両が停止状態であるか否かを判定する停止状態判定手段と、
降雨状態検出手段により車両に対する降雨を検出し、かつ停止状態判定手段により車両が停止状態であると判定されたときに、そのミラーの鏡面を雨滴から退避又は遮蔽する雨滴付着防止手段とを備えることを特徴とする。
これによれば、降雨状態検出手段で車両に対する降雨状態を検出し、停止状態判定手段で車両が停止状態(駐停車状態)を検出して、ミラーを雨滴から退避又は遮蔽する雨滴付着防止手段が機能するので、車両が停止(駐停車)したときに、その車両に対する降雨状態に応じてミラーの鏡面に雨滴が付着するの無駄なく的確に防止することができる。
この車両用アウタミラー装置の具体的な態様の第1としては、ミラーはミラーハウジングに保持され、そのミラーハウジングはミラーの鏡面が下側を向く雨滴退避位置とそれ以外の位置とに回転駆動装置によりミラーとともに回転するようにされ、
雨滴付着防止手段は、ミラーの鏡面が下側を向くようにミラーハウジングをミラーとともに雨滴退避位置に回転させる構成とすることができる。
雨滴付着防止手段は、ミラーの鏡面が下側を向くようにミラーハウジングをミラーとともに雨滴退避位置に回転させる構成とすることができる。
これによれば、車両に対する降雨を検出し車両が停止状態(駐停車状態)のときにはミラーハウジングがミラーとともに雨滴退避位置に回転するので、ミラーは下側を向くとともにミラーハウジングに上方から覆われた状態(笠形態)となり、簡単な構造でミラーの鏡面に雨滴をかからならなくすることができる(雨滴の付着を防止することができる)。
また、車両用アウタミラー装置は、ミラーハウジングは、ミラーの鏡面に付着した雨滴を蒸発させるためのミラーの鏡面が上側を向く雨滴蒸発促進位置を含み回転駆動装置により回転するようにされ、
雨滴付着防止手段は、降雨状態検出手段が車両に対する降雨を一度検出した後に、停止状態判定手段により車両が停止状態であると判定し、かつ降雨状態検出手段により車両に対する降雨が検出されないときに、ミラーの鏡面が上側を向くようにミラーハウジングをミラーとともに雨滴蒸発促進位置に回転させる構成とすることができる。
雨滴付着防止手段は、降雨状態検出手段が車両に対する降雨を一度検出した後に、停止状態判定手段により車両が停止状態であると判定し、かつ降雨状態検出手段により車両に対する降雨が検出されないときに、ミラーの鏡面が上側を向くようにミラーハウジングをミラーとともに雨滴蒸発促進位置に回転させる構成とすることができる。
これによれば、例えば雨が降っているなかを車両が走行した場合に、その降雨により雨滴がミラーの鏡面に付着するおそれがあるが、その後車両が停止(駐停車)したときに降っていた雨が止んでいれば、雨滴付着防止手段が機能してその付着した雨滴の蒸発の促進を図る(雨滴を除去する)ことができる。ひいては、良好な視界を有するミラーの鏡面となり、車両の運転を再開するときにミラーを介して後方の確認がし易くなっている。
この車両用アウタミラー装置の具体的な態様の第2としては、ミラーハウジングには、ミラーの鏡面を覆う雨滴遮蔽位置とミラーハウジングに格納される格納位置とに駆動装置によって移動するカバー体が設けられ、
雨滴付着防止手段は、カバー体を雨滴遮蔽位置に移動させる構成とすることができる。
雨滴付着防止手段は、カバー体を雨滴遮蔽位置に移動させる構成とすることができる。
これによれば、車両が停止状態(駐停車状態)のときにカバー体がミラーの鏡面を覆った状態(例えば、ミラーを上方から覆った状態(庇形態))となり、簡単な構造でミラーの鏡面に雨滴をかからならなくすることができる(雨滴の付着を防止することができる)。
また、ミラーハウジングを雨滴退避位置に向かって回転させるとともに、カバー体を雨滴遮蔽位置に向かって移動させることで、ミラーハウジング自体の回転角度及びカバー体の移動距離がそれぞれ小さくすみ、ミラーを覆うまでの時間を短縮することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を添付する図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る車両用アウタミラー装置の電気的構成を概略的に示すブロック図、図2は本発明に係る車両用アウタミラー装置を概略的に示す断面図である。
車両用アウタミラー装置1は、例えば運転席及び助手席のドアに配置されるドアミラー装置またはフェンダーミラー装置として構成され車両の室外に取り付けられる。車両用アウタミラー装置1は、図1及び図2に示すように、運転者又は搭乗者が後方を確認するためのミラー11と、そのミラー11を保持するミラーハウジング12と、そのミラーハウジング12を図示しない車体(例えば、ドア)側に固定するベース部13と、ミラー11に対して重力方向上手側に配置されミラーハウジング12に格納されるカバー体14と、ミラーハウジング12の上面に取り付けられ車両に対する降雨の有無を検出するレインセンサ15と、それらに接続された制御回路2などを備えている。また、制御回路2には、シフトポジションセンサ31,操作スイッチ32,ワイパスイッチ33,ミラー角度調節スイッチ34などが接続されている(図1参照)。なお、ミラーハウジング12は開口部12wから鏡面11mを露出する形でミラー11を収容(保持)する。
制御回路2には、図1に示すように、周知のCPU21,ROM22,RAM23,入出力回路であるI/O24,A/D変換部26,通信I/F(インターフェース)27,メモリ28,およびこれらの構成を接続するバスライン25が備えられている。CPU21は、ROM22に記憶された制御プログラム22pおよびデータにより制御を行う。A/D変換部26は周知のA/D(アナログ/デジタル)変換回路を含み、例えば上記の各種センサ等から制御回路2に入力されるアナログデータをCPU21で演算可能なデジタルデータに変換するものである。通信I/F27は他の車載機器とのデータの遣り取りを行うための、例えばLAN(Local Area Network)カードのような通信インターフェース回路である。メモリ28は、フラッシュメモリなどの電気的に書き換え可能な半導体記憶媒体あるいはハードディスク装置が用いられ、車両用アウタミラー装置1の動作に必要な情報およびデータが記憶されている。なお、メモリ28は、車両用アウタミラー装置1がオフ状態になっても記憶内容が保持されるようになっている。制御回路2がミラー11の鏡面11mを雨滴から退避又は遮蔽する本発明の雨滴付着防止手段に相当する。
ミラー11は、アクチュエータ11bの駆動により角度(向き)の調節が行われる。アクチュエータ11bは、ユーザによってミラー角度調節スイッチ34の入力操作が行われると、制御回路2から制御指令が周知のモータ駆動回路等を含んで構成されるミラー駆動部11aに出力されて駆動制御される。
ミラーハウジング12は、モータ12bの駆動によりベース部13に対して回転変位が行われる。すなわち、ミラーハウジング12は、後述する所定条件に達するか、或いはユーザ(例えば、運転者)によって操作スイッチ32の入力操作が行われると、制御回路2から制御指令がミラーハウジング駆動部12aに出力されてモータ12bが駆動制御される。
具体的には、ミラーハウジング12は、走行状態における通常位置(図2参照)を含みミラー11の鏡面11mが下側を向く雨滴退避位置(図3参照)とミラー11の鏡面11mが上側を向く雨滴蒸発促進位置(図4参照)との間で、回動する。すなわち、雨滴退避位置のミラーハウジング12では、通常状態を基準として開口部12wが相対的に下側を向くように回転変位しており、ミラーハウジング12がミラー11を上方から覆うことでミラー11の鏡面11mに雨滴が付着し難くなる。また、雨滴蒸発促進位置のミラーハウジング12では、通常状態を基準として開口部12wが相対的に上側を向くように回転変位しており、雨滴がミラー11の鏡面11mに付着した場合に日干しすることでその雨滴の蒸発を促進させることができる。
カバー体14は、モータ14bの駆動によりミラーハウジング12の開口部12wから突出しミラー11の鏡面11mを覆う雨滴遮蔽位置(図5(a)参照;突出位置)とミラーハウジング12に格納される格納位置(図2参照)との間で移動する。すなわち、カバー体14が雨滴遮蔽位置となったときに上方からミラー11を覆うこととなり、ミラー11の鏡面11mに雨滴が付着し難くなる。なお、カバー体14は、後述する所定条件に達するか、或いはユーザ(例えば、運転者)によって操作スイッチ32の入力操作が行われると、制御回路2から制御指令がカバー体駆動部14aに出力されてモータ14bが駆動制御される。ここで、カバー体は、図5(b)に示すカバー体14Aのように、雨滴遮蔽位置の状態でミラー11の鏡面11m全体を覆うように形成することができる。これにより、鏡面11mへの雨滴の付着をより確実に防止(遮蔽)することができる。
図6はミラーハウジングが下側を向いた状態(雨滴退避位置)でカバー体が突出位置(雨滴遮蔽位置)の状態を示す断面図、図7は変形例に係る車両用アウタミラー装置の一例を概略的に示す断面図である。図6に示すように、ミラーハウジング12とカバー体14は、同時に連動して回転及び移動することができる。これにより、ミラー11を覆うまでに要する時間を短縮することができる。また、図7に示すように、変形例に係る車両用アウタミラー装置1Aにおいてカバー体14を省略することができる。これにより、簡単な構造とすることができる。
レインセンサ15は、車両に対する降雨の有無を検出するためのもので、光反射式のものや圧電素子を含んだもので構成される。例えば図2のように、ミラーハウジング12の上面に取り付けられる。なお、レインセンサ15の取り付け位置として、例えば車両のフロントガラス部などのミラーハウジング12以外に配置することも可能である。レインセンサ15が本発明の降雨状態検出手段に相当する。
シフトポジションセンサ31は、シフトレバー(図示せず)あるいは変速機のギア(図示せず)の位置を検出するものである。シフトレバーあるいはギアの位置毎にスイッチが配設され、車両のシフトレバーあるいはギアの位置に応じて該スイッチの状態が変化するようになっている。したがって、シフトポジションセンサ31は、シフトポジションにより車両の走行状態を検出する走行状態検出手段として機能する。なお、シフトポジションセンサ31は、本発明における停止状態検出手段に相当する。
操作スイッチ32及びミラー角度調節スイッチ34は、上述のごとく、車両用アウタミラー装置1を手動で操作を行うために用いる。
ワイパスイッチ33は、ワイパの駆動指示を行うためのもので、例えば図示しないステアリングコラムにレバースイッチとして取り付けられている。ワイパスイッチ33では、例えばOFF,INT(間欠動作),Lo(低速動作),Hi(高速動作)の4つの動作モードを選択することができ、その動作モードに応じてワイパの駆動制御が行われる。したがって、ワイパスイッチ33は、ワイパの駆動状況により降雨状況を認識することができ、本発明の降雨状態検出手段として機能させることができる。
次に、以上のように説明した車両用アウタミラー装置1が行う処理の流れについて説明する。図8は車両用アウタミラー装置に係る処理の一例を示すフロー図である。まず、車両の走行状態を検出するシフトポジションセンサ31において、駐停車状態(停止状態)であるか否かを判断する(S1)。具体的には、シフトポジションセンサ31からそれぞれのシフトポジションに対応した信号が制御回路2に入力されており、シフトレバーがパーキングレンジにシフトされたか否かで判断する。そして、シフトレバーがパーキングレンジにシフトした場合には(S1:Yes)、現在車両が駐停車状態であると判断する。続いてレインセンサ15により車両に対する降雨の有無(降雨状態)を検出する(S2)。その検出した降雨状態の結果に基づき車両に対して雨が降っている場合には(S3:Yes)、制御回路2からミラーハウジング駆動部12aに制御指令を出力し、モータ12bを駆動させてミラーハウジング12をミラー11が下側を向くように雨滴退避位置へと回転させる(S4,図3参照)。すなわち、車両が駐停車状態であると判定されたとき、かつ車両に対する降雨を検出したときに、ミラーハウジング12がミラー11を上方から覆うことにより、そのミラー11の鏡面11mに雨滴が付着するのが防止される。
その後、シフトポジションセンサ31において駐停車状態であるか否かを判断し(S5)、車両が駐停車状態でないと判断された場合(具体的には、駐停車状態から走行するためにシフトレバーをパーキングレンジ以外のレンジ(例えば、リバースレンジ、ドライブレンジ又はニュートラルレンジ)にシフトされることにより、シフトポジションセンサ31がそれを検出した場合)には(S5:No)、制御回路2の制御指令により運転者や搭乗者がミラー11を介して後方を確認する通常位置へとミラーハウジング12を復帰(回転変位)する(S6:図2参照)。
一方、ステップS3で降雨でない場合には(S3:No)、例えばシフトレバーがパーキングレンジにシフトチェンジされる前(例えば、走行中)にレインセンサ15が降雨を検出していたかを判定する(S7)。具体的には、駐停車状態となる前(例えば、走行中)にレインセンサ15によって車両に対する降雨が検出された場合には、その降雨情報データをメモリ28に記憶する。そのメモリ28に記憶した降雨情報データを検索する(呼び出す)ことで駐停車状態となる前に雨が降っていたか否かを判定する。
そして、雨が降っていた場合には(S7:Yes)、制御回路2からミラーハウジング駆動部12aに制御指令を出力し、モータ12bを駆動させてミラーハウジング12をミラー11が上側を向くように回転させる(S8:図4参照)。これにより、付着した雨滴の蒸発が促進され効率よくミラー11の鏡面11mからその雨滴を除去することができる。そして、ステップS5にすすみ、上述した処理が同様に行われ、運転者や搭乗者がミラー11を介して後方を確認する通常位置へとミラーハウジング12を復帰(回転変位)する(S6:図2参照)。
なお、ステップS7において、降雨情報データを検索した結果、雨が降っていなかった場合には、ミラーハウジング12はそのままの通常状態で保持される(処理が終了する)。
次に、図9に車両用アウタミラー装置の別の処理の流れに関するフロー図を示す。図9は図8と一部重複する部分(ステップS1からS3)を有しているため、その部分に関しては、説明を省略する。図9に示すように、車両に対して雨が降っている場合には(S3:Yes)、制御回路2からカバー体駆動部14aに制御指令を出力し、モータ14bを駆動してカバー体14が開口部12wから突出する雨滴遮蔽位置(突出位置)へと移動する(S11,図5(a)参照)。すなわち、車両が駐停車状態であると判定されたとき、かつ車両に対する降雨を検出したときに、カバー体14がミラー11を上方から覆うことにより、そのミラー11の鏡面11mに雨滴が付着するのが防止される。
その後、シフトポジションセンサ31において、駐停車状態であるか否かを判断し(S12)、車両が駐停車状態でないと判断された場合(具体的には、駐停車状態から走行するためにシフトレバーをパーキングレンジ以外のレンジ(例えば、リバースレンジ、ドライブレンジ又はニュートラルレンジ)にシフトされた場合)には(S12:No)、制御回路2からカバー体駆動部14aに制御指令が出力し、モータ14bを駆動してカバー体14をミラーハウジング12内に格納する格納位置へと移動させ、ミラー11を開放する(S13:図2参照)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
1,1A 車両用アウタミラー装置
2 制御回路(雨滴付着防止手段)
11 ミラー
11b アクチュエータ
12 ミラーハウジング
12b モータ(回転駆動装置)
13 ベース部
14,14A カバー体
14b モータ(駆動装置)
15 レインセンサ(降雨状態検出手段)
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 I/O
25 バスライン
28 メモリ
31 シフトポジションセンサ(停止状態判定手段)
32 操作スイッチ
33 ワイパスイッチ(降雨状態検出手段)
34 ミラー角度調節スイッチ
2 制御回路(雨滴付着防止手段)
11 ミラー
11b アクチュエータ
12 ミラーハウジング
12b モータ(回転駆動装置)
13 ベース部
14,14A カバー体
14b モータ(駆動装置)
15 レインセンサ(降雨状態検出手段)
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 I/O
25 バスライン
28 メモリ
31 シフトポジションセンサ(停止状態判定手段)
32 操作スイッチ
33 ワイパスイッチ(降雨状態検出手段)
34 ミラー角度調節スイッチ
Claims (4)
- 車両の室外に取り付けられ、運転者又は搭乗者が後方を確認するためのミラーを備える車両用アウタミラー装置であって、
前記車両に対する降雨の有無を検出する降雨状態検出手段と、
前記車両が停止状態であるか否かを判定する停止状態判定手段と、
前記降雨状態検出手段により車両に対する降雨を検出し、かつ前記停止状態判定手段により車両が停止状態であると判定されたときに、そのミラーの鏡面を雨滴から退避又は遮蔽する雨滴付着防止手段と、
を備えることを特徴とする車両用アウタミラー装置。 - 前記ミラーはミラーハウジングに保持され、そのミラーハウジングはミラーの鏡面が下側を向く雨滴退避位置とそれ以外の位置とに回転駆動装置により前記ミラーとともに回転するようにされ、
前記雨滴付着防止手段は、前記ミラーの鏡面が下側を向くように前記ミラーハウジングをミラーとともに前記雨滴退避位置に回転させるものである請求項1に記載の車両用アウタミラー装置。 - 前記ミラーハウジングは、前記ミラーの鏡面に付着した雨滴を蒸発させるためのミラーの鏡面が上側を向く雨滴蒸発促進位置を含み前記回転駆動装置により回転するようにされ、
前記雨滴付着防止手段は、前記降雨状態検出手段が前記車両に対する降雨を一度検出した後に、前記停止状態判定手段により車両が停止状態であると判定し、かつ前記降雨状態検出手段により車両に対する降雨が検出されないときに、前記ミラーの鏡面が上側を向くように前記ミラーハウジングを前記ミラーとともに前記雨滴蒸発促進位置に回転させる請求項2に記載の車両用アウタミラー装置。 - 前記ミラーハウジングには、前記ミラーの鏡面を覆う雨滴遮蔽位置とミラーハウジングに格納される格納位置とに駆動装置によって移動するカバー体が設けられ、
前記雨滴付着防止手段は、前記カバー体を前記雨滴遮蔽位置に移動させるものである請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用アウタミラー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007232490A JP2009061961A (ja) | 2007-09-07 | 2007-09-07 | 車両用アウタミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007232490A JP2009061961A (ja) | 2007-09-07 | 2007-09-07 | 車両用アウタミラー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009061961A true JP2009061961A (ja) | 2009-03-26 |
Family
ID=40556959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007232490A Pending JP2009061961A (ja) | 2007-09-07 | 2007-09-07 | 車両用アウタミラー装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2009061961A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7474177B2 (ja) | 2020-10-13 | 2024-04-24 | 株式会社デンソーテン | サイドミラー装置およびサイドミラー装置の制御方法 |
-
2007
- 2007-09-07 JP JP2007232490A patent/JP2009061961A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7474177B2 (ja) | 2020-10-13 | 2024-04-24 | 株式会社デンソーテン | サイドミラー装置およびサイドミラー装置の制御方法 |
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