JP2005297868A - 車両用アウタミラー - Google Patents

車両用アウタミラー Download PDF

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Abstract

【課題】 雨滴や霜が付着することを防止する車両用アウターミラーを提供することを課題とする。
【解決手段】 後方確認用のミラー2と、このミラー2を傾動自在に保持するミラー部材であるアクチュエータ3と、このアクチュエータ3を保持し、車体側に上下方向に回動自在に支持されるミラーハウジング6とを備えた車両用アウターミラー(ドアミラー1)であって、駐停車時にミラー2の鏡面2aが下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車等の車両外部に装備される車両用アウタミラーに関するものである。
一般に、車両外部に装備されるドアミラー等のアウタミラーは、ドライバの視点に対して低い位置に設置されている。そして、ドライバの後方視界を確保するために、アウタミラーの鏡面はやや上方(天空方向)に向けられている。
この状態で、雨や雪が降っているときに駐車すると、アウタミラーの鏡面に雨滴や雪が付着する。また、冬季夜間には放射冷却でアウタミラー鏡面に結露、霜付き等が発生することが知られている。このように雨滴、雪または霜が鏡面に付着した状態で乗車して運転すると、鮮明な後方視界を得ることができなかった。
そこで、従来、雨滴や霜等を除去するためのアウタミラーが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示されたアウタミラーは、鏡面をモータ等で水平方向や上下方向に振動させて雨滴を除去することができる。
また、その他、(イ)鏡面を撥水コーティングすることで雨滴を除去するアウタミラー、(ロ)鏡面を親水性の膜で覆うことで、雨滴をダマにならないように除去するアウタミラー、(ハ)鏡面を払拭して雨滴を除去するワイパ装置を備えたアウタミラー、(ニ)鏡面を超音波振動させることで雨滴を除去するアウタミラー、(ホ)鏡面の裏側に発熱体を設置して、鏡面に付着した雨滴を蒸発させ、または、霜を溶かすアウタミラー等が種々提案されている。
特開2003−258689号公報(段落0022、図1)
しかしながら、従来のアウタミラーはすべて雨滴等が付着した後除去するものであり、付着前に予防するものではなかった。そのため、例えば特許文献1に記載のアウタミラーでは、雨滴等が付着する度に、モータ等を作動させて除去しなければならず、手間がかかった。
また、その他の手法を用いた雨滴等を除去するためのアウタミラーも、以下の問題があった。すなわち、前記した(イ)の撥水コーティング処理は、効果を持続させるためには、定期的に処理を行う必要があった。(ロ)の親水性の膜形成は、蒸着等の手法によるためコストが嵩むという問題があった。(ニ)の超音波振動や(ホ)の発熱体も、雨滴等が付着する度に行う必要があり、手間がかかった。特に、(ホ)の発熱体では、霜が付着して凍ってしまった鏡面を溶かすことができるが、時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、雨滴や霜が付着することを防止する車両用アウタミラーを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、後方確認用のミラーと、このミラーを傾動自在に保持するミラー部材と、このミラー部材を保持し、車体側に上下方向に回動自在に支持されるミラーハウジングとを備えた車両用アウタミラーであって、駐停車時に前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の車両用アウタミラーによれば、駐停車時にミラーの鏡面が下側を向くようになっている。そのため、鏡面には降雨、降雪による雨滴、雪等が付着し難く、鮮明な後方視界を確保することができる。また、冬季夜間においては、鏡面が天空に面しないことで、天空放射冷却の影響を受け難く、結露、霜付き等の発生を防止することができる。なお、「鏡面が下側を向く」とは、鏡面が、地面鉛直方向より地面側に向けられた状態になればよく、地面と平行になるまで向ける必要はない。但し、鏡面は、地面に向けられるほど、地表表面の地熱の放射を受けやすくなるので、さらに確実に霜付き等を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用アウタミラーにおいて、前記ミラー部材を介して前記ミラーが前記ミラーハウジングに対して相対的に下方に傾動する第1の作動モード、および、前記ミラーハウジングが下方に回動する第2の作動モードのうちの少なくとも一方によって、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の車両用アウタミラーによれば、ミラー部材が傾動する第1の作動モード、または、前記ミラーハウジングが下方に回動する第2の作動モードを有し、これらの作動モードにより、ミラーの鏡面が下側に向けられる。第1の作動モードは、ミラー部材が傾動するだけなので、比較的簡単な動作である。第2の作動モードは、ミラーハウジングが回動するので第1の作動モードより大きい動作になる一方、ミラーハウジングがミラーを上方から覆う状態になるため、第1の作動モードより雨滴、雪等が鏡面に付着し難い。このように二つの作動モードを有することで、状況に応じた作動を行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の車両用アウタミラーにおいて、エンジン作動状態で、シフトレバーが駐車位置になった場合の駐停車時に、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の車両用アウタミラーによれば、短時間の駐停車時に、降雨、降雪によって、ミラーの鏡面に雨滴、雪等が付着することを防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の車両用アウタミラーにおいて、エンジン作動状態でシフトレバーが駐車位置になった場合の駐停車時に、前記ミラー部材を介して前記ミラーが前記ミラーハウジングに対して相対的に下方に傾動する第1の作動モードによって、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の車両用アウタミラーによれば、短時間の駐停車時に、降雨、降雪によって、ミラーの鏡面に雨滴、雪等が付着することを防止することができる。また、簡単な作動である第1作動モードで、ミラーの鏡面が下側を向くので、シフトレバー操作が頻繁に行われる場合でも、作動が煩雑になることはない。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の車両用アウタミラーにおいて、エンジンを停止した場合の駐停車時に、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の車両用アウタミラーによれば、長時間の駐停車時に、雨滴、雪、霜等が付着することを防止することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の車両用アウタミラーにおいて、エンジンを停止した場合の駐停車時に、前記ミラーハウジングが下方に回動する第2の作動モードによって、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の車両用アウタミラーによれば、長時間の駐停車時に、雨滴、雪、霜等が付着することを防止することができる。また、第2の作動モードによって、ミラーハウジングがミラーを上方から覆う状態になるため、さらに、雨滴、雪、霜等の付着を抑制することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項2に記載の車両用アウタミラーにおいて、エンジン作動状態でシフトレバーが駐車位置になった場合の駐停車時に、第1の作動モードによって、エンジンを停止した場合の駐停車時に、第2の作動モードによって、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の車両用アウタミラーによれば、短時間の停車時に、降雨、降雪によって、ミラーの鏡面に雨滴、雪等が付着することを防止することができる。また、短時間の停車時は、簡単な作動である第1作動モードで、ミラーの鏡面が下側を向くので、シフトレバー操作が頻繁に行われる場合でも、作動が煩雑になることはない。
また、長時間の停車時も、雨滴、雪、霜等が付着することを防止することができる。長時間の停車時は、第2の作動モードによって、ミラーハウジングがミラーを上方から覆う状態になるため、さらに、雨滴、雪、霜等の付着を抑制することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の車両用アウタミラーにおいて、エンジンを停止した場合の駐停車時に、外気温が所定温度以下の場合は、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項8に記載の車両用アウタミラーによれば、寒冷時に、ミラーの鏡面に霜が付着することを防止することができる。なお、「所定温度」とは、霜付きが発生しやすい温度であり、具体的には5℃位に設定すると効果的に霜の付着を防止できる。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の車両用アウタミラーにおいて、エンジンを停止した場合の駐停車時に、外気温が所定温度以下の場合は、前記ミラーハウジングが下方に回動する第2の作動モードによって、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項9に記載の車両用アウタミラーによれば、寒冷時に、ミラーの鏡面に霜が付着することを防止することができる。また、第2の作動モードによって、ミラーハウジングがミラーを上方から覆う状態になるため、さらに確実に、雨滴、雪、霜等の付着を防止することができる。
このような車両用アウタミラーによれば、駐停車時、ミラーの鏡面に雨滴や霜が付着することを防止することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、ドアミラーの分解斜視図である。また、図2は、ミラーの傾動を説明する一部断面側面図であり、図3は、ミラーハウジングの回動を説明する一部断面側面図である。なお、本実施形態では、ドアミラー1が車体に取り付けられた(鏡面が後方を向いた)図1の状態を基準に上下水平方向を定めて説明するものとする。
図1に示すように、ドアミラー(車両用アウタミラー)1は、後方確認用のミラー2と、このミラー2を傾動自在に保持するアクチュエータ3(ミラー部材)と、このアクチュエータ3を、フレーム4を介して保持し、図示しない車体側にベース部材5を介して上下方向に回動自在に支持されるミラーハウジング6と、ミラー2の鏡面2aの向きを制御する図示しない制御手段とを備えて構成される。
アクチュエータ3は、ミラー2を傾動自在に保持する。アクチュエータ3は、ミラー2を保持するミラーホルダ31に連結される可動ピボット32を有し、この可動ピボット32を図示しないモータの駆動で進退させて、ミラー2を上下左右に傾動させる。こうして、ミラー2の鏡面2aの向きを任意の(上下左右)方向に調整することができる。このアクチュエータ3は、後記するミラーハウジング6に取り付けられるフレーム4にビス等で固定されている。アクチュエータ3は電動式であり、後記する制御手段によって、その角度を制御されている(図2(a),(b)参照)。もちろん、図示しない車室内に設けられるリモートコントロールスイッチを操作することで、運転者がミラー2の鏡面2aを任意の角度に調整することができるようになっていてもよい。
フレーム4は、ミラー2の鏡面2aが後記するミラーハウジング6の開口部6aから外側を向くように、ミラーハウジング6内に固定される。また、このフレーム4には、後記するミラーハウジング6の駆動ユニット61が取り付けられている。
ベース部材5は、後記するミラーハウジング6を車体側に支持するために、車体側にビス等で固定される部材である。ベース部材5からは、水平方向に突出するシャフト51が固定されており、後記するミラーハウジング6の駆動ユニット61が連結されるようになっている。
ミラーハウジング6は、合成樹脂等からなり、開口部6aを有する略箱形状に形成されている。ミラーハウジング6の内部には、前記したフレーム4が取り付けられているとともに、このフレーム4に取り付けられた駆動ユニット61が収容されている。
駆動ユニット61は、ミラーハウジング6を車体に対して上下方向に回動自在にするためのユニットである。駆動ユニット61は、前記したベース部材5のシャフト51に装着される減速機61aと、駆動力を発生させるモータ61bとを備えている。このモータ61bの駆動力は、減速機61aを介してシャフト51に伝達される。そのため、モータ61bを駆動させると、ミラーハウジング6がシャフト51を中心として上下方向に90度の範囲内で回動するようになっている(図3(a),(b)参照)。
制御手段は、エンジンの作動状態、シフトレバーで選択されるポジションスイッチのレンジ等に応じて、アクチュエータ3および駆動ユニット61を駆動して、ミラー2の鏡面2aが下側を向くように制御する。ミラー2の鏡面2aを下側に向けるための制御としては、アクチュエータ3を駆動して、図2(a),(b)に示すように、ミラー2自体の角度をミラーハウジング6に対して相対的に下方に傾動させる第1の作動モードと、駆動ユニット61を駆動して、図3(a),(b)に示すように、ミラーハウジング6自体をシャフト51を中心に下方に回動させる第2の作動モードがある。
第1作動モードでは、ミラー2が傾動するだけなので、比較的簡単な動作で鏡面2aを下側に向けることができる。また、第2作動モードでは、ミラーハウジング6がミラー2を上方から覆う状態になるため、第1の作動モードより雨滴、雪等が鏡面2aにさらに付着し難い。このように二つの作動モードを有することで、状況に応じた作動を行うことができる。なお、「鏡面2aが下側を向く」とは、鏡面2aが、地面鉛直方向より地面側に向けられた状態になればよく、地面と平行になるまで向ける必要はない。但し、鏡面2aは、地面に向けられるほど、地表表面の地熱の放射を受けやすくなるので、霜付き等を一層確実に防止することができる。
第1の作動モードは、シフトレバーで選択されるポジションスイッチのレンジに対応して作動する。ポジションスイッチのレンジは、駐停車時に使用するPレンジ、ニュートラルであるNレンジ、バック走行時に使用するRレンジ、および通常走行時に使用するDレンジなどがある。第1の作動モードでは、車両がすぐ発車できるような短時間の駐停車時に、ミラー2の鏡面2aを下側に向けるため、シフトレバーがPレンジにあるとき作動するようになっている。このように、短時間の駐停車時にミラー2の鏡面2aを下側に向けることで、鏡面2aに雨滴や雪が付着することを防止するとともに、雨滴がドアミラー1の内部に浸入することを防止できる。
なお、車両が走行可能になっている走行レンジ(Dレンジ、またはRレンジ)やNレンジでは、ドアミラー1は基準状態になっており、運転者は、ミラー2で後方視界を得られるようになっている。
第2の作動モードは、エンジンの停止状態に対応して作動する。第2の作動モードでは、車両がすぐには発車しない状態にあるような長時間の駐停車時に、ミラー2の鏡面2aを下側に向けるため、エンジンが停止したら作動するようになっている。なお、エンジンの停止は、エンジンの回転速度センサからの信号で検出できる。また、エンジンの停止をイグニッションスイッチのOFFで判断してもよい。
このように、長時間の駐停車時にミラー2の鏡面2aを下側に向けることで、鏡面2aに雨滴や雪が付着することを防止することができる。また、特に冬季夜間などの駐車時には、放射冷却の影響による霜付きや結露等を防止することができる。
次に、ドアミラー1の動作について説明する。図4は、ドアミラー1の動作について説明するフローチャートである。
まず、ドアミラー1は、長時間の駐停車時には、ミラーハウジング6自体が下方に回動して、ミラー2の鏡面2aが下側に向けられている状態となっている。
図4に示すように、エンジンが始動(作動)し、シフトレバーで走行レンジであるDレンジやRレンジ、またはNレンジを選択すると(ステップS1)、ドアミラー1は基準状態になり、ドアミラー1で後方視界を得ることができる(ステップS2)。つまり、ミラーハウジング6が駆動ユニット61によって上方に回動させられるとともに(図3(a)の状態)、ミラー2がアクチュエータ3によって、ミラーハウジング6に対して相対的に上方に向けられて(図2(a)の状態)、鏡面2aが運転者の視点に合うようになっている。
そして、シフトレバーで駐停車時のPレンジを選択すると(ステップS3)、第1の作動モードが作動する(ステップS4)。つまり、短時間の駐停車時に、ミラー2の鏡面2aを下側に向けるため、アクチュエータ3を駆動して、図2(b)に示すように、ミラーハウジング6に対してミラー2を相対的に下方に傾動させる。このようにすることで、短時間の駐停車時であっても、簡易な動作モードで、鏡面2aに雨滴や雪等が付着することを防止できる。なお、この状態から、再度Dレンジ、Rレンジ、またはNレンジを選択すると(ステップS5で“Yes”)、ステップS1に戻り、ミラー2自体が上方を向き(図2(a)の状態)、後方視界を得られる基準状態に戻る(ステップS2)。
次に、シフトレバーでDレンジ等が選択されず(ステップS5で“No”)、エンジンを停止すると(ステップS6)、第2の作動モードが作動する(ステップS7)。つまり、長時間の駐停車時に、ミラー2の鏡面2aを下側に向けるため、駆動ユニット61を駆動して、図3(b)に示すように、ミラーハウジング6を下方に回動させる。このようにすることで、長時間の駐停車時には、ミラー2をミラーハウジング6で上方からカバーして、鏡面2aに雨滴や雪が付着することを更に確実に防止することができる。また、特に冬季夜間等においては、放射冷却の影響による霜付き等を防止することができる。
以上によれば、本実施形態において以下の効果を得ることができる。
ドアミラー1は、駐停車時にミラー2の鏡面2aが下側を向くようになっている。そのため、鏡面2aには降雨、降雪による雨滴、雪等が付着し難く、鮮明な後方視界を確保することができる。また、冬季夜間においては、鏡面2aが天空に面しないことで、天空放射冷却の影響を受け難く、結露、霜付き等の発生を防止することができる。
また、ドアミラー1は、アクチュエータ3でミラー2が傾動する第1の作動モード、または、駆動ユニット61でミラーハウジング6が下方に回動する第2の作動モードを有しており、状況に応じた作動モードを作動させることができる。つまり、短時間の駐停車時には、第1の作動モードにより簡単な動作でミラー2の鏡面2aを下側に向けることができる。従って、頻繁にシフトレバーの操作が行われる場合であっても、作動が煩雑になることがない。また、長時間の駐停車時には、第2の作動モードによりミラー2の鏡面2aを下側に向けることができる。従って、第1の作動モードより確実に、ミラー2の鏡面2aに雨滴、雪が付着することを防止でき、特に冬季夜間等の霜付き等を防止することができる。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されず、以下のように実施することもできる。
例えば、本実施形態の制御手段では、エンジンの停止時に第2作動モードを作動させるように制御したが、第2作動モードを特に霜付き防止のためだけに機能させるために、車体に装着される既存の温度センサ等で所定温度以下になったことを検出した場合に作動させるように制御してもよい。このように制御することで、必要時のみ第2作動モードを作動させることができる。なお、所定温度とは、霜付きが発生しやすい温度であり、具体的には5℃位に設定すると、効果的に霜付きを防止することができる。
例えば、本実施形態の制御手段では、状況に応じて第1の作動モードと第2の作動モードを使い分けたが、常に第1の作動モードでミラー2の鏡面2aを下側に向けるように制御してもよいし、常に第2の作動モードでミラー2の鏡面2aを下側に向けるように制御してもよい。第1の作動モードによれば、常に簡単な動作のみで対応できる。また、第2の作動モードによれば、ミラーハウジング6でミラー2をカバーするので、雨滴、雪等の付着を第1の作動モードより確実に防止することができる。
例えば、本実施形態では、ミラーハウジング6を上下方向に回動できる駆動ユニット61を備えた構成としたが、さらに、水平方向に回動できる駆動ユニットを備えた構成にして、エンジン停止時は、ドアミラー1を車体に沿った格納状態にするように制御してもよい。こうすることで、エンジン停止時はドアミラー1をコンパクトに収めることができる。
例えば、本実施形態では、ドアミラー1に適用したが、本発明は、車両外部に装着されるすべてのアウタミラーに適用できる。
図5に制御手段を含む電気系のブロック図を示す。制御手段7は、入力インタフェイス71、CPU72、および、出力インタフェイス73を含んで構成される。この制御手段7は、エンジン回転速度信号Ne、イグニッションスイッチ信号IG、ポジションスイッチ信号SW、外気温信号Tを入力インタフェイス71を介して入力し、これらの信号に基づき、CPU72でモータ61bおよびアクチュエータ3を駆動するための制御信号を生成する。そして、この制御信号を出力インタフェイス73を介してモータ駆動回路81やアクチュエータ駆動回路82に供給し、これらの駆動回路(81,82)でモータ61bやアクチュエータ3の駆動信号を生成するようになっている。なお、ミラー2の位置やミラーハウジング6の位置を検出する手段として、エンコーダ等を設けて、エンコーダの出力に基づき、CPU72で、位置フィードバック制御を行なってもよい。
ドアミラーの分解斜視図である。 ミラーの傾動を説明する一部断面側面図である。 ミラーハウジングの回動を説明する一部断面側面図である。 ドアミラーの動作について説明するフローチャートである。 制御手段を含む電気系のブロック図である。
符号の説明
1 ドアミラー
2 ミラー
2a 鏡面
3 アクチュエータ
4 フレーム
5 ベース部材
6 ミラーハウジング
6a 開口部
51 シャフト
61 駆動ユニット
61a 減速機
61b モータ

Claims (9)

  1. 後方確認用のミラーと、
    このミラーを傾動自在に保持するミラー部材と、
    このミラー部材を保持し、車体側に上下方向に回動自在に支持されるミラーハウジングとを備えた車両用アウタミラーであって、
    駐停車時に前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする車両用アウタミラー。
  2. 前記ミラー部材を介して前記ミラーが前記ミラーハウジングに対して相対的に下方に傾動する第1の作動モード、および、前記ミラーハウジングが下方に回動する第2の作動モードのうちの少なくとも一方によって、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウタミラー。
  3. エンジン作動状態でシフトレバーが駐車位置になった場合の駐停車時に、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウタミラー。
  4. エンジン作動状態でシフトレバーが駐車位置になった場合の駐停車時に、前記ミラー部材を介して前記ミラーが前記ミラーハウジングに対して相対的に下方に傾動する第1の作動モードによって、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウタミラー。
  5. エンジンを停止した場合の駐停車時に、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウタミラー。
  6. エンジンを停止した場合の駐停車時に、前記ミラーハウジングが下方に回動する第2の作動モードによって、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウタミラー。
  7. エンジン作動状態でシフトレバーが駐車位置になった場合の駐停車時に、第1の作動モードによって、エンジンを停止した場合の駐停車時に、第2の作動モードによって、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の車両用アウタミラー。
  8. エンジンを停止した場合の駐停車時に、外気温が所定温度以下の場合は、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウタミラー。
  9. エンジンを停止した場合の駐停車時に、外気温が所定温度以下の場合は、前記ミラーハウジングが下方に回動する第2の作動モードによって、前記ミラーの鏡面が下側を向くように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用アウタミラー。
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