JP2602249Y2 - 車両のリアワイパー制御装置 - Google Patents

車両のリアワイパー制御装置

Info

Publication number
JP2602249Y2
JP2602249Y2 JP1993057216U JP5721693U JP2602249Y2 JP 2602249 Y2 JP2602249 Y2 JP 2602249Y2 JP 1993057216 U JP1993057216 U JP 1993057216U JP 5721693 U JP5721693 U JP 5721693U JP 2602249 Y2 JP2602249 Y2 JP 2602249Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear wiper
wiper
vehicle
switch
stop lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993057216U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0726268U (ja
Inventor
剛 中田
英樹 角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1993057216U priority Critical patent/JP2602249Y2/ja
Publication of JPH0726268U publication Critical patent/JPH0726268U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2602249Y2 publication Critical patent/JP2602249Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、車両のリアワイパー
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両のフロントウィンドガラス部
には、その表面の雨滴や埃などの汚れを拭って透明度を
高くし、常時運転者に良好な視界を与えるためのワイパ
ーが設けられている。そして、該ワイパーは、例えばハ
ッチバック車などの場合には、リアウィンドガラス部に
も設けられることがある(実開平2−148854号公
報参照)。
【0003】また、一方、最近では上記リアウィンドガ
ラス部内側には、ハイマウントストップランプが設けら
れることも多くなっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
リアワイパーは、運転者によってリアワイパースイッチ
がONされた時に初めて連続モード又は間欠モードなど
で作動されるようになっており、実際にリアウィンドガ
ラス部外面が泥や埃などによって汚れていても、運転者
がリアワイパースイッチをON操作しない限りスウィー
プ作動しない。従って、汚れは取れない。
【0005】もちろん、運転者が後方視界の確保に不自
由を感じる程度にリアウィンドガラス全体が汚れた状態
になると、通常リアワイパースイッチのON操作がなさ
れるであろうことが予測されるが、それまでの判断レベ
ルは人によって区々となる。
【0006】特に、該汚れが上記ストップランプの背面
部の部分的な場合である時などには、運転者も認識しに
くく、リアワイパースイッチがON操作されないことが
多い。そのために折角のストップランプの点灯状態が後
続車から視認しにくくなり、注意喚起性能に欠けるもの
となる問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1〜3各項
記載の考案は、それぞれ上記従来の問題を解決すること
を目的としてなされたものであって、各々次のように構
成されている。
【0008】(1)請求項記載の考案の構成 この考案の車両のリアワイパー制御装置は、リアウィン
ドガラスを払拭するリアワイパーと、該リアワイパーを
駆動するリアワイパー駆動手段と、リアウィンドガラス
車室内側の上記リアワイパー払拭エリア内に位置して設
けられたストップランプとを備えてなる車両において、
ブレーキペダルの踏み込み動作に対応してONになり上
記ストップランプを点灯させるブレーキスイッチと、上
記ストップランプ付近のリアガラス外面の不透明度を検
出する不透明度検出手段と、上記ブレーキスイッチがO
Nになり、かつ上記不透明度検出手段によって所定基準
レベル以上のリアガラスの不透明度が検出された時に上
記リアワイパー駆動手段を作動させてリアワイパーを自
動的に駆動するリアワイパー駆動制御手段とを設け、上
記リアワイパー駆動制御手段によりストップランプの点
灯時には上記リアウィンドガラスの対応面がクリアにな
り、後続車からの上記ストップランプの視認性を良好に
したことを特徴としている。
【0009】(2) 請求項2記載の考案の構成 この考案の車両のリアワイパー制御装置は、上記請求項
1記載の考案の構成において、さらにリアワイパー駆動
手段を作動させるリアワイパースイッチを備え、該リア
ワイパースイッチがONになっている時には上記リアワ
イパーの自動駆動を禁止するリアワイパー駆動制御禁止
手段を設けたことを特徴としている。
【0010】(3) 請求項3記載の考案の構成 この考案の車両のリアワイパー制御装置は、上記請求項
1記載の考案の構成において、さらにリアワイパー駆動
手段を複数の作動モードで作動させるリアワイパースイ
ッチを備え、該リアワイパースイッチが間欠モード以外
の作動モードでONになっている時には上記リアワイパ
ーの自動駆動を禁止するリアワイパー駆動制御禁止手段
を設けたことを特徴としている。
【0011】
【作用】本願の請求項1〜3各項記載の考案は、上記各
構成に対応して各々次のように作用する。
【0012】(1) 請求項1記載の考案の作用 この考案の車両のリアワイパー制御装置の構成では、上
述のように、リアウィンドガラスを払拭するリアワイパ
ーと、該リアワイパーを駆動するリアワイパー駆動手段
と、リアウィンドガラス車室内側の上記リアワイパー払
拭エリア内に位置して設けられたストップランプとを備
えてなる車両において、ブレーキペダルの踏み込み動作
に対応してONになり上記ストップランプを点灯させる
ブレーキスイッチと、上記ストップランプ付近のリアガ
ラス外面の不透明度を検出する不透明度検出手段と、上
記ブレーキスイッチがONになり、かつ上記不透明度検
出手段によって所定基準レベル以上のリアガラスの不透
明度が検出された時に上記リアワイパー駆動手段を作動
させてリアワイパーを自動的に駆動するリアワイパー駆
動制御手段とを設けており、ブレーキペダルが踏まれて
ブレーキスイッチがONになり、ストップランプが点灯
される時は、同時にリアウィンドガラスの汚れ、積雪等
による不透明度を検出し、リアウィンドガラスの所定の
基準レベル以上の不透明度が検出された時は自動的にリ
アワイパー駆動制御手段によりリアワイパー駆動手段を
作動させてリアワイパーを駆動することによって該汚れ
や積雪を取り除き、良好な後方視界を確保すると同時
に、ストップランプが点灯するさいには必ずリアウィン
ドガラスの対応面がクリアな状態になり、後続車からの
ストップランプの視認性が良好になるので、安全性がよ
り向上する。さらに、リアワイパーを必要以上に駆動す
ることが極小化できる。
【0013】(2) 請求項2記載の考案の作用 この考案の車両のリアワイパー制御装置の構成では、上
記請求項1記載の考案の構成において、さらにリアワイ
パー駆動手段を作動させるリアワイパースイッチを備
え、該リアワイパースイッチがONになっている時には
上記リアワイパーの自動駆動を禁止するリアワイパー駆
動制御禁止手段を設けている。
【0014】従って、運転者によってリアワイパースイ
ッチがON操作されてリアワイパーがスウィープ作動し
ている時には、上記リアワイパー駆動制御手段の制御動
作はキャンセルされ、無駄な二重制御は行われなくな
る。
【0015】(3) 請求項3記載の考案の作用 この考案の車両のリアワイパー制御装置の構成では、上
記請求項1記載の考案の構成において、さらにリアワイ
パー駆動手段を複数の作動モードで作動させるリアワイ
パースイッチを備え、該リアワイパースイッチが間欠モ
ード以外の作動モードでONになっている時には上記リ
アワイパーの自動駆動を禁止するリアワイパー駆動制御
禁止手段を設けている。
【0016】従って、運転者によってリアワイパースイ
ッチが少なくとも間欠モード部にON操作されてリアワ
イパーが間欠モードでインターミット作動しているよう
な、タイミングによってはリアワイパーのスウィープ動
作が上記ストップランプの点灯に間に合わない時には、
リアワイパースイッチOFFの時と同様に上記リアワイ
パー駆動制御手段の制御動作はキャンセルされずにリア
ワイパーが自動駆動されて、その視認性が確保される。
その結果、無駄な二重制御の回避とインターミット時の
ストップランプの視認性確保の両立が可能となる。
【0017】
【考案の効果】以上の結果、本願考案の車両のリアワイ
パー制御装置によると、運転者にとってのリアウィンド
ガラス部を介した後方視界の確保機能および後続車に対
するストップランプの視認性維持機能を共に運転者の判
断によることなく自動的に実現することができる。
【0018】
【実施例】(1) 第1実施例 図1〜図5は、本願考案の第1実施例に係る車両のリア
ワイパー制御装置の構成および制御動作を示している。
【0019】先ず図1および図2は、同リアワイパー制
御装置を備えた車両Aの車体後部の構造を示している。
図中符号1はリアワイパー2を取付けた当該車両(ハッ
チバック車)Aの車体後部開口3に設けられたバックド
アであり、該バックドア1は図示しないドアヒンジ機構
およびダンパーステーを介して上下方向に開閉可能にに
支持されている。そして、そのリアウィンドガラス部4
の外周部には、所定幅のスモーク端末部4aが形成され
ている。
【0020】また、該リアウィンドガラス部4の内側
(車室内面側)には、例えばその上方部に位置してハイマ
ウントストップランプ5が設けられているとともに、そ
の両側には第1、第2の汚れ検知センサ(実用新案登録
請求の範囲中の不透明度検出手段に該当する)6a,6bが
設けられており、これらハイマウントストップランプ
(以下、ストップランプという)5および第1、第2の汚
れ検知センサ6a,6bは図示のようにカバー部材7によ
って背面側から一緒にパッケージングされている。
【0021】上記第1、第2の汚れ検知センサ6a,6b
は、図3に示すように、への字形の筺体部60の一端に
発光部61を、他端に受光部62を備え、上記リアウィ
ンドガラス部4のガラス部を通して同ガラス部外面の汚
れ部Bから反射する光量の変化(増大)を各々検出し、図
4に示すリアワイパー制御ユニット10を介して所定の
基準値(ワイパーによる払拭を必要とする汚れ値に対応
した反射光量出力)Vsと比較することによって当該ガラ
ス面の汚れ度を判定し、両汚れ検知センサ6a,6bの出
力レベル値Voが当該基準値Vs以上に大きくなった時に
は上記リアワイパー制御ユニット10からのリアワイパ
ー駆動制御信号およびリアウオッシャ駆動制御信号によ
りリアワイパーモータ駆動回路11およびリアウオッシ
ャポンプ駆動回路12を作動させてワイパーモータ13
およびリアウオッシャポンプ14を駆動して、ウオッシ
ャ液を吹き付けながら上記リアワイパー2をスウィープ
作動させるようになっている。
【0022】また、図4において、符号19は連続モー
ドおよび間欠モードの少なくとも2つの作動モードを有
するリアワイパースイッチであり、該リアワイパースイ
ッチ19の各作動モード接点のONによってリアワイパ
ータイマ18を介し上記リアワイパーモータ17が対応
する作動モードで駆動される。
【0023】さらに、符号20はエンジン始動用のイグ
ニッションスイッチである。
【0024】次に、上記リアワイパー制御ユニット10
による本実施例のリアワイパー2の制御動作について図
5のフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0025】すなわち、先ず制御開始後ステップS1
上記ブレーキスイッチ11、第1、第2の汚れ検知セン
サ6a,6b等の各センサの検出信号を入力して読み込
む。
【0026】次にステップS2で上記ブレーキスイッチ
11のON,OFF出力信号に基いてブレーキペダルが
踏まれたか否かを判定する。その結果、YESと判定さ
れると、さらにステップS3に進んで上記第1、第2の
汚れ検知センサ6a,6bの少なくとも何れか一方の出力
信号Voが上述した基準レベルVs以上となっているか否
かを判定する。その結果、YESと判定されたブレーキ
ペダルが踏まれ、かつ第1、第2の汚れ検知センサ6a,
6bによってリアウィンドガラス部4の汚れ具合が所定
レベル以上に汚れていることが検知された時は、続くス
テップS4,S5,S6に進んで図4のストップランプ点灯
回路12を作動させてストップランプ13を点灯させる
とともにリアウオッシャポンプ駆動回路14を作動させ
てリアウオッシャポンプ15を駆動し、かつリアワイパ
ーモータ駆動回路16を作動させてリアワイパーモータ
17を駆動する。この結果、上記リアワイパー2がスウ
ィープ作動せしめられてリアウィンドガラス4の汚れが
ウオッシャ液を伴って効果的に払拭される。
【0027】その後、ステップS7で再び上記第1、第
2の汚れ検知センサ6a,6bの出力信号Voのレベルが未
だ上記基準値Vs以上であるか否かを判定し、YESの
間は上記リアウオッシャポンプ15およびリアワイパー
2の駆動を継続させる一方、NOと判定されて上記リア
ウィンドガラス4の汚れが取れたことが判明すると、ス
テップS8,S9に進んで当該リアウオッシャポンプ15
およびリアワイパーモータ17の駆動を各々停止する。
【0028】以上の結果、本実施例の構成によると、リ
アウィンドガラス部4に泥の付着等汚れがあると、該汚
れ状態を2つの汚れ検知センサ6a,6bで正確に検出
し、それに対応してリアウオッシャおよびリアワイパー
2を連動させて当該汚れを払拭するようになる。
【0029】従って、ストップランプ5の点灯時には必
ずリアウィンドガラス4の対応面がクリアになり、後続
車からのストップランプ5の視認性が良好になるととも
に該リアワイパー2によるスウィープによってリアウィ
ンドガラス4全体がクリアになり、運転者にとっての後
方視認性も向上する。それらの結果、安全性がより向上
する。
【0030】(2) 第2実施例 上記第1実施例の構成では、特にストップランプ5の視
認性向上に着眼して、ブレーキペダル踏み込み時のブレ
ーキスイッチ11のON信号をトリガーとして汚れ検知
センサ6a,6bの出力に応じたリアワイパー制御を行う
ようにしたが、これと同様な制御は例えば図6に示すよ
うにブレーキスイッチ11の作動とは別に当該車両のエ
ンジン始動時のイグニッションスイッチIG・SWのO
Nをトリガーとして車両の走行開始時に予じめリアウィ
ンドガラス4の汚れ状態を検出し、一定レベル以上の汚
れが生じている時はリアワイパー2で予じめクリアにス
ウィープしてから車両の走行を開始させるという構成に
よっても実現することができる(図6のステップS2〜S
5参照)。
【0031】該図6の構成を上記図4の構成と組合わせ
てリアワイパー制御装置を構成すると、車両走行開始時
から後方視認性の高い状態で運転を行うことができるよ
うになり、さらに安全運転に寄与できるようになる。
【0032】(3) 第3実施例 上記リアウィンドガラス部4の後方視認性の要求度は、
車両後進時において特に高くなる。従って、上記第1実
施例のようなストップランプ点灯時以外の該場合にも同
様なリアワイパー制御を行えることが望ましい。
【0033】そこで、本実施例では、例えば図7に示す
ように上記第1実施例の構成に加えて更に変速機シフト
レバーのバックギヤ位置を検出するバック位置検出スイ
ッチ21を設け、該バック位置検出スイッチ21によっ
て変速機シフトレバーがバック位置にあることが検出さ
れた車両後進時であって、しかも上記第1又は第2の汚
れ検知センサ6a,6bによって検出されたリアウィンド
ガラス4の汚れが一定レベルである時には、図8のステ
ップS2〜S5に示すようにリアウオッシャおよびリアワ
イパー2を作動させて当該リアウィンドガラス4の汚れ
を払拭するようにしている。
【0034】このように構成すれば、車両後進時におい
ては、必ずリアウィンドガラス部4がクリアされること
になり、後方視認性が良好となるので、車両後進時の安
全性が向上するようになる。
【0035】(4) 第4実施例 上記リアウィンドガラス部4の後方視認性の要求度は、
また車両の左折又は右折時においても生じる。従って、
上記第1実施例のようなストップランプ点灯時又は第3
実施例のような車両後進時以外の該ターニング時にも同
様なリアワイパー制御を行えることが望ましい。
【0036】そこで、本実施例では、例えば図9に示す
ように上記第1実施例の構成に加えて更に車両のターニ
ング状態に移りつつあることを示すウインカースイッチ
22のON信号を利用し、該ウインカースイッチ22が
ONとなった車両ターニング時であって、しかも上記第
1又は第2の汚れ検知センサ6a,6bによって検出され
たリアウィンドガラス4の汚れが一定レベル以上の状態
である時には、図10のステップS2〜S6に示すように
ウインカーランプのONに続けてリアウオッシャおよび
リアワイパー2を作動させて当該リアウィンドガラス4
の汚れを払拭するようにしている。
【0037】このように構成すれば、車両ターニング時
においては、必ずリアウィンドガラス部4がクリアされ
ることになり、後方視認性が良好となり各種後続車の状
況を確実に確認できるようになるので、車両ターニング
時の安全性が十分に向上するようになる。
【0038】(5) 第5実施例 上記リアウィンドガラス部4の後方視認性の要求は、さ
らに通常の車両走行時においても求められ、特にリアウ
ィンドガラスに曇りが生じ易い雨天時のリアデフオッガ
作動時にその要求が高い。従って、上記第1実施例のよ
うなストップランプ点灯時、第3実施例のような車両後
進時、第4実施例のような車両ターニング時以外の該リ
アデフオッガ作動時にも同様なリアワイパー制御を行え
ることが望ましい。
【0039】そこで、本実施例では、例えば図11に示
すように上記第1実施例の構成に加えて更にリアデフオ
ッガの作動状態を示すリアデフオッガスイッチ23のO
N信号に基いてリアデフオッガの作動状態を判定し、リ
アデフオッガ作動時であって、しかも上記第1又は第2
の汚れ検知センサ6a,6bによって検出されたリアウィ
ンドガラス4の汚れが一定レベル以上である時には、図
12のステップS2〜S6に示すようにリアウオッシャお
よびリアワイパー2を作動させて当該リアウィンドガラ
ス部4の曇りを払拭するようにしている。
【0040】このように構成すれば、雨天走行時等のリ
アウィンドガラスの曇り発生時においては、必ずリアウ
ィンドガラス部4がクリアされることになり、後方視認
性が良好となるので、より安全性が向上するようにな
る。
【0041】(6) 第6実施例 ところで、上述した図5の第1実施例の構成では、リア
ワイパースイッチ19の作動状態との関係を考慮しない
制御形態を採用した。
【0042】しかし、本来のリアワイパースイッチ19
がON操作されていて既にリアワイパー2が作動されて
いるような時にまで上記制御を行うのは無駄である。
【0043】従って、本実施例では、例えば図13のフ
ローチャートに示すように、上記リアワイパーの駆動条
件が成立したことが判定されると、先ずストップランプ
5をONにし、その後、念のために先ずリアワイパース
イッチ19のON/OFF状態を判定し、既にリアワイ
パースイッチ19がONとなっていてリアワイパー2が
駆動されている時には上述したリアワイパーの自動駆動
制御自体を最初からキャンセルするようにしている。
【0044】(7) 第7実施例 上記第6実施例のように、予じめリアワイパースイッチ
19のON/OFF状態を判定して、同スイッチ19が
OFFの時にのみリアワイパーの制御を行うようにする
と、制御の無駄はなくなる。
【0045】しかし、もしリアワイパースイッチ19が
ONになっていたとしても、当該ONになっている作動
モードが例えば間欠モードである場合には、ストップラ
ンプ5の点灯に略対応してリアワイパーが駆動されると
は限らず、又インターミット動作中に泥水等が跳ね上げ
られる恐れもある。従って、本実施例では例えば図14
のフローチャートに示すように、リアワイパースイッチ
19がONでも、それが間欠モードである限りリアワイ
パーの自動駆動を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願考案の第1実施例に係る車両のリ
アワイパー制御装置を備えた当該車両の車体後部の斜視
図である。
【図2】図2は、同車体後部のストップランプ設置部の
断面図である。
【図3】図3は、同車体後部のストップランプ両サイド
に設けられる汚れ検知センサの汚れ検知原理を説明する
説明図である。
【図4】図4は、同本願考案の第1実施例に係る車両の
リアワイパー制御装置のシステムブロック図である。
【図5】図5は、同リアワイパー制御装置のリアワイパ
ー制御動作を示すフローチャートである。
【図6】図6は、本願考案の第2実施例に係る車両のリ
アワイパー制御装置の制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】図7は、同本願考案の第3実施例に係る車両の
リアワイパー制御装置のシステムブロック図である。
【図8】図8は、同リアワイパー制御装置のリアワイパ
ー制御動作を示すフローチャートである。
【図9】図9は、同本願考案の第4実施例に係る車両の
リアワイパー制御装置のシステムブロック図である。
【図10】図10は、同リアワイパー制御装置のリアワ
イパー制御動作を示すフローチャートである。
【図11】図11は、同本願考案の第5実施例に係る車
両のリアワイパー制御装置のシステムブロック図であ
る。
【図12】図12は、同リアワイパー制御装置のリアワ
イパー制御動作を示すフローチャートである。
【図13】図13は、本願考案の第6実施例に係る車両
のリアワイパー制御装置の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図14】図14は、本願考案の第7実施例に係る車両
のリアワイパー制御装置のリアワイパー制御動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
2はリアワイパー、4はリアウィンドガラス部、5はハ
イマウントストップランプ、6aは第1の汚れ検知セン
サ、6bは第2の汚れ検知センサ、10はリアワイパー
制御ユニット、11はブレーキスイッチ、13はハイマ
ウントストップランプ、15はリアウオッシャポンプ、
17はリアワイパーモータである。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアウィンドガラスを払拭するリアワイ
    パーと、該リアワイパーを駆動するリアワイパー駆動手
    段と、リアウィンドガラス車室内側の上記リアワイパー
    払拭エリア内に位置して設けられたストップランプとを
    備えてなる車両において、ブレーキペダルの踏み込み動
    作に対応してONになり上記ストップランプを点灯させ
    るブレーキスイッチと、上記ストップランプ付近のリア
    ガラス外面の不透明度を検出する不透明度検出手段と、
    上記ブレーキスイッチがONになり、かつ上記不透明度
    検出手段によって所定基準レベル以上のリアガラスの不
    透明度が検出された時に上記リアワイパー駆動手段を作
    動させてリアワイパーを自動的に駆動するリアワイパー
    駆動制御手段とを設け、上記リアワイパー駆動制御手段
    によりストップランプの点灯時には上記リアウィンドガ
    ラスの対応面がクリアになり、後続車からの上記ストッ
    プランプの視認性を良好にしたことを特徴とする車両の
    リアワイパー制御装置。
  2. 【請求項2】 リアワイパー駆動手段を作動させるリア
    ワイパースイッチを備え、該リアワイパースイッチがO
    Nになっている時には上記リアワイパーの自動駆動を禁
    止するリアワイパー駆動制御禁止手段を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の車両のリアワイパー制御装置。
  3. 【請求項3】 リアワイパー駆動手段を複数の作動モー
    ドで作動させるリアワイパースイッチを備え、該リアワ
    イパースイッチが間欠モード以外の作動モードでONに
    なっている時には上記リアワイパーの自動駆動を禁止す
    るリアワイパー駆動制御禁止手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の車両のリアワイパー制御装置。
JP1993057216U 1993-10-22 1993-10-22 車両のリアワイパー制御装置 Expired - Fee Related JP2602249Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993057216U JP2602249Y2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 車両のリアワイパー制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993057216U JP2602249Y2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 車両のリアワイパー制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0726268U JPH0726268U (ja) 1995-05-16
JP2602249Y2 true JP2602249Y2 (ja) 2000-01-11

Family

ID=13049339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993057216U Expired - Fee Related JP2602249Y2 (ja) 1993-10-22 1993-10-22 車両のリアワイパー制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2602249Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106838059A (zh) * 2017-04-05 2017-06-13 芜湖酷哇机器人产业技术研究院有限公司 用于婴儿车的刹车制动装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0726268U (ja) 1995-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10358117B2 (en) Apparatus for controlling or otherwise manipulating vehicle components, and methods of use and manufacture thereof
US20100241321A1 (en) Multi-function sensor system for detecting rainfall and for recording the surroundings of vehicles
JP3851423B2 (ja) ワイパ制御方法
JP2602249Y2 (ja) 車両のリアワイパー制御装置
JP3639008B2 (ja) ワイパ制御装置
JP2605101B2 (ja) ワイパ駆動装置
JPH115514A (ja) ワイパー自動制御装置
KR102309440B1 (ko) 차량용 와이퍼 장치, 이를 포함하는 차량 및 차량용 와이퍼 제어방법
JP3033044B2 (ja) ワイパ自動制御装置
JP2799927B2 (ja) 車両制御装置
JPH10311786A (ja) 水滴検出装置及びワイパシステム
JP3511945B2 (ja) 車両用ワイパ制御装置
JPH11157418A (ja) ワイパ装置およびその制御方法
JP3975564B2 (ja) ワイパー制御装置
JP4281254B2 (ja) 車両用ワイパ制御装置
JP2602120Y2 (ja) 車両用リヤワイパ
KR0173410B1 (ko) 후시경 각도 자동 조절 장치 및 그 제어 방법
JPH05270362A (ja) ワイパ装置
KR100431970B1 (ko) 자동차의 리어 와이퍼 작동 방법
CN116424268A (zh) 基于智能座舱的隐藏式汽车侧雨刮、控制方法以及车辆
KR100208596B1 (ko) 빗길 주행시 와셔 및 와이퍼 작동장치
KR0184959B1 (ko) 장애물 거리 감지용 표시장치
KR19980013193U (ko) 자동차의 자동 와이퍼 구동장치
JPH09109840A (ja) 車両用ワイパ制御装置
JPH01229749A (ja) サイドウインドウワイパー

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees