JP2009061602A - 保険約款等挟み入れ用のファイルフォルダー - Google Patents

保険約款等挟み入れ用のファイルフォルダー Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、ファイルフォルダーの作成において糊を使用しないことで糊の溶け出しによる不都合を生ぜず、しかも表,裏シート全面に垂るみ,しわ,波を全く作らない高級感のあるファイルフォルダーを新規に提供するものである。
【解決手段】 本発明は、表装シートと裏打ちシートを芯材を挟んで重ね合わせてなるファイルフォルダーにおいて、重ね合わせた表,裏シートの全端縁をウェルダー刃にて挟んでウェルダー緊張溶着して一体にするとともに溶着端外を同時に切除し、次いでウェルダー緊張溶着端縁に平行して表,裏シートの端部に額縁状のミシン縫いラインを直列にて形成したことを特徴とする保険約款等挟み入れ用のファイルフォルダーにある。
【選択図】 図2

Description

この発明は保険約款等挟み入れ用のファイルフォルダーに関するものである。
この種のファイルフォルダーとしては特開2004−175045号公報がある。該公報は表装シートの端縁を芯材の裏面に折返して糊付け接着し、次いで折返し端を裏当て材の重ね糊付けにてかくすようにしたことを記載している。
特開2004−175045号公報
このような表装シート端の折返し糊付は、温度・湿度等の変化によって糊が溶けだして折返しが解けてはみ出したり、表装シートに部分的に垂るみ,しわ,波などを生じさせる課題がある。また溶け出した糊がべたべたして不快にするという課題がある。
本発明は、表装シートと裏打ちシートを芯材を挟んで重ね合わせてなるファイルフォルダーにおいて、重ね合わせた表,裏シートの端縁をウェルダー刃にて挟んでウェルダー緊張溶着して一体にするとともに溶着端外を切除し、次いでウェルダー緊張溶着端縁に平行して表,裏シートの端部に額縁状のミシン縫いラインを直列にて形成して、かかる課題を解決したのである。
本発明は、表裏シートの端縁をウェルダー刃の挟みつけによりウェルダー緊張溶着するので、表裏シートは全面、特に端部は緊張して、垂るみ,しわ,波を全く作らないという効果を生ずる。
表,裏シートの端部のミシン縫いラインを長時間直列にて維持し、溶着部の剥離,破損を防止するという効果を生ずる。
糊を使用しないので、溶け出しによる不都合が一切排除されるという効果を生ずる。
本発明は、表装シートと裏打ちシートを芯材を挟んで重ね合わせてなるファイルフォルダーにおいて、重ね合わせた表,裏シートの全端縁を糊を使わずにウェルダー刃にて挟んでウェルダー緊張溶着して一体とし、溶着端外を切除し、次いでウェルダー緊張溶着の端縁に沿って表,裏シートの端部上に額縁状のミシン縫いラインを直列において形成するようにしたのである。またファイルフォルダーは中間に芯材不挿入による横折り重ねまたは縦折り重ねの折ぐせを付した背部を設けて、二つ折り開閉形とするのである。内面に保険証券等の約款入れのほか、名刺入れ、保存書紙などを収容する複数枚の挟み入れ袋を取付けするのである。
ウェルダーによる高周波溶着が可能な高級感のある熱可塑性樹脂シートからなる四角形の表装シート1と裏打ちシート2をやや小さく裁断した板紙などの芯材3を挟んで重ね合わせ、表装シート1と裏打ちシート2の全端縁を上下のウェルダー刃4a,4bの高周波発生部4cにて挟んで両シート1,2、特に表装シート1を緊張させて高周波加熱により緊張溶着して強固に接合して一体にすると同時に溶着部aから外側の端外を上部のウェルダー刃4にて切除する。次いで緊張溶着した端縁から5〜8mm程度内側に寄った両シート1,2の端部に額縁状のミシン縫いライン5を直列にて形成してファイルフォルダー6のカバー6aを作成する。緊張溶着によって両シート1,2は垂るみ,しわ,波が全く生じないので直列のミシン縫いライン5は左右に乱れたり、ふくらんだりすることがないものとなる。
カバー6aは中間に芯材不挿入による横折り重ね用の折ぐせを有す背部7を形成し、背部7部分の内面に保存書紙などを収容する複数枚の挟み入れ袋8を取付け、一方の見返し内面となる裏打ちシート2に名刺入れ9、他方見返しの裏打ちシート2に約款入れ10を取付けして保険約款等挟み入れのファイルフォルダー6とするのである。挟み入れ袋8、名刺入れ9および約款入れ10の素材を表,裏シート1,2と同様の熱可塑性樹脂シートまたはフィルムにすることで裏打ちシート2に高周波溶着bすることができるものとなる。
表装シート1と裏打ちシート2は塩化ビニル、ポリエチレン,ボリプロピレン,ポリスチレン,PET等の柔軟で肌ざわりがよく、厚さ0.3〜1mmの範囲で縦37cm、横53cmの大きさとする。この寸法は二つ折りにしたときにA4版の大きさの書類を挟み綴じすることができることとなる。表装シート1は茶色などの落ち着いた色に着色された素材を用い、表側には予め保険の名称,キャッチコピー,保険会社等の名称,住所,電話番号などの印刷部Pを設けている。裏打ちシート2は黒く着色された無地のものを使用する。
芯材3は古紙を主体として積層してなる1.5〜2.5mm厚のチップボールより選択して縦33cm、横23cmの大きさに裁断したものを2枚入れてなる。3aは表装シート1に弾力を持たせて手ざわりをさらによくするために挿入するスポンジの薄板で、芯材3と同じ大きさに形成する。
図2に示すように高周波溶着用の下部ウェルダー刃4b上に裏打ちシート2の表面を下向きにして載せ、その上に図7に示すようにスポンジの薄板3aを上にして重合した2枚の芯材3を重ね載せる。芯材3およびスポンジの薄板3aは裏打ちシート2の外端より1cmほど内側で且つ中央に背部7部分を空けた配置とする。さらにその上に表装シート1を表側を上にして合わせ載せ、芯材3の外縁に沿って降下する上部のウェルダー刃4aと下部のウェルダー刃4bにて表装シート1と裏打ちシート2間を高周波溶着するのである。接面部分が高温に内部加熱され相互に強く溶着することとなる。かくて両シート1,2は端縁を一体にすると同時に溶着部aの端外を切除するのである。上部のウェルダー刃4aは外下向きに弯曲傾斜していて全周の内側に0.5mm幅程の高周波発生部4cを有し、表装シート1の全周端縁を芯材3,スポンジの薄板3aの外周に沿って緊張させつつ裏打ちシート2に重ね合わせて挟み、緊張した状態にて溶着するのである。高周波溶着は極く短時間にて均一加熱して溶着するので周囲の部位に熱の影響が出ることがなく、しかも緊張溶着したことによって両シート1,2は垂るみ,しわ,波が全く生ずることなしにぴんと張った状態に仕立てられることとなる。溶着後、上部のウェルダー刃4aは直ちに上昇する。
次いで図3に示すように下部のウェルダー刃4b上から取出した本体6aの溶着部aの端縁内側5mmほどに平行して表装シート1と裏打ちシート2間を貫通する額縁状のミシン縫いライン13を形成するのである。両シート1,2に垂るみ等がないので、ミシン縫いライン5は左右に曲がったりずれたりすることなくまっすぐにきれいに形成されて、額縁状の整ったミシン縫いライン5によってファイルフォルダー6は至極豪華に見えるものとなる。しかもミシン縫いは芯材3およびスポンジの薄板3aも貫通して強固に固定するので、芯材3等のずれ動きを全く生じさせないものとする。さらにミシン縫いライン5を形成して補強したことで全端縁に引張圧等の負担がかからないので、長く使用しても溶着部aに剥離,破損等が全く生じないものとなる。
別途形成する挟み入れ袋8、名刺入れ9および約款入れ10は、水などがかかって内部に収容した書面等が汚れたり破れたりすることを防止するものであり、内部の書面等が袋の外側から見えるように透明または半透明な熱可塑性樹脂シートまたはフィルムにて形成する。素材としては、透明性、柔軟性などの各種特性に優れたポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリオレフィン共重合物、またはポリ塩化ビニル共重合物、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニリデン共重合物などをラミネートもしくはコーティングして熱溶着性を付与したフィルムなどがある。特に延伸ポリプロピレンフィルムは、透明度が良好であり、紙の滑りもよく、書面類を姿勢よく保管するのに適した腰の強さを有して強度的にも優れており、さらに無公害な合成樹脂として好ましい素材である。
図4に示すように一方の見返し部の裏打ちシート2の下半に2枚の名刺が入る名刺入れ9を形成するサイズの透明フィルム9aを当て載せ、左右と中央および下辺縁を刃のないウェルダーにより高周波溶着bして上辺を出入口に開口した名刺入れ9を形成し、他方見返しの裏打ちシート2には左右と下辺に内折片10bに続き該内折片10bより長い外折片10cとからなるマチ10dを設けた約款入れ10形成用の透明フィルム10aを当て載せ、外周より表出した外折片10cの各端縁をウェルダー溶着bしてマチ付きの約款入れ10を形成する。マチ付きによって厚みのある約款を容易に収納することができるものとなる。さらに左右に区切るとそれぞれにA4版の書面等を出し入れすることのできる大きさで上辺を開放した挟み入れ袋部材8aを数枚重ね、中央線部8bをファイルフォルダー6の背部7の中央に合わせて載せ、ウェルダー加熱して裏打ちシート2に一体に溶着bするのである。挟み入れ袋8は領収書ハガキなどの小さな書面類を収納する上部被せ蓋8c付きのハーフサイズ等にて形成することもある。
図8はフィルフォルダー6を二つ折りしたときのそれぞれの面にミシン縫いライン5が額縁状となるように形成した例を示すものである。ミシン縫いライン5が増量されたことにより強度がさらに向上し、片面ごとの額縁状にて高級感も増すものとなる。
本発明は、芯材を挟む表装シートと裏打ちシートを用いて作成する各種のファイルフォルダーにおいて広く利用することができるものである。
表装シート,芯材,裏打ちシートを重ね載せ前の状態にて示す斜視図 シートを緊張溶着する状態を示す要部の拡大断面図 額縁状のミシン縫いラインを形成した状態を示す正面図 内面の裏打ちシートに名刺入れと約款入れを溶着取付した状態を示す正面図 挟み入れ袋部材を溶着取付けした状態を示す正面図 ファイルフォルダーを二つ折りして閉じた状態を示す正面図 芯材にスポンジの薄板を重合する例を示す斜視図 二つ折りの各面に額縁状のミシン縫いラインを形成した例を示す正面図
符号の説明
1は表装シート
2は裏打ちシート
3は芯材
3aはスポンジの薄板
4aは上部のウェルダー刃
4bは下部のウェルダー刃
4cは高周波発生部
5はミシン縫いライン
6はファイルフォルダー
6aはカバー
7は背部
8は挟み入れ袋
8aは挟み入れ袋部材
8bは中央線部
8cは上部被せ蓋
9は名刺入れ
9aは名刺入れ形成用の透明フィルム
10は約款入れ
10aは約款入れ形成用の透明フィルム
10bは内折片
10cは外折片
10dはマチ
aは溶着部
bは挟み入れ袋,名刺入れ,約款入れの溶着部
pは印刷部

Claims (3)

  1. 表装シートと裏打ちシートを芯材を挟んで重ね合わせてなるファイルフォルダーにおいて、重ね合わせた表,裏シートの端縁をウェルダー刃にて挟んでウェルダー緊張溶着して一体にするとともに溶着端外を切除し、次いでウェルダー緊張溶着端縁に平行して表,裏シートの端部に額縁状のミシン縫いラインを直列にて形成したことを特徴とする保険約款等挟み入れ用のファイルフォルダー。
  2. ファイルフォルダーは中間に芯材不挿入による横折り重ねまたは縦折り重ねの折ぐせを有す背部を設けて二つ折り開閉形とする請求項1に記載のファイルフォルダー。
  3. ファイルフォルダーは内面に保険証券等の約款入れのほか、名刺入れ、保存書紙などを収容する複数枚の挟み入れ袋を取付けする請求項1または2に記載のファイルフォルダー。
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