JP2009060372A - オーディオ信号受信装置、オーディオ信号送信装置、オーディオ信号伝送システム、オーディオ信号伝送方法およびプログラム - Google Patents

オーディオ信号受信装置、オーディオ信号送信装置、オーディオ信号伝送システム、オーディオ信号伝送方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オーディオ信号を受信している子機を操作することで、親機が送信しているオーディオ信号を切り替えることが可能なオーディオ信号受信装置、オーディオ信号送信装置、オーディオ信号伝送システム、オーディオ信号伝送方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】複数のチャンネルを介して外部接続機器より送信されたオーディオ信号を受信する本発明に係るオーディオ信号受信装置は、外部接続機器が送信するオーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報に基づいて外部接続機器におけるオーディオ信号の送信方式を判別するオーディオ信号送信方式判別部を備え、受信する前記オーディオ信号を変更する際、オーディオ信号の送信方式に応じて実行する処理を変更する。
【選択図】図6

Description

本発明は、オーディオ信号受信装置、オーディオ信号送信装置、オーディオ信号伝送システム、オーディオ信号伝送方法およびプログラムに関する。
近年、ホームシアターシステム等の普及や情報伝送技術の発達に伴い、オーディオ信号を複数のチャンネルを用いて伝送する技術が盛んに用いられるようになった。かかるホームシアターシステムにおいては、オーディオ信号を送信する側の装置(以下、オーディオ信号送信装置とも称する。)と、オーディオ信号を受信する側の装置(以下、オーディオ信号受信装置とも称する。)とは、各種の接続コードを用いて接続されることが多い。
ここで、ホームシアターシステムを構成する複数のスピーカーのレイアウトの自由度を高めるために、送信側の装置と、受信側の装置であるスピーカーとを、接続コードを用いることなく、いわゆるワイヤレスで接続する試みがなされている。
かかるワイヤレス接続を実現するために、赤外線を用いてオーディオ信号を伝送する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−27928号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法では、信号の伝送に用いる帯域が赤外線領域であるために、送信側の装置と受信側の装置との間に障害物が存在すると、オーディオ信号の伝送ができないという問題があった。
また、従来、オーディオ信号受信装置(子機)は、オーディオ信号送信装置(親機)から送信されたオーディオ信号を受信するのみであり、ユーザは、オーディオ信号受信装置を操作することでオーディオ信号送信装置に対して何らかの操作(例えば、送信しているオーディオ信号の切り替え操作等)を行うことはできなかった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、オーディオ信号を受信している子機を操作することで、親機が送信しているオーディオ信号を切り替えることが可能な、新規かつ改良されたオーディオ信号受信装置、オーディオ信号送信装置、オーディオ信号伝送システム、オーディオ信号伝送方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数のチャンネルを介して外部接続機器より送信されたオーディオ信号を受信するオーディオ信号受信装置であって、前記外部接続機器が送信する前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を前記外部接続機器から受信する接続管理情報受信部と、前記チャンネルマッピング情報に基づいて前記外部接続機器における前記オーディオ信号の送信方式を判別するオーディオ信号送信方式判別部と、前記チャンネルマッピング情報に基づいて、前記外部接続機器から前記オーディオ信号を受信するオーディオ信号受信部と、送信される前記オーディオ信号の変更要求を前記外部接続機器に通知する取得希望信号通知部と、を備え、受信する前記オーディオ信号を変更する際、前記オーディオ信号の送信方式が、前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1のチャンネルに、単一の音源から取得した複数のオーディオ信号に含まれるサラウンド信号を割り当てて送信する第1の送信方式であった場合、前記取得希望信号通知部は、前記外部接続機器に対して、前記一つの音源から取得したオーディオ信号を送信するチャンネルにて送信される前記オーディオ信号の変更要求を通知し、受信する前記オーディオ信号を変更する際、前記オーディオ信号の送信方式が、複数の音源から取得したオーディオ信号をそれぞれの前記音源ごとに前記複数のチャンネルに割り当てて送信する第2の送信方式であった場合、前記オーディオ信号受信部は、前記外部接続機器から受信する前記オーディオ信号の前記チャンネルを変更するオーディオ信号受信装置が提供される。
前記接続管理情報受信部は、前記オーディオ信号受信部が接続可能な前記チャンネルに関するチャンネル情報を前記外部接続機器から受信し、前記オーディオ信号受信部は、前記チャンネルマッピング情報および前記チャンネル情報に基づいて、前記オーディオ信号を取得してもよい。
受信する前記オーディオ信号を変更する際、前記オーディオ信号受信部が前記複数のチャンネルで送信されている前記オーディオ信号を全て確認した後に、前記取得希望信号通知部は、前記外部接続機器に対して通信を行い、前記外部接続機器が未だ送信していないオーディオ信号の存非を確認し、前記未だ送信していないオーディオ信号が存在する場合には、前記取得希望信号通知部は、前記外部接続機器に対して、前記複数のチャンネルにて送信される前記オーディオ信号の変更要求を通知し、前記未だ送信していないオーディオ信号が存在しない場合には、前記オーディオ信号受信部は、前記外部接続機器から受信する前記オーディオ信号の前記チャンネルを変更してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、オーディオ信号を複数のチャンネルを介して外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信装置であって、前記複数のチャンネルそれぞれで送信している前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を、前記オーディオ信号送信装置に接続されている前記外部接続機器へと送信する接続管理情報送信部と、前記外部接続機器から送信された外部接続機器送信情報を受信する外部接続機器送信情報取得部と、前記外部接続機器送信情報に基づいて、当該外部接続機器送信情報を反映した前記チャンネルマッピング情報を生成するチャンネルマッピング情報生成部と、前記チャンネルマッピング情報に応じて前記オーディオ信号を前記オーディオ信号送信装置に接続されている外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信部と、を備えるオーディオ信号送信装置が提供される。
前記オーディオ信号送信装置は、前記複数のチャンネルのそれぞれから前記オーディオ信号を受信している前記外部接続機器の個数を含む前記外部接続機器の接続状況を管理するチャンネル管理部を更に備えてもよい。
前記オーディオ信号送信装置は、前記外部接続機器から送信された外部接続機器送信情報を受信する外部接続機器送信情報取得部を更に備え、前記チャンネル管理部は、
前記外部接続機器送信情報に基づいて、前記複数のチャンネルを管理してもよい。
前記チャンネルマッピング情報生成部は、各前記チャンネルから前記オーディオ信号を受信している前記外部接続機器の個数を、前記チャンネル管理部より取得し、前記オーディオ信号を受信している前記外部接続機器の個数が少ない前記チャンネルの前記チャンネルマッピング情報を更新してもよい。
送信可能な前記オーディオ信号が前記チャンネル数よりも多く、前記外部接続機器送信情報取得部が前記外部接続機器より前記オーディオ信号の変更要求を取得した場合に、前記チャンネルマッピング情報生成部は、前記チャンネルマッピング情報を更新して未送信の前記オーディオ信号を前記複数のチャンネルのいずれか一つに割り当ててもよい。
前記接続管理情報送信部は、前記外部接続機器が接続可能な前記チャンネルに関するチャンネル情報を更に含む前記接続管理情報を、前記外部接続機器に送信してもよい。
前記オーディオ信号送信装置における前記オーディオ信号の送信方式が、複数の音源から取得したオーディオ信号を前記複数のチャンネルで送信する方式であった場合に、前記チャンネルマッピング情報生成部は、前記外部接続機器送信情報取得部が前記外部接続機器より前記オーディオ信号の変更要求を取得した後に、前記チャンネルマッピング情報を変更してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、オーディオ信号を複数のチャンネルを介して外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信装置と、前記オーディオ信号送信装置から送信された前記オーディオ信号を受信するオーディオ信号受信装置と、備えるオーディオ信号伝送システムであって、前記オーディオ信号送信装置は、前記複数のチャンネルそれぞれで送信している前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を、前記オーディオ信号送信装置に接続されている前記オーディオ信号受信装置を含む前記外部接続機器へと送信する接続管理情報送信部と、前記外部接続機器から送信された外部接続機器送信情報を受信する外部接続機器送信情報取得部と、前記外部接続機器送信情報に基づいて、当該外部接続機器送信情報を反映した前記チャンネルマッピング情報を生成するチャンネルマッピング情報生成部と、前記チャンネルマッピング情報に応じて前記オーディオ信号を前記オーディオ信号送信装置に接続されている外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信部と、を備え、前記オーディオ信号受信装置は、前記外部接続機器が送信する前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を前記外部接続機器から受信する接続管理情報受信部と、前記チャンネルマッピング情報に基づいて前記外部接続機器における前記オーディオ信号の送信方式を判別するオーディオ信号送信方式判別部と、前記チャンネルマッピング情報に基づいて、前記外部接続機器から前記オーディオ信号を受信するオーディオ信号受信部と、送信される前記オーディオ信号の変更要求を前記外部接続機器に通知する取得希望信号通知部と、を備え、受信する前記オーディオ信号を変更する際、前記オーディオ信号の送信方式が、前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1のチャンネルに、単一の音源から取得した複数のオーディオ信号に含まれるサラウンド信号を割り当てて送信する第1の送信方式であった場合、前記取得希望信号通知部は、前記オーディオ信号送信装置に対して、前記一つの音源から取得したオーディオ信号を送信するチャンネルにて送信される前記オーディオ信号の変更要求を通知し、受信する前記オーディオ信号を変更する際、前記オーディオ信号の送信方式が、複数の音源から取得したオーディオ信号をそれぞれの前記音源ごとに前記複数のチャンネルに割り当てて送信する第2の送信方式であった場合、前記オーディオ信号受信部は、前記オーディオ信号送信装置から受信する前記オーディオ信号の前記チャンネルを変更するオーディオ信号伝送システムが提供される。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、オーディオ信号を複数のチャンネルを介して外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信装置と、前記オーディオ信号送信装置から送信された前記オーディオ信号を受信するオーディオ信号受信装置と、備えるオーディオ信号伝送システムでオーディオ信号を伝送するオーディオ信号伝送方法であって、前記複数のチャンネルそれぞれで送信している前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を、前記オーディオ信号送信装置に接続されている前記オーディオ信号受信装置を含む外部接続機器へと送信するステップと、前記チャンネルマッピング情報に応じて前記オーディオ信号を前記オーディオ信号送信装置に接続されている外部接続機器へと送信するステップと、前記オーディオ信号送信装置が前記外部接続機器より前記オーディオ信号の変更要求を取得した場合に、前記チャンネルマッピング情報を変更するステップと、を含むオーディオ信号伝送方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、コンピュータを、複数のチャンネルを介して外部接続機器より送信されたオーディオ信号を受信するオーディオ信号受信装置として機能させるためのプログラムであって、前記外部接続機器が送信する前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を前記外部接続機器から受信する接続管理情報受信機能と、前記チャンネルマッピング情報に基づいて前記外部接続機器における前記オーディオ信号の送信方式を判別するオーディオ信号送信方式判別機能と、前記チャンネルマッピング情報に基づいて、前記外部接続機器から前記オーディオ信号を受信するオーディオ信号受信機能と、送信される前記オーディオ信号の変更要求を前記外部接続機器に通知する取得希望信号通知機能と、を実現するためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記のオーディオ信号受信装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、コンピュータを、オーディオ信号を複数のチャンネルを介して外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信装置として機能させるためのプログラムであって、前記複数のチャンネルそれぞれで送信している前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を、前記オーディオ信号送信装置に接続されている前記外部接続機器へと送信する接続管理情報送信機能と、前記外部接続機器から送信された外部接続機器送信情報を受信する外部接続機器送信情報取得機能と、前記外部接続機器送信情報に基づいて、当該外部接続機器送信情報を反映した前記チャンネルマッピング情報を生成するチャンネルマッピング情報生成機能と、前記チャンネルマッピング情報に応じて前記オーディオ信号を前記オーディオ信号送信装置に接続されている外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信機能と、を実現するためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記のオーディオ信号送信装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
本発明によれば、親機であるオーディオ信号送信装置と子機であるオーディオ信号受信装置とは、オーディオ信号の送受信に加えて、親機−子機間で双方向データ通信が可能となるため、オーディオ信号を受信している子機を操作することで、親機が送信しているオーディオ信号を切り替えることが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
<オーディオ信号伝送システム1について>
まず、図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係るオーディオ信号伝送システム1について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るオーディオ信号伝送システム1を説明するための説明図である。
図1に示したように、本実施形態に係るオーディオ信号伝送システム1は、オーディオ信号送信装置10と、オーディオ信号受信装置20と、を備える。
オーディオ信号送信装置10は、オーディオ信号受信装置20に対して、オーディオ信号を無線伝送するとともに、オーディオ信号受信装置20から送信される各種の情報を受信する。オーディオ信号送信装置10は、無線伝送するオーディオ信号を、例えばDVDプレーヤーやBlu−rayディスク(以下、BDと略記する。)プレーヤー等のオーディオ信号出力装置12から取得してもよく、オーディオ信号送信装置10自体が、上記のオーディオ信号出力装置の機能を有していてもよい。オーディオ信号送信装置10およびオーディオ信号受信装置20は、オーディオ信号の送信や各種情報の双方向データ通信を、例えばラジオ波の帯域を用いて行う。そのため、オーディオ信号送信装置10およびオーディオ信号受信装置20は、図1に示したように、同一の部屋の中に配置されていてもよく、異なる部屋に分かれて配置されていてもよい。
オーディオ信号受信装置20は、オーディオ信号送信装置10が送信するオーディオ信号を受信するとともに、オーディオ信号送信装置10に対して、オーディオ信号受信装置20の接続に関する情報や、送信されるオーディオ信号の変更希望通知等の各種の情報を送信する。オーディオ信号受信装置20は、図1のROOM1に示したように、オーディオ信号送信装置10にワイヤレス接続されるサラウンドスピーカー群であってもよく、図1のROOM2に示したように、オーディオ信号送信装置10から送信されたオーディオ信号を出力するオーディオコンポ等のようなオーディオ信号出力装置であってもよい。また、オーディオ信号受信装置20は、例えばヘッドホンやイヤホンのようなオーディオ信号取得装置であってもよい。
本実施形態に係るオーディオ信号伝送システム1では、オーディオ信号送信装置10は、所定の時間間隔で当該オーディオ信号送信装置10に接続されているオーディオ信号受信装置20の有無を確認し、オーディオ信号受信装置20は、当該オーディオ信号受信装置20にヘッドホン等の新たな外部接続機器が接続されるなどして、オーディオ信号の出力状況が変化した場合や、オーディオ信号受信装置20に対してユーザが何らかの操作を実行した場合には、その旨を表す情報をオーディオ信号送信装置10に対して送信する。そのため、オーディオ信号送信装置10は、オーディオ信号受信装置20において行われた各種の操作を自動的に認識することが可能となる。また、オーディオ信号送信装置10とオーディオ信号受信装置20との間は、双方向データ通信が可能であるため、オーディオ信号受信装置20を操作して、オーディオ信号送信装置10の動作状態を変更することが可能となる。
なお、上述の説明では、オーディオ信号送信装置10とオーディオ信号受信装置20とは、例えば所定帯域の無線(ラジオ波等)を介してワイヤレス接続されている場合について説明したが、上述の場合に限定されるわけではない。例えば、オーディオ信号送信装置10とオーディオ信号受信装置20とは、高速電力線通信(Power Line Communications:PLC)等で接続されていてもよい。
<オーディオ信号送信装置10のハードウェア構成について>
続いて、図2を参照しながら、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10のハードウェア構成について、詳細に説明する。図2は、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
図2に示したように、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)103と、RAM(Random Access Memory)105と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)107と、入力インターフェース(I/F)109と、表示インターフェース(I/F)113と、外部機器通信部121と、を備える。
また、外部機器通信部121には、DSP(Digital Signal Processor)123が接続される。
CPU101は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM103、RAM105、EEPROM107等に記録された各種プログラムに従って、オーディオ信号送信装置10内の動作全般またはその一部を制御する。ROM103およびEEPROM107は、CPU101が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM105は、CPU101の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバスおよびPCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バスから構成されるシステムバス117により、相互に接続されている。
入力インターフェース109は、キー操作部111を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU101に出力する入力制御回路などから構成されているインターフェースである。オーディオ信号送信装置10のユーザは、以下で説明するキー操作部111を操作することにより、オーディオ信号送信装置10に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
キー操作部111は、オーディオ信号送信装置10に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする操作部である。キー操作部111は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作する操作手段である。また、キー操作部111は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段(いわゆる、リモコン)であってもよいし、オーディオ信号送信装置10の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器であってもよい。
表示インターフェース113は、CPU101から出力された出力信号を、後述する表示部115へと伝送するためのインターフェースである。表示部115は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置およびランプなどの表示装置など、各種情報をユーザに対して視覚的に通知することが可能な装置で構成される。
外部機器通信部121は、例えば、オーディオ信号受信装置20や、各種のオーディオ信号出力装置等と通信するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。この外部機器通信部121は、一般的なワイヤレスオーディオ伝送規格に則ったインターフェースであってもよく、特定のワイヤレスオーディオ伝送規格に則ったインターフェースであってもよい。本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10は、この外部機器通信部121を介して、オーディオ信号受信装置20に対してオーディオ信号を送信するとともに、オーディオ信号受信装置20と双方向データ通信を行う。
DSP123は、オーディオ信号や画像信号に対する各種処理に特化したCPUである。このDSP123には、送信に用いられるオーディオ信号が入力されるオーディオ信号入力部125と、取得したオーディオ信号が出力されるオーディオ信号出力部137とが接続される。
オーディオ信号入力部125は、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10が送信に用いるオーディオ信号が入力される処理部である。オーディオ信号入力部125は、例えば、CD/DVD/BD127や、MD(Mini Disk)等のデジタル機器が接続されるデジタル入力129や、チューナー(TUNER)131や、カセットテープやレコード等のアナログ機器が接続されるアナログ入力133等から構成される。また、チューナー131およびアナログ入力133から入力されたオーディオ信号は、AD変換部135によりアナログ信号からデジタル信号へと変換される。かかるオーディオ信号入力部125より入力されたオーディオ信号が、DSP123および外部機器通信部121を介してオーディオ信号受信装置20へと送信される。
オーディオ信号出力部137は、オーディオ信号入力部125から入力されたオーディオ信号を、オーディオ信号送信装置10の外部に出力する処理部である。オーディオ信号出力部137は、例えば、デジタル信号であるオーディオ信号をアナログ信号へと変換するDA変換部(図示せず。)と、アナログ信号に変換されたオーディオ信号を増幅する増幅部(図示せず。)と、増幅されたオーディオ信号が出力されるスピーカー(図示せず。)等から構成される。
また、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10は、上記構成の他に、例えば、ストレージ装置(図示せず。)や、ドライブ(図示せず。)等を備えていてもよい。
ストレージ装置は、本実施形態にかかるオーディオ信号送信装置10の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置は、CPU101が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得したオーディオ信号などを格納することが可能である。
ドライブは、記憶媒体用リーダライタであり、オーディオ信号送信装置10に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブは、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体に記録されている情報を読み出して、RAM105に出力する。また、ドライブは、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体は、例えば、DVDメディア、HD−DVDメディア、Blu−rayメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CompactFlash:CF)、メモリースティック、または、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。また、リムーバブル記録媒体は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)または電子機器等であってもよい。
以上説明した構成により、オーディオ信号送信装置10は、多様なオーディオ信号出力源からオーディオ信号を取得し、外部機器通信部121を介して、オーディオ信号受信装置20に対してオーディオ信号を送信することが可能になるとともに、オーディオ信号受信装置20と双方向データ通信を行うことができる。
以上、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
<オーディオ信号受信装置20のハードウェア構成について>
続いて、図3を参照しながら、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20のハードウェア構成について、詳細に説明する。図3は、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
図3に示したように、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20は、CPU201と、ROM203と、RAM205と、EEPROM207と、入力インターフェース(I/F)209と、表示インターフェース(I/F)213と、外部機器通信部221と、を備える。
また、外部機器通信部221には、受信したオーディオ信号を出力するオーディオ信号出力部223が接続される。
CPU201は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM203、RAM205、EEPROM207等に記録された各種プログラムに従って、オーディオ信号受信装置20内の動作全般またはその一部を制御する。ROM203およびEEPROM207は、CPU201が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM205は、CPU201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバスおよびPCIバスなどの外部バスから構成されるシステムバス217により、相互に接続されている。
入力インターフェース209は、キー操作部211を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU201に出力する入力制御回路などから構成されているインターフェースである。オーディオ信号受信装置20のユーザは、以下で説明するキー操作部211を操作することにより、オーディオ信号受信装置20に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
キー操作部211は、オーディオ信号受信装置20に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりする操作部である。キー操作部211は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作する操作手段である。また、キー操作部211は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段(いわゆる、リモコン)であってもよいし、オーディオ信号受信装置20の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器であってもよい。
表示インターフェース213は、CPU201から出力された出力信号を、後述する表示部215へと伝送するためのインターフェースである。表示部215は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置およびランプなどの表示装置など、各種情報をユーザに対して視覚的に通知することが可能な装置で構成される。
外部機器通信部221は、例えば、オーディオ信号送信装置10や、各種のオーディオ信号出力装置等と通信するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。この外部機器通信部221は、一般的なワイヤレスオーディオ伝送規格に則ったインターフェースであってもよく、特定のワイヤレスオーディオ伝送規格に則ったインターフェースであってもよい。本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20は、この外部機器通信部221を介して、オーディオ信号送信装置10からオーディオ信号を受信するとともに、オーディオ信号送信装置10と双方向データ通信を行う。
オーディオ信号出力部223は、オーディオ信号送信装置10から送信されたオーディオ信号を出力する処理部である。オーディオ信号出力部223は、図3に示したように、例えば、DA変換部225と、増幅部227と、スピーカー229と、から構成される。
DA変換部225は、受信したオーディオ信号をデジタル信号からアナログ信号へと変換する。アナログ信号に変換されたオーディオ信号は、増幅部227により増幅され、スピーカー229から出力される。
また、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20は、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10が備えるDSPやオーディオ信号入力部を備えていてもよい。更に、オーディオ信号受信装置20は、上記構成の他に、例えば、ストレージ装置(図示せず。)や、ドライブ(図示せず。)等を備えていてもよい。
ストレージ装置は、本実施形態にかかるオーディオ信号受信装置20の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置は、CPU201が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得したオーディオ信号などを格納することが可能である。
ドライブは、記憶媒体用リーダライタであり、オーディオ信号受信装置20に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブは、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体に記録されている情報を読み出して、RAM205に出力する。また、ドライブは、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体は、例えば、DVDメディア、HD−DVDメディア、Blu−rayメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、メモリースティック、または、SDメモリカード等である。また、リムーバブル記録媒体は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカードまたは電子機器等であってもよい。
以上説明した構成により、オーディオ信号受信装置20は、外部機器通信部221を介して、オーディオ信号送信装置10からオーディオ信号を取得することが可能になるとともに、オーディオ信号送信装置10と双方向データ通信を行うことができる。
以上、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
<オーディオ信号送信装置10の構成について>
続いて、図4を参照しながら、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10の構成について、詳細に説明する。図4は、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10の構成について説明するためのブロック図である。
図4に示したように、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10は、受信装置稼動状況確認部151と、受信装置送信情報取得部153と、チャンネル管理部155と、接続管理情報送信部157と、チャンネルマッピング情報生成部159と、記憶部161と、送信オーディオ信号取得部163と、オーディオ信号送信部165と、を主に備える。
外部機器送信情報取得部の一例である受信装置稼動状況確認部151は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、外部機器通信部等から構成され、オーディオ信号送信装置10に接続可能なオーディオ信号受信装置20の有無や稼動状態を確認する。具体的には、受信装置稼働状況確認部151は、所定の時間間隔ごと(例えば、1分ごと)に、オーディオ信号受信装置20の稼動状態を確認する稼動状態確認信号をすべてのオーディオ信号受信装置20に対して送信し、どのオーディオ信号受信装置20から返信があるかを確認する。受信装置稼動状況確認部151は、返信のあったオーディオ信号受信装置20を稼動状態にあると判断し、結果を後述するチャンネル管理部153に対して出力する。また、稼動状態にあるオーディオ信号受信装置20に関しては、オーディオ信号を伝送している複数のチャンネルのうち、いずれのチャンネルに割り当てられているオーディオ信号を受信しているのかを確認し、結果をチャンネル管理部153に対して出力する。
外部機器送信情報取得部の一例である受信装置送信情報取得部153は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、外部機器通信部等から構成され、オーディオ信号受信装置20から送信された受信装置送信情報を取得する。受信装置送信情報取得部153が取得する受信装置送信情報は、例えば、オーディオ信号受信装置20の接続確立要求や、オーディオ信号受信装置20の接続解除要求や、オーディオ信号送信装置10から送信されているオーディオ信号の種別変更を希望する要求等がある。受信装置送信情報取得部157は、取得したこれらの受信装置送信情報を、後述するチャンネル管理部155およびチャンネルマッピング情報生成部159へと出力する。
チャンネル管理部155は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM等から構成され、受信装置稼動状況確認部151から伝送されるオーディオ信号受信装置20の稼動状態や、受信装置送信情報取得部153から伝送される受信装置送信情報に基づき、オーディオ信号送信装置10がオーディオ信号の送信に利用している複数のチャンネルのそれぞれについて、接続しているオーディオ信号受信装置20の台数等を管理する。具体的には、チャンネル管理部155は、オーディオ信号受信装置20の接続確立要求および接続解除要求や、オーディオ信号送信装置10から送信されているオーディオ信号の種別変更を希望する要求や、オーディオ信号受信装置20の稼動状況に応じて、チャンネルの利用状況(すなわち、各チャンネルからオーディオ信号を取得しているオーディオ信号受信装置20の台数)を後述するチャンネルマッピング(以下、CHマッピングと略記する。)情報と関連付けながら管理する。
ここで、上記「チャンネルマッピング情報」とは、複数のチャンネルそれぞれで送信しているオーディオ信号の種別を表す情報の集合である。このチャンネルマッピング情報は、オーディオ信号送信装置10が利用可能なオーディオ信号の送信方式に対応して、2種類に大別することができる。ここで、オーディオ信号の送信方式とは、オーディオ信号の伝送に利用される複数のチャンネルをどのように利用してオーディオ信号を送信するかを表した方式であって、第1の送信方式と第2の送信方式の2種類が存在する。
第1の送信方式は、単一の音源(オーディオソース)から取得した複数のオーディオ信号に含まれるサラウンド信号を、複数のチャンネルのうちの少なくとも1のチャンネルに割り当てて送信する方式である。以下では、この第1の送信方式のことを、「サラウンドモードの送信方式」とも称する。他方、第2の送信方式は、複数の音源から取得したオーディオ信号をそれぞれの音源ごとに複数のチャンネルに割り当てて送信する方式である。以下では、この第2の送信方式のことを、「マルチソースモードの送信方式」とも称する。
また、オーディオ信号の種別は、例えば、DVDから取得したオーディオ信号や、デジタル入力に接続された機器から取得したオーディオ信号等のように、オーディオ信号の出所(ソース)を表すものや、サブウーファー用、サラウンドリアスピーカー用またはサラウンドバックスピーカー用のサブ音声等のように、サラウンド音声であることを表すもの等が存在する。チャンネルマッピング情報(CHマッピング情報)については、以下で改めて詳細に説明する。
また、チャンネル管理部155は、オーディオ信号受信装置20がオーディオ信号送信装置10に接続された際には、接続が確立した旨の通知と、オーディオ信号送信装置10が利用している送信方式とを、接続管理情報送信部157を介して、オーディオ信号受信装置20に通知する。
接続管理情報送信部157は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、外部機器通信部等から構成され、オーディオ信号送信装置10が利用しているオーディオ信号の送信方式を表す情報や、チャンネル管理部155が発行する接続確立や接続解除といったオーディオ信号送信装置10との接続状態を表す情報や、後述するCHマッピング情報生成部159により生成されたCHマッピング情報等を含む接続管理情報を、オーディオ信号受信装置20等の外部接続機器へと送信する。ここで、接続管理情報とは、上述のようにオーディオ信号送信装置10から送信されるオーディオ信号の受信や、オーディオ信号送信装置10から通知される接続確立や接続解除等の、オーディオ信号送信装置10との接続に関係する情報、および、オーディオ信号送信装置10が利用しているオーディオ信号の送信方式を表す情報を意味する。接続管理情報の送信は、接続が確立されているか否かを問わずすべての外部接続機器に対して行ってもよく、接続管理情報の送信要求を通知してきた外部接続機器に対してのみ、送信を行ってもよい。また、CHマッピング情報の送信に関して、接続管理情報送信部157は、CHマッピング情報生成部159が生成したCHマッピング情報を、CHマッピング情報生成部159からの伝送があった際に自主的に送信してもよく、外部接続機器とのデータ通信が発生した際に、新たなCHマッピング情報をあわせて送信してもよい。
CHマッピング情報生成部159は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM等から構成され、受信装置送信情報取得部153からオーディオ信号の変更要求が通知された場合に、必要に応じて新たなCHマッピング情報の生成を行う。新たなCHマッピング情報の生成に際して、CHマッピング情報生成部159は、例えば記憶部161に格納されている各種のデータベースや、受信装置送信情報取得部153およびチャンネル管理部155から伝送される様々な情報等を参照しながら、外部接続機器であるオーディオ信号受信装置20の接続状況の変化や、オーディオ信号受信装置20からの様々な要求を反映するように、CHマッピング情報を動的に生成する。生成された新たなCHマッピング情報は、チャンネル管理部155、接続管理情報送信部157およびオーディオ信号送信部165へと出力される。また、新たに生成されたCHマッピング情報は、記憶部161に記録されてもよい。
記憶部161は、例えば、オーディオ信号送信装置10が利用可能なオーディオ信号の送信方式に関する情報や、CHマッピング情報を構成するオーディオ信号の種別等が記録されているデータベースや、オーディオ信号受信装置20に対して送信しうる各種送信情報や、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10が利用する各種プログラムや処理方法等が格納される。また、記憶部161には、オーディオ信号そのものが記録されてもよい。
さらに、記憶部161は、上記データベースやプログラム以外にも、オーディオ信号送信装置10が、何らかの処理を行う際に保存する必要が生じた様々なパラメータや処理の途中経過等を、適宜記憶することが可能である。この記憶部161は、受信装置稼動状況確認部151、受信装置送信情報取得部153、チャンネル管理部155、接続管理情報送信部157、CHマッピング情報生成部159、送信オーディオ信号取得部163、オーディオ信号送信部165等のオーディオ信号送信装置10を構成する各処理部が、自由に読み書きを行うことが可能である。
送信オーディオ信号取得部163は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、外部機器通信部等から構成され、オーディオ信号出力装置12から出力されるオーディオ信号を取得して、オーディオ信号受信装置20へと送信するオーディオ信号とする。また、送信オーディオ信号取得部163は、記憶部161にオーディオ信号が記録されている場合には、記録部161からオーディオ信号を取得することも可能である。送信オーディオ信号取得部163が取得したオーディオ信号は、後述するオーディオ信号送信部165へと伝送される。また、送信オーディオ信号取得部163が取得したオーディオ信号は、記憶部161に保存されてもよい。
オーディオ信号送信部165は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、DSU、外部機器通信部等から構成され、CHマッピング情報生成部159から伝送されたCHマッピング情報に基づいて、オーディオ信号を各チャンネルに分配し、オーディオ信号受信装置20へと送信する。また、CHマッピング情報に記載されている各チャンネルにおけるオーディオ信号の種別(オーディオ信号の属性)に適応させるために、送信予定のオーディオ信号に対して変換を行う必要がある場合には、オーディオ信号送信部165は、送信予定のオーディオ信号に対して所定の変換処理を施し、変換後のオーディオ信号を送信する。ここで、上記の変換処理とは、例えば、変換前のオーディオ信号が、5.1チャンネルに対応したオーディオ信号であった場合に、通常の2チャンネルのオーディオ信号へとダウンミックスする場合等が考えられる。
なお、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10では、外部接続機器へのオーディオ信号の送信や、外部接続機器との双方向通信は、無線伝送により行われてもよく、PLCや有線伝送により行われてもよいが、無線伝送により行われることが好ましい。
以上、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
<チャンネルマッピング情報について>
次に、図5Aおよび図5Bを参照しながら、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10が生成するチャンネルマッピング情報について、詳細に説明する。図5Aおよび図5Bは、本実施形態に係るチャンネルマッピング情報の一例を説明するための説明図である。
本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10が生成するCHマッピング情報は、少なくとも2以上のステレオ信号(換言すれば、少なくとも4チャンネルのモノラル信号)を送信可能となるような複数のチャンネル(CH)それぞれについて、各チャンネルに割り当てられるオーディオ信号の種別を表した情報の集合として規定される。
図5Aおよび図5Bでは、4つのステレオ信号(換言すれば、8チャンネルのモノラル信号)を送信可能なチャンネルに対して割り当てられたCHマッピング情報の例を示している。図5Aおよび図5Bでは、図から明らかなように、1つのチャンネルに対して2つのモノラル信号に対応可能な枠が設けられており、合計8種類のオーディオ信号の種別が規定されている。
本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10では、図5Aに示すようなCHマッピング情報と、図5Bに示すようなCHマッピング情報の2種類のCHマッピング情報を生成することが可能である。
図5Aに示したCHマッピング情報は、チャンネル1に対して1組のメインチャンネルが設定されており、チャンネル2〜チャンネル4には、メインチャンネルに付随するサブチャンネルが設定されている。ここで、メインチャンネルとは、例えばDVDの主音声に対応するようなオーディオ信号のソースに対応するものであり、サブチャンネルとは、例えばDVDのサラウンド音声のように、メインチャンネルに付随するオーディオ信号を意味する。
図5Aに示した各サブチャンネルには、例えば、サブウーファー用のオーディオ信号や、センタースピーカー用のオーディオ信号や、サラウンドリアスピーカー用のオーディオ信号や、サラウンドバックスピーカー用のオーディオ信号やなど、様々なサブチャンネルが割当可能である。
図5Aに示したような、メインチャンネルが割り当てられているチャンネルと、サブチャンネルが割り当てられているチャンネルとが混在するCHマッピング情報を、以下では「サラウンドモードのCHマッピング情報」と呼ぶ。この「サラウンドモードのCHマッピング情報」は、上述の「サラウンドモードの送信方式」に対応したCHマッピング情報である。なお、図5Aに示したCHマッピング情報では、メインチャンネルが割り当てられているチャンネルは1つしか存在しないが、メインチャンネルが割り当てられているチャンネルは2以上存在してもよい。
他方、図5Bに示したCHマッピング情報は、4つのチャンネルそれぞれにメインチャンネルが割り当てられており、サブチャンネルが割り当てられているチャンネルは存在しない。これは、例えば、チャンネル1にはCD音源が、チャンネル2にはDVD音源が、チャンネル3にはチューナーの音源が、チャンネル4にはデジタル入力の音源がそれぞれ割り当てられているような場合に相当する。
図5Bに示したような、複数のチャンネルそれぞれにメインチャンネルが割り当てられているCHマッピング情報を、以下では「マルチソースモードのCHマッピング情報」と呼ぶ。この「マルチソースモードのCHマッピング情報」は、上述の「マルチソースモードの送信方式」に対応したCHマッピング情報である。また、マルチソースモードのCHマッピング情報には、図5Bに示したように、サラウンド成分が割り当てられているチャンネルは存在しない。
オーディオ信号送信装置10が上記のサラウンドモードとマルチソースモードのCHマッピング情報のどちらを生成可能であるか(換言すれば、サラウンドモードの送信方式と、マルチソースモードの送信方式のどちらを利用可能であるか)は、オーディオ信号送信装置10に依存する。従って、サラウンドモード専用のオーディオ信号送信装置10が存在してもよく、マルチソースモード専用のオーディオ信号送信装置10が存在してもよく、両方のモードに対応可能なオーディオ信号送信装置10が存在してもよい。
本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20は、CHマッピング情報のいずれかのチャンネルに、オーディオ信号受信装置に割り振られている識別種別と一致するものが存在する場合に、一致するチャンネルに割り当てられたオーディオ信号を出力することが可能となる。
すなわち、オーディオ信号受信装置20に割り振られている識別種別が「サラウンドリアスピーカー」である場合には、オーディオ信号受信装置20は、CHマッピング情報に「サラウンドリアスピーカー」という種別が記載されているオーディオ信号を出力することが可能となる。
<オーディオ信号受信装置20の構成について>
続いて、図6を参照しながら、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20の構成について、詳細に説明する。図6は、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20の構成について説明するためのブロック図である。
図6に示したように、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20は、接続情報送信部251と、接続管理情報受信部253と、オーディオ信号送信方式判定部255と、オーディオ信号受信部257と、オーディオ信号出力制御部259と、取得希望信号通知部261と、入力部263と、記憶部265と、を主に備える。
接続情報送信部251は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、外部機器通信部等から構成され、オーディオ信号受信装置20とオーディオ信号送信装置10との接続状態を変更するための接続情報を、オーディオ信号送信装置10に対して送信する。ここで、接続状態を変更するための接続情報として、例えば、オーディオ信号送信装置10に対するオーディオ信号受信装置20の接続確立要求や、オーディオ信号送信装置10に対するオーディオ信号受信装置20の接続解除要求や、オーディオ信号受信装置20の電源のON/OFF状態を通知する情報等を挙げることができる。
また、接続情報送信部251は、上記接続情報をオーディオ信号送信装置10に送信する際に、オーディオ信号受信装置20を特定する識別子等をあわせて送信してもよい。
接続管理情報受信部253は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、外部機器通信部等から構成され、オーディオ信号送信装置10が使用している送信方式に関する情報や、オーディオ信号送信装置10から送信されたCHマッピング情報や、オーディオ信号送信装置10の種別に関する情報や、オーディオ信号送信装置10から通知される接続確立通知や接続解除通知等を受信する。受信した接続管理情報は、後述するオーディオ信号送信方式判別部255およびオーディオ信号受信部257へと伝送される。また、接続管理情報受信部253は、受信した接続管理情報を、記憶部265に記録してもよい。
オーディオ信号送信方式判別部255は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM等から構成され、接続管理情報受信部253が受信したオーディオ信号の送信方式に関する情報およびCHマッピング情報等を参照して、オーディオ信号受信装置20と接続しているオーディオ信号送信装置10で利用されているオーディオ信号の送信方式を判別する。具体的には、オーディオ信号送信方式判別部255は、受信したオーディオ信号の送信方式に関する情報およびCHマッピング情報を参照して、オーディオ信号送信装置10がサラウンドモードの送信方式またはマルチソースモードの送信方式のどちらを利用しているのかを判別する。オーディオ信号送信方式判別部255は、判別結果を後述する取得希望信号通知部263に伝送する。また、オーディオ信号送信方式判別部255は、判別結果を記憶部265に記録して、オーディオ信号受信装置20の各処理部が参照できるようにしてもよい。
オーディオ信号受信部257は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、外部機器通信部等から構成され、接続管理情報受信部253から伝送されたCHマッピング情報等に基づいて、オーディオ信号送信装置10から送信されるオーディオ信号を受信する。また、オーディオ信号受信部257は、受信したオーディオ信号を、記憶部265に記録してもよい。
オーディオ信号出力制御部259は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM等から構成され、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20に設けられているオーディオ信号出力部の出力制御を行う。
入力部261は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、キー操作部等から構成され、ユーザがオーディオ信号受信装置20のキー操作部(例えば、オーディオ信号の切り替えボタン)等に対して行った操作を入力信号に変換して、後述する取得希望信号通知部263へと通知する。ユーザがオーディオ信号受信装置20に行う操作としては、例えば、オーディオ信号受信装置20が出力しているオーディオ信号を変更する操作(例えば、オーディオ信号送信装置10が送信しているCD出力から、DVD出力へと変更する操作等)を挙げることができる。
取得希望信号通知部263は、例えば、CPU、ROM、RAM、EEPROM、外部機器通信部等から構成され、入力部261から伝送されたユーザ操作に関する情報を、オーディオ信号送信装置10に対して通知する。取得希望信号の通知に際して、取得希望信号通知部263は、オーディオ信号送信方式判別部255から伝送される送信方法の判別結果に基づいて、取得希望信号に関する情報をオーディオ信号送信装置10に通知するか否かを判定する。
ここで、オーディオ信号送信装置10が利用している送信方式がサラウンドモードの送信方式である場合には、複数のチャンネルを介して送信されているオーディオ信号は単一の音源に由来するものであるため、取得希望信号通知部263は、取得希望信号に関する情報をオーディオ信号送信装置10に通知する必要がある。他方、オーディオ信号送信装置10が利用している送信方式がマルチソースモードの送信方式である場合には、複数のチャンネルのそれぞれに複数の音源に由来するオーディオ信号が送信されているため、オーディオ信号送信装置10に通知を行うことなく、他のオーディオ信号を取得することができる。すなわち、取得希望信号通知部263では、オーディオ信号送信装置10に対して情報の通知を行うことなく、オーディオ信号受信部257に対して新たなオーディオ信号の受信を要請し、オーディオ信号受信部257では、オーディオ信号送信装置10から既に通知されているCHマッピング情報に基づいて、他のチャンネルに割り当てられているオーディオ信号を受信する。
本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20では、かかる情報を必要に応じてオーディオ信号送信装置10へ通知することで、ユーザは、オーディオ信号受信装置20から出力されるオーディオ信号を変更することが可能となる。
記憶部265は、例えば、CHマッピング情報を構成するオーディオ信号の種別等が記録されているデータベースや、オーディオ信号送信装置10に対して送信しうる各種送信情報や、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20が利用する各種プログラムや処理方法等が格納される。
さらに、記憶部265は、上記データベースやプログラム以外にも、オーディオ信号受信装置20が、何らかの処理を行う際に保存する必要が生じた様々なパラメータや処理の途中経過等を、適宜記憶することが可能である。この記憶部265は、接続情報送信部251、接続管理情報受信部253、オーディオ信号送信方式判別部255、オーディオ信号受信部257、オーディオ信号出力制御部259、取得希望信号通知部263等のオーディオ信号受信装置20を構成する各処理部が、自由に読み書きを行うことが可能である。
なお、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置20では、オーディオ信号送信装置10から送信されるオーディオ信号の受信や、オーディオ信号送信装置10との双方向通信は、無線伝送により行われてもよく、PLCや有線伝送により行われてもよいが、無線伝送により行われることが好ましい。
以上、本実施形態に係るオーディオ信号受信信装置20の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
<オーディオ信号受信装置の接続処理について>
続いて、図7を参照しながら、オーディオ信号送信装置10へのオーディオ信号受信装置20の接続処理について、詳細に説明する。図7は、本実施形態に係るオーディオ信号受信装置の接続処理を説明するための流れ図である。
まず、図7を参照しながら、オーディオ信号送信装置10とオーディオ信号受信装置20との間の接続処理について、詳細に説明する。
オーディオ信号送信装置10の電源がユーザによってONに設定されると(ステップS101)、オーディオ信号送信装置10は、自身に備えられているオーディオ信号出力部を介して音源の出力を開始する(ステップS103)。
ある時点で、オーディオ信号受信装置20の電源がユーザによってONに設定されると(ステップS105)、オーディオ信号受信装置20は、記憶部265等を参照しながら、接続情報送信部251を介して受信装置種別(例えば、オーディオ信号受信装置20がコンポであるのか、ヘッドホン等のオーディオ信号取得装置であるのか等)をオーディオ信号送信装置10へ通知する(ステップS107)。
オーディオ信号送信装置10では、受信装置送信情報取得部153が、オーディオ信号受信装置20からの受信装置種別通知を受信し、受信した内容を、チャンネル管理部155へと伝送する。チャンネル管理部155では、オーディオ信号受信装置20がオーディオ信号送信装置10に対して接続可能な装置であることを判断し、CHマッピング情報生成部159では、新たなCHマッピング情報が生成される(ステップS109)。
次に、オーディオ信号受信装置20は、オーディオ信号送信装置10に対して、オーディオ信号送信装置10の種別(例えば、サラウンドモードのCHマッピング情報を許容する装置なのか、マルチソースモードのCHマッピング情報を許容する装置なのか等)と、オーディオ信号送信装置10が現在使用しているCHマッピング情報の取得要求を通知する(ステップS111)。
オーディオ信号送信装置10の受信装置送信情報取得部153は、上記の取得要求を受信すると、接続管理情報送信部157が、送信装置10の種別とCHマッピング情報とをオーディオ信号受信装置20に送信する(ステップS113)。
送信装置10の種別およびCHマッピング情報を受信したオーディオ信号受信装置20は、次に、オーディオ信号送信装置10への接続確立要求と、再生を希望するチャンネルを、オーディオ信号送信装置10へと通知する(ステップS115)。
オーディオ信号受信装置20からの接続確立要求を受信したオーディオ信号送信装置10では、チャンネル管理部155において接続が確立しているオーディオ信号受信装置20の台数を更新し(ステップS117)、接続を許可する旨の通知(接続確立通知)をオーディオ信号受信装置20に通知する(ステップS119)。
オーディオ信号送信装置10との接続が確立したオーディオ信号受信装置20では、再生可能音源を選択して、オーディオ信号の再生を行う(ステップS121)。
以上説明したような手順にて、オーディオ信号受信装置20はオーディオ信号送信装置10に接続される。本実施形態に係る接続処理では、オーディオ信号受信装置20は、ユーザからの操作を待つことなく、電源の投入とともにオーディオ信号送信装置10への接続処理を開始するため、オーディオ信号受信装置20のユーザは、容易にオーディオ信号送信装置10との接続を行うことが可能となる。
<オーディオ信号送信装置の接続確認処理について>
次に、図8を参照しながら、オーディオ信号送信装置10が実施するオーディオ信号受信装置20の接続確認処理について、詳細に説明する。図8は、本実施形態に係るオーディオ信号送信装置10が実施する接続確認処理を説明するための流れ図である。
オーディオ信号送信装置10は、上述のように、所定の間隔でオーディオ信号受信装置20に対して接続確認を行い、オーディオ信号受信装置20との接続を維持するか否かを判定する。以下では、この接続確認処理について、詳細に説明する。なお、以下の説明においては、オーディオ信号送信装置10には、2台のオーディオ信号受信装置20A、20Bがそれぞれ接続されているものとする。
オーディオ信号送信装置10の受信装置稼動状況確認部151は、接続しているオーディオ信号受信装置20A、20Bに対して、その稼動状態を確認するための稼動状態確認信号を送信する(ステップS201)。稼動状態確認信号を受信したオーディオ信号受信装置では、受信した稼動状態確認信号に対する返信を行って、接続している旨を通知する(ステップS203、S205)。
オーディオ信号送信装置10では、オーディオ信号受信装置20からの返信を受信すると、接続状況を維持する処理を行うため、チャンネル管理部155では、接続状況の変更は行われず、CHマッピング情報生成部159においても、新たなCHマッピング情報の生成も行われない。
ここで、ある時点に、オーディオ信号受信装置20Bに供給されている電源が遮断され(ステップS207)、オーディオ信号受信装置20Bが電源OFFになってしまった場合を考える。
オーディオ信号送信装置10は、前回稼動状態確認信号を送信した時点(図8においては、ステップS201の時点)から所定の時間(例えば、1分程度)が経過すると、次の稼動状態確認信号を送信して、オーディオ信号受信装置20A、20Bの接続確認を行う(ステップS209)。
この場合、オーディオ信号受信装置20Aからは接続通知の返信がなされる(ステップS211)が、電源が遮断され電源OFFとなっているオーディオ信号受信装置20Bからは返信がなされない。
オーディオ信号送信装置10では、前回の確認時に接続関係が維持されていたオーディオ信号受信装置20Bからの返信がなかったことを受けて、オーディオ信号受信装置20Bとの接続を解消し、チャンネル管理部155は、接続状態にあるオーディオ信号受信装置の台数を更新する(ステップS213)。
その後、オーディオ信号受信装置20Aのユーザにより正式な手続きを経て電源がOFFにされると(ステップS215)、オーディオ信号受信装置20Aは、シャットダウン処理の一環として、オーディオ信号送信装置10に対して接続情報送信部251から接続解除通知が送信され(ステップS217)、オーディオ信号受信装置20Aの電源がOFFとなる。
オーディオ信号送信装置10では、オーディオ信号受信装置20Aからの接続解除通知を受けて、オーディオ信号受信装置20Aとの接続を解消し、チャンネル管理部155は、接続状態にあるオーディオ信号受信装置の台数を更新する(ステップS219)。
本実施形態に係るオーディオ信号伝送システム1では、かかる処理を所定の時間間隔ごとに自動で行っているため、オーディオ信号送信装置10とオーディオ信号受信装置20との接続の維持や接続解除を自動的に処理することが可能となる。
<オーディオ信号の変更要求処理について>
続いて、図9および図10を参照しながら、オーディオ信号受信装置20が行うオーディオ信号の変更要求処理について、詳細に説明する。図9は、本実施形態に係るオーディオ信号伝送システム1におけるチャンネル変更処理を説明するための説明図であり、図10は、本実施形態に係るオーディオ信号伝送システム1におけるチャンネル変更処理を説明するための流れ図である。
本実施形態に係るオーディオ信号伝送システム1においては、オーディオ信号受信装置20が、オーディオ信号送信装置10で採用しているオーディオ信号の送信方式を自動的に判別する。その結果、オーディオ信号受信装置20のユーザが、再生しているオーディオ信号の変更処理を指定した場合に、オーディオ信号受信装置20は、判別したオーディオ信号の送信方式に応じて、処理内容を選択する。これにより、オーディオ信号受信装置20のユーザは一定の操作を行っているだけにもかかわらず、オーディオ信号受信装置20は、オーディオ信号送信装置10の種別に応じて最適な処理を行うことができる。以下、このオーディオ信号の変更要求処理について、図9を参照しながら詳細に説明する。
[サラウンドモードに対応したオーディオ信号送信装置の場合]
まず、オーディオ信号受信装置20が、サラウンドモードの送信方式(第1の送信方式)を利用するオーディオ信号送信装置10Aからオーディオ信号を取得している場合について説明する。
オーディオ信号受信装置20が、オーディオ信号送信装置10Aに例えばラジオ波を利用して無線接続されると、オーディオ信号送信装置10Aは、オーディオ信号受信装置20に対して、オーディオ信号送信装置10Aが利用している送信方式に関する情報と、CHマッピング情報14Aとを送信する。オーディオ信号受信装置20のオーディオ信号送信方式判別部255は、送信されてきた送信方式に関する情報に基づいて、送信装置10Aが用いている送信方式を判別する。
この場合、オーディオ信号送信装置10Aから、利用している送信方式はサラウンドモードの送信方式である旨の情報が送信されるため、オーディオ信号送信方式判別部255は、親機であるオーディオ信号送信装置10Aは、サラウンドモードに対応した装置である旨を判別する。また、この判別結果は、例えば、送信されるCHマッピング情報14Aを参照することでも確認可能である。
サラウンドモードに対応した装置では、例えば図9に示したように、4チャンネルある送信回線のうち、1チャンネル(モノラル2チャンネル)にメインチャンネルが割り当てられ、残りの3チャンネルは、メインチャンネルから派生するサラウンド成分が割り当てられるサブチャンネルとなっている。
このような場合に、オーディオ信号受信装置20のユーザが、受信しているオーディオ信号(すなわち、オーディオ信号受信装置20にて再生しているオーディオ信号)の変更を、切り替えボタン等のキー操作部を介して指示すると、オーディオ信号受信装置20の取得希望信号通知部263は、オーディオ信号送信装置10Aに対してオーディオ信号の変更要求を通知する。
オーディオ信号送信装置10Aでは、例えば、現在チャンネル1に割り当てられているオーディオ信号がDVDから取得した信号である場合に、他の音源(オーディオソース)、例えば、チューナーやアナログインやデジタルイン等からオーディオ信号を取得するとともに、CHマッピング情報を更新する。具体的には、チャンネル1に割り当てられているオーディオ信号を次々に変更していくことで、オーディオ信号受信装置20のユーザが行う切り替えボタンの操作に対応する。また、オーディオ信号受信装置20では、新たに通知されるCHマッピング情報に基づいてオーディオ信号を取得して再生することで、ユーザの信号切り替え指示に対して処理を実行したことになる。
なお、サラウンドモードのCHマッピング情報に複数のメインチャンネルが存在する場合には、オーディオ信号送信装置10Aは、オーディオ信号の切り替えを、複数のメインチャンネルを利用して行うことも可能である。この場合には、オーディオ信号送信装置10Aは、オーディオ信号受信装置20に対して、オーディオ信号を取得すべきチャンネル(メインチャンネルが割り当てられているチャンネル)のロケーションに関するチャンネル情報(換言すれば、オーディオ信号受信装置20が接続可能なチャンネルに関するチャンネル情報)を送信する。オーディオ信号受信装置20では、受信したチャンネル情報と、CHマッピング情報とに基づいて、受信するオーディオ信号を変更する。
[マルチソースモードに対応したオーディオ信号送信装置の場合]
次に、オーディオ信号受信装置20が、マルチソースモードの送信方式(第2の送信方式)を利用するオーディオ信号送信装置10Bからオーディオ信号を取得している場合について説明する。
オーディオ信号受信装置20が、オーディオ信号送信装置10Bに例えばラジオ波を利用して無線接続されると、オーディオ信号送信装置10Bは、オーディオ信号受信装置20に対して、オーディオ信号送信装置10Bが利用している送信方式に関する情報と、CHマッピング情報14Bとを送信する。オーディオ信号受信装置20のオーディオ信号送信方式判別部255は、送信されてきた送信方式に関する情報に基づいて、送信装置10Bが用いている送信方式を判別する。
この場合、オーディオ信号送信装置10Bから、利用している送信方式はマルチソースモードの送信方式である旨の情報が送信されるため、オーディオ信号送信方式判別部255は、親機であるオーディオ信号送信装置10Bは、マルチソースモードに対応した装置である旨を判別する。また、この判別結果は、例えば、送信されるCHマッピング情報14Bを参照することでも確認可能である。
マルチソースモードに対応した装置では、例えば図9に示したように、4チャンネルある送信回線のすべてに、異なる音源から取得したオーディオ信号が、それぞれメインチャンネルとして割り当てられている。
このような場合に、オーディオ信号受信装置20のユーザが、受信しているオーディオ信号(すなわち、オーディオ信号受信装置20にて再生しているオーディオ信号)の変更を、切り替えボタン等のキー操作部を介して指示すると、オーディオ信号受信装置20の取得希望信号通知部263は、初めからオーディオ信号送信装置10Bに対してオーディオ信号の変更要求を通知せずに、ユーザの指示に対応する。
すなわち、マルチソースモードに対応したオーディオ信号送信装置10Bの場合には、4つ存在するチャンネルのすべてに、異なった音源から取得したオーディオ信号が割り当てられているため、オーディオ信号受信装置20では、オーディオ信号を取得するチャンネルを変更するだけで、ユーザの信号切り替え指示に対して処理を実行したことになる。
また、ユーザの信号切り替え指示に応じて存在するすべてのチャンネルのオーディオ信号を次々に受信したにもかかわらず、ユーザから信号切り替え指示が入力される場合には、オーディオ信号受信装置20の取得希望信号通知部263は、オーディオ信号送信装置10Bに対して、送信装置10Bが未だ送信していないオーディオ信号の存非(すなわち、図9で示した場合には、5番目の音源から取得したオーディオ信号の存非)を確認する。
オーディオ信号送信装置10Bから、上記のような未だ送信していないオーディオ信号が存在する旨の情報が伝達された場合には、オーディオ信号受信装置20の取得希望信号通知部263は、オーディオ信号送信装置10Bに対して、オーディオ信号の変更要求を通知する。オーディオ信号送信装置10Bでは、この通知を受けると、新たな音源(図9の場合には、第5の音源)からオーディオ信号を取得するとともに、CHマッピング情報を更新する。CHマッピング情報の更新に際しては、例えば、いずれか1つのチャンネルに割り当てられている信号を変更して、残りのチャンネルに割り当てられている信号は更新せずに利用する。続いて、オーディオ信号送信装置10Bでは、オーディオ信号受信装置20に対して、新たなCHマッピング情報と、接続すべきチャンネルに関するチャンネル情報とを送信する。オーディオ信号受信装置20では、新たに通知されるCHマッピング情報とチャンネル情報とに基づいてオーディオ信号を取得して再生することで、ユーザの信号切り替え指示に対して処理を実行したことになる。
また、オーディオ信号送信装置10Bから、上記のような未だ送信していないオーディオ信号が存在しない旨の情報が伝達された場合には、オーディオ信号受信装置20は、オーディオ信号送信装置10Bに対してオーディオ信号の変更要求を通知せずに、現在通知されているCHマッピング情報14Bに基づいて、再度オーディオ信号を受信するチャンネルを切り替える処理を実行する。
[オーディオ信号受信装置20のオーディオ信号変更要求処理について]
続いて、オーディオ信号受信装置20が実行するオーディオ信号の変更要求処理について、図10を参照しながら説明する。
オーディオ信号受信装置20のユーザが、切り替えボタン等のキー操作部を操作して、オーディオ信号の変更を指示すると(ステップS301)、オーディオ信号受信装置20の取得希望信号通知部263は、オーディオ信号送信方式判別部255から通知された判別結果を確認し(ステップS303)、オーディオ信号を取得しているオーディオ信号送信装置10の送信方式が、サラウンドモードなのか、マルチソースモードなのかを確認する。
親機であるオーディオ信号送信装置10の送信方式がマルチソースモードである場合には、取得希望信号通知部263は、最初からオーディオ信号送信装置10に対してオーディオ信号の変更希望を通知せず、既得のCHマッピング情報に基づいて、オーディオ信号受信部257が他のオーディオ信号を受信する(ステップS305)。
また、親機であるオーディオ信号送信装置10の送信方式がサラウンドモードである場合には、取得希望信号通知部263は、オーディオ信号送信装置10に対してオーディオ信号の変更希望を通知する(ステップS307)。通知を受けたオーディオ信号送信装置10では、新たなCHマッピング情報を生成して、オーディオ信号受信装置20へと送信する。オーディオ信号受信装置では、新たに通知されたCHマッピング情報を受信して(ステップS309)、受信した新たなCHマッピング情報に基づいて、他のオーディオ信号を受信する(ステップS311)。
他のオーディオ信号の受信が終了すると、オーディオ信号受信装置20は、受信したオーディオ信号を出力する(ステップS313)。オーディオ信号受信装置20のユーザが、更に切り替えボタンを操作した場合には、オーディオ信号受信装置20は、上記のステップを繰り返して対応することとなる。
[オーディオ信号送信装置におけるCHマッピング情報の更新について]
なお、上記のオーディオ信号の変更処理に際して、オーディオ信号送信装置10にてCHマッピング情報の更新を行う必要がある場合に、オーディオ信号送信装置10は、各チャンネルからオーディオ信号を取得しているオーディオ信号受信装置20の台数に応じて、更新処理を実行するチャンネルを変更することが可能である。
オーディオ信号送信装置10では、チャンネル管理部155が、各チャンネルからオーディオ信号を取得しているオーディオ信号受信装置20の台数を把握している。そのため、オーディオ信号送信装置10は、CHマッピング情報の更新に際して、チャンネル管理部155が管理しているオーディオ信号受信装置20の接続台数に基づいて処理を行うことが可能である。
例えば、図11に示したように、各チャンネルの接続状況16が、チャンネル1には3台、チャンネル2には2台、チャンネル3には0台、チャンネル4には1台であった場合に、CHマッピング情報生成部159は、上記の情報をチャンネル管理部155から取得して、CHマッピング情報の変更により影響を受ける受信装置20の台数が最も少なくなるように、CHマッピング情報14の更新を行う。すなわち、図11に示したような接続状況である場合には、CHマッピング情報生成部159は、接続台数が0台であるチャンネル3のCHマッピング情報14を変更する。
また、すべてのチャンネルにオーディオ信号受信装置20が接続している場合には、接続台数の最も少ないチャンネルについて、チャンネルの変更処理を行う。また、オーディオ信号受信装置20が接続しているチャンネルの接続台数が1台である場合(すなわち、変更要求を通知しているオーディオ信号受信装置20のみが接続している場合)には、このチャンネルに関してCHマッピング情報の変更を行う。
このような処理を行うことで、CHマッピング情報の変更により影響を受ける受信装置20の台数を少なくすることが可能である。
以上説明したように、本実施形態に係るオーディオ信号伝送システム1では、オーディオ信号の伝送に加えて、送信装置10と受信装置20との間で双方向データ通信を行うため、子機であるオーディオ信号受信装置20で利用できるメインチャンネルが1チャンネルのみの場合(すなわち、オーディオ信号送信装置10がサラウンドモード対応の装置である場合)でも、親機であるオーディオ信号送信装置10に切り替え要求を行うことで、親機の音源(オーディオソース)を変更することが可能となる。
また、親機であるオーディオ信号送信装置10の送信方式にかかわらず、オーディオ信号受信装置20のユーザはチャンネル切り替えボタン等でオーディオソースを切り替えることが可能となるため、ユーザは、親機であるオーディオ信号送信装置10の種類(サラウンドモード対応の装置か、マルチソースモード対応の装置か)を意識することなく操作を行うことができ、より簡便にオーディオ信号受信装置20を操作することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、チャンネル数がステレオ4チャンネルである場合について説明したが、チャンネル数の個数は上述の場合に限定されるわけではなく、4チャンネル以上であってもよい。設定可能なチャンネル数は、オーディオ信号送信装置やオーディオ信号受信装置に設けられるCPUやDSPの処理能力に依存するため、これらのプロセッサの処理能力に応じてチャンネル数を変化させることが可能である。
本発明の第1の実施形態に係るオーディオ信号伝送システムを説明するための説明図である。 同実施形態に係るオーディオ信号送信装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係るオーディオ信号受信装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係るオーディオ信号送信装置の構成を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係るチャンネルマッピング情報の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係るチャンネルマッピング情報の一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係るオーディオ信号受信装置の構成を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係るオーディオ信号受信装置の接続処理を説明するための流れ図である。 同実施形態に係るオーディオ信号送信装置の接続確認処理を説明するための流れ図である。 同実施形態に係るオーディオ信号伝送システムにおけるチャンネル変更処理を説明するための説明図である。 同実施形態に係るオーディオ信号伝送システムにおけるチャンネル変更処理を説明するための流れ図である。 同実施形態に係るオーディオ信号伝送システムにおけるチャンネル変更処理を説明するための説明図である。
符号の説明
1 オーディオ信号伝送システム
10 オーディオ信号送信装置
12 オーディオ信号出力装置
20 オーディオ信号受信装置
151 受信装置稼働状況確認部
153 受信装置送信情報取得部
155 チャンネル管理部
157 接続管理情報送信部
159 チャンネルマッピング情報生成部
161,265 記憶部
163 送信オーディオ信号取得部
165 オーディオ信号送信部
251 接続情報送信部
253 接続管理情報受信部
255 オーディオ信号送信方式判別部
257 オーディオ信号受信部
259 オーディオ信号出力制御部
261 入力部
263 取得希望信号通知部

Claims (14)

  1. 複数のチャンネルを介して外部接続機器より送信されたオーディオ信号を受信するオーディオ信号受信装置であって、
    前記外部接続機器が送信する前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を前記外部接続機器から受信する接続管理情報受信部と、
    前記チャンネルマッピング情報に基づいて前記外部接続機器における前記オーディオ信号の送信方式を判別するオーディオ信号送信方式判別部と、
    前記チャンネルマッピング情報に基づいて、前記外部接続機器から前記オーディオ信号を受信するオーディオ信号受信部と、
    送信される前記オーディオ信号の変更要求を前記外部接続機器に通知する取得希望信号通知部と、
    を備え、
    受信する前記オーディオ信号を変更する際、前記オーディオ信号の送信方式が、前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1のチャンネルに、単一の音源から取得した複数のオーディオ信号に含まれるサラウンド信号を割り当てて送信する第1の送信方式であった場合、前記取得希望信号通知部は、前記外部接続機器に対して、前記一つの音源から取得したオーディオ信号を送信するチャンネルにて送信される前記オーディオ信号の変更要求を通知し、
    受信する前記オーディオ信号を変更する際、前記オーディオ信号の送信方式が、複数の音源から取得したオーディオ信号をそれぞれの前記音源ごとに前記複数のチャンネルに割り当てて送信する第2の送信方式であった場合、前記オーディオ信号受信部は、前記外部接続機器から受信する前記オーディオ信号の前記チャンネルを変更する
    ことを特徴とする、オーディオ信号受信装置。
  2. 前記接続管理情報受信部は、
    前記オーディオ信号受信部が接続可能な前記チャンネルに関するチャンネル情報を前記外部接続機器から受信し、
    前記オーディオ信号受信部は、
    前記チャンネルマッピング情報および前記チャンネル情報に基づいて、前記オーディオ信号を取得する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のオーディオ信号受信装置。
  3. 受信する前記オーディオ信号を変更する際、前記オーディオ信号受信部が前記複数のチャンネルで送信されている前記オーディオ信号を全て確認した後に、前記取得希望信号通知部は、前記外部接続機器に対して通信を行い、前記外部接続機器が未だ送信していないオーディオ信号の存非を確認し、
    前記未だ送信していないオーディオ信号が存在する場合には、前記取得希望信号通知部は、前記外部接続機器に対して、前記複数のチャンネルにて送信される前記オーディオ信号の変更要求を通知し、
    前記未だ送信していないオーディオ信号が存在しない場合には、前記オーディオ信号受信部は、前記外部接続機器から受信する前記オーディオ信号の前記チャンネルを変更する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のオーディオ信号受信装置。
  4. オーディオ信号を複数のチャンネルを介して外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信装置であって、
    前記複数のチャンネルそれぞれで送信している前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を、前記オーディオ信号送信装置に接続されている前記外部接続機器へと送信する接続管理情報送信部と、
    前記外部接続機器から送信された外部接続機器送信情報を受信する外部接続機器送信情報取得部と、
    前記外部接続機器送信情報に基づいて、当該外部接続機器送信情報を反映した前記チャンネルマッピング情報を生成するチャンネルマッピング情報生成部と、
    前記チャンネルマッピング情報に応じて前記オーディオ信号を前記オーディオ信号送信装置に接続されている外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信部と、
    を備えることを特徴とする、オーディオ信号送信装置。
  5. 前記オーディオ信号送信装置は、
    前記複数のチャンネルのそれぞれから前記オーディオ信号を受信している前記外部接続機器の個数を含む前記外部接続機器の接続状況を管理するチャンネル管理部を更に備える
    ことを特徴とする、請求項4に記載のオーディオ信号送信装置。
  6. 前記オーディオ信号送信装置は、
    前記外部接続機器から送信された外部接続機器送信情報を受信する外部接続機器送信情報取得部を更に備え、
    前記チャンネル管理部は、
    前記外部接続機器送信情報に基づいて、前記複数のチャンネルを管理する
    ことを特徴とする、請求項5に記載のオーディオ信号送信装置。
  7. 前記チャンネルマッピング情報生成部は、
    各前記チャンネルから前記オーディオ信号を受信している前記外部接続機器の個数を、前記チャンネル管理部より取得し、
    前記オーディオ信号を受信している前記外部接続機器の個数が少ない前記チャンネルの前記チャンネルマッピング情報を更新する
    ことを特徴とする、請求項5に記載のオーディオ信号送信装置。
  8. 送信可能な前記オーディオ信号が前記チャンネル数よりも多く、前記外部接続機器送信情報取得部が前記外部接続機器より前記オーディオ信号の変更要求を取得した場合に、
    前記チャンネルマッピング情報生成部は、前記チャンネルマッピング情報を更新して未送信の前記オーディオ信号を前記複数のチャンネルのいずれか一つに割り当てる
    ことを特徴とする、請求項5に記載のオーディオ信号送信装置。
  9. 前記接続管理情報送信部は、
    前記外部接続機器が接続可能な前記チャンネルに関するチャンネル情報を更に含む前記接続管理情報を、前記外部接続機器に送信する
    ことを特徴とする、請求項8に記載のオーディオ信号送信装置。
  10. 前記オーディオ信号送信装置における前記オーディオ信号の送信方式が、複数の音源から取得したオーディオ信号を前記複数のチャンネルで送信する方式であった場合に、
    前記チャンネルマッピング情報生成部は、前記外部接続機器送信情報取得部が前記外部接続機器より前記オーディオ信号の変更要求を取得した後に、前記チャンネルマッピング情報を変更する
    ことを特徴とする、請求項5に記載のオーディオ信号送信装置。
  11. オーディオ信号を複数のチャンネルを介して外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信装置と、前記オーディオ信号送信装置から送信された前記オーディオ信号を受信するオーディオ信号受信装置と、備えるオーディオ信号伝送システムであって、
    前記オーディオ信号送信装置は、
    前記複数のチャンネルそれぞれで送信している前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を、前記オーディオ信号送信装置に接続されている前記オーディオ信号受信装置を含む前記外部接続機器へと送信する接続管理情報送信部と、
    前記外部接続機器から送信された外部接続機器送信情報を受信する外部接続機器送信情報取得部と、
    前記外部接続機器送信情報に基づいて、当該外部接続機器送信情報を反映した前記チャンネルマッピング情報を生成するチャンネルマッピング情報生成部と、
    前記チャンネルマッピング情報に応じて前記オーディオ信号を前記オーディオ信号送信装置に接続されている外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信部と、
    を備え、
    前記オーディオ信号受信装置は、
    前記外部接続機器が送信する前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を前記外部接続機器から受信する接続管理情報受信部と、
    前記チャンネルマッピング情報に基づいて前記外部接続機器における前記オーディオ信号の送信方式を判別するオーディオ信号送信方式判別部と、
    前記チャンネルマッピング情報に基づいて、前記外部接続機器から前記オーディオ信号を受信するオーディオ信号受信部と、
    送信される前記オーディオ信号の変更要求を前記外部接続機器に通知する取得希望信号通知部と、
    を備え、
    受信する前記オーディオ信号を変更する際、前記オーディオ信号の送信方式が、前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1のチャンネルに、単一の音源から取得した複数のオーディオ信号に含まれるサラウンド信号を割り当てて送信する第1の送信方式であった場合、前記取得希望信号通知部は、前記オーディオ信号送信装置に対して、前記一つの音源から取得したオーディオ信号を送信するチャンネルにて送信される前記オーディオ信号の変更要求を通知し、
    受信する前記オーディオ信号を変更する際、前記オーディオ信号の送信方式が、複数の音源から取得したオーディオ信号をそれぞれの前記音源ごとに前記複数のチャンネルに割り当てて送信する第2の送信方式であった場合、前記オーディオ信号受信部は、前記オーディオ信号送信装置から受信する前記オーディオ信号の前記チャンネルを変更する
    ことを特徴とする、オーディオ信号伝送システム。
  12. オーディオ信号を複数のチャンネルを介して外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信装置と、前記オーディオ信号送信装置から送信された前記オーディオ信号を受信するオーディオ信号受信装置と、備えるオーディオ信号伝送システムでオーディオ信号を伝送するオーディオ信号伝送方法であって、
    前記複数のチャンネルそれぞれで送信している前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を、前記オーディオ信号送信装置に接続されている前記オーディオ信号受信装置を含む外部接続機器へと送信するステップと、
    前記チャンネルマッピング情報に応じて前記オーディオ信号を前記オーディオ信号送信装置に接続されている外部接続機器へと送信するステップと、
    前記オーディオ信号送信装置が前記外部接続機器より前記オーディオ信号の変更要求を取得した場合に、前記チャンネルマッピング情報を変更するステップと、
    を含むことを特徴とする、オーディオ信号伝送方法。
  13. コンピュータを、複数のチャンネルを介して外部接続機器より送信されたオーディオ信号を受信するオーディオ信号受信装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記外部接続機器が送信する前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を前記外部接続機器から受信する接続管理情報受信機能と、
    前記チャンネルマッピング情報に基づいて前記外部接続機器における前記オーディオ信号の送信方式を判別するオーディオ信号送信方式判別機能と、
    前記チャンネルマッピング情報に基づいて、前記外部接続機器から前記オーディオ信号を受信するオーディオ信号受信機能と、
    送信される前記オーディオ信号の変更要求を前記外部接続機器に通知する取得希望信号通知機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  14. コンピュータを、オーディオ信号を複数のチャンネルを介して外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記複数のチャンネルそれぞれで送信している前記オーディオ信号の種別を表すチャンネルマッピング情報を含む接続管理情報を、前記オーディオ信号送信装置に接続されている前記外部接続機器へと送信する接続管理情報送信機能と、
    前記外部接続機器から送信された外部接続機器送信情報を受信する外部接続機器送信情報取得機能と、
    前記外部接続機器送信情報に基づいて、当該外部接続機器送信情報を反映した前記チャンネルマッピング情報を生成するチャンネルマッピング情報生成機能と、
    前記チャンネルマッピング情報に応じて前記オーディオ信号を前記オーディオ信号送信装置に接続されている外部接続機器へと送信するオーディオ信号送信機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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