JP2005202052A - チャンネル数可変オーディオ配信システム、オーディオ配信装置、オーディオ受信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】データ復号部24、25、混合部27及び再生部28を備えるオーディオ再生装置10を用いる。データ復号部24、25は、オーディオデータを復号し、オーディオ信号を出力する。ただし、オーディオデータは、第1チャネル数の第1オーディオデータ及び第2チャネル数の第2オーディオデータの一方を含む。オーディオ信号は、第1及び第2オーディオデータを復号した第1及び第2オーディオ信号のうちのオーディオデータに対応したものを含む。混合部27は、オーディオ信号が第1オーディオ信号及び第2オーディオ信号のうちの一方から他方へ切り替わるとき、一方の信号もしくは他方の信号における各チャネルの信号について比率を連続的に変化させながら混合した混合信号をオーディオ信号として出力する。再生部28は、オーディオ信号を再生する。
【選択図】 図1
Description
本発明により、チャネル数の異なるオーディオデータを音像の移動が滑らかになるように切り替えて再生することができ、聞き手に違和感や主観音声品質の劣化を感じさせること無く、オーディオデータのチャネル数を変更することが可能となる。ここで、例えば、第1オーディオデータは、2チャネル(ステレオ)や5.1チャネルのデータであり、対応する第2オーディオデータは、モノラルや2チャネル(ステレオ)のデータである。一方の信号と他方の信号との比率を連続的に変化させる場合、一定の割合で変化させなくても良く、例えば、最初と最後を緩やかに変化させ、途中を比較的急に変化させるようにすることも可能である。
ここでは、インターネット網でオーディオデータを配信する方法であるIETF(Internet Engineering Task Force) RFC1889で規定されたリアルタイム通信プロトコルRTP(Real−time Tranport Protocol)を用いた例を説明する。その際、RFC1889で規定されているRTCP(RTP Control Protocol)パケットを用いてパケット損失率やラウンドトリップ時間(RTT)等の伝送路に関する情報を得ることもできる。ただし、本発明はその通信プロトコルに限定されるものではなく、データ配信に用いられる他の通信プロトコルを用いることも可能である。
図1は、本発明のオーディオ配信システムの第1の実施の形態を示す構成図である。オーディオ配信システム1は、伝送路3を介して双方向通信可能に接続されたサーバ10とクライアント端末20とを具備する。
データ送信部13は、ステレオデータを格納するステレオデータベース14とモノラルデータを格納するモノラルデータベース15とを含む。
ステレオからモノラルに切り替わってからt秒後のステレオ信号の左チャネルの信号(L信号)と右チャネルの信号(R信号)をそれぞれL(t)、R(t)とする。加算部32は、ステレオ信号であるL信号とR信号とに基づいて、それらのモノラル信号M(t)を次式で計算し、乗算部35へ出力する。
M(t)={L(t)+R(t)}/2 (1)
ゲイン計算部31は、経過時間tに基づいて、乗算部33、34の係数A={(T−t)/T}、及び、乗算部35の係数B=(t/T)を計算し、乗算部33、34、及び、乗算部35へ出力する。
乗算部33は、ステレオ信号であるL信号と係数Aとに基づいて、その乗算の結果{(T−t)/T}×L(t)を加算部36に出力する。
乗算部34は、ステレオ信号であるR信号と係数Aとに基づいて、その乗算の結果{(T−t)/T}×R(t)を加算部37に出力する。
乗算部35は、モノラル信号M(t)と係数Bとに基づいて、その乗算の結果(t/T)×M(t)を加算部36及び加算部37に出力する。
Lsm(t)={(T−t)/T}×L(t)+(t/T)×M(t) (2)
加算部37は、乗算部34の出力と乗算部35の出力とに基づいて、以下の式で平滑化後のR信号であるRsm(t)を計算し、再生部28へ出力する。
Rsm(t)={(T−t)/T}×R(t)+(t/T)×M(t) (3)
ここで、モノラルからステレオに切り替わってからt秒後のステレオ信号の左チャネルの信号(L信号)と右チャネルの信号(R信号)をそれぞれL(t)、R(t)とする。加算部32は、ステレオ信号であるL信号とR信号とに基づいて、それらのモノラル信号M(t)を次式で計算し、乗算部35へ出力する。
M(t)={L(t)+R(t)}/2 (1)
乗算部33は、ステレオ信号であるL信号と係数Aとに基づいて、その乗算の結果(t/T)×L(t)を加算部36に出力する。
乗算部34は、ステレオ信号であるR信号と係数Aとに基づいて、その乗算の結果(t/T)×R(t)を加算部37に出力する。
乗算部35は、モノラル信号M(t)と係数Bとに基づいて、その乗算の結果{(T−t)/T}×M(t)を加算部36及び加算部37に出力する。
Lms(t)=(t/T)×L(t)+{(T−t)/T}×M(t) (4)
加算部37は、乗算部34の出力と乗算部35の出力とに基づいて、以下の式で平滑化後のR信号であるRms(t)を計算し、再生部28へ出力する。
Rms(t)=(t/T)×R(t)+{(T−t)/T}×M(t) (5)
S(t)=ΣL(t)×R(t+τ)
ただし、Σは、τ=−T/2〜T/2の範囲で加算。
Lsm(t)={(2T−t)/2T}×L(t)+(t/2T)×R(t) (2’)
Rsm(t)=(t/2T)×L(t)+{(2T−t)/2T}×R(t) (3’)
Lms(t)=(T+t/2T)×L(t)+{(T−t)/2T}×R(t) (4’)
Rms(t)=(T−t/2T)×L(t)+{(T+t)/2T}×R(t) (5’)
サーバ10側におけるデータ送信部13は、データベース(14又は15)から取得したオーディオデータ及び送信時刻等を格納し、RTPヘッダを付与されたRTCP SRパケット(送信データ)を生成する(ステップS1)。RTPヘッダは、パケットの送信順番を示す連続した番号であるシーケンス番号やオーディオを再生する時刻を示すタイムスタンプ等を含む。オーディオデータとしては、送信制御部12の指令に基づいて、ステレオデータ及びモノラルデータのいずれかを選択する。そして、そのSRパケット(送信データ)をクライアント端末20に伝送路3を介して送信する(ステップS2)。
図5は、本発明のオーディオ配信システムの第2の実施の形態を示す構成図である。オーディオ配信システム1bは、伝送路3を介して双方向通信可能に接続されたサーバ10bとクライアント端末20bとを具備する。
5.1チャネルから2チャネルに切り替わってからt秒後の5.1チャネルにおける正面、左前、左後、右前、及び右後に対する信号をそれぞれC(t)、Lf(t)、Lr(t)、Rf(t)、Rr(t)とする。
R(t)={Rf(t)+Rr(t)}/2 (7)
加算部68は、Lf(t)、Lr(t)とに基づいて、2チャネル信号L(t)を次式で計算し、乗算部78及び加算部69へ出力する。
L(t)={Lf(t)+Lr(t)}/2 (8)
加算部69は、R(t)、L(t)とに基づいて、平滑化に用いる信号LR(t)を次式で計算し、乗算部79へ出力する。
LR(t)={L(t)+R(t)}/2
={Lf(t)+Lr(t)+Rf(t)+Rr(t)}/4 (9)
ゲイン計算部61は、経過時間tに基づいて、乗算部72〜76の係数A={(T−t)/T}、及び、乗算部77〜79の係数B=(t/T)を計算し、乗算部72〜76、及び、乗算部77〜79へ出力する。
乗算部72〜76は、C(t)、Lf(t)、Lr(t)、Rf(t)、Rr(t)と係数Aとに基づいて、その乗算の結果{(T−t)/T}×各信号、をそれぞれ加算部62〜66に出力する。
乗算部77〜79は、L1(t)、R1(t)、LR(t)と係数Bとに基づいて、その乗算の結果(t/T)×各信号、をそれぞれ加算部63、64、加算部65、66、加算部62に出力する。
C52(t)={(T−t)/T}×C(t)+(t/T)×LR(t) (10)
加算部63は、乗算部73の出力と乗算部78の出力とに基づいて、以下の式で平滑化後のLf(t)であるLf52(t)を計算し、再生部28へ出力する。
Lf52(t)={(T−t)/T}×Lf(t)+(t/T)×L(t) (11)
加算部64は、乗算部74の出力と乗算部78の出力とに基づいて、以下の式で平滑化後のLr(t)であるLr52(t)を計算し、再生部28へ出力する。
Lr52(t)={(T−t)/T}×Lr(t)+(t/T)×L(t) (12)
加算部65は、乗算部75の出力と乗算部77の出力とに基づいて、以下の式で平滑化後のRf(t)であるRf52(t)を計算し、再生部28へ出力する。
Rf52(t)={(T−t)/T}×Rf(t)+(t/T)×R(t) (13)
加算部66は、乗算部76の出力と乗算部77の出力とに基づいて、以下の式で平滑化後のRr(t)であるRr52(t)を計算し、再生部28へ出力する。
Rr52(t)={(T−t)/T}×Rr(t)+(t/T)×R(t) (14)
2チャネルから5.1チャネルに切り替わってからt秒後の5.1チャネルにおける正面、左前、左後、右前、及び右後に対する信号をそれぞれC(t)、Lf(t)、Lr(t)、Rf(t)、Rr(t)とする。
R(t)={Rf(t)+Rr(t)}/2 (7)
加算部68は、Lf(t)、Lr(t)とに基づいて、2チャネル信号L(t)を次式で計算し、乗算部78及び加算部69へ出力する。
L(t)={Lf(t)+Lr(t)}/2 (8)
加算部69は、R(t)、L(t)とに基づいて、平滑化に用いる信号LR(t)を次式で計算し、乗算部79へ出力する。
LR(t)={L(t)+R(t)}/2
={Lf(t)+Lr(t)+Rf(t)+Rr(t)}/4 (9)
乗算部72〜76は、C(t)、Lf(t)、Lr(t)、Rf(t)、Rr(t)と係数Aとに基づいて、その乗算の結果(t/T)×各信号、を加算部62〜66に出力する。
乗算部77〜79は、L1(t)、R1(t)、LR(t)と係数Bとに基づいて、その乗算の結果{(T−t)/T}×各信号、を加算部63、64、加算部65、66、加算部62に出力する。
C25(t)=(t/T)×C(t)+{(T−t)/T}×LR(t) (15)
加算部63は、乗算部73の出力と乗算部78の出力とに基づいて、以下の式で平滑化後のLf(t)であるLf25(t)を計算し、再生部28へ出力する。
Lf25(t)=(t/T)×Lf(t)+{(T−t)/T}×L(t) (16)
加算部64は、乗算部74の出力と乗算部78の出力とに基づいて、以下の式で平滑化後のLr(t)であるLr25(t)を計算し、再生部28へ出力する。
Lr25(t)=(t/T)×Lr(t)+{(T−t)/T}×L(t) (17)
加算部65は、乗算部75の出力と乗算部77の出力とに基づいて、以下の式で平滑化後のRf(t)であるLf25(t)を計算し、再生部28へ出力する。
Rf25(t)=(t/T)×Rf(t)+{(T−t)/T}×R(t) (18)
加算部66は、乗算部76の出力と乗算部77の出力とに基づいて、以下の式で平滑化後のRr(t)であるLr25(t)を計算し、再生部28へ出力する。
Rr25(t)=(t/T)×Rr(t)+{(T−t)/T}×R(t) (19)
図7は、本発明のオーディオ配信システムの第3の実施の形態を示す構成図である。オーディオ配信システム1は、伝送路3を介して双方向通信可能に接続されたサーバ10aとクライアント端末20aとを具備する。
図8は、本発明のオーディオ配信システムの第4の実施の形態を示す構成図である。オーディオ配信システム1は、伝送路3を介して双方向通信可能に接続されたサーバ10aとクライアント端末20cとを具備する。
図10は、本発明のオーディオ配信システムの第5の実施の形態を示す構成図である。オーディオ配信システム1dは、伝送路3を介して双方向通信可能に接続されたサーバ10dとクライアント端末20dとを具備する。
データ送信部93は、スステレオデータベース94とモノラルデータベース95とを含み、所定の通信プロトコルに基づいて、各データベースの内から選択されたオーディオデータをサーバ10dへ配信する。ステレオデータベース94はステレオデータを格納し、モノラルデータベース95はモノラルデータを格納する。
サーバ90におけるデータ送信部93は、データベース(94、95)から取得したオーディオデータ(例示:ステレオデータ、モノラルデータ)を用いて、所定の通信プロトコルに対応する送信データを生成する(ステップS31)。そして、その送信データをサーバ10dへ伝送路3dを介して送信する(ステップS32)。
加えて、サーバがデータを切り替える際の平滑化を一括して行っているので、クライアント端末に遅延部や平滑切替部を有している必要が無くなる。
3、3d 伝送路
10a、10b、10c、10d、90 サーバ
11 情報受信部
12 送信制御部
13、13a、13c、53、93 データ送信部
14、54、94 ステレオデータベース
15、55、95 モノラルデータベース
16 データ受信部
17 平滑切替部
20a、20b、20c、20d クライアント端末
21、21a データ受信部
22 情報取得部
23 情報送信部
24、84 モノラル復号部
25、85 ステレオ復号部
26、86 遅延部
27、87 平滑切替部
28、88 再生部
31、61 ゲイン計算部
32、36、37、43、62〜69 加算部
33、34、35、44、72〜79 乗算部
40 マイク
41 Lマイク
42 Rマイク
45 ステレオ符号化部
46 モノラル符号化部
Claims (27)
- オーディオデータを復号し、オーディオ信号を出力するデータ復号部と、
前記オーディオデータは、第1チャネル数を有する第1オーディオデータ及び第2チャネル数を有する第2オーディオデータのいずれか一方を含み、
前記オーディオ信号は、前記第1オーディオデータを復号した第1オーディオ信号及び前記第2オーディオデータを復号した第2オーディオ信号のうちの前記オーディオデータに対応したものを含み、
前記オーディオ信号が前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号のいずれか一方の信号から他方の信号へ切り替わるとき、前記一方の信号もしくは前記他方の信号における各チャネルの信号について比率を連続的に変化させながら混合した混合信号を前記オーディオ信号として出力する混合部と
を具備する
オーディオ再生装置。 - 請求項1に記載のオーディオ再生装置において、
前記混合部は、前記オーディオ信号が前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号のいずれか一方の信号から他方の信号へ切り替わるとき、前記第1オーディオ信号から前記第2チャネル数の擬似第2オーディオ信号を生成し、前記第1オーディオ信号と前記擬似第2オーディオ信号との比率を連続的に変化させた前記混合信号として出力する
オーディオ再生装置。 - 請求項2に記載のオーディオ再生装置において、
前記混合部は、前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号を所定の時間だけ遅延させて、遅延第1オーディオ信号及び遅延第2オーディオ信号を出力する遅延部と、
前記オーディオ信号が前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号のいずれか一方の信号から他方の信号へ切り替わるとき、前記所定の時間の間、前記擬似第2オーディオ信号を生成し、前記第1オーディオ信号と前記擬似第2オーディオ信号との比率を連続的に変化させた前記混合信号として出力する平滑部と
を備える
オーディオ再生装置。 - 請求項1又は2に記載のオーディオ再生装置において、
前記オーディオデータにおける前記第1オーディオデータ及び前記第2オーディオデータのいずれか一方から他方への切替を検出する検出部を更に具備し、
前記検出部は、前記混合部へ前記切替のタイミングを通知し、
前記混合部は、前記切替のタイミングに会わせて、前記混合信号を出力する
オーディオ再生装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のオーディオ再生装置において、
前記混合部は、前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号のいずれか一方の信号から他方の信号へ切り替わるとき、前記一方の信号と前記他方の信号との比率を連続的に変化させる時間の長さを前記オーディオ信号の性質に応じて変化させる
オーディオ再生装置。 - 請求項5に記載のオーディオ再生装置において、
前記オーディオ信号の性質は、前記オーディオ信号の各チャネルの信号同士の相関である
オーディオ再生装置。 - ネットワークを介してオーディオデータを配信先へ送信するデータ送信部と、
前記オーディオデータは、第1チャネル数を有する第1オーディオデータ及び第2チャネル数を有する第2オーディオデータのいずれか一方を含み、
前記ネットワークを介した前記配信先への送信の状態に関するデータを含む返信データを前記配信先から受信する情報受信部と、
前記返信データに基づいて、前記第1オーディオデータ及び前記第2オーディオデータのいずれか一方を前記オーディオデータとして選択し、選択された前記オーディオデータを前記データ送信部に送信させる制御部と
を具備する
オーディオデータ配信サーバ。 - 請求項7に記載のオーディオデータ配信サーバにおいて、
前記第1オーディオデータを格納する第1オーディオデータベースと、
前記第2オーディオデータを格納する第2オーディオデータベースと
を更に具備する
オーディオデータ配信サーバ。 - 請求項7に記載のオーディオデータ配信サーバにおいて、
前記オーディオデータを受信するデータ受信部を更に具備し、
前記データ送信部は、
前記オーディオデータを復号してオーディオ信号を取得する切替部を備え、
前記オーディオ信号は、前記第1オーディオデータを復号した第1オーディオ信号及び前記第2オーディオデータを復号した第2オーディオ信号のうちの前記オーディオデータに対応したものを含み、
前記切替部は、前記オーディオ信号が前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号のいずれか一方の信号から他方の信号へ切り替わるとき、前記一方の信号もしくは前記他方の信号における各チャネルの信号について比率を連続的に変化させながら混合した混合信号を前記オーディオ信号とし、前記オーディオ信号を符号化して出力する
オーディオデータ配信サーバ。 - ネットワークを介してオーディオデータを配信するサーバと、
前記オーディオデータは、第1チャネル数を有する第1オーディオデータ及び第2チャネル数を有する第2オーディオデータのいずれか一方を含み、
前記ネットワークを介して前記オーディオデータを受信する請求項1乃至6のいずれか一項に記載のオーディオ再生装置と
を具備する
オーディオデータ配信システム。 - 請求項10に記載のオーディオデータ配信システムにおいて、
オーディオ再生装置は、前記オーディオデータの受信に基づいて、前記ネットワークの通信状態を示す返信データを前記サーバへ送信し、
前記サーバは、請求項7乃至10のいずれか一項に記載のオーディオデータ配信システムである
オーディオデータ配信システム。 - オーディオデータを復号して、オーディオ信号を出力するステップと、
ここで、前記オーディオデータは、第1チャネル数を有する第1オーディオデータ及び第2チャネル数を有する第2オーディオデータのいずれか一方を含み、
前記オーディオ信号は、前記第1オーディオデータを復号した第1オーディオ信号及び前記第2オーディオデータを復号した第2オーディオ信号のうちの前記オーディオデータに対応したものを含み、
前記オーディオ信号が前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号のいずれか一方の信号から他方の信号へ切り替わるとき、前記一方の信号もしくは前記他方の信号における各チャネルの信号について比率を連続的に変化させながら混合した混合信号を前記オーディオ信号として出力するステップと、
前記オーディオ信号を再生するステップと
を具備する
オーディオ再生方法。 - 請求項12に記載のオーディオ再生方法において、
前記混合信号を出力するステップは、前記第1オーディオ信号から前記第2チャネル数の擬似第2オーディオ信号を生成するステップと、
前記第1オーディオ信号と前記擬似第2オーディオ信号との比率を連続的に変化させた前記混合信号として出力するステップと
を備える
オーディオ再生方法。 - 請求項13に記載のオーディオ再生方法において、
前記擬似第2オーディオ信号を生成するステップは、
前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号を所定の時間だけ遅延させて、遅延第1オーディオ信号及び遅延第2オーディオ信号を出力するステップと、
前記所定の時間の間、前記擬似第2オーディオ信号を生成するステップと
を備える
オーディオ再生方法。 - 請求項12又は13に記載のオーディオ再生方法において、
前記オーディオデータにおける前記第1オーディオデータ及び前記第2オーディオデータのいずれか一方から他方への切替を検出するステップを更に具備し、
前記混合信号を出力するステップは、前記切替のタイミングに会わせて前記混合信号を出力する
オーディオ再生方法。 - ネットワークを介してオーディオデータを配信先へ送信するステップと、
前記オーディオデータは、第1チャネル数を有する第1オーディオデータ及び第2チャネル数を有する第2オーディオデータのいずれか一方を含み、
前記ネットワークを介した前記配信先への送信の状態に関するデータを含む返信データを前記配信先から受信するステップと、
前記返信データに基づいて、前記第1オーディオデータ及び前記第2オーディオデータのいずれか一方を前記オーディオデータとして選択するステップと
を具備し、
前記オーディオデータを配信先へ送信するステップは、選択された前記オーディオデータを送信する
オーディオデータ配信方法。 - 請求項16に記載のオーディオデータ配信方法において、
前記第1オーディオデータを第1オーディオデータベースから取得するステップと、
前記第2オーディオデータを格納する第2オーディオデータベースから取得するステップと
を更に具備する
オーディオデータ配信方法。 - 請求項16に記載のオーディオデータ配信方法において、
前記オーディオデータをネットワークを介して受信するステップを更に具備し、
前記オーディオデータを前記配信先へ送信するステップは、
前記オーディオデータを復号してオーディオ信号を取得するステップと、
前記オーディオ信号は、前記第1オーディオデータを復号した第1オーディオ信号及び前記第2オーディオデータを復号した第2オーディオ信号のうちの前記オーディオデータに対応したものを含み、
前記オーディオ信号が前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号のいずれか一方の信号から他方の信号へ切り替わるとき、前記一方の信号もしくは前記他方の信号における各チャネルの信号について比率を連続的に変化させながら混合した混合信号を前記オーディオ信号として出力するステップと、
前記オーディオ信号を符号化するステップと
を備える
オーディオデータ配信方法。 - ネットワークを介してオーディオデータを配信先へ送信するステップと、
前記オーディオデータは、第1チャネル数を有する第1オーディオデータ及び第2チャネル数を有する第2オーディオデータのいずれか一方を含み、
前記ネットワークを介して前記オーディオデータを受信して、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のオーディオ再生方法を実行するステップと
を具備する
オーディオデータ送受信方法。 - 請求項19に記載のオーディオデータ送受信方法において、
前記オーディオデータの受信に基づいて、前記ネットワークの通信状態を示す返信データを、前記配信先から送信するステップと、
前記返信データに基づいて、前記第1オーディオデータ及び前記第2オーディオデータのいずれか一方を前記オーディオデータとして前記オーディオ再生装置へ配信するステップと
を更に具備する
オーディオデータ送受信方法。 - オーディオデータを復号して、オーディオ信号を出力するステップと、
ここで、前記オーディオデータは、第1チャネル数を有する第1オーディオデータ及び前記第1チャネル数よりも小さい第2チャネル数を有する第2オーディオデータのいずれか一方を含み、
前記オーディオ信号は、前記第1オーディオデータを復号した第1オーディオ信号及び前記第2オーディオデータを復号した第2オーディオ信号のうちの前記オーディオデータに対応したものを含み、
前記オーディオ信号が前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号のいずれか一方の信号から他方の信号へ切り替わるとき、前記一方の信号もしくは前記他方の信号における各チャネルの信号について比率を連続的に変化させながら混合した混合信号を前記オーディオ信号として出力するステップと、
前記オーディオ信号を再生するステップと
を具備するオーディオ再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 請求項21に記載のプログラムにおいて、
前記混合信号を出力するステップは、前記第1オーディオ信号から前記第2チャネル数の擬似第2オーディオ信号を生成するステップと、
前記第1オーディオ信号と前記擬似第2オーディオ信号との比率を連続的に変化させた前記混合信号として出力するステップと
を備えるプログラム。 - 請求項22に記載のプログラムにおいて、
前記擬似第2オーディオ信号を生成するステップは、
前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号を所定の時間だけ遅延させて、遅延第1オーディオ信号及び遅延第2オーディオ信号を出力するステップと、
前記所定の時間の間、前記擬似第2オーディオ信号を生成するステップと
を備える
プログラム。 - 請求項21又は22に記載のプログラムにおいて、
前記オーディオデータにおける前記第1オーディオデータ及び前記第2オーディオデータのいずれか一方から他方への切替を検出するステップを更に具備し、
前記混合信号を出力するステップは、前記切替のタイミングに会わせて前記混合信号を出力する
プログラム。 - ネットワークを介してオーディオデータを配信先へ送信するステップと、
前記オーディオデータは、第1チャネル数を有する第1オーディオデータ及び前記第2チャネル数を有する第2オーディオデータのいずれか一方を含み、
前記ネットワークを介した前記配信先への送信の状態に関するデータを含む返信データを前記配信先から受信するステップと、
前記返信データに基づいて、前記第1オーディオデータ及び前記第2オーディオデータのいずれか一方を前記オーディオデータとして選択するステップと
を具備し、
前記オーディオデータを配信先へ送信するステップは、選択された前記オーディオデータを送信する
オーディオデータ配信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 請求項25に記載のプログラムにおいて、
前記第1オーディオデータを第1オーディオデータベースから取得するステップと、
前記第2オーディオデータを格納する第2オーディオデータベースから取得するステップと
を更に具備する
プログラム。 - 請求項25に記載のプログラムにおいて、
前記オーディオデータをネットワークを介して受信するステップを更に具備し、
前記オーディオデータを前記配信先へ送信するステップは、
前記オーディオデータを復号してオーディオ信号を取得するステップと、
前記オーディオ信号は、前記第1オーディオデータを復号した第1オーディオ信号及び前記第2オーディオデータを復号した第2オーディオ信号のうちの前記オーディオデータに対応したものを含み、
前記オーディオ信号が前記第1オーディオ信号及び前記第2オーディオ信号のいずれか一方の信号から他方の信号へ切り替わるとき、前記一方の信号もしくは前記他方の信号における各チャネルの信号について比率を連続的に変化させながら混合した混合信号を前記オーディオ信号として出力するステップと
を備える
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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