JP2009060282A - 携帯電子機器及び表示輝度制御方法 - Google Patents

携帯電子機器及び表示輝度制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高い処理能力を必要とせず、少ない消費電力で焼き付きを極力防止できる携帯電子機器及び表示輝度制御方法を提供する。
【解決手段】電池電圧監視部111が行った各種デバイスの動作チェックの結果を基に、表示部6以外の全てのデバイスが動作していなかった場合には、表示輝度制御部112はADコンバータ10が取得した回路基板の電流値と予め決定されたしきい値Thとを比較し、現在の電流値がしきい値Thよりも大きい場合には、表示部6のOLEDパネルが焼き付きを抑えることができる輝度以上で表示されていると判断して、OLEDパネルの表示輝度を焼き付きを抑えることができるレベル以下にまで下げる。
【選択図】図5

Description

本発明は、焼き付きを起こす恐れのある有機ELディスプレイ(OLED)等、ディスプレイデバイスを有する携帯電子機器及び表示輝度制御方法に関する。
現在、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯電子機器には、表示デバイスとして主に液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)が搭載されている。
しかし、LCDはバックライトを必要とするために消費電力が大きく、内蔵電源(充電池)等で駆動するため使用できる電力量に限りがある携帯電子機器では、より消費電力の小さい表示デバイスを採用したい、という要請がある。
LCDに代わる表示デバイスとして、近年では有機EL(有機Electro luminescence、以下、OLED(Organic Light-Emitted Diode)と称する)ディスプレイが注目され、LCDが持つ高解像度、薄型軽量の特徴と、CRT(Cathode Ray tube)ディスプレイが持つ高コントラスト、広視野角の特徴とを合わせ持つため、携帯電子機器の表示デバイスとして採用が検討されるようになっている。
OLEDは、CRTディスプレイやプラズマディスプレイ同様、自発光型の表示デバイスであり、ガラス基板上にITO(Indium Tin Oxide)からなるアノード電極が形成され、その上に、ホール輸送層、発光層、電子輸送層からなる有機層と、金属電極とからなるカソード電極が形成されている。
LCDは、輝度がバックライトにより液晶パネルに入射される光量で制御されるのに対し、OLEDは、有機層に流れる電流により制御されるため、発光していない部分は完全に黒表示となりコントラストが非常に高いという特徴を持つ。
OLEDの各素子は、緑色、青色、赤色等のいずれかの単色に発光し、これらの素子(画素)が多数並ぶことによりフルカラーの表示が可能なディスプレイが作成される。ところが、OLEDの各素子は、有機物に通電して色を変化させるようになっているため、表示が行われる時間、すなわち有機物に通電した時間に比例して、有機物が劣化し、素子の発光輝度が低下してしまう。
このため、素子の劣化が発生し、発光の輝度が徐々に落ちていく現象が生じる。具体的には、同一の画素に高い輝度で同じ色の発光を長時間行わせた場合に、当該画素における発光表示素子の有機物が劣化して当該素子の発光輝度が低下してしまう現象である。発光輝度の劣化が生じてしまうと、劣化を起こした画素と隣接する画素とで同一色を表示させているにもかかわらず色合いが異なる、という焼き付きと呼ばれる事態が発生する。
一方、OLEDや液晶ディスプレイにおいて焼き付き現象の対策のための技術が種々提案されている(例えば特許文献1〜4参照)。
特許文献1には、データ表示の表示速度を設定し、設定された速度で画像を表示させる無線通信端末が開示されている。
特許文献2には、外部電源の接続を検知したときに表示の反転表示と非反転表示の切換えを行う表示装置が開示されている。
特許文献3には、表示エリアを複数に分割して時間に応じて表示エリアを変更する端末装置が開示されている。
特許文献4には、RGB各発光素子のうち、発光輝度の経時的劣化速度が大きい素子に対応する色ほど、画像の白表示部を構成するRGB比率が小さくなるように、計算により画像の白表示の色度座標を決定する携帯型電話機が開示されている。
特開2002−268601号公報 特開2003−186434号公報 特開2003−223160号公報 特開2003−280588号公報
携帯電話等の携帯電子機器は、携帯性を高めるために、処理能力や電池容量の点で制限がある場合が多く、それほど高い処理能力や大きな電池容量を有していない場合が多い。
上述した特許文献1〜4に開示された技術では、焼き付き防止のために消費電力が多くかかってしまう、或いは、高い処理能力が必要とされる。このため、安価に表示の焼き付きを防止したOLEDを搭載する携帯電子機器を提供することが難しい、という不利益があった。
本発明は上記した不利益を解消するためになされたものであり、高い処理能力を必要とせず、少ない消費電力で焼き付きを極力防止できる携帯電子機器及び表示輝度制御方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、第1の発明の携帯電子機器は、電源部と、当該電源部から電力供給を受けて各々所定の機能を実現する複数のデバイスとを有する携帯電子機器であって、複数の発光素子を有する多数の表示画素を縦横に配して構成され、表示時の表示輝度を変化させることが可能な表示部と、前記複数のデバイスが動作状態であるか否かを確認する動作確認部と、前記電源部からの供給電流の電流値を取得する電流値取得部と、前記動作確認部により、前記表示部以外の前記複数のデバイスが動作していないことが確認され、かつ前記電流値取得部が取得した電流値が第1のしきい値よりも大きい場合には、前記表示部の表示時の輝度を低下させるように制御する表示輝度制御部と、を有する。
好適には、操作入力を受け付ける操作部を有し、前記第1のしきい値は、前記動作確認部により前記表示部以外の前記複数のデバイスが動作していないことが確認された状態で、予め前記操作部への操作入力により選択された表示輝度で前記表示部に所定の画像を表示させたときの消費電流値である。
好適には、前記表示輝度制御部は、前記動作確認部により、前記表示部と、消費電流値が時間辺り固定である所定のデバイス以外の前記複数のデバイスが全て動作していないことが前記動作確認部により確認され、かつ前記電流値取得部が取得した電流値が第2のしきい値よりも大きい場合には、前記表示部の表示時の輝度を低下させるように制御する。
好適には、操作入力を受け付ける操作部を有し、前記所定のデバイスは、前記操作部に対する照明手段であり、前記第2のしきい値は、前記第1のしきい値に前記照明手段による消費電流値を加えた値である。
第2の発明の表示輝度制御方法は、複数の発光素子を有する多数の表示画素を縦横に配して構成され、表示時の表示輝度を変化させることが可能な表示部と、電源部と、当該電源部から電力供給を受けて各々所定の機能を実現する複数のデバイスと、を有する携帯電子機器における表示輝度制御方法であって、前記複数のデバイスが動作状態であるか否かを確認する動作確認ステップと、前記電源部からの供給電流の電流値を取得する電流値取得ステップと、前記動作確認ステップにおいて前記表示部以外の前記複数のデバイスが動作していないことが確認された場合に、前記電流値取得ステップにおいて取得された電流値が第1のしきい値より大きいか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにおいて、前記電流値が前記第1のしきい値よりも大きいと判断された場合に、前記表示部の表示時の輝度を低下させるように制御するステップと、を有する。
本発明によれば、高い処理能力を必要とせず、少ない消費電力で焼き付きを極力防止できる携帯電子機器及び表示輝度制御方法を提供することができる。
以下、本発明の携帯電子機器の一例として携帯電話100について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本第1実施形態の携帯電話100の各構成について説明するためのブロック図である。
図1に示すように、携帯電話100は、通信部1と、操作部2(本発明の操作部に対応)と、音声処理部3と、スピーカ4と、マイク5と、表示部6(本発明の表示部に対応)と、カメラ7と、記憶部8と、電源部9と、ADコンバータ10(本発明の電流値取得部に対応)と、制御部11とを有する。
図2は、携帯電話100の外観の一例を示す図である。
図2に示すように、携帯電話100は、上部筐体101と下部筐体102とがヒンジ部103によって開閉可能に接続されている。
図2(a)は携帯電話100の筐体が開かれた状態を、図2(b)は携帯電話100の筐体が閉じられた状態を示している。
上部筐体101は、スピーカ4及び表示部6を有する。
下部筐体102は、操作部2及びマイク5を有する。
通信部1は、複数の通信システムを捕捉し、通信ネットワークに接続される図示しない基地局との間で無線通信を行い、各種データの送受信を行う。各種データとは、音声通話時の音声データ、メール送受信時のメールデータ、ウェブ閲覧時のウェブページデータ等である。
操作部2は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キーなど、各種の機能が割り当てられたキーを有しており、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部11に出力する。
また、操作部2はキーバックライト21を有する。キーバックライト21は、操作部2の各種キーに仕込まれた発光デバイスであり、キー操作時等に発光するようになっている。
音声処理部3は、スピーカ4から出力される音声信号やマイク5において入力される音声信号の処理を行う。すなわち、マイク5から入力される音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部11に出力する。また、制御部11から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ4に出力する。
表示部6は、多数の画素(複数色の発光素子の組み合わせ)を縦横に配して構成される、例えば有機EL(OLED)パネルを用いて構成されており、制御部11から供給される映像信号に応じた画像を表示する。例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における発信元の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、電池残量、発信成否、待ち受け画面等を表示する。
なお、表示部6は、後述する電池電圧監視部111から通知された電池電圧を基に電池残量の表示を行う。すなわち、電池電圧監視部111から通知された電池電圧を基に、例えば3本のラインを有する電池ピクトを表示する。この場合電池ピクトの3本のラインのうちは、電池残量に比例した数だけ表示される。
以下、OLEDパネルについて簡単に説明する。
OLEDパネルの構成の一例を図3に示す。
OLEDパネルは、図3に示すように、タイミング制御部61と、カラム駆動部62と、ロウ駆動部63と、OLED電源部64と、OLEDパネル65とにより構成される。
後述する制御部11から出力された映像信号(VIDEO)は、タイミング制御部61により、RGB信号、垂直同期(VD)および水平同期信号(HD)に分離される。このうち、RGB信号は、一旦、カラム駆動部62によりアナログラッチで保持された後、指定されたタイミングでOLEDパネル65のカラム本数分並列に一度に出力される。OLED電源部64から出力された信号は、それぞれ電圧から電流値に変換され、カラムを定電流駆動する。これにより、所定周期ごとの表示更新を行う。
また、VDおよびHDは、ロウ駆動部63で所定の電圧に変換され、カラムで出力された定電流信号で選択された画素のONまたはOFF状態を決定する。例えば、横がm画素、縦がn画素のOLEDパネル65を想定すれば、OLEDパネル65は、m本のカラム電極と、n本のロウ電極とを有していることになる。n本のロウ電極は、ロウ電極の1行目からn行目を順次走査しており、ある動作時間のみカラム電極を介して駆動される定電流信号によって動作状態となる。このように、1行目のロウ電極から最下段のn行目のロウ電極まで逐次走査が切替えられて1画面分のアドレスが更新される。このときの1行目からn行目までの走査パルス列によって生成される1画面分の画像をフレームといい、連続的に画像を表示させるためにこの画面走査が繰り返し行われる。
以上のようにして表示部6のOLEDパネルに画像が表示される。
カメラ7は、例えばCCD(Charge Coupled Device)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)のイメージセンサにより構成された撮像デバイスである。カメラ7は、後述する制御部11の制御に従って起動し、画像を撮影して制御部11に送る。
記憶部8は、携帯電話100の各種処理に利用される各種データを記憶する。例えば、制御部11が実行するコンピュータのプログラム、通信相手の電話番号や電子メールアドレス等の個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、待ち受け画面用の画像ファイル、カメラ7が撮像した画像ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータなどを保持する。なお、上記した記憶部8は、例えば不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(例えばSRAM、DRAM)などによって構成される。
電源部9は、携帯電話100の各構成に電力を供給するための電力供給デバイスである。電源部9は、例えば、リチウムイオン2次電池等の蓄電池により構成される。電源部9は、その電池残量が少なくなってきた場合等、外部の電源と接続されることによる充電が可能である。
ADコンバータ10は、携帯電話100の各構成が搭載された回路基板の電流を測定しデジタル値に変換する。なお、ここで回路基板の電流とは、電源部9からの供給電流の総量を指している。より正確には、電源部9では、この電源部9が有する図1に図示しない電源制御部により全てのデバイスへの供給電流が制御されており、供給電流の合計の値が消費電流値として、ADコンバータ10によってデジタル値に変換され取得された上で制御部11に供給されることになる。
制御部11は、携帯電話100の全体的な動作を統括的に制御する。すなわち、携帯電話の各種の処理(回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWebサイトの閲覧など)が操作部2の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各ブロックの動作(通信部1における信号の送受信、音声処理部3における音声の入出力、表示部6における画像の表示、カメラ7による撮像など)を制御する。
制御部11は、記憶部8に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。すなわち、記憶部8に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
制御部11は、電池電圧監視部111(本発明の動作確認部に対応)と、表示輝度制御部112(本発明の表示輝度制御部に対応)を有する。
電池電圧監視部111は、電源部9の電池電圧を検知することにより、電源部9の電池の残量を監視する。
ここで、携帯電話100の各種デバイスが動作し消費電流(電源部9からの供給電流)が増大しているときには電圧降下が起こるため、電池電圧監視部111が電源部9の電池電圧が実際よりも低く検知してしまう。これを補正するために、電池電圧監視部111は携帯電話100の各種デバイスの動作をチェックしており、デバイスが動作しているときには検知した電圧を所定量だけ補正するようにしている。ここで、補正する所定値は、例えば予め設定された値であり、記憶部8に記憶された値である。
携帯電話100のデバイスは、例えばキーバックライト21、スピーカ4、マイク5、表示部6、カメラ7等、電流を比較的大量に消費する表示部6以外の携帯電話100の全てのデバイスである。例えば、各種デバイスはそれぞれの動作開始時及び動作終了時に動作開始或いは終了を電池電圧監視部111に通知する。電池電圧監視部111は各デバイスからの動作開始通知或いは動作終了通知を受けて当該デバイスが動作中であるか否かのチェックを行う。
図4は、電池電圧監視部111の動作例を示したフローチャートである。
ステップST1:
電池電圧監視部111は、所定時間ごとに、電源部9の電池電圧の検知と各種デバイスの動作チェックとを行う。
ステップST2:
ステップST1における各種デバイスの動作チェックにおいて、制御部11の他に、現在動作しているデバイスが存在した場合には、ステップST3に進み、現在動作しているデバイスが存在しない場合には、ステップST4に進む。
ステップST3:
電池電圧監視部111は、デバイスが動作している分だけ、ステップST1において検知した電池電圧の補正を行う。電池電圧の補正は、ステップST1において検知した電池電圧に所定の数値を加算することにより行う。ここで加算される所定の数値は、動作しているデバイスごとに決定された値であり、この値は例えば各デバイスの動作時と非動作時の消費電力を実測する等して予め決定しておけばよい。
ステップST4:
電池電圧監視部111は、ステップST3において補正した電池電圧の値、或いはステップST1において検知された電池電圧の値を表示部6に通知する。表示部6は、これを受けて電池ピクトの表示を行う。
また、電池電圧監視部111は、ステップST2におけるデバイスの動作チェックの結果(どのデバイスが動作しているか)を後述する表示輝度制御部112に通知する。
その後ステップST1に戻り、所定時間ごとに電池電圧の検知とデバイスの動作のチェックを行うことになる。
電池電圧監視部111は以上のように電池電圧及び各種デバイスの動作を監視している。
表示輝度制御部112は、表示部6のOLEDパネルに焼き付きが生じにくいように、表示時の輝度を制御する。
以下、表示輝度制御部112の動作について図5のフローチャートを参照して説明する。
図5は、表示輝度制御部112の動作例を示したフローチャートである。
ステップST11:
表示輝度制御部112は、図4において説明した電池電圧監視部111から通知された携帯電話100の各種デバイスの動作チェックの結果を基に、表示部6以外のデバイスが動作しているか否かを判断する。
表示部6以外の全てのデバイスが動作していなかった場合はステップST12に進み、表示部6以外にも動作しているデバイスが存在した場合にはステップST11を繰り返す。
ステップST12:
表示輝度制御部112は、ADコンバータ10から回路基板の電流値を取得する。
ステップST13:
表示輝度制御部112は、ステップST12において取得した電流値と、予め決定されたしきい値Th(本発明の第1のしきい値に相当)とを比較し、ステップST12において取得した電流値の方が大きい場合はステップST14に進み、ステップST12において取得した電流値の方が小さい場合はステップST11に戻って各工程を繰り返す。
予め設定されたしきい値について説明する。
電池電圧監視部111により表示部6を除く全てのデバイスが動作していないことが分かっている状態で、表示部6のOLEDパネルが焼き付きを抑えることができる(OLEDパネルの各画素の寿命を延ばすことができる)輝度で発光している時の回路基板上を流れる電流値を予めADコンバータ10により測定しておく。この値は、表示部6のOLEDパネルの焼き付きを防ぎつつ表示を行う場合の、表示部6の他のデバイスが動作していない状態での電流値であり、この値をしきい値Thとして記憶部8に記憶しておく。
なお、表示部6のOLEDパネルの焼き付きを抑えることができる輝度は、例えば経験的に導出された輝度である。
或いは、しきい値Thを決定するための表示部6のOLEDパネルの輝度をユーザが自由に設定できるようにしてもよい。すなわち、所定の画像を表示部6のOLEDパネルに表示し、ユーザの操作部2に対する操作によって輝度が変化するようになっているしきい値設定画面において、ユーザに好みの輝度を設定させ、ユーザが設定した輝度で表示部6のOLEDパネルが表示中であるときの回路基板の電流値をしきい値Thとして設定し記憶部8に記憶しておくようにしてもよい。
ステップST14:
表示輝度制御部112は、表示部6のOLEDパネルの輝度を、焼き付きを抑えることができるレベル以下にまで下げるように表示部6を制御し、ステップST11に戻る。焼き付きが抑えることができるレベルの輝度は、例えば予め設定されていても良いし、ユーザが設定できるようにしてもよい。
以上のように、表示輝度制御部112は、表示部6のOLEDパネルが焼き付きを抑えることができる輝度以上で表示を行っている場合には、回路基板を流れる電流値からそれを察知し、OLEDパネルの表示輝度を焼き付きを抑えることができるレベル以下にまで下げるので、表示部6のOLEDパネルの焼き付きを抑えることができる。
以上説明したように、本第1実施形態の携帯電話100においては、電池電圧監視部111が行った各種デバイスの動作チェックの結果を基に、表示部6以外の全てのデバイスが動作していなかった場合には、表示輝度制御部112はADコンバータ10が取得した回路基板の電流値と予め決定されたしきい値Thとを比較し、現在の電流値がしきい値Thよりも大きい場合には、表示部6のOLEDパネルが焼き付きを抑えることができる輝度以上で表示されていると判断して、OLEDパネルの表示輝度を焼き付きを抑えることができるレベル以下にまで下げるため、簡単な判断機能と少ない消費電力とで過剰な明るさでOLEDパネルに表示が行われ続ける事態を防止することができ、OLEDパネルの焼き付きを抑えることができる。
また、ユーザの好みの輝度に合わせてしきい値Thを設定可能であるため、ユーザが輝度を下げたくないと思う輝度で表示されている場合に、電流値がしきい値を超え表示輝度制御部112が輝度を抑えるように制御してしまい、OLEDパネルの表示がユーザが望むよりも暗い表示となってしまう、という事態を回避することができる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態では、第1実施形態において説明した携帯電話100の変形例について説明する。従って、以下では第1実施形態と異なる動作をするに関してのみ説明を行う。
以下、第1実施形態と異なる動作をする構成について説明する。
表示輝度制御部112は、表示部6のOLEDパネルに焼き付きが生じないように、表示時の輝度を制御する。第1実施形態においては、表示輝度制御部112は表示部6以外のデバイスが動作しているか否かをチェックし、表示部6以外の全てのデバイスが動作していない場合にのみ、ADコンバータ10が取得した回路基板の電流値を用いて表示部6のOLEDの輝度を下げるように制御するか否かを決定していたが、本第2実施形態の表示輝度制御部112は、消費電流が時間辺り一定のデバイス、例えばキーバックライト21が動作しているか否かのチェックを行い、消費電流が時間辺り一定のデバイスが動作している場合にも、表示部6のOLEDの輝度を下げるように制御するか否かの決定を行う。
以下、第2実施形態の表示輝度制御部112の動作例について説明する。
図6は、第2実施形態の表示輝度制御部112の動作例を説明するためのフローチャートである。
図6に示すフローチャートでは、消費電流が時間辺り一定であるデバイスがキーバックライト21である場合について説明する。キーバックライト21は、操作部2が操作される際に発光するが、その際の消費電流は例えば約7mAでほぼ固定である(これに対して、通信部1等、他のデバイスは、ON状態での消費電流量が一律でなく、大きく変動する)。
ステップST21:
表示輝度制御部112は、第1実施形態の図4において説明した電池電圧監視部111から通知された携帯電話100の各種デバイスの動作チェックの結果を基に、表示部6とキーバックライト21以外のデバイスが動作しているか否かを判断する。
表示部6とキーバックライト21以外の全てのデバイスが動作していなかった場合はステップST22に進み、表示部6とキーバックライト21以外に動作しているデバイスが存在した場合にはステップST21を繰り返す。
ステップST22:
表示輝度制御部112は、電池電圧監視部111から通知された携帯電話100の各種デバイスの動作チェックの結果を基に、キーバックライト21が動作しているか否かを判断する。キーバックライト21が動作している場合はステップST23に進み、キーバックライト21が動作していない場合はステップST25に進む。
ステップST23:
表示輝度制御部112は、ADコンバータ10から回路基板の電流値を取得する。
ステップST24:
表示輝度制御部112は、ステップST23において取得した電流値と、予め決定されたしきい値Th_key(本発明の第2のしきい値に相当)とを比較し、ステップST23において取得した電流値の方が大きい場合はステップST27に進み、ステップST23において取得した電流値の方が小さい場合はステップST21に戻って各工程を繰り返す。
予め設定されたしきい値Th_keyについて説明する。
電池電圧監視部111により表示部6とキーバックライト21を除く全てのデバイスが動作していないことが分かっている状態で(すなわちキーバックライト21が点灯している状態で)、表示部6のOLEDパネルが焼き付きを抑えることができる輝度で発光している時の回路基板上を流れる電流値を予めADコンバータ10により測定しておく。この値は、表示部6のOLEDパネルの焼き付きを防ぎつつ表示を行う場合の、表示部6とキーバックライト21以外のデバイスが動作していない状態での電流値であり、この値をしきい値Th_keyとして記憶部8に記憶しておく。
なお、表示部6のOLEDパネルの焼き付きを抑えることができる輝度は、例えば経験的に導出された輝度である。
しきい値Th_keyは、例えば第1実施形態において説明したしきい値Thに、固定の電流値(すなわちキーバックライト21の場合は7mA)を加算して算出すればよい。
ステップST25:
表示輝度制御部112は、ADコンバータ10から回路基板の電流値を取得する。
ステップST26:
表示輝度制御部112は、ステップST25において取得した電流値と、予め決定されたしきい値Th(本発明の第1のしきい値に相当)とを比較し、ステップST25にて取得した電流値の方が大きい場合はステップST27に進み、電流値の方が小さい場合はステップST21に戻って各工程を繰り返す。
ステップST27:
表示輝度制御部112は、表示部6のOLEDパネルの輝度を、焼き付きを抑えることができるレベル以下にまで下げるように表示部6を制御し、ステップST21に戻る。焼き付きが抑えることができるレベルの輝度は、例えば予め設定されていても良いし、ユーザが設定できるようにしてもよい。
OLEDパネルの画素を構成する発光素子の劣化を生じにくくするためには、発光輝度を抑えることが有効である。しかし、OLEDパネルの全体輝度をあまり大きく抑えると、OLEDパネルの長所である色彩表現力までも低下してしまう。そこで、サンプル画像を記憶部8に格納しておき、表示部6及び制御部11以外のデバイスが動作していない状態にて、このサンプル画像を表示部6に表示させ、この表示輝度を予めユーザの許容できる範囲で操作部2の操作に応じて段階的に変化させると共に1つの表示輝度を選択させるように構成することにより、焼き付きを抑えることができるレベルの輝度をユーザが設定可能であるようにすることも好ましい。加えて、サンプル画像を表示させた際に他のデバイスをオフ状態にすれば、このときの消費電力をしきい値Thとして取得することができる。以上のようにして取得したしきい値Thと、選択された表示輝度とを記憶部8に格納し、それ以降「OLEDパネルの焼き付きを抑えることができるレベルの輝度」にて表示を行う際には、記憶部8に格納された表示輝度を用いるようにすることで、ユーザが許容できる範囲内での良好な視認性を確保しつつ、焼き付き発生の防止を行うことができる。
以上のように、表示輝度制御部112は、キーバックライト21のような時間辺りの消費電流が固定値であるデバイスが動作している時にも、表示部6のOLEDパネルが焼き付きを抑えることができる輝度以上で表示を行っている場合には、回路基板を流れる電量からそれを察知し、OLEDパネルの表示輝度を焼き付きを抑えることができるレベル以下にまで下げるので、表示部6のOLEDパネルの焼き付きを抑えることができる。
以上説明したように、本第2実施形態の携帯電話100においては、電池電圧監視部111が行った各種デバイスの動作チェックの結果を基に、表示部6とキーバックライト21のような時間辺りの消費電流が固定値であるデバイス以外の全てのデバイスが動作していなかった場合には、表示輝度制御部112はADコンバータ10が取得した回路基板の電流値と予め決定されたしきい値Th_keyとを比較し、現在の電流値がしきい値Th_keyよりも大きい場合には、表示部6のOLEDパネルが焼き付きを抑えることができる輝度以上で表示されていると判断して、OLEDパネルの表示輝度を焼き付きを抑えることができるレベル以下にまで下げるため、制御部11以外の全てのデバイスの動作が停止していない状態でも、動作しているデバイスがキーバックライト21のように消費電流が固定値である場合には表示部6のOLEDパネルの焼き付きを抑える処理を実行することができる。
また、OLEDパネルを構成する発光素子は、ある程度の輝度までの発光であれば劣化速度は遅く、それを超える輝度での発光を行うと劣化速度が大きく増加してしまう、という特性を有する。つまり、最大輝度での発光よりも、最大輝度から若干輝度を落とすだけでも発光素子の劣化を大幅に抑えることができる。この特性のために、本発明によれば、各デバイスの動作状況に応じてわずかでも表示部6全体の発光輝度を抑えるように制御することにより、全発光素子の劣化を大きく抑えることができ、劣化の目立つ素子を作らないことができるようになり、ひいては発光輝度差が各画素間で目立たず、焼き付き現象を生じにくくすることにも繋がる。
なお、上述した実施形態においては、時間辺りの消費電流が固定値であるデバイスの一例としてキーバックライト21を例にとって説明したが、本発明はこれには限定されない。消費電流値が時間辺り固定であれば、他のデバイスでもよい。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、本発明の携帯電子機器の一例として携帯電話100について説明したが、本発明はこれには限定されない。すなわち、例えばPDA(Personal Digital Assistants)等、携帯可能かつOLEDパネル等、画素の劣化による焼き付きを生じるタイプの表示部を有する電子機器全てに適用が可能である。
図1は、第1実施形態の携帯電話の各構成について説明するためのブロック図である。 図2は、第1実施携帯の携帯電話の外観の一例を示す図である。 図3は、OLEDパネルの構成の一例を示す図である。 図4は、電池電圧監視部の動作例を示したフローチャートである。 図5は、第1実施形態の表示輝度制御部の動作例を示したフローチャートである。 図6は、第2実施形態の表示輝度制御部の動作例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100…携帯電話、101…上部筐体、102…下部筐体、103…ヒンジ部、111…電池電圧監視部、112…表示輝度制御部、1…通信部、2…操作部、21…キーバックライト、3…音声処理部、4…スピーカ、5…マイク、6…表示部、61…タイミング制御部、62…カラム駆動部、63…ロウ駆動部、64…OLED電源部、65…OLEDパネル、7…カメラ、8…記憶部、9…電源部、10…ADコンバータ、11…制御部

Claims (5)

  1. 電源部と、当該電源部から電力供給を受けて各々所定の機能を実現する複数のデバイスとを有する携帯電子機器であって、
    複数の発光素子を有する多数の表示画素を縦横に配して構成され、表示時の表示輝度を変化させることが可能な表示部と、
    前記複数のデバイスが動作状態であるか否かを確認する動作確認部と、
    前記電源部からの供給電流の電流値を取得する電流値取得部と、
    前記動作確認部により、前記表示部以外の前記複数のデバイスが動作していないことが確認され、かつ前記電流値取得部が取得した電流値が第1のしきい値よりも大きい場合には、前記表示部の表示時の輝度を低下させるように制御する表示輝度制御部と、
    を有することを特徴とする携帯電子機器。
  2. 操作入力を受け付ける操作部
    を有し、
    前記第1のしきい値は、前記動作確認部により前記表示部以外の前記複数のデバイスが動作していないことが確認された状態で、予め前記操作部への操作入力により選択された表示輝度で前記表示部に所定の画像を表示させたときの消費電流値である
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記表示輝度制御部は、前記動作確認部により、前記表示部と、消費電流値が時間辺り固定である所定のデバイス以外の前記複数のデバイスが全て動作していないことが前記動作確認部により確認され、かつ前記電流値取得部が取得した電流値が第2のしきい値よりも大きい場合には、前記表示部の表示時の輝度を低下させるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  4. 操作入力を受け付ける操作部
    を有し、
    前記所定のデバイスは、前記操作部に対する照明手段であり、
    前記第2のしきい値は、前記第1のしきい値に前記照明手段による消費電流値を加えた値である
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器。
  5. 複数の発光素子を有する多数の表示画素を縦横に配して構成され、表示時の表示輝度を変化させることが可能な表示部と、電源部と、当該電源部から電力供給を受けて各々所定の機能を実現する複数のデバイスと、を有する携帯電子機器における表示輝度制御方法であって、
    前記複数のデバイスが動作状態であるか否かを確認する動作確認ステップと、
    前記電源部からの供給電流の電流値を取得する電流値取得ステップと、
    前記動作確認ステップにおいて前記表示部以外の前記複数のデバイスが動作していないことが確認された場合に、前記電流値取得ステップにおいて取得された電流値が第1のしきい値より大きいか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて、前記電流値が前記第1のしきい値よりも大きいと判断された場合に、前記表示部の表示時の輝度を低下させるように制御するステップと、
    を有することを特徴とする表示輝度制御方法。
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WO2019144669A1 (zh) * 2018-01-29 2019-08-01 京东方科技集团股份有限公司 像素电路的检测方法、显示面板的驱动方法和显示装置

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