JP2009204705A - 表示装置および携帯電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電池残量が十分の場合には、通常のユーザインターフェイスUI1で表示し(ステップ502)、また、電池残量が低下した場合には、UI1より階調を落とした中間調のユーザインターフェイスUI2で表示し(ステップ504)、さらに電池残量が低下した場合には、黒基調のユーザインターフェイスUI3で表示する(ステップ506)。
【選択図】図5
Description
1)図1に示すように、白表示は黒表示よりも消費電力が大きい。
2)各画素に流れる電流が異なり、画素単位で劣化にばらつきが生じやすい。
3)特定の色を偏って表示させ続けると、その色の画素の劣化が進んでしまい、焼き付き現象が発生しやすい。
このことからOLEDを搭載した携帯端末のユーザインターフェイス(UI)の多くは黒基調であった。
階調はある色について用意された濃淡の段階の数によって数値化される。階調が多ければ多いほど、色彩は滑らかに表現できる。
このとき、R(赤)、G(緑)、B(青)の色がそれぞれ2階調ずつあれば、表現可能な色の組み合わせは2の3乗、すなわち8色となる。
普通のパーソナルコンピュータ(パソコン)はRGBの各色を256階調ずつ表現できるようになっている場合が多い。この場合に表示可能な、256の3乗すなわち1677万7216色が、現在では便宜的にではあるがフルカラーと呼ばれている。
尚、輝度とは、ディスプレイなどの画面の明るさの度合いのことである。単位にはカンデラ(cd)を用い、1平方メートルあたりに照射される光量を基準とするので「cd/m2」(カンデラ/平方メートル)と表される。
屋外で視認可能であるにはおよそ300 cd/m2 の光が最低限必要とされる。パソコンの液晶ディスプレイは250〜300 cd/m2程度のものが多い。
この結果、ほとんどの場合、白基調状態となる。この場合、同一画素が同一階調の色を長時間発光させることになり、文字を表示する画素と背景色を表示する画素との間で劣化に差が発生し、焼き付くおそれがあり、長期間の使用に対して適さない。
図2に示されるように、携帯電話機100は、上部筺体101と、下部筐体102と、ヒンジ部103とを有する。
図2(a)に示されるように、上部筐体101には、図2(b)に示す携帯電話機100の閉状態においては外部に露出しない一面に表示部14が配置されている。
また、図1(a)に示されるように、下部筐体102には、図2(b)に示す携帯電話機100の閉状態において外部には露出しない一面に操作部12が配置されている。
具体的には、例えば上部筐体101に配置した図示しない突起部により、下部筐体102の図示しない検出スイッチが押しているか否かを制御部17が監視することにより閉状態を検出している(すなわち検出スイッチが押下されていれば閉状態、そうでなければ開状態と判定)。なお、開閉検出は、スイッチに限らず、各種センサであってもよい。
また、電流監視抵抗(R)の両端に接続された電流アンプ32は、電流監視抵抗(R)による電圧降下を増幅して制御部17が内蔵するADコンバータ80に出力し、制御部17内において電流値に変換され消費電流測定が行われる。
操作部12は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発信キー、ファンクションキーなど、各種の機能が割り当てられたキーを有しており、これらのキーが操作者によって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これを操作者の指示として制御部17に出力する。
すなわち、音声入出力部13は、マイクロフォンから入力された音声を増幅し、アナログ/デジタル変換を行い、更に符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部17に出力する。
また、音声入出力部13は、制御部17から供給される音声データに復号化、デジタル/アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカに出力する。
表示部14は、例えば、無線信号部11による無線発信時における発信先の電話番号、着信時における発信元の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、電池残量、発信成否、待ち受け画面等を表示する。
すなわち、制御部17は、携帯電話機100の各種処理(回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWeb(World Wide Web)サイトの閲覧など)が操作部12の操作に応じて適切な手順で実行されるように、上述した各ブロックの動作(無線通信部11における信号の送受信、表示部14における画像の表示、撮像部15における撮像処理等)を制御する。
さらに、制御部17は、記憶部16に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行するコンピュータ(マイクロプロセッサ)を備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。
すなわち、制御部17は、記憶部16に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラム等のプログラムから命令コードを順次受け取って処理を実行する。
また、電池が充電されない限り、電池残量は減少するものとする。
そして、表示部14に電池残量表示としてその残量に応じて電池3本、2本、1本が表示される(参照図10)。
そして、電池残量が閾値1より大きい限り、フローはステップ503、505を介してステップ502に進み、ユーザインターフェイスUI1で表示し続ける。
そして、電池残量が閾値1以下閾値2(<閾値1)より大きい限り、フローはステップ503、504を繰り返してユーザインターフェイスUI2で表示し続ける。
充電されていれば、ステップ508にて電池残量を判別し、電池残量が閾値1以下閾値2より大きくなった場合にはステップ504に進み、中間調のユーザインターフェイスUI2で表示する。
他の場合には、ステップ502に進み、通常のユーザインターフェイスUI1で表示する。他方、充電されていなければ、ステップ509に進み、電源をオフとする。
1)輝度の変更をすることなく消費電力を抑えることができるため、表示品位を保ちつつ使用時間の延長が可能となる。
2)背景と文字の階調差が少ない中間調を使用することで、背景と文字の画素の劣化の差が少なくなり、文字の焼き付きが起こりづらい。
この場合、表示部14に電波状況表示としてアンテナ3本表示されている(参照図10)、そして電界強度が閾値1´より大きい限り、フローはステップ703、705を介してステップ702に進み、ユーザインターフェイスUI1´で表示し続ける。
この場合、表示部14に電波状況表示としてアンテナ2本表示されている(参照図10)。そして、電界強度が閾値1´以下閾値2´(<閾値1´)より大きい限り、フローはステップ703,704を繰り返してユーザインターフェイスUI2´で表示し続ける。
この場合、表示部14に電波状況表示としてアンテナ1本表示されている(参照図10)。
1)輝度の変更をすることなく消費電力を抑えることができるため、表示品位を保ちつつ使用時間の延長が可能となる。
2)背景と文字の階調差が少ない中間調を使用することで、背景と文字の画素の劣化の差が少なくなり、文字の焼き付きが起こりづらい。
また、電池が充電されない限り、電池残量は減少するものとする。そして、表示部14に電池残量表示としてその残量に応じて電池3本、2本、1本が表示される(参照図10)。
さらに、無線通信部11を介して受信した周辺の地局からの無線信号の電界強度は一定時間毎に記憶部16に格納されているものとする。
そして、表示部14に電波状況表示として電波状況に応じてアンテナ3本、2本、1本、圏外(X)が表示される(参照図10)。つまり、電界強度が3つの閾値と比較され、電波状況が、良好、中程度、悪い、最悪と判別され、これに応じてアンテナ3本、2本、1本、Xが表示される。
この結果、アンテナ3本表示状態であれば、ステップ502−1にて図10に示すモノクロ用ユーザインターフェイスUI1−1で表示し、アンテナ2本表示状態であれば、ステップ502−2にて図10に示すグリーン(G)用ユーザインターフェイスUI2−1で表示する。
アンテナ1本表示状態であれば、ステップ502−3にて図10に示すレッド(R)用ユーザインターフェイスUI3−1で表示する。
圏外であれば、ステップ502−4にて図10に示すブルー(B)用ユーザインターフェイスUI4−1で表示する。
電池残量が閾値1より大きい限り、フローはステップ503、505を介してステップ901−1、901−2、901−3に進み、通常のユーザインターフェイスUI1−1、UI2−1、UI3−1、UI4−1で表示し続ける。
この結果、アンテナ3本表示状態であれば、ステップ504−1にてUI1−1より階調を落とした図10に示すモノクロ用ユーザインターフェイスUI1−2で表示する。
アンテナ2本表示状態であれば、ステップ504−2にてUI2−1より階調を落とした図10に示すグリーン(G)用ユーザインターフェイスUI2−2で表示する。
アンテナ1本表示状態であれば、ステップ504−3にてUI3−1より階調を落とした図10に示すレッド(R)用ユーザインターフェイスUI3−2で表示する。
圏外であれば、ステップ504−4にてUI4−1より階調を落とした図10に示すブルー(B)用ユーザインターフェイスUI4−2で表示する。
電池残量が閾値1以下で閾値2よりより大きい限り、フローはステップ503、505を介してステップ902−1、902−2、902−3に進む、中間調のユーザインターフェイスUI1−2、UI2−2、UI3−2、UI4−2で表示し続ける。
この結果、アンテナ3本表示状態であれば、ステップ506−4にてUI1−2より階調を落とした図10に示すモノクロ用ユーザインターフェイスUI1−3で表示する。
アンテナ2本表示状態であれば、ステップ506−2にてUI2−2より階調を落とした図10に示すグリーン(G)用ユーザインターフェイスUI2−3で表示する。
アンテナ1本表示状態であれば、ステップ506−3にてUI3−2より階調を落とした図10に示すレッド(R)用ユーザインターフェイスUI3−3で表示する。
圏外であれば、ステップ506−4にてUI4−2より階調を落とした図10に示すブルー(B)用ユーザインターフェイスUI4−3で表示する。
充電されていれば、ステップ508にて電池残量を判別し、電池残量が閾値1以下閾値2より大きくなった場合にはステップ902−1、902−2、902−3に進み、中間調のユーザインターフェイスUI1−2、UI2−2、UI3−2で表示する。
他の場合には、ステップ901−1、901−2、901−3に進み、通常のユーザインターフェイスUI1−1、UI2−1、UI3−1、UI4−1で表示する。他方、充電されていなければ、ステップ509に進み、電源をオフとする。
1)輝度の変更をすることなく消費電力を抑えることができるため、表示品位を保ちつつ使用時間の延長が可能となる。
2)背景と文字の階調差が少ない中間調を使用することで、背景と文字の画素の劣化の差が少なくなり、文字の焼き付きが起こりづらい。
また、各色の順番をGRBにした理由としては、各色の寿命特性を検討した結果、G>R>Bの順番で寿命の特性が良かったためである。但し、使用する材料等により寿命特性の順番が変動することが考えられるので、使用するモジュールの特性を考慮してRGBの順番を変えればよい。
Claims (6)
- 自発光型の表示部と、
物理量を検出する検出部と、
前記物理量の変化に応じて段階的に或いは連続的に、前記表示部の階調を変化させる制御部と、
を備えた表示装置。 - 前記表示部に電力を供給する電池部をさらに備え、
前記検出部は、前記物理量として、前記電池部の電池残量を検出し、
前記制御部は、検出された前記電池残量に応じて、段階的に或いは連続的に、前記表示部の階調を変化させる
請求項1に記載の表示装置。 - 前記制御部は、前記表示部の階調を、
前記電池残量が減るにつれて、前記表示の背景色を表示する部位と前記背景色以外を表示する部位との階調差が小さくなるように、変化させる
請求項2に記載の表示装置。 - アンテナをさらに備え、
前記検出部は、前記物理量として、前記アンテナが受信する電波強度を検出し、
前記制御部は、検出された前記電波強度に応じて、段階的に或いは連続的に、前記表示部の階調を変化させる
請求項1に記載の表示装置。 - 前記制御部は、前記表示部の階調を、
前記アンテナの電波強度が減少するにつれて、前記表示の背景色を表示する部位と前記背景色以外を表示する部位との階調差が小さくなるように、変化させる
請求項4に記載の表示装置。 - 表示装置を有する携帯電子機器であって、
前記表示装置は、
自発光型の表示部と、
物理量を検出する検出部と、
前記物理量の変化に応じて段階的に或いは連続的に、前記表示部の階調を変化させる制御部と、を含む
携帯電子機器。
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JP2008044586A JP2009204705A (ja) | 2008-02-26 | 2008-02-26 | 表示装置および携帯電子機器 |
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Cited By (1)
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CN117289156A (zh) * | 2023-11-23 | 2023-12-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 遥控器的电池电量提示方法、装置、控制器及遥控器 |
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2008
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