JP2009059679A - 表示装置及び誘導灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示ユニットや光源ユニットを着脱可能である誘導灯装置(表示装置)において、着脱作業を容易にするとともに、着脱による器具本体の破損を防ぐ。
【解決手段】弾性体400は、本体100内部に設けられた弾性体取付部120に固定され、表示ユニット200の表示ユニット突出部220及び光源ユニット300の光源ユニット突出部320とそれぞれ係合する形状を有する。表示ユニット200や光源ユニット300を本体100に取り付ける場合、弾性体400が弾性変形して、表示ユニット突出部220や光源ユニット突出部320と係合し、表示ユニット200や光源ユニット300を固定する。
【選択図】図2

Description

この発明は、表示ユニットや光源ユニットが着脱可能である表示装置に関する。
一般に、誘導灯などの表示装置は、表示ユニットにより器具本体の開口を閉塞する。器具本体に内蔵された電気部品の点検や交換をするため、器具本体から表示ユニットや光源ユニットを着脱する場合がある。
特開2002−23671号公報 特開2000−149626号公報
表示ユニットや光源ユニットの着脱が容易であれば、作業の効率化を図ることができる。また、着脱の回数が多い場合、器具本体が破損する危険がある。
この発明にかかる表示装置は、
光源を有する光源ユニットと、
上記光源ユニットの光源を点灯させる点灯回路を有する器具本体と、
上記光源ユニットの光源が放射する光を入射して発光する表示板を有する表示ユニットと、
上記器具本体に固定され、上記表示ユニット及び上記光源ユニットの少なくともいずれかと係合する形状を有し、上記表示ユニット及び上記光源ユニットの少なくともいずれかを着脱自在に保持する弾性体とを備えることを特徴とする。
この発明にかかる表示装置によれば、弾性体が、表示ユニット及び光源ユニットの少なくともいずれかと係合し、表示ユニットや光源ユニットを器具本体に着脱する際に弾性体が弾性変形するので、着脱が容易であり、器具本体に力が直接加わらないので、器具本体が破損する可能性を少なくなるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における誘導灯800の構造を示す分解斜視図である。
なお、配線等の細部は省略している。
誘導灯800(表示装置)は、非常口への避難誘導を示す図柄を表示する装置である。
誘導灯800は、本体100、表示ユニット200、光源ユニット300を有する。
本体100(器具本体)は、一面が大きく開口した中空直方体状である。本体100は、端子台510、バッテリー520、点灯装置530(点灯回路)、点検スイッチ540などの電気部品を内蔵している。
表示ユニット200は、本体100の開口とほぼ同じ大きさの板状である。表示ユニット200は、光源ユニット300が発光した光を入射し、入射した光により、非常口など避難誘導を示す図柄を表示する。
光源ユニット300は、表示ユニット200の上に取り付ける。光源ユニット300は、LEDや冷陰極ランプなどの光源を内蔵している。光源ユニット300が内蔵する光源は、点灯装置530から電力の供給を受けて発光する。
端子台510は、商用電源などからの配線と、点灯装置530への配線とを接続する。
バッテリー520は、点灯装置530を介して、商用電源などから電力の供給を受けて、充電される充電池である。
点灯装置530は、端子台510を介して、商用電源などから電力の供給を受けて、光源ユニット300が内蔵する光源を点灯する電圧を生成する。また、点灯装置530は、停電などにより商用電源から電力の供給を受けられない場合には、バッテリー520から電力の供給を受けて、光源ユニット300が内蔵する光源を点灯する電圧を生成する。
点検スイッチ540は、光源ユニット300が内蔵する光源やバッテリー520に異常がないかを点検するためのスイッチを含む装置である。点検スイッチ540は、本体100の下面に露出したボタン(図示せず)を有し、利用者は、このボタンを押すことにより、異常の有無を点検する。また、点灯装置530は、本体100の下面に露出したLEDなどの異常表示部(図示せず)を有し、この異常表示部の点灯状態により、点検結果を表示する。
図2は、この実施の形態における誘導灯800の内部構造を示す分解断面斜視図である。
この図において、本体100は、右前斜め下方向から見たところを示している。表示ユニット200は、右後斜め上方向から見たところを示している。光源ユニット300は、右後斜め下方向から見たところを示している。
なお、端子台510などの電気部品や、電気部品を本体100内部に取り付けるための構造は、省略している。
本体100は、本体枠110、弾性体取付部120を有する。
本体枠110は、本体100の筐体である。本体枠110は、前方向がほぼ全面に渡って大きく開口した中空直方体状である。
本体枠110は、上部111、左側部112、右側部(図示せず)、下部113、後部114を有する。
弾性体取付部120は、弾性体400を取り付けるための構造である。弾性体取付部120は、左側部112の内面(右方向)上寄りに位置し、左側部112の内面から右方向に突出している。また、右側部から突出したもう一つの弾性体取付部120が、左右対称の位置に設けられている(図示せず)。
なお、この図において弾性体取付部120は直方体状であるが、弾性体400を取り付けることができる形状であれば、弾性体取付部120の形状は直方体状である必要はない。
弾性体400は、板バネなど、強い変形復元力を有する部品であり、弾性体取付部120の前面にしっかりと固定されている。右側部から突出したもう一つの弾性体取付部120にも同様に、弾性体400が固定されている。
なお、弾性体400は、プラスチックなどの合成樹脂を材料とするものであってもよいが、板バネなどの弾性限界点が高い材料を用いるほうが好ましい。
また、弾性体400は、本体枠110や弾性体取付部120と同じ材料であってもよいが、本体枠110や弾性体取付部120とは別個の部品として製造し、弾性体取付部120に取り付けることが好ましい。弾性体400を本体枠110と一体に形成すると、弾性体400の変形が本体枠110に伝わり、本体枠110がひび割れるなど破損の原因となる可能性があるからである。弾性体400が本体枠110と別個の部品であれば、弾性体400が万一破損した場合であっても、弾性体400だけを交換すればよく、誘導灯800全体の耐用年数を長くすることができる。
嵌合爪部130は、下部113の内面から上方向に突出した爪状である。図1に見えるように、本体100の下部113には、嵌合爪部130が等間隔に3つ設けられている。ただし、嵌合爪部130の数は3つに限らず、1つでもよいし、もっと多くてもよい。
表示ユニット200は、本体100の前面開口とほぼ同じ大きさであり、本体100に表示ユニット200を取り付けることにより、本体100の前面開口を閉塞する。
表示ユニット200は、表示ユニット枠210、表示ユニット突出部220、支持突出部230、遮光突出部240、導光板260、表示パネル270を有する。
表示ユニット枠210は、表示ユニット200の筐体である。表示ユニット枠210は、中空直方体の6面のうち、左面(左側部212)、右面(右側部、図示せず)、下面(下部213)及び後面(後部214)の4面からなる。
表示ユニット突出部220は、表示ユニット枠210の後部214の後方向・上寄り左端に位置し、後部214の後面から後ろ方向に突出している。表示ユニット突出部220は、弾性体400と係合する形状を有する。表示ユニット突出部220は、表示ユニット200を本体100に取り付けたとき、弾性体400と係合して、表示ユニット200を固定する役割を果たす。
また、後部214の上寄り右端に位置するもう一つの表示ユニット突出部220が、左右対称の位置に設けられている(図示せず)。もう一つの表示ユニット突出部220は、右側部から突出したもう一つの弾性体取付部120に固定された弾性体400と係合する。
支持突出部230は、表示ユニット枠210の後部214の下端に位置し、後部214の後面から後ろ方向に突出している。支持突出部230は、表示ユニット200を本体100に取り付けたとき、本体枠110の下部113の上面に当接し、表示ユニット200が下に動かないよう支持する。
嵌合穴231は、支持突出部230を上下方向に貫通した穴である。嵌合穴231は、嵌合爪部130と嵌合する形状であり、嵌合爪部130と対応する位置に設けられている。表示ユニット200を本体に取り付けたとき、嵌合爪部130と嵌合穴231とが嵌合し、表示ユニット200の下側が前方向に動かないよう固定される。
遮光突出部240は、表示ユニット枠210の後部214の後面左端及び右端に位置し、後部214の後面から後ろ方向に突出している。遮光突出部240は、表示ユニット200を本体100に取り付けたとき、本体枠110と表示ユニット枠210との間に隙間から光が漏れるのを防ぐ。
導光板260は、表示ユニット枠210の内側に位置し、平板状である。導光板260は、上面から光を入射し、入射した光を反射・屈折・拡散等して、前面から均等に放射する。
表示パネル270は、消防法により定められた非常口を示す図柄などが印刷された合成樹脂製の平板である。表示パネル270は、導光板260の前方向に位置する。表示パネル270は、導光板260の前面から放射された光を透過することにより光り、印刷された図柄を表示する。
なお、表示パネル270に印刷された図柄は、他の図柄であってもよい。
光源ユニット300は、光源ユニット枠310、光源ユニット突出部320、光源ユニット係合部330、LED基板350、LED351を有する。
光源ユニット枠310は、光源ユニット300の筐体であり、中空直方体の6面のうち、上面(上部311)及び前面(前部315)の2面からなる。
光源ユニット突出部320は、光源ユニット枠310の前部315の上左端に位置し、前部315の後面から上部311に接して突出している。光源ユニット突出部320は、弾性体400と係合する形状を有する。光源ユニット突出部320は、光源ユニット300を本体100に取り付けたとき、弾性体400と係合して、光源ユニット300を固定する役割を果たす。
また、前部315の上右端に位置するもう一つの光源ユニット突出部320が左右対称の位置に設けられている(図示せず)。もう一つの光源ユニット突出部320は、右側部から突出したもう一つの弾性体取付部120に固定された弾性体400と係合する。
光源ユニット係合部330は、光源ユニット枠310の前部315の後方向・左端に位置し、前部315の後面から突出している。光源ユニット係合部330は、表示ユニット枠210の左側部212の内面(右方向の面)にある表示ユニット係合部(図示せず)と係合する形状を有する。光源ユニット係合部330は、光源ユニット300及び表示ユニット200を本体100に取り付けたとき、表示ユニット係合部と係合して、光源ユニット300と表示ユニット200との位置関係を一定に保つ。
LED基板350は、光源ユニット枠310の上部311内面(下方向の面)の中央に位置し、上部311の内面に固定されている。
LED基板350は、LED351などの光源と、光源を点灯するための電子回路とを実装している。LED基板350は、図示していない配線を介して、点灯装置530から電力の供給を受け、LED351を点灯する。
図3は、この実施の形態における表示ユニット突出部220及び光源ユニット突出部320と弾性体400との係合の様子を右方向から見たところを示す模式端面図である。
弾性体400は、細長い板を上下対称に屈曲させた形状であり、右方向から見ると、アルファベットの「M」と「W」とを後側で繋げたような形状である。弾性体400は、第一腕部411、第一屈曲部412、第二腕部413、第二屈曲部414、第三腕部415、第三屈曲部416、基部417を有する。
基部417は、弾性体400のちょうど真ん中の部分であり、弾性体取付部120に弾性体400を取り付けるため、平板状である。弾性体400を弾性体取付部120に固定する方法は問わないが、例えば、ネジ止めする場合であれば、基部417はネジ穴を有する。
弾性体400の上半分の形状は、基部417の上端が第三屈曲部416で前方向に所定の半径で鋭角に屈曲して、前斜め下方向にまっすぐ伸びる第三腕部415に連なり、更に、第三腕部415の先端が第二屈曲部414で前方向に所定の半径で鋭角に屈曲して、前斜め上方向にまっすぐ伸びる第二腕部413に連なり、更に、第二腕部413の先端が第一屈曲部412で前方向に所定の半径で鋭角に屈曲して、前斜め下方向にまっすぐ伸びる第一腕部411に連なっている。第一腕部411は、弾性体400の先端であり、第三腕部415よりも短いが、第二腕部413よりも長い。
なお、第一屈曲部412、第二屈曲部414、第三屈曲部416の屈曲半径は、同一であってもよいし、それぞれ異なっていてもよい。
弾性体400の下半分の形状は、上半分と面対称である。
表示ユニット突出部220は、左右方向を高さ方向とする柱状である。表示ユニット突出部220の底面の形状はほぼ長方形であり、後方向の2つの角が丸く面取りされ、上辺に凹みがある。
凹部224は、この凹みに当たる部分であり、弾性体400の第一屈曲部412と係合する。
凸部221は、底面長方形の上後ろ方向の角に当たる部分であり、弾性体400の第二屈曲部414と係合する。
光源ユニット突出部320は、左右方向を高さ方向とする柱状である。光源ユニット突出部320の先端(後側の部分)は、表示ユニット突出部220と上下対称な形状である。凸部321は表示ユニット突出部220の凸部221に対応し、弾性体400の第一屈曲部412と係合する。凹部324は、表示ユニット突出部220の凹部224に対応し、弾性体400の第二屈曲部414と係合する。
表示ユニット200を本体100に取り付ける場合、作業者は、表示ユニット200を本体100に対して、前方向から接近させる。
すると、表示ユニット突出部220の凸部221が弾性体400の第一腕部411に当接し、当接点から弾性体400に力が加わるので、弾性体400が弾性変形して、第一腕部411、第一屈曲部412、第二腕部413、第二屈曲部414、第三腕部415が上斜め後ろ方向に移動する。
これにより、表示ユニット突出部220が更に後ろ方向に移動できるようになり、凸部221が第一屈曲部412よりも後ろに入ると、弾性体400が復元して、第一腕部411、第一屈曲部412、第二腕部413、第二屈曲部414、第三腕部415が元の位置に戻る。
その結果、第一屈曲部412が凹部224に係合し、凸部221が第二屈曲部414に係合して、表示ユニット200が本体100に固定される。
このとき、支持突出部230の下面は下部113の上面に当接し、表示ユニット200が下方向に移動しないよう、支持突出部230が表示ユニット200を支持している。
このため、表示ユニット200を本体100から取り外すには、表示ユニット200を前方向に移動させる必要がある。表示ユニット200を前方向に移動させようとすると、凸部221が第二腕部413と当接し、当接点から弾性体400に力が加わる。このとき働く力の方向は、表示ユニット200を本体100に取り付ける場合に弾性体400に加わる力の方向と異なり、第一腕部411、第一屈曲部412、第二腕部413を上斜め前方向に移動させようとする。このため、表示ユニット200を取り外せる位置まで第一屈曲部412を移動させるためには、取り付け時よりも大きな力を加える必要がある。
光源ユニット300を本体100に取り付ける場合も同様に、作業者は、光源ユニット300を本体100に対して前方向から接近させ、凸部321が第一腕部411に当接して、弾性体400が弾性変形し、凸部321と第二屈曲部414、凹部324と第一屈曲部412が係合して、光源ユニット300が本体100に固定される。
なお、光源ユニット300の光源ユニット係合部330と表示ユニット200の表示ユニット係合部とを係合させて、表示ユニット200に光源ユニット300を取り付けたのち、光源ユニット300と一体化した表示ユニット200を本体100に取り付けてもよい。
その場合、表示ユニット突出部220と弾性体400との係合により、光源ユニット300と一体化した表示ユニット200を本体100に取り付けることとし、光源ユニット突出部320がなくてもよい。あるいは、逆に、光源ユニット突出部320と弾性体400との係合により、光源ユニット300と一体化した表示ユニット200を本体100に取り付けることとし、表示ユニット突出部220がなくてもよい。
あるいは、表示ユニット突出部220と弾性体400との係合により、表示ユニット200を本体100に取り付け、弾性体400を用いない他の方法により、光源ユニット300を本体100に取り付けてもよい。逆に、光源ユニット突出部320と弾性体400との係合により、光源ユニット300を本体100に取り付け、弾性体400を用いない他の方法により、表示ユニット200を本体100に取り付けてもよい。
また、弾性体400及び表示ユニット突出部220、光源ユニット突出部320の形状は一例であり、表示ユニット200や光源ユニット300を本体100にしっかりと固定できる形状であれば、他の形状であってもよい。
この実施の形態で説明した弾性体400の形状は、1枚の板バネの両端を用いて、一方で表示ユニット200を固定し、他方で光源ユニット300を固定することができるので、1つの部品で2つの部材を固定する役割を果たし、部品数を削減できるので好ましい。
この実施の形態における誘導灯800は、本体100の内部に弾性体400を固定し、表示ユニット突出部220や光源ユニット突出部320と弾性体400とを係合させることにより、表示ユニット200や光源ユニット300を本体100に取り付けるので、表示ユニット200や光源ユニット300を取り付け、取り外しする際に弾性体400に加わる力が、本体枠110に直接加わらず、本体枠110の破損を防ぐことができるという効果を奏する。
特に、弾性体400は本体枠110と別部品なので、本体枠110の破損の可能性を低くすることができる。また、弾性体400が塑性変形するなどして破損した場合であっても、弾性体400を交換すればよく、誘導灯800全体の寿命を長くすることができる。
なお、弾性体400として、板バネなど金属製の部品を用いれば、LED351の発熱などにより高温となっても劣化しないので、好ましい。
実施の形態2.
実施の形態2について、図4〜図5を用いて説明する。
図4は、この実施の形態における誘導灯800の内部構造を示す分解断面斜視図である。
この図において、本体100及び後側の光源ユニット300は、右前斜め下方向から見たところを示している。後側の表示ユニット200は、右前斜め上方向から見たところを示している。前側の表示ユニット200は、右後斜め上方向から見たところを示している。前側の光源ユニット300は、右後斜め下方向から見たところを示している。
なお、実施の形態1で説明した誘導灯800と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、端子台510などの電気部品や、電気部品を本体100内部に取り付けるための構造は省略している。
誘導灯800は、2つの表示ユニット200と、2つの光源ユニット300とを有する。一方の表示ユニット200は本体100の前面に取り付け、他方の表示ユニット200は本体100の後面に取り付ける。
本体枠110は、略中空直方体状である。本体枠110は、直方体の6面のうち、上面(上部111)、左面(左側部112)、右面(右側部、図示せず)、下面(下部113)の4面からなり、前面及び後面は、ほぼ全面にわたり大きく開口している。
本体100は、4つの弾性体取付部120を有する。
弾性体取付部120の1つは、本体枠110の上部111内面(下面)左寄りに位置し、上部111の内面から下方向に突出している。
弾性体取付部120の他の1つは、本体枠110の下部113内面(上面)左寄りに位置し、下部113の内面から上方向に突出している。
弾性体取付部120の残りの2つ(図示せず)は、本体枠110の上部111内面右寄り及び本体枠110の下部113内面右寄りに位置し、図示した2つの弾性体取付部120とほぼ左右対称である。
また、誘導灯800は、4つの弾性体400を有する。
4つの弾性体400は、4つの弾性体取付部120それぞれにしっかりと固定されている。上部111から突出した2つの弾性体取付部120に固定された2つの弾性体400は、弾性体取付部120の下面に固定されている。また、下部113から突出した2つの弾性体取付部120に固定された2つの弾性体400は、弾性体取付部120の上面に固定されている。
表示ユニット200は、2つの表示ユニット突出部220を有する。
表示ユニット突出部220の1つは、表示ユニット枠210の後部214の後面下端・左寄りに位置し、後部214の後面から後ろ方向に突出している。
表示ユニット突出部220の他の1つ(図示せず)は、表示ユニット枠210の後部214の後面下端右寄りに位置し、図示した表示ユニット突出部220とほぼ左右対称である。
遮光突出部240は、表示ユニット枠210の後部214の後面左端及び右端だけでなく、下端にも設けられ、「コ」字状になっている。
光源ユニット300は、2つの光源ユニット突出部320を有する。
光源ユニット突出部320の1つは、光源ユニット枠310の上部311の後面左寄りに位置し、上部311の後面から後ろ方向に突出している。
光源ユニット突出部320の他の1つ(図示せず)は、光源ユニット枠310の上部311の後面右寄りに位置し、図示した光源ユニット突出部320とほぼ左右対称である。
図5は、この実施の形態における表示ユニット突出部220及び光源ユニット突出部320と弾性体400との係合の様子を右方向から見たところを示す模式端面図である。
弾性体400は、細長い板を前後対称に屈曲させた形状である。弾性体400は、第一腕部421、第一屈曲部422、第二腕部423、第二屈曲部424、第三腕部425、第三屈曲部426、第四腕部427、第四屈曲部428、基部429を有する。
以下、2つの弾性体400のうち、上部111から突出した弾性体取付部120に取り付けられた弾性体400について説明する。下部113から突出した弾性体取付部120に取り付けられた弾性体400は、これと上下対称である。また、弾性体400は、前後対称なので、前半分について説明する。
基部429は、弾性体400のちょうど真ん中の部分であり、弾性体取付部120の弾性体400を取り付けるため、平板状である。
第四屈曲部428は、基部429の前端(及び後端)を下方向に所定の半径で鈍角に屈曲させた形状である。
第四腕部427は、第四屈曲部428の先端に接続している屈曲していない部分である。第四屈曲部428が鈍角に屈曲しているので、第四腕部427は前斜め下方向に伸びている。
第三屈曲部426は、第四腕部427の先端を前方向に所定の半径で屈曲させた形状である。第三屈曲部426の屈曲角は、第四屈曲部428の屈曲角よりも大きい。
第三腕部425は、第三屈曲部426の先端に接続している屈曲していない部分である。第三屈曲部426の屈曲により、第三腕部425は前斜め上方向に伸びている。
第二屈曲部424は、第三腕部425の先端を上方向に所定の半径で屈曲させた形状である。
第二腕部423は、第二屈曲部424の先端に接続している屈曲していない部分である。第二屈曲部424の屈曲により、第二腕部423は後ろ斜め上方向に伸びている。
第一屈曲部422は、第二腕部423の先端を前方向に所定の半径でほぼ180度屈曲させた形状である。
第一腕部421は、第一屈曲部422の先端に接続している屈曲していない部分であり、弾性体400の先端である。第一屈曲部422の屈曲により、第一腕部421は、前斜め下方向に伸びている。
表示ユニット突出部220は、左右方向を高さ方向とする柱状である。表示ユニット突出部220の底面の形状は、先端が後ろ方向を向き上側に返しのある鏃(やじり)状である。表示ユニット突出部220は、鏃の根元に当たる部分が後部214と接続している。鏃の下側に当たる部分は平面状であり、鏃の先端に当たる部分は、丸く面取りされている。凸部221は、鏃の返しに当たる部分であり、後側が後ろ斜め上向きの平面状であり、前側が前向きの平面状である。また、上側の角が丸く面取りされている。鏃の上側に当たる平面と凸部221の前側の平面とが接続する位置が、凹部224であり、丸く処理されている。表示ユニット200を本体100に取り付けると、凹部224が弾性体400の第一屈曲部422と係合する。
光源ユニット突出部320は、左右方向を高さ方向とする柱状である。光源ユニット突出部320の先端(後側の部分)は、表示ユニット突出部220と上下対称な形状である。凸部321は表示ユニット突出部220の凸部221に対応する。凹部324は、表示ユニット突出部220の凹部224に対応し、弾性体400の第一屈曲部422と係合する。
表示ユニット200を本体100の前側に取り付ける場合、作業者は、表示ユニット200を本体100に対して前方向から接近させる。
すると、表示ユニット突出部220の凸部221が、弾性体400の第一腕部421または第一屈曲部422に当接し、当接点から弾性体400に力が加わるので、弾性体400が弾性変形して、第一腕部421、第一屈曲部422、第二腕部423、第二屈曲部424、第三腕部425が上方向に移動する。
これにより、表示ユニット突出部220が更に後ろ方向に移動できるようになり、凸部221が第一屈曲部422よりも後ろに入ると、弾性体400が復元して、第一腕部421、第一屈曲部422、第二腕部423、第二屈曲部424、第三腕部425が元の位置に戻る。
その結果、第一屈曲部422が凹部224に係合して、表示ユニット200が本体100に固定される。
このとき、表示ユニット突出部220の下面が下部113の上面に当接して、表示ユニット200が下方向に移動しないよう支持している。
このため、表示ユニット200を本体100から取り外すには、表示ユニット200を前方向に移動させる必要がある。表示ユニット200を前方向に移動させようとすると、凸部221が第一屈曲部422と当接し、当接点から弾性体400に力が加わる。このとき働く力の方向は、表示ユニット200を本体100に取り付ける場合に弾性体400に加わる力の方向と異なり、第一腕部421、第一屈曲部422、第二腕部423、第二屈曲部424、第三腕部425を前方向に移動させようとする。このため、表示ユニット200を取り外せる位置まで第一屈曲部422を移動させるためには、取り付け時よりも大きな力を加える必要がある。
光源ユニット300を本体100の前側に取り付ける場合も同様に、作業者は、光源ユニット300を本体100に対して前方向から接近させ、凸部321が第一腕部421または第一屈曲部422に当接して、弾性体400が弾性変形し、凹部324と第一屈曲部422とが係合して、光源ユニット300が本体100に固定される。
表示ユニット200及び光源ユニット300を本体100の後側に取り付ける場合も同様である。
この実施の形態における誘導灯800は、実施の形態1と同様、弾性体400を本体枠110と別部品とすることにより、表示ユニット200や光源ユニット300を取り付け・取り外しする際に弾性体400に加わる力が本体枠110に直接伝わらないようにし、本体枠110の破損を防ぐ。
この実施の形態における誘導灯800は、前方向及び後ろ方向の双方に表示ユニット200及び光源ユニット300を取り付けた両面灯である。弾性体400は、1つの部品で前側の表示ユニット200及び後側の表示ユニット200双方(あるいは、前側の光源ユニット300及び後側の光源ユニット300双方)を固定する役割を果たすので、部品数を少なくすることができる。
また、弾性体400及び光源ユニット突出部320を熱伝導率の高い材料で構成すれば、前方向の光源ユニット300と後方向の光源ユニット300とを熱接続することができる。そうすれば、2つの光源ユニット300の放熱効率が異なる場合でも、光源ユニット300の温度をほぼ等しくすることができるので、好ましい。
なお、弾性体400及び表示ユニット突出部220、光源ユニット突出部320の形状は一例であり、実施の形態1で説明したのと同様の形状であってもよいし、他の形状であってもよい。
また、表示ユニット200及び光源ユニット300のいずれか一方のみを、弾性体400により本体100に固定し、他方は、他の方法により本体100または本体100に固定された表示ユニット200または光源ユニット300に固定することとしてもよい。
実施の形態3.
実施の形態3について、図6を用いて説明する。
図6は、この実施の形態における誘導灯800の内部構造を示す分解断面斜視図である。
この図において、本体100及び後側の光源ユニット300は、右前斜め下方向から見たところを示している。後側の表示ユニット200は、右前斜め上方向から見たところを示している。前側の表示ユニット200は、右後斜め上方向から見たところを示している。前側の光源ユニット300は、右後斜め下方向から見たところを示している。
なお、実施の形態1または実施の形態2で説明した誘導灯800と共通する部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。また、端子台510などの電気部品や、電気部品を本体100内部に取り付けるための構造は、省略している。
誘導灯800は、両面灯であり、2つの表示ユニット200、2つの光源ユニット300を有する。
また、誘導灯800は、2つの弾性体400を有する。
弾性体400の一つは、本体枠110の左側部112内側(右側)上端から突出した弾性体取付部120の右面に固定されている。
弾性体400の他の一つ(図示せず)は、本体枠110の右側部内側(左側)上端から突出した弾性体取付部120の左面に、図示した弾性体400と左右対称に固定されている。
弾性体400は、実施の形態2で説明した弾性体400とほぼ同じ形状である。実施の形態2で説明した弾性体400と異なる点は、短手方向のほぼ中央に、長手方向とほぼ平行な切れ目がある点である。切れ目は、両側の第一腕部から基部の一部まで達し、切れ目の上側と切れ目の下側は、基部でつながっている。
また、実施の形態2と比較して、弾性体400を本体枠110に取り付ける取り付け方向が異なり、弾性体400の弾性変形により、第一腕部などが左右方向に移動する向きに固定されている。
表示ユニット200は、2つの表示ユニット突出部220を有する。
表示ユニット突出部220の一つは、表示ユニット枠210の後部214の後方向上寄り左端に位置し、後部214の後面から突出している。表示ユニット突出部220の形状は、実施の形態2で説明した表示ユニット突出部220と同様であるが、向きが異なり、凸部が右方向にある。表示ユニット200を本体100に取り付けると、切れ目によって先端が2つに分かれた弾性体400の下側の部分に、表示ユニット突出部220が係合する。
表示ユニット突出部220の他の一つ(図示せず)は、表示ユニット枠210の後部214の後方向上寄り右端に位置し、図示した表示ユニット突出部220と左右対称である。
光源ユニット300は、2つの光源ユニット突出部320を有する。
光源ユニット突出部320の一つは、光源ユニット枠310の前部315の後方向・左端に位置し、前部315の後面から突出している。光源ユニット突出部320の形状は、実施の形態2で説明した光源ユニット突出部320と同様であるが、向きが異なり、凸部が右方向にある。光源ユニット300を本体100に取り付けると、切れ目によって先端が2つに分かれた弾性体400の上側の部分に、光源ユニット突出部320が係合する。
光源ユニット突出部320の他の一つ(図示せず)は、光源ユニット枠310の前部315の後方向右端に位置し、図示した光源ユニット突出部320と左右対称である。
この実施の形態における弾性体400は、1つの弾性体400が、前後両面の表示ユニット200及び光源ユニット300の表示ユニット突出部220及び光源ユニット突出部320と係合し、表示ユニット200及び光源ユニット300を固定する役割を果たす。したがって、部品数を更に少なくすることができる。
また、表示ユニット200及び光源ユニット300のどちらか一方だけを取り付け・取り外しする場合であっても、切れ目によって弾性体400の先端が2つに分かれているので、固定されたままにしておきたい表示ユニット200または光源ユニット300の表示ユニット突出部220または光源ユニット突出部320と係合している部分は変形せず、外すつもりのない表示ユニット200または光源ユニット300が外れてしまうことがない。
実施の形態4.
実施の形態4について、図7を用いて説明する。
図7は、この実施の形態における光源ユニット300の構造を示す分解斜視図である。
なお、実施の形態1で説明した光源ユニット300と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
光源ユニット300のうち、光源ユニット枠310を一つの部品で構成し、光源ユニット突出部320及び光源ユニット係合部330をもう一つの部品で構成し、両者をネジ390などの固定部品を用いて固定する。
光源ユニット枠310である部品の材料は、金属など熱伝導率の大きい材料を用いる。光源ユニット突出部320及び光源ユニット係合部330である部品の材料は、金属や合成樹脂を用いるが、これに限るものではない。
光源ユニット枠310は、内側がLED基板350と接している。光源ユニット枠310の熱伝導率が大きいので、LED351で発生した熱を効率的に放熱することが可能である。
光源ユニット枠310の材料として金属を用いる場合、アルミニウムを用いることが特に好ましい。アルミニウムは、熱伝導率が大きく、安価で、加工性に優れているからである。
また、光源ユニット突出部320及び光源ユニット係合部330が別部品なので、光源ユニット枠310を押出し成形により製造することができる。押出し成形加工は、断面形状が一定の部品を製造するのに適しているからである。また、ダイカスト成形加工と比較して、製造コストを低くすることができる。
光源ユニット突出部320は、光源ユニット300を本体100に取り付け・取り外しするとき、弾性体400と当接して力が加わるので、破損する場合がある。その場合、光源ユニット突出部320が別部品なので、光源ユニット300全体を交換する必要はなく、破損した部品のみを交換することができる。
なお、ここでは実施の形態1で説明した形状の光源ユニット300について説明したが、光源ユニット300の形状はこれに限るものではなく、実施の形態2もしくは実施の形態3で説明した形状であってもよい。
実施の形態5.
実施の形態5について、図8〜図13を用いて説明する。
図8は、この実施の形態における誘導灯800の構造を示す分解斜視図である。
なお、実施の形態1〜実施の形態4で説明した誘導灯800と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
この実施の形態における誘導灯800は、光源ユニット300の構造が、実施の形態1〜実施の形態4で説明したものと異なる。
図9は、この実施の形態における光源ユニット枠310の形状を示す斜視図である。
斜視図(a)は、光源ユニット枠310を右斜め上前方から見たところを表わす。なお、光源ユニット枠310の形状は、導光板260の上部の形状と密接に関係するため、導光板260も合わせて示す。斜視図(b)は、光源ユニット枠310を右斜め下後方から見たところを表わす。
図10は、この実施の形態における光源ユニット枠310の形状を示す側面図である。
この図は、光源ユニット枠310を右から見たところを表わす。
この実施の形態における光源ユニット300は、実施の形態4と同様、光源ユニット枠310を構成する部品と、光源ユニット突出部320及び光源ユニット係合部330を構成する部品とが、別部品になっている。以下、光源ユニット突出部320及び光源ユニット係合部330を構成する部品を、係合保持部品380と呼ぶ。また、光源ユニット300から係合保持部品380を除いた部分を「光源ユニット360」と呼ぶ。
光源ユニット枠310(光源カバー)は、上部311(第一カバー部)、前部315(第二カバー部)、係合挟持部316を有する。
上部311は、LED351(光源)が放射した光が上方向に漏れるのを防ぐカバーである。上部311には、二つのカバー嵌合穴318と四つの基板取付穴319とが設けられている。
カバー嵌合穴318は、光源ユニット枠310の両端付近にそれぞれ設けられている。カバー嵌合穴318は、ほぼ長方形の貫通穴である。
基板取付穴319は、LED基板350を固定するためのネジを通す貫通穴である。
前部315は、LED351が放射した光が前方向に漏れるのを防ぐカバーである。
係合挟持部316は、上部311の上(外側)に設けられている。
光源ユニット枠310は、アルミニウムなど放熱性の高い金属(熱伝導性部材)で形成する。光源ユニット枠310は、LED351で発生した熱を外部に放熱する。
光源ユニット枠310は、カバー嵌合穴318、基板取付穴319など、ごく一部を除き、断面形状が一定の柱状体である。柱状体である光源ユニット枠310の高さ方向Hは、誘導灯800の左右方向と一致し、光源ユニット枠310に取り付けたLED基板350上で一直線上に並んだ複数のLED351が並ぶ直線の方向とほぼ同一方向である。
光源ユニット枠310の断面の形状は、概略逆L字状であり、「L」の横棒部分から上側に突出した二つの突起がある。前部315は、「L」の縦棒部分に相当する。上部311は、「L」の横棒部分に相当する。係合挟持部316は、「L」の横棒部分から上側に突出した二つの突起に相当する。
前部315は、外側は平らだが、厚みの異なる三つの部分(先端部651、中間部652、根元部653)から構成される。先端部651は、前部315の中で最も厚みの薄い部分である。光源ユニット300が表示ユニット200と係合したとき、先端部651が表示パネル270の前に被さることにより、光源ユニット300と表示ユニット200との間の隙間から、LED351が放射した光が前方向に漏れるのを防ぐ。中間部652は、厚みが連続的に変化する部分であり、一番下の部分が一番厚く、上にいくほど薄くなる。中間部652の形状は、導光板260の導光板テーパー部261に沿った形状である。中間部652は、例えば、白色塗装されていて、光を反射する。
LED351が放射した光は、導光板260へ入射する。なお、導光板260の上端の左右には、導光板突起部262がある。導光板突起部262は、LED351が放射した光が効率よく導光板260に入射するようにするとともに、LED基板350と、導光板260との間のクリアランスを所定値に保つ。
導光板260へ入射した光は、原則として、導光板260の前面及び背面で全反射を繰り返しながら、導光板260の中を通り、下方へ伝わる。導光板260の背面側には、光を拡散させるための細かな凹凸が設けられていて、導光板260の中を伝わった光は、この凹凸に当たると拡散し、表示パネル270のほうへ導かれる。これにより、拡散した光が表示パネル270を背面側から照らす。
中間部652は、光源ユニット300が表示ユニット200と係合したとき、導光板260の導光板テーパー部261で反射しきれずに導光板260から漏れ出した光を反射して、導光板260のなかに戻す。また、中間部652の上端の厚みが薄いことにより、LED351が放射した光を導光板260が入射する導光板260の上端を広くすることができ、LED351が放射した光を効率よく利用できる。
根元部653は、先端部651よりも厚く、中間部652よりも薄い部分である。根元部653は、中間部652及び先端部651を支える部分である。
上部311は、内側は平らだが、厚みの異なる二つの部分(支持部611、後端部612)と、後端部612の後側が下方向に折れ曲がった折曲部613から構成される。支持部611は、下面にLED基板350を取り付ける部分である。後端部612及び折曲部613は、支持部611よりも肉薄である。光源ユニット300を本体100に取り付けたとき、後端部612が本体枠110の内側に入り込むことにより、光源ユニット300と本体100との間の隙間からLED351が放射した光が上方向に漏れるのを防ぐ。また、折曲部613は、LED351が放射した光が、光源ユニット300と表示ユニット200との間の隙間から本体100の中へ漏れるのを防ぐ。
係合挟持部316は、前側突起部660と後側突起部670との二つの部分から構成される。前側突起部660は、支持部611の前端から上方向に立ち上がる前側幹部661と、前側幹部661の中ほどから、後方向に枝分かれする前側枝部662とから構成される。前側幹部661の前面は、前部315の前面と連続した平面を構成し、前側幹部661の厚みは、根元部653とほぼ同じである。後側突起部670は、支持部611の後端から上方向に立ち上がる後側幹部671と、後側幹部671の先端が二つの枝分かれした第一枝部672及び第二枝部673から構成される。第一枝部672は、後側幹部671から前方向に枝分かれしていて、前側枝部662とほぼ同じ高さで、前側枝部662と正対する。第二枝部673は、第一枝部672よりも少し低い位置から、後方向に枝分かれしている。
前側幹部661及び前側枝部662は、支持部611の上面と相まって、コの字状の囲まれた空間を形成する。同様に、後側幹部671及び第一枝部672は、支持部611の上面と相まって、コの字状に囲まれた空間を形成する。これにより、コの字状に囲まれた二つの空間が互いに正対する位置に形成される。
このように、光源ユニット枠310は柱状体なので、押出し成形により成形することができる。押出し成形は、ダイキャスト成形など他の成形方法と比較して、金型及び製品の製造コストが低く、光源ユニット枠310の製造コストを抑えることができる。
すなわち、光源ユニット枠310は、アルミニウムなどの金属で形成することにより光源(LED351)の放熱性に優れ、また、押出し成形により成形することにより安価に生産できる。この両方の利点を享受するため、光源ユニット枠310は、アルミニウムを材料として、アルミ押出し成形により成形することが好ましい。
図11は、この実施の形態における係合保持部品380の形状を示す斜視図である。
係合保持部品380には、光源ユニット枠310の左側に取り付ける係合保持部品380と、光源ユニット枠310の右側に取り付ける係合保持部品380とがあり、この図は、光源ユニット枠310の左側に取り付ける係合保持部品380を示している。光源ユニット枠310の右側に取り付ける係合保持部品380は、この図に示した係合保持部品380と面対称な形状である。
斜視図(a)は、係合保持部品380を左前斜め上から見たところを表わす。斜視図(b)は、係合保持部品380を右前斜め上から見たところを表わす。斜視図(c)は、係合保持部品380を左後斜め下から見たところを表わす。斜視図(d)は、係合保持部品380を右後斜め下から見たところを表わす。斜視図(e)は、係合保持部品380を真下に近い右後斜め下から見たところを表わす。
係合保持部品380は、合成樹脂のような弾性を有する材料で形成する。係合保持部品380は、光源ユニット枠310や本体枠110に取り付ける際に変形し、弾性力により復元することにより、光源ユニット枠310や本体枠110に係合する。
係合保持部品380は、側面カバー部381、対カバー係合部382、対本体係合部383、カバー押さえ部384、対表示係合部385、庇部386を有する。
側面カバー部381は、光源ユニット枠310の断面とほぼ同じくらいの高さ及び幅を有し、係合保持部品380を光源ユニット枠310に取り付けたとき、LED351が放射した光が、光源ユニット枠310の両端から横方向(LED351の並んだ直線の方向)に漏れるのを防ぐ。
対カバー係合部382は、側面カバー部381の内側から横方向に突出している。対カバー係合部382は、光源ユニット枠310と係合することにより、光源ユニット枠310を着脱自在に保持し、係合保持部品380を光源ユニット枠310に固定する。
対本体係合部383は、側面カバー部381の裏側から横方向に突出している。対本体係合部383の突出方向は、対カバー係合部382の突出方向に対してほぼ垂直な方向である。対本体係合部383は、本体枠110と係合することにより、本体枠110を着脱自在に保持し、光源ユニット300全体を本体100に固定する。
カバー押さえ部384は、側面カバー部381の内側から横方向に突出している。カバー押さえ部384の突出方向は、対カバー係合部382の突出方向とほぼ同一であり、カバー押さえ部384の突出位置は、対カバー係合部382の突出位置よりも下である。カバー押さえ部384は、対カバー係合部382との間に光源ユニット枠310を挟むことにより、光源ユニット枠310を押さえる。
対表示係合部385は、側面カバー部381の内側下寄りに形成された凹凸である。対表示係合部385は、表示ユニット200が取り付けられた本体100に光源ユニット300を取り付けたとき、表示ユニット200と係合して、光源ユニット300と表示ユニット200との位置関係を固定する。
庇部386は、側面カバー部381の内側前端から横方向に突出した庇状の部分である。係合保持部品380を光源ユニット枠310に取り付けたとき、庇部386は、光源ユニット枠310の前に被さり、LED351が放射した光が光源ユニット枠310と係合保持部品380との間の隙間から外に漏れるのを防ぐ。
図12は、この実施の形態における係合保持部品380の形状を示す正視図及び一部拡大斜視図である。
平面図(a)は、係合保持部品380を上から見たところを表わす。側面図(b)は、係合保持部品380を右から見たところを表わす。背面図(c)は、係合保持部品380を後から見たところを表わす。底面図(d)は、係合保持部品380を下から見たところを表わす。斜視図(e)は、係合保持部品380の対本体係合部383を左斜め下後方から見たところを表わす。
対カバー係合部382は、対カバー係合支持部721、対カバー嵌合爪722、対カバー係合補強部723を有する。
対カバー係合支持部721は、側面カバー部381の内側から横方向に突出した板状の突起である。対カバー係合支持部721の先端は、上側及び下側の稜線がそれぞれ丸く面取り(R面取り・フィレット)されている。対カバー係合支持部721は、係合保持部品380を光源ユニット枠310に取り付けたとき、係合挟持部316によって形成された空間に挿入される。
対カバー嵌合爪722は、対カバー係合支持部721の下側から下方向に突出した爪状の突起である。対カバー嵌合爪722は、横から見るとほぼ直角三角形状であり、対カバー係合支持部721に接する二つの角のうち根元に近い側の角がほぼ直角である。対カバー嵌合爪722は、係合保持部品380を光源ユニット枠310に取り付けたとき、カバー嵌合穴318に嵌合する。
対カバー係合補強部723及び対カバー係合補強部724は、対カバー係合支持部721の根元の両横に位置し、対カバー係合支持部721と一体で、側面カバー部381の内側から横方向に突出した突起である。対カバー係合補強部723,724の下側の面は、対カバー係合支持部721の下側の面と連続した平面を構成し、対カバー係合補強部723,724の厚みは、対カバー係合支持部721の厚みよりも厚い。対カバー係合補強部723,724の先端は、対カバー嵌合爪722よりも側面カバー部381に近い位置にあり、上側の稜線が約45度の角度に面取り(C面取り)されて、面取り面725,726が形成されている。対カバー係合補強部723は、係合挟持部316により形成された空間のうち、支持部611・後側幹部671・第一枝部672によりコの字状に囲まれた空間にちょうど収まる大きさである。また、対カバー係合補強部724は、係合挟持部316により形成された空間のうち、支持部611・前側幹部661・前側枝部662によりコの字状に囲まれた空間にちょうど収まる大きさである。
係合保持部品380を光源ユニット枠310に取り付けるには、作業者が、対カバー係合支持部721の先端を係合挟持部316によって形成された空間に挿入する。対カバー嵌合爪722のある位置まで対カバー係合支持部721を挿入すると、対カバー嵌合爪722の斜面が支持部611に当接して、係合保持部品380全体が少し上に持ち上げられる。更に、対カバー係合支持部721を挿入すると、対カバー係合補強部723の面取り面725が第一枝部672に当接し、対カバー係合補強部724の面取り面726が前側枝部662に当接する。作業者が力を加えて係合保持部品380を更に押し込もうとすると、係合保持部品380全体が少し下に押し下げられ、対カバー嵌合爪722が支持部611の上面に当接しているので、対カバー係合支持部721が変形して、斜め上方向を向く。更に係合保持部品380を押し込むと、対カバー嵌合爪722がカバー嵌合穴318の位置に達すると、対カバー係合支持部721が弾性力により復元し、対カバー嵌合爪722がカバー嵌合穴318に嵌合する。また、カバー押さえ部384が支持部611の下面に当接し、対カバー係合部382とカバー押さえ部384とで支持部611を挟み込んで保持する。
係合保持部品380を光源ユニット枠310から取り外すには、対カバー嵌合爪722とカバー嵌合穴318との嵌合を外す必要がある。ここで、対カバー係合部382とカバー押さえ部384とが前側幹部661を挟み込み、第一枝部672及び前側枝部662と支持部611とが対カバー係合補強部723及び対カバー係合補強部724を挟み込んでいるので、係合保持部品380全体を上に動かすことはできない。このため、対カバー嵌合爪722とカバー嵌合穴318との嵌合が自然に外れることはない。対カバー嵌合爪722とカバー嵌合穴318との嵌合を外すには、作業者が、カバー嵌合穴318の下側からドライバーなどの工具を差し込んで、対カバー嵌合爪722を押し、対カバー係合支持部721を変形させる。これにより、対カバー嵌合爪722とカバー嵌合穴318との嵌合が外れるので、係合保持部品380を取り外すことが可能になる。
このように、係合挟持部316は、横方向(LED351が並んだ直線の方向)から対カバー係合部382を挿入可能であり、挿入された対カバー係合部382を挟み込んで保持する。また、対カバー嵌合爪722は、カバー嵌合穴318に嵌合することにより、係合保持部品380が係合挟持部316から抜けにくくする。
このような構造を採用することにより、ネジなどを使わず、光源ユニット枠310(光源カバー)の端部に係合保持部品380(端部カバー)を簡単に装着することができ、容易には外れないようにすることができる。
対本体係合部383は、対本体係合根元部731、対本体嵌合爪732を有する。
対本体係合根元部731は、側面カバー部381の裏側(光源ユニット300を本体100に取り付けたとき、本体100に正対する側の面)から突出する柱状体である。対本体係合根元部731は、直方体780の稜線のうち内側の二つの稜線781,782を面取り(C面取り)した形状である。
対本体嵌合爪732は、等脚台形を底面に持つ四角柱790から、一方の底面である等脚台形の上底辺にあたる稜線791を面取り(C面取り)し、同じ底面であると等脚台形の下底辺にあたる稜線792を丸く面取り(R面取り)し、更に、対本体係合根元部731の面取り面の延長にあたる面で、内側の二つの稜線893,794を面取りした形状である。四角柱790の一方の底面は、直方体780の面取りのある側の側面と連続した平面をなす。四角柱790の高さは、直方体780の幅より大きく、四角柱790の他方の底面は、直方体780の面取りのない側の側面より突出して、爪状の部分を形成している。
係合保持部品380を光源ユニット枠310に取り付けると、対本体係合部383は、光源ユニット枠310の後端部612と当接し、内側から支持される。このため、対本体係合部383は、外側からの力を受けても容易に変形しない。
図13は、この実施の形態における本体枠110の形状を示す一部拡大破断斜視図である。
この図は、本体枠110の左上の部分を内側から見たところを示す図である。
本体嵌合凹部118は、本体枠110の左側部112内側に位置する凹部である。本体嵌合凹部118は、本体100に光源ユニット300を取り付けたとき、係合保持部品380の対本体係合部383と嵌合する。
本体嵌合凸部119は、本体嵌合凹部118の前側に位置し、本体嵌合凹部118より内側に突出しているが、左側部112の内側の面よりはへこんでいる。本体嵌合凸部119は、本体嵌合凹部118と嵌合した対本体係合部383が外れにくくする。
図示していないが、本体枠110の右上、図示した本体嵌合凹部118及び本体嵌合凸部119とちょうど正対する位置にも、本体嵌合凹部118及び本体嵌合凸部119が設けられている。
また、本体嵌合凹部118及び本体嵌合凸部119は、光源ユニット300一つに対して一組設けられる。この例における誘導灯800は両面灯であり、表側の表示ユニット200用の光源ユニット300と、裏側の表示ユニット200用の光源ユニット300とがあって、合計二つの光源ユニット300がある。そのため、本体嵌合凹部118及び本体嵌合凸部119は、本体枠110の表側の左右に1つずつ、本体枠110の裏側の左右に1つずつ設けられ、合計四つの本体嵌合凹部118と、四つの本体嵌合凸部119とが設けられている。
図14は、この実施の形態における本体枠110と光源ユニット300との係合の様子を示す一部破断平面図である。
この図は、本体枠110及び光源ユニット300を上から見たところを表わす。係合の様子が見えるよう、本体枠110の一部を破断している。また、左右方向に長いので、中間部分を省略している。
作業者は、光源ユニット360に係合保持部品380を取り付けて光源ユニット300としたのち、光源ユニット300を本体枠110に取り付ける。作業者が、光源ユニット300を本体枠110の前後方向から本体枠110に近づけると、対本体嵌合爪732が本体嵌合凸部119に当接する。作業者が光源ユニット300を更に押し込もうとすると、本体枠110全体が変形して、左右に開く。作業者が、光源ユニット300を押し込んで、対本体係合根元部731が本体嵌合凸部119の位置に達すると、本体枠110が弾性力により復元し、対本体嵌合爪732が本体嵌合凹部118に嵌合する。これにより、光源ユニット300が本体枠110に固定される。
このように、本体枠110は、表示ユニット200とほぼ同一の大きさに開口した開口部を有し、開口部がある開口方向を除いて点灯装置530(点灯回路)の周囲を囲んでいる。開口部には、光源ユニット360を保持した二つの係合保持部品380の対本体係合部383が挿入可能である。本体枠110は、開口部に挿入された対本体係合部383を両側から挟み込む形で保持する。
また、本体枠110の内側には、互いに正対する位置に本体嵌合凹部118が設けられている。対本体係合部383には、対本体嵌合爪732が設けられていて、対本体嵌合爪732が本体嵌合凹部118と嵌合することにより、対本体係合部383が本体枠110から抜けにくくする。
なお、この実施の形態では、対本体係合部383が本体枠110に設けられた本体嵌合凹部118と嵌合することにより、光源ユニット300を本体枠110に取り付ける場合について説明したが、実施の形態1〜実施の形態4で説明した誘導灯800と同様に、対本体係合部383(光源ユニット突出部320)が、本体枠110に固定された弾性体400と係合することにより、光源ユニット300を本体枠110に取り付ける構造としてもよい。
また、この実施の形態では、表示ユニット200を本体枠110に取り付ける構造について説明していないが、実施の形態1〜実施の形態4で説明したように、表示ユニット突出部220が弾性体400と係合することにより、表示ユニット200を本体枠110に取り付けてもよいし、表示ユニット突出部220が本体枠110と直接嵌合する構造としてもよい。
この実施の形態における誘導灯800(表示装置)は、光源ユニット枠310(光源カバー)に金型が安価なアルミ押出し材を使用しているので、安価に生産でき、放熱性に優れている。また、光源ユニット枠310に係合保持部品380を容易に取り付けることができる反面、かつ容易には外れない構造になっている。
特に、光源ユニット枠310の端部の形状に着目すると、係合保持部品380を光源ユニット枠310の外側から押し込み、対カバー係合部382を係合挟持部316によりコの字状に囲まれた空間に挿入する。支持部611は、対カバー係合補強部723,724とカバー押さえ部384との間に挟み込まれる。対カバー係合補強部723,724の先端は、挿入しやすいように面取りされている。なお、対カバー係合補強部723,724の先端の形状は、C面取り形状に限らず、丸く面取りされていてもよいし、円弧状あるいは傾斜状であってもよい。対カバー係合支持部721は、弾性により変形し、対カバー嵌合爪722がカバー嵌合穴318に嵌合して、容易に固定できるが、容易には外れない。
このように、LED351などを光源とし、放熱のため光源ユニット枠310に金属部材を使用した場合であっても、光源ユニット300を本体100(器具本体)に取り付ける取付構造(係合保持部品380)を別部品とすることにより、樹脂成形部材を使用することができる。
また、係合保持部品380を光源ユニット枠310に取り付ける構造として、上記説明したような構造を採用することにより、係合保持部品380を光源ユニット枠310に簡単装着でき、かつ容易には外れないようにすることができる。係合保持部品380を光源ユニット枠310に取り付けるのにネジなどを使う必要がないので、光源ユニット300の製造コストを抑えることができる。
実施の形態1における誘導灯800の構造を示す分解斜視図。 実施の形態1における誘導灯800の内部構造を示す分解断面斜視図。 実施の形態1における表示ユニット突出部220及び光源ユニット突出部320と弾性体400との係合の様子を右方向から見たところを示す模式端面図。 実施の形態2における誘導灯800の内部構造を示す分解断面斜視図。 実施の形態2における表示ユニット突出部220及び光源ユニット突出部320と弾性体400との係合の様子を右方向から見たところを示す模式端面図。 実施の形態3における誘導灯800の内部構造を示す分解断面斜視図。 実施の形態4における光源ユニット300の構造を示す分解斜視図。 実施の形態5における誘導灯800の構造を示す分解斜視図。 実施の形態5における光源ユニット枠310の形状を示す斜視図。 実施の形態5における光源ユニット枠310の形状を示す側面図。 実施の形態5における係合保持部品380の形状を示す斜視図。 実施の形態5における係合保持部品380の形状を示す正視図。 実施の形態5における本体枠110の形状を示す一部拡大破断斜視図。 実施の形態5における本体枠110と光源ユニット300との係合の様子を示す一部破断平面図。
符号の説明
100 本体、110 本体枠、111,311 上部、112,212 左側部、113,213 下部、114,214 後部、118 本体嵌合凹部、119 本体嵌合凸部、120 弾性体取付部、130 嵌合爪部、200 表示ユニット、210 表示ユニット枠、220 表示ユニット突出部、221,321 凸部、224,324 凹部、230 支持突出部、231 嵌合穴、240 遮光突出部、260 導光板、261 導光板テーパー部、262 導光板突起部、270 表示パネル、300,360 光源ユニット、310 光源ユニット枠、315 前部、316 係合挟持部、318 カバー嵌合穴、319 基板取付穴、320 光源ユニット突出部、330 光源ユニット係合部、350 LED基板、351 LED、380 係合保持部品、381 側面カバー部、382 対カバー係合部、383 対本体係合部、384 カバー押さえ部、385 対表示係合部、386 庇部、390 ネジ、400 弾性体、411,421 第一腕部、412,422 第一屈曲部、413,423 第二腕部、414,424 第二屈曲部、415,425 第三腕部、416,426 第三屈曲部、417,429 基部、427 第四腕部、428 第四屈曲部、510 端子台、520 バッテリー、530 点灯装置、540 点検スイッチ、611 支持部、612 後端部、613 折曲部、651 先端部、652 中間部、653 根元部、660 前側突起部、661 前側幹部、662 前側枝部、670 後側突起部、671 後側幹部、672 第一枝部、673 第二枝部、721 対カバー係合支持部、722 対カバー嵌合爪、723,724 対カバー係合補強部、725,726 面取り面、731 対本体係合根元部、732 対本体嵌合爪、780 直方体、781,782,791〜794 稜線、790 四角柱、800 誘導灯。

Claims (10)

  1. 光源を有する光源ユニットと、
    上記光源ユニットの光源を点灯させる点灯回路を有する器具本体と、
    上記光源ユニットの光源が放射する光を入射して発光する表示板を有する表示ユニットと、
    上記器具本体に固定され、上記表示ユニット及び上記光源ユニットの少なくともいずれかと係合する形状を有し、上記表示ユニット及び上記光源ユニットの少なくともいずれかを着脱自在に保持する弾性体と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 上記表示ユニット及び上記光源ユニットの少なくともいずれかは、裏側に突出した突出部を有し、
    上記弾性体は、上記突出部と係合する形状を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 上記表示ユニットは、更に、表示ユニット係合部を有し、
    上記光源ユニットは、更に、上記表示ユニット係合部と係合する光源ユニット係合部を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 上記器具本体は、更に、所定方向を除いて上記点灯回路の周囲を囲み、上記所定方向が上記表示ユニットと略同一の大きさに開口した本体枠を有し、
    上記弾性体は、上記本体枠の開口を閉塞する位置に上記表示ユニットを保持する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 上記表示装置は、二つの表示ユニットを備え、
    所定方向及び上記所定方向と反対の方向を除いて上記点灯回路の周囲を囲み、上記所定方向及び上記所定方向と反対の方向が上記表示ユニットと略同一の大きさに開口した本体枠を有し、
    上記弾性体は、上記本体枠の上記所定方向の開口を閉塞する位置に上記二つの表示ユニットのうちの一つを保持し、上記本体枠の上記所定方向と反対の方向の開口を閉塞する位置に上記二つの表示ユニットのうちのもう一つを保持する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の表示装置。
  6. 光を放射する光源と、上記光源を保持し、上記光源で発生した熱を外部に放熱する光源カバーとを有する光源ユニットと、
    上記光源を点灯させる点灯回路を有する器具本体と、
    上記光源が放射する光を入射して発光する表示板を有する表示ユニットと、
    上記光源カバーと係合して上記光源カバーを着脱自在に保持する対カバー係合部と、上記器具本体と係合して上記器具本体を着脱自在に保持する対本体係合部とを有する係合保持部品と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  7. 上記光源カバーは、金属製であり、上記係合保持部品は、樹脂製であることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 上記表示装置は、二つの係合保持部品を有し、
    上記光源カバーは、
    所定の方向を高さ方向とする柱状であり、
    上記光源が放射した光が、上記光の放射方向に対して反対の方向に漏れるのを防ぐ第一カバー部と、
    上記第一カバー部の外側に位置し、上記所定の方向から、上記二つの係合保持部品のうち第一の係合保持部品の対カバー係合部を挿入し、上記所定の方向に対して反対方向から、上記二つの係合保持部品のうち第二の係合保持部品の対カバー係合部を挿入することが可能であり、挿入された対カバー係合部を挟み込んで保持する係合挟持部と、
    上記第一カバー部の外側に設けられた二つのカバー嵌合穴とを有し、
    上記対カバー係合部は、上記係合挟持部に挿入された場合に上記二つのカバー嵌合穴のいずれかに嵌合し、上記対カバー係合部が上記係合挟持部から抜けにくくする対カバー嵌合爪を有する
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の表示装置。
  9. 上記器具本体は、更に、
    所定の開口方向を除いて上記点灯回路の周囲を囲み、上記所定の開口方向が上記表示ユニットと略同一の大きさに開口した開口部を有し、上記開口方向から、上記光源カバーを保持した二つの係合保持部品の対本体係合部を挿入することが可能であり、挿入された二つの本体係合部を挟み込んで保持する本体枠と、
    上記本体枠の内側であって、互いに略正対する位置に設けられた二つの本体嵌合凹部とを有し、
    上記対本体係合部は、上記本体枠に挿入された場合に上記二つの本体嵌合凹部のいずれかに嵌合し、上記対本体係合部が上記本体枠から抜けにくくする対本体嵌合爪を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の表示装置であって、
    上記表示板は、避難誘導を示す図柄を表示する
    ことを特徴とする誘導灯。
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