JP2009058107A - 電磁アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】動作の安定性に優れかつ小型化にも有利な電磁アクチュエータを提供する。
【解決手段】磁性材料製のプランジャ37とインナーヨーク36との間に磁路Cを形成してプランジャ37を電磁力により軸線方向に駆動する電磁駆動部31と、相手側部品と結合される結合位置と相手側部品から離れた解放位置との間を軸線方向に沿って移動可能なドグ41を有し、ドグ41が結合位置にあるときに相手側部品を周方向に拘束する操作部32と、ドグ41のプランジャ37に対する周方向の相対移動が許容され、かつ軸線方向の相対移動は規制されるようにして、プランジャ37とドグ41との間に介在する止め輪45とを電磁アクチュエータ30に設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、電磁力を利用して動力伝達の状態を切り替えるアクチュエータに関する。
車両のデファレンシャル装置として、サイドギアの背面側に噛み合い式のクラッチを配置し、そのクラッチを電磁アクチュエータで駆動することにより、デファレンシャル装置をロックする装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−100924号公報
特許文献1の電磁アクチュエータでは、電磁力によって駆動されるプランジャの一部を磁性材料で構成して磁路の一部に利用しつつ、そのプランジャを相手側部品としてのクラッチリングに押し当てている。従って、クラッチリングに入力されるトルクが電磁クラッチの磁路を構成する部材まで伝達される。このため、磁路構成部材の強度を補う必要から全体の構造が大型化する。また、トルクの入力部分を磁路の一部として構成すると、相手側部品から受ける反力で磁路のギャップが変化する等してプランジャの推力がばらつき、電磁アクチュエータの動作が安定しないおそれがある。
そこで、本発明は動作の安定性に優れかつ小型化にも有利な電磁アクチュエータを提供することを目的とする。
本発明の電磁アクチュエータは、磁性材料製の可動部材と固定部材との間に磁路を形成して前記可動部材を電磁力により所定の動作方向に駆動する電磁駆動部と、相手側部品と結合される結合位置と前記相手側部品から離れた解放位置との間を前記動作方向に沿って移動可能な操作部材を有し、前記操作部材が前記結合位置にあるときに前記相手側部品を前記動作方向とは異なる作用方向に拘束する操作部と、前記操作部材の前記可動部材に対する前記作用方向の相対移動が許容され、かつ前記動作方向の相対移動は規制されるようにして、前記可動部材と前記操作部材との間に介在する接続手段とを備える(請求項1)。
本発明の電磁アクチュエータによれば、電磁駆動部の可動部材を電磁力によって動作方向に駆動すると、その動作が接続手段を介して操作部材にも伝達されて操作部材が結合位置と解放位置との間を移動する。操作部材が結合位置に移動したときには操作部材が相手側部品と結合されて相手側部品からの反力が操作部材に作用する。しかし、反力の作用方向に関しては、操作部材の可動部材に対する相対移動が接続手段にて許容されているため、操作部材から可動部材への反力の伝達が接続手段にて遮断され、可動部材には相手側部品から受ける反力が作用しない。従って、電磁駆動部の可動部材には反力に耐える強度を与える必要がなくなり、その一方、操作部の操作部材は磁性材料に限定されることなく、強度を優先してその材料を選択することができる。これにより、電磁駆動部及び操作部のいずれも小型化を図ることが可能となる。また、電磁駆動部材の可動部材への反力伝達が遮断されることにより、可動部材と固定部材との間の磁路のギャップが反力の影響でばらつくおそれもない。よって、電磁力に基づいて可動部材に付与される推力のばらつきが抑えられ、電磁アクチュエータの動作の安定性が高まる。
本発明の一形態において、前記可動部材、前記固定部材及び前記操作部材のそれぞれは、環状に構成されて共通の軸線上に配置され、前記可動部材と前記固定部材とが軸線方向に並べられて前記動作方向が当該軸線方向に設定され、前記操作部材が前記軸線に対する周方向に前記相手側部品と噛み合うように設けられることにより、前記作用方向が前記周方向に設定されてもよい(請求項2)。この形態によれば、電磁アクチュエータの全体を円環型に構成することができる。この場合、前記可動部材の半径方向の一方の側に軸方向先端部が形成され、半径方向の他方の側には油溝が形成されてもよい(請求項3)。このように油溝を設けた場合、可動部材の動作初期時には、可動部材の軸方向先端部と固定部材との間で磁路が形成される。油溝は半径方向に関して反対側に設けられているので、可動部材と固定部材との間の磁路のギャップが油溝によって拡大することがなく、可動部材の動作初期時の推力が油溝によって影響を受けるおそれが少ない。
前記電磁駆動部には、前記可動部材が嵌め合わされて該可動部材を前記動作方向に案内する円筒状の案内面を有する磁性材料製の案内部材が設けられ、前記磁路は前記可動部材、前記固定部材及び前記案内部材の間を周回するように形成されてもよい(請求項4)。この形態によれば、案内部材の案内面を基準として可動部材を嵌め合わせることにより、可動部材の案内部材に対する傾きを抑えることができ、かつ、案内部材と可動部材との間の磁路のギャップのばらつきも抑えることができる。これにより可動部材の動作がさらに安定する。
前記可動部材の前記固定部材と対向する端部には、前記案内面から半径方向に離れるほど前記固定部材から軸線方向に遠ざかる方向に後退するテーパ部が設けられ、前記テーパ部の後端には前記軸線方向と直交するストッパ面が設けられ、前記固定部材の前記可動部材と対向する端部には、前記可動部材の前記テーパ部と同一方向に傾くテーパ部が設けられ、前記テーパ部の先端には前記軸線方向と直交して前記可動部材のストッパ面と接触可能なストッパ面が設けられてもよい(請求項5)。この形態によれば、可動部材の動作初期時にはテーパ部間の最も間隔が狭い位置で磁路が形成されるので、低電流で可動部材の動作を開始させることができる。テーパ部を設けたことによりストッパ面の面積が小さくなり、可動部材と固定部材とのストッパ面が衝突したときの異音も抑えられる。
前記接続手段として、前記可動部材と前記操作部材との間には、前記周方向に延びる接続部材が、前記可動部材及び前記操作部材に対して前記軸線方向に相対移動不能かつ前記周方向には相対回転可能に設けられてもよい(請求項6)。さらに、前記接続手段は止め輪であってもよい(請求項7)。これらの形態によれば、可動部材と操作部材との間で周方向の滑りを生じさせて反力の伝達を遮断することができる。
前記操作部には、前記結合位置にあるときに前記操作部材と前記作用方向に相対移動不能かつ前記動作方向には相対移動可能に噛み合う支持部材が設けられ、前記支持部材が前記電磁アクチュエータの取付箇所に固定手段にて固定可能とされてもよい(請求項8)。この形態によれば、支持部材を取付箇所に固定することにより、相手側部品から受ける反力を操作部材から支持部材を介して取付箇所へと伝達することができる。
以上に説明したように、本発明の電磁アクチュエータによれば、電磁駆動部の可動部材の動作を操作部材に伝えて操作部材を結合位置と解放位置との間で移動させることを可能とする一方で、操作部材から可動部材への反力の伝達を遮断することができるので、電磁駆動部の可動部材には反力に耐える強度を与える必要がなくなり、その一方、操作部の操作部材は磁性材料に限定されることなく、強度を優先してその材料を選択することができる。これにより、電磁駆動部及び操作部のいずれも小型化を図ることが可能となる。また、電磁駆動部材の可動部材への反力伝達が遮断されるため、可動部材と固定部材との間の磁路のギャップが反力の影響でばらつくおそれもなく、よって可動部材の推力のばらつきを抑えて電磁アクチュエータの動作の安定性を高めることができる。
図1は本発明の一形態に係る電磁アクチュエータが組み込まれた車両用の変速装置を、図2はその要部を拡大して示す図である。変速装置1は、車両に搭載された内燃機関(不図示)のクランク軸から入力軸2に入力される動力の一部を動力分割機構4にて発電機3へと分割しつつ出力軸5へ伝達する。出力軸5の外周にはモータ6が設けられ、その出力軸6aは不図示の減速機構を介して出力軸5と接続されている。動力分割機構4には、第1遊星歯車機構10と第2遊星歯車機構20とが設けられている。第1遊星歯車機構10は、互いに同軸的に配置されたサンギヤ11及びリングギヤ12と、これらのギヤ11、12の間に介在する複数のプラネタリギヤ13と、プラネタリギヤ13を回転(自転)自在に支持するプラネタリキャリア14とを有している。第2遊星歯車機構20は、互いに同軸的に配置されたサンギヤ21及びリングギヤ22と、これらのギヤ21、22の間に介在する複数のプラネタリギヤ23と、プラネタリギヤ23を回転(自転)自在に支持するプラネタリキャリア24とを有している。
入力軸2は第1遊星歯車機構10のプラネタリキャリア14と一体回転可能に接続される。発電機3の駆動軸3aは入力軸2と同軸の中空状に形成され、その先端は第1遊星歯車機構10のサンギヤ11と一体回転可能に接続される。第1遊星歯車機構10のリングギヤ12は第2遊星歯車機構20のプラネタリキャリア24と一体回転可能に接続され、さらにそのプラネタリキャリア24は出力軸5と一体回転可能に接続される。第2遊星歯車機構20のリングギヤ22は連結部材25を介して第1遊星歯車機構10のプラネタリキャリア14と一体回転可能に接続される。第2遊星歯車機構20のサンギヤ21は出力軸5の外周に相対回転可能に配置されている。そのサンギヤ21の軸端部にはクラッチホイール26が一体回転可能に設けられ、そのクラッチホイール26の外周にクラッチ歯26aが形成されている。動力分割機構4の外周には電磁アクチュエータ30が設けられている。この電磁アクチュエータ30をクラッチ歯26aと噛み合わることにより、サンギヤ21の回転を阻止することができる。以下、サンギヤ21の回転を電磁アクチュエータ30にて阻止する状態をロック状態と、サンギヤ21の回転を許容する状態をアンロック状態と呼ぶ。
第1遊星歯車機構10のプラネタリキャリア14、及び第2遊星歯車機構20のリングギヤ22は内燃機関によって駆動される入力軸2の軸線を中心としてその入力軸2と等速で回転する。第1遊星歯車機構10のサンギヤ11は発電機3の駆動軸3aと等速で回転する。サンギヤ21がアンロック状態のときは、モータ6による出力軸5及びプラネタリキャリア24の駆動速度と、内燃機関によるプラネタリキャリア14及びリングギヤ22の駆動速度とに応じた速度でサンギヤ21が出力軸5の回りに空転し、さらに、プラネタリキャリア24と等速でリングギヤ12が回転することにより、そのリングギヤ12の回転速度とプラネタリキャリア14の回転速度とに応じた速度でサンギヤ11が回転して発電機3が駆動される。この場合、モータ6による出力軸5の駆動速度と、内燃機関による入力軸2の駆動速度とは互いに自由に設定することができ、サンギヤ21はそれらの回転速度差を吸収するように出力軸5の回りを空転する。一方、サンギヤ21をロック状態に切り替えると、第2遊星歯車機構20においてリングギヤ22又はプラネタリキャリア24のいずれか一方の回転速度が定まれば他方も定まる関係となる。この場合には、内燃機関による入力軸2の駆動速度と、モータ6による出力軸5の駆動速度とが互いに関連付けられ、かつ、それらの駆動速度の何れか一方が定まれば、サンギヤ11による発電機3の駆動速度も定まる。このロック状態は、例えば出力軸5の回転速度を高速度域に設定する場合に使用される。
次に、電磁アクチュエータ30の詳細を説明する。図3に示すように、電磁アクチュエータ30は、予めアッセンブリ部品として組み立てられて変速機構(図3ではハッチング領域で示す。)4の外周に配置されている。このようなレイアウトを採用することにより、電磁アクチュエータ30を動力分割機構4に対して軸線方向にオフセットして配置する必要がなくなり、変速装置1を軸線方向に短縮することができる。
図4は、電磁アクチュエータ30の内部構造を拡大して示す図である。電磁アクチュエータ30は電磁駆動部31と操作部32とを備えている。電磁駆動部31は、フロントカバー33と、そのフロントカバー33の内部に収容されたアウターヨーク34と、アウターヨーク34の内部に収容された電磁コイル35と、アウターヨーク34の一端部に固定されたインナーヨーク36と、アウターヨーク34の内周に嵌め合わされた駆動対象としてのプランジャ37と、そのプランジャ37の内周に嵌め合わされたスリーブ38とを備えている。電磁駆動部31の外周において、フロントカバー33、アウターヨーク34及びインナーヨーク36はそれらの全周に亘って互いに密着しており、それにより、フロントカバー33、アウターヨーク34及びインナーヨーク36は実質的に電磁駆動部31の外周側のハウジングを形成する。
アウターヨーク34、インナーヨーク36及びプランジャ37は磁性材料にて構成されている。電磁コイル35が励磁されると、これらのアウターヨーク34、インナーヨーク36及びプランジャ37を周回する磁路Cが形成される。アウターヨーク34の内周面34aは円筒面状に形成されている。プランジャ37は、内周面34aと同軸となるように芯出しされ、その内周面34aに沿ってプランジャ37は軸線方向に移動可能である。
プランジャ37の先端部の内周には、プランジャ37の軸線方向後端部に向かうほど内径が減少するテーパ部37bが設けられている。さらに、テーパ部37bの後端にはプランジャ37の動作方向と直交するストッパ面37cが設けられている。一方、インナーヨーク36の内周側にはプランジャ37に向かって延びる筒状部36aが設けられている。筒状部36aの外周には、プランジャ37のテーパ部37bと同一方向に傾斜するテーパ部36bが設けられている。さらに、筒状部36aの先端に、プランジャ37の動作方向と直交するストッパ面36cが設けられている。
プランジャ37の後端部には半径方向内周側にリング状に突出するスリーブ受け37dが形成されている。スリーブ38は、フロントケース33の円筒部33aの外周に嵌め合わされる円筒部38aと、その円筒部38aの先端からインナーヨーク36の端面に沿って外周側に伸ばされたフランジ部38bとを有している。フランジ部38bには、軸線方向に突出するばね保持部38cが設けられている。さらに、プランジャ37の内周には、複数の油溝37eが設けられている。油溝37eは、プランジャ37の軸線方向全長に亘って延びている。図5に示したように、油溝37eはプランジャ37の周方向に等間隔に配置されている。フロントカバー33には、円筒部33aとスリーブ38との間をシールするOリング39Aが、インナーヨーク36には、筒状部36aとスリーブ38との間をシールするOリング39Bがそれぞれ装着されている。これらのOリング39A、39Bにより、電磁駆動部31が、スリーブ38の一部を除いて外部からシールされている。シールされたフロントカバー33の内部の空間には、電磁駆動部31の可動部材であるプランジャ37及びスリーブ38の摩擦抵抗を減少させるための適量の潤滑油が封入される。
図4に戻って、操作部32は、リアカバー40と、そのリアカバー40の内周側に配置される操作部材としてのドグ41とを備えている。リアカバー40の内周には外側スプライン歯42が一体に形成され、ドグ41の外周にはその外側スプライン歯42と噛み合う内側スプライン歯43が形成されている。スプライン歯42、43は軸線方向に相対移動可能である。ドグ41の内周にはドグ歯44が形成されている。ドグ歯44はクラッチ歯26a(図2参照)と噛み合い可能であり、かつクラッチ歯26aに対して軸線方向に移動可能である。ドグ41とスリーブ38の円筒部38aとの間には、止め輪45が設けられている。止め輪45はドグ41及びスリーブ38に対して周方向に相対的に滑ることができる。それにより、ドグ41とスリーブ38とは、軸線方向に相対移動不能かつ周方向には相対回転可能に組み合わされている。リアカバー40とスリーブ38のばね保持部38cとの間には、リターンスプリング46が適度に圧縮された状態で保持されている。リターンスプリング46の圧縮に対する弾性復元力により、スリーブ38はプランジャ37のスリーブ受け37dに向かって押し込まれている。さらに、リアカバー40は固定手段としてのボルト47により変速装置1のハウジング(取付箇所)7に固定されている(図2参照)。この場合、リアカバー40がまず入力軸2の軸線に対して芯出しされ、そのリアカバー40の内側スプライン歯42に対してドグ41が芯出しされる。リアカバー40は操作部32の支持部材として機能する。
次に、電磁アクチュエータ30の動作を説明する。まず、電磁コイル35が非励磁状態にあるときは、リターンスプリング46の力でスリーブ38がプランジャ37に向かって押し込まれ、それによりプランジャ37のスリーブ受け37dに突き当てられる。これによりプランジャ37がフロントカバー33内に押し込まれ、その結果、プランジャ37及びスリーブ38はインナーヨーク36から離れた待機位置(図4に実線で示す位置)に保持される。ドグ41は、止め輪45を介してスリーブ38と軸線方向に相対移動不能に組み合わされているので、スリーブ38が待機位置まで後退したときは、ドグ41も同一方向に後退する。このとき、ドグ41のスプライン歯43とリアカバー40のスプライン歯42との噛み合い状態は維持されるが、ドグ歯44はクラッチ歯26aから完全に離れる(図2参照)。すなわち、ドグ歯44とクラッチ歯26aとは噛み合わない。従って、電磁アクチュエータ30が非励磁状態にあるときは、動力分割機構4のサンギヤ21がアンロック状態となる。
電磁コイル35が励磁されると、上述したように電磁駆動部31内で磁路Cが形成される。その磁路Cは、プランジャ37のテーパ部37bとインナーヨーク36のテーパ部36bとの隙間を横切るように形成される。よって、プランジャ37は、アウターヨーク34の内周面34aに案内されつつインナーヨーク36に向かって引き寄せられる。このプランジャ37の動作により、スリーブ受け37dと噛み合っているスリーブ38がリターンスプリング46に抗してリアカバー40側に突出し、その動作が止め輪45を介してドグ41にも伝わってドグ41がスプライン歯42に案内されつつリアカバー40側に前進する。これにより、ドグ歯44がクラッチ歯26aと噛み合う。これにより、サンギヤ21がの回転が阻止される。なお、プランジャ37は、そのストッパ面37cがインナーヨーク36のストッパ面36cに接した位置で停止する。
上記のロック状態においては、サンギヤ21に入力されたトルクがクラッチホイール26からドグ41を経てリアカバー40へと伝達されてハウジング7で受け止められる。ドグ41とスリーブ38との間は止め輪45によって軸線方向に噛み合わされているだけで、両者は相対回転可能である。従って、ドグ41からスリーブ38へとトルクが伝達されない。すなわち、電磁駆動部31にトルクが入力されない。よって、磁路Cを構成する部材であるアウターヨーク34、インナーヨーク36及びプランジャ37に、トルクに耐え得る強度を与える必要がない。よって、電磁駆動部31を小型化することができる。また、操作部32の構成部材であるリアカバー40及びドグ41は磁路の形成に利用されないので、これらの材料を磁性材料に限定する必要がない。このため、リアカバー40及びドグ41については強度に優れた材料を優先して選択し、これらの小型化も容易である。よって、電磁アクチュエータ30の全体の小型化を図ることができる。さらに、操作部32が電磁駆動部31から分離されているので、磁路Cを構成する部材間のギャップがトルクによって変動するおそれもない。このため、プランジャ37の推力のばらつきを抑え、電磁アクチュエータ30の動作性能を安定して発揮させることができる。
さらに、本形態の電磁アクチュエータ30によれば、次のような作用効果も奏する。まず、電磁駆動部31においては、プランジャ37をアウターヨーク34の内周面34aに嵌め合わせて芯出ししているので、プランジャ37とアウターヨーク34との軸線方向の接触長さを十分に確保することが可能となり、アウターヨーク34に対するプランジャ37の傾きを抑えてプランジャ37とアウターヨーク34との同軸度を高く維持することができる。しかも、アウターヨーク34の内周面34a及びプランジャ37の外周面37aをいずれも単純な円筒面形状としているので、それらの加工精度を高めてアウターヨーク34とプランジャ37との間のギャップのばらつきを抑えることができる。これにより、磁束がアウターヨーク34とプランジャ37との間を横切る際の磁場の変化を抑えることができる。これにより、プランジャ37の推力をさらに安定させることができる。一方、操作部32においては、ハウジング7からクラッチ歯26aまでの部品数が少なく、噛み合いのばらつきが抑えられる。
プランジャ37と、インナーヨーク36の筒状部36aとのそれぞれにテーパ部37b、36bを設けているため、電磁コイル35を励磁してプランジャ37の前進を開始した時(以下、初動時と呼ぶことがある。)におけるプランジャ37とインナーヨーク36との隙間量を十分に小さくし、低電力でも十分な推力をプランジャ37に付与することができる。すなわち、テーパ部37b、36cを省略すれば、初動時には、ストッパ面37c、36cの間の距離に等しい隙間を介して磁路Cを形成する必要があり、電磁コイル35に大電流を供給する必要がある。しかし、本形態では、図4から明らかなように、プランジャ37が待機位置にあるときのプランジャ37とインナーヨーク36との間の最小隙間がテーパ部37b、36bの間で与えられ、その最小隙間はストッパ面37c、36c間の距離よりも十分に小さいため、初動時に必要な励磁電流を小さく設定してもプランジャ37に必要十分な推力を作用させることができる。さらに、テーパ部37b、36bを設けたことにより、ストッパ面37c、36cの面積が減少する。このため、ストッパ面37c、36cが接してプランジャ37が停止するときの衝突エネルギも小さく抑えられ、その衝突エネルギによって発生する異音も低減される。
さらに、油溝37eをプランジャ37の内周に形成しているため、プランジャ37の初動時におけるプランジャ37とインナーヨーク36との隙間が油溝37eによって拡大するおそれがない利点がある。さらに、油溝37eが周方向に等間隔に形成されているため、油溝37eによる磁束の偏心を防止してプランジャ37の動作を安定させることができる。
Oリング39A、39Bにより、電磁駆動部31をスリーブ38の一部を除いて外部からシールしているため、プランジャ37とアウターヨーク34との案内面間への異物の混入を防止し、プランジャ37の動作をさらに安定させることができる。さらに、リターンスプリング46が電磁駆動部31のシール領域外に配置されているので、リターンスプリング46の伸縮に伴って摩耗粉等の異物が発生しても、その異物の電磁駆動部31内への混入を防止することもできる。リターンスプリング46が電磁駆動部31に対して軸線方向側方に配置されているので、電磁アクチュエータ30を半径方向に小型化することができる。これにより、動力分割機構4とハウジング7との間の限られたスペースにも電磁アクチュエータ30を容易に配置することができる。
以上の形態においては、プランジャ37が可動部材、インナーヨーク36が固定部材、アウターヨーク34が案内部材、ドグ41が操作部材、リアカバー40が支持部材、止め輪45が接続手段にそれぞれ相当する。また、クラッチホイール26が相手側部品に相当する。また、プランジャ37の軸線方向が動作方向に、ドグ41の周方向が作用方向にそれぞれ相当する。但し、本発明は上述した形態に限ることなく、種々の形態にて実施してよい。例えば、接続手段としては止め輪に限らず、ベアリング等を用いてもよい。本発明の電磁アクチュエータは、上述した変速装置1のサンギヤ21のロックに使用される例に限らず、種々の目的で使用されてよく、さらには車両に限らず、各種の装置、機械、機構に組み込まれてよい。本発明の電磁アクチュエータは、全体として円環型に設けられる例に限らず、直動型等の異形態で設けられてもよい。この場合も電磁駆動部の可動部材の動作方向と、操作部の操作部材による相手側部品の作用方向とが異なり、かつ可動部材と操作部材との間の動作方向の相対移動が規制され、作用方向の相対運動が許容されるように接続手段が両部材間に介在していればよい。可動部材と操作部材との間にスリーブなどの他の部材がさらに介在していてもよいことは勿論である。
本発明の一形態に係る電磁アクチュエータが組み込まれた車両の変速装置の軸線方向断面図。 図1の要部を拡大して示す図。 動力分割機構と電磁アクチュエータとのレイアウトを示す図。 電磁アクチュエータの軸線方向に沿った部分断面図。 プランジャをその軸線方向後端から見た状態を示す図。
符号の説明
1 変速装置
2 入力軸
3 発電機
4 動力分割機構
5 出力軸
6 モータ
7 ハウジング
10 第1遊星歯車機構
20 第2遊星歯車機構
26 クラッチホイール
26a クラッチ歯
30 電磁アクチュエータ
31 電磁駆動部
32 操作部
33 フロントカバー
34 アウターヨーク
35 電磁コイル
36 インナーヨーク
36b テーパ部
36c ストッパ面
37 プランジャ
37b テーパ部
37c ストッパ面
37e 油溝
38 スリーブ
40 リアカバー
41 ドグ
45 止め輪
46 リターンスプリング
47 ボルト

Claims (8)

  1. 磁性材料製の可動部材と固定部材との間に磁路を形成して前記可動部材を電磁力により所定の動作方向に駆動する電磁駆動部と、
    相手側部品と結合される結合位置と前記相手側部品から前記動作方向と平行な方向に離れた解放位置との間を移動可能な操作部材を有し、前記操作部材が前記結合位置にあるときに前記相手側部品を前記動作方向とは異なる作用方向に拘束する操作部と、
    前記操作部材の前記可動部材に対する前記作用方向の相対移動が許容され、かつ前記動作方向の相対移動は規制されるようにして、前記可動部材と前記操作部材との間に介在する接続手段と、
    を備えたことを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記可動部材、前記固定部材及び前記操作部材のそれぞれは、環状に構成されて共通の軸線上に配置され、前記可動部材と前記固定部材とが軸線方向に並べられて前記動作方向が当該軸線方向に設定され、前記操作部材が前記軸線に対する周方向に前記相手側部品と噛み合うように設けられることにより、前記作用方向が前記周方向に設定されている請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記可動部材の半径方向の一方の側に軸方向先端部が形成され、半径方向の他方の側には油溝が形成されている請求項2に記載の電磁アクチュエータ。
  4. 前記電磁駆動部には、前記可動部材が嵌め合わされて該可動部材を前記動作方向に案内する円筒状の案内面を有する磁性材料製の案内部材が設けられ、前記磁路は前記可動部材、前記固定部材及び前記案内部材の間を周回するように形成されている請求項2又は3に記載の電磁アクチュエータ。
  5. 前記可動部材の前記固定部材と対向する端部には、前記案内面から半径方向に離れるほど前記固定部材から軸線方向に遠ざかる方向に後退するテーパ部が設けられ、前記テーパ部の後端には前記軸線方向と直交するストッパ面が設けられ、前記固定部材の前記可動部材と対向する端部には、前記可動部材の前記テーパ部と同一方向に傾くテーパ部が設けられ、前記テーパ部の先端には前記軸線方向と直交して前記可動部材のストッパ面と接触可能なストッパ面が設けられている請求項2〜4のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
  6. 前記接続手段として、前記可動部材と前記操作部材との間には、前記周方向に延びる接続部材が、前記可動部材及び前記操作部材に対して前記軸線方向に相対移動不能かつ前記周方向には相対回転可能に設けられている請求項2〜5のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
  7. 前記接続手段が止め輪である請求項6に記載の電磁アクチュエータ。
  8. 前記操作部には、前記結合位置にあるときに前記操作部材と前記作用方向に相対移動不能かつ前記動作方向には相対移動可能に噛み合う支持部材が設けられ、前記支持部材が前記電磁アクチュエータの取付箇所に固定手段にて固定可能とされている請求項1〜6のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
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