JP2009057909A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間で、十分な補正精度を得られる噴射量学習を実行する内燃機関の燃料噴射制御装置を得る。
【解決手段】学習条件が成立しているときに、内燃機関1の特定気筒に対してインジェクタ5より指令噴射期間TQによる学習用噴射を実行する(S210)。学習用噴射の実行により生じる内燃機関の状態変化量を検出し、状態変化量に基づいて、インジェクタ5から噴射された実噴射量Qを算出する(S220)。複数の異なる指令噴射期間TQで学習用噴射を実行すると共に、各学習用噴射毎に実噴射量Qを算出する(S220〜S260)。また、各指令噴射期間TQに対する各実噴射量Qから補正特性線を求め(S270)、補正特性線に基づいてインジェクタ5への指令噴射期間TQを補正する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関の噴射量学習を実行する内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
従来より、ディーゼル機関では、燃焼騒音の低減や窒素酸化物を抑制する手段として、メイン噴射に先立って極少量の燃料を噴射する、所謂パイロット噴射を実施している。しかし、噴射量が小さいパイロット噴射の場合には、その効果(燃焼騒音の低減、窒素酸化物の抑制)を十分に発揮させるために、微量噴射精度の向上が要求される。このため、パイロット噴射に対する指令噴射期間による目標噴射量と、実際に噴射された実噴射量との差を検出し、差に応じて指令噴射期間を補正する噴射量学習を実行している。
例えば、特許文献1にあるように、インジェクタに指令する指令噴射量がゼロ以下となる無噴射状態(例えば、シフトチェンジ時や減速時等のフューエルカット状態)の時に、ディーゼル機関の特定気筒に対してインジェクタより単発噴射を実施し、その単発噴射によって生じる内燃機関回転数の変動量を基に実噴射量を求め、この実噴射量と単発噴射に対する指令噴射期間による目標噴射量とに差が生じた場合に、その差に応じて指令噴射期間を補正している。
特開2005−155360号公報
こうした従来の装置では、インジェクタより単発噴射を実施して実噴射量を求め、指令噴射期間を補正するので、一つの噴射量に対して一つの指令噴射期間を精度よく補正することはできる。即ち、噴射量学習をした噴射量やその近傍の噴射量に対する指令噴射期間は精度よく補正することができる。
しかし、噴射量学習をした噴射量とはその量が多少異なる他の噴射量に対しての指令噴射期間の補正を、噴射量学習をした噴射量の補正から推定したのでは、十分な補正精度が得られない場合があるという問題があった。例えば、実噴射量と指令噴射期間との関係にはある傾きがあり、インジェクタ毎に傾きが同じではなく、また、経時変化により傾きが変化する場合がある。そのような場合、噴射量学習をした噴射量の補正からの推定では、十分な補正精度が得られない。また、傾きに限らず、指令噴射期間が異なる場合、噴射量学習をした噴射量の補正からの推定では、十分な補正精度が得られない。
また、指令噴射期間を少しずつ変えて、噴射量学習をすると、全ての指令噴射期間についての実噴射量を求めるために長時間を必要とするという問題があった。
本発明の課題は、短時間で、十分な補正精度を得られる噴射量学習を実行する内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
噴射量学習を実施するための学習条件が成立しているか否かを判定する判定手段と、
前記学習条件が成立しているときに、内燃機関の特定気筒に対してインジェクタより指令噴射期間による学習用噴射を実行する学習用噴射実行手段と、
前記学習用噴射の実行により生じる前記内燃機関の状態変化量を検出する状態変化量検出手段と、
検出された前記状態変化量に基づいて、前記インジェクタから噴射された実噴射量を算出する噴射量算出手段と、
算出された前記実噴射量に基づいて前記インジェクタの指令噴射期間を補正する補正手段とを備えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、
前記学習用噴射実行手段は、複数の異なる前記指令噴射期間で学習用噴射を実行すると共に、前記噴射量算出手段は、前記各学習用噴射毎に前記実噴射量を算出し、
前記補正手段は前記各指令噴射期間に対する前記各実噴射量から補正特性線を求め、該補正特性線に基づいて前記インジェクタへの前記指令噴射期間を補正することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置がそれである。
前記学習用噴射実行手段は、1回目の前記実噴射量と前記指令噴射期間に応じた目標噴射量との差を減らす方向に前記指令噴射期間をずらして2回目の前記学習用噴射を実行するようにしてもよい。あるいは、前記学習用噴射実行手段は、2回目以降の前記指令噴射期間を1回目の前記指令噴射期間に対して長短両側に変更して前記学習用噴射を実行するようにしてもよい。また、前記学習用噴射実行手段は、2回目以降の前記実噴射量が1回目の前記実噴射量に対して増加側と減少側との両側に変更する前記指令噴射期間で前記学習用噴射を実行するようにしてもよい。更に、前記学習用噴射実行手段は、複数の異なる前記指令噴射期間をランダムに変更して前記学習用噴射を実行するようにしてもよい。
本発明の内燃機関の燃料噴射制御装置は、各指令噴射期間に対する各実噴射量から補正特性線を求め、補正特性線に基づいてインジェクタへの指令噴射期間を補正するので、複数の異なる指令噴射期間で学習用噴射を実行すればよく、短時間で、十分な補正精度が得られるという効果を奏する。
1回目の学習用噴射の指令噴射期間に対して、2回目以降の学習用噴射の指令噴射期間がその両側となるようにずらして学習用噴射を実行することにより、補正特性線を精度よく算出できる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態としての内燃機関の燃料噴射制御装置を示す全体構成図である。
図1に示すように、本実施形態の内燃機関の燃料噴射制御装置は、例えば、4気筒のディーゼル機関としての内燃機関1に適用されており、高圧燃料を蓄えるコモンレール2と、燃料タンク3から汲み上げた燃料を加圧してコモンレール2に供給する燃料供給ポンプ4と、コモンレール2より供給される高圧燃料を内燃機関1の気筒内の燃焼室21に噴射するインジェクタ5と、インジェクタ5等を電子制御する電子制御ユニット(以下ECU6と呼ぶ)とを備えている。
コモンレール2は、ECU6により目標レール圧が設定され、燃料供給ポンプ4から供給された高圧燃料を目標レール圧まで蓄圧する。このコモンレール2には、蓄圧された燃料圧力(以下、レール圧と呼ぶ)を検出してECU6に出力する圧力センサ7と、レール圧が予め設定された上限値を超えないように制限するプレッシャリミッタ8が取り付けられている。
燃料供給ポンプ4は、内燃機関1に駆動されて回転するカム軸9と、このカム軸9に駆動されて燃料タンク3から燃料を汲み上げるフィードポンプ10と、カム軸9の回転に同期してシリンダ11内を往復運動するプランジャ12と、フィードポンプ10からシリンダ11内の加圧室13に吸入される燃料量を調量する電磁調量弁14などを有している。
この燃料供給ポンプ4は、プランジャ12がシリンダ11内を上死点から下死点に向かって移動する際に、フィードポンプ10より送り出された燃料が電磁調量弁14で調量され、吸入弁15を押し開いて加圧室13に吸入される。その後、プランジャ12がシリンダ11内を下死点から上死点へ向かって移動する際に、プランジャ12によって加圧室13の燃料が加圧され、その加圧された燃料が、吐出弁16を押し開いてコモンレール2に圧送される。
インジェクタ5は、内燃機関1の気筒毎に搭載され、それぞれ高圧配管17を介してコモンレール2に接続されている。このインジェクタ5は、ECU6の指令に基づいて作動する電磁弁22と、この電磁弁22への通電時に燃料を噴射するノズル23とを備える。
電磁弁22は、コモンレール2の高圧燃料が印加される圧力室(図示せず)から低圧側に通じる低圧通路(図示せず)を開閉するもので、通電時に低圧通路を開放し、通電停止時に低圧通路を遮断する。
ノズル23は、噴孔を開閉するニードル(図示せず)を内蔵し、圧力室の燃料圧力がニードルを閉弁方向(噴孔を閉じる方向)に付勢している。従って、電磁弁22への通電により低圧通路が開放されて圧力室の燃料圧力が低下すると、ニードルがノズル23内を上昇して開弁する(噴孔を開く)ことにより、コモンレール2より供給された高圧燃料を噴孔より噴射する。一方、電磁弁22への通電停止により低圧通路が遮断されて、圧力室の燃料圧力が上昇すると、ニードルがノズル23内を下降して閉弁することにより、噴射が終了する。
ECU6は、内燃機関1の回転数(状態変化量)を検出する状態変化量検出手段としての回転数センサ18と、アクセルペダル19の踏込量に応じたアクセル開度(内燃機関1の負荷)を検出するアクセル開度センサ20、及び前記レール圧を検出する圧力センサ7等が接続され、これらのセンサで検出されたセンサ情報に基づいて、コモンレール2の目標レール圧と、内燃機関1の運転状態に適した噴射時期及び噴射量等を演算し、その演算結果に従って、燃料供給ポンプ4の電磁調量弁14及びインジェクタ5の電磁弁22を電子制御する。
また、ECU6による噴射量制御(噴射時期及び噴射量の制御)では、メイン噴射に先立って極小量のパイロット噴射を実行するときに、そのパイロット噴射に対する噴射量学習を行っている。
次に、ECU6により実行される学習用噴射制御処理について図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、学習用噴射を実行するための学習条件が成立しているか否かを判定する(ステップ10。以下S10という。以下同様。)。具体的には、以下の条件が挙げられる。
a)インジェクタ5に対する指令噴射量がゼロ以下となる無噴射時であること。
b)変速装置がニュートラル状態であること(例えば、シフトチェンジ時)。
c)所定のレール圧が維持されていること。
また、EGR装置、ディーゼルスロットル、可変ターボ等を装備する場合は、EGRバルブの開度、ディーゼルスロットルの開度、可変ターボの開度等を学習条件に加えることもできる。なお、変速装置がニュートラル状態であるためには、例えば、シフトポジション(シフトレバーの操作位置)がニュートラル位置にあることをポジションセンサ(図示せず)により検出、あるいは、クラッチがOFF状態、つまり、駆動輪に対して内燃機関の動力が遮断されている状態)にあること(この場合、シフトポジションは、必ずしもニュートラル位置にある必要はない)をセンサにより検出するようにするとよい。
学習条件が成立していないときには(S10:NO)、本制御処理を終了し、学習条件が成立していると判断したときには(S10:YES)、後述する特性検出処理を実行する(S20)。
特性検出処理を実行した後、特性検出処理により特性を検出するまでの処理が狙った条件下で実行されたか否かを判断する(S30)。前述したS10の処理による学習条件が、特性検出処理を実行している間に変化、例えば、変速位置がニュートラル位置でなくなったり、噴射が復帰したり、レール圧が変化したりすると、特性の検出が正常に行えない。
そこで、特性検出処理が実行している間、S10の学習条件が守られていたときには(S30:YES)、特性の検出が正常に行われたと判断して、特性検出処理の実行により検出した特性を保存する(S40)。一方、特性検出処理が実行している間、S10の学習条件が守られなかったときには(S30:NO)、特性の検出が正常に行われなかったと判断して、特性検出処理の実行により検出した特性を破棄する(S50)。S40またはS50の処理を実行すると、一旦本制御処理を終了する。
次に、ECU6により実行される特性検出処理(S20)について図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
本特性検出処理(S20)では、まず、目標噴射量Qに応じた基準指令噴射期間TQにより、1回目の学習用噴射を実行する(S210)。目標噴射量Qは、例えば、パイロット噴射の指令噴射量に相当、あるいは、複数回の微小量噴射を繰り返すマルチ噴射の指令噴射量に相当する噴射量である。
ECU6には、図10(a)に示すように、噴射量Qと、噴射量Qの燃料をインジェクタ5から噴射するための電磁弁22を駆動する指令噴射期間TQとの関係が、基準特性として記憶されている。噴射量制御では、内燃機関1の回転数やスロットル開度に応じて、噴射量Qが算出され、更に、この基準特性に基づいて、インジェクタ5の電磁弁22へ通電して開弁している指令噴射時間TQを求め、指令噴射時間TQに応じたパルス電流を電磁弁22に出力する。
この基準特性は、インジェクタ5が経時変化等する前の状態の特性であり、特性は経時変化等により変化する。学習用噴射は、特定の気筒に対して、例えば、4気筒の内の一つの気筒に対して実行され、他の気筒に対しては、一つの気筒の特性を検出した後、順次実行される。
次に、この学習用噴射に基づいて実噴射量を算出する処理を実行する(S220)。図4は本実施形態の実噴射量算出処理(S220)の詳細を示すフローチャートである。図4に示すように、まず、内燃機関1の回転数ωを回転数センサ18により検出する(S221)。
本実施形態では、学習用噴射の実行により生じる内燃機関1の状態変化量として回転数ωを検出している。回転数ωは回転数センサ18により検出され、本実施形態では、クランクシャフトが2回転(720°CA)する間に4回(各気筒に1回ずつ)検出される。この検出された回転数ωにその時の噴射気筒番号を付け、取得されるデータを、時系列順にω1(i) 、ω2(i) 、ω3(i) 、ω4(i) 、ω1(i+1) 、ω2(i+1) …として示す(図5(b)参照)。
但し、内燃機関1の回転数ωの検出は、図6に示す様に、インジェクタ5の噴射タイミング(図中の期間a)の直前に実施される。つまり、インジェクタ5から噴射された燃料が着火するまでに要する着火遅れ期間(図中の期間b)を過ぎてから、実際に燃焼が行われる燃焼期間(図中の期間c)を終了した後に、回転数検出期間(図中の期間d)が設定されている。これにより、噴射による内燃機関1の回転数ωの変動を精度良く検出できる。
回転数ωを検出した後、回転数ωの見かけ変動量△ωを算出する(S222)。見かけ変動量△ωは気筒毎に算出し、例えば、第3気筒を例に挙げると、図5(b)に示す様に、ω3(i) とω3(i+1) との差Δω3を算出する。この見かけ変動量Δωは、図5(c)に示す様に、無噴射時には単調に減少していくが、学習用噴射を実施した直後は、その噴射量に応じて回転数ωの変動が小さくなる(ちなみに、図5では、第4気筒で学習用噴射を実行した場合を示す)。
回転数ωの見かけ変動量△ωを算出した後、実変動量δを見かけ変動量△ωに基づいて算出する(S224)。気筒毎に学習用噴射による各実変動量δ1〜δ4を算出し、その平均から実変動量δxを求める。各実変動量δ1〜δ4は、学習用噴射を実施しなかった場合の推定変動量Δω(推定値)と、S222で算出された見かけ変動量Δωとの差として求められる。なお、学習用噴射を実施しなかった場合の推定変動量Δωは、無噴射時において単調に減少するので、学習用噴射以前の変動量Δω、または回転数変動前後の変動量Δωから推定する。
実変動量δxを算出した後、実変動量δxと学習用噴射を実施したときの内燃機関1の回転数ω0との積をトルク比例量Tpとして算出し、トルク比例量Tpから発生トルクTを算出する(S226)。このトルク比例量Tpは、学習用噴射によって発生する内燃機関1の発生トルクTに比例した量となる。内燃機関1の発生トルクTは、下記数式(1)によって求められ、実変動量δxと回転数ω0との積であるトルク比例量Tpは、発生トルクTに比例した量となる。ここで、Kは比例定数である。
T=K・δx・ω0………(1)
発生トルクTを算出した後、発生トルクTに基づいて実噴射量を算出する(S228)。本実施形態の内燃機関1、即ちディーゼル機関では、図7に示す様に、発生トルクTと実噴射量とが比例するため、ステップ226で算出されたトルク比例量Tpも実噴射量に比例することになる。従って、トルク比例量Tpから発生トルクTを算出し、その発生トルクTから実噴射量を求める。予め、その内燃機関1の発生トルクTと実噴射量との関係を実験等により求めて、マップ等として記憶し、算出した発生トルクTから実噴射量を算出する。
本実施形態では、実変動量δ1〜δ4の平均値δxを基に、内燃機関1の発生トルクを算出してから実噴射量を求めているので、例えば、図7に示す発生トルクと噴射量との適合が容易であり、且つ発生トルクと噴射量とが一対一に対応しているので、学習用噴射が実施された時の内燃機関回転数ω0に応じて補正する必要もなく、極めて精度良く実噴射量を求めることができる。
また、学習用噴射によって発生する内燃機関1の発生トルクTを算出する際に、気筒毎に求めた実変動量δ1〜δ4の平均値δxを使用しているが、平均値δxを求めることなく、何れか一つの気筒にて算出した実変動量δ1〜δ4を使用しても良い。
あるいは、発生トルクTを算出することなく、前述したステップ224にて、学習用噴射による実変動量δの平均値δxを求めた後、図8に示すマップから実噴射量を推定することもできる。
図8に示すマップは、実変動量δ1〜δ4の平均値δxと、学習用噴射が実施された時の内燃機関回転数ω0との関係を噴射量毎に予め適合した値である。このマップを予め実験等により求めて記憶する。これにより、実変動量δ1〜δ4の平均値δxと、学習用噴射が実施された時の内燃機関回転数ω0とに応じて、マップから実噴射量を求めることができる。
前述したステップ224では、学習用噴射を実施しなかった場合の推定変動量Δωと、学習用噴射を実施した場合の変動量Δωとの差を実変動量δとして算出しているが、以下の方法にて実変動量δを算出することも可能である。即ち、図9に示す様に、学習用噴射の実施(図中A点)によって上昇した内燃機関回転数ω(例えば図中B1点における回転数センサ18の検出値)と、それと同時刻にて学習用噴射を実施しなかった場合の内燃機関回転数ω(図中B2点)との差(B2点からB1点への上昇量)を実変動量δとして算出しても良い。
なお、学習用噴射を実施しなかった場合の内燃機関回転数ωは、学習用噴射以前の内燃機関回転数から容易に推定できる。もしくは、学習用噴射による回転数上昇の前後の回転数変動量Δω(図1のC点以前のΔωとD点以降のΔω)から推定できる。
実噴射量を算出した後、前述した特性検出処理(S20)に戻り、実噴射量の算出を所定回数繰り返した否かを判断する(S230)。少なくとも複数の学習用噴射を実行して、複数の実噴射量を算出する。その際、実噴射量が所定量異なるように、指令噴射期間TQを代えて実行される。尚、少なくと2回学習用噴射を実行して、2つの指令噴射期間TQと2つの実噴射量との関係が得られればよい。
また、1回目が実行されただけのときには、所定回数繰り返されていないと判断して(S230:NO)、S220の処理により算出した実噴射量と目標噴射量Qとの差△Qを算出する(S240)。
次に、差△Qにより変更する指令噴射期間TQの向きと量とを決定する(S250)。例えば、図10(b)に示すように、1回目の実噴射量と目標噴射量Qとの差△Qを0に近づける方向に指令噴射期間TQをずらすと共に、差△Qを0に近づけるように増加あるいは減少させる所定量△TQを決定して、指令噴射期間TQをずらす。
そして、この向きと量とに基づいて指令噴射期間TQを変更して、この変更した指令噴射期間TQにより2回目の学習用噴射を行なう(S260)。この2回目の学習用噴射を実行した後、前述したS220の処理を繰り返し、2回目の指令噴射期間TQでの学習用噴射による実噴射量を算出する。
実噴射量を算出した後、所定回数繰り返したか否かを判断する(S230)。繰り返し回数は少なくとも2回であればよく、繰り返し回数が多い程、検出する特性の精度は向上する。
その際、図11(a)に示すように、2回目は基準指令噴射期間TQに対して所定の一定期間だけ短くした指令噴射期間TQにより学習用噴射を行い、3回目は基準指令噴射期間TQに対して所定の一定期間だけ長くした指令噴射期間TQにより学習用噴射を行なう。更に、4回目は2回目の指令噴射期間TQに対して所定の一定期間だけ短くした指令噴射期間TQにより学習用噴射を行い、5回目は3回目の指令噴射期間TQに対して所定の一定期間だけ長くした指令噴射期間TQにより学習用噴射を行なう。これにより、基準指令噴射期間TQに対して長短両側に振り分けて実噴射量を算出することができる。
また、図11(b)に示すように、2回目は目標噴射量Qに対して所定の一定量だけ減量した噴射量に対応した指令噴射期間TQにより学習用噴射を行い、3回目は目標噴射量Qに対して所定の一定量だけ増量した噴射量に対応した指令噴射期間TQにより学習用噴射を行なう。更に、4回目は2回目の噴射量に対して所定の一定量だけ減量した噴射量に対応した指令噴射期間TQにより学習用噴射を行い、5回目は3回目の噴射量に対して所定の一定量だけ増量した噴射量に対応した指令噴射期間TQにより学習用噴射を行なう。これにより、基準噴射量Qに対して増減両側に振り分けて実噴射量を算出することができる。
更に、図11(c)に示すように、全くランダムに指令噴射期間TQを変えて、複数の実噴射量を算出するようにしてもよい。その際、等倍、等間隔である必要はなく、基準指令噴射期間TQに対して、長短両側に振り分けて算出するようにするのが望ましい。
S220〜S260の処理を所定回数繰り返して、それぞれ実噴射量を算出し、S230の処理により所定回数繰り返したと判断すると(S230:YES)、次に、最小自乗法により複数の実噴射量から実噴射特性を推定する(S270)。本実施形態では、下記数式(2)〜(4)の最小自乗法により複数の実噴射量から補正特性線を算出する。
Figure 2009057909
ここで、TQaveは噴射期間TQの平均値、Qaveは実噴射量Qの平均値である。TQrは学習指令噴射期間、△TQcは学習値、Qrは噴射制御により回転数やアクセル開度に応じて算出された噴射量である。(i)は学習用噴射の図11に示す1回目、2回目等の番号である。△TQc、a、ΣQ(i)2はガード処理を行い、外れた場合には、ガード値で固定、再学習、異常判定の何れかを実施するようにしてもよい。
数式(4)により、噴射制御により回転数やアクセル開度に応じて算出された噴射量Qr、補正特性線の傾きa、補正特性線の切片bから、指令噴射期間TQを算出できる。また、図10(c)に示すように、数式(5)に基づいて、学習値△TQcを学習指令噴射期間TQrから基準指令噴射期間TQ0を減算して算出できる。
また、補正特性線の算出は、最小自乗法に限らず、図12(a)に示すように、算出した複数の実噴射量に基づいてオフセット量を求め、このオフセット量により基準特性線を平行移動したオフセットにより算出しても実施可能である。あるいは、図12(b)に示すように、算出した実噴射量の学習点全点を曲線により結合して、補正特性線を曲線として算出しても実施可能である。
補正特性線を算出した後、全気筒で実行したか否かを判断し(S280)、4気筒全てのインジェクタ5についてS210以下の処理を実行して、それぞれのインジェクタ5毎の補正特性線を算出すると、S20の処理に戻り、学習が狙った条件下で実行されたと判断すると(S30:YES)、算出した補正特性線を記憶する(S40)。
これにより、噴射制御により、内燃機関1の回転数と、アクセル開度に応じて、燃料噴射量と噴射時期を算出して、各インジェクタ5から各気筒に燃料を噴射する際、燃料噴射量に基づいて、補正特性線から各インジェクタ5の指令噴射期間TQを求めて、この学習により補正した噴射量で噴射する。
従って、例えば、インジェクタ5の経時変化等により、実噴射量と指令噴射期間との関係が変化、特に、実噴射量と指令噴射期間との特性線の傾きが変化しても、精度よく噴射量を補正できる。微少量の噴射量で噴射する際、その噴射量を変えて噴射する場合でも、算出した補正特性線により、その噴射量に基づいて指令噴射期間を算出するので、精度よく補正できる。
また、各指令噴射期間TQに対する各実噴射量から補正特性線を求め、補正特性線に基づいてインジェクタ5への指令噴射期間TQを補正するので、複数の異なる指令噴射期間TQで学習用噴射を実行すればよく、短時間で補正特性線を得られる。
更に、1回目の学習用噴射の指令噴射期間TQに対して、2回目以降の学習用噴射の指令噴射期間TQがその両側となるようにずらして学習用噴射を実行することにより、補正特性線を精度よく算出できる。
尚、本実施形態では、S10の処理の実行が判定手段として働き、S210、S230〜S260の処理の実行が学習用噴射実行手段として働き、S200〜S228の処理の実行が噴射量算出手段として働き、S270の処理の実行が補正手段として働く。
本実施形態では、内燃機関1に掛かる負荷(例えばエアコンやオルタネータ等)の変動に影響されることなく、学習用噴射によって発生する内燃機関トルクを算出できる。つまり、学習用噴射の実施により変動する内燃機関回転数ωの変動量(ステップ224で算出される実変動量δ)は、学習用噴射が実施された時の内燃機関回転数ω0が同じであれば、内燃機関1に掛かる負荷の変動に係わりなく、同一である。これにより、算出された発生トルクTから実噴射量を推定し、その実噴射量と指令噴射量との差を噴射量ずれとして検出することにより、トルクセンサ等の追加装備を必要とすることなく、噴射量学習を高精度に実施できる。
更に、噴射量学習を実施するための学習条件として、少なくとも、無噴射時であり、且つ変速装置がニュートラル状態であることを挙げているので、学習用噴射によって生じる内燃機関1の回転数変動を正確に検出できる。つまり、変速装置が繋がった状況では、変速装置から車輪に至るまでの回転慣性力が、内燃機関1のみの回転慣性力に加わり、且つ路面状況の変化等が車輪から動力伝達系を介してクランク軸まで伝達されるため、学習用噴射によって生じる内燃機関1の回転数変動を正確に検出することは困難である。そこで、変速装置がニュートラル状態で学習用噴射を実施すれば、学習用噴射によって発生する内燃機関1の回転数変動を純粋に把握できるので、変速装置が繋がった状態で噴射量学習を行う場合より、学習精度が向上する。
前述した実施形態では、パイロット噴射に対する噴射量学習の一例を記載したが、複数回の飛翔量噴射を繰り返すマルチ噴射やパイロット噴射を実施しない通常噴射(内燃機関1の同一気筒に対し燃焼1行程の間に1回だけ噴射する)に対する噴射量学習、あるいはパイロット噴射後のメイン噴射やメイン噴射後のアフタ噴射に対する噴射量学習にも本発明を適用できる。
本発明は、本実施形態に記載した蓄圧式(コモンレール式)の燃料噴射システム以外にも、例えば電磁スピル弁を有する分配型燃料噴射ポンプを備えた燃料噴射システムにも適用できる。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の一実施形態としての内燃機関の燃料噴射制御装置を示す全体構成図である。 本実施形態の電子制御ユニットにより実行される学習用噴射制御処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の電子制御ユニットにより実行される特性検出処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の電子制御ユニットにより実行される実噴射量算出処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の噴射量学習の動作説明図である。 本実施形態の内燃機関回転数の検出タイミングを示す説明図である。 本実施形態の実噴射量と発生トルクとの関係を示すグラフである。 他の実施形態としての噴射量毎に回転数変動量と内燃機関回転数との関係を適合したマップである。 別の実施形態としての学習用噴射の実行による回転数変動量を求めるための説明図である。 本実施形態の噴射量と噴射期間との関係を説明する説明図である。 本実施形態の学習用噴射の振り分けを示す説明図である。 本実施形態での最小自乗法に変えて他の方法での補正特性線の算出を説明する説明図である。
符号の説明
1…内燃機関 2…コモンレール
3…燃料タンク 4…燃料供給ポンプ
5…インジェクタ 7…圧力センサ
8…プレッシャリミッタ 9…カム軸
10…フィードポンプ 11…シリンダ
12…プランジャ 13…加圧室
14…電磁調量弁 15…吸入弁
16…吐出弁 17…高圧配管
18…回転数センサ 19…アクセルペダル
20…アクセル開度センサ
21…燃焼室 22…電磁弁
23…ノズル

Claims (5)

  1. 噴射量学習を実施するための学習条件が成立しているか否かを判定する判定手段と、
    前記学習条件が成立しているときに、内燃機関の特定気筒に対してインジェクタより指令噴射期間による学習用噴射を実行する学習用噴射実行手段と、
    前記学習用噴射の実行により生じる前記内燃機関の状態変化量を検出する状態変化量検出手段と、
    検出された前記状態変化量に基づいて、前記インジェクタから噴射された実噴射量を算出する噴射量算出手段と、
    算出された前記実噴射量に基づいて前記インジェクタの指令噴射期間を補正する補正手段とを備えた内燃機関の燃料噴射制御装置において、
    前記学習用噴射実行手段は、複数の異なる前記指令噴射期間で学習用噴射を実行すると共に、前記噴射量算出手段は、前記各学習用噴射毎に前記実噴射量を算出し、
    前記補正手段は前記各指令噴射期間に対する前記各実噴射量から補正特性線を求め、該補正特性線に基づいて前記インジェクタへの前記指令噴射期間を補正することを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
  2. 前記学習用噴射実行手段は、1回目の前記実噴射量と前記指令噴射期間に応じた目標噴射量との差を減らす方向に前記指令噴射期間をずらして2回目の前記学習用噴射を実行することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  3. 前記学習用噴射実行手段は、2回目以降の前記指令噴射期間を1回目の前記指令噴射期間に対して長短両側に変更して前記学習用噴射を実行することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  4. 前記学習用噴射実行手段は、2回目以降の前記実噴射量が1回目の前記実噴射量に対して増加側と減少側との両側に変更する前記指令噴射期間で前記学習用噴射を実行することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
  5. 前記学習用噴射実行手段は、複数の異なる前記指令噴射期間をランダムに変更して前記学習用噴射を実行することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置。
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