JP2009056764A - 印刷機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インキ壺ローラの軸方向の位置によってインキ通路の隙間が異なる場合でも、全てのインキ呼出しローラについて所望のインキ量が得られる印刷機のインキ供給装置を提供する。
【解決手段】 インキ壺3を構成するインキ壺部材1とインキ壺ローラ2との間にインキ通路4が形成され、壺ローラ2に近接して、壺ローラ2の長さ方向に分割された複数のインキ呼出しローラ7が配置され、各呼出しローラ7が壺ローラ2に接触する呼出し位置と壺ローラ2から離れる非呼出し位置とに個別に切替えられ、呼出しローラ7ごとに、壺ローラ2との接触長さを制御することにより、呼出しローラ7に呼出すインキ量を制御するようになされている。呼出しローラ7ごとに、該呼出しローラ7に対応する位置におけるインキ通路4の隙間の大きさが基準値であるとしたときの壺ローラ2との接触長さを基準接触長さとして設定し、実際のインキ通路4の隙間の大きさに基づき、基準接触長さを補正して、実際の接触長さとするようになされている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、印刷機のインキ供給装置、さらに詳しくは、インキ壺からインキ壺ローラ、インキ呼出しローラおよび複数のインキ練りローラを経て印刷面にインキを供給する装置に関する。
この種のインキ供給装置として、インキ壺を構成するインキ壺部材とインキ壺ローラとの間に、所定の隙間を有するインキ通路が形成され、インキ壺ローラと印刷面側のインキ練りローラとの間に、インキ壺ローラの長さ方向に分割された複数のインキ呼出しローラが配置され、各インキ呼出しローラがインキ壺ローラに接触する呼出し位置とインキ壺ローラから離れてインキ練りローラに接触する非呼出し位置とに個別に切替えられるようになされ、インキ呼出しローラごとに、インキ壺ローラとの接触長さを制御することにより、インキ壺ローラからインキ呼出しローラに呼出すインキの周方向長さを制御して、インキ呼出しローラからインキ練りローラを経て印刷面に供給するインキ量を制御するようになされているものが知られている(特許文献1)。
この装置において、インキ壺内からインキ通路を通ってインキ壺ローラの表面に出たインキは呼出しローラが呼出しローラに切替えられている間に、その呼出しローラに移され、各呼出しローラに移されたインキは、呼出しローラが非呼出し位置に切替えられている間に、インキ練りローラに移される。
インキ呼出しローラのインキ壺ローラとの接触長さは、インキ呼出しローラが呼出し位置に切替えられている間にインキ呼出しローラがインキ壺ローラと接触している周方向の長さであり、インキ壺ローラからインキ呼出しローラに移されるインキ膜の周方向の長さに等しい。
各インキ呼出しローラに対するインキ量は、印刷物の絵柄面積率に応じて設定される。また、各インキ呼出しローラのインキ壺ローラとの接触長さは、インキ壺部材の全長にわたってインキ呼出しローラとの隙間が一定であることを前提に、設定されたインキ量に基づいて設定される。
特開2000−141610号公報
上記のように、従来のインキ供給装置では、インキ通路の隙間が一定であることを前提に、各インキ呼出しローラのインキ壺ローラとの接触長さが設定されるようになっている。
ところが、実際の印刷機では、下記のような理由で、インキ通路の隙間がインキ壺ローラの軸方向の位置によって異なる場合があり、そのような場合には、上記のようにインキ通路の隙間が一定であることを前提に接触長さを設定したのでは、必ずしも全てのインキ呼出しローラについて所望のインキ量が得られないことがある。
インキ通路の隙間の大きさは、インキ壺ローラに対するインキ壺部材の取付位置、取付角度などを調整することにより行われる。ところが、インキ壺ローラおよびインキ壺部材の加工精度やこれらの取付精度が悪いと、取付位置および取付角度の調整だけではインキ通路の隙間を一定にできないことがある。インキローラおよびインキ壺部材は、両端部において印刷機のフレームに支持されるが、これらが長い場合、中央部が自重で下方に撓むため、中央部と両端寄りの部分のインキ通路の隙間を一定に調整することが困難である。インキ通路の隙間を一定に調整した場合でも、インキ壺ローラが部分的に摩耗して、インキ通路の隙間が一定でなくなることがある。
さらに、複数の印刷ユニットを使用する多色印刷機の場合、全ての印刷ユニットのインキ通路の隙間が一定に調整されていることを前提に接触長さを設定するが、異なる印刷ユニットのインキ隙間を一定に調整することは困難である。
この発明の目的は、上記の問題を解決し、インキ壺ローラの軸方向の位置によってインキ通路の隙間が異なる場合でも、全てのインキ呼出しローラについて所望のインキ量が得られる印刷機のインキ供給装置を提供することにある。
第1の発明による印刷機のインキ供給装置は、インキ壺を構成するインキ壺部材とインキ壺ローラとの間に、所定の隙間を有するインキ通路が形成され、インキ壺ローラに近接して、インキ壺ローラの長さ方向に分割された複数のインキ呼出しローラが配置され、各インキ呼出しローラがインキ壺ローラに接触する呼出し位置とインキ壺ローラから離れる非呼出し位置とに個別に切替えられるようになされ、インキ呼出しローラごとに、インキ壺ローラとの接触長さを制御することにより、インキ呼出しローラに呼出すインキ量を制御するようになされている印刷機のインキ供給装置において、インキ呼出しローラごとに、該インキ呼出しローラに対応する位置におけるインキ通路の隙間の大きさが基準値であるとしたときのインキ壺ローラとの接触長さを基準接触長さとして設定し、実際のインキ通路の隙間の大きさに基づき、基準接触長さを補正して、実際の接触長さとするようになされていることを特徴とするものである。
第2の発明による印刷機のインキ供給装置は、インキ壺を構成するインキ壺部材とインキ壺ローラとの間に、所定の隙間を有するインキ通路が形成され、インキ壺ローラと印刷面側のインキ練りローラとの間に、インキ壺ローラの長さ方向に分割された複数のインキ呼出しローラが配置され、各インキ呼出しローラがインキ壺ローラに接触する呼出し位置とインキ壺ローラから離れてインキ練りローラに接触する非呼出し位置とに個別に切替えられるようになされ、インキ呼出しローラごとに、インキ壺ローラとの接触長さを制御することにより、インキ壺ローラからインキ呼出しローラに呼出すインキの周方向長さを制御して、インキ呼出しローラからインキ練りローラを経て印刷面に供給するインキ量を制御するようになされている印刷機のインキ供給装置において、インキ呼出しローラごとに、該インキ呼出しローラに対応する位置におけるインキ通路の隙間の大きさが基準値であるとしたときのインキ壺ローラとの接触長さを基準接触長さとして設定し、実際のインキ通路の隙間の大きさに基づき、基準接触長さを補正して、実際の接触長さとするようになされていることを特徴とするものである。
接触長さの補正は、たとえば、次のようにして行われる。
まず、インキ通路の隙間の大きさを調整した後、全インキ呼出しローラに対応する位置においてインキ通路の隙間の大きさが一定であるとして、それをインキ通路の隙間の基準値Toとする。そして、各インキ呼出しローラについて、インキ通路の隙間の大きさが基準値であるとして、絵柄面積率に基づいて設定されたインキ量から、接触長さの基準値Loを決める。最後に、各インキ呼出しローラについて、対応する位置における実際のインキ通路の隙間の大きさTにより、接触長さの基準値Loを補正して、実際の接触長さLとする。
各インキ呼出しローラに対応する位置における実際のインキ通路の隙間の大きさは、たとえば、隙間ゲージによって測定することができる。また、インキ壺からインキ壺ローラの表面に出たインキ膜の膜厚を、各インキ呼出しローラに対応する位置ごとに、公知の適当な膜厚センサで測定することにより、各インキ呼出しローラに対応する位置における実際のインキ通路の隙間の大きさを推定することもできる。
このように、各インキ呼出しローラごとに、対応する位置における実際のインキ通路の隙間の大きさに基づき、基準接触長さを補正して、実際の接触長さとし、この実際の接触長さとなるように位置の切替えを制御して印刷を行うことにより、全てのインキ呼出しローラについて、インキ通路の隙間の大きさにかかわらず、所望のインキ量を得ることができる。
この発明の印刷機のインキ供給装置によれば、上記のように、全てのインキ呼出しローラについて、インキ通路の隙間の大きさにかかわらず、所望のインキ量を得ることができ、したがって、インキ壺ローラの軸方向の位置によってインキ通路の隙間が異なる場合でも、全てのインキ呼出しローラについて所望のインキ量を得ることができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。
図1は印刷機のインキ供給装置の一部を概略的に示す左側面図、図2は図1の一部を拡大して示す平面図である。以下の説明において、図1の右側(図2の下側)を前、図1の左側(図2の上側)を後とし、前から見たときの左右を左右とする。
図1において、インキ壺部材(1)の後端部に近接するようにインキ壺ローラ(2)が配置されており、これらによりインキ壺(3)が構成され、インキ壺部材(1)の後端部とインキ壺ローラ(2)の表面との間に所定の隙間を有するインキ通路(4)が形成されている。
インキ壺ローラ(2)の後方に、複数のインキ練りローラのうちの最初のインキ練りローラ(5)が配置され、インキ壺ローラ(2)とインキ練りローラ(5)との間に、両者に近接して、インキ呼出しローラユニット(6)が配置されている。ローラユニット(6)は、ローラ(2)(5)の軸方向に分割された複数のインキ呼出しローラ(7)の集合体であり、これらのインキ呼出しローラ(7)が軸方向に小さい間隔をおいて配置されている。これらのローラ(2)(5)(7)の軸は互いに平行で、左右方向にのびている。インキ壺ローラ(2)とインキ練りローラ(5)は、印刷機のフレーム(8)に回転自在に支持され、図示しない駆動装置により、互いに同期した所定の回転速度で図1の矢印方向に連続回転させられる。たとえば、インキ壺ローラ(2)の回転速度は、インキ練りローラ(5)のそれの1/10程度である。
インキ呼出しローラユニット(6)の全体構成が、図2に概略的に示されている。
図2において、ローラ(2)(5)と平行な角柱状の支持部材(9)の左右両端部がフレーム(8)に固定され、支持部材(9)の周囲に、インキ呼出しローラ(7)と同数の可動部材(10)が、前後方向に所定距離移動しうるように取り付けられている。そして、各可動部材(10)の周囲に、図示しない玉軸受などの適宜な軸受手段を介して、インキ呼出しローラ(7)が自由に回転しうるように取り付けられている。可動部材(10)は、空気圧、電磁力などを使用した適宜な切替え手段により、前端位置と後端位置とに個別に切替えられ、その結果、インキ呼出しローラ(7)が、インキ壺ローラ(2)に接触してインキ練りローラ(5)から離れた前端の呼出し位置と、インキ練りローラ(5)に接触してインキ壺ローラ(2)から離れた後端の非呼出し位置とに切替えられる。各インキ呼出しローラ(7)の切替え手段は、圧縮空気源や電源などの切替え駆動源(11)に接続されている。また、ローラユニット(6)は、各インキ呼出しローラ(7)ごとに位置の切替えを制御する制御装置(12)に接続されている。
なお、インキ呼出しローラユニット(6)としては、たとえば、特許文献1に記載されたものを採用することができる。
インキ壺(2)内のインキは、インキ通路(4)を通ってインキ壺ローラ(2)の表面に出る。インキ壺ローラ(2)の表面に出るインキの膜厚はインキ通路(4)の隙間の大きさと等しく、インキ通路(4)の隙間の大きさを調節することにより、インキ壺ローラ(2)の表面に出るインキの膜厚が調節される。インキ壺ローラ(2)の表面に出たインキは、インキ呼出しローラ(7)が呼出し位置に切替えられている間に、そのインキ呼出しローラ(7)に移され、各インキ呼出しローラ(7)に移されたインキは、インキ呼出しローラ(7)が非呼出し位置に切替えられている間に、最初のインキ練りローラ(5)に移される。このようにして最初のインキ練りローラ(5)に移されたインキは、図示しない他のインキ練りローラを経て印刷面に供給される。
各インキ呼出しローラ(7)は、インキ壺ローラ(2)が1回転するごとに、呼出し位置に所定時間切替えられ、残りの時間は非呼出し位置に切替えれる。そして、各インキ呼出しローラ(7)ごとに、インキ呼出し位置に切替えられている割合を、インキ壺ローラ(2)の回転量を基準にして制御することにより、インキ呼出しローラ(7)のインキ壺ローラ(2)に対する接触長さが制御されて、インキ壺ローラ(2)からインキ呼出しローラ(7)に移されるインキ膜の周方向の長さが制御され、その結果、印刷面に供給されるインキ量が、インキ呼出しローラ(7)ごとに、すなわち、印刷面の幅方向の位置ごとに制御される。
通常、インキ壺ローラ(2)の接触長さは、全てのインキ呼出しローラ(7)に対応する位置においてインキ通路(4)の隙間の大きさが一定であることを前提にし、各インキ呼出しローラ(7)から印刷面に供給する必要インキ量に基づいて設定され、このようにして設定された接触長さになるように、各インキ呼出しローラ(7)の位置の切替えが行われる。
上記のインキ供給装置では、さらに、インキ呼出しローラ(7)に対応する位置ごとにインキ通路(4)の隙間の大きさが異なる場合にも対応できるように、次のように、各インキ呼出しローラ(7)に対応する位置における実際のインキ通路(4)の隙間の大きさによってインキ呼出しローラ(7)ごとに接触長さが補正されるようになっている。
まず、絵柄面積率に基づいて、インキ呼出しローラ(7)ごとに、インキ壺ローラ(2)の1回転ごとにインキ呼出しローラ(7)から印刷面に供給するインキ量(必要インキ量)Voを設定し、インキ通路(4)の隙間の大きさが基準値Toであるとして、必要インキ量Voからインキ呼出しローラ(7)の接触長さの基準値Loを決める。必要インキ量Voは、インキ呼出しローラ(7)の幅H、インキ通路(4)の隙間の大きさの基準値Toおよび接触長さの基準値Loの積であり、次の式で表わされる。
Vo=H×To×Lo ……… (1)
インキ呼出しローラ(7)の幅Hは一定であるから、次の式により、必要インキ量Voおよび隙間の基準値Toから接触長さの基準値Loを求めることができる。
Lo=Vo/(H×To) ……… (2)
そして、隙間の基準値Toと各インキ呼出しローラ(7)についての接触長さの基準値Loを制御装置(11)に設定しておく。次に、たとえば隙間ゲージを用いて、各インキ呼出しローラ(7)に対応する位置ごとに、インキ通路(4)の実際の隙間の大きさTを測定し、それを制御装置(11)に入力して、補正の指令をする。すると、制御装置(11)において、各インキ呼出しローラ(7)ごとに、次の式により、実際の接触長さLが求められる。
L=(To/T)×Lo ……… (3)
そして、印刷時には、上記のようにして求められた接触長さとなるように、各インキ呼出しローラ(7)の位置の切替えが行われる。
このとき、各インキ呼出しローラ(7)から印刷面に供給されるインキ量Vは、次の式で表わされる。
V=H×T×L ……… (4)
式(4)のLに式(3)のLを代入すると次のようになる。
V=H×T×(To/T)×Lo
=H×To×Lo ……… (5)
式(1)および式(5)より、実際に印刷面に供給されるインキ量Vが必要インキ量Voと等しいことがわかる。
このように、インキ壺ローラ(2)の軸方向の位置によってインキ通路(4)の隙間の大きさが異なり、その結果、インキ呼出しローラ(7)に対応する位置ごとに、インキ通路(4)の隙間の大きさが異なる場合でも、常に全てのインキ呼出しローラ(7)について必要インキ量を得ることができる。
上記の例では、実際のインキ通路(4)の隙間の大きさを測定して、それを制御装置(11)に入力するようになっているが、インキ供給装置に設けられた公知の適宜な膜厚センサにより、インキ壺(3)からインキ壺ローラ(2)の表面に出たインキ膜の厚さを、各インキ呼出しローラ(7)に対応する位置ごとに自動測定して、それを制御装置(11)に自動的に取り込み、制御装置(11)において、インキ膜の厚さをインキ通路の隙間の大きさとし、前記のように接触長さの基準値Loを補正して実際の接触長さLを求めるようにすることもできる。
印刷機のインキ供給装置の全体構成および各部の構成は、上記実施形態のものに限らず、適宜変更可能である。
図1は、印刷機のインキ供給装置の主要部の概略側面図である。 図2は、図1のインキ呼出しローラユニットの部分を拡大して示す概略説明図である。
符号の説明
(1) インキ壺部材
(2) インキ壺ローラ
(3) インキ壺
(4) インキ通路
(5) インキ練りローラ
(6) インキ移しローラユニット
(7) インキ移しローラ

Claims (2)

  1. インキ壺を構成するインキ壺部材とインキ壺ローラとの間に、所定の隙間を有するインキ通路が形成され、インキ壺ローラに近接して、インキ壺ローラの長さ方向に分割された複数のインキ呼出しローラが配置され、各インキ呼出しローラがインキ壺ローラに接触する呼出し位置とインキ壺ローラから離れる非呼出し位置とに個別に切替えられるようになされ、インキ呼出しローラごとに、インキ壺ローラとの接触長さを制御することにより、インキ呼出しローラに呼出すインキ量を制御するようになされている印刷機のインキ供給装置において、
    インキ呼出しローラごとに、該インキ呼出しローラに対応する位置におけるインキ通路の隙間の大きさが基準値であるとしたときのインキ壺ローラとの接触長さを基準接触長さとして設定し、実際のインキ通路の隙間の大きさに基づき、基準接触長さを補正して、実際の接触長さとするようになされていることを特徴とする印刷機のインキ供給装置。
  2. インキ壺を構成するインキ壺部材とインキ壺ローラとの間に、所定の隙間を有するインキ通路が形成され、インキ壺ローラと印刷面側のインキ練りローラとの間に、インキ壺ローラの長さ方向に分割された複数のインキ呼出しローラが配置され、各インキ呼出しローラがインキ壺ローラに接触する呼出し位置とインキ壺ローラから離れてインキ練りローラに接触する非呼出し位置とに個別に切替えられるようになされ、インキ呼出しローラごとに、インキ壺ローラとの接触長さを制御することにより、インキ壺ローラからインキ呼出しローラに呼出すインキの周方向長さを制御して、インキ呼出しローラからインキ練りローラを経て印刷面に供給するインキ量を制御するようになされている印刷機のインキ供給装置において、
    インキ呼出しローラごとに、該インキ呼出しローラに対応する位置におけるインキ通路の隙間の大きさが基準値であるとしたときのインキ壺ローラとの接触長さを基準接触長さとして設定し、実際のインキ通路の隙間の大きさに基づき、基準接触長さを補正して、実際の接触長さとするようになされていることを特徴とする印刷機のインキ供給装置。
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