JP2009119636A - 印刷機 - Google Patents

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Tadao Kubo
忠雄 久保
Naoshi Sakamoto
尚士 坂本
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Abstract

【課題】段ボールシート印刷において、トラブル発生等による休紙、再通紙時に凸版の途中でインキの転写が途切れていることによる、印刷不良をなくす。
【解決する手段】制御部8は、版胴4の回転速度と、シートの供給開始定位置から版胴4までの距離と、インキ付けロールが印版9と接触しない待機位置から印版9と接触可能な作業位置に移動するのに要する時間と、定位置のシートが版胴4に達するまでの時間との演算結果から、印版9の両端間に対応して位置する版胴4の基準点Pを狙って、インキ付けロール62を版胴4に接近する様に制御し、又、該基準点Pからインキ付けロール62が離間する様に制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、フレキソ印刷機等、凸版を装着した版胴を回転させて印刷を行う印刷機において、インキ供給ローラのインキが凸版の途中から凸版に転移されたり、凸版の途中からインキの転移が途切れたりして、印刷ロスを生じることを防止できる印刷機に関するものである。
公知の如く、フレキソ印刷機は、版胴に接近離間可能に配備されたインキ付けロールと、該インキ付けロールと共働してインキ溜まりを形成するインキ溜まり形成部材を有しており、インキ付けロールの回転によって該インキ付けロールの表面のインキを版胴上の凸版に転写し、版胴を通過するシートに凸版上のインキを転移して印刷するのである。
版胴1回転に対して、1枚のシートが供給され、連続運転中は、版胴上の凸版に余分なインキは付かない。
フレキソ印刷機は、シート供給を中断させると、インキ付けロールは待機位置に移動するが、版胴は回転を持続したままである。
連続運転前の試し刷り時や連続運転中にトラブルが発生すれば、シート供給を中断させ、インキ付けロールを版胴から離間した位置(以下、「待機位置」と呼ぶ)に移動させねばならない。又、シート供給再開時には、インキ付けロールを凸版に接触する位置(以下、「作業位置」と呼ぶ)に移動させねばならない。
上記インキ付けロールの版胴に対する接近離間のタイミングを、版胴と一体に回転している凸版の位相に考慮することなく行なうと、凸版の途中からインキ付けロールのインキが凸版に転移したり、凸版の途中からインキ付けロールへのインキの転移が途切れて、凸版にはインキが転移した部分と転移していない部分が生じることがある。次に凸版がインキ付けロールを通過するとき、インキ付けロールが作業位置にあれば、凸版にはインキ層が一層と二層の部分が生じて、二層の部分は印刷面に「濃い印刷」となって表れる。インキ付けロールが待機位置にあれば凸版上のインキが乾いて、印刷面に「かすれ印刷」となって表れる。
上記印刷不良は数枚のシートが版胴を通過すれば解消されて、後は正常に戻るが、正常に戻るまでのシートはロスとなる。
定位置から供給されるシートが版胴に達するまでの時間をタイマーで設定して、凸版上にインキが転移した部分と転移していない部分が生じることを防止することが試みられているが、機械速度に追従出来ない等により、満足する結果は得られていない。
本発明は、回転する印版の途中から印版にインキ付けロールを接触させてインキを転移させたり、印版の途中からインキ付けロールを印版から離間さたりすることを防止して、前記した「濃い印刷」や「かすれ印刷」の発生を防止して、印刷不良によるシートのロスを防止できる印刷機を明らかにするものである。
請求項1の印刷機は、ベースフィルム(91)上に凸版(92)を形成してなる印版(9)を装着する版胴(4)と、該版胴(4)に接近離間可能に配備されたインキ付けロール(62)と、該インキ付けロール(62)と共働してインキ溜り(64)を形成するインキ溜り形成部材(63)と、インキ付けロール(62)を印版(9)に接触離間させるロール駆動装置(65)と、印刷すべきシートを供給開始定位置Xから版胴(4)側に供給するシート供給装置(2)と、ロール駆動装置(65)の動作タイミングを制御する制御部(8)を含み、前記版胴(4)は自身の周方向の基準点Pに対して印版(9)の位相の調節が可能な印刷機において、
制御部(8)は、版胴(4)の回転速度と、シートの供給開始定位置Xから版胴(4)までの距離と、インキ付けロール(62)が印版(9)と接触しない待機位置から印版(9)と接触可能な作業位置に移動するのに要する時間と、供給開始定位置Xのシートが版胴(4)に達するまでに要する時間と、版胴(4)の基準点Pが版胴(4)に送られてきたシートの基準位置に対応した状態から、印版(9)がシートの印刷予定位置に対応して正しく取り付けられている位置との位相のズレ量とから演算して、シート供給開始時は、版胴(4)上の基準点Pから版胴(4)の反回転方向に最初に位置する凸版(92)の回転方向の先端からインキが転移し始めるタイミングでインキ付けロール(62)を作業位置に移動させ、シートの供給停止時は、版胴(4)上の基準点Pから版胴(4)の回転方向に最初に位置する凸版(92)の終端までインキが転移するタイミングでインキ付けロール(62)を待機位置に移動させる様に制御する。
請求項2の印刷機は、ベースフィルム(91)上に凸版(92)を形成してなる印版(9)を装着する版胴(4)と、該版胴(4)に接近離間可能に配備されたインキ付けロール(62)と、該インキ付けロール(62)と共働してインキ溜り(64)を形成するインキ溜まり形成部材(63)と、インキ付けロール(62)を版胴(4)に接触離間させるロール駆動装置(65)とを含む複数の各印刷部(30)(30a)(30b)(30c)を、シート供給装置(2)の下流側に各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の軸芯をシートの送り方向に直交する様に並設し、各ロール駆動装置(65)(65a)(65b)(65c)の動作タイミングを制御する制御部(8)を含み、前記各版胴(4)(4a)(4b)(4c)は自身の周方向の基準点P、Pa、Pb、Pcに対して印版(9)(9a)(9b)(9c)の位相の調節が可能な印刷機において、
制御部(8)は、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の回転速度と、シートの供給開始定位置Xから各版胴(4)(4a)(4b)(4c)までの距離A、B、C、Dと各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)が相手印版(9)(9a)(9b)(9c)と接触しない待機位置から印版(9)と接触可能な作業位置に移動するのに要する時間と、供給開始定位置Xのシートが各版胴(4)(4a)(4b)(4c)に達するまでの時間と、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)において各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の基準点P、Pa、Pb、Pcが版胴に送られてきたシートの基準位置に対応した状態から印版(9)がシートの印刷予定位置に対応して正しく取り付けられている位置との位相のズレ量とから各印刷部(30)(30a)(30b)(30c)毎に演算して、シート供給開始時は、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)において、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)上の基準点P、Pa、Pb、Pcから版胴の反回転方向に最初に位置する凸版(92)(92a)(92b)(92c)の回転方向の先端からインキが転移し始めるタイミングでインキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)を作業位置側に移動させ、シートの供給停止時は、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)上の基準点P、Pa、Pb、Pcから版胴の回転方向に最初に位置する凸版(92)(92a)(92b)(92c)の反回転方向の終端までインキが転移するタイミングでインキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)を待機位置側に移動させる様に制御する。
請求項3は、請求項1又は2の印刷機において、制御部(8)は、制御通信速度のズレ及び/或いはメカニズムの癖による動作遅れを制御部(8)での演算課程で補正して、ロール駆動装置(65)を制御する。
請求項4は、請求項1又は2の印刷機において、制御部(8)は、制御通信速度のズレ及び/或いはメカニズムの癖による動作遅れ分に対応して、シートの供給開始定位置から版胴(4)までの距離を計算上で補正して、ロール駆動装置(65)を制御する。
請求項5は、請求項1乃至4の何れかに記載の印刷機において、ベースフィルム(91)は版胴(4)を1周弱巻いて版胴に着脱可能に取り付けられ、ベースフィルム(91)の周方向の両端間に、版胴の基準点Pが位置し、インキ付けロール(62)は各版胴(4)の基準点Pを狙って版胴側に接近駆動される。
請求項1の印刷機は、制御部(8)は、版胴(4)の回転速度と、シートの供給開始定位置から版胴(4)までの距離と、インキ付けロール(62)が印版(9)と接触しない待機位置から印版(9)と接触可能な作業位置に移動するのに要する時間と、定位置のシートが版胴(4)に達するまでの時間と、版胴(4)の基準点Pが版胴(4)に送られてきたシートの基準点Pに対応した状態から印版(9)がシートの印刷予定位置に対応して正しく取り付けられている位置までの位相のズレ量とから演算して、シート供給開始時は、版胴(4)上の基準点Pから版胴(4)の反回転方向に最初に位置する凸版(92)の回転方向の先端に最初にインキが転移するタイミングでインキ付けロールを作業位置に移動させ、シートの供給停止時は、版胴(4)上の基準点Pから版胴(4)の回転方向に最初に位置する凸版(92)の終端に最後にインキが転移するタイミングでインキ付けロール(62)を凸版離間側に移動させるから、回転する凸版(92)の途中から該凸版(92)にインキ付けロール(62)を接触させてインキを転移させたり、凸版(92)の途中からインキ付けロール(62)を印版(9)から離間さることを防止して、前記した「濃い印刷」や「かすれ印刷」の発生を防止して、印刷不良によるシートのロスを防止できる。
請求項2の印刷機は、各印刷部(30)(30a)(30b)(30c)に異なる色の印刷を行うことができ、夫々の各印刷部(30)(30a)(30b)(30c)において、シート供給開始定位置からの距離の違いも考慮して、各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(63c)の動作タイミングがずれる様に制御されるから、各印刷部(30)(30a)(30b)(30c)において、回転する凸版(92)(92a)(92b)(92c)の途中から該凸版(92)(92a)(92b)(92c)にインキ付けロールを接触させてインキを転移させたり、凸版(92)(92a)(92b)(92c)の途中からインキ付けロールを印版(92)(92a)(92b)(92c)から離間させることを防止して、前記した「濃い印刷」や「かすれ印刷」の発生を防止して、印刷不良によるシートのロスを防止できる。
請求項3の印刷機は、制御部(8)は、制御通信速度のズレ及び/或いはメカニズムの癖による動作遅れを制御部(8)での演算工程で補正して、ロール駆動装置(65)を制御するから、回転する凸版(92)の途中から該凸版(92)にインキ付けロールを接触させてインキを転移させたり、凸版(92)の途中からインキ付けロールを該凸版(92)から離間させることを防止して、前記した「濃い印刷」や「かすれ印刷」の発生を、一層確実に防止して、印刷不良によるシートのロスを防止できる。
請求項4の印刷機は、制御通信速度のズレ及び/或いはメカニズムの癖による動作遅れ分に対応して、シートの供給開始定位置から版胴(4)までの距離を計算上で補正して、ロール駆動装置(65)を制御するから、請求項3と同様の効果を有する。
請求項5の印刷機は、版胴(4)に巻いた印版(9)の両端間に位置する版胴(4)の基準点Pにインキ付けロール(62)が接する様に駆動されるから、インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)から印版(9)上の凸版(92)に、該凸版(92)の途中からインキが転移することを確実に防止できる。
図1は、4色刷りの段ボールシート印刷用のフレキソ印刷機(1)を示している。
フレキ印刷機(1)は、水性インキ使用の凸版印刷機の一種である。
フレキソ印刷機は、シート供給装置(2)の下流側に4基の印刷ユニット(3)(3a)(3b)(3c)を並設し、最下流の印刷ユニット(3c)の下流側に罫線加工、打抜き加工等を行なう後加工装置(10)を配備して構成される。
各印刷ユニット(3)(3a)(3b)(3c)は、夫々各印刷部(30)(30a)(30b)(30c)を具えている。
シート供給装置(2)は、シート供給開始定位置に積層された段ボールシートを1枚ずつ下流側に送り出す公知の装置である。
4基の印刷ユニット(3)(3a)(3b)(3c)の各印刷部(30)(30a)(30b)(30c)は、同じ構成であり制御関係を除いて従来と同様の構成であるから、最上流の印刷ユニット(3)の印刷部(32)について簡単に説明する。
印刷部(30)は、本体フレーム(30)内に、シートの移行路を挟んで、上側に円筒状の外周面を有する版胴(4)、下側に受けローラ(5)を上下に対向させ且つ夫々の軸芯をシート移行方向と直交して配備している。
版胴(4)の上方にインキ供給ユニット(6)が配備されている。
版胴(4)と受けローラ(5)の下流側に上下一対の送りシートローラ(7)(71)が配備されている。
図2に示す如く、版胴(4)には印版(9)が装着される。
印版(9)は、版胴(4)に1周弱巻きつけて装着できるベースフィルム(91)上に凸版(92)を一体的に設けて形成されている。
版胴(4)は自身の周方向の位相を検出するための基準点Pを設けている。
印版(9)は、ベースフィルム(91)の両端間に上記基準点Pが位置する様に各版胴(4)(4a)(4b)(4c)に着脱可能に取り付けられる。又、公知の如く、印版(9)の取付け部は、位相調整機構(図示せず)に連繋されており、版胴(4)の基準点Pに対して周方向に位置調節可能(位相調整可能)である。
尚、版胴(4)上でのベースフィルム(91)の両端間の距離は実施例では約5cm程度であり、この中間付近に各版胴(4)の基準点Pが位置している。
インキ供給ユニット(6)は、一端の支点(60)を中心に垂直面内で回動可能なインキ供給フレーム(61)に版胴(4)と平行にインキ付けロール(62)を回転可能に配備している。
インキ付けロール(62)は、周面の全面に亘って密なる間隔で規則的に微細な凹みを形成した公知のアニロックスローラである。
インキ付けロール(62)に対向してインキ溜り形成部材(63)が配備され、両者が共働してインキ溜り(64)が形成される。
実施例のインキ溜り形成部材(63)は、断面略V字状の樋体であって、長手方向の一方の端縁をインキ付けロール(62)に押圧して、インキ溜り(64)を形成している。
尚、インキ溜り形成部材(63)をロール体(図示せず)とし、該ロール体をインキ付けロール(62)に平行に押圧して、両者の間に断面略V字状のインキ溜まりを形成することもできる。
インキ供給フレーム(61)に、インキ付けロール(62)を版胴(4)に接近離間させるロール駆動装置(65)を連繋する。
実施例のロール駆動装置(65)は、インキ供給フレーム(61)の自由端側に連繋したエアーシリンダ装置である。
ロール駆動装置(65)には、インキ付けロール(62)が版胴(4)の凸版(92)と接しない待機位置から、凸版(92)に接してインキを転移させる作業位置へ移動するのに要する時間と、該作業位置から待機位置へ戻る時間を演算するためのセンサー(図示せず)に連繋されている。
尚、インキ付けロール(62)の待機位置から作業位置までの移動距離は数mmであり、各イ
ンキ付けロール(62)の移動は瞬間的に行われるが、インキ付けロール(62)の移動の僅かなタイミングのずれによって、凸版(92)の途中からインキを転移させたり、或いは凸版(92)の途中までしかインキを転移できない不都合が生じる。
公知の如く、上記したシート供給装置(2)、版胴(4)、インキ付けロール(62)は共通のメインモータ(図示せず)によって駆動され、運転中に三者の間にはタイミングのズレは生じない。例えば、シート供給開始定位置Xの段ボールシートSの先端縁が、回転している版胴(4)の基準点Pに重なる様に、版胴(4)の基準点Pの位置を設定すると、印刷機の運転中は、段ボールシートSが1枚供給される毎に各版胴(4)の基準点Pは、段ボールシートSの先端縁(基準位置)に重なることが繰り返される。
又、メインモータが起動していても、シート供給装置(2)の運転をON又はOFFでき、シート供給装置(2)の運転を中させても、版胴(4)とインキ付けロール(62)の回転は持続したままである。シート供給装置(2)の運転を再開しても、インキ付けロール(62)の基準点Pと、段ボールシートの基準位置との関係は維持される。
前記メインモータにはエンコーダが連繋されている。
上記した最上流側の印刷ユニット(3)から下流側に位置する3基の印刷ユニット(3a)(3b)(3c)の構成品については、各符号の後に更にa、b、cの符号を付して区別する。
図1において、A、B、C、Dは、段ボールシートSの供給開始定位置Xから、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)までの距離を示している。具体的には、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の回転中心からシートの移行路に延ばした垂線と、ダンボールシートの供給開始定位置Xまでの距離である。
以下の制御に関する説明が本発明の特徴を表している。
メインモータ、各印刷ユニット(3)(3a)(3b)(3c)、シート供給装置(2)は制御部(8)からの信号によって制御される。
次に制御について図3に基づいて具体的に説明する。
制御部(8)には、前記した段ボールシートSの供給開始定位置Xから、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)までの距離A、B、C、Dのデータが入力されている。
制御部(8)は、各ロール駆動装置(65)(65a)(65b)(65c)の作動時間データ、即ち、インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)が待機位置から作業位置に達するまでに要する時間と、作業位置から待機位置に達するまでに要する時間のデータを記憶している。
印刷機の運転中も、ダンボールシートSを一枚送る毎に、ロール駆動装置(65)(65a)(65b)(65c)の作動時間データが制御部(8)に送られて、夫々複数回前の作動時間のトータルの平均値に更新され続ける。
試し刷り
各版胴(4)(4a)(4b)(4c)に印版(9)を装着する。
段ボールシートの先端位置から予定された距離だけ離れて印刷がなされる様に、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)において、基準点Pを基準として印版(9)を取り付ける。
試し刷りを行なう。段ボールシートの予定どおりの位置に印面が位置するまで、位相調整装置によって、各印版(9)(9a)(9b)(9c)の版胴(4)(4a)(4b)(4c)上での位相を調整する。この位相調整は数mm単位で済むから、印版(9)の両端間から、各版胴(4)(4a)(
4b)(4c)の基準点Pが外れることはない。
上記試し刷りは、連続運転前に必ず実施せねばならない作業であり、試し刷りに使用した段ボールシートは従来と同様に当然ロスとなる。
連続運転(図3)
メインモータを起動して(S1)(このときシート供給装置(2)は段ボールシトの送りを停止している)各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の速度を得る。
シート供給開始定位置から各版胴(4)(4a)(4b)(4c)までの距離データを読み取り(S3)、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の速度(周速)から、シート供給開始定位置から各版胴(4)(4a)(4b)(4c)までに段ボールシートが到達する時間を演算する(S4)。
シート供給開始
上記演算が終われば、シート供給装置(2)に起動信号が発せられる(S5)。具体的には、各ロール駆動装置(65)(65a)(65b)(65c)にタイミング信号を送信して、設定した回数カウントした後に、シート供給を開始する。これは、各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)が、最初のシートの通過に対処できる時間的余裕を与えるためである。
各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)の待機位置から供給位置までに要する時間データ(S6)と、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の夫々の基準点P、Pa、Pb、Pcの位相データ(S7)と、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の夫々の周速から演算して、各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)が夫々相手各版胴(4)(4a)(4b)(4c)上の印版(9)の両端間、実施例では、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の基準点P、Pa、Pb、Pcを狙ってインキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)を作業位置へ移動させる指令を送る(S8)。
上記した各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)の作業位置への移動タイミングによれば、作業位置のインキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)に対して印版(9)(9a)(9b)(9c)の凸版(92)(92a)(92b)(92c)が通過するから、凸版(92)(92a)(92b)(92c)の途中からインキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)のインキが凸版(92)(92a)(92b)(92c)へ転移されることはない。連続運転の間、各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)は作業位置から移動することなく(S9)、凸版(92)(92a)(92b)(92c)への正常なインキの転移が成される。
シート供給停止
何らかの事情により、版胴(4)(4a)(4b)(4c)への段ボールシートの供給を中断する場合、シート供給装置(2)に供給中断信号を発する(S10)。
メインモータの回転速度(各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の回転速度)の検出(S11)と、段ボールシートSの供給開始定位置Xから、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)までの距離A、B、C、Dの読込みを行なう(S12)。
各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の周速から、シート供給開始定位置から各版胴(4)(4a)(4b)(4c)へダンボールシートが到達する時間を演算する(S13)。
各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)の作業位置から待機位置までに要する時間データ(S14)と、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の夫々の基準点P、Pa、Pb、Pcの位相データ(S15)と、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の夫々の周速度から演算して、各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)が夫々相手版胴(4)(4a)(4b)(4c)上の印版(9)の両端間、実施例では、印版(9)の基準点Pとの対応位置からインキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)を待機位置へ移動させる指令を送る(S16)。
インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)が指令どうりにタイミングをずらして上昇して印刷が中断する(S17)。
上記した各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)の作業位置から待機位置への移動タイミングによれば、印版(9)(9a)(9b)(9c)の凸版(92)(92a)(92b)(92c)の最後までインキを転移させてから印版(9)(9a)(9b)(9c)から離間するから、凸版(92)(92a)(92b)(92c)の途中でインキの転移が途切れる状態は生じない。
シート供給再開するには、前記S5の工程に戻って前記同様の工程を経て、印刷が継続される。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば、実施例では4色刷りで4基の印刷ユニット(3)(3a)(3b)(3c)を並列したが、印刷ユニット(3)は複数基に限らず、単色印刷であれば、1基で済ますことができる。その場合、動作制御は、1つの印刷部(30)とシート供給装置(2)の関係だけで済む。
尚、各ロール駆動装置(65)(65a)(65b)(65c)への制御通信速度のズレ及び/或いはメカニズムの癖によって、設定したタイミングから、ロール駆動装置(65)(65a)(65b)(65c)に極僅かな動作遅れが生じることがある。この場合は、この動作遅れを加味して、ロール駆動装置(65)の動作タイミングを制御することができる。例えば、その動作遅れを、シートの供給開始定位置Xから各版胴(4)(4a)(4b)(4c)までの距離を計算上で補正して、ロール駆動装置(65)を制御する。或いは、その動作遅れに対応して、インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)の動作時間を補正する等である。
フレキソ印刷機の概略説明図である。 版胴に印版を装着した状態の説明図である。 制御手順の説明図である。
符号の説明
2 シート供給装置
3 印刷ユニット
30 印刷部
4 版胴
6 インキ供給ユニット
62 インキ付けロール
65 インキ付けロールロール駆動装置
9 印版
91 ベースフィルム
92 凸版

Claims (5)

  1. ベースフィルム(91)上に凸版(92)を形成してなる印版(9)を装着する版胴(4)と、該版胴(4)に接近離間可能に配備されたインキ付けロール(62)と、該インキ付けロール(62)と共働してインキ溜り(64)を形成するインキ溜り形成部材(63)と、インキ付けロール(62)を印版(9)に接触離間させるロール駆動装置(65)と、印刷すべきシートを供給開始定位置Xから版胴(4)側に供給するシート供給装置(2)と、ロール駆動装置(65)の動作タイミングを制御する制御部(8)を含み、前記版胴(4)は自身の周方向の基準点Pに対して印版(9)の位相の調節が可能な印刷機において、
    制御部(8)は、版胴(4)の回転速度と、シートの供給開始定位置Xから版胴(4)までの距離と、インキ付けロール(62)が印版(9)と接触しない待機位置から印版(9)と接触可能な作業位置に移動するのに要する時間と、供給開始定位置Xのシートが版胴(4)に達するまでに要する時間と、版胴(4)の基準点Pが版胴(4)に送られてきたシートの基準位置に対応した状態から、印版(9)がシートの印刷予定位置に対応して正しく取り付けられている位置との位相のズレ量とから演算して、シート供給開始時は、版胴(4)上の基準点Pから版胴(4)の反回転方向に最初に位置する凸版(92)の回転方向の先端からインキが転移し始めるタイミングでインキ付けロール(62)を作業位置に移動させ、シートの供給停止時は、版胴(4)上の基準点Pから版胴(4)の回転方向に最初に位置する凸版(92)の終端までインキが転移するタイミングでインキ付けロール(62)を待機位置に移動させる様に制御することを特徴とする、印刷機。
  2. ベースフィルム(91)上に凸版(92)を形成してなる印版(9)を装着する版胴(4)と、該版胴(4)に接近離間可能に配備されたインキ付けロール(62)と、該インキ付けロール(62)と共働してインキ溜り(64)を形成するインキ溜まり形成部材(63)と、インキ付けロール(62)を版胴(4)に接触離間させるロール駆動装置(65)とを含む複数の各印刷部(30)(30a)(30b)(30c)を、シート供給装置(2)の下流側に各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の軸芯をシートの送り方向に直交する様に並設し、各ロール駆動装置(65)(65a)(65b)(65c)の動作タイミングを制御する制御部(8)を含み、前記各版胴(4)(4a)(4b)(4c)は自身の周方向の基準点P、Pa、Pb、Pcに対して印版(9)(9a)(9b)(9c)の位相の調節が可能な印刷機において、
    制御部(8)は、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の回転速度と、シートの供給開始定位置Xから各版胴(4)(4a)(4b)(4c)までの距離A、B、C、Dと各インキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)が相手印版(9)(9a)(9b)(9c)と接触しない待機位置から印版(9)と接触可能な作業位置に移動するのに要する時間と、供給開始定位置Xのシートが各版胴(4)(4a)(4b)(4c)に達するまでの時間と、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)において各版胴(4)(4a)(4b)(4c)の基準点P、Pa、Pb、Pcが版胴に送られてきたシートの基準位置に対応した状態から印版(9)がシートの印刷予定位置に対応して正しく取り付けられている位置との位相のズレ量とから各印刷部(30)(30a)(30b)(30c)毎に演算して、シート供給開始時は、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)において、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)上の基準点P、Pa、Pb、Pcから版胴の反回転方向に最初に位置する凸版(92)(92a)(92b)(92c)の回転方向の先端からインキが転移し始めるタイミングでインキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)を作業位置側に移動させ、シートの供給停止時は、各版胴(4)(4a)(4b)(4c)上の基準点P、Pa、Pb、Pcから版胴の回転方向に最初に位置する凸版(92)(92a)(92b)(92c)の反回転方向の終端までインキが転移するタイミングでインキ付けロール(62)(62a)(62b)(62c)を待機位置側に移動させる様に制御することを特徴とする、印刷機。
  3. 制御部(8)は、制御通信速度のズレ及び/或いはメカニズムの癖による動作遅れを、制御部(8)での演算課程で補正して、ロール駆動装置(65)を制御する、請求項1又は2に記載の凸版印刷機。
  4. 制御部(8)は、制御通信速度のズレ及び/或いはメカニズムの癖による動作遅れ分に対応して、シートの供給開始定位置から版胴(4)までの距離を演算上で補正して、ロール駆動装置(65)を制御する、請求項1又は2に記載の印刷機。
  5. ベースフィルム(91)は版胴(4)を1周弱巻いて版胴に着脱可能に取り付けられ、ベースフィルム(91)の周方向の両端間に、版胴の基準点Pが位置し、インキ付けロール(62)は各版胴(4)の基準点Pを狙って版胴側に接近駆動される、請求項1乃至4の何れかに記載の印刷機。
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