JP2009233985A - ニップ圧調整装置及び方法並び印刷機 - Google Patents

ニップ圧調整装置及び方法並び印刷機 Download PDF

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孝憲 岩井
Koji Nishiyama
浩司 西山
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隆幸 大久保
Minoru Sato
稔 佐藤
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Abstract

【課題】ニップ圧調整装置及び方法並びに印刷機において、適正な印刷品質を確保することができると共にローラの耐久性を向上することで長寿命化を可能とする。
【解決手段】練ローラ25,26,27,45,46,47を隣接するローラから離脱可能とするニップ圧自動調整装置37,57を設けると共に、インキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54を隣接するローラから離脱可能とするニップ圧自動調整装置38,58,82,92を設け、制御装置61は、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92により、ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じて、練ローラ25,26,27,45,46,47及びインキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54と隣接するローラとのローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、供給源から版胴までインキが供給されるインキ供給経路上で、対接する少なくとも一対のローラ間のニップ圧を調整するニップ圧調整装置及び方法、並びに、このニップ圧調整装置を有するオフセット輪転印刷機に関するものである。
例えば、新聞用オフセット輪転印刷機は、複数の給紙装置と、複数の印刷ユニットと、ターンバー装置と、折機とから構成されており、各給紙装置から印刷ユニットにウェブが供給されると、各ウェブに対して印刷が施され、ターンバー装置で複数のウェブの走行ルートが変更されてから所定の順番に重ね合わされた後、折機にて、ウェブが縦折りされてから所定の長さで横裁断され、横折されることで折帖が形成され、排紙される。
そして、このような新聞用オフセット輪転印刷機における印刷ユニットは、垂直に搬送されるウェブの左右両側に、ブランケット胴及び版胴に加えて、この版胴にインキを供給するための多数のローラからなるローラ群がそれぞれ配列されている。即ち、インキつぼ、インキ元ローラ、受渡ローラ、練ローラ、往復ローラ、インキ着ローラが直列に対接状態で配列されている。また、湿し水を供給するためのローラ群もそれぞれ配列されており、湿し水供給装置、往復ローラ、練りローラ、水着ローラが直列に対接状態で配列されている。版胴には、表面に版が装着されており、インキ着ローラ及び水着ローラがこの版胴に対接し、版胴がブランケット胴に対接している。
従って、インキ元ローラを回転すると、このインキ元ローラにより供給量が調整されたインキが、インキつぼから受渡ローラに供給され、練ローラにより練られ、往復ローラにより軸方向に広げられてからインキ着ローラに渡される。同時に湿し水供給装置により供給量が調整された湿し水が、往復ローラにより軸方向に広げられ、練ローラにより練られてから水着ローラに渡される。そして、このインキ着ローラ及び水着ローラから薄膜に形成されたインキ及び湿し水が版胴の版面に供給され、版面に付着したインキがブランケット胴に転写され、対向するブランケット胴との間にウェブが挟持されることで、このウェブに所定の印圧が掛けられ、各ブランケット胴のインキが絵柄としてウェブの両面に転写される。
上述したように、インキは、インキつぼからインキ元ローラ、受渡ローラ、練ローラ、往復ローラ、インキ着ローラ、版胴、ブランケット胴に受け渡され、このブランケット胴からウェブに転写される。同時に湿し水も湿し水供給装置から、往復ローラ、練りローラ、水着ローラ、版胴、ブランケット胴に受け渡される。この場合、インキまたは湿し水がローラ間で受け渡されるとき、一般的に、ローラの表面に形成されたインキまたは湿し水の約半分が対接するローラに受け渡されることが好ましい。そのため、対接するローラ間のニップ圧を適正に調整する必要がある。即ち、インキ及び湿し水の供給量を調整して印刷の品質を向上させるために、隣り合うローラ間のニップ圧を適正化する必要があり、印刷機には、ニップ圧を調整するニップ圧調整機構が設けられている。
従来のニップ圧調整機構としては、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載されたニップ圧調整機構は、エアを給排して圧力ホースを膨張または収縮することで、ローラ支持体を介してローラを径方向に移動し、対接するローラとのニップ圧を調整するものである。
特許第3853739号公報
ところで、オフセット輪転印刷機による印刷作業では、その印刷の種類に応じて幅の異なるウェブを使用する。例えば、版胴における軸方向一方側にのみ刷版が装着され、この刷版の幅に合わせて幅の狭いウェブが使用されると、このウェブは、刷版に対応してブランケット胴における軸方向(ウェブの幅方向)の一方側を走行するように配置される。そして、インキがインキつぼから各ローラを通してブランケット胴に受け渡されるとき、同時に湿し水が湿し水供給装置から各ローラを通してブランケット胴に受け渡されるとき、このインキ及び湿し水は刷版が装着される領域にのみ供給され、各ローラを通して版胴(刷版)に供給され、この版胴からブランケット胴によりウェブに転写される。
上述したように、ローラ間のニップ圧は、インキまたは湿し水供給量が適正となるように調整されるものの、各ローラにおける軸方向では、一定となるように調整される。また、インキまたは湿し水は、接触するローラ間に供給されることで、潤滑機能や冷却機能を発揮する。そのため、ローラ間にて、インキまたは湿し水の受け渡しのある領域では、この潤滑機能や冷却機能が発揮され、特に、ゴムローラの長寿命を図ることができる。一方、各ローラ間にて、インキまたは湿し水の受け渡しのない領域では、インキまたは湿し水の供給を行なわないため、潤滑機能や冷却機能を発揮することかできず、ローラ同士の接触により表面が高温化して酸化し、摩耗が促進されて寿命が短くなってしまう。
本発明は上述した課題を解決するものであり、適正な印刷品質を確保すると共にローラの耐久性を向上することで長寿命化を可能とするニップ圧調整装置及び方法並びに印刷機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための請求項1の発明のニップ圧調整装置は、ローラ間でインキまたは湿し水の受け渡しを行う受渡経路上で、対接する少なくとも一対のローラ間のニップ圧を調整するニップ圧調整装置において、前記ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じて、前記ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整する、ことを特徴とするものである。
請求項2の発明のニップ圧調整装置では、ウェブの幅方向における走行位置に応じて前記ローラ間のニップ圧を調整することを特徴としている。
請求項3の発明のニップ圧調整装置では、版胴に装着された刷版における画線部の領域に応じて前記ローラ間ニップ圧を調整することを特徴としている。
請求項4の発明のニップ圧調整装置では、前記ローラの軸方向における受渡領域のニップ圧が、予め設定された所定の適正ニップ圧範囲に入るように調整することを特徴としている。
請求項5の発明のニップ圧調整装置では、前記ローラの軸方向における受渡領域を除くニップ圧が、前記適正ニップ圧範囲より低くなるように調整することを特徴としている。
請求項6の発明のニップ圧調整装置では、対接する一方のローラを他方のローラから接近離反させることで、前記ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整することを特徴としている。
請求項7の発明のニップ圧調整装置では、対接する一方のローラを他方のローラに交差するように移動することで、前記ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整することを特徴としている。
また、請求項8の発明のニップ圧調整方法は、インキまたは湿し水がローラ間の軸方向における所定の受渡領域を通して受け渡されるとき、前記受渡領域のニップ圧のみが予め設定された所定の適正ニップ圧以上となるように調整するものである。
また、請求項9の発明の印刷機は、インキを供給するインキ供給装置と、該インキ供給装置により供給されたインキを受け渡す受渡ローラと、該受渡ローラから受け渡されたインキを練る練ローラと、該練ローラにより練られたインキを幅方向に広げる往復ローラと、該往復ローラのインキから受け渡されるインキを供給するインキ着ローラと、該インキ着ローラのインキが画線部に受け渡される版胴と、該版胴に受け渡されたインキを用紙に転写するブランケット胴と、が対接して回転自在に支持される印刷機において、少なくとも前記練ローラ及び前記インキ着ローラと隣接する前記各ローラ間のニップ圧を調整するニップ圧調整装置と、該ニップ圧調整装置により前記ローラの軸方向におけるインキの受渡領域に応じて前記ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するようにニップ圧を調整する制御手段と、を設けることを特徴とするものである。
請求項10の発明の印刷機では、前記版胴に湿し水を供給する水着ローラと、少なくとも前記練ローラ、前記インキ着ローラ、前記水着ローラと隣接する前記各ローラ間のニップ圧を調整するニップ圧調整装置と、該ニップ圧調整装置により前記ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じて前記ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するようにニップ圧を調整する制御手段とを設けることを特徴としている。
請求項1の発明のニップ圧調整装置によれば、ローラ間でインキまたは湿し水の受け渡しを行う受渡経路上で、対接する少なくとも一対のローラ間のニップ圧を調整可能とし、ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じて、ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整している。従って、ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域と、それ以外の領域とでニップ圧が相違するように調整されるため、インキまたは湿し水の受渡領域では、インキや湿し水を受渡すのに適正なニップ圧に調整することができ、一方、インキまたは湿し水の非受渡領域では、適正なニップ圧より低いニップ圧に調整することができ、適正な印刷品質を確保することができると共に、ローラの耐久性を向上することができ、ローラの長寿命化を可能とすることができる。
請求項2の発明のニップ圧調整装置によれば、ウェブの幅方向における走行位置に応じてローラ間のニップ圧を調整するので、ウェブの幅方向における走行位置以外の領域で、ニップ圧を低く調整することで、ローラの耐久性を向上することができる。
請求項3の発明のニップ圧調整装置によれば、版胴に装着された刷版における画線部の領域に応じてローラ間ニップ圧を調整するので、刷版における画線部のない領域で、ニップ圧を低く調整することで、ローラの耐久性を向上することができる。
請求項4の発明のニップ圧調整装置によれば、ローラの軸方向における受渡領域のニップ圧を予め設定された所定の適正ニップ圧範囲に入るように調整するので、インキまたは湿し水の受渡領域では、適正ニップ圧範囲に調整されることとなり、適正な印刷品質を確保することができる。
請求項5の発明のニップ圧調整装置によれば、ローラの軸方向における受渡領域を除くニップ圧を適正ニップ圧範囲より低くなるように調整するので、インキまたは湿し水の非受渡領域では、低いニップ圧に調整されることとなり、ローラに大きな負荷が作用せずに耐久性を向上することができる。
請求項6の発明のニップ圧調整装置によれば、対接する一方のローラを他方のローラから接近離反させることで、ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整するので、ローラ間の軸方向端部のニップ圧を固有のニップ圧に容易に調整することができる。
請求項7の発明のニップ圧調整装置によれば、対接する一方のローラを他方のローラに交差するように移動することで、ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整するので、ローラ間の軸方向中央部のニップ圧を固有のニップ圧に容易に調整することができる。
また、請求項8の発明のニップ圧調整方法によれば、インキまたは湿し水がローラ間の軸方向における所定の受渡領域を通して受け渡されるとき、受渡領域のニップ圧のみが予め設定された所定の適正ニップ圧以上となるように調整している。従って、インキまたは湿し水の受渡領域では、インキや湿し水を受渡すのに適正なニップ圧に調整することができ、一方、インキまたは湿し水の非受渡領域では、適正なニップ圧より低いニップ圧に調整することができ、適正な印刷品質を確保することができると共に、ローラの耐久性を向上することができ、ローラの長寿命化を可能とすることができる。
また、請求項9の発明の印刷機によれば、インキ供給装置と受渡ローラと練ローラと往復ローラとインキ着ローラと版胴とブランケット胴とを対接して回転自在に支持して構成し、少なくとも練ローラ及びインキ着ローラと隣接する各ローラ間のニップ圧を調整するニップ圧調整装置を設けると共に、ニップ圧調整装置によりローラの軸方向におけるインキの受渡領域に応じてローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するようにニップ圧を調整する制御手段とを設けている。従って、ローラの軸方向におけるインキの受渡領域と、それ以外の領域とでニップ圧が相違するように調整されるため、インキの受渡領域では、インキを受渡すのに適正なニップ圧に調整することができ、一方、インキの非受渡領域では、適正なニップ圧より低いニップ圧に調整することができ、適正な印刷品質を確保することができると共に、ローラの耐久性を向上することができ、ローラの長寿命化を可能とすることができる。
また、請求項10の発明の印刷機によれば、版胴に湿し水を供給する水着ローラと、練ローラ、インキ着ローラ、水着ローラと隣接する各ローラ間のニップ圧を調整するニップ圧調整装置と、ニップ圧調整装置によりローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じてローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するようにニップ圧を調整する制御手段を設けるので、ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域と、それ以外の領域とでニップ圧が相違するように調整されるため、インキまたは湿し水の受渡領域では、インキや湿し水を受渡すのに適正なニップ圧に調整することができ、一方、インキまたは湿し水の非受渡領域では、適正なニップ圧より低いニップ圧に調整することができ、適正な印刷品質を確保することができると共に、ローラの耐久性を向上することができ、ローラの長寿命化を可能とすることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るニップ圧調整装置及び方法並びに印刷機の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る新聞用オフセット輪転印刷機における印刷ユニットの概略構成図、図2は、ニップ圧自動調整装置の断面図、図3は、図2のIII−III断面図、図4は、幅の広いウェブを使用するときのニップ圧調整方法を説明するための概略図、図5は、幅の狭いウェブを使用するときのニップ圧調整方法を説明するための概略図、図6は、実施例1の新聞用オフセット輪転印刷機を表す概略図である。
実施例1において、図6に示すように、オフセット輪転印刷機として適用された新聞用オフセット輪転印刷機は、給紙装置11と、印刷装置12と、ターンバー装置13と、折機14とから構成されている。そして、給紙装置11には、それぞれウェブ(用紙)Wがロール状に巻かれた3つの巻取紙Rを保持する複数の保持アーム15が設けられ、この各保持アーム15を回動することで、巻取紙Rを給紙位置に回動することができる。また、この給紙装置11には、図示しない紙継装置が設けられており、給紙位置で繰り出されている巻取紙Rが残り少なくなると、この紙継装置により給紙位置にある巻取紙Rに対して、待機位置にある巻取紙Rを紙継することができる。
また、印刷装置12には、両面4色印刷を行う多色刷印刷ユニットと16と、両面2色印刷を行う2色刷印刷ユニットと17が設けられている。この多色刷印刷ユニット16及び2色刷印刷ユニット17は、給紙装置11から供給されたウェブWに対して所定の印刷を行うことができる。なお、本実施例では、印刷装置12を、多色刷印刷ユニット16と2色刷印刷ユニット17により構成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、両面単色印刷を行う両面単色刷ユニット、一面4色または2色印刷を行う多色刷印刷ユニットなど印刷物に応じて適宜各種ユニットを組み合わせて使用すればよい。
また、ターンバー装置13には、図示しない複数のターンバーが設けられており、各印刷ユニット16,17から送り出された各ウェブWの走行ルートを変更し、所定の順番に重ね合わせることができる。折機14は、ターンバー装置13から搬送されたウェブWを縦折りし、所定の長さで横裁断し、更に横折りして所望の折帖を形成した後に排紙するものである。
従って、まず、給紙装置11から印刷装置12を構成する多色刷印刷ユニット16や2色刷印刷ユニット17にウェブWが供給されると、各印刷ユニット16,17では、各ウェブWに対して4色刷や2色刷が行われる。次に、各印刷ユニット16,17で印刷が施された複数のウェブWは、ターンバー装置13にて、走行ルートが変更されると共に、所定の順番に重ね合わせられる。そして、複数重ね合わされたウェブWは、折機14に搬送され、ここで縦折りされた後、横裁断され、更に横折りされて所望の折帖が形成され、羽根車により排紙コンベア上に排紙される。
ここで、上述した印刷装置12における印刷ユニット16,17について説明するが、各印刷ユニット16,17のローラ配列はほぼ同様であるため、多色刷印刷ユニットと16についてのみ詳細に説明する。また、この印刷ユニット16は、4色印刷を行うことが可能となっており、各色のローラ配列はほぼ同様であるため、その一つのローラ配列についてのみ詳細に説明する。
印刷ユニット16において、図1に示すように、垂直方向に沿ったウェブWの搬送経路に対して、左右対称にローラが配列されており、ウェブWの搬送経路に対して、左側が表面印刷を行う表面印刷ユニット21であり、右側が裏面印刷を行う裏面印刷ユニット41である。
表面印刷ユニット21は、インキつぼ(インキ供給装置)22と、インキ元ローラ23と、受渡ローラ24と、3つの練ローラ25,26,27と、3つの往復ローラ28,29,30と、3つのインキ着ローラ31,32,33と、版胴35と、ブランケット胴36とがほぼ直列に対接して回転自在に支持されて構成されている。また、表面印刷ユニット21には、湿し水を供給する湿し水供給装置が設けられている。即ち、版胴35には、水着ローラ34が対接して回転自在に支持され、この水着ローラ34には、往復ローラ30が対接して回転自在に支持され、往復ローラ30に近接してスプレーダンプナー81が配設されている。このスプレーダンプナー81は、往復ローラ30の軸方向に沿って複数のスプレーノズルが配置されて構成され、湿し水を扇状に霧化して往復ローラ30に付与するものである。
即ち、インキつぼ22は、予め設定された所定粘性のインキを貯留するものであって、インキ元ローラ23が隣接して設けられている。このインキ元ローラ23は、インキつぼ22の図示しないインキキーにより調量されたインキを練り出すものであって、表面が金属により形成され、図示しないフレームに回転自在に支持されている。そして、このインキ元ローラ23は、図示しない駆動装置により矢印方向に駆動回転可能となっている。
受渡ローラ24は、インキ元ローラ23のインキを受け渡すものであって、表面が金属または樹脂により形成され、インキ元ローラ23に対接するようにフレームに回転自在に支持されている。練ローラ25は、受渡ローラ24から受け渡されたインキを練るものであって、表面がゴムにより形成され、受渡ローラ24に対接するようにフレームに回転自在に支持されている。往復ローラ28は、練ローラ25により練られたインキを幅方向に広げるものであって、表面が金属により形成され、練ローラ25に対接するようにフレームに回転自在に支持されると共に、軸方向に往復移動可能となっている。なお、他の練ローラ26は、隣接するローラ間で受け渡されるインキを練るものであり、練ローラ27は、隣接するローラ間で受け渡される湿し水を練るものであって、表面がゴムにより形成され、隣接するローラに対接するようにフレームに回転自在に支持されている。また、他の往復ローラ29は、隣接するローラ間で受け渡されるインキを幅方向に広げるもの、往復ローラ30は、隣接するローラ間で受け渡されるインキを幅方向に広げるものであって、表面が金属により形成され、隣接するローラに対接するようにフレームに回転自在に支持されると共に、軸方向に往復移動可能となっている。
インキ着ローラ31,32,33と、水着ローラ34は、往復ローラ28,29により広げられたインキ、もしくは往復ローラ30により広げられた湿し水を受け取って供給するものであって、表面がゴムにより形成され、往復ローラ28,29,30に対接するようにフレームに回転自在に支持されている。そして、受渡ローラ24と練ローラ25,26,27と往復ローラ28,29,30とインキ着ローラ31,32,33と、水着ローラ34は、図示しないギアにより同期駆動するように連結され、駆動装置により矢印方向に駆動回転可能となっている。
版胴35は、表面に図示しない刷版が巻き付けられる金属ローラであり、インキ着ローラ31,32,33と、水着ローラ34のインキが刷版の画線部に受け渡されるものであって、インキ着ローラ31,32,33と、水着ローラ34に対接するようにフレームに回転自在に支持されている。ブランケット胴36は、表面に図示しないブランケット(ゴム)が巻き付けられるゴムローラであり、版胴35から受け渡されたインキをウェブWに転写するものであって、版胴35に対接するようにフレームに回転自在に支持されている。そして、版胴35とブランケット胴36は、図示しないギアにより同期駆動するように連結され、駆動装置により矢印方向に駆動回転可能となっている。
この場合、版胴35に装着される刷版は、絵柄のある領域(画線部)と絵柄のない領域(非画線部)が形成され、画線部が親油性であり、非画線部が親水性である。そのため、版胴35に装着された刷版に対して、インキ着ローラ31,32,33からインキが供給されると共に、水着ローラ34から湿し水が供給されると、画線部のみにインキが転写され、非画線部に湿し水が転写される。そして、版胴35に対してブランケット胴36が対接して同期回転すると、版胴35から画線部にあるインキがブランケット胴36に転写される。
一方、裏面印刷ユニット41も同様の構成となっており、インキつぼ(インキ供給装置)42と、インキ元ローラ43と、受渡ローラ44と、3つの練ローラ45,46,47と、3つの往復ローラ48,49,50と、3つのインキ着ローラ51,52,53と、版胴55と、ブランケット胴56とがほぼ直列に対接して回転自在に支持されて構成されている。また、表面印刷ユニット41には、湿し水を供給する湿し水供給装置が設けられている。即ち、版胴55には、水着ローラ54が対接して回転自在に支持され、この水着ローラ54には、往復ローラ50が対接して回転自在に支持され、往復ローラ50に近接してスプレーダンプナー91が配設されている。このスプレーダンプナー91は、往復ローラ50の軸方向に沿って複数のスプレーノズルが配置されて構成され、湿し水を扇状に霧化して往復ローラ50に付与するものである。
即ち、インキつぼ42は、予め設定された所定粘性のインキを貯留するものであって、インキ元ローラ43が隣接して設けられている。このインキ元ローラ43は、インキつぼ42の図示しないインキキーにより調量されたインキを練り出すものであって、表面が金属により形成され、図示しないフレームに回転自在に支持されている。そして、このインキ元ローラ43は、図示しない駆動装置により矢印方向に駆動回転可能となっている。
受渡ローラ44は、インキ元ローラ43のインキを受け渡すものであって、表面が金属または樹脂により形成され、インキ元ローラ43に対接するようにフレームに回転自在に支持されている。練ローラ45は、受渡ローラ44から受け渡されたインキを練るものであって、表面がゴムにより形成され、受渡ローラ44に対接するようにフレームに回転自在に支持されている。往復ローラ48は、練ローラ45により練られたインキを幅方向に広げるものであって、表面が金属により形成され、練ローラ45に対接するようにフレームに回転自在に支持されると共に、軸方向に往復移動可能となっている。なお、他の練ローラ46は、隣接するローラ間で受け渡されるインキを練るもの、練ローラ47は、隣接するローラ間で受け渡される湿し水を練るものであって、表面がゴムにより形成され、隣接するローラに対接するようにフレームに回転自在に支持されている。また、他の往復ローラ49は、隣接するローラ間で受け渡されるインキを幅方向に広げるもの、往復ローラ50は、隣接するローラ間で受け渡されるインキを幅方向に広げるものであって、表面が金属により形成され、隣接するローラに対接するようにフレームに回転自在に支持されると共に、軸方向に往復移動可能となっている。
インキ着ローラ51,52,53と、水着ローラ54は、往復ローラ48,49により広げられたインキ、もしくは往復ローラ50により広げられた湿し水を受け取って供給するものであって、表面がゴムにより形成され、往復ローラ48,49,50に対接するようにフレームに回転自在に支持されている。そして、受渡ローラ44と練ローラ45,46,47と往復ローラ48,49,50とインキ着ローラ51,52,53と、水着ローラ54は、図示しないギアにより同期駆動するように連結され、駆動装置により矢印方向に駆動回転可能となっている。
版胴55は、表面に図示しない刷版が巻き付けられる金属ローラであり、インキ着ローラ51,52,53と、水着ローラ54のインキが刷版の画線部に受け渡されるものであって、インキ着ローラ51,52,53と、水着ローラ54に対接するようにフレームに回転自在に支持されている。ブランケット胴56は、表面に図示しないブランケット(ゴム)が巻き付けられるゴムローラであり、版胴55から受け渡されたインキをウェブWに転写するものであって、版胴55に対接するようにフレームに回転自在に支持されている。そして、版胴55とブランケット胴56は、図示しないギアにより同期駆動するように連結され、駆動装置により矢印方向に駆動回転可能となっている。
従って、表面印刷ユニット21にて、インキ元ローラ23により調量されたインキが、インキつぼ22からこのインキ元ローラ23を通して受渡ローラ24に供給される。この受渡ローラ24に供給されたインキは、練ローラ25を通して往復ローラ28に受け渡され、この往復ローラ28が軸方向に往復移動することで、幅方向に広げられる。また、この往復ローラ28で幅方向に広げられたインキは、練ローラ26を通して往復ローラ29に受け渡され、この往復ローラ29が軸方向に往復移動することで、更に幅方向に広げられる。
そして、各往復ローラ28,29により幅方向に広げられたインキは、インキ着ローラ31,32,33に供給され、このインキ着ローラ31,32,33が回転することで、このインキ着ローラ31,32,33上のインキは、版胴35の版面に受け渡され、このとき、インキ着ローラ31,32,33上のインキは、版胴35に装着された刷版の画線部のみに転写される。一方、スプレーダンプナー81は、扇状に霧化した湿し水を往復ローラ30に付与し、水着ローラ34を通して版胴35に装着された刷版の非画線部のみに転写される。そして、この版胴35が回転することで、刷版の画線部にあるインキがブランケット胴36に受け渡される。
一方、裏面印刷ユニット41にて、インキ元ローラ43により調量されたインキが、インキつぼ42からこのインキ元ローラ43を通して受渡ローラ44に供給される。この受渡ローラ44に供給されたインキは、練ローラ45を通して往復ローラ48に受け渡され、この往復ローラ48が軸方向に往復移動することで、幅方向に広げられる。また、この往復ローラ48で幅方向に広げられたインキは、練ローラ46を通して往復ローラ49に受け渡され、この往復ローラ49が軸方向に往復移動することで、更に幅方向に広げられる。
そして、各往復ローラ48,49により幅方向に広げられたインキは、インキ着ローラ51,52,53に供給され、このインキ着ローラ51,52,53が回転することで、このインキ着ローラ51,52,53上のインキは、版胴55の版面に受け渡され、このとき、インキ着ローラ51,52,53上のインキは、版胴55に装着された刷版の画線部のみに転写される。一方、スプレーダンプナー91は、扇状に霧化した湿し水を往復ローラ50に付与し、水着ローラ54を通して版胴55に装着された刷版の非画線部のみに転写される。そして、この版胴55が回転することで、刷版の画線部にあるインキがブランケット胴56に受け渡される。
その後、各ブランケット胴36,56の間にウェブWが通過するときに、その印圧により各ブランケット胴36,56に転写されたインキ(絵柄)がウェブWの表裏に転写される。即ち、ウェブWの表面に対して、ブランケット胴36のインキが転写され、ウェブWの裏面に対して、ブランケット胴56のインキが転写されることで、ウェブWへの両面印刷が行われる。
その後、各ブランケット胴36,56の間にウェブWが通過するときに、その印圧により各ブランケット胴36,56に転写されたインキ(絵柄)がウェブWの表裏に転写される。即ち、ウェブWの表面に対して、ブランケット胴36のインキが転写され、ウェブWの裏面に対して、ブランケット胴56のインキが転写されることで、ウェブWへの両面印刷が行われる。
このように構成された印刷ユニット16にて、本実施例では、表面印刷ユニット21にて、練ローラ25,26,27とインキ着ローラ31,32,33と水着ローラ34と、隣接する各ローラとのニップ圧を調整するニップ圧自動調整装置37,38,82が設けられている。また、裏面印刷ユニット41にて、練ローラ45,46,47とインキ着ローラ51,52,53と水着ローラ54と、隣接する各ローラとのニップ圧を調整するニップ圧自動調整装置57,58,92が設けられている。そして、このニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92により練ローラ25,26,27,45,46,47とインキ着ローラ31,32,33,51,52,53と水着ローラ34,54を移動し、隣接する各ローラとのニップ圧を自動調整する制御装置61を設けている。
即ち、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92は、練ローラ25,26,27,45,46,47及びインキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54と対接する各ローラとのニップ圧を自動調整するものである。
この場合、図1では、表面印刷ユニット21にて、3つの練ローラ25,26,27に対して一つのニップ圧自動調整装置37、3つのインキ着ローラ31,32,33に対して一つのニップ圧自動調整装置38、水着ローラ34に対して一つのニップ圧自動調整装置82だけ図示しているが、全ての練ローラ25,26,27、インキ着ローラ31,32,33と、水着ローラ34に対して個別のニップ圧自動調整装置が設けられている。また、同様に、裏面印刷ユニット41にて、3つの練ローラ45,46,47に対して一つのニップ圧自動調整装置57、3つのインキ着ローラ51,52,53に対して一つのニップ圧自動調整装置58、水着ローラ34に対して一つのニップ圧自動調整装置92だけ図示しているが、全ての練ローラ45,46,47、インキ着ローラ51,52,53と、水着ローラ54に対して個別のニップ圧自動調整装置が設けられている。更に、制御装置61は、全てのニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92を駆動制御可能となっている。
ここで、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92について説明するが、各ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92はほぼ同様の構成をなしているため、ニップ圧自動調整装置37についてのみ説明する。また、このニップ圧自動調整装置37は、練ローラ26における軸方向の両側の軸端部に設けられており、両者は同様の構成をなしているため、一方についてのみ説明する。
ニップ圧自動調整装置37において、図2及び図3に示すように、フレーム71には、円筒形状をなすケース72が固定され、このケース72は、外筒72aと内筒72bを有している。支持体73は、ケース72と同様に、円筒形状をなし、ケース72の外筒72aと内筒72bとの間に遊嵌されている。そして、この支持体73に練ローラ26の端部が連結されている。
ケース72は、その内筒72bの外周面にリング形状をなす摩擦プレート74が固定される一方、支持体73は、その内周面にリング形状をなす摩擦プレート75が固定されており、各摩擦プレート74,75は交互に配列されている。また、ケース72は、内筒72bの内側に駆動ロッド76が軸方向に移動自在に支持されており、一端部に各摩擦プレート74,75を押圧して接触可能な押圧部76aが形成されている。また、駆動ロッド76は、他端部に支持プレート76bが形成されており、ケース72の内筒72bと支持プレート76bとの間に圧縮バネ77が介装されている。
また、フレーム71とケース72との間には、駆動ロッド76の支持プレート76bを押圧するための圧力室78が形成されると共に、フレーム71にこの圧力室78に連通するエア供給孔71aが形成されており、このエア供給孔71aには、図示しないエア供給装置が連結されている。
更に、ケース72の外筒72aと支持体73との間の空間部には、周方向に4分割されたチューブ79が介装されており、各チューブ79に対して個別にエアを給排することができる。
従って、圧力室78にエアを供給しない状態では、駆動ロッド76は、圧縮バネ77の付勢力により、図2にて左方に付勢支持されており、押圧部76aが各摩擦プレート74,75を押圧して接触することで、その摩擦力によりケース72に対して支持体73、つまり、練ローラ26をこの位置に固定することができる。一方、エア供給孔71aから圧力室78にエアを供給すると、駆動ロッド76は、支持プレート76bが圧力を受け、圧縮バネ77の付勢力に抗して図2にて右方に移動する。すると、押圧部76aが各摩擦プレート74,75の押圧を解除して離間することで、ケース72に対して支持体73、つまり、練ローラ26が自由状態となる。ここで、4つのチューブ79内のいずれかにエアを給排することで、各チューブ79が膨張及び収縮して支持体73、つまり、練ローラ26を移動し、隣接するローラとのニップ圧を調整することができる。
そして、本実施例の印刷ユニット16にて、制御装置61は、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92を制御することで、ローラの軸方向におけるインキの受渡領域に応じて、ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整する。具体的には、ウェブWの幅方向における走行位置に応じてローラ間のニップ圧を調整する。また、版胴35,55に装着された刷版における画線部の領域に応じてローラ間ニップ圧を調整する。
そして、制御装置61は、ローラの軸方向における受渡領域のニップ圧が、予め設定された所定の適正ニップ圧範囲に入るように調整する一方、ローラの軸方向における受渡領域を除くニップ圧が、適正ニップ圧範囲より低くなるように調整する。この場合、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92により対接する一方のローラを他方のローラから接近離反させることで、ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整する。
ここで、制御装置61によるニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92を用いた練ローラ25,26,27,45,46,47及びインキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ24,54のニップ圧調整制御について具体的に説明する。なお、ここでは、前述と同様に、ニップ圧自動調整装置37による練ローラ26と往復ローラ29とのニップ圧を調整する場合について説明する。
図4に示すように、刷版が版胴の軸方向におけるほぼ全域にわたって装着されるとき、画線部の領域も全域にわたって存在する。また、この場合、ウェブWの幅方向における走行位置も同様に全域にわたって存在する。従って、練ローラ26及び往復ローラ29の軸方向におけるインキの受渡領域は、領域Wとなる。そのため、制御装置61は、練ローラ26の左右に設けられたニップ圧自動調整装置37a,37bを制御し、インキの受渡領域Wが適正ニップ圧Psとなるように練ローラ26を移動し、往復ローラ29とのニップ圧を調整する。この場合、練ローラ26の軸心Oと往復ローラ29の軸心Oは、ほぼ平行となっている。
一方、図5に示すように、ウェブWの幅方向における走行位置がほぼ半分の領域であるとき、画線部の領域も半分の領域となる。従って、練ローラ26及び往復ローラ29の軸方向におけるインキの受渡領域は、その軸方向における一方側の領域Wとなる。そのため、制御装置61は、練ローラ26の左右に設けられたニップ圧自動調整装置37a,37bを制御し、インキの受渡領域Wが適正ニップ圧Ps以上(適正ニップ圧範囲)となるように練ローラ26を移動し、往復ローラ29とのニップ圧を調整する。この場合、ニップ圧自動調整装置37aにより練ローラ26のおける軸方向一端部を往復ローラ29に接近させ、ニップ圧自動調整装置37bにより他端部を離反させる。つまり、練ローラ26の軸心Oと往復ローラ29の軸心Oの角度が、所定の傾斜角度θとなるように、練ローラ26の軸心Oを傾かせることで、インキの受渡領域Wのニップ圧を適正ニップ圧Ps以上とし、インキの非受渡領域Wのニップ圧を適正ニップ圧Ps以下とする。
従って、インキまたは湿し水の受渡領域Wでは、インキまたは湿し水を受渡すのに適正なニップ圧に調整することで、適正な印刷品質が確保される。一方、インキまたは湿し水の非受渡領域Wでは、適正なニップ圧より低いニップ圧に調整することで、ゴム製の練ローラ26は往復ローラ29との間で大きな圧力が作用することはなく、高温化による摩耗が促進されることはない。
なお、上述の説明では、練ローラ26と往復ローラ29との間のニップ圧調整について説明したが、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92は、練ローラ25,26,27,45,46,47及びインキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54と隣接するローラとの間のニップ圧を全て前述したものと同様に調整する。
このように実施例1のニップ圧調整装置にあっては、練ローラ25,26,27,45,46,47を隣接するローラから離脱可能とするニップ圧自動調整装置37,57を設けると共に、インキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54を隣接するローラから離脱可能とするニップ圧自動調整装置38,58,82,92を設け、制御装置61は、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92により、ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じて、練ローラ25,26,27,45,46,47及びインキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54と隣接するローラとのローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整している。
従って、ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域と、それ以外の領域とでニップ圧が相違するように調整されるため、インキまたは湿し水の受渡領域では、インキまたは湿し水を受渡すのに適正なニップ圧に調整することができ、一方、インキまたは湿し水の非受渡領域では、適正なニップ圧より低いニップ圧に調整することができ、適正な印刷品質を確保することができると共に、ローラの耐久性を向上することができ、ローラの長寿命化を可能とすることができる。
また、実施例1のニップ圧調整装置では、ウェブWの幅方向における走行位置に応じてローラ間のニップ圧を調整しており、ウェブWの幅方向における走行位置以外の領域でニップ圧を低く調整することで、ローラの耐久性を向上することができる。更に、版胴35,55に装着された刷版における画線部の領域に応じてローラ間ニップ圧を調整しており、刷版における画線部のない領域でニップ圧を低く調整することで、ローラの耐久性を向上することができる。
また、実施例1のニップ圧調整装置では、ローラの軸方向における受渡領域のニップ圧を予め設定された所定の適正ニップ圧範囲に入るように調整しており、インキまたは湿し水の受渡領域では、適正ニップ圧範囲に調整されることとなり、適正な印刷品質を確保することができる。一方、ローラの軸方向における受渡領域を除くニップ圧を適正ニップ圧範囲より低くなるように調整しており、インキまたは湿し水の非受渡領域では、低いニップ圧に調整されることとなり、ローラに大きな負荷が作用せずに耐久性を向上することができる。
また、実施例1のニップ圧調整装置では、対接する一方のローラを他方のローラから接近離反させることで、ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整しており、ローラ間の軸方向端部のニップ圧を固有のニップ圧に容易に調整することができる。
図7は、本発明の実施例2に係る新聞用オフセット輪転印刷機におけるニップ圧調整方法を説明するための概略図である。なお、本実施例のニップ圧調整装置における全体構成は、上述した実施例1とほぼ同様であり、図1を用いて説明すると共に、この実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2の新聞用オフセット輪転印刷機において、図1に示すように、印刷ユニット16は、垂直方向に沿ったウェブWの搬送経路に対して、左右対称にローラが配列された表面印刷ユニット21と裏面印刷ユニット41により構成されている。
即ち、表面印刷ユニット21は、インキつぼ22と、インキ元ローラ23と、受渡ローラ24と、3つの練ローラ25,26,27と、3つの往復ローラ28,29,30と、3つのインキ着ローラ31,32,33と、水着ローラ34と、版胴35と、ブランケット胴36とがほぼ直列に対接して回転自在に支持されて構成されている。一方、裏面印刷ユニット41は、インキつぼ42と、インキ元ローラ43と、受渡ローラ44と、3つの練ローラ45,46,47と、3つの往復ローラ48,49,40と、3つのインキ着ローラ51,52,53と、水着ローラ54と、版胴55と、ブランケット胴56とがほぼ直列に対接して回転自在に支持されて構成されている。
そして、表面印刷ユニット21にて、練ローラ25,26,27及びインキ着ローラ31,32,33及び水着ローラ34と隣接する各ローラとのニップ圧を調整するニップ圧自動調整装置37,38,82が設けられている。また、裏面印刷ユニット41にて、練ローラ45,46,47及びインキ着ローラ51,52,53及び水着ローラ54と隣接する各ローラとのニップ圧を調整するニップ圧自動調整装置57,58,92が設けられている。そして、このニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92により練ローラ25,26,27,45,46,47及びインキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54を移動して隣接する各ローラとのニップ圧を自動調整する制御装置61を設けている。
この制御装置61は、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92を制御することで、ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じて、ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整する。具体的には、ウェブWの幅方向における走行位置に応じてローラ間のニップ圧を調整する。また、版胴35,55に装着された刷版における画線部の領域に応じてローラ間ニップ圧を調整する。
そして、制御装置61は、ローラの軸方向における受渡領域のニップ圧が、予め設定された所定の適正ニップ圧範囲に入るように調整する一方、ローラの軸方向における受渡領域を除くニップ圧が、適正ニップ圧範囲より低くなるように調整する。この場合、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92により対接する一方のローラを他方のローラに交差するように移動することで、ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整する。
ここで、制御装置61によるニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92を用いた練ローラ25,26,27,45,46,47及びインキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54のニップ圧調整制御について具体的に説明する。なお、ここでは、前述と同様に、ニップ圧自動調整装置37による練ローラ26と往復ローラ29とのニップ圧を調整する場合について説明する。
図7に示すように、ウェブWの幅方向における走行位置が版胴の軸方向における中央部の領域にわたるとき、画線部の領域もこの中央部の領域となる。従って、練ローラ26及び往復ローラ29の軸方向におけるインキの受渡領域は、その軸方向における中央部側の領域Wとなる。そのため、制御装置61は、練ローラ26の左右に設けられたニップ圧自動調整装置37a,37bを制御し、インキの受渡領域Wが適正ニップ圧Ps以上(適正ニップ圧範囲)となるように練ローラ26を移動し、往復ローラ29とのニップ圧を調整する。この場合、ニップ圧自動調整装置37aにより練ローラ26のおける軸方向一端部を、往復ローラ29との対接方向に直交する一方側に移動させ、ニップ圧自動調整装置37bにより他端部を、往復ローラ29との対接方向に直交する他方側に移動させる。つまり、練ローラ26の軸心Oと往復ローラ29の軸心Oの角度が、所定の交差角度θとなるように、練ローラ26の軸心Oを交差させることで、インキの受渡領域Wのニップ圧を適正ニップ圧Ps以上とし、インキの非受渡領域Wのニップ圧を適正ニップ圧Ps以下とする。
従って、インキの受渡領域Wでは、インキを受渡すのに適正なニップ圧に調整することで、適正な印刷品質が確保される。一方、インキの非受渡領域Wでは、適正なニップ圧より低いニップ圧に調整することで、ゴム製の練ローラ26は往復ローラ29との間で大きな圧力が作用することはなく、高温化による摩耗が促進されることはない。
なお、上述の説明では、練ローラ26と往復ローラ29との間のニップ圧調整について説明したが、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92は、練ローラ25,26,27,45,46,47及びインキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54と隣接するローラとの間のニップ圧を全て前述したものと同様に調整する。
このように実施例2のニップ圧調整装置にあっては、練ローラ25,26,27,45,46,47を隣接するローラから離脱可能とするニップ圧自動調整装置37,57を設けると共に、インキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54を隣接するローラから離脱可能とするニップ圧自動調整装置38,58,82,92を設け、制御装置61は、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92により、ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じて、練ローラ25,26,27,45,46,47及びインキ着ローラ31,32,33,51,52,53及び水着ローラ34,54と隣接するローラとのローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整している。
従って、ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域と、それ以外の領域とでニップ圧が相違するように調整されるため、インキまたは湿し水の受渡領域では、インキまたは湿し水を受渡すのに適正なニップ圧に調整することができ、一方、インキまたは湿し水の非受渡領域では、適正なニップ圧より低いニップ圧に調整することができ、適正な印刷品質を確保することができると共に、ローラの耐久性を向上することができ、ローラの長寿命化を可能とすることができる。
この場合、対接する一方のローラを他方のローラに交差するように移動することで、ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整しており、ローラ間の軸方向中央部のニップ圧を固有のニップ圧に容易に調整することができる。
なお、インキの供給方法として、インキ元ローラと受渡ローラとの間に所定のギャップを設けることで、インキ元ローラのインキを受渡ローラのくぼみに受け渡して供給するギャップ転移方式(連続インキ供給式)と、インキ元ローラと往復ローラとの間に往復移動する呼出ローラを設けることで、インキ元ローラのインキを呼出ローラを介して往復ローラに受け渡して供給する呼出転移方式(間欠インキ供給式)とがある。本実施例では、ギャップ転移方式(連続インキ供給式)としたが、呼出転移方式(間欠インキ供給式)としてもよい。即ち、上述した実施例では、インキ供給装置をインキつぼ22,42及びインキ元ローラ23,43により構成したが、この構成に限定されるものではなく、受渡ローラ24,44に代えて、インキ元ローラ23,43と練ローラ25,45との間で往復移動する呼出ローラとしてもよい。更に、噴射式のインキ供給ポンプとしてもよい。
また、上述した実施例では、ニップ圧自動調整装置37,38,57,58,82,92を、複数のチューブ79に対してエアを給排することで構成し、固定装置を複数の摩擦プレート74,75により構成したが、この構成に限定されるものではない。
また、上述した実施例では、本発明のニップ圧調整装置及び方法並びに印刷機を新聞用オフセット輪転印刷機に適用して説明したが、商業用印刷機など他の印刷機に適用することもできる。また、枚葉印刷機でもよく、両面印刷機としたが、片面印刷機としてもよい。
また、上述した実施例では、スプレーダンプナー81,91及び往復ローラ30,50及び練りローラ27,47及び水着ローラ34,54から構成される湿し装置を有する印刷ユニット16を適用して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、水無し印刷のように湿し装置を持たない印刷ユニットに適用してもよい。
本発明に係るニップ圧調整装置及び方法並びに印刷機は、ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じてニップ圧が相違するように調整することで、適正な印刷品質を確保することができると共に、ローラの耐久性を向上することで長寿命化を可能とするものであり、いずれの印刷機にも適用することができる。
本発明の実施例1に係る新聞用オフセット輪転印刷機における印刷ユニットの概略構成図である。 ニップ圧自動調整装置の断面図である。 図2のIII−III断面図である。 幅の広いウェブを使用するときのニップ圧調整方法を説明するための概略図である。 幅の狭いウェブを使用するときのニップ圧調整方法を説明するための概略図である。 実施例1の新聞用オフセット輪転印刷機を表す概略図である。 本発明の実施例2に係る新聞用オフセット輪転印刷機におけるニップ圧調整方法を説明するための概略図である。
符号の説明
11 給紙装置
12 印刷装置
13 ターンバー装置
14 折機
21 表面印刷ユニット
22,42 インキつぼ(インキ供給装置)
23,43 インキ元ローラ
24,44 受渡ローラ
25,26,27,45,46,47 練ローラ
28,29,30,48,49,50 往復ローラ
31,32,33,51,52,53 インキ着ローラ
34,54 水着ローラ
35,55 版胴
36,56 ブランケット胴
37,38,57,58,82,92 ニップ圧自動調整装置
41 裏面印刷ユニット
61 制御装置(制御手段)
82,92 スプレーダンプナー
W ウェブ(用紙)

Claims (10)

  1. ローラ間でインキまたは湿し水の受け渡しを行う受渡経路上で、対接する少なくとも一対のローラ間のニップ圧を調整するニップ圧調整装置において、
    前記ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じて、前記ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整する、
    ことを特徴とするニップ圧調整装置。
  2. ウェブの幅方向における走行位置に応じて前記ローラ間のニップ圧を調整することを特徴とする請求項1に記載のニップ圧調整装置。
  3. 版胴に装着された刷版における画線部の領域に応じて前記ローラ間ニップ圧を調整することを特徴とする請求項1に記載のニップ圧調整装置。
  4. 前記ローラの軸方向における受渡領域のニップ圧が、予め設定された所定の適正ニップ圧範囲に入るように調整することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のニップ圧調整装置。
  5. 前記ローラの軸方向における受渡領域を除くニップ圧が、前記適正ニップ圧範囲より低くなるように調整することを特徴とする請求項4に記載のニップ圧調整装置。
  6. 対接する一方のローラを他方のローラから接近離反させることで、前記ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のニップ圧調整装置。
  7. 対接する一方のローラを他方のローラに交差するように移動することで、前記ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するように調整することを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のニップ圧調整装置。
  8. インキまたは湿し水がローラ間の軸方向における所定の受渡領域を通して受け渡されるとき、前記受渡領域のニップ圧のみが予め設定された所定の適正ニップ圧以上となるように調整することを特徴とするニップ圧調整方法。
  9. インキを供給するインキ供給装置と、
    該インキ供給装置により供給されたインキを受け渡す受渡ローラと、
    該受渡ローラから受け渡されたインキを練る練ローラと、
    該練ローラにより練られたインキを幅方向に広げる往復ローラと、
    該往復ローラのインキから受け渡されるインキを供給するインキ着ローラと、
    該インキ着ローラのインキが画線部に受け渡される版胴と、
    該版胴に受け渡されたインキを用紙に転写するブランケット胴と、
    が対接して回転自在に支持される印刷機において、
    少なくとも前記練ローラ及び前記インキ着ローラと隣接する前記各ローラ間のニップ圧を調整するニップ圧調整装置と、
    該ニップ圧調整装置により前記ローラの軸方向におけるインキの受渡領域に応じて前記ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するようにニップ圧を調整する制御手段と、
    を設けることを特徴とする印刷機。
  10. 前記版胴に湿し水を供給する水着ローラと、少なくとも前記練ローラ、前記インキ着ローラ、前記水着ローラと隣接する前記各ローラ間のニップ圧を調整するニップ圧調整装置と、該ニップ圧調整装置により前記ローラの軸方向におけるインキまたは湿し水の受渡領域に応じて前記ローラ間の軸方向におけるニップ圧が相違するようにニップ圧を調整する制御手段とを設けることを特徴とする請求項9に記載の印刷機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014038425A1 (ja) * 2012-09-04 2014-03-13 三菱重工印刷紙工機械株式会社 印刷機及びインキ供給方法

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